JP2011189449A - 面取り装置およびそれを具備する歯車加工機 - Google Patents

面取り装置およびそれを具備する歯車加工機 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構造にて、ワークに対する面取りカッタおよびバリ取りカッタの位置調整を容易に行うことができる面取り装置を提供することにある。
【解決手段】面取りカッタ31と、面取りカッタの直径と異なる直径を有するバリ取りカッタ32と、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32を回転可能に支持し、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32をワークWに対して位置調整可能なカッタ旋回台35、カッタ前後送り台42、および基台43とを具備し、ワークWに対してカッタ前後送り台42を1軸送り可能となるようにワークWと面取りカッタ31とバリ取りカッタ32とを配置し、対象ワークの範囲で、面取りカッタとバリ取りカッタの切込変化量がほぼ等しくなるように配置する。
【選択図】図4

Description

本発明は、面取り装置およびそれを具備する歯車加工機に関する。
ホブ盤などによりワークに歯車を加工した後、必要に応じて、歯車端面の歯形稜線を面取り(歯車面取り)を行っている。上述した面取り機能は、面取りカッタおよびバリ取りカッタを用いて行われている(例えば特許文献1参照)。すなわち、ワークの歯車が形成された箇所に面取りカッタを押し当てて塑性変形させると共に、この塑性変形によりワークの縁に生じてしまうバリを円盤状の刃を持つバリ取りカッタで切削除去している。
上述した面取り機能を持つ面取り装置としては、それぞれのカッタ(面取りカッタおよびバリ取りカッタ)を送り台に設けた装置(複数の軸送り機構をもつ装置)や、一つの送り台に面取りカッタおよびバリ取りカッタを設けて、コンパクト化した装置(一つの軸送り機構をもつ装置)がある。
一方、上述した面取り機能を上記ホブ盤内における器具が設置されていない空間に設置したいという市場の要求があった。
登録実用新案第3056882号公報
しかしながら、上述した複数の軸送り機構をもつ装置は、ワークの大きさが変わった場合にワークに対する各カッタの位置を調整することができるものの、カッタ毎に軸送り機構を設置しなければならず、その構造が複雑になってしまう。また、上記軸送り機構の設置による占有スペースが大きくなってしまう。
上述した一つの軸送り機構をもつ装置は、装置自体のコンパクト化を図ることができるものの、ワークの大きさが変わった場合には、ワークに対して面取りカッタおよびバリ取りカッタの位置を調整する必要があるため、一つの軸送り機構によりワークに対して面取りカッタの位置を調整しても、面取りカッタの直径とバリ取りカッタの直径とが異なっているために、ワークに対してバリ取りカッタが適切な位置に配置されておらず、前記軸送り機構の調整の他にバリ取りカッタの位置を別途調整しなければならなかった。また、逆に、一つの軸送り機構によりワークに対してバリ取りカッタの位置を調整したとしても、上記同様、バリ取りカッタの直径と面取りカッタの直径とが異なっているために、ワークに対して面取りカッタが適切な位置に配置されておらず、前記軸送り機構の調整の他に面取りカッタの位置を別途調整しなければならなかった。
従って、本発明は、前述した問題に鑑み提案されたもので、簡易な構造にて、ワークに対する面取りカッタおよびバリ取りカッタの位置調整を容易に行うことができる面取り装置およびそれを具備する歯車加工機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明に係る面取り装置は、
歯車加工されたワークを面取りする面取りカッタと、
前記面取りカッタの直径と異なる直径を有する、前記ワークのバリを除去するバリ取りカッタと、
前記面取りカッタと前記バリ取りカッタを回転可能に支持し、当該面取りカッタおよび当該バリ取りカッタを前記ワークに対して位置調整可能な送り台とを具備し、
前記ワークに対して前記送り台を1軸送り可能となるように、且つ、対象ワークの範囲で面取りカッタ側切込変化量とバリ取りカッタ側切込変化量とがほぼ同一となるように前記面取りカッタと前記バリ取りカッタとを配置する
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第2の発明に係る面取り装置は、
第1の発明に係る面取り装置であって、
前記ワークが対象ワークの最大直径であるときの、前記ワークの軸心と前記バリ取りカッタの軸心の間における切り込み方向の距離R1B、および前記ワークの軸心と前記面取りカッタの軸心の間における切り込み方向の距離R2Bと、
前記ワークが対象ワークの最小直径であるときの、前記ワークの軸心と前記バリ取りカッタの軸心の間における切り込み方向の距離R1A、および前記ワークの軸心と前記面取りカッタの軸心の間における切り込み方向の距離R2Aと、
前記送り台の送り方向に直交する方向における、前記ワークの軸心と前記バリ取りカッタの軸心の間の距離Y1、および前記ワークの軸心と前記面取りカッタの軸心の間の距離Y2とが以下に示す(1)式を満足するように、前記ワークに対して前記バリ取りカッタと前記面取りカッタとを配置する
ことを特徴とする。
Figure 2011189449
上述した課題を解決する第3の発明に係る面取り装置は、
第1または第2の発明に係る面取り装置であって、
前記送り台が、2つの送り台と、一方の送り台を前記ワーク側へ軸送り可能な軸送り機構とからなり、
前記一方の送り台を他方の送り台に対して支持可能に配置される軸を具備する
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第4の発明に係る面取り装置は、
第3の発明に係る面取り装置であって、
前記軸による前記一方の送り台の旋回を規制する規制手段を具備する
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第5の発明に係る面取り装置は、
第3または第4の発明に係る面取り装置であって、
前記一方の送り台と前記他方の送り台との間に配置される弾性体をさらに具備する
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第6の発明に係る面取り装置は、
第5の発明に係る面取り装置であって、
前記弾性体が、前記面取りカッタに向けて前記一方の送り台を付勢するように配置される
ことを特徴とする。
上述した課題を解決する第7の発明に係る歯車加工機は、
第1乃至第6の発明の何れか一つに係る面取り装置を具備する
ことを特徴とする。
本発明に係る面取り装置によれば、面取りカッタおよびバリ取りカッタで加工可能なワークの直径が最大であるときから最小であるときの範囲に亘って、ワークに対する、面取りカッタの送り量とバリ取りカッタの送り量とがほぼ同一となる。その結果、面取りカッタおよびバリ取りカッタを1つの送り台で位置決めできる。よって、簡易な構造にて、ワークに対して各カッタの位置調整を容易に行うことができる。また、装置を小型化できる。
本発明に係る面取り装置によれば、送り台が、2つの送り台と、一方の送り台を前記ワーク側へ軸送り可能な軸送り機構とからなり、一方の送り台を他方の送り台に対して支持可能に配置される軸を具備することにより、簡易な構造にて、ワークに対する面取りカッタおよびバリ取りカッタの位置調整を容易に行うことができる。
本発明に係る面取り装置によれば、軸による一方の送り台の旋回を規制する規制手段を具備することにより、面取りカッタの軸心およびバリ取りカッタの軸心とワークとの距離を同一となる箇所に当該面取りカッタおよびバリ取りカッタを配置することができる。よって、簡易な構造にて、ワークに対する面取りカッタおよびバリ取りカッタの位置調整を容易に行うことができる。
本発明に係る面取り装置によれば、一方の送り台と他方の送り台との間に配置される弾性体をさらに具備することにより、一方の送り台をワーク側に移動させて、ワークに面取りカッタまたはバリ取りカッタが接触した時の衝撃を弾性体により軽減することができる。
本発明に係る面取り装置によれば、弾性体が、面取りカッタに向けて一方の送り台を付勢するように配置されることにより、一方の送り台をワーク側に移動させたときに、バリ取りカッタよりも先に面取りカッタをワークに容易に接触させることができる。さらに、ワークと面取りカッタの噛み合わせ時に、ワークと面取りカッタの歯の山同士が接した場合でも、ワークを回転させることで、面取りカッタがワークにより押されるため当該面取りカッタの歯の山位置が変わりワークと面取りカッタの歯の山谷にて噛み合わせることができる。よって、ワークに対して面取りカッタおよびバリ取りカッタの位置調整が容易となる。
本発明に係る歯車加工機によれば、面取り装置を具備することで、歯車加工を行ったワークに対して必要に応じて同一装置内にて面取り加工およびバリ取り加工を行うことができる。
本発明の第1の実施例に係る歯車加工機の斜視図であって、図1(a)にワークの歯車加工時およびワークの面取り加工時の状態を示し、図1(b)にその加工前の状態を示す。 本発明の第1の実施例に係る歯車加工機の平面図である。 本発明の第1の実施例に係る歯車加工機が具備する面取り装置の斜視図である。 本発明の第1の実施例に係る歯車加工機が具備する面取り装置の概略図である。 面取り装置が備える面取りカッタおよびバリ取りカッタとワークとの位置関係を説明するための図である。 面取りカッタおよびバリ取りカッタの配置が悪い場合における、面取りカッタおよびバリ取りカッタとワークとの位置関係を説明するための図であって、図6(a)にワークが面取りカッタ側に寄りすぎた場合を示し、図6(b)にワークがバリ取りカッタ側に寄りすぎた場合を示す。 本発明の第1の実施例に係る歯車加工機が具備する面取り装置の作業状態の説明図であって、図7(a)に面取り装置の起動位置に配置した状態を示し、図7(b)に面取り装置をワークに近接して配置した状態を示し、図7(c)に面取り装置の面取りカッタとワークとの噛み合いが未完の状態を示し、図7(d)に面取り装置の面取りカッタとワークとの噛み合いが完了した状態を示し、図7(e)に面取り装置のワーク加工時の状態を示す。
以下に、本発明に係る面取り装置およびそれを具備する歯車加工機を実施するための形態を実施例に基づき具体的に説明する。
以下に、本発明の第1の実施例に係る歯車加工機につき、図1〜図7を用いて具体的に説明する。ただし、図4〜図6にて、対象ワークの最大形状(最大直径)における、ワークおよび面取りカッタならびにバリ取りカッタの位置を実線で示し、対象ワークの最小形状(最小直径)における、ワークおよび面取りカッタならびにバリ取りカッタの位置を1点鎖線で示す。図5にて、ワーク加工前の状態を2点鎖線で示す。
本発明の第1の実施例に係る歯車加工機100は、図1,2に示すように、ホブを用いてワークを歯車加工するホブ盤である。この歯車加工機100は、ベッド1と、ベッド1上に立設するカウンタコラム10と、カウンタコラム10の下部外周に旋回可能に設けられる旋回リング(4ステーションリングローダ)11と、旋回リング11に設けられ、ワークWを把持する4つのグリッパ12とを有する。
これらグリッパ12は、搬入・搬出位置P1、準備位置P2、ホブ加工位置P3、および面取り加工位置P4にそれぞれ配置される。旋回リング11が時計回りに90°毎に回転することで、グリッパ12は、上述した所定位置(搬入・搬出位置P1、準備位置P2、ホブ加工位置P3、および面取り加工位置P4)に順次移動して配置される。ホブ加工位置P3および面取り加工位置P4には、ワークWを軸回転可能に搭載する設置台16がそれぞれ配置される。
上述したカウンタコラム10に対向してコラム20が配置される。このコラム20には、グリッパ12に把持されて上述したホブ加工位置P3に配置されたワークWを歯車加工するホブ21が回転可能に支持される。ホブ21の近傍に、歯車加工されたワークWを面取り加工する面取り装置30が配置される。ただし、歯車加工機100では、ホブ21が歯車加工可能に配置される(図3に示すワークW参照)。
上述したカウンタコラム10には、ワークWの上方に位置して、ワークWを回転可能に支持するワークアーバ13と、ワークWを回転駆動する駆動装置16と、ワークアーバ支え14を介してワークアーバ13を上下方向に移動可能に支持する移動機構15が備えられている。
上述した面取り装置30は、図3および図4に示すように、面取りカッタ31、バリ取りカッタ32、支持台33,34、カッタ旋回台35、カッタ前後送り台42、カッタ前後送りモータ44などを具備する。
面取りカッタ31は回転可能に支持する支持台33に配置され、バリ取りカッタ32は、回転、上下動可能に支持する支持台34に配置される。バリ取りカッタ32の上下動は支持台34に組み込まれた図示しないピストンと、図示しない加圧手段により行われる。これら支持台33,34は、カッタ旋回台(一方の送り台)35の先端35b側に固定される。カッタ旋回台35の側部には、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32を当該カッタ旋回台35に固定するための固定ハンドル38,39がそれぞれ取り付けられる。なお、カッタ旋回台35の先端35b側の上部には、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32の高さ位置を調整するための高さ調整ネジ36,37a,37bがそれぞれ取り付けられる。よって、これら高さ調整ネジ36,37a,37bにより、ワークWの高さに合わせて、後述する面取りカッタ本体31a,31bの高さ方向の位置、および後述するバリ取りカッタ本体32a,32bの高さ方向の位置を調整することができる。
カッタ旋回台35の基端35c側には穴35aが形成される。この穴35a内にカッタ前後送り台(他方の送り台)42の先端42b側が挿入された状態にて配置されると共に、穴35aにおける、カッタ旋回台35の後端側の端面とカッタ前後送り台42の先端42bとの間に空隙がある状態にて配置される。このような状態にて、カッタ旋回台35およびカッタ前後送り台42を貫通して旋回軸41が配置される。よって、カッタ旋回台35は、旋回軸41を介してカッタ前後送り台42に支持されており、旋回軸41を旋回中心としてカッタ前後送り台42に旋回可能に支持される。
カッタ前後送り台42は、基台43上に配置される。基台43の一方の端部側にカッタ前後送りモータ44が固定される。前後送りモータ44はカッタ旋回台35に向けて延在する軸体45を有する。ただし、前後送りモータ44は、軸体45の延在方向に面取りカッタ31が位置するように配置される。軸体45は、カッタ前後送り台42に形成された穴42a内を通るように配置される。この穴42aにおけるカッタ前後送りモータ44側のカッタ前後送り台42の端面近傍には、内面にネジ部が形成された円筒状の部材(以下、円筒部材と称す)46が固定される。この円筒部材46のネジ部は、軸体45の周面に形成されたネジ部と噛み合わされる。よって、カッタ前後送りモータ44を駆動して軸体45が正逆転することで、カッタ前後送り台42が基台43上を摺動し、ワークWと面取りカッタ31とが噛み合う位置と、ワークWに対して面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32が離間する位置との間にてカッタ旋回台35の位置が調整される。なお、上述した軸体45および円筒部材46が軸送り機構をなす。
上述したカッタ旋回台35とカッタ前後送り台42の間に弾性体である旋回力付加ばね50が配置される。具体的には、カッタ旋回台35に形成された穴35dおよびカッタ前後送り台42に形成された穴42e内に旋回力付加ばね50が配置される。この旋回力付加ばね50により、カッタ前後送り台42の反力を得てカッタ旋回台35を付勢する。よって、旋回軸41を旋回中心としてカッタ旋回台35が旋回し、カッタ旋回台35に固定される面取りカッタ31がバリ取りカッタ32よりもワークW近傍に配置される。その結果、カッタ旋回台35をワークW側に移動させたときに、バリ取りカッタ32よりも先に面取りカッタ31をワークWに容易に接触させることができる。さらに、ワークWと面取りカッタ31の噛み合わせ時に、ワークWと面取りカッタ31の歯の山同士が接した場合でも、ワークWを回転させることで、面取りカッタ31がワークWにより押されるため当該面取りカッタ31の歯の山位置が変わりワークWと面取りカッタ31の歯の山谷にて噛み合わせることができる。
カッタ前後送り台42の側部42cにおけるワークW側には、規制手段である旋回ストッパ51が固定される。ワークWに面取りカッタ31が噛み合わされた状態にて、カッタ旋回台35をワークW近傍に向けて軸送りした時に、カッタ旋回台35の穴35aに旋回ストッパ51の先端51aが接して、当該カッタ旋回台35の旋回(図4中反時計回りの移動)が規制される。よって、ワークWと面取りカッタ31とが噛み合わされた後でも、ワークWに対してバリ取りカッタ32を位置決めすることができる。
上述したカッタ前後送り台42の側部42dには、ワークWと面取りカッタ31とが噛み合わされた状態を検出する噛み合い確認検出器48が固定具47を介して配置される。
上述した面取りカッタ31は、周面が歯車状に形成された、上下一対の面取りカッタ本体31a,31bで構成される。上述したバリ取りカッタ32は、円盤状であり、周面に刃が形成された、上下一対のバリ取りカッタ本体32a,32bで構成される。面取りカッタ31の直径L1は、バリ取りカッタ32の直径L2よりも大きく形成されている。
面取りカッタ31とバリ取りカッタ32とは、ワークWに対してカッタ前後送り台42を軸送りすることで、歯車加工されたワークWを面取りカッタ31で面取りすることができるとともに、バリ取りカッタ32でワークWのバリを除去することができるようにカッタ旋回台35に配置される。
具体的には、ワークWが対象ワークの最大形状(最大直径)であるときの面取りカッタ31の切り込み位置と、ワークWが対象ワークの最小形状(最小直径)であるときの面取りカッタ31の切り込み位置に基づきワークWに対する面取りカッタ側切込変化量を演算する。ここで、面取りカッタ31の切り込み位置とは、面取りカッタ31の刃がワークWの歯車に接触し当該面取りカッタ31で面取りする位置である。また、ワークWが対象ワークの最大形状(最大直径)であるときのバリ取りカッタ32の切り込み位置と、ワークが対象ワークの最小形状(最小直径)であるときのバリ取りカッタの切り込み位置に基づきワークWに対するバリ取りカッタ側切込変化量を演算する。ここで、バリ取りカッタ32の切り込み位置とは、バリ取りカッタ32の刃がワークWの縁に接触し当該バリ取りカッタ32でバリ取りする位置である。そして、前記面取りカッタ側切込変化量と前記バリ取りカッタ側切込変化量とがほぼ同一となるように面取りカッタ31とバリ取りカッタ32とがカッタ旋回台35に配置される。対象ワークの最大形状と最小形状は、面取りカッタ31の諸元およびバリ取りカッタ32の諸元などにより決定される。対象ワークとは、面取りカッタ31およびバリ取りカッタで加工可能なワークである。
このようにカッタ31,32を配置することにより、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32で加工可能なワークの直径が最大であるときから最小であるときの範囲に亘って、ワークに対する、面取りカッタ31の送り量とバリ取りカッタ32の送り量とがほぼ同一となる。その結果、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32を1つのカッタ前後送り台42で位置決めできる。よって、簡易な構造にて、ワークWに対して各カッタ31,32の位置調整を行うことができる。また、装置を小型化できる。
ここで、ワークの大きさと面取りカッタの移動量とバリ取りカッタの移動量との関係について、図5および図6を参照して具体的に説明する。図6にて、対象ワークの最大形状(最大直径)を実線で示し、対象ワークの最小形状(最小直径)を1点鎖線で示す。
ワークが対象ワークの最大形状の場合、図5にて実線で示すように、ワークW1と面取りカッタ31とバリ取りカッタ32とが配置される。ワークW1の軸心Wcとバリ取りカッタ32の軸心32cbの間における切り込み方向の距離R1B、およびワークW1の軸心Wcと面取りカッタ31の軸心31cbの間における切り込み方向の距離R2Bを演算して求める。
ワークが対象ワークの最小形状の場合、図5にて1点鎖線で示すように、ワークW2と面取りカッタ31とバリ取りカッタ32とが配置される。ワークW2の軸心Wcとバリ取りカッタ32の軸心32caの間における切り込み方向の距離R1A、およびワークW2の軸心Wcと面取りカッタ31の軸心31caの間における切り込み方向の距離R2Aを演算して求める。
カッタ前後送り台42の送り方向に直交する方向における、ワークW1,W2の軸心Wcとバリ取りカッタ32の軸心32ca,32cbの間の距離Y1、およびワークW1,W2の軸心Wcと面取りカッタ31の軸心31ca,31cbの間の距離Y2を以下に示す(1)式を満足するように、演算して求める。
Figure 2011189449
このように配置することにより、X1=X2にすることが出来、1つの送り台に面取りカッタとバリ取りカッタを取り付けても、対象ワークの最大形状と最小形状に対して適切な切込みを与えることができるようになる。
上述したように面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32を位置決めすることにより、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32で加工可能なワークの直径が最大であるときから最小であるときの範囲に亘って、ワークWに対する、面取りカッタ31の送り量とバリ取りカッタ32の送り量とが同一となる。
これに対して、上述の(1)式で決まるY1、Y2の位置にワークと面取りカッタ、バリ取りカッタを配置しなかった場合は、図5に示す、X1=X2の関係が崩れる。その状態を図6に示す。
図6(a)はワークを面取りカッタ側に寄せた位置に配置した場合を示す。対象ワークの最小形状と最大形状にバリ取りカッタと面取りカッタの切り込み方向の距離R1A、R1B、R2A、R2Bを設定し、Y1、Y2と異なる位置Y11、Y12に配置した場合は、(1)式を満足せず、図から明らかであるようにX11>X12となる。
図6(b)はワークをバリ取りカッタ側に寄せた位置に配置した場合を示す。対象ワークの最小形状と最大形状にバリ取りカッタと面取りカッタの切り込み方向の距離R1A、R1B、R2A、R2Bを設定し、Y1、Y2と異なる位置Y21,Y22に配置した場合は、(1)式を満足せず、図から明らかであるようにX21<X22となる。
したがって、上述した(1)式を満たすように、ワークと面取りカッタとバリ取りカッタとを配置することにより、対象ワークの直径が最大であるときから最小であるときの範囲に亘って、ワークWに対する、面取りカッタ31の送り量とバリ取りカッタ32の送り量とをほぼ同一することができる。これにより、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32を1つのカッタ前後送り台42で位置決めできる。よって、簡易な構造にて、ワークに対して各カッタの位置調整を行うことができる。また、装置を小型化できる。
ここで、上述した面取り装置30による歯車加工されたワークWの面取り作業について、図7を用いて詳細に説明する。
面取りを開始する前には、図7(a)に示すように、歯車加工されたワークWから離間して、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32が位置する。
続いて、図7(b)に示すように、カッタ前後送りモータ44を駆動し軸体45を回転して、ワークWの歯車と面取りカッタ31の刃とが干渉しない位置までカッタ前後送り台42をワークW側へ移動させる(前進させる)。
続いて、図7(c)に示すように、ワークWを回転させて、カッタ前後送り台42を噛み合い確認位置へ位置決めする。具体的には、カッタ前後送り台42をワークW側に移動させる。ワークWの歯と面取りカッタ31の歯との噛み合いが未完(歯の山同士が当る)場合には、上述した旋回軸41を旋回中心として、カッタ旋回台35が旋回し、面取りカッタ31が押し戻される。このとき、噛み合い確認検出器48の先端48aは、カッタ旋回台35の穴35aの内面に接しておらず、OFFとなる。この押し戻される力は、旋回力付加ばね50によりワークWに傷が生じない程度に軽減される。すなわち、ワークWと面取りカッタ31との接触時の衝撃が旋回力付加ばね50により軽減される。なお、旋回ストッパ51は、作用しない位置に配置されており、軸体45の力は作用しない。
続いて、図7(d)に示すように、カッタ旋回台35は旋回力付加ばね50により旋回軸41を旋回中心として旋回し、ワークWと面取りカッタ31との噛み合いが完了する。このとき、噛み合い確認検出器48の先端48aが、カッタ旋回台35の穴35aに接してON(噛み合いが完了)となる。
続いて、図7(e)に示すように、カッタ前後送り台42をワークW側に前進させて配置する。これにより、面取りカッタ31がワークWの縁に配置されることとなる。このとき、カッタ旋回台35の旋回は旋回ストッパ51により規制され、面取り加工の加工力は旋回ストッパ51、カッタ前後送り台42、円筒部材46、軸体45を経由して、カッタ前後送りモータ44が受ける。続いて、バリ取りカッタ32をワークWに押し付け(バリ取りカッタ本体32aは下に、バリ取りカッタ本体32bは上に押し付け)、面取り加工で生じたバリを除去する。
よって、上述した作業にて、ワークWに面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32を同時に作用させて、ワークWの歯車の面取りおよびワークWの縁のバリ取りが同時に行われることとなる。具体的には、ワークWのはすば歯車の上側および下側の縁WT,WL(図3のワークWの太線箇所参照)に面取りカッタ31の平歯が押し当てられ塑性変形されて当該箇所の面取りが行われる。このとき、ワークWの上側および下側にバリが生じる。このバリは、バリ取りカッタ32の歯により切削除去される。また、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32が同一のカッタ旋回台35に配置されるため、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32を個別に位置決めを行う必要が無く、作業が容易になる。また、構造自体も簡易であり、設備コストの増加を抑制することができる。
したがって、上述した面取り装置30によれば、面取りカッタ31と、面取りカッタ31の直径L1と異なる直径L2を有するバリ取りカッタ32と、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32を回転可能に支持し、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32をワークWに対して位置調整可能な、カッタ旋回台35およびカッタ前後送り台42とを具備し、ワークWに対してカッタ旋回台35およびカッタ前後送り台42を軸送り可能となるように面取りカッタ31とバリ取りカッタ32とを配置し、(1)式を満足するように面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32を配置することにより、対象ワークの直径が最大であるときから最小であるときの範囲に亘って、ワークに対する、面取りカッタ31の送り量とバリ取りカッタ32の送り量とがほぼ同一となる。その結果、面取りカッタ31およびバリ取りカッタ32を1つの送り台で位置決めできる。よって、簡易な構造にて、ワークに対して各カッタの位置調整を容易に行うことができる。装置を小型化できる。また、上述した軸送り機構が、面取りカッタ31に向けて軸送り可能に配置されることにより、カッタ旋回台35をワークW側に移動させたときに、バリ取りカッタ32よりも先に面取りカッタ31をワークWに確実に接触させることができる。
上述した歯車加工機100によれば、歯車加工を行ったワークWに対して必要に応じて同一装置内にて面取り加工およびバリ取り加工を行うことができる。
面取りカッタ31の仕様によっては、わずかにバリ取りカッタ32と違った軸心距離に設定する必要があるが、旋回ストッパ51の調整で設定することができる。また、バリ取りカッタ32の刃付けにより、外形が小さくなることに対しても、同様に旋回ストッパ51の調整で対応することができる。
なお、上記では、面取り装置30を具備する歯車加工機100を用いて説明したが、面取り装置単体の設備としても良い。このような装置であっても、上述した面取り装置30と同様な作用効果を奏する他、現在使用している歯車加工機に対して上記面取り装置だけを導入すれば良いので、設備コストの増大を抑制することができる。
上記では、歯車加工機100としてホブ盤を用いて説明したが、ホブ盤以外の歯車加工機に面取り装置を設置した設備であっても良い。このような設備であっても、上述した歯車加工機と同様な作用効果を奏する。
上記では、はすば歯車加工されたワークWに対して面取り加工およびバリ取り加工を行う面取り装置30を用いて説明したが、面取りカッタの歯形状を変えることで平歯車加工されたワークに対して面取り加工およびバリ取り加工を行うこともできる。
上記では、一対の面取りカッタ本体31a,31bおよび一対のバリ取りカッタ本体32a,32bを具備する面取り装置30を用いて説明したが、ワークの上部側または下部側にのみ面取りカッタ本体およびバリ取りカッタ本体が配置された面取り装置としても良い。このような面取り装置では、ワークにおける一方側の面取りおよびバリ取りした後に、前記ワークの表裏を反転して配置することでワークにおける他方側の面取りおよびバリ取りすることができる。よって、このような面取り装置であっても、上述した面取り装置30と同様な作用効果を奏する。
上記では、面取りカッタ31と、面取りカッタ31の直径L1より小さい直径L2を有するバリ取りカッタ32とを具備する面取り装置30を用いて説明したが、面取りカッタと、面取りカッタの直径よりも大きい直径を有するバリ取りカッタとを具備する面取り装置に適用することも可能である。
本発明によれば、簡易な構造にて、ワークに対する面取りカッタおよびバリ取りカッタの位置調整を容易に行うことができるため、工作機械産業などで有益に利用することができる。
1 ベッド
10 カウンタコラム
11 旋回リング
12 グリッパ
13 ワークアーバ
14 ワークアーバ支え
15 移動機構
16 駆動装置
20 コラム
21 ホブ
30 面取り装置
31 面取りカッタ
32 バリ取りカッタ
33,34 支持台
35 カッタ旋回台
41 旋回軸
42 カッタ前後送り台
44 カッタ前後送りモータ
45 軸体
48 噛み合い確認検出装置
50 旋回力付加ばね
51 旋回ストッパ
100 歯車加工機

Claims (7)

  1. 歯車加工されたワークを面取りする面取りカッタと、
    前記面取りカッタの直径と異なる直径を有する、前記ワークのバリを除去するバリ取りカッタと、
    前記面取りカッタと前記バリ取りカッタを回転可能に支持し、当該面取りカッタおよび当該バリ取りカッタを前記ワークに対して位置調整可能な送り台とを具備し、
    前記ワークに対して前記送り台を1軸送り可能となるように、且つ、対象ワークの範囲で面取りカッタ側切込変化量とバリ取りカッタ側切込変化量とがほぼ同一となるように前記面取りカッタと前記バリ取りカッタとを配置する
    ことを特徴とする面取り装置。
  2. 請求項1に記載された面取り装置であって、
    前記ワークが対象ワークの最大直径であるときの、前記ワークの軸心と前記バリ取りカッタの軸心の間における切り込み方向の距離R1B、および前記ワークの軸心と前記面取りカッタの軸心の間における切り込み方向の距離R2Bと、
    前記ワークが対象ワークの最小直径であるときの、前記ワークの軸心と前記バリ取りカッタの軸心の間における切り込み方向の距離R1A、および前記ワークの軸心と前記面取りカッタの軸心の間における切り込み方向の距離R2Aと、
    前記送り台の送り方向に直交する方向における、前記ワークの軸心と前記バリ取りカッタの軸心の間の距離Y1、および前記ワークの軸心と前記面取りカッタの軸心の間の距離Y2とが以下に示す(1)式を満足するように、前記ワークに対して前記バリ取りカッタと前記面取りカッタとを配置する
    ことを特徴とする面取り装置。
    Figure 2011189449
  3. 請求項1または請求項2に記載された面取り装置であって、
    前記送り台は、2つの送り台と、一方の送り台を前記ワーク側へ軸送り可能な軸送り機構とからなり、
    前記一方の送り台を他方の送り台に対して支持可能に配置される軸を具備する
    ことを特徴とする面取り装置。
  4. 請求項3に記載された面取り装置であって、
    前記軸による前記一方の送り台の旋回を規制する規制手段を具備する
    ことを特徴とする面取り装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載された面取り装置であって、
    前記一方の送り台と前記他方の送り台との間に配置される弾性体をさらに具備する
    ことを特徴とする面取り装置。
  6. 請求項5に記載された面取り装置であって、
    前記弾性体は、前記面取りカッタに向けて前記一方の送り台を付勢するように配置される
    ことを特徴とする面取り装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載された面取り装置を具備する
    ことを特徴とする歯車加工機。
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