JP2011174881A - 静電容量型加速度センサ - Google Patents

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Koji Matsushita
浩二 松下
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Abstract

【課題】静電容量型加速度センサにおいて可動部の許容変位量を超える加速度が加わった時の可動部と固定部の衝突による破壊を防止すること。
【解決手段】基板35上に離間状態で配置された変位可能な重錘体36と、この重錘体36に設けられた可動電極34と、この可動電極34に対向して配置された固定電極33とを備え、両電極33,34間の静電容量の変化を重錘体36の変位に基づいて検出する。重錘体36と基板35の双方に重錘体36の水平方向の変位を規制する相補型係止手段と、この相補型係止手段に電位を固定するための電位固定手段とを設ける。相補型係止手段は、重錘体36に設けられた貫通孔38と、基板35上に設けられ、貫通孔38に挿入する係止部材37とからなっているので、衝突時の接触面積が大きく、応力集中による破壊を防止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、静電容量型加速度センサに関し、より詳細には、表面MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)における静電容量型加速度センサで、重錘体の水平方向の変位を規制するに係止手段を設けた静電容量型加速度センサに関する。
一般に、静電容量型加速度センサは、重錘体(おもり)を挟み込むようにして駆動電極と検出電極を配置したものや、重錘体に取り付けられた可動電極と、この可動電極に対向して設けられた固定電極からなるものが知られている。後者の静電容量型加速度センサのように、可動電極と固定電極との距離の変動にともなう容量変化によって、加速度の検出を行うようにしたものは、非常に微少な加速度を測定する場合に、梁部を細く薄く形成して小さな加速度によっても、この梁部が変形するように構成されている。
しかしながら、このような加速度センサは、梁部が細く薄いため、極大な加速度を受けた際には梁部の弾性限界を超えてしまい、その結果、梁部が破損してしまうという問題があった。そのため、可動電極の水平方向の変位を規制するストッパーを設ける必要があった。
また、上述した可動電極と固定電極との容量変化によって加速度などの検出を行う静電容量型加速度センサでは、可動電極及び固定電極をエッチング形成した後の乾燥工程において、可動電極と固定電極との間に介在する純水の表面張力によって、可動電極及びこれに対向する固定電極が付着したり、梁部とこれに対向する基板が同様に付着したりすることが問題となっていた。
また、この乾燥工程以外の時、例えば、梁部のバネ定数により決定される力よりも大きな加速度が発生した場合にも、可動電極が固定電極に引き寄せられ、加速度が小さくなった後にもファンデルワールス力により、可動電極と固定電極とが付着してしまうという問題があった。
このような問題を解決するものとして、例えば、特許文献1には、可動電極が固定電極に貼り付くのを防止するために、梁部の側部近傍にストッパーを設けた静電容量型加速度センサが提案されている。
図1は、特許文献1に記載されている従来の静電容量型加速度センサの斜視図である。この従来の静電容量型加速度センサにおいて、梁構造体152Aは、基板150から突出する4つのアンカー部150a,150b,150c,150dによって架設されており、基板150の上面において所定間隔隔てた位置に配置されている。アンカー部150aとアンカー部150bとの間には梁部151が架設されており、アンカー部150cとアンカー部150dとの間には梁部152が架設されている。梁部151,152は1つの梁構造体で構成されている。
また、梁部151に対して、錘部156の反対側には、ストッパー153が配置され、梁部152に対して、錘部156の反対側には、ストッパー154が配置されている。このストッパー153,154に設けられた突出部153b,154bによって、梁構造体152Aの紙面左右方向への移動が規制されている。これらのストッパー153,154は、梁構造体152Aや固定部152Bとは分離して構成されており、アンカー部153a,154aを介して基板1側に固定され、アンカー部150a〜150dを介して梁構造体152Aと電気的に接続されている。
このような構成により、梁構造体152Aが移動しても、可動電極157が固定電極158に付着しないようになっている。つまり、可動電極が固定電極に貼り付くのを防止するための突起部が設けられており、静電気力によって可動電極が固定電極に吸い寄せられても、突起部が先に接触するので、突起部がない場合に比べて固定電極に接触する面積が小さくなり、可動電極が固定電極に貼り付きにくくなっている。
また、特許文献2に記載されている従来の半導体加速度センサは、ピエゾ抵抗体を用いた半導体加速度センサであって、カバー板が配置されている一表面側の重錘部上に、この重錘部がカバー板に貼り付くのを防止するための突起部が設けられているので、陽極接合時の静電気力によって重錘部がカバー板に吸い寄せられても、突起部がカバー板に接触するので、突起部がない場合に比べてカバー板に接触する面積が小さくなり、重錘部がカバー板に貼り付きにくくなっている。この特許文献2には、静電容量を利用した加速度センサにも利用できることが記載されている。
また、半導体結晶のピエゾ抵抗効果を利用した加速度センサにおいて、重錘体(おもり)に貫通孔を開けて、この貫通孔に棒を通して重錘体の変位を制限するようにした加速度センサが提案されている。
図2は、特許文献3に記載されている従来の加速度センサの斜視図である。この従来の加速度センサにおいて、ステム11上に設けられた棒状のストッパー12を重り13に開けた貫通孔にクイアランスを保って挿入してあるので、過大な力が加わってもX軸方向の重り13の変位を防止することができ、センサチップ14の破損を防止することができる。
また、特許文献4に記載の従来の静電容量型加速度センサは、折り曲げ梁タイプのものにおいて、梁部から錘部の方向に突出するバンパー(ストッパー)を設け、さらに梁部と錘部との間隔を可動電極と固定電極との間隔よりも小さくすることで、可動電極と固定電極との付着を防止するようにしている。
また、特許文献5に記載の従来の静電容量型加速度センサは、外部加速度に応答して移動する可動プレートがフィンガを有し、このフィンガが、基板に取り付けられたフィンガに容量的に結合されていて、移動停止部を用いて、可動プレート上のフィンガが基板上のフィンガと衝突する前に、可動プレートを停止させるものである。この移動停止部は、基板の表面と接触する第1部分と、この第1部分の上に位置する第2部分とから成る円形をしており、可動プレートは、移動停止部の第2部分と同じ物質で、かつ移動停止部と同じ厚さを有しているものである。したがって、本発明のような支柱構造を有していない。
特開平11−230985号公報 特開2008−070284号公報 特開平4−194666号公報 米国特許第5,542,295号明細書 特開平11−68122号公報
しかしながら、上述した静電容量型加速度センサにおいては、ストッパーとして機能する突起物という構造形状から、外部から印加された加速度により可動部が回転運動を起こして突起物と可動部が衝突した場合、ストッパーとして作用する面積が限られるため、可動部やストッパーに応力集中が起きて破壊に至るという問題があった。
一般的に、被衝突物に衝撃力Fが加わる場合、被衝突物の衝突時の破損や破壊は、衝撃荷重Fによる衝撃応力σが被衝突物の弾性限界を超えるために起こる。衝突時の接触面積をAとすると、衝撃力による単位面積当たりの衝撃応力σはσ=F/Aとなるため、衝突時に接触する面積が大きい方が衝撃応力は小さくなる。したがって、衝突時の接触面積を大きくすることで被衝突物に与える衝撃応力を小さくし、被害を抑えることが可能になる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、衝突の状態によらず接触面積が一定なストッパー構造を提供し、可動部の許容変位量を超える加速度に対して可動部と固定部の衝突による破壊が起こりにくい静電容量型加速度センサを提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、基板上に離間状態で配置された変位可能な重錘体と、該重錘体に設けられた可動電極と、該可動電極に対向して配置された固定電極とを備え、前記両電極間の静電容量の変化を前記重錘体の変位に基づいて加速度を検出する静電容量型加速度センサにおいて、前記重錘体と前記基板の双方に前記重錘体の水平方向の変位を規制する相補型係止手段と、該相補型係止手段に電位を固定するための電位固定手段とを設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記相補型係止手段が、前記重錘体に設けられた穴又は貫通孔と、前記基板上に設けられ、前記穴又は貫通孔に挿入する係止部材とからなることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記穴又は貫通孔を前記重錘体の端部周辺に設けたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、前記重錘体に前記穴又は貫通孔を複数設けたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2,3又は4に記載の発明において、前記係止部材が、棒状部材であることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、前記重錘体が、前記基板上に設けられた支柱部材に梁部材を介して取り付けられており、前記電位固定手段が、前記係止部材と前記支柱部材と前記基板に配線された導線であることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、基板上に離間状態で配置された変位可能な重錘体と、該重錘体に設けられた可動電極と、該可動電極に対向して配置された固定電極と、前記基板上に設けられ、前記重錘体の周辺を取り囲む固定部材とを備え、前記両電極間の静電容量の変化を前記重錘体の変位に基づいて加速度を検出する静電容量型加速度センサにおいて、前記重錘体と前記固定部材の双方に前記重錘体の水平方向の変位を規制する相補型係止手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記相補型係止手段が、前記重錘体の縁端部に設けられた第1の突起部と、前記固定部材に設けられ空隙部とからなることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記相補型係止手段が、前記重錘体の縁端部に設けられた第2の突起部と、該第2の突起部に対向して前記固定部材に設けられた第1の溝部とからなることを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記相補型係止手段が、前記重錘体の縁端部に設けられた第2の溝部と、該第2の溝部に対向して前記固定部材に設けられた第3の突起部とからなることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項8,9又は10に記載の発明において、前記突起部及び前記溝部の形状が、円弧状であることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項7乃至11のいずれかに記載の発明において、前記重錘体が、前記基板上に設けられた支柱部材に梁部材を介して取り付けられていることを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項7乃至11のいずれかに記載の発明において、前記可動電極が、複数の薄板状の櫛型可動電極で、前記固定電極が、前記櫛型可動電極に対向してそれぞれ配置された複数の薄板状の櫛型固定電極であることを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の発明において、前記櫛型可動電極が、前記重錘体の変位方向であるX軸方向に対してY軸方向の両側に設けられているとともに、前記櫛型固定電極が、前記櫛型可動電極に対向して配置されていることを特徴とする。
また、請求項15に記載の発明は、請求項13又は14に記載の発明において、前記櫛型固定電極が、前記櫛型可動電極を挟み込むようにした一対の櫛型固定電極であることを特徴とする。
本発明によれば、重錘体と基板の双方、又は重錘体と固定部材の双方に重錘体の水平方向の変位を規制する相補型係止手段を設けて、衝突の方向によらず可動部と固定部の接触面積が一定なストッパー構造を提供したので、可動部が必要以上に変位するのを防止することができる。また、突起構造に対して応力集中が緩和されるため、重錘体や可動電極、梁部などの可動部と、固定電極などの固定部の破壊を防止することができる。
特許文献1に記載されている従来の加速度センサの斜視図である。 特許文献3に記載されている従来の加速度センサの斜視図である。 (a),(b)は、本発明に係る静電容量型加速度センサの実施例1を説明するための構成図で、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 (a),(b)は、本発明に係る静電容量型加速度センサの実施例2を説明するための構成図で、(a)は上面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 本発明に係る静電容量型加速度センサの実施例3を説明するための構成図である。 本発明に係る静電容量型加速度センサの実施例4を説明するための構成図である。 本発明に係る静電容量型加速度センサの実施例5を説明するための構成図である。
以下、図面を参照して本発明の各実施例について説明する。
図3(a),(b)は、本発明に係る静電容量型加速度センサの実施例1を説明するための構成図で、図3(a)は上面図、図3(b)は図3(a)のA−A断面図である。
本実施例1に係る静電容量型加速度センサは、基板35上に離間状態で配置された変位可能な重錘体36と、この重錘体36に設けられた可動電極34と、この可動電極34に対向して配置された固定電極33とを備え、両電極33,34間の静電容量の変化を重錘体36の変位に基づいて加速度を検出するものである。そして、重錘体36と基板35の双方に重錘体36の水平方向の変位を規制する相補型係止手段と、この相補型係止手段に電位を固定するための電位固定手段とを設けたものである。なお、符号39は基板35上に設けられた固定部材を示している。
相補型係止手段は、重錘体36に設けられた1個の貫通孔38と、基板35上に設けられ、貫通孔38に挿入する1個の係止部材(ストッパー)37とからなっており、この係止部材37は基板35上に立設されている。また、剛性を上げるために係止部材37の全ての上面は、重錘体の厚さに相当する高さを有する、あるいは重錘体の厚さに相当する高さ以上であることも可能である。
また、重錘体36は、基板35上に設けられた支柱部材31a,31bに梁部材32a,32bを介して取り付けられており、電位固定手段は、係止部材37と支柱部材31a,31bと基板35に配線された導線51により構成され、この導線51により、係止部材37と重錘体36を電気的に接続し、係止部材37の電位を重錘体36と同電位にしている。このようにすることにより、係止部材37と重錘体36との間に働くクーロン力を打ち消すことができ、クーロン力による感度の低下を防止することができる。
また、貫通孔38は、重錘体36の中央部分に設けられていて、その断面形状は、楕円形でもよいが円形が最適である。また、この係止部材37は、棒状部材であることが望ましく、この棒状部材中には、上述したように、導線51が配線されている。また、重錘体に設けられる貫通孔は、貫通していない穴や溝であっても良く、設ける場所は、重錘体36の中央部分以外の部分に設けてもかまわない。また、係止部材と重錘体との間隔は、可動電極の水平方向の変位による固定電極との衝突をなるべく避けるという観点から、可動電極と固定電極との間隔以下であることが望ましい。
また、静電容量型加速度センサを構成する可動電極34は、複数の薄板状の櫛型可動電極で、固定電極33は、櫛型可動電極に対向してそれぞれ配置された複数の薄板状の櫛型固定電極である。
また、櫛型可動電極は、重錘体36の変位方向であるX軸方向に対してY軸方向の両側に設けられているとともに、櫛型固定電極は、櫛型可動電極に対向して配置されている。また、櫛型固定電極は、図示しているように、櫛型可動電極を挟み込むようにした一対の櫛型固定電極で構成されている。
また、梁部材32a,32bは、重錘体36の水平方向の変位に対して弾性力を持って変位するばね部材である。
このような構成により、重錘体に貫通孔を設けるとともに、基板上に貫通孔に挿入する係止部材を設けて、重錘体の水平方向の変位を規制するようにしたので、あらゆる方向からの加速度においても接触面積が同じになり、従来のものと比べて可動部と固定部にかかる衝撃応力が小さくなり、重錘体や可動電極、梁部材などの可動部と、固定電極などの固定部の破壊を防止することができる。また、係止部材は、重錘体の厚さに相当する高さあるいはそれ以上の高さを有するため、上述した特許文献5に記載のストッパーよりも、剛性の高いストッパー手段になりうる。
つまり、静電容量型加速度センサにおいて可動部の許容変位量を超える加速度が加わった時の可動部と固定部の衝突による破壊を防止し、耐衝撃性を向上させることができる。
また、従来構造ではストッパーは電位が固定されておらず、ストッパーがチャージアップされた場合、可動部とストッパー間にクーロン力が発生していた。このクーロン力は可動部とストッパーの間に引力を発生させるので、可動部の変位を妨げる力として働き、センサの感度低下の原因となっていた。
このような問題に対し、本実施例1ではストッパーに貫通孔を設け、ストッパーと可動部を電気的に接続し、ストッパーの電位を可動部と同電位にすることで、ストッパーと可動部の間に働くクーロン力を打ち消す。これにより、クーロン力による感度の低下の問題を解決できる。
図4(a),(b)は、本発明に係る静電容量型加速度センサの実施例2を説明するための構成図で、図4(a)は上面図、図4(b)は図4(a)のA−A断面図である。なお、図3と同じ機能を有する構成要素には同一に符号を付してある。
本実施例2に係る静電容量型加速度センサは、重錘体36に貫通孔38a,38bを複数設け、その貫通孔38a,38bに係止部材37a,37bを挿入するようにしたものである。この貫通孔38a,38bは、重錘体の中心に対して対称位置に設けることが望ましい。また、係止部材37a,37bは、重錘体36の厚さに相当する高さあるいはそれ以上の高さを有するため、上述した特許文献5に記載のストッパーよりも、剛性の高いストッパー手段になりうる。また、貫通孔38a,38bを複数設けることにより、さらに可動部と固定部にかかる衝撃応力を小さくすることができ、重錘体36や可動電極34、梁部材32a,32bなどの可動部と、固定電極33などの固定部の破壊を防止することができる。
また、上述した実施例1と同様に、ストッパーと可動部を電気的に接続し、ストッパーの電位を可動部と同電位にすることで、ストッパーと可動部の間に働くクーロン力を打ち消し、これにより、クーロン力による感度の低下の問題を解決できる。
図5は、本発明に係る静電容量型加速度センサの実施例3を説明するための構成図である。なお、図3と同じ機能を有する構成要素には同一に符号を付してある。
本実施例3に係る静電容量型加速度センサは、基板35上に離間状態で配置された変位可能な重錘体36と、この重錘体36に設けられた可動電極34と、この可動電極34に対向して配置された固定電極33と、基板35上に設けられ、重錘体36の周辺を取り囲む固定部材39とを備え、両電極33,34間の静電容量の変化を重錘体36の変位に基づいて加速度を検出するものである。そして、重錘体36と固定部材39の双方に重錘体36の水平方向の変位を規制する相補型係止手段を設けたものである。
この相補型係止手段は、重錘体36の縁端部に設けられた第1の突起部40a乃至40dと、この第1の突起部(凸部)40a乃至40dと固定部材39とを離間する空隙部41a乃至41dとからなっている。第1の突起部40a乃至40dの形状は、重錘体36の厚さ方向に沿って連続して一体的に設けられた断面湾曲状や断面円弧状でも良いし、厚さ方向に間歇的に設けられた断面湾曲状又は断面球面状でも良い。
また、空隙部41a乃至41dの間隔は、可動電極の水平方向の変位による固定電極との衝突を避けるという観点から、可動電極と固定電極との間隔以下であることが望ましい。
なお、静電容量型加速度センサを構成する可動電極及び固定電極の構成は、上述した実施例1の構成と同様である。
このような構成により、可動部である重錘体の縁端部に断面円弧状のストッパーを設けたので、このストッパーによって可動部の水平方向の移動を規制するようにすれば、あらゆる方向からの加速度においても接触面積が同じになり、従来のものに比べて可動部と固定部にかかる衝撃応力が小さくなり、重錘体や可動電極、梁部材などの可動部と、固定電極などの固定部の破壊を防止することができる。
図6は、本発明に係る静電容量型加速度センサの実施例4を説明するための構成図である。なお、図3と同じ機能を有する構成要素には同一に符号を付してある。
本実施例4に係る静電容量型加速度センサにおける相補型係止手段は、重錘体36の縁端部に設けられた第2の突起部(凸部)42a乃至42dと、この第2の突起部42a乃至42dに対向して固定部材39に設けられた第1の溝部(凹部)43a乃至43dとからなっている。第2の突起部42a乃至42dの形状は、重錘体36の厚さ方向に沿って連続して一体的に設けられた断面湾曲状や断面円弧状でも良いし、厚さ方向に間歇的に設けられた断面湾曲状又は断面球面状でも良い。基本的には、上述した第2の突起部の表面形状に対して、固定部に設けられた第1の溝部は相補的な形状であればよい。
また、第2の突起部42a乃至42dと第1の溝部との間隔は、可動電極の水平方向の変位による固定電極との衝突を避けるという観点から、可動電極と固定電極との間隔以下であることが望ましい。
また、重錘体36の縁端部に設けられたストッパーと固定部材に設けられた溝との間隔を可動部と固定部との間隔よりも小さくし、かつ可動部と固定部との間隔を可動部の許容変位量より小さくすれば、可動部の許容変位量に至る前に可動部がストッパーに当接するため、それ以上の変位が抑制される。
また、上述した実施例3における重錘体の形成された断面円弧状の第1の突起部は、空隙部を介して設けられていればよい程度の大きさと形状であればよいが、本実施例4における第2の突起部は、固定部材に設けられた溝部の形状に合わせた形状になるため、第1の突起部よりも大きな形状とすることができ、ストッパー機能を向上させることができる。
本実施例4のストッパーにおける円の半径を10μm、可動部と固定部との間隔を2.5μmとし、可動部又は固定部とストッパーとの間隔を2μmとしている。
このような構成により、梁部材を介して支持部材によって支持されている重錘体と一体化された水平方向の変位を規制する断面形状円弧状のストッパーを形成しているので、従来のものと比較して衝突時の接触面積が大きいため応力集中による破壊を防止することができる。
図7は、本発明に係る静電容量型加速度センサの実施例5を説明するための構成図である。
本実施例5に係る静電容量型加速度センサにおける相補型係止手段は、重錘体36の縁端部に設けられた第2の溝部(凹部)45a乃至45dと、この第2の溝部45a乃至45dに対向して固定部材39に設けられた第3の突起部(凸部)44a乃至44dとからなっている。つまり、上述した実施例4に対し、本実施例5においてはその相補関係が逆になっている。
梁部材が構造体を支えるため、その梁部材に応力が集中し易い構造となっているが、その梁部材に介する重錘体に対してその変位量を抑制したため、共振や落下時に生じる大きな衝撃に対して構造体全体の機械的強度が向上する。また、従来の突起構造のようなストッパーに対し、接触面積が大きいのでストッパー自体の機械強度も向上する。
以上、本発明に係る静電容量型加速度センサの各実施例について説明したが、重錘体に貫通孔を開けるものや、重錘体の縁端部に凹凸を設けるものなどを含む重錘体の水平方向の変位を規制する相補型係止手段を設けたので、重錘体や可動電極、梁部などの可動部と、固定電極などの固定部の破壊を防止することができる。
また、上述した実施例1,2においては、係止部材は重錘体の厚さに相当する高さ、あるいはそれ以上の高さを有するため、上述した特許文献5に記載のストッパーよりも、剛性の高いストッパー手段になり、かつ係止部材と重錘体との間に働くクーロン力を打ち消すことができ、クーロン力による感度の低下を防止することができる。
11 ステム
12 ストッパー
13 重り
14 センサチップ
21,22 ウェハ
31a,31b 支柱部材
32a,32b 梁部材
33 固定電極
34 可動電極
35 基板
36 重錘体
37,37a,37b 係止部材
38,38a,38b 貫通孔
39 固定部材
40a乃至40d 第1の突起部
41a乃至41d 空隙部
42a乃至42d 第2の突起部
43a乃至43d 第1の溝部
45a乃至45d 第2の溝
44a乃至44d 第3の突起部
45a乃至45d 第2の溝
51 導線
150 基板
150a,150b,150c,150d アンカー部
151,152 梁部
152A 梁構造体
152B 固定部
153,154 ストッパー部
153a,154a アンカー部
153b,154b 突出部
156 錘部
157 可動電極
158 固定電極

Claims (15)

  1. 基板上に離間状態で配置された変位可能な重錘体と、該重錘体に設けられた可動電極と、該可動電極に対向して配置された固定電極とを備え、前記両電極間の静電容量の変化を前記重錘体の変位に基づいて加速度を検出する静電容量型加速度センサにおいて、
    前記重錘体と前記基板の双方に前記重錘体の水平方向の変位を規制する相補型係止手段と、該相補型係止手段に電位を固定するための電位固定手段とを設けたことを特徴とする静電容量型加速度センサ。
  2. 前記相補型係止手段が、前記重錘体に設けられた穴又は貫通孔と、前記基板上に設けられ、前記穴又は貫通孔に挿入する係止部材とからなることを特徴とする請求項1に記載の静電容量型加速度センサ。
  3. 前記穴又は貫通孔を前記重錘体の端部周辺に設けたことを特徴とする請求項2に記載の静電容量型加速度センサ。
  4. 前記重錘体に前記穴又は貫通孔を複数設けたことを特徴とする請求項2又は3に記載の静電容量型加速度センサ。
  5. 前記係止部材が、棒状部材であることを特徴とする請求項2,3又は4に記載の静電容量型加速度センサ。
  6. 前記重錘体が、前記基板上に設けられた支柱部材に梁部材を介して取り付けられており、前記電位固定手段が、前記係止部材と前記支柱部材と前記基板に配線された導線であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の静電容量型加速度センサ。
  7. 基板上に離間状態で配置された変位可能な重錘体と、該重錘体に設けられた可動電極と、該可動電極に対向して配置された固定電極と、前記基板上に設けられ、前記重錘体の周辺を取り囲む固定部材とを備え、前記両電極間の静電容量の変化を前記重錘体の変位に基づいて加速度を検出する静電容量型加速度センサにおいて、
    前記重錘体と前記固定部材の双方に前記重錘体の水平方向の変位を規制する相補型係止手段を設けたことを特徴とする静電容量型加速度センサ。
  8. 前記相補型係止手段が、前記重錘体の縁端部に設けられた第1の突起部と、前記固定部材に設けられ空隙部とからなることを特徴とする請求項7に記載の静電容量型加速度センサ。
  9. 前記相補型係止手段が、前記重錘体の縁端部に設けられた第2の突起部と、該第2の突起部に対向して前記固定部材に設けられた第1の溝部とからなることを特徴とする請求項7に記載の静電容量型加速度センサ。
  10. 前記相補型係止手段が、前記重錘体の縁端部に設けられた第2の溝部と、該第2の溝部に対向して前記固定部材に設けられた第3の突起部とからなることを特徴とする請求項7に記載の静電容量型加速度センサ。
  11. 前記突起部及び前記溝部の形状が、円弧状であることを特徴とする請求項8,9又は10に記載の静電容量型加速度センサ。
  12. 前記重錘体が、前記基板上に設けられた支柱部材に梁部材を介して取り付けられていることを特徴とする請求項7乃至11のいずれかに記載の静電容量型加速度センサ。
  13. 前記可動電極が、複数の薄板状の櫛型可動電極で、前記固定電極が、前記櫛型可動電極に対向してそれぞれ配置された複数の薄板状の櫛型固定電極であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の静電容量型加速度センサ。
  14. 前記櫛型可動電極が、前記重錘体の変位方向であるX軸方向に対してY軸方向の両側に設けられているとともに、前記櫛型固定電極が、前記櫛型可動電極に対向して配置されていることを特徴とする請求項13に記載の静電容量型加速度センサ。
  15. 前記櫛型固定電極が、前記櫛型可動電極を挟み込むようにした一対の櫛型固定電極であることを特徴とする請求項13又は14に記載の静電容量型加速度センサ。
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