JP2011196923A - 軸ロック機構、トルク検量機構 - Google Patents

軸ロック機構、トルク検量機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2011196923A
JP2011196923A JP2010066126A JP2010066126A JP2011196923A JP 2011196923 A JP2011196923 A JP 2011196923A JP 2010066126 A JP2010066126 A JP 2010066126A JP 2010066126 A JP2010066126 A JP 2010066126A JP 2011196923 A JP2011196923 A JP 2011196923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
torque
contact
torque transmission
calibration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010066126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5482352B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Kadowaki
康浩 門脇
Kazutomo Nagaoka
万朋 永岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sinfonia Technology Co Ltd
Original Assignee
Sinfonia Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sinfonia Technology Co Ltd filed Critical Sinfonia Technology Co Ltd
Priority to JP2010066126A priority Critical patent/JP5482352B2/ja
Publication of JP2011196923A publication Critical patent/JP2011196923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5482352B2 publication Critical patent/JP5482352B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Abstract

【課題】軸の回転を適切に規制することができるとともに、検量アームの水平レベリングも簡便に行うことが可能な軸ロック機構を提供する。
【解決手段】軸トルクを検出可能なトルク計Tのトルク伝達軸T1の一端側に接続されたダイナモメータDの回転軸D1をロックし得るものであり、トルク計Tのトルク伝達軸T1の他端側に間接的に取り付けられる検量アームAとともにトルク検量機構Xを構成する軸ロック機構1を、回転軸D1の異形状部D2に接触し得る当接部21aを有する軸ロック部2と、検量アームAに錘Wを懸吊させて異形状部D2に当接部21aを接触させた接触状態を維持しながら軸ロック部2を回転させて軸D1の回転角度及び検量アームAの姿勢を調整可能な調整部3とを用いて構成した。
【選択図】図4

Description

本発明は、トルク計のトルク伝達軸を回転不能にロックする軸ロック機構、及び軸ロック機構を備えたトルク検量機構に関するものである。
従来より、軸トルクを検出可能なトルク計の精度誤差を定期的に検量するためのトルク検量装置として、トルク計のトルク伝達軸の一端側をロックした状態で、トルク伝達軸の他端側に検量アームを取り付け、この検量アームに錘を吊して検量を行うようにしたものが知られている。
このようなトルク検量装置に適用される軸ロック機構として、特許文献1には、トルク計を取付台上に載置して固定し、トルク伝達軸の一端側(具体的にはトルク伝達軸の一端側に設けたカップリング)における外周面の一部に左右一対の切削面を形成しておき、軸の上方から挿入した上下を逆にしたU字状をなす軸ロック本体の内側面を切削面に隙間無く密に接触させることによってトルク伝達軸の回転を規制する構成が開示されている。
特許3843802号公報
ところで、トルク検量装置は、トルク伝達軸の他端側に取り付けた検量アームに錘を吊して検量を行う関係上、検量時には検量アームを水平に設定しなければ正確な検量を行うことができない。しかしながら、特許文献1に開示されている態様では、内側面を切削面に隙間無く密に接触させた逆U字状の軸ロック本体を取付台にボルトで固定するため、検量アームの水平調整(水平レベリング)が必要な場合には、軸に対する検量アームの取付角度自体を調整しなければならない。その際、作業者は、長尺で比較的重量物である検量アームを手で持ちながらその姿勢を調整し、水平姿勢となった位置で検量アームを軸に固定するという煩雑な作業を強いられていた。なお、軸に対する検量アームの取付角度自体を調整する方法として、検量アームに同一円周上に形成した多数の長孔に挿入したボルトの締結状態を一旦緩めて、検量アームに付帯させた水準器を観察しながら検量アームの姿勢を調整し、検量アームが水平となった位置で各ボルトを再度締め付けて固定する方法も考えられるが、この方法では多数のボルトを操作したり、長孔とボルトとの関係を調整したりする必要があって作業が煩雑となる。
本発明は、このような問題に着目してなされたものであって、主たる目的は、軸の回転を適切に規制することができるとともに、検量アームの水平レベリングも簡便に行うことが可能な軸ロック機構を提供することにある。
すなわち本発明は、軸トルクを検出可能なトルク計のトルク伝達軸の一端側に取り付けられこのトルク伝達軸の連続回転動作を規制し得るものであり、トルク伝達軸の他端側に取り付けられる検量アームとともにトルク検量機構を構成する軸ロック機構に関するものである。
ここで、本発明の軸ロック機構は、トルク計のトルク伝達軸の一端側を直接ロックするもの、またはトルク計のトルク伝達軸の一端側を間接的にロックするもの、これら何れのタイプであってもよい。なお、「トルク伝達軸を間接的にロックする」とは、「トルク伝達軸と一体回転可能に接続された軸またはトルク伝達軸と一体回転可能な部分(フランジ部等)や部材(カップリング等)をロックする」という意味である。同様に、検量アームは、トルク伝達軸の他端側に直接取り付けられるもの、またはトルク伝達軸の他端側に間接的に取り付けられるもの、これら何れであってもよく、「トルク伝達軸に間接的に取り付けられる検量アーム」とは、トルク伝達軸と一体回転可能に接続された軸またはトルク伝達軸と一体回転可能な部分(フランジ部等)や部材(カップリング等)に取り付けられる検量アーム」を意味する。
そして、本発明の軸ロック機構は、トルク伝達軸の外周面に形成された異形状部に接触し得る当接部を有する軸ロック部と、検量アームに所定重量の荷重を掛けて異形状部に当接部を接触させた接触状態を維持しながら軸ロック部を移動させてトルク伝達軸の回転角度及び検量アームの姿勢を調整可能な調整部とを備えていることを特徴としている。
ここで、「異形状部」としては、軸の外周面に形成した平坦部や部分楕円弧部、あるいは凹凸部が挙げられる。軸ロック部の当接部の形状は異形状部の形状に応じて適宜設定すればよい。また、軸ロック部の「移動」は、「回転移動」、「平行移動」の何れであってもよく、或いは「回転移動と平行移動とを組み合わせた移動」であっても構わない。
このような軸ロック機構であれば、軸ロック部でトルク伝達軸の一端側を連続回転不能にロックした状態を維持しながら調整部により軸ロック部を移動させることによって、トルク伝達軸の回転角度を調整し、このトルク伝達軸の他端側に取り付けた検量アームの姿勢を調整できるため、作業者は長尺で比較的重量物である検量アームを手で持ちながらその姿勢を調整し、水平姿勢となった位置で検量アームを軸に固定するという煩雑な作業を強いられることがない。
また、本発明の軸ロック機構において、調整部を、トルク伝達軸に対して相対移動不能な支持部に螺合進退動作可能に支持され且つ先端部で軸ロック部の一部を押圧可能な螺合進退部材を用いて構成し、支持部に対する螺合進退部材の螺合深さに応じて軸ロック部を移動させるようにすれば、簡単な構造で調整部を実現することができ、低コスト化を図ることができる。
さらに、本発明の軸ロック機構は、軸ロック部に一体または一体的に設けられ、且つ軸の異形状部と当接部との接触部分よりも軸の中心から遠ざかる方向に突出した突出部を有し、この突出部を螺合進退部材の先端部で押圧することによって軸ロック部を移動させるように構成することができる。このような構成であれば、軸の異形状部と当接部との接触部分よりも軸の中心から遠い位置で軸ロック部の一部である突出部を螺合進退部材の先端部で押圧することになるため、「梃子の原理」により、比較的小さい力で突出部を含む軸ロック部全体を移動させることができ、検量アームの水平レベリング処理をスムーズに行うことができ、作業効率の向上に資する。特に、この場合、螺合進退部材として、小型のネジを適用することが可能になる。
軸ロック部の好適な実施態様としては、当接部を異形状部に接触させた接触状態において軸を挟み得る箇所に位置付けられる一対の開口先端部に連続する領域に当接部を形成した軸ロック部本体と、接触状態において開口先端部間の距離が拡開することを防止する変形防止部とを備えたものが挙げられる。このような軸ロック部であれば、軸の連続回転を規制した状態で軸からの負荷(トルク)を受けた場合に軸ロック部本体が開口先端部同士を拡開する方向に変形し得る可能性が生じ得るが、変形防止部によりこのような事態を回避することができ、軸ロック部による軸の良好なロック状態を維持することができる。さらに、この変形防止部に軸中心から離間する方向(ラジアル方向)に突出する突出部を設ければ、調整部の螺合進退部の先端部で軸ロック部を押圧する位置を、当接部と異形状部との接触箇所よりも軸中心から遠い位置に設計上の無理なく容易に設定することができ、好適である。
また、本発明のトルク検量機構は、軸トルクを検出可能なトルク計のトルク伝達軸の一端側に取り付けられる上述した軸ロック機構と、トルク計のトルク伝達軸の他端側に取り付けられる検量アームとを備えていることを特徴としている。
このようなものであれば、上述した軸ロック機構に基づく種々の作用効果を発揮し、検量アームの姿勢調整を簡単且つ適切に行うことができるトルク検量機構となる。
本発明によれば、軸ロック部によって軸の連続回転を規制した状態でこの軸ロック部自体を移動させるという斬新な技術的思想を採用することによって、この軸ロック部にロックされた軸の回転角度を調整して検量アームの姿勢をも調整できるように構成しているため、軸の連続回転を適切に規制しつつ、検量アームの水平レベリング処理も簡便に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る軸ロック機構を備えた軸トルク検量機構の全体構成模式図。 同実施形態で適用するダイナモ装置の全体構成模式図。 同実施形態で適用する検量アームの全体図。 同実施形態に係る軸ロック機構の全体概略図。 ロック状態にある同実施形態に係る軸ロック機構を軸方向に沿って見た図。 アンロック状態にある同実施形態に係る軸ロック機構の図5対応図。 図5におけるa方向矢視図。
本発明の一実施形態に係る軸ロック機構1は、図1に示すように、軸トルクを検出可能なトルク計Tのトルク伝達軸T1の一端側に取り付けるものであり、トルク計Tのトルク伝達軸T1の他端側に取り付けられる検量アームAとともにトルク検量機構Xを構成する。
このトルク検量機構Xを用いることによって、例えば電動機の発生トルク等の出力特性、または発電機の発電特性を測定可能な図2に示す動力伝達系の試験装置Y(ダイナモ装置)に適用されるトルク計Tの検量(校正)を行うことができる。
図2に示す動力伝達系の試験装置Yは、ダイナモメータDと、このダイナモメータDと所定間隔をおいて対向配置した供試体である電動機Mと、ダイナモメータDと電動機Mとの間に配置したトルク計Tとを備えたものである。本実施形態では、トルク計Tと電動機Mとの間に中間軸受けユニットUを配置し、ダイナモメータD、電動機M及び中間軸受けユニットUを共通のベースB上に固定している。また、本実施形態の動力伝達系の試験装置Yは、共通の供試体ブラケットKに複数種の供試体(例えば電動機や発動機)から選択した1つの供試体(図示例では電動機M)を取り付けることができるように設定している。トルク計Tのトルク伝達軸T1の一端側はカップリングCaを介してダイナモメータDの回転軸D1に連結され、トルク伝達軸T1の他端側は中間軸U1の一端側に設けたフランジ部Fに連結されている。また、電動機Mの回転軸M1は、中間軸U1の他端側に設けたフランジ部FにカップリングCbを介して連結されている。以上のような構成により、ダイナモメータDの回転軸D1と電動機Mの回転軸M1とは、トルク計T、中間軸受けユニットU、カップリングCa、Cbを介して同心軸状に連結され、一体回転可能なものとなっている。
ここで、トルク計Tは、例えばトルク伝達軸T1の回転による捩れによって歪みが発生する起歪部(図示省略)が内部に有し、この起歪部に付帯させた歪ゲージの歪みを電気量に変換して、伝達トルクを測定するものである。図1及び図2には、両端部にフランジ部を設けたフランジ型トルク計Tを示しているが、他のタイプのトルク計Tを適用することもできる。そして、供試体が電動機Mである場合には、ダイナモメータDは「疑似負荷」となり、トルク計Tによって供試体である電動機Mの回転数に対する伝達トルク等の特性を測定する。なお、供試体が発電機である場合には、ダイナモメータDは「疑似電動機」となり、供試体である発電機を回転させて発電特性を測定する。
このような動力伝達系の試験装置Yに用いられるトルク計Tは精度確認を行うために定期的な検量(校正)作業が必要である。このような検量処理をトルク検量機構Xによって行うことができる。
本実施形態に係るトルク検量機構Xは、トルク伝達軸T1の一端側を連続回転不能に固定する軸ロック機構1と、トルク伝達軸T1の他端側に取り付けた検量アームAとを備え、検量アームAに錘Wを吊して検量を行うものである。
検量アームAは、図1に示すように、動力伝達系の試験装置Yのうち、例えば電動機Mの回転軸M1との連結状態を解除した中間軸U1の他端側に設けたフランジ部Fに装着可能なものである。中間軸U1の一端側はフランジ部Fを介してトルク計Tのトルク伝達軸T1の他端側に連結されていることから、検量アームAは、中間軸U1を介してトルク計Tのトルク伝達軸T1の他端側に間接的に取り付けたものであると捉えることができる。この検量アームAは、図3に示すように、トルク伝達軸T1の長手方向(延伸方向)と直交する方向に延びる長尺なものであり、幅方向中央部分に、トルク伝達軸T1の他端側に例えばボルト等の締結部材A1によって固定可能な固定部を有し、長手方向両端部に錘Wを懸吊可能な懸吊部A2を設けたものである。本実施形態では、懸吊部A2として錘Wを吊り下げるための吊下棒(紐状のものでもよい)を適用している。
本実施形態の軸ロック機構1は、カップリングCaを介してトルク計Tのトルク伝達軸T1の一端側に連結しているダイナモメータDの回転軸D1を固定するものである。したがって、この軸ロック機構1は、トルク計Tのトルク伝達軸T1の一端側を間接的に固定するものであると捉えることができる。
そして、図4等に示すように、ダイナモメータDの回転軸D1のうち軸ロック機構1によって直接ロックされ得る部分の外周面には異形状部D2が形成されている。本実施形態では、異形状部D2として、ダイナモメータDの回転軸D1における外周面のうち対向する領域(図4では上下領域)に二面幅をもつように形成した相互に平行な平坦部を採用している。なお、以下の説明において、回転軸D1の外周面のうち平坦部ではない部分を円弧部D3と称する場合がある。
軸ロック機構1は、図4に示すように、回転軸D1の異形状部D2に接触し得る当接部21aを有する軸ロック部2と、検量アームAに所定重量の錘Wを懸吊させて異形状部D2に当接部21aを接触させた接触状態を維持しながら軸ロック部2を移動させてダイナモメータDの回転軸D1の回転角度(トルク計Tのトルク伝達軸T1の回転角度)及び検量アームAの姿勢を調整可能な調整部3と、ダイナモメータDに直接固定されるベース部4とを備えている。
軸ロック部2は、当接部21aを有し、且つ回転軸D1の回転を規制するロック位置(L)(図5参照)と、回転軸D1の回転を許容するアンロック位置(U)(図6参照)との間でスライド移動可能な軸ロック部本体21と、少なくともロック位置(L)にある軸ロック部本体21が回転軸D1からの負荷(回転軸D1のトルク)によって変形することを防止する変形防止部22とを備えたものである。
軸ロック部本体21は、回転軸D1の外周面に形成した異形状部D2の二面幅よりも若干広く離間させた一対の当接部21aと、これら当接部21aの一端部同士を接続する接続部21bとを有する概略コ字形状のものである。この軸ロック部本体21は、一対の開口先端部21cを当接部21aに連続する領域に設定している(図5等参照)。本実施形態では、当接部21a同士の内法を、回転軸D1の異形状部D2間の寸法よりも若干大きく(例えば数mm)設定し、当接部21aと異形状部D2とが相互に平行な関係にある場合には、当接部21aと異形状部D2との間に僅かな隙間が形成されるようにしている。したがって、軸ロック部本体21をロック位置(L)に位置付けた場合であっても、回転軸D1は隙間分だけ回動可能な状態にある。そして、本実施形態の軸ロック機構1は、当接部21aと異形状部D2との相対関係が平行ではなくなった時点、例えば回転軸D1が所定角度(例えば±数度)回転した時点で、各異形状部D2(具体的には異形状部D2と円弧部D3との境界部分近傍領域)がそれぞれ当接部21aに同時に接触して、軸ロック部本体21により回転軸D1の連続回転動作を完全に規制できる状態となる(図示省略)。また、軸ロック部本体21には、当該軸ロック部本体21をロック位置(L)とアンロック位置(U)との間で移動させるための取手21dを設けている。本実施形態では軸ロック部本体21のうち接続部21bに取手21dを設けている。
変形防止部22は、軸ロック部本体21を内部に保持可能なフレーム状の変形防止部本体22aを主体としてなり、当該変形防止部本体22a内における軸ロック部本体21のロック位置(L)とアンロック位置(U)との移動を許容するものである。本実施形態では、概略コ字形状をなす軸ロック部本体21を適用しているため、変形防止部本体22aを概略矩形状に設定している。この変形防止部本体22aには、軸ロック部本体21のロック位置(L)とアンロック位置(U)との移動をガイドするガイド部22bを設けている(図4参照、なお図3ではガイド部22bを省略している)。本実施形態では、変形防止部本体22aのうちトルク計Tと対向する面にガイド部22bを設け、このガイド部22bによって軸ロック部本体21が変形防止部22内から不意に脱落することも防止している。また、この変形防止部本体22aには、アンロック位置(U)からロック位置(L)に移動させた軸ロック部本体21がそれ以上同一方向へ移動することを防止するストッパ22cを設けている(図5参照、なお図4では省略している)。なお、ロック位置(L)からアンロック位置(U)に移動させた軸ロック部本体21は変形防止部本体22a自体に接触することによりそれ以上同一方向への移動が規制される。また、変形防止部本体22aの内側面には、回転軸D1との干渉を回避する凹み部22dを形成している。
さらに、本実施形態では、軸ロック機構1をダイナモメータDの一端側に取り付けた状態(軸ロック機構取付状態)において変形防止部本体22aにより囲まれる領域(変形防止部本体22aの内部空間)内に配置されるダイナモメータDの回転軸D1が、変形防止部本体22aの内部空間の中央よりも所定方向(図4や図5では左方向)側に寄った位置に配置されるように設定している。そして、変形防止部22は、変形防止部本体22aのうち、軸ロック機構取付状態においてダイナモメータDの回転軸D1から相対的に離間している部分に、さらにダイナモメータDの回転軸D1から離間する方向(図4では右方向)に突出させた突出部22eを一体または一体的に設けている。変形防止部22は、軸ロック部本体21を保持した状態で例えば±数度程度の角度範囲内で回転し得るように設定されている。本実施形態では、突出部22eと変形防止部本体22aにそれぞれ変形防止部22の回動を許容する長孔22fを形成し、これら各長孔22fに個別に挿入した締結部材23を後述するベース部4の一部に形成したネジ孔41(図7参照)に螺合している。
ベース部4は、軸ロック部本体21及び変形防止部22をダイナモメータD側からバックアップ可能な平板プレート状をなし、軸ロック機構取付状態おいてダイナモメータDの回転軸D1との干渉を回避する開口部42を有するものである。このベース部4は、例えばノックピン等の固定部材43やボルト等の締結部材44によりダイナモメータDに固定される(図7参照)。本実施形態では、軸ロック部本体21、変形防止部22及びベース部4をそれぞれ1つのプレート状またはブロック状に形成しており、これら各部を形状および機能面に基づけば、「ロックプレート(ロックブロック)」、「回転プレート(回転ブロック)」、「固定プレート(固定ブロック)」と称することもできる。
調整部3は、先端部が軸ロック部2の一部を押圧する押圧位置と軸ロック部2から離間した非押圧位置との間で螺合進退動作可能な螺合進退部材31と、螺合進退部材31を進退動作可能に支持する支持部32とを備えたものである。本実施形態では、螺合進退部材31としてネジ(以下、「角度調整用ネジ31」と称する)を適用し、角度調整用ネジ31の先端部で軸ロック部2のうち突出部22eを押圧可能に構成している。具体的には、変形防止部22の突出部22eを上下方向から挟み得る位置にそれぞれ支持部32を配置し、各支持部32に螺合進退可能に支持される角度調整用ネジ31の先端部で突出部22eの上向き面、下向き面を押圧可能に構成している。各支持部32は、角度調整用ネジ31が螺合可能な螺合対象部32aを有する。螺合対象部32aとしては、支持部32に厚み方向(高さ方向)に貫通させて形成したネジ挿通孔32bにネジ孔を連通するように配置したナット(図4参照)や、支持部32の厚み方向(高さ方向)に貫通させて形成したネジ孔が挙げられる。
そして、本実施形態に係る軸ロック機構1は、各角度調整用ネジ31の螺合深さに応じて突出部22eへの押圧力を調整することにより、変形防止部22と、この変形防止部22に保持されている軸ロック部本体21とを回転させて、すなわち軸ロック部2全体を回転させて、ロック対象軸であるダイナモメータDの回転軸D1の回転角度を調整することができる。本実施形態では、突出部22eを挟み得る位置に配した一対の支持部32の一端部(ダイナモメータD側の端部)を接続部33で接続し、これら支持部32及び接続部33をブロック状に一体形成し、接続部33をベース部4に適宜の締結部材34により固定している。また、本実施形態では、突出部22eの背面(ダイナモメータD側の面)側に接続部33を配置し、この接続部33をベース部4に設けた嵌合凹部45に嵌め込んだ状態で固定することによって良好な固定状態を維持するとともに、支持部32の変形を防止している。
このような軸ロック機構1は、図2に示すように、動力伝達系の試験装置Yを通常使用する場合にも装着しておくことが可能である。すなわち、軸ロック機構1をダイナモメータDの回転軸D1付近に装着した状態において、軸ロック部2をアンロック位置(U)に設定すれば、ダイナモメータDの回転軸D1は連続回転可能な状態になり、電動機Mの回転数に応じて中間軸U1及びトルク計Tのトルク伝達軸T1と共に回転する。そして、トルク計Tによって電動機Mの回転数に対する伝達トルク等の特性を測定することができる。
一方、トルク計Tの軸トルクの検量を行う際には、中間軸U1と電動機Mとの連結状態(具体的にはカップリングCbを介した電動機Mの回転軸D1と中間軸U1の他端側との連結状態)を解除し、軸ロック部本体21をアンロック位置(U)からロック位置(L)に移動させる。この際、作業者は、軸ロック部2に設けた取手21dを摘んで(摘まずに指先で押すだけでもよい)軸ロック部本体21をダイナモメータDの回転軸D1側に近付ける操作力を付与すればよい。この操作力に伴って軸ロック部本体21はガイド部22bにガイドされながらアンロック位置(U)からロック位置(L)にスムーズに移動する。アンロック位置(U)からロック位置(L)に移動した軸ロック部本体21はストッパ22cに当接し、それ以上同一方向へのスライド移動が規制される。
ロック位置(L)に移動した軸ロック部本体21の当接部21aとダイナモメータDの回転軸D1に形成した異形状部D2との関係が平行な状態にある場合、上述したように、当接部21aと異形状部D2との間には数mm程度の隙間が形成される。そして、中間軸U1の他端側に検量アームAを固定すると、トルク計Tを介してダイナモメータDの回転軸D1と一体回転可能に接続されている中間軸U1は、当接部21aと異形状部D2と隙間分だけ回転し、その結果、検量アームAも中間軸U1の回転角度に応じて傾き得る。本実施形態の軸ロック機構1は、回転軸D1が回転して各異形状部D2(具体的には異形状部D2と円弧部D3との境界部分であり対角する一対の角部近傍領域)が当接部21aに圧接した時点で回転軸D1のそれ以上同一方向への回転動作を規制可能なロック状態になる。
トルク検量機構Xは、検量アームAに錘Wを吊して検量を行うため、検量アームAを水平姿勢に調整する必要がある。
そこで、本実施形態のトルク検量機構Xは、軸ロック機構1のうち回転軸D1を回転不能にロックした状態にある軸ロック部2を調整部3により所定の角度範囲内で回転させてダイナモメータDの回転軸D1の回転角度及び検量アームAの姿勢を水平に調整できるように構成している。具体的には、作業者が軸ロック機構1における各角度調整用ネジ31の螺合深さを調整する作業を行うのみでダイナモメータDの回転軸D1の回転角度及び検量アームAの姿勢を水平に調整できる。詳述すると、作業者が、支持部32の螺合対象部32aに螺合した状態で支持されている角度調整用ネジ31のうち少なくとも何れか一方の角度調整用ネジ31に対してさらにねじ込む操作力を付与すると、支持部32を通過した角度調整用ネジ31の先端部が変形防止部22の突出部22eに当たり、さらに角度調整用ネジ31をねじ込む操作力を付与し続けると、角度調整用ネジ31の先端部で突出部22eを押圧することができる。この押圧力により突出部22e及びこの突出部22eと一体または一体的に形成された変形防止部本体22aは長孔22fに沿って移動する。本実施形態では、突出部22e及び変形防止部本体22a、つまり変形防止部22がダイナモメータDの回転軸D1回りに数度回転移動するように構成している。この変形防止部22の回転移動に伴って、変形防止部本体22a内に保持されている軸ロック部本体21も変形防止部22の回転角度分だけ同一方向に回転する。
このようにして、ダイナモメータDの回転軸D1に形成した異形状部D2が軸ロック部本体21の当接部21aに接触した接触状態にある軸ロック部2全体を検量アームAが水平となるまで回転移動させると、ダイナモメータDの回転軸D1自体も同一方向へ回転する。その結果、この回転軸D1と一体回転するトルク計Tのトルク伝達軸T1および中間軸U1も回転軸D1と同一方向へ回転し、中間軸U1の他端側に固定した検量アームAも回転して姿勢変更する。したがって、作業者は、角度調整用ネジ31の螺合深さを適宜調節するだけで検量アームAの水平調整(水平レベリング)を行うことができ、水平姿勢にある検量アームAに錘Wを吊して所定の検量作業を適切に行うことができる。
しかも、本実施形態では、変形防止部22に変形防止部22よりも回転軸D1の軸中心からラジアル方向に離間するように突出させた突出部22eを設け、この突出部22eを角度調整用ネジ31で押圧して変形防止部22、軸ロック部本体21、および回転軸D1を回転移動させるように構成しているため、角度調整用ネジ31が突出部22eに当たる部分と、軸ロック部2の当接部21aが回転軸D1の異形状部D2に接触する部分との距離を十分に長く確保することができ、てこの原理により、螺合進退部材として比較的小さい角度調整用ネジ31を用いて軽い操作力で、変形防止部22、軸ロック部本体21、回転軸D1の回転移動、ひいては検量アームAの姿勢変更を行うことができる。さらに、回転軸D1からのトルクを受ける方向と同一方向に変形防止部22及び軸ロック部本体21を回転させる場合には、より軽い操作力で検量アームAの姿勢調整処理を行うことができる。
特に、本実施形態に係る軸ロック機構1は、フレーム状の変形防止部22内に軸ロック部本体21を保持させているため、回転軸D1からのトルクによって軸ロック部本体21が不意に変形することを防止して良好なロック状態を維持することができるとともに、この変形防止部22に突出部22eを設けているため、角度調整用ネジ31が突出部22eに当たる位置を軸ロック部2の当接部21aが回転軸D1の異形状部D2に接触する位置よりも回転軸D1の軸中心からより遠い位置に効率良く設定することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施形態では、異形状部として、軸の外周面に形成した平坦部(直線状のフラット面)を例示したが、平坦部に代えて、又はそれに加えて、部分楕円弧部を適用することもできる。そして、軸ロック部の当接部の形状や数は、異形状部の形状の数に応じて適宜設定すればよい。また、軸の外周面に異形状部として一対の平坦部を形成する場合、これら一対の平坦部を相互に平行とはならない関係、例えばハ字状ないし略ハ字状に設定してもよく、この場合、一対の当接部を平坦部同士の形状に合わせてハ字状ないし略ハ字状に形成すればよい。
また、上述した実施形態では、調整部によって軸ロック部を回転移動させる態様を例示したが、軸ロック部の平行移動(軸の長手方向(延伸方向)とは異なる方向への平行移動であればよく、上下方向、斜め方向、あるいは左右方向の何れの方向への平行移動であってもよい)により軸を回転させることができ、検量アームの姿勢調整処理を適切に行うことができる。
また、軸ロック部として、上述した実施形態における軸ロック部本体に相当する部材を主体として構成したもの、つまり変形防止部を備えていないものを適用してもよい。この場合、軸ロック部本体の一部に突出部を形成し、この突出部を螺合進退部材の先端部で押圧するようにすれば好適である。
また、調整部の螺合進退部材として、ネジに代えてボルトを適用することもできる。特に、螺合進退部材として、ロック部の一部に接触して押圧し得る先端部を球状に形成したものを適用した場合には、螺合進退部材とロック部とを点接触させることができ、安定した接触状態を維持し、検量アームの姿勢調整をよりスムーズ且つ精度良く行うことができる。
また、軸ロック部本体が、アンロック位置とロック位置との間で移動するものではなく、ロック対象軸をロックする位置にのみ取り付けられるもの、すなわちダイナモ装置として通常使用する場合には当該ダイナモ装置から取り外すものであっても構わない。
また、軸ロック機構によってトルク伝達軸に一端側に配置されるカップリングやフランジをロックする態様や、トルク伝達軸を直接ロックする態様を採用することができる。また、検量アームが、トルク計のトルク伝達軸の他端側に直接取付可能なものであってもよい。
また、軸ロック機構はトルク伝達軸の負荷側または駆動側の何れに取り付けてもよく、検量アームはトルク伝達軸のうち軸ロック機構を取り付ける側とは反対側に取り付ければよい。
さらに、上述した実施形態では、軸の異形状部と軸ロック部の当接部との間に微小隙間が形成され得る態様を例示したが、軸の異形状部と軸ロック部の当接部との間に微少隙間が形成されることなく、両者が隙間無く接触するように構成してもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…軸ロック機構
2…軸ロック部
21…軸ロック部本体
21a…当接部
22…変形防止部
22e…突出部
3…調整部
31…螺合進退部材(角度調整用ネジ)
32…支持部
4…ベース部
A…検量アーム
D1…回転軸
D2…異形状部
T…トルク計
X…トルク検量機構

Claims (5)

  1. 軸トルクを検出可能なトルク計のトルク伝達軸の一端側に取り付けられ当該軸の連続回転を規制し得るものであり、前記トルク伝達軸の他端側に取り付けられる検量アームとともにトルク検量機構を構成する軸ロック機構であって、
    前記トルク伝達軸の外周面に形成された異形状部に接触し得る当接部を有する軸ロック部と、
    前記検量アームに所定重量の荷重を掛けて前記異形状部に前記当接部を接触させた接触状態を維持しながら前記軸ロック部を移動させて前記トルク伝達軸の回転角度及び前記検量アームの姿勢を調整可能な調整部とを備えていることを特徴とする軸ロック機構。
  2. 前記調整部が、前記トルク伝達軸に対して相対移動不能な支持部に螺合進退動作可能に支持され且つ先端部で前記軸ロック部の一部を押圧可能な螺合進退部材を用いてなり、当該螺合進退部材の螺合深さに応じて前記軸ロック部を移動させるものである請求項1に記載の軸ロック機構。
  3. 前記軸ロック部に一体または一体的に設けられ、且つ前記軸の異形状部と前記当接部との接触部分よりも前記軸の中心から遠ざかる方向に突出した突出部を備え、この突出部を前記螺合進退部材で押圧することによって前記軸ロック部を移動させるように構成している請求項2に記載の軸ロック機構。
  4. 前記軸ロック部が、
    前記接触状態において前記軸を挟み得る箇所に位置付けられる一対の開口先端部に連続する領域に前記当接部を形成した軸ロック部本体と、
    前記接触状態において前記開口先端部間の距離が拡開することを防止する変形防止部とを備え、当該変形防止部に前記突出部を設けている請求項3に記載の軸ロック機構。
  5. 軸トルクを検出可能なトルク計のトルク伝達軸の一端側に取り付けられる請求項1乃至4の何れかに記載の軸ロック機構と、前記トルク伝達軸の他端側に取り付けられる検量アームとを備えていることを特徴とするトルク検量機構。
JP2010066126A 2010-03-23 2010-03-23 軸ロック機構、トルク検量機構 Expired - Fee Related JP5482352B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010066126A JP5482352B2 (ja) 2010-03-23 2010-03-23 軸ロック機構、トルク検量機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010066126A JP5482352B2 (ja) 2010-03-23 2010-03-23 軸ロック機構、トルク検量機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011196923A true JP2011196923A (ja) 2011-10-06
JP5482352B2 JP5482352B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=44875324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010066126A Expired - Fee Related JP5482352B2 (ja) 2010-03-23 2010-03-23 軸ロック機構、トルク検量機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5482352B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020000174A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 株式会社クボタ 作業車
CN112611630A (zh) * 2020-12-09 2021-04-06 广东博智林机器人有限公司 一种扭转刚度测量设备
CN117516776A (zh) * 2023-12-08 2024-02-06 阿米检测技术有限公司 一种用于扭矩倍增器的扭矩校准装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020000174A (ja) * 2018-06-29 2020-01-09 株式会社クボタ 作業車
JP7126390B2 (ja) 2018-06-29 2022-08-26 株式会社クボタ 作業車
CN112611630A (zh) * 2020-12-09 2021-04-06 广东博智林机器人有限公司 一种扭转刚度测量设备
CN112611630B (zh) * 2020-12-09 2024-02-06 广东博智林机器人有限公司 一种扭转刚度测量设备
CN117516776A (zh) * 2023-12-08 2024-02-06 阿米检测技术有限公司 一种用于扭矩倍增器的扭矩校准装置
CN117516776B (zh) * 2023-12-08 2024-05-28 阿米检测技术有限公司 一种用于扭矩倍增器的扭矩校准装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5482352B2 (ja) 2014-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5460075B2 (ja) トルクレンチを検査するための操作装置
CN101256104B (zh) 用于检测扭矩扳手的操作装置
JP5482352B2 (ja) 軸ロック機構、トルク検量機構
CN103267471B (zh) 一种汽车轮毂轴承孔的同轴度检具
BR112016007520B1 (pt) conjunto de acoplamento para acoplar um primeiro elemento a um segundo elemento para transferir forças lineares de compressão e/ou tração, e, método para calibrar um transdutor de força in situ em uma máquina de teste aplicadora de força
JP2011158295A (ja) 多分力計のモーメント校正装置及び校正方法
CN105716510A (zh) 一种后桥被齿平面度和圆度的综合检测装置
US8159242B2 (en) Handling device for positioning a test head at a test station
TWI461676B (zh) Establish the adjustment of the reference axis and the datum
CN114487620B (zh) 天线测试装置及测试方法
JP5450475B2 (ja) 校正装置
JP2010227219A (ja) ミシンの下ルーパ調節装置
JP6322484B2 (ja) 工作機械の工具折損検知装置
KR200455529Y1 (ko) 터빈 축 팽창센서용 성능 검사장치
JP2002228438A (ja) 歯車測定装置及び歯車測定方法
JP5134524B2 (ja) ロータ振れ調整治具
JP5840944B2 (ja) ローディング装置およびトルク工具の設定トルク測定装置
JP6271474B2 (ja) 走査装置と組み付け支援部材とを有する装置及びこの走査装置を組み付けるための方法
CN112611630B (zh) 一种扭转刚度测量设备
JP2015094648A (ja) 打撃式試験装置
CN215832991U (zh) 制动阀的耐久试验装置
US20080190167A1 (en) Apparatus For Calibrating a Measuring Instrument
CN213515364U (zh) 一种检验工装和检验***
RU2269090C2 (ru) Устройство для контроля размеров изделий
CN109202775A (zh) 一种传动用门窗执手测试时的安装夹具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5482352

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees