JP2011192847A - 電極構造及び当該電極構造を備えたマイクロデバイス用パッケージ - Google Patents

電極構造及び当該電極構造を備えたマイクロデバイス用パッケージ Download PDF

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Abstract

【課題】Cu電極の厚みを薄くすることができ、しかもCu電極の厚みを薄くしてもCu電極にクラックやボイド、剥がれなどが生じにくく、接合強度の高い電極構造を提供する。
【解決手段】カバー基板71に設けた貫通孔72にCuの貫通配線75を設ける。カバー基板71の表面において、貫通配線75の端部にはCu電極82を設ける。Cu電極82の表面は、Snの拡散係数が3×10−23cm/sec以下である材料、例えばTiやNiからなる拡散防止膜83でCu電極82の全体を覆う。さらに、拡散防止膜83の上にAuからなる濡れ性改善層84を設け、その上にAu−Sn系はんだからなる接合用のはんだ層85を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は電極構造及び当該電極構造を備えたマイクロデバイス用パッケージに関する。
特許文献1には、電子装置をハーメチックシールしたパッケージが開示されている。このパッケージは、図1に示すように、装置基板11とカバー基板13からなる。装置基板11の下面にはSAWデバイスのような電子装置12を実装してあり、装置基板11の下面の周囲にはセパレータ/バリア層16が形成されている。また、カバー基板13には、その上面から下面に向けて貫通配線(導電経路)14が貫通しており、カバー基板13の下面には貫通配線14と導通した外部電気端子15が設けられている。また、カバー基板13の上面の周囲にはセパレータ/バリア層17が形成されている。
装置基板11とカバー基板13は、セパレータ/バリア層16とセパレータ/バリア層17をはんだ18で接合されて内部の電子装置12をハーメチックシールしている。また、電子装置12と導通したはんだ端子19と貫通配線14の端面に設けた電極20をはんだ21で接合させている。
マイクロデバイスを封止するためのパッケージとしては、これ以外にも特許文献2に開示されたものもある。特許文献2のパッケージでも、その基板を貫通する貫通電極が内部の素子に接続されている。
このようなパッケージの貫通配線やその端面の電極としては、熱伝導率の高い材料としてCuを用いることがあるが、パッケージの厚みを薄くするためには、貫通配線の端の電極の厚みもできるだけ薄くする必要がある。
しかしながら、図2に示すように、基板31の貫通配線32の端面に設けたCu電極33の上にはんだ層34を積層した場合、Cu電極33とはんだ層34との界面領域35ではCuとはんだの相互拡散が生じる。そのため、Cu電極33の厚みが薄いと、Cu電極33とはんだ層34との間の界面領域35にクラックが生じたり、ボイドや剥離が生じやすくなる。
したがって、Cu電極を用いてはんだ接合を行う場合には、Cu電極もしくは電極部分の厚みを薄くすることができず、パッケージの薄型化が困難であった。
特開平6−318625号公報 特開2007−149742号公報
本発明は、上記のような技術的課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、Cu電極の厚みを薄くすることができ、しかもCu電極の厚みを薄くしてもCu電極にクラックやボイド、剥がれなどが生じにくく、また、接合強度が高くなるために、気密封止性に優れるとともに熱による環境変化でも劣化しにくい電極構造を提供することにある。また、本発明の別な目的は、一般的なMEMS製造プロセスで生産できる、そのような電極構造を備えたパッケージを提供することにある。
本発明の電極構造は、基板の表面に設けたCu電極と、Snの拡散係数が3×10−23cm/sec以下である材料からなり、前記Cu電極全体を覆う拡散防止膜と、Au−Sn系はんだからなる接合用はんだ層とを有することを特徴としている。この電極構造は、Cu電極が、基板の貫通孔に埋め込まれた貫通配線の端部に設けられたプラグ部となっている貫通配線構造のものでも有効である。
本発明の電極構造においては、Cu電極を拡散防止膜で覆ってあり、しかも、拡散防止膜は、Snの拡散係数が3×10−23cm/sec以下である材料から構成されているので、Cu電極のCuとはんだ層のSnの相互拡散を抑制することができ、電極部分にクラック等が発生するのを防止することができる。
また、Cu電極を薄くしてもクラック等が発生しにくくなり、特に、Cu電極の厚さが2μm以下に薄くなっても電極部にクラック等が起こりにくい。
特に、Snの拡散係数が3×10−23cm/sec以下である材料としては、Ti又はNiが適している。
本発明の別な実施形態においては、前記拡散防止膜と前記接合用はんだ層との間に、Au−Sn系はんだの濡れ性を向上させるための濡れ性改善層が形成されている。かかる実施態様によれば、はんだ層が溶融したときにその濡れ性が安定する。特に、前記濡れ性改善層が、前記拡散防止膜の表面全体を覆っていれば、濡れ性改善層の上に設けたはんだ層の濡れ性がきわめて安定する。
本発明に係る電極構造のさらに別な実施態様にあっては、前記はんだ層の面積が、前記Cu電極の面積と同等もしくはそれよりも小さいことを特徴としている。かかる実施態様によれば、はんだ層が熱伝導率の高いCu電極の上に位置しているので、はんだ層の接合時にはんだ層が変形しやすくなる。
さらに、拡散防止膜が、前記Cu電極からはみ出たフランジ部を有していれば、フランジ部の下にはCu電極が位置していないので、フランジ部には熱が伝わりにくく、フランジ部へ流れ出したはんだ層は冷めて固まりやすくなり、外へ流れにくくなる。また、フランジ部は、Cu電極の部分よりも低くなっているので、一層はんだ層が広がりにくくなる。
本発明に係る電極構造のさらに別な実施態様にあっては、前記拡散防止膜の厚さが、1μm以下となっていることが好ましく、またはんだ層の厚さが、5μm以下であることが好ましい。
本発明に係る電極構造のさらに別な実施態様は、前記基板が表面を絶縁膜で覆われた半導体基板であって、前記Cu電極と前記絶縁膜との間には、前記Cu電極よりも広い面積を有するとともに前記拡散防止膜からはみ出ないように、密着層が形成されていることが好ましい。かかる実施態様によれば、密着層によって銅電極と絶縁膜との密着性を高めることができる。しかも、はんだ層が密着層に触れることがなく、はんだ層と密着層の間で相互拡散を生じることがない。また、密着層は、貫通電極の絶縁層への拡散バリア性能も有していることが好ましい。
密着層は、Ti、TiN、TaN、Taのうち少なくとも一種の材料からなる1又は複数の層であることが好ましい。
本発明に係る第1のマイクロデバイス用パッケージは、マイクロデバイスを実装するための第1の基板と、前記第1の基板に接合されてマイクロデバイスを封止する第2の基板とからなるマイクロデバイス用パッケージであって、前記第2の基板の貫通孔に埋め込まれた貫通配線の端部において前記第2の基板の内面に設けられたCu電極と、Snの拡散係数が3×10−23cm/sec以下である材料からなり、前記Cu電極全体を覆う拡散防止膜と、Au−Sn系はんだからなる接合用はんだ層とによって、マイクロデバイスと接続するための接続用電極部が形成されたことを特徴としている。
かかるマイクロデバイス用パッケージでは、本発明の電極構造が貫通配線部分に用いられており、その部分では、Cu電極とはんだ層のSnの相互拡散を抑制することができ、電極部分にクラック等が発生するのを防止することができる。特に、Cu電極を薄くしてもクラック等が発生しにくくなる。
本発明に係る第2のマイクロデバイス用パッケージは、マイクロデバイスを実装するための第1の基板と、前記第1の基板と対向する第2の基板とからなるマイクロデバイス用パッケージであって、前記第2の基板の内面外周部に沿って設けられたCu電極と、Snの拡散係数が3×10−23cm/sec以下である材料からなり、前記Cu電極全体を覆う拡散防止膜と、Au−Sn系はんだからなる接合用はんだ層とによって、第1の基板と接合させる封止用パッド部が形成されたことを特徴としている。
かかるマイクロデバイス用パッケージでは、本発明の電極構造が封止接合の部分に用いられており、その部分では、Cu電極とはんだ層のSnの相互拡散を抑制することができ、電極部分にクラック等が発生するのを防止することができる。特に、Cu電極を薄くしてもクラック等が発生しにくくなる。
上記第1又は第2のマイクロデバイス用パッケージの接合後における前記接合用はんだ層の厚さは、3μm以下であることが望ましい。はんだ層の厚さを3μm以下にすれば、パッケージの厚みを薄くすることができるとともに、一般的なMEMS製造プロセスを用いて容易にはんだ層を形成することができる。
なお、本発明における前記課題を解決するための手段は、以上説明した構成要素を適宜組み合せた特徴を有するものであり、本発明はかかる構成要素の組合せによる多くのバリエーションを可能とするものである。
図1は、特許文献1に開示されたパッケージの断面図である。 図2は、Cu電極の表面にはんだ層を積層した電極部分の概略断面図である。 図3は、本発明の一実施形態によるパッケージの断面図である。 図4(a)は、図3のX部、すなわち接続用電極構造を上下反転して示す拡大図である。図4(b)は、その一部の層を分離して示した拡大図である。 図5(a)は、図3のY部、すなわち封止用パッド構造を上下反転して示す拡大図である。図5(b)は、その一部の層を分離して示した拡大図である。 図6は、接続用電極構造及び封止用パッド構造を接合させた状態を模式的に表した概略斜視図である。 図7(a)は、カバー基板の断面図である。図7(b)は、接続用電極構造の下面形状を示す図である。図7(c)は、カバー基板の別な下面形状を示す図である。 図8は、SnがCuに拡散したときの様子を示すものである。 図9(a)は、SnがTiに拡散したときの様子を示すものである。図9(b)は、SnがNiに拡散したときの様子を示すものである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々設計変更することができる。
図3は、静電リレーを封止したパッケージの構造を示す断面図である。パッケージは装置基板41とカバー基板71によって構成される。静電リレー43は、装置基板41の上面に形成されており、高周波用のスイッチ部とスイッチ部を駆動する静電アクチュエータからなる。スイッチ部は、一対の固定接点44を有する固定接点部45と、固定接点44間を開閉する可動接点46を有する可動接点部47によって構成されている。また、静電アクチュエータは、絶縁層48を介して装置基板41の上面に固定されたアクチュエータ固定部49と、静電力によって変位し可動接点部47を移動させるアクチュエータ可動部50と、アクチュエータ可動部50を変位可能に弾性バネで保持する保持部51によって構成されている。また、装置基板41の上面周囲には、静電リレー43を囲むようにして封止部52が額縁状に形成されている。(スイッチ部と静電アクチュエータとは共通のSi基板等を用いて形成されており、当該Si基板等の外周部が封止部52となっている。)
さらに、封止部52の最上面には接合用パッド53が額縁状に形成されている。固定接点部45の上方には各固定接点44に導通した一対の固定接点用パッド54が形成され、アクチュエータ固定部49の上方にはアクチュエータ固定部49に導通したアクチュエータ用パッド55が設けられている。同様に、アクチュエータ可動部50の上方にはアクチュエータ可動部50に導通したアクチュエータ用パッド(図示せず)が設けられている。ここで、接合用パッド53の上面と、固定接点用パッド54の上面と、アクチュエータ用パッド55の上面などは、同一高さに位置している。
Si基板からなるカバー基板71は複数個の貫通孔72を有しており、カバー基板71の下面及び貫通孔72の内面は、SiOからなる絶縁層73によって覆われている。貫通孔72内には絶縁層73及び密着層74を介してCuからなる貫通配線75が埋め込まれている。カバー基板71の上面及び貫通配線75の上面はさらに絶縁層73で覆われている。カバー基板71の上面には外部接続端子76が設けられており、外部接続端子76は絶縁層73にあけたコンタクト孔を通して貫通配線75に接続されている。また、カバー基板71の下面において貫通配線75の下端部には、固定接点用パッド54やアクチュエータ用パッド55などに接合させるための接続用電極構造81が設けられている。
また、カバー基板71の下面外周部には、接合用パッド53に接合させてカバー基板71と装置基板41の間の空間を封止するための封止用パッド構造91が額縁状に形成されている。
よって、装置基板41の上にカバー基板71を重ねて封止用パッド構造91のはんだ層85を接合用パッド53に重ね、また接続用電極構造81のはんだ層85を固定接点用パッド54やアクチュエータ用パッド55などに位置合わせする。この状態で、加熱してはんだ層85を溶融させると、封止用パッド構造91が接合用パッド53にはんだ接合されて静電リレー43がパッケージ内に封止される。はんだは十分な変形を有しているので、封止用にはんだを用いることで、高い気密性と信頼性を得ることができる。また、接続用電極構造81が固定接点用パッド54やアクチュエータ用パッド55などに接続されて固定接点用パッド54やアクチュエータ用パッド55などが貫通配線75を通じて外部接続端子76に接続される。よって、静電リレー43は外部接続端子76から信号を取り出される。
(接続用電極構造について)
つぎに、接続用電極構造81の構造を説明する。図4(a)は、図3のX部すなわち接続用電極構造81を拡大して示す図であって、上下を反転して示す。また、図4(b)は、一部の層を分離して接続用電極構造81を示す。図6は接合された接続用電極構造81と封止用パッド構造91を模式的に表した概略斜視図である。Siからなるカバー基板71には貫通孔72が開口されている。この貫通孔72の内面とカバー基板71の表面は、SiOからなる絶縁層73により覆われている。さらに、貫通孔72の内周面からカバー基板71表面の貫通孔72の周囲にかけては、絶縁層73の表面に密着層74が形成されている。貫通孔72内には、Cuが埋め込まれて貫通配線75が形成されており、さらにカバー基板71の表面において貫通配線75の端面及びその周囲には、貫通孔72よりも直径の大きなCu電極82が設けられている。なお、貫通配線75及びCu電極82はCuの電解メッキによって一度に形成される。
密着層74は、絶縁層73と貫通配線75の間に設けられていて貫通配線75が絶縁層73から剥離しにくくする働きをしている。同様に、絶縁層73とCu電極82の間に設けた密着層74は、Cu電極82が絶縁層73から剥離しにくくする働きをしている。密着層74はCuと絶縁層73(SiO)との密着性を高め、貫通配線75の絶縁層73(SiO)への拡散を防ぐものであればよく、例えばTi、TiN、TaN、Taなどをスパッタリングして成膜すればよい。
図4に示すように、Cu電極82の上には順次拡散防止膜83、濡れ性改善層84、はんだ層85が形成されている。
Cu電極82の表面は拡散防止膜83によって覆われている。拡散防止膜83は、Cu電極82の全体を覆っている。また、拡散防止膜83は、密着層74も露出しないように完全に覆っている。拡散防止膜83は、下側の材料(Cu電極82)と上側の材料(濡れ性改善層84)のそれぞれと金属化合物を形成し、高い接合強度を得ることができる。その一方で、Cu電極82のCuがはんだ層85側へ拡散するのを妨げ、またはんだ層85のはんだがCu電極82側へ拡散するのを妨げる。拡散防止膜83の材料は、はんだ層85に含まれているSnの拡散係数が、3×10−23cm/sec以下であるものが好ましく、Ni又はTiが用いられる。
なお、拡散とは、媒質A中に原子Bがまばらに存在している場合、原子Bがその濃度の高い領域から濃度の低い領域へと広がっていき、最終的にBの分布が一様になる現象をいう。かかる拡散過程においては、原子Bが拡散していく過程で単位断面積を通過する原子Bの量(流れ密度)Jは、原子Bの濃度勾配(dc/dx)に比例し、
J=−D(dc/dx)
(ただし、xは、前記断面に垂直な方向の距離)
で表される。この比例係数D[cm/sec]が拡散係数と呼ばれる。
はんだ層85は、加熱によって変形し気密封止を可能にする層であって、鉛を含まないAu−Sn系のはんだが好ましい。
はんだ層85と拡散防止膜83の間に設けられている濡れ性改善層84は、Au−Sn系のはんだ層85の溶融時の濡れ性を安定させ、はんだ層85による接合不良が起きにくくするとともに接合強度を向上させる。濡れ性改善層84には、AuあるいはAuを含んだ金属材料が用いられる。特にAuは酸化などがなく安定しているから、濡れ性改善層84にAuを用いればCu電極82を外部環境から保護することができる。
パッケージの厚みを薄くするためにはCu電極82の厚みは薄いことが好ましく、2μm以下の厚みであることが望ましい。また、拡散防止膜83は、1μm以下の厚みとすることが望ましい。はんだ層85の厚みは、接合後においては3μm以下になることが望ましい。従って、濡れ性改善層84の上に設けられているだけの、接合前におけるはんだ層85の厚みは、10μm以下とすることが好ましく、さらには5μm以下とすることが望ましい。濡れ性改善層84の厚みは3μm以下とするのが好ましいが、下地の材料によっては省略してもよい。
図4に示したような接続用電極構造81によれば、拡散防止膜83の働きではんだ層85のSnがCu電極82側へ拡散するのを妨げることができる。したがって、Cu電極82を2μm以下の厚みにした場合でも、Cu電極82又ははんだ層85との界面でクラックやボイド、剥離などが発生しにくくなり、高い接合強度を得られるようにする。
また、好ましい寸法関係はつぎのとおりである。図4(b)を参照すれば、カバー基板71の表面においては、密着層74の外形寸法D5はCu電極82の外形寸法D4よりも大きくなっている。拡散防止膜83の外形寸法D3は、Cu電極82の外形寸法D4よりも大きく、Cu電極82からはみ出たフランジ部61を有している。また、拡散防止膜83の外形寸法D3は、カバー基板71の表面の密着層74の外形寸法D5と等しいか、それよりも大きい。また、濡れ性改善層84の外形寸法D2は、拡散防止膜83の外形寸法D3と等しいか、それよりも大きくて、濡れ性改善層84は、拡散防止膜83の表面全体を覆っている。はんだ層85の外形寸法D1は、Cu電極82の外形寸法D4と同等か、それよりも小さくなっている。
なお、接続用電極構造81が例えば図7(b)に示すような矩形状や多角形状をしている場合には、各層の外形寸法とはその一辺の長さを表わす。接続用電極構造81が例えば図7(c)に示すような円形状や楕円形状をしている場合には、各層の外形寸法とはその直径を表わす。また、封止用パッド構造91のようにある方向に延びた帯状をしている場合には、各層の外形寸法とはその幅を表す。以下においては、円形である場合を想定して外形寸法という代わりに直径と言うことがある。
このような寸法関係によれば、密着層74や拡散防止膜83、濡れ性改善層84が82よりも外にはみ出してCu電極82の周囲に厚みの薄いフランジ部86が形成されている。Cu電極82は熱伝導率が高いので、はんだ層85の直径をCu電極82と同等又はそれよりも小さくしてあれば、加熱時にCu電極82の真上に位置するはんだ層85が熱で変形しやすくなる。また、変形したはんだ層85がCu電極82の上からフランジ部61に流れ出ると、フランジ部61ではんだ層85が冷めて固まりやすくなり、それ以上そとへ流れ出にくくなる。
(封止用パッド構造について)
図5(a)は、図3のY部すなわち封止用パッド構造91を拡大して示す図であって、上下を反転して示す。また、図5(b)は、一部の層を分離して封止用パッド構造91を示す。封止用パッド構造91では、カバー基板71の表面に薄膜状のCu電極82が形成され、その上方に順次拡散防止膜83、濡れ性改善層84、はんだ層85が設けられている。封止用パッド構造91では、カバー基板71に貫通孔がなく、したがって貫通配線が設けられていない点を除けば、接続用電極構造81において説明した構成や作用効果がそのまま当てはまる。
(拡散防止膜の選定について)
つぎに、本発明において、Snの拡散係数が3×10−23cm/sec以下の拡散防止膜を用いる根拠について説明する。各種金属に対するCuの拡散係数(単位:cm/sec、温度:600°K)は、次の通りである。なお、矢印は、拡散される物質←拡散する物質で拡散方向を示している。
Ag←Cu : 2×10−16〜2×10−17
Al←Cu : 0.9〜1×10−12
Ni←Cu : 2〜4×10−23
Sn←Cu : 3×10−6
Ti←Cu : 5×10−14〜4×10−18
TiN←Cu : 6×10−30
TaN←Cu : 3×10−18
Li←Cu : 2×10−16
Pb←Cu : 2×10−16
これらの値のうち、CuからSnへの拡散係数を基準とし、それよりも拡散係数の小さな材料を選択すると、Ag、Al、Ni、Ti、TiN、TaN、Li、Pbが候補に挙がる。
一方、拡散防止膜を選定する基準としては、つぎの2つの基準を考えることができる。
(基準1) 貫通配線材料であるCuと拡散防止膜との関係
(基準2) はんだ材料であるSnと拡散防止膜との関係
まず、貫通配線材料であるCuと拡散防止膜の関係(基準1)について考える。この関係では、接合温度が260℃〜400℃という環境において、貫通配線材料(Cu)と拡散防止膜の材料が溶融し合わない高融点金属であることが第1の条件となる。そして、一般的な物理的成膜や化学的成膜で成膜可能であり、フォトリソグラフィプロセスに適した材料であることが第2の条件となる。この観点で言うと、上記のAg、Al、Ni、Ti、TiN、TaNはどれも当てはまる。最も融点の低いAlでも、融点が660℃であるためである。
つぎに、はんだ材料であるSnと拡散防止膜との関係(基準2)について考える。この基準では、はんだ材料であるSnからCuの方向へと拡散していく経路を防止できるか否かが重要となる。よって、拡散係数として考慮すべきものは、Sn→拡散防止膜の方向における拡散係数が判断基準となる。拡散防止膜→Snへの拡散係数は、どれも値が低いものである。これは、その接合温度付近ではんだ材料であるSnがすでに溶融しているため、拡散防止膜の材料の拡散していく深さはより深くSn側へと入り込んでいくと考えられるからである。しかし、それは本発明の課題解決には直接関係の無いものであり、拡散防止膜は、Cuの拡散係数や前記基準1、2などから総合的に判断して選定されるべきものであり、さらに拡散防止膜に求められる機能としては、Snから拡散防止膜へ拡散し、CuとSnが拡散を生じないようにすることであるため、Sn→拡散係数の値を判断基準とすべきであると考えられる。
Snから各種金属への拡散係数(単位:cm/sec、温度:600°K)を示すと、次の通りである。
Cu←Sn : 4×10−17
Ti←Sn : 2×10−28
Ni←Sn : 3×10−23
Ag←Sn : 1×10−15
Al←Sn : 4×10−11
参考までに課題を生じたCuの拡散係数も記載している。また、CuにSnを拡散させた(Cu←Sn)場合における、Cu層とSn層との界面付近の断面写真を図8に示す。したがって、これらのデータによれば、Cu←Snの拡散係数以上の値では、Snの拡散が生じると考えられるので、AgやAlは採用できないと判断できた。また、図9(a)はSnをTiに拡散させた場合の断面写真であり、図9(b)はSnをNiに拡散させた場合の断面写真である。図9(a)及び(b)によれば、Ti又はNiの場合にはクラックなどが生じていないことが分かる。
よって、拡散防止膜83として、Ti又はNiを用いることにより電極部分にクラック等の欠点が生じるのを防ぐことができる。また、このときの拡散値より、拡散防止膜83としては、Snの拡散定数が 3×10−23cm/sec 以下のものを用いればよいことが分かる。
(製造工程について)
上記カバー基板71は、次のようにして製造される。まず、MEMS製造技術を用いて装置基板41の上面にスイッチ部や静電アクチュエータ、封止部52などを作製しておく。また、カバー基板71には、貫通配線75や接続用電極構造81、封止用パッド構造91などを作製しておく。ついで、スイッチ部や静電アクチュエータ、封止部52などを形成したSi基板等の上にカバー基板71を重ね合わせ、接続用電極構造81を固定接点用パッド54やアクチュエータ用パッド55に位置合わせし、封止用パッド構造91を接合用パッド53に位置合わせする。この状態を保ちながら、温度:260〜400℃、荷重圧力:0.1〜10MPaという条件のもとで加熱及び加圧を行い、はんだ層85を変形させて接続用電極構造81を固定接点用パッド54やアクチュエータ用パッド55に接合するとともに封止用パッド構造91を接合用パッド53に接合する。また、接合処理を行なう際には、周囲(チャンバ内)の環境は30Torr前後の窒素雰囲気、もしくはそれよりも高真空の雰囲気であればよい。この結果、カバー基板71と装置基板41が接合一体化され、スイッチ部や静電アクチュエータが封止される。
これまでの状態では、貫通配線75はカバー基板71の凹部内に埋め込まれていてカバー基板71の外面側には露出していなかったので、カバー基板71の外面を研削又は研磨してカバー基板71の外面に貫通配線75の端面を露出させる。ついで、カバー基板71の外面に、蒸着やスパッタ等で絶縁層73を形成し、貫通配線75の端面に当たる位置で絶縁層73にコンタクト孔をあける。このコンタクト孔の上に外部接続端子76を設け、コンタクト孔を通して外部接続端子76を貫通配線75の端面に接続する。
ここまでの工程は、ウエハサイズで実施され、一組のウエハによって複数個の静電リレー43が一度に製作されている。従って、これをダイシング等により個片カットすることで、多数の静電リレー43が量産される。
41 装置基板
43 静電リレー
52 封止部
53 接合用パッド
54 固定接点用パッド
55 アクチュエータ用パッド
61 フランジ部
71 カバー基板
72 貫通孔
73 絶縁層
74 密着層
75 貫通配線
76 外部接続端子
81 接続用電極構造
82 Cu電極
83 拡散防止膜
84 濡れ性改善層
85 はんだ層
91 封止用パッド構造

Claims (15)

  1. 基板の表面に設けたCu電極と、
    Snの拡散係数が3×10−23cm/sec以下である材料からなり、前記Cu電極全体を覆う拡散防止膜と、
    前記拡散防止膜の上方に設けた、Au−Sn系はんだからなる接合用はんだ層と、
    を有することを特徴とする電極構造。
  2. 前記拡散防止膜は、Ni又はTiであることを特徴とする、請求項1に記載の電極構造。
  3. 前記Cu電極は、基板の貫通孔に埋め込まれた貫通配線の端部に設けられたプラグ部であることを特徴とする、請求項1に記載の電極構造。
  4. 前記拡散防止膜と前記接合用はんだ層との間に、Au−Sn系はんだの濡れ性を向上させるための濡れ性改善層が形成されていることを特徴とする、請求項1の電極構造。
  5. 前記Cu電極の厚さが、2μm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の電極構造。
  6. 前記拡散防止膜は、前記Cu電極からはみ出たフランジ部を有することを特徴とする、請求項1に記載の電極構造。
  7. 前記拡散防止膜の厚さが、1μm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の電極構造。
  8. 前記濡れ性改善層は、前記拡散防止膜の表面全体を覆っていることを特徴とする、請求項4に記載の電極構造。
  9. 前記はんだ層の厚さが、5μm以下である、請求項1に記載の電極構造。
  10. 前記はんだ層の面積は、前記Cu電極の面積と同等もしくはそれよりも小さいことを特徴とする、請求項1に記載の電極構造。
  11. 前記基板は表面を絶縁膜で覆われた半導体基板であって、
    前記Cu電極と前記絶縁膜との間には、前記Cu電極よりも広い面積を有するとともに前記拡散防止膜からはみ出ないように、密着層が形成されている、請求項1に記載の電極構造。
  12. 前記密着層は、Ti、TiN、TaN、Taのうち少なくとも一種の材料からなる1又は複数の層である、請求項11に記載の電極構造。
  13. マイクロデバイスを実装するための第1の基板と、前記第1の基板に接合されてマイクロデバイスを封止する第2の基板とからなるマイクロデバイス用パッケージであって、
    前記第2の基板の貫通孔に埋め込まれた貫通配線の端部において前記第2の基板の内面に設けられたCu電極と、
    Snの拡散係数が3×10−23cm/sec以下である材料からなり、前記Cu電極全体を覆う拡散防止膜と、
    Au−Sn系はんだからなる接合用はんだ層と、
    によって、マイクロデバイスと接続するための接続用電極部が形成されたことを特徴とするマイクロデバイス用パッケージ。
  14. マイクロデバイスを実装するための第1の基板と、前記第1の基板と対向する第2の基板とからなるマイクロデバイス用パッケージであって、
    前記第2の基板の内面外周部に沿って設けられたCu電極と、
    Snの拡散係数が3×10−23cm/sec以下である材料からなり、前記Cu電極全体を覆う拡散防止膜と、
    Au−Sn系はんだからなる接合用はんだ層と、
    によって、第1の基板と接合させる封止用パッド部が形成されたことを特徴とするマイクロデバイス用パッケージ。
  15. 接合後における前記接合用はんだ層の厚さが、3μm以下であることを特徴とする、請求項13又は14に記載のマイクロデバイス用パッケージ。
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