JP2011180772A - 機器管理システム、機器管理装置、及び機器設定方法 - Google Patents

機器管理システム、機器管理装置、及び機器設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク機器の設定における作業負荷を軽減可能な機器管理システム、機器管理装置、及び機器設定方法を提供する。
【解決手段】機器管理システム1は、1又は複数の機器200と、機器管理装置100と、設定情報管理装置300とが、所定のデータ伝送路I,Nで接続されるシステムであって、機器200が、機器管理装置100に機器情報を送信し、機器管理装置100が、取得した機器情報に基づき、機器200が導入されたときに所定の範囲で機器200へ割り当てられ機器200から取得可能な機器情報が振り分け条件情報として設定された振り分け情報12Dを参照し、機器200に対応する設定情報の取得先を特定し、取得先情報を機器200に送信し、機器200が、受信した取得先情報に基づき、設定情報管理装置300にアクセスし、自機に対応する設定情報を取得し、取得した設定情報に基づき自機の機器設定を行うことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、データ伝送路を介して接続される1又は複数の機器を管理する機器管理装置、機器管理システムに関し、特に、機器管理装置から受信した設定情報に基づき、機器設定を行う技術に関するものである。
画像処理装置などの通信機能を有するネットワーク機器では、例えば、機器を新規導入したときなどにネットワーク設定や利用制限設定などの動作制御条件に係る設定が行われる。このような場合、機器が備える操作パネルなどを介して機器設定を行う方法では、ユーザや管理者などに多大な作業負荷をかけることになる。さらに、オフィス環境には、多数のネットワーク機器が導入されており、手作業による方法は現実的ではない。
そこで、例えば、特許文献1には、電源投入ごとに、固有の機器管理情報を管理するホストコンピュータをネットワーク上から検索し、ホストコンピュータから自機の機器管理情報を取得し、取得情報に基づき、プリント動作環境を自動設定する技術が開示されている。また、例えば、特許文献2には、シリアル番号、端末ID、パスワードなどを設定ファイル蓄積サーバに送信し、設定ファイル蓄積サーバで認証後、シリアル番号や端末IDに基づき、設定情報テーブルから取得された該当データが、機器設定が行われるネットワーク機器に送信される技術が開示されている。このような機器設定方法により、ネットワーク機器の自動設定を行うことができる。
しかしながら、従来の機器設定方法では、ネットワーク機器に対して設定情報を送信する機器管理装置(上記特許文献では「ホストコンピュータ」や「設定ファイル蓄積サーバ」など)に、ネットワーク機器の固有情報(固有の機器情報)を予め登録しておく必要がある。
このような機器設定方法では、新規のネットワーク機器を導入する場合、機器管理装置に予め新規導入されるネットワーク機器の固有情報(例えば「シリアルナンバー」、「MACアドレス(Media Access Control address)」、又は「デバイス名」など)と設定情報とを紐付けて登録しておかなければならない。これでは、ネットワーク機器を導入する度に登録作業を行わなければならず、その作業は煩雑なものとなる。さらに、管理対象のネットワーク機器が頻繁に増減する環境や大量に導入される環境では、ユーザや管理者に多大な作業負荷をかけることになる。
このように、ネットワーク環境における機器設定では、管理対象となるネットワーク機器が追加又は削除されても(ネットワーク環境における機器構成が変更されても)、その都度、機器管理装置側で登録情報の更新(登録又は削除)作業を必要とせず、自動設定を行えることが望ましい。
本発明は上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ネットワーク機器の設定における作業負荷を軽減できる機器管理システム、機器管理装置、及び機器設定方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器管理システムは、1又は複数の機器と、前記機器に対して機器設定を行う機器管理装置と、前記機器設定を行う際の設定情報を管理する設定情報管理装置とが、所定のデータ伝送路で接続される機器管理システムであって、前記機器が、前記設定情報の取得先を示す取得先情報を取得する第1の取得手段と、前記取得先情報に基づき、前記設定情報管理装置から自機に対応する設定情報を取得する第2の取得手段と、前記設定情報に基づき、自機の機器設定を行う設定手段と、を有し、前記機器管理装置が、前記機器が導入されたときに所定の範囲で前記機器へ割り当てられ前記機器から取得可能な機器情報が設定される振り分け条件情報と、前記取得先情報と、が対応付けられおり、前記機器に応じて前記設定情報の取得先を振り分ける振り分け情報を保持する保持手段と、前記振り分け情報に基づき、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定する特定手段と、を有し、前記機器は、前記第1の取得手段により、前記機器管理装置に機器情報を送信し、前記機器管理装置は、前記特定手段により、前記機器から取得した機器情報に基づき前記振り分け情報を参照し、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定し、前記取得先情報を、前記機器情報を取得した機器に送信し、前記機器は、前記第2の取得手段により、前記機器管理装置から受信した取得先情報に基づき前記設定情報管理装置にアクセスし、自機に対応する設定情報を取得し、前記設定手段により、取得した設定情報に基づき自機の機器設定を行うことを特徴とする。
このように、本発明に係る機器管理システムは、機器管理装置が、ネットワーク機器に応じて設定情報の取得先を振り分ける振り分け情報を保持し、振り分け情報は、導入時に所定の範囲でネットワーク機器へ割り当てられ機器から取得可能な機器情報(例えば「割り当てられたIPアドレス(Internet Protocol address)」などの非固有の機器情報)と設定情報の取得先を示す取得先情報(例えば「設定情報を格納する機器に割り当てられたIPアドレス」や「格納先の参照キー」など)とが対応付けられている。つまり、機器管理装置は、固有の機器情報により設定情報の取得先を管理するのではなく、ネットワーク機器から取得可能な非固有の機器情報によって管理する。これにより、機器管理システムでは、機器管理装置が、ネットワーク機器からの取得情報(取得した機器情報)を基に振り分け情報を参照し、ネットワーク機器に対応する設定情報の取得先を特定する。機器管理システムでは、機器管理装置が、特定した取得先情報をネットワーク機器に送信する。その結果、ネットワーク機器では、取得先情報に基づき設定情報を取得し、自機の機器設定が行われる。
これによって、本発明に係る機器管理システムは、ネットワーク機器が追加又は削除されても、その都度、機器管理装置側で登録情報の更新作業を行う必要がない(ネットワーク機器の追加又は削除時に、その都度、振り分け情報を更新する必要がない)。その結果、ネットワーク機器の設定における作業負荷(システム保守・運用面での作業負荷)を軽減できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器管理装置は、1又は複数の機器に対して設定情報の取得先を示す取得先情報を送信し機器設定を行う機器管理装置であって、前記機器が導入されたときに所定の範囲で前記機器へ割り当てられ前記機器から取得可能な機器情報が設定される振り分け条件情報と、前記取得先情報と、が対応付けられおり、前記機器に応じて前記設定情報の取得先を振り分ける振り分け情報を保持する保持手段と、前記振り分け情報に基づき、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定する特定手段と、を有し前記特定手段は、前記機器から取得した機器情報に基づき前記振り分け情報を参照し、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定し、前記取得先情報を、前記機器情報を取得した機器に送信することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る機器設定方法は、1又は複数の機器と、前記機器に対して機器設定を行う機器管理装置と、前記機器設定を行う際の設定情報を管理する設定情報管理装置とが、所定のデータ伝送路で接続される機器管理システムにおける機器設定方法であって、前記機器が、前記設定情報の取得先を示す取得先情報を取得する第1の取得手順と、前記取得先情報に基づき、前記設定情報管理装置から自機に対応する設定情報を取得する第2の取得手順と、前記設定情報に基づき、自機の機器設定を行う設定手順と、を有し、前記機器管理装置が、前記機器が導入されたときに所定の範囲で前記機器へ割り当てられ前記機器から取得可能な機器情報が設定される振り分け条件情報と前記取得先情報とが対応付けられおり、前記機器に応じて前記設定情報の取得先を振り分ける振り分け情報に基づき、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定する特定手順と、を有し、前記機器は、前記第1の取得手順により、前記機器管理装置に機器情報を送信し、前記管理装置は、前記特定手順により、前記機器から取得した機器情報に基づき前記振り分け情報を参照し、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定し、前記取得先情報を、前記機器情報を取得した機器に送信し、前記機器は、前記第2の取得手順により、前記機器管理装置から受信した取得先情報に基づき前記設定情報管理装置にアクセスし、自機に対応する設定情報を取得し、前記設定手順により、取得した設定情報に基づき自機の機器設定を行うことを特徴とする。
このように、本発明に係る機器設定方法は、ネットワーク機器からの取得情報に基づき、ネットワーク機器から取得可能な非固有の機器情報と設定情報の取得先を示す取得先情報とが対応付けられた振り分け情報を参照し、ネットワーク機器に対応する設定情報の取得先を特定し、特定した取得先情報をネットワーク機器に送信すると言う動作を実現する。
これによって、本発明に係る機器設定方法は、ネットワーク機器が追加又は削除されても、その都度、機器管理装置側で登録情報の更新作業を行う必要がなく、ネットワーク機器の設定における作業負荷を軽減可能な環境を提供できる。
本発明によれば、設定情報の取得先を示す取得先情報を、ネットワーク機器から取得可能な非固有の機器情報(所定の範囲を有する機器情報)に基づき特定可能としたことで、ネットワーク機器の設定における作業負荷を軽減する機器管理システム、機器管理装置、及び機器設定方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る機器管理システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機器管理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るネットワーク機器のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機器設定機能の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機器管理装置が有するデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るメーカ側の設定情報管理装置が有するデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るユーザ側の設定情報管理装置が有するデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機器設定を行う処理手順例を示すシーケンス図である。 本発明の変形例に係る機器管理装置が有するデータ例を示す図である。 本発明の変形例に係るメーカ側の設定情報管理装置が有するデータ例を示す図である。 本発明の変形例に係るユーザ側の設定情報管理装置が有するデータ例を示す図である。 本発明の変形例に係る設定情報取得先の振り分けを行う処理手順例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下「実施形態」と言う)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る機器管理システム1の構成例を示す図である。
図1には、ユーザ側に構築されたネットワーク環境CA,CBと、メーカ側に構築されたネットワーク環境CMとが、インターネットなどの外部ネットワークIで接続されるシステム1の構成例が示されている。また、ユーザ側のネットワーク環境CA,CBとメーカ側のネットワーク環境CMは、ファイアウォール機能を有するネットワーク制御機器400,400,400を介して外部ネットワークIに接続されている。
メーカ側のネットワーク環境CMには、ネットワーク制御機器400の他、機器管理装置(機器管理サーバ)100や設定情報管理装置(設定データベース)300が、LAN(Local Area Network)などの内部ネットワークNで接続されている。
機器管理装置100は、サーバ機能を有し、ユーザ側に導入されたネットワーク機器の機器管理を統括して行う装置である。機器管理装置100は、ユーザ側のネットワーク環境CA,CBから取得した機器情報に基づき、機器状態の監視や機器設定などを含む機器管理を行う。また、設定情報管理装置300は、ネットワーク機器におけるネットワーク設定や利用制限設定などの動作制御項目に係る設定情報を記憶装置の所定の記憶領域に保持し、DB(Data Base)により管理する装置である。よって、設定情報管理装置300からは、DBの参照キーを基にネットワーク機器に設定する情報を取得できる。
ユーザ側のネットワーク環境CA,CBには、ネットワーク制御機器400,400の他、1又は複数の画像処理装置200,200が、内部ネットワークNで接続されている。さらに、ネットワーク環境CBには、設定情報管理装置300が接続されている。
画像処理装置200,200は、例えば、複合機(MFP:Multifunction Peripheral)やLP(Laser Printer)と言った画像処理機能を有する通信装置を備えた機器である。本実施形態では、これらの画像処理装置200,200が、ネットワーク機器にあたる。よって、以降の説明では、単にネットワーク機器200,200と言い、複数のネットワーク機器を総称する場合、「ネットワーク機器200」と言う。また、設定情報管理装置300は、上記設定情報管理装置300と同じ機能を有する機器であり、ユーザ側に設置された機器である。なお、以降の説明では、設定情報管理装置300と設定情報管理装置300とを総称する場合、「設定情報管理装置300」と言う。
機器管理システム1は、上記システム構成により、次のような機器設定を行うことができる。まず、新たにネットワークへ参加したネットワーク機器200は、自機の機器情報を機器管理装置100に送信し、自機に対応する設定情報の格納先を示す格納先情報の取得を要求する。その結果、ネットワーク機器200は、機器管理装置100から応答された格納先情報に基づき、設定情報管理装置300から設定情報を取得し、機器設定を行う。
このように、機器管理システム1は、ユーザ先に導入されたネットワーク機器200を自動設定するサービス(機器設定機能)を提供することができる。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係る機器管理装置100、ネットワーク機器200、設定情報管理装置300のハードウェア構成について説明する。なお、設定情報管理装置300は、機器管理装置100と略同一の構成であるため、その説明を省略する。
《機器管理装置》
図2は、本実施形態に係る機器管理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、機器管理装置100は、入力装置101、表示装置102、ドライブ装置103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、インタフェース装置107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボード及びマウスなどを含み、機器管理装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、機器管理装置100による処理結果を表示する。
インタフェース装置107は、機器管理装置100を所定のデータ伝送路(ネットワーク)に接続するインタフェースである。これにより、機器管理装置100は、インタフェース装置107を介して、接続される他の機器(例えば「ネットワーク制御機器」)とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、各種プログラム及びデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラム及びデータには、例えば、機器管理装置100全体を制御する情報処理システム(「Windows(登録商標)」や「UNIX(登録商標)」などの基本ソフトウェアであるOS:Operating System)、及び情報処理システム上において各種機能を提供するアプリケーションなどがある。また、HDD108は、格納している上記プログラム及びデータを、所定のファイルシステム及び/又はDBにより管理している。
ドライブ装置103は、着脱可能な記録媒体103aとのインタフェースである。これにより、機器管理装置100は、ドライブ装置103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、機器管理装置100が起動されるときに実行されるBIOS(Basic Input/Output System)や、機器管理装置100のシステム設定及びネットワーク関連設定などのデータが格納されている。
RAM104は、上記各種記憶装置から読み出されたプログラム及びデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、ROM105やHDD108からRAM104上に読み出したプログラムを実行することにより、機器管理装置100の全体制御及び各種搭載機能の動作を実現する。
機器管理装置100では、上記ハードウェア構成により、機器設定を含む各種機器管理処理を行うサービス(機器管理機能)を提供することができる。なお、設定情報管理装置300では、設定情報を上記HDD108に保持し、DBにより管理していることになる。
《ネットワーク機器》
図3は、本実施形態に係るネットワーク機器200のハードウェア構成例を示す図である。なお、図3には、ネットワーク機器200が複合機(画像処理装置)の例が示されている。よって、便宜上、図3の説明では、ネットワーク機器200を「画像処理装置200」として説明する。
図3に示すように、画像処理装置200は、主に、コントローラ210、操作パネル220、プロッタ230、及びスキャナ240などを備え、それぞれが相互にバスBで接続されている。
操作パネル220は、表示部及び入力部を備えており、機器情報などの各種情報をユーザに提供したり、動作設定や動作指示などの各種ユーザ操作を受け付けたりする。プロッタ230は、画像形成部を備えており、用紙に出力画像を形成する。出力画像を形成する方式には、例えば、電子写真プロセスやインクジェット方式などがある。スキャナ240は、原稿を光学的に読み取り、読み取り画像を生成する。
コントローラ210は、CPU211、記憶装置212、ネットワークI/F213、及び外部記憶I/F214などを備えており、それぞれが相互にバスBで接続されている。
CPU211は、プログラムを実行することで装置全体を制御する。記憶装置212は、上記プログラムや各種データ(「画像データ」など)を格納し保持する。記憶装置212には、例えば、揮発性のメモリであるRAM、不揮発性のメモリであるROM、及び大容量の記憶領域を備えたHDDなどがある。RAMは、CPU211のワークエリア(プログラムやデータが一時的に読み出される記憶エリア)として機能する。ROMやHDDは、プログラムや各種データの格納先として用いられる。これにより、画像処理装置200では、CPU211がROMに格納されたプログラムをRAM上に読み出し、プログラムを実行する。
ネットワークI/F213は、画像処理装置200をネットワークなどの所定のデータ伝送路に接続するためのインタフェースである。外部記憶I/F214は、外部記憶装置にあたる記録媒体214aを接続するためのインタフェースである。記録媒体214aには、例えば、SDメモリカード(SD Memory Card)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどがある。これにより、画像処理装置200は、外部記憶I/F214を介して、記録媒体214aに格納されたプログラムやデータを読み取る。
画像処理装置200では、上記ハードウェア構成により、印刷や原稿読み取りなどの各種画像処理を行うサービス(画像処理機能)を提供することができる。
<機器設定機能>
ここからは、本実施形態に係る機器設定機能について説明する。
本実施形態に係る機器管理システム1では、機器管理装置100が、ネットワーク機器200に応じて設定情報の取得先を振り分ける振り分け情報を保持し、振り分け情報は、導入時に所定の範囲でネットワーク機器200へ割り当てられ機器から取得可能な機器情報と設定情報の取得先を示す取得先情報とが対応付けられている。つまり、機器管理装置100は、機器固有情報により設定情報の取得先を管理するのではなく、ネットワーク機器200から取得可能な非固有の機器情報によって管理する。これにより、機器管理システム1では、機器管理装置100が、ネットワーク機器200からの取得情報を基に振り分け情報を参照し、ネットワーク機器200に対応する設定情報の取得先を特定する。機器管理システム1では、機器管理装置100が、特定した取得先情報をネットワーク機器200に送信する。その結果、ネットワーク機器200では、取得先情報に基づき設定情報を取得し、自機の機器設定が行われる。機器管理システム1は、このような機器設定機能を有している。
従来の機器設定方法では、新規のネットワーク機器200を導入する場合、機器管理装置100に予め新規導入されるネットワーク機器200の固有情報と設定情報とを紐付けて登録しておかなければならなかった。そのため、ネットワーク機器200を導入する度に登録作業を行わなければならず、その作業は煩雑なものとなる。さらに、管理対象のネットワーク機器200が頻繁に増減する環境や大量に導入される環境では、ユーザや管理者に多大な作業負荷をかけることになる。
そこで、本実施形態に係る機器設定機能では、機器管理装置100において、設定情報の取得先を示す取得先情報を、ネットワーク機器200から取得可能な非固有の機器情報に基づき特定する。
これにより、本実施形態に係る機器設定機能では、ネットワーク機器200が追加又は削除されても、その都度、機器管理装置側で登録情報の更新作業を行う必要がなく、ネットワーク機器200の設定における作業負荷を軽減することができる。
以下に、上記機器設定機能の構成とその動作について説明する。
図4は、本実施形態に係る機器設定機能の構成例を示す図である。なお、図4には、ユーザ側のネットワーク環境CBとメーカ側のネットワーク環境CMとの間で機能する機器設定機能の構成例が示されている。
図4に示すように、機器管理装置100は、参照DB特定部11を有している。また、ネットワーク機器200は、DB情報取得部21、設定情報取得部22、及び設定部23などを有している。また、設定情報管理装置300,300は、DB管理部31,31(以下総称する場合「DB管理部31」と言う)を有している。以下に、上記機能部を装置ごとに説明する。
《機器管理装置》
参照DB特定部11は、ネットワーク機器200からの取得情報に基づき振り分け情報12Dを参照し、ネットワーク機器200に対応する設定情報の取得先を特定する機能部である。ここで言う「設定情報の取得先」とは、ネットワーク機器200からどの設定情報管理装置300にアクセスし、DB内のどの記憶領域から設定情報を取得するのかを意味する。振り分け情報12Dは、ネットワーク機器200に応じて設定情報の取得先を振り分ける制御情報であり、機器管理装置100が備える記憶装置(例えば「HDD」)の所定の記憶領域に格納され保持されている。振り分け情報12Dは、例えば、図5に示すようなデータ構成で保持されている。
図5は、本実施形態に係る機器管理装置100が有するデータ例を示す図である。
図5に示すように、振り分け情報12Dは、[振り分け条件]項目、[参照DB]項目、及び[参照キー]項目などの各情報項目を有するデータ構成となっており、振り分け条件ごとに各項目が対応付けられている。
[振り分け条件]項目は、設定情報の取得先を振り分ける制御条件(取得先制御条件)を指定する設定項目である。例えば、項目値には、ネットワーク機器200に割り当てられるIPアドレスの範囲やプロキシに割り当てられたIPアドレス(ネットワーク機器に割り当てられるネットワーク情報)などが設定されている。つまり、[振り分け条件]項目には、導入時に所定の範囲でネットワーク機器200へ割り当てられ機器から取得可能な機器情報が振り分け条件情報として設定される。
また、[参照DB]項目は、取得先として参照するDB(参照DB)を指定する設定項目である。例えば、項目値には、設定情報管理装置300,300に割り当てられたIPアドレスなどが設定されている。[参照キー]項目は、参照DB内において、取得する設定情報が格納された記憶領域(格納先)を指定する設定項目である。例えば、項目値には、設定情報管理装置300,300における参照キーなどが設定されている。つまり、[参照DB]項目及び[参照キー]項目には、設定情報の取得先を示す取得先情報が設定される。
振り分け情報12Dでは、上記データ構成により、[振り分け条件]項目の項目値に基づき、[参照DB]項目及び[参照キー]項目の各項目値を取得できる。なお、これらの各項目値は、例えば、メーカ側により、ユーザ契約時に取り決めたシステム運用方針(ユーザが所望する取得先の振り分け方)に従って予め設定しておく。
このように、振り分け情報12Dでは、ネットワーク機器200から取得可能な所定の範囲を有する機器情報(非固有の機器情報)である振り分け条件情報と設定情報の取得先を示す取得先情報とが対応付けられている。
つまり、機器管理装置100では、機器固有情報により設定情報の取得先が管理されているのではなく、ネットワーク機器200から取得可能な非固有の機器情報によって管理されている。このようなデータ構成により設定情報の取得先を管理することで、次のようなメリットがある。振り分け情報12Dには、固有の機器情報を用いて設定情報の取得先を管理する場合と同様に、予め、ネットワーク機器200と設定情報とを対応付ける情報(振り分け条件)を設定しておかなければならない。そこで、本実施形態では、ネットワーク機器200と設定情報とを対応付ける情報に、ネットワーク機器200と一対一の関係にある固有の機器情報ではなく、IPアドレスのような範囲指定が可能な機器情報を振り分け条件として設定できるようにした。これにより、ネットワーク機器200が追加又は削除されても、その都度、機器管理装置側で登録情報の更新作業を行う必要がない。
図4の説明に戻る。参照DB特定部11は、具体的に、次のようにして取得先を特定する。例えば、参照DB特定部11は、ネットワーク機器200から、機器に割り当てられたIPアドレスを取得する。参照DB特定部11は、取得したIPアドレスに基づき、振り分け情報12Dの[振り分け条件]項目に設定されたIPアドレスの範囲(取得先制御条件)を参照し、該当する範囲(一致する取得先制御条件)が存在するか否かを判定する。参照DB特定部11は、該当する範囲が存在すれば、該当した範囲が設定される[振り分け条件]項目に対応付けられた[参照DB]項目及び[参照キー]項目の各項目値(参照DB指定及び格納先指定の各設定値)を取得する。その結果、参照DB特定部11は、取得した各項目値(参照DBに割り当てられたIPアドレスや参照キー)から、IPアドレスが送信されたネットワーク機器200に対応する設定情報の取得先を特定する。
このように、機器管理装置100は、設定情報の取得先を振り分ける。つまり、機器管理装置100は、ネットワーク機器200における設定情報の取得処理を制御する。
《ネットワーク機器》
DB情報取得部21は、設定情報の取得先を示す取得先情報をDB情報として取得する機能部である。DB情報取得部21は、具体的に、次のようにしてDB情報を取得する。まず、DB情報取得部21は、自機に割り当てられているIPアドレスを機器管理装置100に送信する。機器管理装置100では、上記参照DB特定部11により、受信したIPアドレスと振り分け情報12Dとに基づき設定情報の取得先が特定され、取得先情報([参照DB]項目及び[参照キー]項目の各項目値)がネットワーク機器200へと応答される。その結果、DB情報取得部21は、取得先情報をDB情報として取得する。
設定情報取得部22は、設定情報管理装置300から設定情報を取得する機能部である。設定情報取得部22は、具体的に、次のようにして設定情報を取得する。設定情報取得部22は、DB情報取得部21がDB情報として取得した[参照DB]項目及び[参照キー]項目の各項目値を参照する。設定情報取得部22は、[参照DB]項目に設定されたIPアドレスに基づき、アドレスが割り当てられた設定情報管理装置300又は設定情報管理装置300にアクセスする。設定情報取得部22は、アクセスに成功すると、[参照キー]項目に設定された参照キーを基にDB内を参照し、参照キーに対応付けて格納された設定情報を取得する。
また、設定情報取得部22による情報取得タイミングは、DB情報取得部21によるDB情報の取得と同期又は非同期のどちらのタイミングで行われてもよい。例えば、非同期に行う場合には、ネットワーク機器200が備える内部タイマ(非図示)に従って、所定時間経過ごとに設定情報の取得が行われるようにタイミングが制御される。これにより、ネットワーク機器200には、機器導入時以外でも、設定情報を機器に反映させることができる。例えば、ネットワーク機器200を導入後に、設定情報管理装置300において、ネットワーク機器200に対応する設定情報の変更を行った場合、その内容がネットワーク機器200へ自動的に反映される。なお、設定情報の取得タイミングは、情報取得時の通信負荷を考慮して、限定した期間に行うようにしてもよい。
設定部23は、自機の機器設定を行う機能部である。設定部23は、設定情報取得部22が取得した設定情報に基づき、機器設定を行う。
このように、ネットワーク機器200は、機器管理装置100で振り分けられた取得先から設定情報を取得し、取得情報を基に機器設定を行う。
《設定情報管理装置》
DB管理部31,31は、各設定情報管理装置300が有し、設定情報が格納されたDBを管理する機能部である。DB管理部31は、DB内の各種データ操作(例えば設定情報の「追加(データ登録)」、「削除」、「変更(データ更新)」など)を行う。また、DB管理部31は、所定のUI(User Interface)を介して、DB管理者から受け付けた操作要求に応じて、データ操作を行う。DB管理部31が操作するデータは、例えば、図6,7に示すようなデータ構成をしている。
図6及び図7は、本実施形態に係る設定情報管理装置300が有するデータ例を示す図である。なお、図6には、メーカ側のデータ例が示されており、図7には、ユーザ側のデータ例が示されている。
図6,7に示すように、DB内のデータ32D,32Dは、[参照キー]項目及び[設定内容]項目などの各情報項目を有するデータ構成となっており、参照キーごとに各項目が対応付けられている。
[設定内容]項目は、設定情報を定義する項目である。例えば、項目値には、ネットワーク機器200におけるネットワーク設定や利用制限設定などの各種動作制御条件(セキュリティ(利用制限)や、FAX及びMail(送信)などの動作制御条件)などが定義されている。
DB内のデータ32D,32Dでは、上記データ構成により、[参照キー]項目の項目値に基づき、[設定内容]項目の項目値(定義された設定情報)を取得できる。
また、図6に示すように、メーカ側の設定情報管理装置300には、顧客単位(例えば「A社」や「C社」)で設定情報が管理されている。一方、図7に示すように、ユーザ側の設定情報管理装置300には、ユーザ側に構築されたネットワーク環境CBのエリア単位(例えば「フロアや部署ごとにB社内に構築された各ネットワークエリア」)で設定情報が管理されている。DB内のデータ32D,32Dでは、設定情報の管理単位(分類粒度)を、ユーザの要望に従って柔軟に対応可能となっている。
以上のように、本実施形態に係る機器設定機能は、上記各機能部が連係動作することにより実現される。
次に、機器設定機能の詳細な動作(機能部群の連係動作)について、処理手順を示すシーケンス図を用いて説明する。機器設定機能は、機器管理装置100、ネットワーク機器200、又は設定情報管理装置300に搭載(インストール)されるプログラム(機器設定機能を実現するソフトウェア部品)が、各装置が備える制御部(例えば「CPU」)により、格納先(例えば「HDD」)からワークメモリ(例えば「RAM」)上に読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
図8は、本実施形態に係る機器設定を行う処理手順例を示すシーケンス図である。なお、図8には、図4と同様に、ユーザ側のネットワーク環境CBとメーカ側のネットワーク環境CMとの間で行われる機器設定の処理例が示されている。
図8に示すように、まず、ネットワーク機器200は、DB情報取得部21により、機器管理装置100へ自機に割り当てられたIPアドレスを送信し、DB情報の取得を要求する(ステップS101)。なお、ネットワーク機器200Bには、機器管理装置100のネットワーク情報が予め設定されているものとする。
機器管理装置100は、参照DB特定部11により、受信したIPアドレスを基に振り分け情報12Dを参照し、該当する振り分け条件に対応付けられた参照DBのIPアドレスと参照キー(取得先情報)を取得する(ステップS102)。これにより、機器管理装置100では、設定情報の取得先が特定される。その結果、機器管理装置100からは、取得情報がネットワーク機器200へと応答される。
ネットワーク機器200は、DB情報取得部21がDB情報を取得すると、取得したDB情報を設定情報取得部22へと渡し、設定情報の取得を要求する(ステップS103)。
ネットワーク機器200は、設定情報取得部22により、参照DBのIPアドレスが割り当てられた設定情報管理装置300にアクセスする。例えば、設定情報取得部22は、参照DBのIPアドレスがメーカ側の設定情報管理装置300のアドレスであった場合、ステップS201の処理を行う。また、ユーザ側の設定情報管理装置300のアドレスであった場合には、ステップS301の処理を行う。
なお、ステップS103には、設定情報の取得タイミングがDB情報の取得タイミングと同期して行われる場合の処理手順例が示されている。よって、非同期の場合には、設定情報取得部22により、内部タイマ(非図示)に従って、DB情報取得部21により取得されたDB情報に基づき、設定情報管理装置300にアクセスする。
《メーカ側のDBにアクセスする場合》
ネットワーク機器200は、設定情報取得部22により、設定情報管理装置300にアクセスする(ステップS201)。設定情報管理装置300では、DB管理部31により、設定情報取得部22から取得要求時に渡された参照キーに基づき、DB内のデータ32Dから該当する設定情報が取得される(ステップS202)。その結果、設定情報管理装置300からは、取得情報がネットワーク機器200へと応答される。
《ユーザ側のDBにアクセスする場合》
ネットワーク機器200は、設定情報取得部22により、設定情報管理装置300にアクセスする(ステップS301)。設定情報管理装置300では、DB管理部31により、設定情報取得部22から取得要求時に渡された参照キーに基づき、DB内のデータ32Dから該当する設定情報が取得される(ステップS302)。その結果、設定情報管理装置300からは、取得情報がネットワーク機器200へと応答される。
ネットワーク機器200は、設定情報取得部22が設定情報を取得すると、取得した設定情報を設定部23へと渡し、機器設定を要求する(ステップS401)。
ネットワーク機器200は、設定部23により、設定情報に基づく機器設定が行われる(ステップS402)。
以上のように、ネットワーク機器200では、機器管理装置100により設定情報の取得処理が制御され、取得した設定情報を基に機器設定が行われる。これにより、機器管理装置100に設定される振り分け条件のみを変更することで、ネットワーク機器200に適用する設定情報を変更することができる。
<変形例>
ここからは、機器管理装置100が保持する振り分け情報12Dの変形例について説明する。
図9は、本変形例に係る機器管理装置100が有するデータ例を示す図である。
図9に示すように、振り分け情報12Dには、[振り分け条件]項目に複数の条件を設定することができる。例えば、項目値には、ネットワーク機器200の機種名、搭載機能名、搭載オプション装置名、又はインストールソフトウェア名などが、ネットワーク機器200に割り当てられるIPアドレスの範囲と組み合わせて設定されている。つまり、[振り分け条件]項目には、導入時のネットワーク機器200から取得可能な複数の機器情報を組み合わせて設定できる。
また、本変形例では、振り分け情報12Dに[優先度]項目が追加されている。[優先度]項目は、ネットワーク機器200から取得した機器情報が複数の振り分け条件に該当した場合に適用する条件の決定方針を指定する設定項目である。例えば、項目値には、適用する条件を決定する優先順位(本変形例では小さい数値の方が優先順位が高い例が示されている)が設定されている。
機器管理装置100では、上記データ構成の振り分け情報12Dを用いることで、IPアドレスに加え、ネットワーク機器200に関する基本的な機器情報に従って、ネットワーク機器200における設定情報の取得処理を制御できる(取得先を振り分けることができる)。以下に具体的な動作例を説明する。
例えば、機器管理装置100は、IPアドレス:[111.222.XXX.1]が割り当てられ、FAX機能を搭載したネットワーク機器200から機器情報を取得した場合、次のように設定情報の取得先を特定する。
参照DB特定部11は、図9に示す振り分け情報12Dの[振り分け条件]項目を参照し、ネットワーク機器200から取得した機器情報が、振り分け条件R1のうち条件R11に該当すると判定する。その結果、ネットワーク機器200は、IPアドレス:[222.2.222.2]が割り当てられた設定情報管理装置300から参照キー:[KEY1]を基に設定情報を取得する。
一方、機器管理装置100は、IPアドレス:[111.222.XXX.1]が割り当てられ、FAX機能を搭載していないネットワーク機器200から機器情報を取得した場合、参照DB特定部11により、振り分け条件R1のうち条件R12に該当すると判定する。その結果、ネットワーク機器200は、設定情報管理装置300から参照キー:[KEY2]を基に設定情報を取得する。
また、例えば、機器管理装置100は、IPアドレス:[111.155.XXX.1]が割り当てられ、機種AAAのネットワーク機器200から機器情報を取得した場合、参照DB特定部11により、振り分け条件R4に該当すると判定する。その結果、ネットワーク機器200は、設定情報管理装置300から参照キー:[KEY3]を基に設定情報を取得する。
また、例えば、機器管理装置100は、IPアドレス:[111.155.XXX.1]が割り当てられ、機種BBBのネットワーク機器200から機器情報を取得した場合、参照DB特定部11により、振り分け条件R5に該当すると判定する。その結果、ネットワーク機器200は、設定情報管理装置300から参照キー:[KEY4]を基に設定情報を取得する。
図10は、本変形例に係るメーカ側の設定情報管理装置300が有するデータ例を示す図である。
図10に示すように、DB内のデータ32Dには、上述した機種や搭載機能による取得処理の制御により、同一ネットワークエリアに属する(接続される)ネットワーク機器200に対して、より細かい単位で設定情報を定義できる。
例えば、DB内のデータ32Dには、参照キー:[KEY1]及び[KEY2]に対応付けて、A社のネットワークエリア:[111.222.XXX.XXX]に属するネットワーク機器200の設定情報が2つ定義されている。振り分け情報12Dの参照キー:[KEY1]には、"FAX機能搭載"の振り分け条件が対応付けられている。よって、DB内のデータ32Dでは、参照キー:[KEY1]にFAX機能搭載機器用の設定情報が対応付けて定義できる。一方、振り分け情報12Dの参照キー:[KEY2]には、"FAX機能搭載"の振り分け条件が対応付けられていない。よって、DB内のデータ32Dでは、参照キー:[KEY2]にFAX機能非搭載機器用の設定情報が対応付けて定義できる。
例えば、DB内のデータ32Dには、参照キー:[KEY3]及び[KEY4]に対応付けて、C社のネットワークエリア:[111.155.XXX.XXX]に属するネットワーク機器200の設定情報が2つ定義されている。振り分け情報12Dの参照キー:[KEY3]には、"機種AAA"の振り分け条件が対応付けられている。よって、DB内のデータ32Dでは、参照キー:[KEY3]に機種AAA機器用の設定情報が対応付けて定義できる。一方、振り分け情報12Dの参照キー:[KEY4]には、"機種BBB"の振り分け条件が対応付けられている。よって、DB内のデータ32Dでは、参照キー:[KEY4]に機種BBB機器用の設定情報が対応付けて定義できる。
また、例えば、機器管理装置100は、IPアドレス:[111.111.XXX.1]が割り当てられ、拡張ソフトウェアがインストールされたネットワーク機器200から機器情報を取得した場合、次のように設定情報の取得先を特定する。
参照DB特定部11は、図9に示す振り分け情報12Dの[振り分け条件]項目を参照し、ネットワーク機器200から取得した機器情報が、振り分け条件R2に該当すると判定する。このとき、参照DB特定部11は、該当した条件が複数存在するため、[優先度]項目を参照し、優先順位の高い項目(数値の小さい項目:振り分け条件R21)を、適用条件として決定する。その結果、ネットワーク機器200は、IPアドレス:[111.111.1.5]が割り当てられた設定情報管理装置300から参照キー:[KEY1]を基に設定情報を取得する。
図11は、本変形例に係るユーザ側の設定情報管理装置300が有するデータ例を示す図である。
図11に示すように、DB内のデータ32Dには、上述した優先順位に従った取得処理の制御により、同一振り分け条件に該当するネットワーク機器200に対して、優先順位に従って設定情報を定義できる。
例えば、DB内のデータ32Dには、参照キー:[KEY1]及び[KEY2]に対応付けて、B社のネットワークエリア:[111.111.XXX.XXX]に属する拡張ソフトウェア搭載のネットワーク機器200の設定情報が2つ定義されている。振り分け情報12Dの参照キー:[KEY1]と[KEY2]には、設定情報1と設定情報2が対応付けられている。よって、DB内のデータ32Dでは、優先順位に従って、異なる内容の設定情報を定義できる。
これにより、ネットワーク機器200では、振り分け情報12Dの[優先度]項目の項目値を変更することで、適用する設定情報が制御される。
図9の説明に戻る。例えば、機器管理装置100は、IPアドレス:[111.114.XXX.1]が割り当てられ、フィニッシャ搭載のネットワーク機器200から機器情報を取得した場合、参照DB特定部11により、振り分け条件R3のうち条件R32に該当すると判定する。その結果、ネットワーク機器200は、設定情報管理装置300から参照キー:[KEY5]を基に設定情報を取得する。
一方、機器管理装置100は、IPアドレス:[111.114.XXX.1]が割り当てられ、フィニッシャを搭載していないネットワーク機器200から機器情報を取得した場合、参照DB特定部11により、振り分け条件R3のうち条件R31に該当すると判定する。その結果、ネットワーク機器200は、設定情報管理装置300から参照キー:[KEY4]を基に設定情報を取得する。
図11に示すように、DB内のデータ32Dには、上述した搭載オプション装置による取得処理の制御により、同一ネットワークエリアに属する(接続される)ネットワーク機器200に対して、より細かい単位で設定情報を定義できる。
例えば、DB内のデータ32Dには、参照キー:[KEY4]及び[KEY5]に対応付けて、B社のネットワークエリア:[111.114.XXX.XXX]に属するネットワーク機器200の設定情報が2つ定義されている。振り分け情報12Dの参照キー:[KEY5]には、"フィニッシャ搭載"の振り分け条件が対応付けられている。よって、DB内のデータ32Dでは、参照キー:[KEY5]にフィニッシャ搭載機器用の設定情報が対応付けて定義できる。一方、振り分け情報12Dの参照キー:[KEY4]には、"フィニッシャ搭載"の振り分け条件が対応付けられていない。よって、DB内のデータ32Dでは、参照キー:[KEY4]にフィニッシャ非搭載機器用の設定情報が対応付けて定義できる。
上述した参照DB特定部11による取得処理制御について、詳細な処理手順を以下に説明する。
図12は、本変形例に係る設定情報取得先の振り分けを行う処理手順例を示すフローチャートである。図12に示す処理手順は、図8に示したステップS102で行われる処理である。
図12に示すように、参照DB特定部11は、ネットワーク機器200から受信したIPアドレスに基づき、振り分け情報12Dの[振り分け条件]項目を参照する(ステップS1021)。参照DB特定部11は、該当する振り分け条件が存在するか否かを判定する(ステップS1022)。
参照DB特定部11は、該当する振り分け条件が存在すると判定した場合(ステップS1022:YES)、該当条件が複数存在するか否かを判定する(ステップS1023)。一方、該当する振り分け条件が存在しないと判定した場合には(ステップS1022:NO)、所定のエラー処理(条件不一致の旨を通知:エラー通知)を行い、処理を終了する。
参照DB特定部11は、該当条件が複数存在すると判定した場合(ステップS1023:YES)、振り分け情報12Dの[優先度]項目の項目値を参照し、設定されている優先順位に従って、適用する振り分け条件を決定する(ステップS1024)。一方、該当条件が複数存在しないと判定した場合には(ステップS1023:NO)、適用する振り分け条件が既に決定されているとしてステップS1025の処理へと移行する。
参照DB特定部11は、該当した(又は決定した)振り分け条件に対応する[参照DB]項目及び[参照キー]項目の各項目値(参照DBのIPアドレスと参照キー)を参照する(ステップS1025)。参照DB特定部11は、取得した項目値(取得先情報)を取得する。
これにより、機器管理装置100では、設定情報の取得先が特定される。その結果、機器管理装置100からは、取得情報がネットワーク機器200へと応答される。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る機器管理システム1によれば、機器管理装置100が、ネットワーク機器200に応じて設定情報の取得先を振り分ける振り分け情報12Dを保持し、振り分け情報12Dは、導入時に所定の範囲でネットワーク機器200へ割り当てられ機器から取得可能な機器情報(例えば「IPアドレス」)と設定情報の取得先を示す取得先情報(例えば「参照DBのIPアドレス」や「参照DBの参照キー」など)とが対応付けられている。つまり、機器管理装置100は、機器固有情報により設定情報の取得先を管理するのではなく、ネットワーク機器200から取得可能な非固有の機器情報によって管理する。
機器管理システム1では、機器管理装置100が、ネットワーク機器200からの取得情報を基に振り分け情報12Dを参照し、ネットワーク機器200に対応する設定情報の取得先を特定する。機器管理システム1では、機器管理装置100が、特定した取得先情報をネットワーク機器200に送信する。その結果、ネットワーク機器200では、取得先情報に基づき設定情報を取得し、自機の機器設定が行われる。
これによって、機器管理システム1は、設定情報の取得先を示す取得先情報を、ネットワーク機器200から取得可能な非固有の機器情報に基づき特定することができる。その結果、ネットワーク機器が追加又は削除されても、その都度、機器管理装置側で登録情報の更新作業を行う必要がなく、ネットワーク機器の設定における作業負荷を軽減できる。
ここまで、上記実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に係る機器管理システム1が有する「機器設定機能」は、図を用いて説明を行った各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムが、各装置の制御部(例えば「CPU」)により実行されることで実現される。
例えば、機器管理装置100の場合、上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体103aに格納することができる。上記記録媒体103aには、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)、ならびにSDメモリカード及びUSBメモリなどがある。
よって、上記プログラムは、上記記録媒体103aに記憶させることで、記録媒体103aを読み取り可能なドライブ装置103などを介して機器管理装置100にインストールすることができる。また、機器管理装置100は、インタフェース装置107を備えていることから、電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
また、上記実施形態では、その説明を省略したが、機器管理装置100又は設定情報管理装置300が、ネットワーク機器200からのアクセスに対して認証処理を行う構成であってもよい。この場合、ネットワーク機器200は、認証情報(例えば「認証ID」や「パスワード」など)を各装置に対して送信する。その結果、機器管理装置100又は設定情報管理装置300では、受信した認証情報に基づきアクセス認証を行い、認証が許可されたネットワーク機器200に対してのみ、取得先情報や設定情報などの応答を行う。認証が許可されなかった場合には、その旨をネットワーク機器200に通知する。なお、認証情報は、例えば、ネットワーク機器200の製造時又は販売時に予め設定される。
また、上記実施形態では、機器管理装置100がメーカ側に設置されているシステム構成を例に説明を行ったが、この限りでない。例えば、機器管理装置100は、ユーザ側に設置されていてもよく、この場合、機器管理装置100は、ユーザ側の管理者によって保守・運用される。つまり、振り分け情報12Dが、ユーザ側の管理者によって管理される。
また、上記実施形態では、機器管理装置100と設定情報管理装置300が異なる装置構成を例に説明を行ったが、この限りでない。例えば、機器設定を含む機器管理機能と設定情報管理機能を1つの装置で実現してもよい。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 機器管理システム
11 参照DB特定部
12D 振り分け情報
21 DB情報取得部
22 設定情報取得部
23 設定部
31 DB管理部(:ユーザ側,:メーカ側)
32D DB内のデータ(:ユーザ側,:メーカ側)
100 機器管理装置(機器管理サーバ)
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置(a:記録媒体)
104 RAM(揮発性の半導体メモリ)
105 ROM(不揮発性の半導体メモリ)
106 CPU(中央処理装置)
107 インタフェース装置(NIC:Network I/F Card)
108 HDD(不揮発性の記憶装置)
200 ネットワーク機器(画像処理装置など)
210 コントローラ(制御基板)
211 CPU
212 記憶装置(RAM,ROM,HDDなど)
213 ネットワークI/F
214 外部記憶I/F(a:記録媒体)
220 操作パネル(入出力装置)
230 プロッタ(画像形成部)
240 スキャナ(原稿読み取り部)
300 設定情報管理装置(記憶装置を備えた装置)
400 ネットワーク制御機器(ファイアウォール機能を有する機器)
C ネットワーク環境(A,B:ユーザ側,M:メーカ側)
I 外部ネットワーク(インターネットなど)
N 内部ネットワーク(LANなど)
特開2001−297052号公報 特開2005−55940号公報

Claims (15)

  1. 1又は複数の機器と、前記機器に対して機器設定を行う機器管理装置と、前記機器設定を行う際の設定情報を管理する設定情報管理装置とが、所定のデータ伝送路で接続される機器管理システムであって、
    前記機器が、
    前記設定情報の取得先を示す取得先情報を取得する第1の取得手段と、
    前記取得先情報に基づき、前記設定情報管理装置から自機に対応する設定情報を取得する第2の取得手段と、
    前記設定情報に基づき、自機の機器設定を行う設定手段と、を有し、
    前記機器管理装置が、
    前記機器が導入されたときに所定の範囲で前記機器へ割り当てられ、前記機器から取得可能な機器情報が設定される振り分け条件情報と、前記取得先情報と、が対応付けられた、前記機器に応じて前記設定情報の取得先を振り分ける振り分け情報を保持する保持手段と、
    前記振り分け情報に基づき、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定する特定手段と、を有し、
    前記機器は、前記第1の取得手段により、前記機器管理装置に機器情報を送信し、
    前記機器管理装置は、前記特定手段により、前記機器から取得した機器情報に基づき前記振り分け情報を参照し、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定し、前記取得先情報を、前記機器に送信し、
    前記機器は、前記第2の取得手段により、前記機器管理装置から受信した取得先情報に基づき前記設定情報管理装置にアクセスし、自機に対応する設定情報を取得し、前記設定手段により、取得した設定情報に基づき自機の機器設定を行うことを特徴とする機器管理システム。
  2. 前記保持手段は、
    前記機器が導入されたときに前記機器に割り当てられるネットワーク情報を含む振り分け条件情報と、前記設定情報管理装置に割り当てられたネットワーク情報及び前記設定情報の参照情報を含む取得先情報と、が対応付けられている前記振り分け情報を保持することを特徴とする請求項1に記載の機器管理システム。
  3. 前記特定手段は、
    前記機器から取得したネットワーク情報に基づき前記振り分け情報を参照し、前記振り分け条件情報に対応付けて設定された、前記設定情報管理装置に割り当てられたネットワーク情報及び前記設定情報の参照情報を取得し、取得したネットワーク情報及び参照情報を前記取得先情報とすることを特徴とする請求項2に記載の機器管理システム。
  4. 前記第2の取得手段は、
    前記機器管理装置から受信したネットワーク情報に従って前記設定情報管理装置にアクセスし、前記機器管理装置から受信した参照情報に基づき自機に対応する設定情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の機器管理システム。
  5. 前記保持手段は、
    前記機器が導入されたときに前記機器に割り当てられるネットワーク情報、機種情報、搭載機能、搭載オプション装置、及び/又はインストールソフトウェアが組み合わされた振り分け条件情報と、前記設定情報管理装置に割り当てられたネットワーク情報及び前記設定情報の参照情報を含む取得先情報と、が対応付けられている前記振り分け情報を保持することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一項に記載の機器管理システム。
  6. 前記特定手段は、
    前記機器から取得した機器情報に基づき前記振り分け情報を参照し、前記ネットワーク情報、機種情報、搭載機能、搭載オプション装置、及び/又はインストールソフトウェアが組み合わされた振り分け条件情報に対応付けて設定された、前記設定情報管理装置に割り当てられたネットワーク情報及び前記設定情報の参照情報を取得し、取得したネットワーク情報及び参照情報を前記取得先情報とすることを特徴とする請求項5に記載の機器管理システム。
  7. 前記特定手段は、
    前記機器から取得した機器情報に基づき前記振り分け情報を参照し、
    該当する前記振り分け条件情報が複数存在する場合に、
    前記振り分け条件情報に対応付けて設定された優先順位に従って、適用する振り分け条件情報を決定し、
    決定した振り分け条件情報に対応付けて設定された、前記設定情報管理装置に割り当てられたネットワーク情報及び前記設定情報の参照情報を取得し、取得したネットワーク情報及び参照情報を前記取得先情報とすることを特徴とする請求項6に記載の機器管理システム。
  8. 前記第2の取得手段は、
    前記機器管理装置から受信した取得先情報に基づき、所定時間経過ごとに前記設定情報管理装置にアクセスし、自機に対応する設定情報を取得することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の機器管理システム。
  9. 1又は複数の機器に対して設定情報の取得先を示す取得先情報を送信し機器設定を行う機器管理装置であって、
    前記機器が導入されたときに所定の範囲で前記機器へ割り当てられ、前記機器から取得可能な機器情報が設定される振り分け条件情報と、前記取得先情報と、が対応付けられた、前記機器に応じて前記設定情報の取得先を振り分ける振り分け情報を保持する保持手段と、
    前記保持手段が保持する振り分け情報に基づき、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定する特定手段と、を有し、
    前記特定手段は、前記機器から取得した機器情報に基づき前記振り分け情報を参照し、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定し、前記取得先情報を、前記機器に送信することを特徴とする機器管理装置。
  10. 前記保持手段は、
    前記機器が導入されたときに前記機器に割り当てられるネットワーク情報を含む振り分け条件情報と、前記機器設定を行う際の設定情報を管理する設定情報管理装置に割り当てられたネットワーク情報及び前記設定情報の参照情報を含む取得先情報と、が対応付けられている前記振り分け情報を保持することを特徴とする請求項9に記載の機器管理装置。
  11. 前記特定手段は、
    前記機器から取得したネットワーク情報に基づき前記振り分け情報を参照し、前記振り分け条件情報に対応付けて設定された、前記設定情報管理装置に割り当てられたネットワーク情報及び前記設定情報の参照情報を取得し、取得したネットワーク情報及び参照情報を前記取得先情報とすることを特徴とする請求項10に記載の機器管理装置。
  12. 前記保持手段は、
    前記機器が導入されたときに前記機器に割り当てられるネットワーク情報、機種情報、搭載機能、搭載オプション装置、及び/又はインストールソフトウェアが組み合わされた振り分け条件情報と、前記設定情報管理装置に割り当てられたネットワーク情報及び前記設定情報の参照情報を含む取得先情報と、が対応付けられている前記振り分け情報を保持することを特徴とする請求項10又は11に記載の機器管理装置。
  13. 前記特定手段は、
    前記機器から取得した機器情報に基づき前記振り分け情報を参照し、前記ネットワーク情報、機種情報、搭載機能、搭載オプション装置、及び/又はインストールソフトウェアが組み合わされた振り分け条件情報に対応付けて設定された、前記設定情報管理装置に割り当てられたネットワーク情報及び前記設定情報の参照情報を取得し、取得したネットワーク情報及び参照情報を前記取得先情報とすることを特徴とする請求項12に記載の機器管理装置。
  14. 前記特定手段は、
    前記機器から取得した機器情報に基づき前記振り分け情報を参照し、
    該当する前記振り分け条件情報が複数存在する場合に、
    前記振り分け条件情報に対応付けて設定された優先順位に従って、適用する振り分け条件情報を決定し、
    決定した振り分け条件情報に対応付けて設定された、前記設定情報管理装置に割り当てられたネットワーク情報及び前記設定情報の参照情報を取得し、取得したネットワーク情報及び参照情報を前記取得先情報とすることを特徴とする請求項13に記載の機器管理装置。
  15. 1又は複数の機器と、前記機器に対して機器設定を行う機器管理装置と、前記機器設定を行う際の設定情報を管理する設定情報管理装置とが、所定のデータ伝送路で接続される機器管理システムにおける機器設定方法であって、
    前記機器が、
    前記設定情報の取得先を示す取得先情報を取得する第1の取得手順と、
    前記取得先情報に基づき、前記設定情報管理装置から自機に対応する設定情報を取得する第2の取得手順と、
    前記設定情報に基づき、自機の機器設定を行う設定手順と、を有し、
    前記機器管理装置が、
    前記機器が導入されたときに所定の範囲で前記機器へ割り当てられ、前記機器から取得可能な機器情報が設定される振り分け条件情報と、前記取得先情報と、が対応付けられた、前記機器に応じて前記設定情報の取得先を振り分ける振り分け情報に基づき、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定する特定手順と、を有し、
    前記機器は、前記第1の取得手順により、前記機器管理装置に機器情報を送信し、
    前記管理装置は、前記特定手順により、前記機器から取得した機器情報に基づき前記振り分け情報を参照し、前記機器に対応する設定情報の取得先を特定し、前記取得先情報を、前記機器に送信し、
    前記機器は、前記第2の取得手順により、前記機器管理装置から受信した取得先情報に基づき前記設定情報管理装置にアクセスし、自機に対応する設定情報を取得し、前記設定手順により、取得した設定情報に基づき自機の機器設定を行うことを特徴とする機器設定方法。
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