JP2011159460A - 車両室内灯用のスイッチ - Google Patents

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Hiroyuki Kawanishi
寛之 河西
Yuichi Nakazawa
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Abstract

【課題】安価で汎用的なマイコンを用いて構成可能なスイッチを提供する。
【解決手段】複数のタッチ部10は、ユーザの接触に応じてその静電容量が変化する。発振器12は、複数のタッチ部10ごとに設けられ、それぞれがアクティブ、非アクティブが切りかえ可能であるとともに、対応するタッチ部10の静電容量に応じた周波数で発振する。選択回路14は、複数の発振器12それぞれの出力信号を受け、そのうちの発振した信号を出力する。マイコン20は、複数の発振器12を順にアクティブとするとともに、選択回路14の出力信号を受ける入力端子を有し、当該入力端子に入力された信号の周波数に応じて、複数のタッチ部10に対する接触の有無を判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両室内灯用のスイッチに関する。
車両室内灯(リーディングランプ)のオン、オフを切りかえるためのスイッチとして、機械式のスイッチに代えて、タッチセンサが利用されている。たとえば特許文献1には、タッチセンサを利用したスイッチが開示されている。
特開2007−230450号公報
単一の照明あるいは複数の照明を、複数のタッチセンサの状態に応じて制御したい場合がある。この場合、従来では複数のタッチセンサごとに、発振器と、タッチ検出用の専用IC(Integrated Circuit)を設ける必要があったため、コストが高くなり、消費電力が大きくなる要因となっていた。
本発明は係る状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、安価で汎用的なマイコンを用いて構成可能なスイッチの提供にある。
本発明のある態様は、車両室内灯のスイッチに関する。このスイッチは、ユーザの接触に応じてその静電容量が変化する複数のタッチ部と、複数のタッチ部ごとに設けられ、それぞれがアクティブ、非アクティブが切りかえ可能であるとともに、対応するタッチ部の静電容量に応じた周波数で発振する、複数の発振器と、複数の発振器それぞれの出力信号を受け、そのうちの発振した信号を出力する選択回路と、複数の発振器を順にアクティブとするとともに、選択回路の出力信号を受ける入力端子を有し、当該入力端子に入力された信号の周波数に応じて、複数のタッチ部に対する接触の有無を判定するマイコンと、を備える。
この態様によると、単一の汎用マイコンを用いて、複数のタッチ部に対する接触の有無を検出することができる。
本発明によれば、安価で汎用的なマイコンを用いたスイッチを提供することができる。
実施の形態に係る車両室内灯用スイッチの構成を示す回路図である。 図1の車両室内灯用スイッチの動作を示すタイムチャートである。 マイコンによる接触の有無の判定方法を示すフローチャートである。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、実施の形態に係る車両室内灯用スイッチの構成を示す回路図である。車両室内灯用スイッチ(以下、単にスイッチともいう)100は、複数のタッチ部10〜10、複数の発振器12〜12、選択回路14およびマイコン20を備える。
複数のタッチ部10〜10はそれぞれ、ユーザの接触に応じてその静電容量が変化するように構成される。タッチ部10はいわゆる静電容量センサであり、室内灯のレンズ部に設けられている。本実施の形態では、3個のタッチ部10が設けられる場合を説明しているが、その個数は任意である。
複数の発振器12〜12は、複数のタッチ部10〜10ごとに設けられる。発振器12はそれぞれが、アクティブ(発振状態)、非アクティブ(発振停止状態)が切りかえ可能に構成される。各発振器12は、対応するタッチ部10の静電容量に応じた周波数で発振する。
具体的には発振器12は、シュミットNAND発振器であり、キャパシタC1、帰還抵抗R1、シュミットNANDゲートG1を備える。i番目(1≦i≦3)の発振器12において、シュミットNANDゲートG1の第1入力端子(1)と接地端子の間には、キャパシタC1が設けられる。またシュミットNANDゲートG1の第1入力端子(1)にはタッチ部10が接続される。帰還抵抗R1は、シュミットNANDゲートG1の出力端子(3)と第1入力端子(1)の間に設けられる。シュミットNANDゲートG1の第2入力端子(2)には、後述するマイコン20からの対応する制御信号S1が入力される。
制御信号S1がアサート(ハイレベル)されると、発振器12はアクティブとなり、帰還抵抗R1の抵抗値およびキャパシタC1とタッチ部10の合成容量で定まる周波数fで発振する。つまり、発振器12の出力信号S2は、対応するタッチ部10の接触状態に応じた周波数fを有するパルス信号となる。
タッチ部10の静電容量は、ユーザが接触したときに大きくなり、非接触のとき小さくなる。したがってタッチ部10の発振周波数fを決定する合成容量も接触したときに大きくなる。つまり接触時の発振周波数fは、非接触時のそれに比べて低くなる。
制御信号S1がネゲート(ローレベル)されると、発振器12は非アクティブとなり、出力信号S2は一定のレベル(ハイレベル)に固定される。なお発振器12の構成は図1のそれに限定されず、別の構成であってもよい。
選択回路14は、複数の発振器12〜12それぞれの出力信号S2〜S2を受け、そのうちの、発振したパルス状の信号を選択出力する。i番目の出力信号S2は非発振状態においてハイレベルに固定されることから、選択回路14は、出力信号S2〜S2の少なくともひとつがローレベルとなったときにローレベルを出力する、反転入力型(ローアクティブ)のORゲートとみなすことができる。
具体的には選択回路14は、発振器12〜12ごとに設けられた複数のダイオードD1〜D1と、プルアップ抵抗R2を含む。複数のダイオードD1〜D1のアノードは共通に接続されており、プルアップ抵抗R2を介して電源電圧Vccにプルアップされている。複数のダイオードD1〜D1それぞれのカソードは、対応する発振器12〜12の出力端子と接続され、対応する出力信号S2〜S2が入力されている。
この選択回路14によれば、複数の出力信号S2〜S2のうち、発振状態のパルス信号を選択出力できる。
なお、各発振器12において、非発振状態における出力信号S2のレベルがローレベルに固定される場合には、選択回路14は、出力信号S2〜S2の少なくともひとつがハイレベルとなったときにハイレベルを出力する、非反転入力型(ハイアクティブ)のORゲート(通常のORゲート)で構成すればよい。
マイコン20は、各発振器12〜12に対する制御信号S1〜S1を出力する端子P1〜P1、選択回路14の出力信号S3を受ける入力端子P2、タッチ部10〜10に対する接触の有無を示す検出信号S4を出力するための検出端子P3を備える。マイコン20は、たとえばマイコン20自身に内蔵される125kHzのオンチップオシレータクロックを8分周して動作させる。これにより消費電力を低減できる。
マイコン20は、制御信号S1〜S1の任意のひとつを選択的にアサート(ハイレベル)し、制御端子P1〜P1から出力する。たとえばマイコン20は、所定の周期でサイクリックに時分割で発振器12〜12のひとつ12(1≦j≦3)をアクティブとする。この状態で、マイコン20の入力端子P2には、パルス状の対応する出力信号S2が入力される。マイコン20は、出力信号S2の周波数をカウントし、タッチ部10の容量変化、すなわち接触の有無を判定する。そしてマイコン20は、タッチ部10の接触の有無を示す出力信号S4を出力端子P3から出力する。出力信号S4は、図示しない室内灯もしくはその制御回路に供給される。
以上が車両室内灯用スイッチ100の構成である。続いてその動作を説明する。図2は、図1の車両室内灯用スイッチ100の動作を示すタイムチャートである。
マイコン20は、制御信号S1〜S1を順にアクティブとする。j番目の制御信号S1がアクティブの期間(検出期間という)、マイコン20に入力される信号S3の周波数は、対応するオシレータ12の発振周波数fとなる。マイコン20は、検出期間ごとに信号S3の周波数を測定し、タッチ部10に対する接触の有無を判定する。
マイコン20によるタッチ部10の接触の有無の判定を説明する。図3は、マイコン20による接触の有無の判定方法を示すフローチャートである。
上述のように信号S3の周波数は、検出対象となっているタッチ部10の接触の有無に応じて変化するため、一定期間内に発生するパルス数も、接触の有無に応じて変化する。具体的には、接触時の発振周波数fは、非接触時のそれに比べて低くなる。そこでまずマイコン20は、制御信号S1がアサートされる検出期間Tdに入力される入力信号S3のパルス数をカウントする(S100)。また検出期間Tdはたとえば1msである。このカウント処理は、マイコン20に内蔵されるダウンカウンタを用いて実行される。この場合、接触時のカウント値は、非接触時のカウント値よりも原理的に大きくなるはずである。反対にアップカウンタを用いた場合、数値の大小関係が逆となる。
続いてマイコン20は、各発振器12の過去n(nは2以上の整数、たとえば4)回分の平均値を算出する(S102)。
そして、最新のカウント値と過去n回の平均値の差分を、所定のしきい値と比較する(S104)。その結果、最新のカウント値が平均値より大きければ接触有りと(S104のY)、小さければ接触無し(S104のN)と判定する。そして検出対象のタッチ部10の番号jをインクリメントし、同様の処理を行う。
以上が車両室内灯用スイッチ100の動作である。この車両室内灯用スイッチ100の利点は、従来技術との対比によって明確となる。すなわち従来では、複数の発振器ごとに、専用の検出ICを設けていた。そして各検出ICは、対応する発振器からのパルス信号のパルス数を、リファレンス用の発振器からの基準クロックのパルス数と比較することで、接触の有無を判定していた。
これに対して図1の車両室内灯用スイッチ100によれば、単一のマイコン20(パルスカウンタ)によって、複数の発振器12〜12からの出力信号S2〜S2をカウントすることが可能となる。このマイコン20は、少なくともパルス信号(出力信号S2)の個数をカウントする機能と、制御信号S1を時分割的に順にアサートする機能、および簡単な四則演算を行う機能を有していればよいため、汎用マイコンを利用できる。したがって従来のように専用の検出ICを用いる必要がないため、コスト、消費電力の観点で優れている。
さらに実施の形態では、接触の有無を判定する手法として移動平均を用いている。各発振器の発振周波数は、接触の有無のみでなく、温度や電源電圧、周囲の浮遊容量等の影響を受ける。したがって従来のように一定の周波数の基準クロックとの比較では、判定の結果の精度がそれらの影響を受ける場合があった。これに対して図1の車両室内灯用スイッチ100では、過去の周波数(パルス数)と現在の周波数(パルス数)の相対比較を行うため、判定結果が温度変動や電源電圧変動の影響を受けにくいという利点を有する。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。これらの実施形態は例示であり、各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
R1…帰還抵抗、C1…キャパシタ、G1…シュミットNANDゲート、S1…制御信号、R2…プルアップ抵抗、S2,S3…出力信号、10…タッチ部、12…発振器、14…選択回路、20…マイコン、100…車両室内灯用スイッチ。

Claims (1)

  1. ユーザの接触に応じてその静電容量が変化する複数のタッチ部と、
    前記複数のタッチ部ごとに設けられ、それぞれがアクティブ、非アクティブが切りかえ可能であるとともに、対応する前記タッチ部の前記静電容量に応じた周波数で発振する、複数の発振器と、
    前記複数の発振器それぞれの出力信号を受け、そのうちの発振した信号を出力する選択回路と、
    前記複数の発振器を順にアクティブとするとともに、前記選択回路の出力信号を受ける入力端子を有し、当該入力端子に入力された信号の周波数に応じて、前記複数のタッチ部に対する接触の有無を判定するマイコンと、
    を備えることを特徴とする車両室内灯用のスイッチ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015180571A (ja) * 2013-12-12 2015-10-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 ハンドルヒータ装置
JP2016091803A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 信越ポリマー株式会社 静電容量型入力装置

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