JP2011192512A - レセプタクルおよび電子機器 - Google Patents

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詳一 三村
Masato Tobinaga
真人 飛永
Shinkuro Fujino
新九郎 藤野
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Abstract

【課題】グランド端子とシグナル端子とのペアリングを容易にし、また、耐ノイズ性を高めたレセプタクルおよび電子機器を提供すること。
【解決手段】本発明に係るレセプタクルは、互いに逆位相の信号が伝送される2本のシグナル端子(2a〜2d)と、2本のシグナル端子を含む第1平面と平行に相対する第2平面上に設けたグランド端子(1a〜1d)と、を備え、前記グランド端子は、前記第1平面の法線方向から見たときに、前記2本のシグナル端子と重複するように幅を広げた幅広部(51a〜51d)を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、レセプタクル、及びレセプタクルとプリント基板とを備える電子機器に関する。
近年、HDMI(High−Definition Multimedia Interface:登録商標)規格やUSB(Universal Serial Bus)規格などに準拠するインターフェースを介して、電子機器(例えば、AV機器や携帯端末など)間でデジタル信号を高速伝送する技術が広く用いられている。
このようなインターフェースは、電子機器に内蔵されるプリント基板の載置面上に載置されるレセプタクルと、レセプタクルに嵌挿されるプラグとによって構成される。また、これらのインターフェースは、2線のペア配線に逆位相の信号を伝送するものが主流となっている。具体的には、差動伝送方式やTMDS(Transision Minimized Differential Signaling:登録商標)方式と呼ばれる伝送方式が採用されている。この伝送方式の特徴は基準となるグランド面に対して一定の特性インピーダンスとなるように配線の幅やグランドとの距離を調整した伝送線路を形成することで、反射等の信号劣化を低減して高速伝送を可能にしている。
上述したような伝送線路構造を同軸ケーブルや多層のプリント基板で形成するのは比較的容易である。また、これらを接続するコネクタの構造についても、インターフェースの規格により詳細に規定されていて信号劣化しないように配慮されている。しかしながら、コネクタと基板との接続構造(すなわち、レセプタクルの構造)については、コネクタから基板までの間に空中配線部分があるため伝送線路構造が形成し難い。また、インターフェースの規格にも構造が規定されていないこともあって、信号劣化の大きな要因となる。また、コネクタメーカによって基板とコネクタとの接続構造は微妙に異なる場合がある。従って、基板の種類やグレードによっては基板上での信号配線が困難となって新たな信号劣化の要因となる場合がある。
図6は、レセプタクルにおいてグランド端子の配置に工夫を凝らした従来構成の一例を示す図であり、(a)が斜視図、(b)が内部構造の断面図である(例えば、特許文献1参照)。この従来例では、複数の擬似差動信号ペア端子をペア毎に区切るようにグランド端子を配置して差動信号ペア端子間の干渉を抑えている。また、端子配列が2段千鳥構造の場合には、差動信号ペア端子と向かい合う中央の端子にグランド端子を配置してグランド端子と差動信号ペア端子との距離を等しくすることで特性インピーダンスのバラツキを抑える構造となっている。
特開2007−80782号公報
しかしながら、上述した従来例の構造にあっては、グランド端子と複数の差動信号ペア端子との距離が等しく差動信号ペア端子とグランド端子のペアリングが困難である。また、1本のグランド端子で差動信号ペア配線2本の基準グランド面として伝送線路構造を形成するので、耐ノイズ性が劣化するという課題がある。
すなわち、ペアのシグナル端子と専用グランド端子とを備えるインターフェースにおいては、グランド端子と他の信号端子との距離も近くなるために、一定の特性インピーダンスを保つために十分な伝送線路構造を形成することが難しい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、グランド端子とシグナル端子とのペアリングを容易にし、また、耐ノイズ性を高めたレセプタクルおよび電子機器を提供することを目的とする。
本発明のレセプタクルは、プリント基板の載置面上に載置されるレセプタクルであって、互いに逆位相の信号が伝送される2本のシグナル端子と、前記2本のシグナル端子を含む第1平面と平行に相対する第2平面上に設けたグランド端子と、を備え、前記グランド端子は、前記第1平面の法線方向から見たときに、前記2本のシグナル端子と重複するように幅を広げた幅広部を有する構成を採る。
また、本発明の電子機器は、上記レセプタクルと、レセプタクルが載置される載置面を有するプリント基板と、を備える構成を採る。
本発明によれば、グランド端子とシグナル端子とのペアリングを容易にし、また、耐ノイズ性を高めたレセプタクルおよび電子機器を提供することができる。
インターフェース10の構成を示す斜視図 実施の形態1に係るレセプタクルの内部構造を示す部分斜視図 (a)グランド端子1aおよびペア信号端子2a近傍の断面図、(b)A−A’断面図 実施の形態2に係るレセプタクルの内部構造を示す部分斜視図 (a)グランド端子1aおよびペア信号端子2a近傍の断面図、(b)A−A’断面図 従来構成を示す図
次に、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なっている場合がある。従って、具体的な寸法等は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(実施の形態1)
<インターフェースの構成>
実施の形態1に係るインターフェースの構成について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態では、電子機器間のインターフェースの一例として、HDMI規格に準拠するインターフェース10について説明する。なお、電子機器とは、例えば、AV機器、携帯端末、パーソナルコンピュータなどである。
図1は、実施の形態1に係るインターフェース10の構成を示す斜視図である。図1に示すように、インターフェース10は、プリント配線板11、レセプタクル12、及びプラグ13によって構成される。
プリント配線板11は、第1電子機器(不図示)に内蔵される。プリント配線板11は、基板本体11A及び配線群11Bを備える。基板本体11Aは、実装面FMNTを有する。
レセプタクル12は、プリント配線板11の端部11EDGにおいて、実装面FMNT上に実装される。レセプタクル12は、筐体12A、開口12B、端子絶縁板12C及び端子群12Dを有する。レセプタクル12の構成については後述する。
プラグ13は、第2電子機器(不図示)に設けられる。プラグ13は、開口12Bに挿入されることによって、レセプタクル12と接続される。プラグ13は、第1電子機器と第2電子機器との間でデジタル信号を伝送する。
<レセプタクルの構成>
次に、第1実施形態に係るレセプタクルの構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、レセプタクル12の内部構造を示す部分斜視図である。図2において、筐体12Aの記載は省略している。
レセプタクル12の端子群12Dは、グランド端子1a〜1e、互いに逆位相の信号が伝送される2本のシグナル端子であるペア信号端子2a〜2d、その他の信号および電源端子であるその他端子3、を有する。
端子群12Dは、端子絶縁板12Cにガイドされている絶縁板配線部4と、端子絶縁板12Cとプリント配線板11の配線群11B上に設けられる半田付け部6と、絶縁板配線部4と半田付け部6との間をつなぐ空中配線部5と、を有する。
半田付け部6では、配線群11Bとの電気的接続を確保するために半田付けがなされて接続される。
端子絶縁板12Cは、グランド端子1a〜1e、ペア信号端子2a〜2d、その他端子3を固定するガイドの役割を果たす。端子絶縁板12Cは、樹脂材料などの絶縁材料からなる。
ここで、空中配線部5について、構造を詳細に説明する。グランド端子1a〜1eの空中配線部にはそれぞれ幅広部51a〜51eが設けられている。図3(a)は、図2に示すx軸正の方向から見た場合の、グランド端子1aおよびペア信号端子2a近傍の断面図である。また、図3(b)は、図3(a)のA−A’断面図である。
図3に示すように、空中配線部5において、グランド端子1aは、ペア信号端子2aを含む第1平面と平行に相対する第2平面上に位置している。言い換えると、グランド端子1aとペア信号端子2aとは、空中配線部5において、y軸方向に異なる位置に配置されている。なお、x軸方向は端子群12Dの配列方向、z軸方向はプリント基板の実装面FMNTの法線方向、y軸方向は、x軸とz軸に直交する方向である。
また、幅広部51aは、第1平面の法線方向(y軸方向)から見たときに、ペア信号端子2aと重複するようにグランド端子1aの幅を広げて構成されている。
同様にして、グランド端子1b〜1dも、空中配線部分5において、隣接するペア信号端子2b〜2dと重複するように端子幅が拡大された幅広部51b〜51dを有している。
さらに、グランド端子1eも同様に、隣接するその他端子3と重複するように端子幅が拡大された幅広部51eを有している。
このように、グランド端子1a〜1dが、空中配線部分5において、隣接するペア信号端子1a〜1dと重複するように端子幅が拡大された幅広部51a〜51dを有することで、幅広部51a〜51dをグランド面とする結合マイクロストリップ線路を形成することができる。このような構成によれば、高周波特性の良い伝送線路構造の一つである結合マイクロストリップ線路をレセプタクル12内で構成することができ、これまで困難であったレセプタクルと基板との接続部分での信号劣化を低減することが可能となる。
なお、結合マイクロストリップ線路の特性インピーダンスは、空中配線部5のペア信号端子2a〜2dの幅やペア信号端子2a〜2dとグランド端子1a〜1d間の距離を変えることで例えばHDMIの規格値である差動100Ωに調整することが出来る。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図4乃至5を参照して説明する。実施の形態2は、実施の形態1と比較して、空中配線部におけるペア信号端子とグランド端子との間に誘電体を有している点で異なる。
図4は、実施の形態2に係るレセプタクルの内部構造を示す部分斜視図である。また、図5(a)は、図4に示すx軸正の方向から見た場合の、グランド端子1aおよびペア信号端子2a近傍の断面図である。また、図5(b)は、図5(a)のA−A’断面図である。
図4に示すように、レセプタクル12は、ペア信号端子とグランド端子との間に設けられる板状の誘電体7を備えている。誘電体7は、ペア信号端子2a〜2eのうち少なくともいずれかのペア信号端子とグランド端子との間に介挿される誘電体15であってもよい。
このような誘電体7の誘電率を調整することによって、一対のペア信号端子とグランド端子とによって形成される線路の特性インピーダンスを簡便に調整することができる。また、誘電体7によって、一対のペア信号端子とグランド端子とが保持されるので、レセプタクル12の機械的強度をより向上することができる。
(その他の実施形態)
本発明は上記の実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上記実施形態では、電子機器間におけるインターフェースの一例として、HDMI規格に準拠するインターフェースについて説明したが、これに限られるものではない。例えば、電子機器間におけるインターフェースとしては、USB、DVI(Digital Visual Interface:登録商標)、或いはIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394などの規格に準拠するシリアルインターフェースを用いることができる。
また、上記実施の形態では、一対のペア信号端子は、TMDS方式などに基づく擬似差動伝送方式による信号を伝送することとしたが、これに限られるものではない。例えば、一対のシグナル端子Tは、USB規格に基づく差動伝送方式による信号を伝送してもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明は、ペア信号端子とグランド端子とを有するレセプタクルのノイズ性能を高めるのに好適である。
10 インターフェース
11 プリント配線板
11A 基板本体
11B 配線群
11EDG 端部
12 レセプタクル
12A 筐体
12B 開口
12C 端子絶縁板
12D 端子群
13 プラグ
1a、1b、1c、1d グランド端子
2a、2b、2c、2d ペア信号端子
3 その他端子
4 絶縁板配線部
5 空中配線部
51a、51b、51c、51d 幅広部
6 半田付け部
7 誘電体

Claims (6)

  1. プリント基板の載置面上に載置されるレセプタクルであって、
    互いに逆位相の信号が伝送される2本のシグナル端子と、
    前記2本のシグナル端子を含む第1平面と平行に相対する第2平面上に設けたグランド端子と、を備え、
    前記グランド端子は、前記第1平面の法線方向から見たときに、前記2本のシグナル端子と重複するように幅を広げた幅広部を有する、
    レセプタクル。
  2. 前記幅広部と前記2本のシグナル端子とは、伝送線路構造の1つである結合マイクロストリップ線路を形成している、
    請求項1に記載のレセプタクル。
  3. 前記2本のシグナル端子は、差動信号用端子である、
    請求項1または2に記載のレセプタクル。
  4. 前記2本のシグナル端子は、擬似差動信号端子である、
    請求項1または2に記載のレセプタクル。
  5. 前記幅広部と前記2線のシグナル端子との間に設けられる誘電体を備えた、
    請求項1乃至4のいずれかに記載のレセプタクル。
  6. 前記請求項1乃至5のいずれかに記載のレセプタクルと、
    前記レセプタクルが載置される載置面を有するプリント基板と、を備えた、
    電子機器。
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