JP2011197633A - 光導波路コリメータおよび光スイッチ装置 - Google Patents

光導波路コリメータおよび光スイッチ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コリメータレンズを保持する部材が脱離しにくい光導波路コリメータおよびこれを用いた光スイッチ装置を提供すること。
【解決手段】光ファイバ1の光出射端面1aと同一面上にある光出射面21と、接着領域面22とを有する光ファイバ固定基材2と、光ファイバ1の光出射端面1a側に配置されたコリメータレンズ4と、コリメータレンズ4を保持し、光ファイバ1の光出射端面1aとコリメータレンズ4とを所定距離に維持するためのレンズ保持部材3と、を備え、レンズ保持部材3は接着領域面22に接着固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバ等の光導波路の光出射端面側にコリメータレンズを配置した光導波路コリメータおよびこれを用いた光スイッチ装置に関するものである。
光導波路、たとえば光ファイバから出射された光は、光ファイバの開口数に応じてそのビーム径が広がりながら空間を伝播する。そのため、特に空間結合系においては、光ファイバの光出射端面側にコリメータレンズを配置して、出射光を平行光にするか集光し、出射光を取り扱いやすいようにしている。
光ファイバの光出射端側にコリメータレンズを配置する場合、光ファイバの光出射端面とコリメータレンズとの間に、光ファイバの開口数やコリメータレンズの焦点距離に応じた最適な離隔距離(たとえば、0.1〜数mm程度)を設ける必要がある。この離隔距離を設けるために、光ファイバとコリメータレンズとの間に、コリメータレンズを保持する部材として、ガラス板からなるスペーサを配置する方法がある(例えば特許文献1参照)。
図16は、従来の光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。この光ファイバコリメータ70は、アレイ状に配列した光ファイバ1を挿通固定する光ファイバ固定基材2と、光ファイバ固定基材2の光出射面2dに主面73aにおいて接合されたガラス板からなるスペーサ73と、スペーサ73の他の主面73bに接合されたコリメータレンズ4とを備えている。
この光ファイバコリメータ70は、スペーサ73の厚さによって、コリメータレンズ4と光ファイバ1の光出射端面との最適な離隔距離を確保している。
なお、光ファイバ固定基材2の光出射面2dにスペーサ73を接合する際、およびスペーサ73にコリメータレンズ4を接合する際には、接着剤を使用するのが簡単、低コストであり、小型化も可能である。また、一般に、光ファイバ1の光出射端面には、端面反射を防止するために反射防止膜であるAR(Anti-Reflection)コートを形成する。光ファイバ1の光出射端面にこのARコートを形成するには、光ファイバ1の光出射端面と、この面と面一になっている光ファイバ固定基材2の光出射面2d全体とにARコートを形成するのが簡単である。また、ARコートは、光ファイバ固定基材2とスペーサ73との接合面である主面73aおよび、コリメータレンズ4とスペーサ73との接合面である主面73bにも形成することが好ましい。
特開2008−40447号公報
しかしながら、図16に示されるような従来の光ファイバコリメータ70では、外力や熱膨張収縮等に伴う内部応力によりスペーサ73に負荷が掛かる等の理由によって、スペーサ73が光ファイバ固定基材2から脱離する場合がある。ARコートは、誘電体膜を多層に積んだものであり、特に剥がれ易い。従って、光ファイバ固定基材2の光出射面2dもしくはスペーサ73の主面73aの表面のARコートが剥がれることによって、スペーサ73が光ファイバ固定基材2から脱離しやすい。この場合、スペーサ73が接着されていた光出射面2dと、光出射面2dとは面一になっている光ファイバ1の光出射端面とが、接着剤を介して脱離の衝撃を受けてしまい、損傷を受ける場合があるという問題がある。特に、光ファイバ1の光出射端面および光出射面2dの全体にARコートを形成している場合には、スペーサ73の脱離によってARコートが剥離するなどの損傷を受けてしまうため、その修復が困難であるという問題がある。
また、図16に示した従来の光ファイバコリメータ70では、スペーサ73の主面73aおよび主面73bにARコートを形成するのが好ましいが、ARコートを形成すると高価になってしまうという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コリメータレンズを保持する部材が脱離しにくく、ARコートの破損を防止した光導波路コリメータおよびこれを用いた光スイッチ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光導波路コリメータは、光導波路の光出射端面を有する光出射面と、該光出射面と区画された接着領域面とを有する光導波路基材と、前記光導波路の光出射端面側に配置されたコリメータレンズと、前記コリメータレンズを保持し、前記光導波路基材の前記接着領域面に接着固定されるレンズ保持部材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る光導波路コリメータは、上記の発明において、前記レンズ保持部材は、前記光出射端面と前記コリメータレンズとを所定距離に維持するためのスペーサ部と、前記接着領域面に接着固定するための接合部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る光導波路コリメータは、上記の発明において、前記光導波路は、光ファイバであり、前記光導波路基材は、該光導波路基材の光出射面と前記光ファイバの光出射端面とが面一になるように形成されたものであることを特徴とする。
また、本発明に係る光導波路コリメータは、上記の発明において、前記レンズ保持部材は、前記光導波路の光出射端面から出力する光を通過させるための孔を有することを特徴とする。
また、本発明に係る光導波路コリメータは、上記の発明において、前記レンズ保持部材はガラスもしくはマシナブルセラミックスからなることを特徴とする。
また、本発明に係る光導波路コリメータは、上記の発明において、前記光導波路の光出射端面に反射防止膜が形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る光導波路コリメータは、上記の発明において、前記光導波路の光出射端面を含む前記光導波路基材の光出射面に反射防止膜が形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る光導波路コリメータは、上記の発明において、アレイ状に配列した複数の前記光導波路と、該各光導波路に対応させて配置された複数の前記コリメータレンズとを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る光導波路コリメータは、上記の発明において、前記コリメータレンズは前記レンズ保持部材に接着剤で接着され、前記レンズ保持部材の前記コリメータレンズを配置する領域の周りに接着剤収納溝が形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る光スイッチ装置は、上記の発明のいずれか一つに記載の光導波路コリメータを備えることを特徴とする。
本発明によれば、コリメータレンズを保持する部材が脱離しにくいという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る光ファイバコリメータの分解斜視図である。 図3は、実施の形態1に係る光ファイバコリメータにおけるコリメータレンズを取り付ける部分の拡大斜視図である。 図4は、図1のIV−IV断面図である。 図5は、実施の形態1に係る光ファイバコリメータにおけるコリメータレンズを取り付ける部分の拡大断面図である。 図6は、実施の形態2に係る光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。 図7は、図6に示す光ファイバコリメータの光ファイバ固定基材のA矢視図である。 図8は、図6に示す光ファイバコリメータの、或る光ファイバに沿った一部断面図である。 図9は、実施の形態2の変形例を示す光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。 図10は、実施の形態3に係る光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。 図11は、実施の形態4に係る光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。 図12は、実施の形態5に係る光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。 図13は、実施の形態6に係る光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。 図14は、実施の形態7に係る光スイッチ装置の構成を示すブロック図である。 図15は、図14に示す光スイッチ装置の動作を説明する説明図である。 図16は、従来の光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る光導波路コリメータおよび光スイッチ装置の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、各図面において、同一または対応する要素には適宜同一の符号を付している。さらに、図面は模式的なものであり、各層の厚みと幅との関係、各層の比率などは、現実のものとは異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る光導波路コリメータである光ファイバコリメータ80の模式的な斜視図であり、図2は光ファイバコリメータ80の分解斜視図、図3はコリメータレンズを取り付ける部分の拡大斜視図、図4は図1のIV−IV断面図、図5はコリメータレンズを取り付ける部分の拡大断面図である。
図1に示すように、この光ファイバコリメータ80は、アレイ状に配列した複数の光ファイバ1と、光ファイバ1を固定する光導波路基材としての光ファイバ固定基材2と、光ファイバ1と対応させて配置された複数のコリメータレンズ4と、コリメータレンズ4を保持するレンズ保持部材3と、を備えている。
光ファイバ固定基材2は、直方体形状の部材である。この光ファイバ固定基材2の材質は特に限定されず、例えば、ガラス、金属、セラミックス、樹脂などで形成することができる。特に、光ファイバ固定基材2をマシナブルセラミックスからなるものとすれば、切削加工等の機械加工がし易く、熱膨張係数がたとえば約9×10−6/℃程度と、ガラスの熱膨張係数(約7×10−6/℃程度)と同程度に小さいので好ましい。マシナブルセラミクスについては、例えばマコール(登録商標)などがある。また、樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)などを用いることができる。図2に示すように、光ファイバ固定基材2の一方(図2中z方向の一方)の端面には、他方の端面に向けて貫通する光ファイバ挿入孔23が形成された光出射面21を有する。この光ファイバ固定基材2の一方の端面において、光出射面21のy方向の両側には、区画溝24を介して一対の接着領域面22が形成されている。すなわち、これら一対の接着領域面22は、区画溝24を介して光出射面21を挟んでいる。
光ファイバ固定基材2は、光ファイバ1の光出射端面1aと光出射面21とが面一となるように光ファイバ1が固定されている。すなわち、光出射面21は光出射端面1aと同一面上にある。また、図5に示すように、光出射端面1aを含めた光出射面21には、たとえば誘電体多層膜からなるARコート5が形成されている。
また、図2に示すように、光ファイバ固定基材2の光出射面21の周縁部には、複数の位置決め穴25が形成されている。この位置決め穴25には、位置決めピン26が差し込まれるようになっている。
図1および図2に示すように、光ファイバ固定基材2には、光ファイバ挿入孔23に干渉しないように、図2に示すx方向に沿って一対の取付用貫通孔27が形成されている。これら取付用貫通孔27には、図1に示すように、固定用ネジ7が挿入されて、図示しない被取り付け部へ固定用ネジ7を螺合させることにより、光ファイバ固定基材2を固定するようになっている。
また、図2に示すように、光ファイバ固定基材2における接着領域面22には、接着剤6が塗布され、上記したレンズ保持部材3の対応する領域と接着される。なお、レンズ保持部材3には、上記した光ファイバ固定基材2の位置決め穴25と対応する位置に、位置決め穴33が形成されている。これら位置決め穴33には、位置決めピン26が差し込まれることにより、レンズ保持部材3の位置決めがなされるようになっている。
図2〜4に示すように、レンズ保持部材3は、光ファイバ固定基材2の光ファイバ挿入孔23に対応する位置に、光ファイバ1の光出射端面1aから出力される光を通過させるための複数の光通過孔31が形成されている。レンズ保持部材3における光ファイバ固定基材2と接合する面と反対側の面には、光通過孔31の外側を矩形状の輪郭を取るように形成された接着剤収納溝32が形成されている。図2に示すように、接着剤収納溝32で囲まれた領域には、それぞれコリメータレンズ4が接着されている。なお、図3は、光通過孔31を取り囲む矩形状の領域の四隅に接着剤6Aを塗布してコリメータレンズ4を貼り合わせる状態を示す斜視図である。このように光通過孔31を取り囲むように接着剤収納溝32を形成したことにより、図5に示すように、余剰な接着剤6Aが接着剤収納溝32に流れ込み他のコリメータレンズ4を接着すべき領域に流入することが防止される。したがって、コリメータレンズ4を汚損することや互いに隣接するコリメータレンズ4同士を接着固定してしまうことや接着剤6Aによりコリメータレンズ4が傾いたり浮いたりすることなどを防止できる。特に、本実施の形態では、コリメータレンズ4が傾いたり浮いたりすることにより、光学系の位置精度が低下することを防止できる。
また、近年、光ファイバコリメータを用いた光スイッチ(波長選択スイッチ)では、コリメータレンズアレイのピッチを小さくすることが望まれている。その理由は、コリメータレンズアレイのピッチを小さくすることにより、光スイッチのスイッチ角度が小さくてすみ、光軸近くを通るほうがレンズの収差の影響が小さくなり、光スイッチの小型化が図り易くなるからである。本実施の形態では、接着剤6Aを収納する接着剤収納溝32を形成しているため、隣接するコリメータレンズ4の接着領域に接着剤6Aが及んで隣接するコリメータレンズ4を接着する際に、コリメータレンズ4が浮いたり傾いたりすることを防止できる。したがって、本実施の形態では、コリメータレンズ4の狭ピッチ化を進めることができる。なお、図5は、コリメータレンズ4を接着した部分を図2に示すy方向に切断した状態を示す部分断面図である。
なお、本実施の形態における接着剤収納溝32の縁部は断面直角形状であるが、断面アール形状やテーパ状とするなど面取りをすることにより、接着剤6Aを接着剤収納溝32へより流し込み易くすることができる。
図4および図5に示すように、レンズ保持部材3は、その厚さによって、コリメータレンズ4と光ファイバ1の光出射端面1aとの最適な離隔距離を確保している。この離隔距離は、たとえばコリメータレンズ4の焦点距離程度に設定される。この場合、光ファイバ1を伝搬してきた光は、光出射端面1aから出射されると、コリメータレンズ4によってコリメートされて、平行光として外部に出射される。
ここで、レンズ保持部材3は、光ファイバ固定基材2の接着領域面22に塗布された接着剤6により接着固定されている。しかし、レンズ保持部材3は、ARコート5が形成された光ファイバ固定基材2の光出射面1aに当接しているが、接着はされていない状態となっている。
このように、この光ファイバコリメータ80は、レンズ保持部材3と光ファイバ固定基材2とが、光出射面21以外の面である接着領域面22において接着されており、ARコート5が形成される光出射端面1aおよび光出射面21においては接着されておらず、当接しているのみである。また、光出射端面1aにARコートをする際、接着領域面22はARコートをされないようにマスクをしておくとよい。それらの結果、外力や内部応力によりレンズ保持部材3がARコート5を引っ張って、ARコート5を剥がしたりして損傷を与えることがない。また、ARコート5が剥離することでレンズ保持部材3が脱離することがない。
なお、レンズ保持部材3の材質は特に限定されず、たとえば、ガラス、金属、セラミックス、樹脂などを用いることができる。特に、レンズ保持部材3をマシナブルセラミックスからなるものとすれば、切削加工等の機械加工がし易く、熱膨張係数がたとえば約9×10−6/℃程度と、ガラスの熱膨張係数(約7×10−6/℃程度)と同程度に小さいので好ましい。マシナブルセラミクスについては、例えばマコール(登録商標)などがある。また、樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリカーボネート(PC)などを用いることができる。
また、特に、このレンズ保持部材3は、光ファイバ1の光出射端面1aから出力する光を通過させるための光透過孔31を有する。したがって、レンズ保持部材3の材質は透明でなくてもよく、かつ、コリメータレンズ4が保持された面にARコートを形成する必要はない。
以上説明したように、本実施の形態1に係る光ファイバコリメータ80は、コリメータレンズ4のためのレンズ保持部材3が脱離しにくいものである。また、ARコート5を設ける箇所を削減することができるため、低コスト化を実現できる。さらに、接着面にARコート5がないため、信頼性を高めることができる。
なお、上記において、接着剤6に換えて粘着シート等の他の接着手段を用いてもよい。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2に係る光導波路コリメータである光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。図6に示すように、この光ファイバコリメータ10は、アレイ状に配列した複数の光ファイバ1と、光ファイバ1を固定する光導波路基材としての光ファイバ固定基材2と、光ファイバ1と対応させて配置された複数のコリメータレンズ4と、スペーサ部13aにおいてコリメータレンズ4を保持するレンズ保持部材13と、を備えている。
図7は、図6に示す光ファイバコリメータ10の光ファイバ固定基材2のA矢視図である。図7に示すように、光ファイバ固定基材2は、V溝2bが形成された基部2aと、基部2a上に固定される蓋部2cとからなる。この光ファイバ固定基材2は、V溝2bに光ファイバ1を載置し、蓋部2cによって光ファイバ1を軽く押さえた状態で固定している。
この光ファイバ固定基材2の材質は特に限定されず、たとえば、ガラス、金属、セラミックスとすることができる。
なお、光ファイバ固定基材2は、図7に示すようなV溝2bを用いた構造のものに限られず、たとえば貫通孔が形成され、光ファイバ1をその貫通孔に挿通して固定する構造のものでもよい。
つぎに、図8は、図6に示す光ファイバコリメータ10の、或る光ファイバ1に沿った一部断面図である。図8に示すように、光ファイバ固定基材2は、光出射面2dと、接着領域面としての、光出射面2dと垂直をなす側面2eとを有している。また、光ファイバ固定基材2は、光ファイバ1の光出射端面1aと光出射面2dとが面一となるように光ファイバ1を固定している。すなわち、光出射面2dは光出射端面1aと同一面上にある。また、光出射端面1aを含めた光出射面2dには、たとえば誘電体多層膜からなるARコート5が形成されている。
また、レンズ保持部材13は、その断面がL字形状を有しており、スペーサ部13aの側面13bと、接合部としての接合面13cとを有している。また、スペーサ部13aは孔13dを有している。また、レンズ保持部材13は、接着剤等による接合によってコリメータレンズ4を保持している。このレンズ保持部材13は、スペーサ部13aの厚さによって、コリメータレンズ4と光ファイバ1の光出射端面1aとの最適な離隔距離を確保している。この離隔距離は、たとえばコリメータレンズ4の焦点距離程度に設定される。この場合、光ファイバ1を伝搬してきた光L1は、光出射端面1aから出射されると、コリメータレンズ4によってコリメートされて、平行光L2として外部に出射される。
ここで、レンズ保持部材13は、その接合面13cにおいて、光ファイバ固定基材2の側面2eと、接着剤6により接合固定されている。一方、スペーサ部13aの側面13bは、ARコート5が形成された光ファイバ固定基材2の光出射面2dに当接しているが、接着はされていない状態となっている。
このように、この光ファイバコリメータ10は、レンズ保持部材13と光ファイバ固定基材2とが、光出射面2d以外の側面である側面2eにおいて接着されており、ARコート5が形成される光出射端面1aおよび光出射面2dにおいては接着されておらず、当接しているのみである。その結果、外力や内部応力によりレンズ保持部材13がARコート5を引っ張って、ARコート5を剥がしたりして損傷を与えることがない。また、ARコート5が剥離することでレンズ保持部材13が脱離することがない。
なお、レンズ保持部材13の材質は特に限定されず、たとえば、ガラス、金属、セラミックスとすることができる。特に、レンズ保持部材13をマシナブルセラミックスからなるものとすれば、切削加工等の機械加工がし易く、熱膨張係数がたとえば約9×10−6/℃程度と、ガラスの熱膨張係数(約7×10−6/℃程度)と同程度に小さいので好ましい。マシナブルセラミクスについては、例えばマコール(登録商標)などがある。
また、特に、このレンズ保持部材13は、スペーサ部13aにおいて、図8に示すように光ファイバ1の光出射端面1aから出力する光を通過させるための孔13dを有する。したがって、レンズ保持部材13の材質は透明でなくてもよく、かつ、コリメータレンズ4が保持されたスペーサ部13aの側面にARコートを形成する必要はない。
以上説明したように、本実施の形態2に係る光ファイバコリメータ10は、コリメータレンズ4のためのレンズ保持部材13が脱離しにくいものである。また、スペーサ部13aの側面13bにARコートを形成する必要がないものである。
なお、上記において、接着剤6に換えて粘着シート等の他の接合手段を用いてもよい。
(実施の形態2の変形例)
図9は、上記した実施の形態2の変形例に係る光ファイバコリメータ10Aを示す斜視図である。この変形例は、レンズ保持部材13のスペーサ部13aにおいてコリメータレンズ4を貼り付ける領域(円形領域)の周りに接着剤収納溝13eを形成した点が上記した実施の形態2と異なるのみで、他の構成は、実施の形態2の光ファイバコリメータ10と同様である。なお、この変形例においては、接着剤収納溝13eは、コリメータレンズ4を貼り付ける領域の輪郭の直ぐ外側に、この輪郭に沿って形成されていることが好ましいが、この輪郭と接着剤収納溝との距離が常に一定である必要はない。
この変形例によれば、コリメータレンズ4を接着する余剰な接着剤が接着剤収納溝13eに流れ込み、コリメータレンズ4を汚損することを防止できる。したがってコリメータレンズ4同士の間に接着剤収納溝13eを流れ込ませることにより、コリメータレンズ4同士の間隔を大きくとる必要がなくなり、狭ピッチ化を進めることができる。また、互いに隣接するコリメータレンズ4同士を接着固定してしまうことや、隣接するコリメータレンズ4を接着する領域に接着剤が付着して、コリメータレンズ4が傾いたり浮いたりすることによる光学系の位置精度の低下を防止できる。
(実施の形態3)
つぎに、本発明の実施の形態3について説明する。図10は、本実施の形態3に係る光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。図10に示すように、この光ファイバコリメータ20は、図6に示した光ファイバコリメータ10において、レンズ保持部材13を断面がコの字形状のレンズ保持部材23に置き換えた構成を有するものである。
このレンズ保持部材23は、光ファイバ固定基材2の側面2e、2fと、接合面23b、23cにおいて接着剤によって接合しており、スペーサ部23aは光ファイバ固定基材2の光出射面2dとは接合していない。したがって、レンズ保持部材23が脱離しにくい構成となっている。
(実施の形態4)
つぎに、本発明の実施の形態4について説明する。図11は、本実施の形態4に係る光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。図11に示すように、この光ファイバコリメータ30は、図1に示した光ファイバコリメータ10において、レンズ保持部材13を断面がコの字形状のレンズ保持部材33に置き換えた構成を有するものである。
このレンズ保持部材33は、断面がコの字形状である点は図10に示すレンズ保持部材23と同じである。しかしながら、レンズ保持部材33は、光ファイバ固定基材2の他の側面2g、2hと、接合面33b、33cにおいて接着剤によって接着させており、スペーサ部33aは光ファイバ固定基材2の光出射面2dとは接着されていないものである。この光ファイバコリメータ30も、レンズ保持部材33が脱離しにくい構成となっている。
(実施の形態5)
つぎに、本発明の実施の形態5について説明する。図12は、本実施の形態5に係る光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。図12に示すように、この光ファイバコリメータ40は、図6に示した光ファイバコリメータ10において、レンズ保持部材13をレンズ保持部材43に置き換えた構成を有するものである。
このレンズ保持部材43は、不図示のコリメータレンズを保持しているスペーサ部43aから突出した、接合部としてのコの字形状の4つの嵌合部材43bを有している。そして、レンズ保持部材43は、この嵌合部材43bが形成する枠に光ファイバ固定基材2が嵌められた状態で、嵌合部材43bに塗布された接着剤によって、光ファイバ固定基材2に接着されている。この光ファイバコリメータ40も、レンズ保持部材43が脱離しにくい構成となっている。
(実施の形態6)
上記実施の形態は、光ファイバ1をアレイ状に配列したものであるが、光ファイバ1の数は限定されない。つぎに説明する本発明の実施の形態6は、光ファイバが1本のものである。
図13は、実施の形態6に係る光ファイバコリメータの模式的な斜視図である。図13に示すように、この光ファイバコリメータ50は、1本の光ファイバ1と、光ファイバ1を固定する光ファイバ固定基材52と、光ファイバ1と対応させて配置された1つのコリメータレンズ4と、スペーサ部53aにおいてコリメータレンズ4を保持するレンズ保持部材53と、を備えている。
このレンズ保持部材53は、光ファイバ固定基材52の側面52bと、接合面53bにおいて接着剤によって接着されており、スペーサ部53aは光ファイバ固定基材52の光出射面52aとは接着されていない。この光ファイバコリメータ50も、レンズ保持部材53が脱離しにくい構成となっている。
なお、上記実施の形態3〜6において、光ファイバ固定基材およびレンズ保持部材の材質については、上述した実施の形態1および実施の形態2の場合と同様である。
(実施の形態7)
つぎに、本発明の実施の形態7に係る光スイッチ装置について説明する。本実施の形態7に係る光スイッチ装置は、入力した波長多重光信号から所定の波長の光信号を選択し、その光信号の波長ごとに経路を切り換えて出力する波長選択光スイッチ装置である。
図14は、本実施の形態7に係る光スイッチ装置の構成を示すブロック図である。図14に示すように、この光スイッチ装置100は、光ファイバの各々が異なる経路の光ファイバ伝送路に接続した、図6に示す実施の形態2に係る光ファイバコリメータ10と、光ファイバコリメータ10に対して順次配置された、アナモルフィックプリズムペア61と、回折格子62と、集光レンズ63と、λ/4波長板64と、たとえばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems、微小電気機械システム)から構成され、アレイ状に配置された3つの可動式ミラー65〜67とを備えている。さらに、この光スイッチ装置100は、3つの可動式ミラー65〜67を制御するためのモニタ素子68と制御回路69とを備えている。なお、実際には回折格子62において光路は曲げられるので、アナモルフィックプリズムペア61から可動式ミラー65〜67までの各素子は回折格子62の前後で角度を持って配置されるが、図14においては、簡略化のために直列に配置して示している。
つぎに、光スイッチ装置100の動作について説明する。図15は、図14に示す光スイッチ装置100の動作を説明する説明図である。なお、図15は、光スイッチ装置100を図14の方向とは垂直の方向(上方)から見た図である。はじめに、光ファイバコリメータ10は、或る光ファイバ伝送路を伝送して光ファイバ1から入力した波長多重光信号OS1を平行光としてアナモルフィックプリズムペア61に出力する。アナモルフィックプリズムペア61は、波長多重光信号OS1のビーム径を、回折格子62の格子の配列方向に広げて、波長多重光信号OS1が多くの格子に当たるように、波長選択の分解能を高めるようにしている。回折格子62は、入射した波長多重光信号OS1に含まれる所定の波長の光信号OS1aを所定の角度に出力する。集光レンズ63は、λ/4波長板64を通して、光信号OS1aを可動式ミラー65に集光する。
可動式ミラー65はそのミラー面によって、集光した光信号OS1aを反射させる。このときの反射光は、反射光信号OS2として、λ/4波長板64、集光レンズ63、回折格子62、アナモルフィックプリズムペア61を順次経由して、光ファイバコリメータ10の所望の光ファイバ1へと入力し、この光ファイバ1に接続した光ファイバ伝送路へと出力する。なお、λ/4波長板64は、光信号OS1aと反射光信号OS2との光の偏光状態が互いに直交するように、その偏光状態を変化させる。これによって、アナモルフィックプリズムペア61および回折格子62の偏波依存性を補償するようにしている。
また、回折格子62は、波長多重光信号OS1に含まれる他の所定の波長の光信号OS1b、OS1cをそれぞれ他の所定の角度に出力する。各光信号OS1b、OS1cは、それぞれ可動式ミラー66、67で反射され、反射光信号OS3または反射光信号OS4として、λ/4波長板64、集光レンズ63、回折格子62、アナモルフィックプリズムペア61を順次経由して、それぞれ光ファイバコリメータ10の所望の光ファイバ1へと入力し、この光ファイバ1に接続した光ファイバ伝送路へと出力する。
ここで、可動式ミラー65〜67は、モニタ素子68が反射光信号OS2〜OS4の一部を分岐した光の波長および強度をモニタし、このモニタの結果をもとに可動式ミラー65〜67の各ミラー部を独立に可動させることによって、それぞれの反射光信号OS2〜OS4の反射角度が最適になるように制御される。反射光信号OS2〜OS4の分岐は、たとえば光ファイバコリメータ10の一部に分岐カプラを設けたり、光スイッチ装置100内の適当な位置に分岐用のミラーを設けたりすることによって行うことができる。なお、モニタ素子68は、たとえばAWG(Arrayed Waveguide Grating)素子と複数のフォトダイオードとから構成される。
この光スイッチ装置100は、実施の形態2に係る光ファイバコリメータ10を備えているので、容易に元の状態に修復できるものとなる。
なお、上記実施の形態では、光導波路が光ファイバである場合について示したが、光導波路基材がPLC(Planar Lightwave Circuit:平面光波回路)であって、光導波路はこのPLCに形成されたものであってもよい。
また、上記実施の形態により本発明が限定されるものではない。上記各実施形態の各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。たとえば、実施の形態7に係る光スイッチ装置に、実施の形態1、実施の形態2の変形例、実施の形態3〜6に係る光ファイバコリメータを適用してもよい。
また、上記実施の形態3〜6に係る光ファイバコリメータにおいて、上記実施の形態2の変形例で形成された接着剤収納溝13eと同様の接着剤収納溝をコリメータレンズの配置領域の周りに形成してもよい。
1 光ファイバ
1a 光出射端面
2、52 光ファイバ固定基材
2a 基部
2b V溝
2c 蓋部
2d、52a 光出射面
2e〜2h、13b、52b 側面
3 レンズ保持部材
4 コリメータレンズ
5 ARコート
6 接着剤
6A 接着剤
7 固定用ネジ
10〜50、70、80 光ファイバコリメータ
13〜53 レンズ保持部材
13a〜53a スペーサ部
13c、23b、23c、33b、33c、53b 接合面
13d 孔
21 光出射面
22 接着領域面
23 光ファイバ挿入孔
24 区画溝
25 位置決め穴
26 位置決めピン
27 取付用貫通孔
31 光通過孔
32 接着剤収納溝
33 位置決め穴
43b 嵌合部材
61 アナモルフィックプリズムペア
62 回折格子
63 集光レンズ
64 λ/4波長板
65〜67 可動式ミラー
68 モニタ素子
69 制御回路
73 スペーサ
73a、73b 主面
100 光スイッチ装置
L1 光
L2 平行光
OS1 波長多重光信号
OS1a〜OS1c 光信号
OS2〜OS4 反射光信号

Claims (10)

  1. 光導波路の光出射端面を有する光出射面と、該光出射面と区画された接着領域面とを有する光導波路基材と、
    前記光導波路の光出射端面側に配置されたコリメータレンズと、
    前記コリメータレンズを保持し、前記光導波路基材の前記接着領域面に接着固定されるレンズ保持部材と、
    を備えることを特徴とする光導波路コリメータ。
  2. 前記レンズ保持部材は、前記光出射端面と前記コリメータレンズとを所定距離に維持するためのスペーサ部と、前記接着領域面に接着固定するための接合部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の光導波路コリメータ。
  3. 前記光導波路は、光ファイバであり、前記光導波路基材は、該光導波路基材の光出射面と前記光ファイバの光出射端面とが面一になるように形成されたものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光導波路コリメータ。
  4. 前記レンズ保持部材は、前記光導波路の光出射端面から出力する光を通過させるための孔を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の光導波路コリメータ。
  5. 前記レンズ保持部材はガラスもしくはマシナブルセラミックスもしくは樹脂からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の光導波路コリメータ。
  6. 前記光導波路の光出射端面に反射防止膜が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の光導波路コリメータ。
  7. 前記光導波路の光出射端面を含む前記光導波路基材の光出射面に反射防止膜が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の光導波路コリメータ。
  8. アレイ状に配列した複数の前記光導波路と、該各光導波路に対応させて配置された複数の前記コリメータレンズとを備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の光導波路コリメータ。
  9. 前記コリメータレンズは前記レンズ保持部材に接着剤で接着され、前記レンズ保持部材の前記コリメータレンズを配置する領域の周りに接着剤収納溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の光導波路コリメータ。
  10. 請求項1〜9のいずれか一つに記載の光導波路コリメータを備えることを特徴とする光スイッチ装置。
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