JP2011196340A - ポンプ装置 - Google Patents

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研 前山
Motoaki Fujimoto
元明 藤本
Tomonori Kojima
智則 小嶋
Hirokazu Matsuzaki
博和 松崎
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Abstract

【課題】特別な流通路が不要で、外形を大型化する必要なく、モータ駆動部を効果的に冷却できるようにする。
【解決手段】インペラ30および複数のマグネット21を有するロータ20を軸10に対して回転可能に取り付けてポンプケーシング50内に収容し、吸引した流体を吐き出すポンプ室Aと、ロータ20のマグネット21と軸方向に対向する位置に環状に配置された複数のステータコア61およびコイル63を含むステータ60と、ステータ60と軸方向に対向しコイル63に供給する電流を切替制御する半導体装置72を搭載した回路基板71を有するモータ駆動部70とをモータケーシング80内に収容したモータ室Bと、ポンプ室とモータ室との間に防水仕切り板90とを備える。半導体装置72を、ステータコア61の軸方向の他側面と対向するように配置して、半導体装置72とステータコア61の軸方向の他側面とを伝熱可能に結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アキシャル型モータを組み込んだポンプ装置にかかり、特にその放熱構造について改良を図ったポンプ装置に関する。
1ロータタイプのアキシャル型モータを組み込んだポンプ装置として、図3に示すような構造のポンプ装置がある。図4にその外観を示す。このポンプ装置は、ロータ20およびインペラ30を軸10に対して回転可能に取り付けてポンプケーシング50内に収容したポンプ室Aと、ロータ20のマグネット21に対向する位置に配置されたステータコア61および該ステータコア61のコイル63に供給する電流を切替制御するモータ駆動部70をモータケーシング80内に収容したモータ室Bと、ポンプ室Aとモータ室Bを水密的に隔離する防水仕切り板90とを備える。そして、ステータコア61におけるマグネット21に対向する面は防水仕切り板90に接触し、モータ駆動部70の回路基板71には駆動制御用の半導体装置(IC)72Aが搭載されている。半導体装置72Aは、その下面がモータケーシング80に接触している。
このポンプ装置では、モータ駆動部70によりコイル63に供給される電流が適宜切り替えられることにより、ステータコア61とマグネット21との間に磁気的な吸引/反発が起こり、ロータ20が回転することで、インペラ30が回転する。これにより、ポンプ吸引口51から流体を吸引し、ポンプ吐出口52からその流体を吐出す。
このポンプ装置の運転時には、モータ駆動部70の半導体装置72Aは発熱するが、その熱は下面が接触しているモータケーシング80によって、放熱される。しかし、この放熱は、モータケーシング80を介して大気に放熱するのみであるので、十分な放熱効果を得ることができなかった。
そこで、ポンプ室Aからモータ室Bの半導体装置72Aの近くまで、特別に流通路を形成し、ポンプ室Aを流通する流体の一部をその流通路に導いて半導体装置72Aの冷却を行うようにした冷却構造が提案されている(特許文献1)。
特開2006−299975号公報
ところが、特許文献1に記載の冷却構造は、流通路を特別に形成する必要があり、しかもその流通路は、ロータの回転に支障がないように配置する必要から、ポンプケーシングを外側に張り出させた構造となるので、外形が大型化する問題があった。
本発明の目的は、特別な流通路が不要で、外形を大型化する必要もなく、モータ駆動部の半導体装置を効果的に冷却できるようにしたポンプ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明はインペラおよび複数のマグネットを有するロータを軸に対して回転可能に取り付けてポンプケーシング内に収容し、吸引した流体を吐出するポンプ室と、前記ロータの前記マグネットと軸方向に対向する位置に環状に配置された複数のステータコアおよびコイルを含むステータと、前記ステータと軸方向に対向し、前記コイルに供給する電流を切替制御するモータ駆動手段を搭載した回路基板を有するモータ駆動部とをモータケーシング内に収容したモータ室と、前記ポンプ室と前記モータ室との間に配置した防水仕切り板とを備え、前記ステータコアの軸方向の一側面を前記防水仕切り板と対向するように配置したポンプ装置において、前記モータ駆動手段を、前記ステータコアの軸方向の他側面と対向するよう配置して、前記モータ駆動手段と前記ステータコアの軸方向の他側面とを伝熱可能に結合したことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のポンプ装置において、前記モータ駆動手段を複数の半導体装置から構成し、個々の該半導体装置を互いに異なる個々の前記ステータコアに対向するよう配置して、伝熱可能に結合したことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載のポンプ装置において、前記モータ駆動手段とステータコアとの間に、液状の絶縁体を塗布したことを特徴とする。
本発明によれば、モータ駆動手段をステータコアに対し伝熱可能に結合させているので、モータ駆動手段で発生した熱は、ステータコアから防水仕切り板を介してポンプ室内の流水に放熱され、放熱効果が良好となる。このとき、特別な流通路が不要で、外形を大型化する必要もない。また、モータ駆動手段を複数の半導体装置から構成し、個々の半導体装置を互いに異なるステータコアに対し伝熱可能に結合させるようにすれば、発熱する半導体装置が分散され、その個々について独立した放熱が行われるので、放熱効果がより高くなる。また、モータ駆動手段とステータコアとの間に液状の絶縁体を塗布すれば、ボビンが絶縁破壊を起した際に、ステータコア経由で印加される電圧で半導体装置が破壊されることを防止できる。
本発明の実施例のポンプ装置の断面図である。 同実施例のステータのコアメンバの斜視図である。 従来のポンプ装置の断面図である。 従来のポンプ装置の外観斜視図である。
図1に本発明の第1の実施例のポンプ装置の断面構造を示す。Aはポンプ室、Bはモータ室である。10は軸であり、この軸10に対して、モータのロータ20とインペラ(羽車)30がカーボン製の軸受40を介して回転可能に取り付けられている。そして、これら軸10、ロータ20、インペラ30および軸受40が、ポンプケーシング50内に収容されることで、ポンプ室Aが構成されている。60はモータの樹脂封止されたステータ、70はモータ駆動部であり、これらがモータケーシング80に収容されることで、モータ室Bが構成されている。そして、ポンプ室Aとモータ室Bは、樹脂製の防水仕切り板90によって水密的に隔離されている。
モータのロータ20は、軸10に中心部が軸受40を介して回転可能に取り付けられた非磁性材からなる円盤であり、マグネット21が防水仕切り板90に面した側に配置されている。このマグネット21は、円周方向に複数個が等角度ピッチで配置されている。
モータのステータ60は、ロータ20のマグネット21に防水仕切り板90を介して対面するように配置されたステータコア61と、そのステータコア61に絶縁材から成るボビン62を介して巻装されたコイル63からなるコアメンバが、円周方向に複数個等角度ピッチで配置されている。図2(a)にこのコアメンバ(ただしコイル63は省略)を一方の面からみた斜視図を示し、図2(b)に他方の面からみた斜視図を示した。モータ自体は、ステータ60のステータコア61とロータ20のマグネット21が、軸10の軸線方向に沿って所定の間隙と防水仕切り板90を介して互いに対向するように配置されることで、アキシャル型となっている。
モータ駆動部70は、回路基板71と、その回路基板71に搭載されたモータ駆動手段としての駆動制御用の半導体装置(IC)72から構成される。この半導体装置72はステータコア61と対向するように配置されており、その対向面(図1の半導体装置72下面)がステータコア61に接触している。
防水仕切り板90は、ステータコア61とマグネット21の対向する位置の部分は、磁気効率を良好にするために肉薄となっているが、周囲部91は肉厚となり、そこにパッキン100が装着され、そのパッキン100の外側において、ポンプケーシング50とモータケーシング80をねじ110、120で結合して締め付けることで、当該周囲が水密構造となる。中央部92も肉厚となり、軸10の下端が挿入されている。
さて、本実施例のポンプ装置は、モータ駆動部70によりコイル63に供給される電流が、ロータ20の回転位置に応じて切り替えられることにより、ステータコア61とマグネット21との間に磁気的な吸引/反発が起こり、ロータ20がインペラ30と共に所定の方向に回転する。これにより、ポンプ吸引口51(図1では図示せず)から流体を吸引し、ポンプ吐出口52からその流体を吐出す。
また、本実施例では、回路基板71におけるステータ60の対向面側(図1の回路基板71上面)に半導体装置72を搭載することにより、その半導体装置72の上面をステータコア61に接触させている。これにより、半導体装置72に発生する熱は、ステータコア61から防水仕切り板90を介して、その防水仕切り板90の上面まで充満するポンプ室A内の流体に伝熱する、つまり半導体装置72は、ポンプ室A内の流体よって冷却される。ステータコア61におけるマグネット21と対向する面は、ボビン62のフランジ部分よりも突出しており、防水仕切り板90と接触している。防水仕切り板90のステータコア61に接する部分は肉薄であり、しかも流体はインペラ30によって攪拌されるので、放熱効果は良好である。
なお、半導体装置72とステータコア61との間や、ステータコア61と防水仕切り板90との間は、必ずしも直接接触させる必要はなく、伝熱可能な状態で結合させればよい。例えば、接触面に熱伝導性の良好なグリスや接着剤を塗布すれば、直接接触させずに放熱できる。
また、半導体装置72とステータコア61との熱結合面に、電気絶縁性の高い接着剤を塗布すれば、ボビン62が絶縁破壊を起した際に、ステータコア61経由で半導体装置72に電圧が印加されその半導体装置72が破壊されることを、防止できる。
また、ステータコア61は複数設けられるので、半導体装置72を1個ではなく複数個の半導体装置に置き換え、その個々の半導体装置を個々のステータコア61に伝熱可能な状態で結合させるようにすれば、発熱個所の集中が防止できるばかりか、放熱効果をさらに高めることができる。
10:軸
20:ロータ、21:マグネット
30:インペラ
40:軸受
50:ポンプケーシング、51:吸込口、52:吐出口
60:ステータ、61:ステータコア、62:ボビン、63:コイル
70:モータ駆動部、71:回路基板、72,72A:半導体装置
80:モータケーシング
90:防水仕切り板、91:周囲部、92:中央部
100:パッキン
110、120:ねじ

Claims (3)

  1. インペラおよび複数のマグネットを有するロータを軸に対して回転可能に取り付けてポンプケーシング内に収容し、吸引した流体を吐出するポンプ室と、
    前記ロータの前記マグネットと軸方向に対向する位置に環状に配置された複数のステータコアおよびコイルを含むステータと、前記ステータと軸方向に対向し、前記コイルに供給する電流を切替制御するモータ駆動手段を搭載した回路基板を有するモータ駆動部とをモータケーシング内に収容したモータ室と、
    前記ポンプ室と前記モータ室との間に配置した防水仕切り板とを備え、
    前記ステータコアの軸方向の一側面を前記防水仕切り板と対向するように配置したポンプ装置において、
    前記モータ駆動手段を、前記ステータコアの軸方向の他側面と対向するよう配置して、前記モータ駆動手段と前記ステータコアの軸方向の他側面とを伝熱可能に結合したことを特徴とするポンプ装置。
  2. 請求項1に記載のポンプ装置において、
    前記モータ駆動手段を複数の半導体装置から構成し、個々の該半導体装置を互いに異なる個々の前記ステータコアに対向するよう配置して、伝熱可能に結合したことを特徴とするポンプ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のポンプ装置において、
    前記モータ駆動手段とステータコアとの間に、液状の絶縁体を塗布したことを特徴とするポンプ装置。
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