JP2011165064A - Difference display device, difference display method and program - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば更新前の電子文書と更新後の電子文書との差分を表示させる技術に関するものである。 The present invention relates to a technique for displaying a difference between an electronic document before update and an electronic document after update, for example.
今現在、様々な電子文書を作成するアプリケーションソフトが存在している。このようなアプリケーションソフトで作成された電子文書は、内容の編集、更新、追加等の変更を加えることが容易であることが特徴の一つとなっている。また、電子文書は複数名で共有され、頻繁に編集や閲覧が行われることも多い。そのとき、ユーザは最新の電子文書を閲覧した際に、前回自分が閲覧した電子文書からの変更点を重点的に見たい要求がある。そこで従来、変更点を差分としてユーザが認識できる形で表示する差分表示システムが存在する。 Currently, there are application software for creating various electronic documents. One of the features of an electronic document created with such application software is that it is easy to make changes such as editing, updating, and adding contents. In addition, electronic documents are shared by a plurality of people, and are often edited and browsed frequently. At that time, when the user browses the latest electronic document, there is a request to focus on changes from the electronic document that he / she browsed last time. Therefore, there is a difference display system that displays a change point as a difference so that the user can recognize it.
例えばワープロソフトでは、変更後の内容や追加した内容は、フォントを赤に変更した上で下線を引き、変更前の内容や削除された内容は、フォントを赤に変更した上で取り消し線を引くことで差分を明示し、ユーザが認識できるようにしている。また、特許文献１には差分の明示方法として、書体変更、色変更及び点滅等により強調する方法が開示されている。 For example, in word processing software, the changed content or added content is underlined after changing the font to red, and the content before change or deleted content is underlined after changing the font to red. The difference is clearly indicated so that the user can recognize it. Patent Document 1 discloses a method of emphasizing by a typeface change, a color change, blinking, and the like as a method of clearly indicating a difference.
しかしながら、従来の差分表示方法には二つの課題がある。一つ目は、差分の表示方法に関することであり、書体変更、色変更及び点滅による強調表現は、元の文書に同様の強調表現が用いられていると、差分表示のための強調表現との区別がつき難い。例えば、ワープロソフトにおいて、赤のフォント及び下線で表現した単語と同一行中に文章を追加した場合、当該単語と当該追加した文章とは差分表示中において全く同じ見え方になる。また、カラフルな文書や、図形や絵が多い文書では、上述したような強調表現が目立たち難いことがある。 However, the conventional differential display method has two problems. The first is related to the display method of the difference. The emphasis expression by font change, color change and blinking is different from the emphasis expression for difference display when the same emphasis expression is used in the original document. Difficult to distinguish. For example, in a word processor software, when a sentence is added in the same line as a word expressed in red font and underline, the word and the added sentence look exactly the same in the difference display. In addition, in a colorful document or a document with many figures and pictures, the above-described emphasis expression may be difficult to stand out.
二つ目は、差分部分に対する変更前後の内容を比較閲覧する方法に関する。例えばワープロソフトのように変更前の内容をそれと分かるようにした上で、変更後の内容の後に挿入して同一文書中に表示をすると、元のレイアウトを崩してしまい、結果として読み難くなる場合がある。
そこで、本発明の目的は、ユーザが電子文書の差分部分を認識し易い表示をする差分表示装置を提供することにある。
The second relates to a method for comparing and browsing the content before and after the change to the difference portion. For example, if it is possible to understand the content before the change as in word processing software and insert it after the content after the change and display it in the same document, the original layout will be destroyed and it will be difficult to read as a result. There is.
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a difference display device that makes it easy for a user to recognize a difference portion of an electronic document.
本発明の差分表示装置は、第１の電子文書データと第２の電子文書データとの差分を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記差分に基づいて、前記第１の電子文書データおける前記差分以外の部分を透明に加工する第１の加工手段と、前記第２の電子文書データ上に前記差分以外の部分が透明に加工された前記第１の電子文書データを重ねて表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする。 The difference display device according to the present invention includes an extraction unit that extracts a difference between first electronic document data and second electronic document data, and the first electronic document based on the difference extracted by the extraction unit. First processing means for processing a portion other than the difference in the data in a transparent manner, and displaying the first electronic document data in which a portion other than the difference is processed transparently on the second electronic document data Display control means.
本発明によれば、ユーザが電子文書の差分部分を認識し易くなる。 According to the present invention, the user can easily recognize the difference portion of the electronic document.
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。 DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments to which the invention is applied will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図１は、本発明の実施形態に係る電子文書の差分表示装置（以下、単に差分表示装置と称す）に適用されるコンピュータシステムの構成を示す図である。ＣＰＵ１０１は、ＯＳ(Operating System)及び各種アプリケーションプログラムを実行し、コンピュータシステム各部の制御を行う。ＲＯＭ１０２は、ＣＰＵ１０１が実行するプログラムや演算用のパラメータの中で固定的なデータを格納する。ＲＡＭ１０３は、ＣＰＵ１０１の作業領域やデータの一時記憶領域を提供する。ＲＯＭ１０２及びＲＡＭ１０３はバス１０４を介してＣＰＵ１０１に接続される。マウス、キーボード、タッチパネル、ジェスチャ認識装置等の入力装置１０６、３Ｄ表示可能なＣＲＴ、液晶ディスプレイなどの３Ｄディスプレイとしての表示装置１０７、ハードディスク装置、ＣＤ−ＲＯＭ等の外部記憶装置１０８は、インタフェース１０５を介してバス１０４に接続されている。また、バス１０４は通信部１０９を介してネットワーク１１０と接続される。なお、以下に説明する第１〜第２の実施形態に係る差分表示装置の機能的な構成は、ＣＰＵ１０１が外部記憶装置１０８から必要なプログラムをＲＡＭ１０３にロードし、これを実行することにより実現される機能的な構成である。
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of a computer system applied to an electronic document difference display device (hereinafter simply referred to as a difference display device) according to an embodiment of the present invention. The
先ず、本発明の第１の実施形態について説明する。図２は、本発明の第１の実施形態に係る差分表示装置の機能的な構成を示すブロック図である。図２において、２０１は、記憶装置２０２への電子文書データ（以下、単に電子文書と称す）の登録を行うとともに、電子文書を記憶装置２０２から取得する電子文書管理部である。電子文書は版管理がされており、電子文書管理部２０１は電子文書の任意の版を取得することができる。２０３は、電子文書の任意の相違な版より、互いに重複しない差分部分を抽出する差異抽出部２０３である。差分抽出の具体的な手法については、公知技術を利用すればよいため、ここではその説明を省略する。但し、差分の定義によって差分の抽出方法は異なる。一つは、文章や図形や絵等の要素の内容そのものが異なる部分のみを差分と捉える抽出方法である。例えば、属性毎に領域分割した後に、文章領域同士を比較する場合はテキストの文字コード（Shift_JIS、UTF-8など）が一致しなければ差分とし、図形や絵を属性とする領域同士の場合は縮小画像を比較する。もう一つは、文章や図形や絵等の要素の内容そのものが異なる部分のほか、文章や図形や絵等の要素の位置、文字のフォント、背景色等の見た目が異なる部分も差分と捉える抽出方法である。例えば、単純にピクセル単位での画素比較で検出できる不一致を差分とする方法である。以下の説明においては、前者を「内容差分」、後者を「単純差分」と称す。２０９は、入力装置１０６からの入力等に応じて、差異抽出部２０３の差分抽出方法として上述した２つの方法のうちの何れかを選択する差異抽出方法切り替え部である。
First, a first embodiment of the present invention will be described. FIG. 2 is a block diagram showing a functional configuration of the differential display device according to the first embodiment of the present invention. In FIG. 2,
２０４は、差異抽出部２０３により抽出された差分情報を用いて、更新後の電子文書(更新日時がより新しい版)に対して、差分部分以外を透明に加工する電子文書透明加工部である。２０８は、差異抽出部２０３により抽出された差分情報を用いて、更新前の電子文書(更新日時がより古い版)に対して、差分以外を白紙に加工する電子文書白紙加工部である。２０５は、電子文書白紙加工部２０８により差分部分以外が白紙に加工された更新前の電子文書の上に、電子文書透明加工部２０４により差分部分以外が透明に加工された更新後の電子文書を重ねて表示する電子文書表示部である。なお、更新後の電子文書を第１の電子文書データの一例として、更新前の電子文書を第２の電子文書データの一例として説明するが、これらは逆であってもよい。
２０７は、電子文書表示部２０５により更新前後の電子文書が重ねて表示されているものに対して、それぞれの電子文書を移動させる電子文書移動操作部である。移動方向は水平方向と垂直方向と奥行き方向とがある。電子文書移動操作部２０７は、入力装置１０６からの入力に応じて電子文書の移動操作を行う。２０６は、電子文書表示部２０５により更新前後の電子文書が重ねて表示されているものに対して、更新後の電子文書の差分部分以外の透明度を変化させる電子文書透明度操作部である。透明度は０〜１００％まで段階的に変えることができる。電子文書透明度操作部２０６は、入力装置１０６からの入力に応じて透明度の可変操作を行ってもよいし、電子文書移動操作部２０７による垂直方向への電子文書の移動距離に応じて透明度の可変操作を行ってもよい。例えば、水平方向又は垂直方向、奥行き方向について更新前後の電子文書が重なっている距離が近いほど、差分以外の透明度を上げて、距離を離すほど差分以外の文書内容の透明度を下げて表示させてもよい。
なお、差異抽出部２０３は本発明の抽出手段の適用例となる構成であり、電子文書透明加工部２０４は本発明の第１の加工手段の適用例となる構成であり、電子文書表示部２０５は本発明の表示制御手段の適用例となる構成である。また、電子文書移動操作部２０７は本発明の移動手段の適用例となる構成であり、電子文書透明度操作部２０６は本発明の透明度制御手段の適用例となる構成である。さらに、電子文書白紙加工部２０８は本発明の第２の加工手段の適用例となる構成であり、差異抽出方法切り替え部２０９は本発明の切替手段の適用例となる構成である。
The
図３は、本発明の第１の実施形態に係る差分表示装置の処理を示すフローチャートである。以下、図３を参照しながら、本実施形態に係る差分表示装置の処理について説明する。図３に示すフローチャートは、電子文書を閲覧中のユーザから差分を表示する指令を受けてから、差分表示されるまでの流れを示している。また、図４は、更新前後の電子文書の例を示しており、４０１が更新前の電子文書であり、４０２が更新後の電子文書である。また、４０３が差分部分（更新部分）である。
FIG. 3 is a flowchart showing a process of the difference display device according to the first embodiment of the present invention. Hereinafter, the process of the differential display device according to the present embodiment will be described with reference to FIG. The flowchart shown in FIG. 3 shows a flow from receiving a command for displaying a difference from a user who is browsing the electronic document until the difference is displayed. FIG. 4 shows an example of the electronic document before and after the update. 401 is the electronic document before the update, and 402 is the electronic document after the update.
ステップＳ３０１において、電子文書管理部２０１は、比較する２つの電子文書を記憶装置２０２から取得する。例えば、差分表示装置がユーザを認識し、認識したユーザが最後に閲覧した版と最新版とを自動で選択してもよい。この時、例えば、他のアプリで編集中の電子文書と最後に保存した電子文書を比較するようにしてもよい。また、例えば図５に示すように選択可能な電子文書の版をＵＩで表示し、そのうちからユーザの操作によって所望の電子文書の版を選択するようにしてもよい。図５の例では、ユーザが左側の電子文書群５０１と右側の電子文書群５０２とのそれぞれから任意の電子文書の版を選び、中央のボタン５０３を押すことで、差分表示装置は右側の電子文書の版をベースとして左側の電子文書の版の差分部分を表示する。
In step S <b> 301, the electronic
続くステップＳ３０２において、差異抽出部２０３は、「単純差分」の抽出が選択されたか「内容差分」の抽出が選択されたかを判定する。（図では簡略のため単純差分であるか否かとしている。）「単純差分」の抽出が選択された場合、ステップＳ３０３において、差異抽出部２０３は「単純差分」を抽出する。一方、「内容差分」の抽出が選択された場合、ステップＳ３０４において、差異抽出部２０３は、「内容差分」を抽出する。ここでは、ユーザの操作に応じて、「単純差分」の抽出か「内容差分」の抽出かを選択することを想定しているが、初期設定として例えば「内容差分」が設定され、必要に応じて、初期設定の「内容差分」の抽出から「単純差分」の抽出に切り替えるようにしてもよい。
In subsequent step S302, the
ステップＳ３０５において、電子文書透明加工部２０４は、差異抽出部２０３から更新後の電子文書と差分情報とを受け取り、更新後の電子文書の差分以外が透明になるように加工する。続くステップＳ３０６において、電子文書白紙加工部２０８は、差異抽出部２０３から更新前の電子文書と差分情報とを受け取り、更新前の電子文書の差分部分以外が白紙になるように加工する。続くステップＳ３０７において、電子文書表示部２０５は、ステップＳ３０６で生成された更新前の電子文書の上に、ステップＳ３０５で生成された更新後の電子文書を重ねて表示する。このときの表示例を図６に示す。図６の６０１は、初期状態において、更新前後の電子文書をぴったりと重ね合わせて表示している状態を示している。
In step S305, the electronic document
差分の変更内容を更新前後で比較閲覧したい場合には、ユーザは例えば図６の移動操作ＵＩ６０２を操作することによって、図７に示すように更新後の電子文書（上の文書）を平行に少し下にずらして表示させればよい。そうすることで、図７の７０１に示すように縦方向に更新前後の内容が並び、比較閲覧を容易に行うことができる。この電子文書平行移動操作例として、図７に示す画面上のＵＩ６０２を用いた操作を挙げたが、これに限らず、マウスやタッチパネルによるドラッグ＆ドロップ操作や、ジェスチャ認識による直感的なＵＩを用いた操作であってもよい。また、上の文書と下の文書の夫々を切り替えながら移動できるように、ドラッグ中は上の文書を移動させ、マウスやポインタの移動中は下の文書を移動させるようにしてもよい。
When the user wants to compare and view the changed content before and after the update, the user operates the moving
更新後の電子文書で差分以外も読みたい場合には、電子文書透明度操作ＵＩ６０３を操作して、更新後の電子文書の透明度を低くすればよい。これにより、図８に示すように、更新後の電子文書の透明度が低くなり、更新後の電子文書が閲覧できるようになる。また、この例では、更新前後の電子文書の距離と更新後の電子文書の透明度とを関連させている。つまり、更新後の電子文書を更新前の電子文書から引き離す操作を行うと、更新後の電子文書と更新前の電子文書との距離に応じて、更新後の電子文書の差分部分以外の透明度が下がり、元の全体内容を見ることができるようになる。このような電子文書垂直移動操作ＵＩや電子文書透明度操作ＵＩ、又はそれらを同期させた操作ＵＩは、いうまでもなく本例で用いた画面上のＵＩに限らない。好適には、電子文書間の距離と透明度とを関連させ、ジェスチャ等の直感的な操作により差分閲覧を行うことが考えられる。なお、図８の例では、更新前後の電子文書の距離と更新前の電子文書の白紙表示の度合いとも関連させており、更新前後の電子文書の距離が離れるほど更新前の電子文書の白紙表示の度合いを下げるようにし、元の更新前の電子文書が現れるようにしている。
If it is desired to read other than the difference in the updated electronic document, the transparency of the updated electronic document may be lowered by operating the electronic document
表示装置１０７としては、ＣＲＴ、液晶ディスプレイ、３Ｄディスプレイ等が考えられる。特に、立体的に電子文書を重ね合わせる本実施形態の特徴から、３Ｄディスプレイでの好適な実施が期待できると考えられる。実空間に立体的に表現される３Ｄディスプレイでは、ユーザ自身が視点を動かすことで、更新後の電子文書の透明部分から、差分部分の下に隠れていた更新前の電子文書の差分部分を見ることができる。上述の３Ｄディスプレイでは２つの文書を奥行き方向に間を空けて表示させると、ユーザの視点移動を更新前後の電子文書の差分を比較閲覧する場合の、電子文書をずらす操作の代わりに用いることができる。 As the display device 107, a CRT, a liquid crystal display, a 3D display, or the like can be considered. In particular, it is considered that a suitable implementation on a 3D display can be expected from the feature of the present embodiment in which electronic documents are superimposed three-dimensionally. In a 3D display that is three-dimensionally represented in real space, the user himself / herself moves the viewpoint to view the difference part of the electronic document before update hidden under the difference part from the transparent part of the electronic document after update. be able to. In the 3D display described above, when two documents are displayed with a gap in the depth direction, the user's viewpoint movement can be used instead of the operation of shifting the electronic document when comparing and viewing the difference between the electronic documents before and after the update. it can.
さらに、３Ｄディスプレイで表示を行った場合、ジェスチャ操作と組み合わせることでユーザはより直感的な操作で差分の閲覧を行うことが可能となる。ジェスチャ認識としては、例えば複数台のカメラを設置し、画像認識技術によりユーザの掌の動きを追う。例えばユーザが更新後の電子文書を実際に掴む動作をすることでジェスチャ操作の開始とし、掴んだまま手前に動かしたり、横にずらしたりするような動作に合わせて、３Ｄ表示中の更新後の電子文書も移動するように表示を行う。 Furthermore, when displaying on a 3D display, the user can browse the difference with a more intuitive operation by combining with a gesture operation. For gesture recognition, for example, a plurality of cameras are installed, and the movement of the user's palm is followed by image recognition technology. For example, the user starts the gesture operation by actually grabbing the updated electronic document, and after the update in the 3D display, according to the movement of moving to the front or holding the grip. The electronic document is also displayed so as to move.
また、上述の実施形態では、ステップＳ３０６で更新前の電子文書の差分以外を白紙に加工する処理を行ったが、この処理は必須ではない。ステップＳ３０６の処理によって更新前の電子文書の差分部分以外を白紙に加工することで、図１０の１１０１に示すように、差分表示を行ったときに差分の視認性を高めることができる。一方で、ステップＳ３０６の処理をスキップすると、図１０の１１０２に示すように、更新後の電子文書の透明部分を通して更新前の電子文書の差分以外の内容を見ることができる。従って、このときの差分表示装置の機能的な構成は、図９に示すように、図２に示す構成から電子文書白紙加工部２０８が削除された構成となる。
Further, in the above-described embodiment, the process of processing the difference other than the difference of the electronic document before the update in step S306 is performed, but this process is not essential. By processing other than the difference portion of the electronic document before update into a blank sheet by the processing in step S306, the difference visibility can be improved when the difference display is performed as shown at 1101 in FIG. On the other hand, if the process of step S306 is skipped, as shown by 1102 in FIG. 10, contents other than the difference of the electronic document before the update can be viewed through the transparent part of the electronic document after the update. Therefore, the functional configuration of the difference display device at this time is a configuration in which the electronic document blank
次に、本発明の第２の実施形態について説明する。図１１は、本発明の第２の実施形態に係る差分表示装置の機能的な構成を示すブロック図である。図１１に示すように、本実施形態に係る差分表示装置の機能的な構成は、図２に示す第１の実施形態に係る構成に電子文書初期ずらし量計算部２１０が追加された構成となっている。電子文書初期ずらし量計算部２１０は、電子文書表示部２０５により更新前後の電子文書が重ねて表示される際、更新前後の差分部分が重なって表示されないように、最適な初期ずらし量を計算する。ずらし量の計算方法として、電子文書初期ずらし量計算部２１０は、例えば更新前の差分部分の領域の右端と更新後の差分部分の領域の左端とを検出し、それらが重ならないように横方向へずらす量を計算する。また、同様に差分部分の領域の上端と下端とを検出し、それらが重ならないように縦方向へずらす計算を行ってもよい。なお、電子文書初期ずらし量計算部２１０は本発明の算出手段の適用例となる構成である。
Next, a second embodiment of the present invention will be described. FIG. 11 is a block diagram showing a functional configuration of the difference display device according to the second embodiment of the present invention. As shown in FIG. 11, the functional configuration of the difference display device according to the present embodiment is a configuration in which an electronic document initial shift
図１２は、本発明の第２の実施形態に係る差分表示装置の処理を示すフローチャートである。第１の実施形態に係る差分表示装置の処理（図３）と第２の実施形態に係る差分表示装置の処理との差異は、図３のステップＳ３０６、Ｓ３０７の間に、電子文書の重ね初期ずらし量を計算する処理（ステップＳ１３０１）が追加されている点にある。即ち、第１の実施形態においては、初期状態では更新前後の電子文書をぴったりと重ねて表示を行っている。そうすることで、更新後の電子文書の差分部分だけが目に入り、即座に差分を認識することができるが、差分部分の変更前後の内容を比較閲覧する際には電子文書を平行にずらす操作が必要になる。そこで本実施形態では、電子文書初期ずらし量計算部２１０により、更新前後の差分部分がなるべく重ならないように最適なずらし量を予め計算する。この計算された初期ずらし量を電子文書表示部２０５が受け取り、初期表示から更新前後の電子文書を平行にずらして表示する。つまり、差分表示の初期画面例としては、図７に示すようになる。
FIG. 12 is a flowchart showing a process of the difference display device according to the second embodiment of the present invention. The difference between the processing of the difference display device according to the first embodiment (FIG. 3) and the processing of the difference display device according to the second embodiment is the initial stage of superimposing electronic documents between steps S306 and S307 in FIG. This is in that a process of calculating the shift amount (step S1301) is added. In other words, in the first embodiment, in the initial state, the electronic documents before and after the update are displayed exactly superimposed. By doing so, only the difference part of the updated electronic document can be seen, and the difference can be recognized immediately, but when comparing and browsing the contents before and after the change of the difference part, the electronic document is shifted in parallel. Operation is required. Therefore, in the present embodiment, the electronic document initial shift
なお、上述した実施形態では、差分表示の際に更新前の電子文書の上に、更新後の電子文書を重ねて表示する例を説明したが、これに限定されず、どちらの文書を上にしても構わない。 In the above-described embodiment, the example in which the updated electronic document is displayed on top of the electronic document before the update in the difference display has been described. However, the present invention is not limited to this. It doesn't matter.
上述した実施形態によれば、従来技術のように差分を明示的に強調して表示する方法に比べ、ユーザが差分部分を見逃すことなく即座に認識することができる。それは、上記実施形態では、電子文書の差分表示において差分以外を透明にし、見えなくすることで、目に見えている全てが差分部分である表示方法を採っているからである。 According to the above-described embodiment, the user can immediately recognize the difference portion without missing the difference portion as compared with the method of explicitly highlighting and displaying the difference as in the related art. This is because, in the above-described embodiment, the display method in which all visible parts are the difference part is adopted by making the other than the difference transparent in the difference display of the electronic document and making it invisible.
また、上記実施形態によれば、差分部分の変更前後の比較閲覧が従来技術より見易く、また元のレイアウトを崩すこともない。それは、上記実施形態では、更新後の電子文書の透明になった箇所を通して、下に重ねて表示している更新前の電子文書の内容を見ることができる。つまり、ユーザは変更前後の内容を隣り合わせに配置し、見比べることが可能となる。また、更新後の電子文書及び更新前の電子文書に表示内容に手を加えることはないためレイアウトが崩れて表示されることはない。 Moreover, according to the said embodiment, the comparative browsing before and behind the change of a difference part is easier to see than a prior art, and an original layout is not destroyed. In the embodiment described above, the contents of the electronic document before update displayed on the bottom can be seen through the transparent part of the electronic document after update. That is, the user can arrange the contents before and after the change next to each other and compare them. In addition, since the display contents are not changed in the updated electronic document and the updated electronic document, the layout is not collapsed and displayed.
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア（プログラム）を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰＵ等）がプログラムを読み出して実行する処理である。 The present invention can also be realized by executing the following processing. That is, software (program) that realizes the functions of the above-described embodiments is supplied to a system or apparatus via a network or various storage media, and a computer (or CPU, MPU, or the like) of the system or apparatus reads the program. It is a process to be executed.
２０１：電子文書管理部、２０２：記憶装置、２０３：差異抽出部、２０４：電子文書透明加工部、２０５：電子文書表示部、２０６：電子文書透明度操作部、２０７：電子文書移動操作部、２０８：電子文書白紙加工部、２０９：差異抽出方法切り替え部、２１０：電子文書ずらし量計算部 201: Electronic document management unit 202: Storage device 203: Difference extraction unit 204: Electronic document transparency processing unit 205: Electronic document display unit 206: Electronic document transparency operation unit 207: Electronic document movement operation unit 208 : Electronic document blank paper processing unit, 209: difference extraction method switching unit, 210: electronic document shift amount calculation unit
Claims (9)
前記抽出手段により抽出された前記差分に基づいて、前記第１の電子文書データおける前記差分以外の部分を透明に加工する第１の加工手段と、
前記第２の電子文書データ上に前記差分以外の部分が透明に加工された前記第１の電子文書データを重ねて表示させる表示制御手段とを有することを特徴とする差分表示装置。 Extraction means for extracting a difference between the first electronic document data and the second electronic document data;
First processing means for processing a portion other than the difference in the first electronic document data transparently based on the difference extracted by the extraction means;
A difference display device, comprising: display control means for displaying the first electronic document data in which a portion other than the difference is processed transparently on the second electronic document data.
前記表示制御手段は、前記算出手段により算出された量に応じて、前記第１の電子文書データと前記第２の電子文書データとをずらして表示させることを特徴とする請求項１乃至６の何れか１項に記載の差分表示装置。 A calculation means for calculating a shift amount between the first electronic document data and the second electronic document data;
7. The display control unit according to claim 1, wherein the display control unit displays the first electronic document data and the second electronic document data in a shifted manner according to the amount calculated by the calculation unit. The difference display apparatus of any one of Claims 1.
加工手段が、前記抽出ステップにより抽出された前記差分に基づいて、前記第１の電子文書データおける前記差分以外の部分を透明に加工する加工ステップと、
表示制御手段が、前記第２の電子文書データ上に前記差分以外の部分が透明に加工された前記第１の電子文書データを重ねて表示させる表示制御ステップとを含むことを特徴とする差分表示方法。 An extracting step in which the extracting means extracts a difference between the first electronic document data and the second electronic document data;
A processing step for processing a portion other than the difference in the first electronic document data in a transparent manner based on the difference extracted by the extraction step;
The display control means includes a display control step for displaying the first electronic document data in which a portion other than the difference is processed transparently on the second electronic document data. Method.
前記抽出ステップにより抽出された前記差分に基づいて、前記第１の電子文書データおける前記差分以外の部分を透明に加工する加工ステップと、
前記第２の電子文書データ上に前記差分以外の部分が透明に加工された前記第１の電子文書データを重ねて表示させる表示制御ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。 An extraction step for extracting a difference between the first electronic document data and the second electronic document data;
Based on the difference extracted by the extraction step, a processing step for processing a portion other than the difference in the first electronic document data transparently;
A program for causing a computer to execute a display control step of superimposing and displaying the first electronic document data in which a portion other than the difference is processed transparently on the second electronic document data.
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010029142A Pending JP2011165064A (en) | 2010-02-12 | 2010-02-12 | Difference display device, difference display method and program |
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|---|---|
| JP (1) | JP2011165064A (en) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014067414A (en) * | 2012-09-25 | 2014-04-17 | Boeing Co | Panoptic visualization document differencing |
| CN105988682A (en) * | 2014-08-21 | 2016-10-05 | 富士施乐株式会社 | Display control device, terminal apparatus, non-transitory computer readable medium, and display control method |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004102583A (en) * | 2002-09-09 | 2004-04-02 | Nishi Nippon Data Service:Kk | Proofreading check system |
| JP2006202345A (en) * | 2006-04-26 | 2006-08-03 | Fujitsu Ltd | Document processing apparatus and document processing method |
-
2010
- 2010-02-12 JP JP2010029142A patent/JP2011165064A/en active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004102583A (en) * | 2002-09-09 | 2004-04-02 | Nishi Nippon Data Service:Kk | Proofreading check system |
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| CN105988682A (en) * | 2014-08-21 | 2016-10-05 | 富士施乐株式会社 | Display control device, terminal apparatus, non-transitory computer readable medium, and display control method |
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