JP2011158947A - 電子機器及び情報表示プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】アルファベットと漢字又は仮名とが混在する文字列をジャンプ検索する。
【解決手段】電子辞書1は、表示部40と、漢字,仮名又はアルファベットを含む日本語見出し語と説明情報とを対応付けてなる日本語系辞書DB820を記憶するフラッシュROM80と、ユーザ操作に基づいて表示部40に表示されたテキスト中の文字列を検索対象文字列として指定する入力部30と、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在しているか否かを判定するとともに、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、当該文字列に最長一致する見出し語を日本語系辞書DB820から検索するCPU20とを備える。CPU20は、検索された見出し語の説明情報を日本語系辞書DB820から読み出して表示部40に表示させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、電子機器及び情報表示プログラムに関する。
従来から、各見出し語と見出し語の説明情報とを対応付けて記憶する辞書データベースを有する電子辞書などの電子機器においては、いわゆるジャンプ機能が具備されている。ジャンプ機能とは、説明情報等のテキストが表示されている際に当該テキスト中の単語をジャンプ対象単語としてユーザが選択した後、所望の辞書データベースを選択すると、ジャンプ対象単語に対応する見出し語が当該辞書データベースで検索(以下、ジャンプ検索と称する)される機能のことである(例えば、特許文献1参照)。
このようなジャンプ検索においては、例えばジャンプ対象単語が日本語の場合には国語辞書や百科事典、英語の場合には英和辞書や英英辞書といったように、ジャンプ対象単語の文字種に応じて選択可能な辞書データベースが設定されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−025302号公報 特開2004−295626号公報
ところで、近年の日本においては、英語文化の浸透に伴って、例えば「DNA鑑定」や「Jリーグ」といった、アルファベットと漢字又は仮名とが混在した用語が日常的に数多く使われるようになってきている。
しかしながら、従来の電子機器では、上述のように英語と日本語とで異なる辞書データベースを検索するように区別されているため、アルファベットと漢字又は仮名とが混在した文字列をジャンプ検索することができず、このような文字列についてはそもそも全体を範囲指定できないか、或いは範囲指定できても先頭の文字種の単語しか検索することができなかった。
本発明の課題は、アルファベットと漢字又は仮名とが混在する文字列をジャンプ検索することのできる電子機器及び情報表示プログラムを提供することである。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電子機器において、
漢字又は仮名とアルファベットとを含むテキストを表示する表示手段と、
アルファベットを含むアルファベット見出し語と説明情報とを対応付けて複数記憶するアルファベット系辞書情報と、漢字、仮名又はアルファベットを含む日本語見出し語と説明情報とを対応付けて複数記憶する日本語系辞書情報と、を記憶する辞書記憶手段と、
ユーザ操作に基づいて前記表示手段に表示されたテキスト中の文字列を検索対象文字列として指定する文字列指定手段と、
前記文字列指定手段により指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在しているか否かを判定する混在判定手段と、
この混在判定手段により、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、当該文字列に最長一致する見出し語を前記日本語系辞書情報から検索する見出し語検索手段と、
前記見出し語検索手段により検索された見出し語の説明情報を前記日本語系辞書情報から読み出して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、
前記辞書記憶手段は、前記日本語系辞書情報として、日本語見出し語と見出し語読みと説明情報とを対応付けて複数記憶し、
前記混在判定手段により、アルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、前記検索対象文字列中のアルファベット部分を日本語読みに置換するアルファベット読み置換手段と、
前記混在判定手段により、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、前記アルファベット読み置換手段によりアルファベット部分が日本語読みに置換された文字列と一致する見出し語読みを前記日本語系辞書情報から検索する見出し語よみ検索手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電子機器において、
前記混在判定手段により、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、当該指定された文字列の先頭単語に対応する辞書情報から見出し語を検索する先頭単語見出し語検索手段を、
備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器において、
前記文字列指定手段は、ユーザ操作によりテキスト中の検索対象の文字列の範囲が指定された場合には、その指定された範囲を検索対象文字列とし、ユーザ操作によりテキスト中の検索対象の文字列の先頭文字が指定された場合には、指定文字以降の文字列を検索対象文字列として指定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
表示部を有する電子機器のコンピュータを制御するための情報表示プログラムにおいて、
前記コンピュータを、
漢字又は仮名とアルファベットとを含むテキストを表示する表示手段、
アルファベットを含むアルファベット見出し語と説明情報とを対応付けて複数記憶するアルファベット系辞書情報と、漢字、仮名又はアルファベットを含む日本語見出し語と説明情報とを対応付けて複数記憶する日本語系辞書情報と、を記憶する辞書記憶手段、
ユーザ操作に基づいて前記表示手段に表示されたテキスト中の文字列を検索対象文字列として指定する文字列指定手段、
前記文字列指定手段により指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在しているか否かを判定する混在判定手段、
この混在判定手段により、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、当該文字列に最長一致する見出し語を前記日本語系辞書情報から検索する見出し語検索手段、
前記見出し語検索手段により検索された見出し語の説明情報を前記日本語系辞書情報から読み出して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御手段、
として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なものであることを特徴とする。
請求項1,5に記載の発明によれば、アルファベットと漢字又は仮名とが混在する文字列であっても、これらの文字種が混在する辞書情報を有していないアルファベット系辞書情報でなく、当該辞書情報を有する日本語系辞書情報を用いて、当該文字列に最長一致する見出し語を検索することができる。したがって、従来の電子機器と異なり、アルファベットと漢字又は仮名とが混在する文字列をジャンプ検索することができる。
請求項2に記載の発明によれば、アルファベットと漢字又は仮名とが混在する文字列中のアルファベット部分が日本語読みに置換された文字列と一致する見出し語読みを日本語系辞書情報から検索するようにしたので、検索文字列と、日本語系辞書情報の見出し語とで表記が異なる場合であっても、見出し語読みにより適切に日本語系辞書情報を検索できる。例えば、検索文字列が、「DNAウイルス」であり、対応する日本語系辞書情報の見出し語が「DNA virus」であっても、日本語系辞書情報の見出し語読み「ディーエヌエーウイルス」により適切に見出し語が検索される。
請求項3に記載の発明によれば、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、当該指定された文字列の先頭単語に対応する辞書情報から見出し語を検索することができる。例えば、指定された文字列が「DNAウイルス」である場合に、「DNAウイルス」全体の検索だけでなく、先頭単語「DNA」に対応するアルファベット系辞書情報(英和辞書等)で、「DNA」の見出し語検索を行うことができる。
請求項4に記載の発明によれば、ユーザ操作によりテキスト中の検索対象の文字列の範囲が指定された場合には、その指定された範囲を検索対象文字列とし、ユーザ操作によりテキスト中の検索対象の文字列の先頭文字が指定された場合には、指定文字以降の文字列を検索対象文字列として指定することができる。従って、ユーザ操作が範囲指定である場合でも、先頭文字指定である場合でも、適切な範囲を検索対象文字列として検索することができる。
電子辞書の概観を示す平面図である。 電子辞書の内部構成を示すブロック図である。 辞書データベースのデータ構造を示す図である。 (a)はジャンプ先辞書テーブルのデータ構造を示す図であり、(b)は前回ジャンプ先テーブルのデータ構造を示す図である。 情報表示処理を示すフローチャートである。 情報表示処理を示すフローチャートである。 情報表示処理のうちの混在文字列検索処理を示すフローチャートである。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電子機器を電子辞書に適用した場合の実施形態について詳細に説明する。
[外観構成]
図1は、電子辞書1の平面図である。
この図に示すように、電子辞書1は、メインディスプレイ10、サブディスプレイ11及びキー群2を備えている。
メインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、ユーザによるキー群2の操作に応じた文字や符号等、各種データを表示する部分であり、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescence Display)等によって構成されている。
また、メインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、いわゆるタッチパネル110と一体的に形成されている。このタッチパネル110は、入力ペン111(図8参照)を介して手書き入力等の操作を受け付けるようになっている。
キー群2は、ユーザから電子辞書1を操作するための操作を受ける各種キーを有している。具体的には、キー群2は、訳/決定キー2bと、文字キー2cと、辞書選択キー2dと、カーソルキー2eと、戻るキー2gと、メニューキー2hと、ジャンプキー2i等とを有している。
訳/決定キー2bは、検索の実行や、見出し語の決定等に使用されるキーである。文字キー2cは、ユーザによる文字の入力等に使用されるキーであり、本実施の形態においては“A”〜“Z”キーを備えている。辞書選択キー2dは、後述の辞書データベース820,…(図2参照)の選択に使用されるキーである。
カーソルキー2eは、画面内の反転表示位置、つまりカーソル位置の移動等に使用されるキーであり、本実施の形態においては上下左右の方向を指定可能となっている。戻るキー2gは、前回表示した画面に戻るとき等に使用されるキーである。メニューキー2hは、各種のモード設定を行うためのキーである。
ジャンプキー2iは、ジャンプ機能を起動するときに使用されるキーである。なお、ジャンプ機能とは、説明情報が表示されている際に当該説明情報中の単語(以下、ジャンプ対象単語とする)をユーザが選択すると、そのジャンプ対象単語に対応する見出し語がジャンプ先、つまり再検索先の辞書で再度検索される機能のことである。
[内部構成]
続いて、電子辞書1の内部構造について説明する。図2は、電子辞書1の内部構成を示すブロック図である。
この図に示すように、電子辞書1は、表示部40、入力部30、CPU(Central Processing Unit)20、フラッシュROM(Read Only Memory)80、RAM(Random Access Memory)90を備え、各部はバス100で相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
表示部40は、上述のメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11を備えており、CPU20から入力される表示信号に基づいて各種情報をメインディスプレイ10やサブディスプレイ11に表示するようになっている。
入力部30は、上述のキー群2やタッチパネル110を備えており、押下されたキーやタッチパネル110の位置に対応する信号をCPU20に出力するようになっている。
CPU20は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子辞書1を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU20は、入力部30から入力される操作信号等に応じてフラッシュROM80に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU20は、処理結果をRAM90に保存するとともに、当該処理結果を表示部40に適宜出力させる。
フラッシュROM80は、電子辞書1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するメモリである。本実施の形態においては、フラッシュROM80は、本発明に係る情報表示プログラム81と、辞書データベース群82と、ジャンプ先辞書テーブル83と、前回ジャンプ先テーブル84と、テキストコンテンツ群85等とを記憶している。
情報表示プログラム81は、後述の情報表示処理(図5〜図7参照)をCPU20に実行させるためのプログラムである。
辞書データベース群82は、複数の辞書データベース820,…を有しており、本実施の形態においては、「国語辞書」の日本語系辞書データベース820aや「ブリ百科事典」の日本語系辞書データベース820b、「和英辞書」の日本語系辞書データベース(図示せず)等を有している。日本語系辞書データベースには、例えば図3(a),(b)に示すように、日本語見出し語と、見出し語読みと、見出し語の意味内容のテキストを含む説明情報とが対応付けされて複数格納されている。また、辞書データベース群82は、辞書データベース820として、「英和辞書」のアルファベット系辞書データベース(図示せず)や、「英英辞書」のアルファベット系辞書データベース(図示せず)等を有している。これらの辞書では、アルファベット見出し語と見出し語の意味内容のテキストを含む説明情報とが対応付けされて複数格納されている。
ジャンプ先辞書テーブル83は、図4(a)に示すように、ジャンプ対象単語の文字種ごとに、ジャンプ先として選択し得る辞書データベース820の辞書名を記憶している。
前回ジャンプ先テーブル84は、図4(b)に示すように、ジャンプ機能が前回実行されたときにジャンプ先として選択された辞書データベース820の辞書名を、ジャンプ対象単語の文字種ごとに記憶するようになっている。
また、図2に示すように、テキストコンテンツ群85は、複数種類のテキストデータ850,…を有している。なお、各テキストデータ850の内容は、メニューキー2h等を介して電子辞書1にブック/テキストビューア機能を実行させることによって表示させることができる。
RAM90は、CPU20が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保存するメモリ領域を備えており、本実施の形態においては第1文字列記憶領域91,第2文字列記憶領域92及び文字種記憶領域93を備えている。
これら第1文字列記憶領域91,第2文字列記憶領域92及び文字種記憶領域93は、後述の情報表示処理(図5〜図7参照)において、ユーザ操作により指定された文字列や、この文字列の文字種を一時的に保存するようになっている。
[動作]
続いて、電子辞書1の動作について、図5〜図7を参照しつつ説明する。
図5〜図7は、CPU20が情報表示プログラム81を読み出して実行する情報表示処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図5に示すように、情報表示処理が実行されると、CPU20は、ユーザにより辞書選択キー2dが操作されるか否かを判定し(ステップS1)、操作されたと判定した場合(ステップS1;Yes)には、辞書選択キー2dの操作によって指定された辞書データベース820(以下、指定辞書データベース820Sとする)を検索対象として設定し、この指定辞書データベース820Sについての検索文字列の入力画面をメインディスプレイ10に表示させる(ステップS2)。
次に、ユーザにより検索文字列が入力されると(ステップS3)、CPU20は、検索文字列に対応する見出し語を指定辞書データベース820Sから検索し、検出された見出し語のリスト(以下、見出し語リストとする)をメインディスプレイ10に一覧表示させる(ステップS4)。
次に、CPU20は、見出し語リストにおける先頭の見出し語を指定見出し語として選択し、その説明情報を指定辞書データベース820Sから読み出して見出し語リストとは別領域にプレビュー表示させる(ステップS5)。
次に、カーソルキー2e及び訳/決定キー2b等を介してユーザが見出し語リストから何れかの見出し語を選択見出し語として選択すると(ステップS6)、CPU20は、選択見出し語と、その見出し語読みと、その説明情報のテキストとを指定辞書データベース820Sから読み出してメインディスプレイ10に全画面表示させた後(ステップS7)、後述のステップS20へ移行する。
また、上述のステップS1において辞書選択キー2dが操作されないと判定した場合(ステップS1;No)には、CPU20は、メニューキー2h等を介してブック/テキストビューア機能の実行が選択されるか否かを判定し(ステップS10)、選択されないと判定した場合(ステップS10;No)には、他の処理へ移行する。
また、ステップS10においてブック/テキストビューア機能の実行が選択されたと判定した場合(ステップS10;Yes)には、CPU20は、テキストコンテンツ群85におけるブック/テキストのタイトルを一覧表示させる(ステップS11)。
次に、カーソルキー2eや訳/決定キー2b等を介してユーザが何れかのブック/テキストを選択すると(ステップS12)、CPU20は、選択されたブック/テキストをメインディスプレイ10に全画面表示させる(ステップS13)。
次に、CPU20は、ユーザによりジャンプキー2iが操作されるか否かを判定し(ステップS20)、操作されないと判定した場合(ステップS20;No)には、他の処理へ移行する。
また、ステップS20においてジャンプキー2iが操作されたと判定した場合(ステップS20;Yes)には、CPU20は、タッチパネル110を介してユーザに文字列を指定させる。
次に、タッチパネル110に対するユーザからのタッチ操作に基づいて表示テキスト中の少なくとも1つの文字が指定されると(ステップS21)、図6に示すように、CPU20は、ユーザにより訳/決定キー2bが操作されるか否かを判定し(ステップS22)、操作されないと判定した場合(ステップS22;No)には、他の処理へ移行する。
また、ステップS22において訳/決定キー2bが操作されたと判定した場合(ステップS22;Yes)には、CPU20は、「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在している文字列をジャンプ検索するための混在文字列検索処理を実行する(ステップS23)。
この混在文字列検索処理では、図7に示すように、まず、CPU20は、ステップS21においてユーザにより複数文字が範囲指定されたか否かを判定し(ステップS31)、複数の文字が範囲指定されたと判定した場合(ステップS31;Yes)には、当該文字列を検索対象文字列として第1文字列記憶領域91に記憶させた後(ステップS32)、後述のステップS34へ移行する。
また、ステップS31において、ステップS21では複数の文字が範囲指定されていない、つまり検索対象の文字列の先頭文字が指定された(先頭文字が「アルファベット」の場合は先頭の英単語が指定された)と判定した場合(ステップS31;No)には、CPU20は、表示テキスト中の指定された文字又は文字列以降で、句読点や括弧文字などの区切り文字までの文字列を検索対象文字列として第1文字列記憶領域91に記憶させる(ステップS33)。
次に、CPU20は、第1文字列記憶領域91から検索対象文字列を読み出して、この検索対象文字列の文字種を判別した後(ステップS34)、この文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在しているか、つまり、「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが連続しているか否かを判定する(ステップS35)。
このステップS35において検索対象文字列の文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定されない場合(ステップS35;No)には、CPU20は、ステップS34で判別された検索対象文字列の文字種を文字種記憶領域93に記憶させた後(ステップS36)、後述のステップS39へ移行する。ここで、ステップS35において、検索対象文字列の文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定されない場合とは、つまり、当該文字種が単一の文字種である場合か、或いは漢字と仮名とが混在している場合であり、前者の場合にはその単一の文字種を採用し、後者の場合には漢字と仮名とのうち先頭の単語のものを採用して文字種記憶領域93に記憶させる。
一方、ステップS35において検索対象文字列の文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定された場合(ステップS35;Yes)には、CPU20は、当該文字種を「漢字」と判別して文字種記憶領域93に記憶させる(ステップS37)。
次に、CPU20は、検索対象文字列に含まれる「アルファベット」の文字又は文字列を、その日本語読みである「仮名」の文字列に置き換え、このアルファベット部分が置き換えられた検索対象文字列(以下、読み変更検索文字列とする)を第2文字列記憶領域92に記憶させる(ステップS38)。
次に、CPU20は、ジャンプ先辞書テーブル83を参照して、文字種記憶領域93に記憶された文字種に対応する検索可能な辞書データベース820を読み出す。この際、記憶された文字種が「アルファベット」の場合には、アルファベット系辞書データベースを検索可能辞書として読み出し、「漢字又は仮名」の場合には、対応する日本語系辞書データベースを検索可能辞書として読み出し、「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在する場合には、漢字に対応する日本語系辞書データベースを検索可能辞書として読み出す(ステップS39)。
次に、CPU20は、ステップS39で読み出した辞書データベース820から、第1文字列記憶領域91に記憶された検索対象文字列と最長一致する見出し語を検索する。例えば「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在する場合、日本語系辞書データベースから検索する(ステップS40a)。
次に、CPU20は、検索対象文字列が「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在する場合に、ステップS38にてアルファベット部分が日本語読みに置きかえられ第2文字列記憶領域92に記憶された読み変更検索文字列と一致する見出し語読みを日本語系辞書データベースから検索して、対応する見出し語を読み出す(ステップS40b)。
そして、CPU20は、ステップS7,S13で表示されたテキストをメインディスプレイ10に表示させたまま、新たなウィンドウW(図8参照)を手前側に形成し、ステップS40a、ステップS40bで検索された見出し語をジャンプ先の見出し語のリストとして(以下、ジャンプ先見出し語リストとする)当該ウィンドウWに表示させる。また、このときCPU20は、ジャンプ先見出し語リスト内の各見出し語に、検索元の辞書データベース820の辞書名を付記するとともに、ウィンドウWの上部に、当該リストのタイトルとして検索対象文字列を表示させる(ステップS40c)。
次に、CPU20は、検索対象文字列の文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在しているか否かを判定し(ステップS41)、混在していないと判定された場合(ステップS41;No)には、混在文字列検索処理を終了して後述のステップS50へ移行する。但し、ここで判定対象となる文字種は、ステップS34で判別された文字種である。
また、ステップS41において、検索対象文字列の文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定された場合(ステップS41;Yes)には、CPU20は、検索対象文字列に含まれる先頭の単語又は文字列に対応する見出し語を、当該単語の文字種に対応する辞書データベース820から検索し、ジャンプ先見出し語リストに追加して表示させた後(ステップS42)、混在文字列検索処理を終了する。
混在文字列検索処理が終了すると、図6に示すように、CPU20は、文字種記憶領域93に記憶された検索対象文字列の文字種に対して前回ジャンプ先テーブル84で対応付けられた辞書データベース820に、ジャンプ先の見出し語があるか否かを判定する(ステップS50)。
このステップS50においてジャンプ先の見出し語があると判定した場合(ステップS50;Yes)には、CPU20は、この見出し語をジャンプ先見出し語リストの先頭に表示させて指定表示させた後(ステップS51)、後述のステップS53へ移行する。
また、ステップS50においてジャンプ先の見出し語がないと判定した場合(ステップS50;No)には、CPU20は、ジャンプ先見出し語リスト内で先頭の見出し語を指定表示させる(ステップS52)。
次に、CPU20は、ステップS51又はS52で指定表示された見出し語の説明情報を、ジャンプ先見出し語リストとは別領域にプレビュー表示させる(ステップS53)。
次に、訳/決定キー2bを介してユーザがジャンプ先の見出し語と辞書名との組の選択を決定すると(ステップS54)、CPU20は、選択された辞書名を、検索対象文字列の文字種に対応付けて前回ジャンプ先テーブル84に記憶させるとともに(ステップS55)、選択された見出し語の見出し語読みと説明情報とを、選択された辞書名の辞書データベース820から読み出してメインディスプレイ10に全画面表示させた後(ステップS56)、図5に示すように、上述のステップS20へ移行する。
[動作例]
続いて、図8〜図11を参照しつつ、上記の情報表示処理を具体的に説明する。図8〜図11は、本動作例におけるメインディスプレイ10の表示内容を示す図である。
(動作例1)
本動作例1では、ユーザによりアルファベットが指定されたときのジャンプ検索の例について説明する。
まず、図8(a)に示すように、ユーザにより辞書選択キー2dが操作されて「ブリ百科事典」が選択され(ステップS1;Yes)、「p−n接合」について見出し語検索が行われてその説明情報が全画面表示された状態において(ステップS2〜S7)、ユーザによりジャンプキー2iが操作され(ステップS20;Yes)、文字列「p−n」が指定されると(ステップS21)、当該文字列「p−n」が青色で指定表示される。なお、本実施の形態においては、アルファベットは単語単位で指定することができ、範囲指定する必要なく文字列「p−n」全体を指定することができる。
次に、ユーザにより訳/決定キー2bが操作されると(ステップS22;Yes)、混在文字列検索処理が実行され(ステップS23)、まず、文字列の先頭の英単語が指定されたと判定されて(ステップS31;No)、当該文字列「p−n」以降で区切り文字までの文字列「p−n接合」が、検索対象文字列として第1文字列記憶領域91に記憶される(ステップS33)。
次に、検索対象文字列「p−n接合」の文字種が「アルファベット」及び「漢字」と判別され(ステップS34)、文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定されて(ステップS35;Yes)、当該検索対象文字列「p−n接合」の文字種として、文字種「漢字」が文字種記憶領域93に記憶される(ステップS37)。
次に、検索対象文字列「p−n接合」のアルファベット部分「p−n」を日本語読みの仮名の文字列「ピーエヌ」に置き換えた読み変更検索文字列「ピーエヌ接合」が、第2文字列記憶領域92に記憶される(ステップS38)。
次に、図4(a)に示すように、「国語辞書」や「ブリ百科事典」等の、文字種記憶領域93に記憶された文字種「漢字」で検索可能な辞書データベース820a,820b,…が読み出され(ステップS39)、これら辞書データベース820a,820b,…から、第1文字列記憶領域91に記憶された検索対象文字列「p−n接合」と最長一致する見出し語である国語辞書の「p−n接合」とブリ百科事典の「p−n接合」が検索される(ステップS40a)。次に、第2文字列記憶領域92に記憶された読み変更検索文字列「ピーエヌ接合」についても、辞書データベース820a,820b,の見出し語読みから一致する見出し語が検索される(本例では該当なし)(ステップS40b)。
そして、図8(b)に示すように、検出されたジャンプ先見出し語のリストがウィンドウWに表示される。また、このジャンプ先見出し語リスト内の各見出し語には、検索元の辞書データベース820の辞書名を略した「国語」,「ブリ百科」が付記され、ウィンドウWの上部には、当該リストのタイトルとして、検索対象文字列「p−n接合」が表示される(ステップS40c)。
次に、検索対象文字列「p−n接合」に文字種「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定され(ステップS41;Yes)、検索対象文字列「p−n接合」のうちの先頭の単語「p−n」に対応する見出し語が、当該単語の文字種「アルファベット」に対応する辞書データベース820(「英和辞書」等)から検索され、ウインドウWのジャンプ先見出し語リストに追加して表示される(ステップS42)。
次に、図4(b)に示すように、文字種記憶領域93に記憶された検索対象文字列「p−n接合」の文字種「漢字」に対して前回ジャンプ先テーブル84で対応付けられた「国語辞書」の辞書データベース820aに、ジャンプ先の見出し語「ピーエヌせつごう」があると判定され(ステップS50;Yes)、当該見出し語がジャンプ先見出し語リストの先頭に表示されて指定表示される(ステップS51)。そして、指定表示された見出し語の説明情報が、ジャンプ先見出し語リストとは別領域にプレビュー表示される(ステップS53)。
次に、訳/決定キー2bを介してユーザがジャンプ先見出し語「ピーエヌせつごう」と辞書名「国語辞書」との組の選択を決定すると(ステップS54)、選択された辞書名「国語辞書」が、検索対象文字列の文字種「漢字」に対応付けて前回ジャンプ先テーブル84に記憶されるとともに(ステップS55)、図8(c)に示すように、選択された見出し語「ピーエヌせつごう」の説明情報が「国語辞書」の辞書データベース820aから読み出されてメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS56)。
また、この状態からユーザがジャンプキー2iを操作した後(ステップS20;Yes)、テキスト中の文字「p」を指定した状態で訳/決定キー2bが操作されると(ステップS21,S22;Yes)、複数文字が範囲指定されていないと判定され(ステップS31;No)、当該文字「p」以降で区切り文字までの文字列「p型半導体の…」が、検索対象文字列として第1文字列記憶領域91に記憶される(ステップS33)。
次に、検索対象文字列「p型半導体の…」の文字種が「アルファベット」,「漢字」及び「仮名」と判別され(ステップS34)、文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定されて(ステップS35;Yes)、当該検索対象文字列「p型半導体の…」の文字種として、文字種「漢字」が文字種記憶領域93に記憶される(ステップS37)。
次に、検索対象文字列「p型半導体の…」のアルファベット部分「p」を日本語読みの仮名の文字列「ピー」に置き換えた読み変更検索文字列「ピー型半導体の…」が、第2文字列記憶領域92に記憶される(ステップS38)。
次に、図4(a)に示すように、「国語辞書」や「ブリ百科事典」等の、文字種記憶領域93に記憶された文字種「漢字」で検索可能な辞書データベース820a,820b,…が読み出され(ステップS39)、これら辞書データベース820a,820b,…から、第1文字列記憶領域91に記憶された検索対象文字列「p型半導体の…」と最長一致する見出し語である国語辞書の「p型半導体」とブリ百科事典の「p型半導体」が検索される(ステップS40a)。さらに、第2文字列記憶領域92に記憶された読み変更検索文字列「ピー型半導体」についても、辞書データベース820a,820b,…の見出し語読みから一致する見出し語が検索される(本例では該当なし)(ステップS40b)。
そして、図8(d)に示すように、検出されたジャンプ先見出し語のリストがウィンドウWに表示される。また、このジャンプ先見出し語リスト内の各見出し語には、検索元の辞書データベース820の辞書名を略した「国語」,「ブリ百科」が付記され、ウィンドウWの上部には、当該リストのタイトルとして、検索対象文字列「p型半導体の…」が表示される(ステップS40c)。
次に、検索対象文字列「p型半導体の…」に文字種「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定され(ステップS41;Yes)、検索対象文字列「p型半導体の…」のうちの先頭の単語「p」に対応する見出し語が、当該単語の文字種「アルファベット」に対応する辞書データベース820(「英和辞書」,「英英辞書」等)から検索され、ウインドウWのジャンプ先見出し語リストに追加して表示される(ステップS42)。
次に、文字種記憶領域93に記憶された検索対象文字列「p型半導体の…」の文字種「漢字」に対して前回ジャンプ先テーブル84で対応付けられた「国語辞書」の辞書データベース820aに、ジャンプ先の見出し語「ピーがたはんどうたい」があると判定され(ステップS50;Yes)、当該見出し語がジャンプ先見出し語リストの先頭に表示されて指定表示される(ステップS51)。そして、指定表示された見出し語の説明情報が、ジャンプ先見出し語リストとは別領域にプレビュー表示される(ステップS53)。
次に、訳/決定キー2bを介してユーザがジャンプ先見出し語「ピーがたはんどうたい」と辞書名「国語辞書」との組の選択を決定すると(ステップS54)、選択された辞書名「国語辞書」が、検索対象文字列の文字種「漢字」に対応付けて前回ジャンプ先テーブル84に記憶されるとともに(ステップS55)、図8(e)に示すように、選択された見出し語「ピーがたはんどうたい」の説明情報が「国語辞書」の辞書データベース820aから読み出されてメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS56)。
(動作例2)
続いて、本動作例2では、ユーザにより仮名又は漢字が指定されたときのジャンプ検索の例について説明する。
まず、図9(a)に示すように、ユーザにより辞書選択キー2dが操作されて「国語辞書」が選択され(ステップS1;Yes)、「アールエヌエー[RNA]」について見出し語検索が行われてその説明情報が全画面表示された状態において(ステップS2〜S7)、ユーザによりジャンプキー2iが操作され(ステップS20;Yes)、文字「メ」が指定されると(ステップS21)、当該文字「メ」が青色で指定表示される。
次に、ユーザにより訳/決定キー2bが操作されると(ステップS22;Yes)、混在文字列検索処理が実行され(ステップS23)、まず、複数文字が範囲指定されていないと判定されて(ステップS31;No)、当該文字「メ」以降で区切り文字までの文字列「メッセンジャーRNA」が、検索対象文字列として第1文字列記憶領域91に記憶される(ステップS33)。
次に、検索対象文字列「メッセンジャーRNA」の文字種が「仮名」及び「アルファベット」と判別され(ステップS34)、文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定されて(ステップS35;Yes)、当該検索対象文字列「メッセンジャーRNA」の文字種として、文字種「漢字」が文字種記憶領域93に記憶される(ステップS37)。
次に、検索対象文字列「メッセンジャーRNA」のアルファベット部分「RNA」を日本語読みの仮名の文字列「アールエヌエー」に置き換えた読み変更検索文字列「メッセンジャーアールエヌエー」が、第2文字列記憶領域92に記憶される(ステップS38)。
次に、図4(a)に示すように、「国語辞書」や「ブリ百科事典」等の、文字種記憶領域93に記憶された文字種「漢字」で検索可能な辞書データベース820a,820b,…が読み出され(ステップS39)、これら辞書データベース820a,820b,…から、第1文字列記憶領域91に記憶された検索対象文字列「メッセンジャーRNA」に最長一致する見出し語が検索される(ステップS40a)。次に、第2文字列記憶領域92に記憶された読み変更検索文字列「メッセンジャーアールエヌエー」に一致する見出し語読みが検索される(本例では該当なし)(ステップS40b)。そして、図9(b)に示すように、検出されたジャンプ先見出し語のリストがウィンドウWに表示される(ステップS40c)。また、このジャンプ先見出し語リスト内の各見出し語には、検索元の辞書データベース820の辞書名を略した「国語」,「ブリ百科」が付記され、ウィンドウWの上部には、当該リストのタイトルとして、検索対象文字列「メッセンジャーRNA」が表示される。
次に、検索対象文字列「メッセンジャーRNA」に文字種「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定され(ステップS41;Yes)、検索対象文字列「メッセンジャーRNA」のうちの先頭の単語「メッセンジャー」に対応する見出し語が、当該単語の文字種「仮名」に対応する辞書データベース820(「国語辞書」,「ブリ百科事典」等)から検索され、ウインドウWのジャンプ先見出し語リストに追加して表示される(ステップS42)。
次に、図4(b)に示すように、文字種記憶領域93に記憶された検索対象文字列「メッセンジャーRNA」の文字種「漢字」に対して前回ジャンプ先テーブル84で対応付けられた「国語辞書」の辞書データベース820aに、ジャンプ先の見出し語「メッセンジャーアールエヌエー」があると判定され(ステップS50;Yes)、当該見出し語がジャンプ先見出し語リストの先頭に表示されて指定表示される(ステップS51)。そして、指定表示された見出し語の説明情報が、ジャンプ先見出し語リストとは別領域にプレビュー表示される(ステップS53)。
次に、訳/決定キー2bを介してユーザがジャンプ先見出し語「メッセンジャーアールエヌエー」と辞書名「ブリ百科事典」との組の選択を決定すると(ステップS54)、選択された辞書名「ブリ百科事典」が、検索対象文字列の文字種「漢字」に対応付けて前回ジャンプ先テーブル84に記憶されるとともに(ステップS55)、図9(c)に示すように、選択された見出し語「メッセンジャーアールエヌエー」の説明情報が「ブリ百科事典」の辞書データベース820bから読み出されてメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS56)。
また、この状態からユーザがジャンプキー2iを操作した後(ステップS20;Yes)、テキスト中の文字「伝」を指定した状態で訳/決定キー2bが操作されると(ステップS21,S22;Yes)、複数文字が範囲指定されていないと判定され(ステップS31;No)、当該文字「伝」以降で区切り文字までの文字列「伝令RNA…」が、検索対象文字列として第1文字列記憶領域91に記憶される(ステップS33)。
次に、検索対象文字列「伝令RNA…」の文字種が「漢字」,「アルファベット」及び「仮名」と判別され(ステップS34)、文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定されて(ステップS35;Yes)、当該検索対象文字列「伝令RNA…」の文字種として、文字種「漢字」が文字種記憶領域93に記憶される(ステップS37)。
次に、検索対象文字列「伝令RNA…」のアルファベット部分「RNA」を日本語読みの仮名の文字列「アールエヌエー」に置き換えた読み変更検索文字列「伝令アールエヌエー…」が、第2文字列記憶領域92に記憶される(ステップS38)。
次に、図4(a)に示すように、「国語辞書」や「ブリ百科事典」等の、文字種記憶領域93に記憶された文字種「漢字」で検索可能な辞書データベース820a,820b,…が読み出され(ステップS39)、これら辞書データベース820a,820b,…から、第1文字列記憶領域91に記憶された検索対象文字列「伝令RNA…」に最長一致する見出し語が検索される(ステップS40a)。次に、第2文字列記憶領域92に記憶された読み変更検索文字列「伝令アールエヌエー…」に一致する見出し語読みが検索される(本例では該当なし)(ステップS40b)。そして、図9(d)に示すように、検出されたジャンプ先見出し語のリストがウィンドウWに表示される(ステップS40c)。また、このジャンプ先見出し語リスト内の各見出し語には、検索元の辞書データベース820の辞書名を略した「国語」,「ブリ百科」が付記され、ウィンドウWの上部には、当該リストのタイトルとして、検索対象文字列「伝令RNA…」が表示される。
次に、検索対象文字列「伝令RNA…」に文字種「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定され(ステップS41;Yes)、検索対象文字列「伝令RNA…」のうちの先頭の単語「伝令」に対応する見出し語が、当該単語の文字種「漢字」に対応する辞書データベース820(「国語辞書」,「和英辞書」等)から検索され、ウインドウWのジャンプ先見出し語リストに追加して表示される(ステップS42)。
次に、文字種記憶領域93に記憶された検索対象文字列「伝令RNA…」の文字種「漢字」に対して前回ジャンプ先テーブル84で対応付けられた「ブリ百科事典」の辞書データベース820bに、ジャンプ先の見出し語「でんれいアールエヌエー」があると判定され(ステップS50;Yes)、当該見出し語がジャンプ先見出し語リストの先頭に表示されて指定表示される(ステップS51)。そして、指定表示された見出し語の説明情報が、ジャンプ先見出し語リストとは別領域にプレビュー表示される(ステップS53)。
次に、訳/決定キー2bを介してユーザがジャンプ先見出し語「でんれい」と辞書名「和英辞書」との組の選択を決定すると(ステップS54)、選択された辞書名「和英辞書」が、検索対象文字列の文字種「漢字」に対応付けて前回ジャンプ先テーブル84に記憶されるとともに(ステップS55)、図9(e)に示すように、選択された見出し語「でんれい」の説明情報が「和英辞書」の辞書データベース820から読み出されてメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS56)。
(動作例3)
続いて、本動作例3では、ユーザによりアルファベットが指定されたときのジャンプ検索の別例について説明する。
まず、図10(a)に示すように、ユーザにより辞書選択キー2dが操作されて「ブリ百科事典」が選択され(ステップS1;Yes)、「ウイルス」について見出し語検索が行われてその説明情報が全画面表示された状態において(ステップS2〜S7)、図10(b)に示すように、ユーザによりジャンプキー2iが操作され(ステップS20;Yes)、下へスクロールさせた画面において文字列「DNA」が指定されると(ステップS21)、当該文字列「DNA」が青色で指定表示される。
次に、ユーザにより訳/決定キー2bが操作されると(ステップS22;Yes)、混在文字列検索処理が実行され(ステップS23)、まず、先頭の英単語が指定されたと判定されて(ステップS31;No)、当該文字列「DNA」以降で区切り文字までの文字列「DNAウイルス」が、検索対象文字列として第1文字列記憶領域91に記憶される(ステップS33)。
次に、検索対象文字列「DNAウイルス」の文字種が「アルファベット」及び「仮名」と判別される(ステップS34)。
なお、このときに、図10(c)に示すように、判別された文字種に対応する辞書データベース820をウインドウWに一覧表示させ、検索対象としたい辞書データベース820をユーザに選択させたうえで、以降のステップS40a,S40bにおいて、この選択された辞書データベース820のみから見出し語を検索するようにしてもよい。
次に、検索対象文字列「DNAウイルス」の文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定されて(ステップS35;Yes)、当該検索対象文字列「DNAウイルス」の文字種として、文字種「漢字」が文字種記憶領域93に記憶される(ステップS37)。
次に、検索対象文字列「DNAウイルス」のアルファベット部分「DNA」を日本語読みの仮名の文字列「ディーエヌエー」に置き換えた読み変更検索文字列「ディーエヌエーウイルス」が、第2文字列記憶領域92に記憶される(ステップS38)。
次に、図4(a)に示すように、「国語辞書」や「ブリ百科事典」等の、文字種記憶領域93に記憶された文字種「漢字」で検索可能な辞書データベース820a,820b,…が読み出され(ステップS39)、これら辞書データベース820a,820b,…から、第1文字列記憶領域91に記憶された検索対象文字列「DNAウイルス」と最長一致する見出し語であるブリ百科事典の「DNAウイルス」が検索される(ステップS40a)。次に、第2文字列記憶領域92に記憶された読み変更検索文字列「ディーエヌエーウイルス」について、辞書データベース820a,820b,の見出し語読みから一致する見出し語が検索され、該当する国語辞書の見出し語読み「ディーエヌエーウイルス」に対応する見出し語「DNA virus」が検索される(ステップS40b)。そして、図10(d)に示すように、検出された国語辞書の「DNA virus」とブリ百科事典の「DNAウイルス」とのジャンプ先見出し語のリストがウィンドウWに表示される(ステップS40c)。また、このジャンプ先見出し語リスト内の各見出し語には、検索元の辞書データベース820の辞書名を略した「国語」,「ブリ百科」等が付記され、ウィンドウWの上部には、当該リストのタイトルとして、検索対象文字列「DNAウイルス」が表示される。
次に、検索対象文字列「DNAウイルス」に文字種「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定され(ステップS41;Yes)、検索対象文字列「DNAウイルス」のうちの先頭の単語「DNA」に対応する見出し語が、当該単語の文字種「アルファベット」に対応する辞書データベース820(「英和辞書」,「英英辞書」等)から検索され、ウインドウWのジャンプ先見出し語リストに追加して表示される(ステップS42)。
次に、図4(b)に示すように、文字種記憶領域93に記憶された検索対象文字列「DNAウイルス」の文字種「漢字」に対して前回ジャンプ先テーブル84で対応付けられた「国語辞書」の辞書データベース820aに、ジャンプ先の見出し語「ディーエヌエーウイルス」があると判定され(ステップS50;Yes)、当該見出し語がジャンプ先見出し語リストの先頭に表示されて指定表示される(ステップS51)。そして、指定表示された見出し語の説明情報が、ジャンプ先見出し語リストとは別領域にプレビュー表示される(ステップS53)。
次に、訳/決定キー2bを介してユーザがジャンプ先見出し語「ディーエヌエーウイルス」と辞書名「国語辞書」との組の選択を決定すると(ステップS54)、選択された辞書名「国語辞書」が、検索対象文字列の文字種「漢字」に対応付けて前回ジャンプ先テーブル84に記憶されるとともに(ステップS55)、図10(e)に示すように、選択された見出し語「ディーエヌエーウイルス」の説明情報が「国語辞書」の辞書データベース820aから読み出されてメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS56)。
(動作例4)
続いて、本動作例4では、ユーザによりアルファベットと漢字とが混在する文字列が指定されたときのジャンプ検索の例について説明する。
まず、図11(a)に示すように、ユーザにより辞書選択キー2dが操作されて「国語辞書」が選択され(ステップS1;Yes)、「エイズ」について見出し語検索が行われてその説明情報が全画面表示された状態において(ステップS2〜S7)、ユーザによりジャンプキー2iが操作され(ステップS20;Yes)、文字列「T細胞」が指定されると(ステップS21)、当該文字列「T細胞」が青色で指定表示される。
次に、ユーザにより訳/決定キー2bが操作されると(ステップS22;Yes)、混在文字列検索処理が実行され(ステップS23)、まず、複数文字が範囲指定されたと判定されて(ステップS31;Yes)、当該文字列「T細胞」が検索対象文字列として第1文字列記憶領域91に記憶される(ステップS32)。
次に、検索対象文字列「T細胞」の文字種が「アルファベット」及び「漢字」と判別され(ステップS34)、文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定されて(ステップS35;Yes)、当該検索対象文字列「T細胞」の文字種として、文字種「漢字」が文字種記憶領域93に記憶される(ステップS37)。
次に、検索対象文字列「T細胞」のアルファベット部分「T」を日本語読みの仮名の文字列「ティー」に置き換えた読み変更検索文字列「ティー細胞」が、第2文字列記憶領域92に記憶される(ステップS38)。
次に、図4(a)に示すように、「国語辞書」や「ブリ百科事典」等の、文字種記憶領域93に記憶された文字種「漢字」で検索可能な辞書データベース820a,820b,…が読み出され(ステップS39)、これら辞書データベース820a,820b,…から、第1文字列記憶領域91に記憶された検索対象文字列「T細胞」に最長一致する見出し語に先頭一致する見出し語が検索される(ステップS40a)。次に第2文字列記憶領域92に記憶された読み変更検索文字列「ティー細胞」に一致する見出し語読みが検索される(本例では該当なし)(ステップS40b)。そして、図11(b)に示すように、検出されたジャンプ先見出し語のリストがウィンドウWに表示される(ステップS40c)。また、このジャンプ先見出し語リスト内の各見出し語には、検索元の辞書データベース820の辞書名を略した「国語」,「ブリ百科」が付記され、ウィンドウWの上部には、当該リストのタイトルとして、検索対象文字列「T細胞」が表示される。
次に、検索対象文字列「T細胞」に文字種「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定され(ステップS41;Yes)、検索対象文字列「T細胞」のうちの先頭の単語「T」に対応する見出し語が、当該単語の文字種「アルファベット」に対応する辞書データベース820(「英和辞書」等)から検索され、ウインドウWのジャンプ先見出し語リストに追加して表示される(ステップS42)。
次に、図4(b)に示すように、文字種記憶領域93に記憶された検索対象文字列「T細胞」の文字種「漢字」に対して前回ジャンプ先テーブル84で対応付けられた「国語辞書」の辞書データベース820aに、ジャンプ先の見出し語「ティーさいぼう」があると判定され(ステップS50;Yes)、当該見出し語がジャンプ先見出し語リストの先頭に表示されて指定表示される(ステップS51)。そして、指定表示された見出し語の説明情報が、ジャンプ先見出し語リストとは別領域にプレビュー表示される(ステップS53)。
次に、訳/決定キー2bを介してユーザがジャンプ先見出し語「ティーさいぼう」と辞書名「国語辞書」との組の選択を決定すると(ステップS54)、選択された辞書名「国語辞書」が、検索対象文字列の文字種「漢字」に対応付けて前回ジャンプ先テーブル84に記憶されるとともに(ステップS55)、図11(c)に示すように、選択された見出し語「ティーさいぼう」の説明情報が「国語辞書」の辞書データベース820aから読み出されてメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS56)。
また、この状態からユーザがジャンプキー2iを操作した後(ステップS20;Yes)、テキスト中の文字「胸」を指定した状態で訳/決定キー2bが操作されると(ステップS21,S22;Yes)、複数文字が範囲指定されていないと判定され(ステップS31;No)、当該文字「胸」以降で区切り文字までの文字列「胸腺に由来する…」が、検索対象文字列として第1文字列記憶領域91に記憶される(ステップS33)。
次に、検索対象文字列「胸腺に由来する…」の文字種が「漢字」及び「仮名」と判別され(ステップS34)、文字種に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していないと判定されて(ステップS35;No)、当該検索対象文字列「胸腺に由来する…」の文字種として、先頭の単語の文字種「漢字」が文字種記憶領域93に記憶される(ステップS37)。
次に、図4(a)に示すように、「国語辞書」や「ブリ百科事典」等の、文字種記憶領域93に記憶された文字種「漢字」で検索可能な辞書データベース820a,820b,…が読み出され(ステップS39)、これら辞書データベース820a,820b,…から、第1文字列記憶領域91に記憶された検索対象文字列「胸腺に由来する…」に最長一致する見出し語が検索されて、図11(d)に示すように、検出されたジャンプ先見出し語のリストがウィンドウWに表示される(ステップS40a〜S40c)。また、このジャンプ先見出し語リスト内の各見出し語には、検索元の辞書データベース820の辞書名を略した「国語」,「ブリ百科」等が付記され、ウィンドウWの上部には、当該リストのタイトルとして、検索対象文字列「胸腺に由来する…」が表示される。
次に、検索対象文字列「胸腺に由来する…」に文字種「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していないと判定され(ステップS41;No)、文字種記憶領域93に記憶された検索対象文字列「胸腺に由来する…」の文字種「漢字」に対して前回ジャンプ先テーブル84で対応付けられた「国語辞書」の辞書データベース820aに、ジャンプ先の見出し語「きょうせん」があると判定され(ステップS50;Yes)、当該見出し語がジャンプ先見出し語リストの先頭に表示されて指定表示される(ステップS51)。そして、指定表示された見出し語の説明情報が、ジャンプ先見出し語リストとは別領域にプレビュー表示される(ステップS53)。
次に、訳/決定キー2bを介してユーザがジャンプ先見出し語「きょうせん」と辞書名「国語辞書」との組の選択を決定すると(ステップS54)、選択された辞書名「国語辞書」が、検索対象文字列の文字種「漢字」に対応付けて前回ジャンプ先テーブル84に記憶されるとともに(ステップS55)、図11(e)に示すように、選択された見出し語「きょうせん」の説明情報が「国語辞書」の辞書データベース820aから読み出されてメインディスプレイ10に全画面表示される(ステップS56)。
以上の電子辞書1によれば、「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在する文字列であっても、これらの文字種が混在する辞書情報を有していないアルファベット系辞書データベースでなく、当該辞書情報を有する日本語系辞書データベースを用いて、当該文字列に最長一致する見出し語を検索することができる。したがって、従来の電子機器と異なり、「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在する文字列をジャンプ検索することができる。
また、「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在する文字列中のアルファベット部分が日本語読みに置換された文字列と一致する見出し語読みを日本語系辞書データベースから検索するようにしたので、検索文字列と、日本語系辞書データベースの見出し語とで表記が異なる場合であっても、見出し語読みにより適切に日本語系辞書データベースを検索できる。例えば、検索文字列が、「DNAウイルス」であり、対応する日本語系辞書の見出し語が「DNA virus」であっても、日本語系辞書データベースの見出し語読み「ディーエヌエーウイルス」により適切に見出し語が検索される。
また、指定された文字列中に「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在していると判定された場合に、当該指定された文字列の先頭単語に対応する辞書データベースから見出し語を検索することができる。例えば、指定された文字列が「DNAウイルス」である場合に、「DNAウイルス」全体の検索だけでなく、先頭単語「DNA」に対応するアルファベット系辞書データベース(英和辞書等)で、「DNA」の見出し語検索を行うことができる。
また、ユーザ操作によりテキスト中の検索対象の文字列の範囲が指定された場合には、その指定された範囲を検索対象文字列とし、ユーザ操作によりテキスト中の検索対象の文字列の先頭文字が指定された場合には、指定文字以降の文字列を検索対象文字列として指定することができる。従って、ユーザ操作が範囲指定である場合でも、先頭文字指定である場合でも、適切な範囲を検索対象文字列として検索することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本発明に係る電子機器を電子辞書1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る情報表示プログラム81は、電子辞書1に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
また、本実施の形態における情報表示処理では、「アルファベット」と「漢字又は仮名」とが混在している文字列をジャンプ検索できるものとしたが、「アルファベット」と「漢字」と「仮名」とが混在している文字列に対しても、同様に処理することによってジャンプ検索可能である。
1 電子辞書
20 CPU
30 入力部
40 表示部
80 フラッシュROM
81 情報表示プログラム
820 辞書データベース

Claims (5)

  1. 漢字又は仮名とアルファベットとを含むテキストを表示する表示手段と、
    アルファベットを含むアルファベット見出し語と説明情報とを対応付けて複数記憶するアルファベット系辞書情報と、漢字、仮名又はアルファベットを含む日本語見出し語と説明情報とを対応付けて複数記憶する日本語系辞書情報と、を記憶する辞書記憶手段と、
    ユーザ操作に基づいて前記表示手段に表示されたテキスト中の文字列を検索対象文字列として指定する文字列指定手段と、
    前記文字列指定手段により指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在しているか否かを判定する混在判定手段と、
    この混在判定手段により、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、当該文字列に最長一致する見出し語を前記日本語系辞書情報から検索する見出し語検索手段と、
    前記見出し語検索手段により検索された見出し語の説明情報を前記日本語系辞書情報から読み出して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記辞書記憶手段は、前記日本語系辞書情報として、日本語見出し語と見出し語読みと説明情報とを対応付けて複数記憶し、
    前記混在判定手段により、アルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、前記検索対象文字列中のアルファベット部分を日本語読みに置換するアルファベット読み置換手段と、
    前記混在判定手段により、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、前記アルファベット読み置換手段によりアルファベット部分が日本語読みに置換された文字列と一致する見出し語読みを前記日本語系辞書情報から検索する見出し語よみ検索手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の電子機器において、
    前記混在判定手段により、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、当該指定された文字列の先頭単語に対応する辞書情報から見出し語を検索する先頭単語見出し語検索手段を、
    備えることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の電子機器において、
    前記文字列指定手段は、ユーザ操作によりテキスト中の検索対象の文字列の範囲が指定された場合には、その指定された範囲を検索対象文字列とし、ユーザ操作によりテキスト中の検索対象の文字列の先頭文字が指定された場合には、指定文字以降の文字列を検索対象文字列として指定することを特徴とする電子機器。
  5. 表示部を有する電子機器のコンピュータを制御するための情報表示プログラムにおいて、
    前記コンピュータを、
    漢字又は仮名とアルファベットとを含むテキストを表示する表示手段、
    アルファベットを含むアルファベット見出し語と説明情報とを対応付けて複数記憶するアルファベット系辞書情報と、漢字、仮名又はアルファベットを含む日本語見出し語と説明情報とを対応付けて複数記憶する日本語系辞書情報と、を記憶する辞書記憶手段、
    ユーザ操作に基づいて前記表示手段に表示されたテキスト中の文字列を検索対象文字列として指定する文字列指定手段、
    前記文字列指定手段により指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在しているか否かを判定する混在判定手段、
    この混在判定手段により、指定された文字列中にアルファベットと漢字又は仮名とが混在していると判定された場合に、当該文字列に最長一致する見出し語を前記日本語系辞書情報から検索する見出し語検索手段、
    前記見出し語検索手段により検索された見出し語の説明情報を前記日本語系辞書情報から読み出して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御手段、
    として機能させるためのコンピュータ読み込み可能なものであることを特徴とする情報表示プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115081440A (zh) * 2022-07-22 2022-09-20 湖南湘生网络信息有限公司 文本中变种词的识别及提取原敏感词的方法、装置及设备
US11610070B2 (en) 2018-10-02 2023-03-21 Casio Computer Co., Ltd. Electronic device for determining a character type in a character combination and processes capable of execution therewith, and control method for and storage medium storing program for same

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