JP2011155747A - 電源装置及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 PWM信号に応じた動作を行う場合であっても駆動用コンデンサの両端電圧が確保される電源装置及び照明器具を提供する。
【解決手段】 電源装置1は、直流電源Eの出力端間に接続された第1スイッチング素子Q1とダイオードD1との直列回路と、ダイオードD1の両端間に接続されたインダクタL1とコンデンサC1との直列回路とで構成されたバックコンバータを含む。制御回路2は駆動用コンデンサCsを電源として第1スイッチング素子Q1をオンオフ駆動する。ダイオードD1の両端間には、オンされたときに充電用コンデンサCcから駆動用コンデンサCsへの充電経路を構成する第2スイッチング素子Q2が接続されている。第2スイッチング素子Q2は、第1スイッチング素子Q1がオンオフ駆動されるオン期間毎に、オン期間の開始直前にオンされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置及び照明器具に関するものである。
従来から、図14に示すように、交流電源ACから入力された交流電力を全波整流することにより直流電力(脈流電力)を出力する直流電源としてのダイオードブリッジDBと、一端がダイオードブリッジDBの高電圧側の出力端に接続されたNチャネル型のMOSFETからなる第1スイッチング素子Q1と、第1スイッチング素子Q1よりも低電圧側において第1スイッチング素子Q1に対して直列に且つダイオードブリッジDBの出力に対して逆向きに接続されたダイオードD1と、ダイオードD1とともにループを構成するインダクタL1を含み負荷が接続される出力回路と、第1スイッチング素子Q1をオンオフ駆動する制御回路2とを備える電源装置が提供されている。
図14の電源装置1では、出力回路は、ダイオードD1の両端間に接続されたインダクタL1と昇圧用スイッチング素子Qbとの直列回路と、昇圧用スイッチング素子Qbに対して並列に接続された昇圧用ダイオードDbとコンデンサC1との直列回路とからなる、いわゆるブーストコンバータ(昇圧チョッパ回路)である。すなわち、コンデンサC1の両端が出力端として負荷Zに接続され、負荷Zには直流電力が出力される。さらに、上記の場合には第1スイッチング素子Q1とダイオードD1とインダクタL1とコンデンサC1とがいわゆるバックコンバータ(降圧チョッパ回路)を構成する。そして、制御回路2は、第1スイッチング素子Q1をオンオフ駆動する駆動部2aと、コンデンサC1の両端電圧(すなわち電源装置1の出力電圧)を一定に保つように駆動部2aを制御するとともに昇圧用スイッチング素子Qbをオンオフ駆動するフィードバック部2bとを備える。
この種の電源装置1では、直流電源たるダイオードブリッジDBの低電圧側の出力端と、第1スイッチング素子Q1の低電圧側の端子との間には、ダイオードD1及び出力回路が介在することになるので、制御回路2の駆動部2aが第1スイッチング素子Q1の駆動に用いる電源とするために、一端が第1スイッチング素子Q1の低電圧側の一端(すなわち第1スイッチング素子Q1とダイオードD1との間)に接続された駆動用コンデンサCsが設けられる。さらに、駆動用コンデンサCsの他端に接続されるとともにダイオードブリッジDBから抵抗Rcを介して電力を供給されて駆動用コンデンサを充電する充電用電源としての充電用コンデンサCcが設けられる。すなわち、ダイオードD1と出力回路とのループに電流が流れている期間には、第1スイッチング素子Q1の低電圧側の一端の電位はダイオードブリッジDBの低電圧側の出力端の電位に略一致するから、充電用コンデンサCsから充電用ダイオードDcを介して供給される電流により駆動用コンデンサCsが充電される。このとき、駆動用コンデンサCsを充電する電流は、インダクタL1を含むループに流れることになる。
さらに、図14の例では、制御回路2は、電源が投入されてから所定の充電時間を計時するとともに充電時間の計時中は論理和回路OR1を介した出力により昇圧用スイッチング素子Qbをオン駆動するタイマ部2cを有する。すなわち、上記動作により昇圧用スイッチング素子Qbがオンされている期間には、駆動用コンデンサCsは、インダクタL1と昇圧用スイッチング素子Qbとを介して流れる電流により充電される。
しかしながら、例えば電源がオンされた直後などで駆動用コンデンサCsが全く充電されていない状態から、上記のようにインダクタL1を通じた経路で駆動用コンデンサが充電される場合、インダクタL1の作用により、駆動用コンデンサCsが充分に充電されるまでに時間がかかったり、駆動用コンデンサCsの両端電圧の制御が困難となったりすることが考えられる。
一方、特許文献1には、ダイオードD1の両端間の短絡をオンオフするスイッチ(図示せず)を設け、制御回路2が第1スイッチング素子Q1のオンオフ駆動を開始する前であって充電用コンデンサCcの両端電圧が所定値よりも低い期間に上記のスイッチをオンするという技術も開示されている。この構成であれば、上記のスイッチを介した経路であってインダクタL1を介さない経路での充電が可能となるから、駆動用コンデンサの両端電圧を比較的に短時間で安定させることができる。
特開2002−354783号公報
ここで、PWM制御が行われる場合を考える。すなわち、制御回路2は、入力されたPWM信号に応じて、第1スイッチング素子Q1を繰り返しオンオフ駆動することでコンデンサC1の両端電圧を一定に維持するというオン期間の動作と、第1スイッチング素子Q1をオフ状態に維持するというオフ期間の動作とのいずれかを行う。この場合、一周期の動作に占めるオン期間の割合が多いほど(すなわちオンデューティが高いほど)出力電力が増加する。
従来は、ダイオードD1の両端間を短絡するスイッチは、充電用コンデンサCcの両端電圧が所定値よりも低い期間すなわち電源がオンされた直後(つまり直流電源Eが直流電力の出力を開始した直後)にしかオンされなかった。従って、上記のようなPWM制御が行われる場合、オフ期間中に駆動用コンデンサCsの両端電圧が低下してしまうと、次のオン期間の開始時に第1スイッチング素子Q1をオン駆動できない可能性があった。
本発明は、上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、PWM信号に応じた動作を行う場合であっても駆動用コンデンサの両端電圧が確保される電源装置及び照明器具を提供することにある。
請求項1の発明は、直流電力を出力する直流電源と、一端が直流電源の出力端に接続された第1スイッチング素子と、第1スイッチング素子に対して直列に且つ直流電源の出力に対して逆向きに接続されたダイオードと、ダイオードとともにループを構成するインダクタを含み負荷が接続される出力回路と、一端が第1スイッチング素子とダイオードとの間に接続された駆動用コンデンサと、駆動用コンデンサの他端に接続されるとともに直流電源から電力を供給されて駆動用コンデンサを充電する充電用電源と、ダイオードの両端間の短絡をオンオフする第2スイッチング素子と、第2スイッチング素子をオンオフ駆動するとともに駆動用コンデンサを電源として第1スイッチング素子をオンオフ駆動する制御回路とを備え、制御回路は、入力されたPWM信号に応じて、第2スイッチング素子をオフ状態に維持しつつ第1スイッチング素子を繰り返しオンオフ駆動するというオン期間の動作と、第1スイッチング素子をオフ状態に維持するというオフ期間の動作とのいずれかを行うものであって、動作をオフ期間からオン期間に切り替える直前には、第1スイッチング素子をオフ状態に維持しつつ第2スイッチング素子をオン状態とすることで駆動用コンデンサを充電するという充電動作を行うことを特徴とする。
この発明によれば、各オン期間についてそれぞれオン期間の直前に充電動作が行われることになるので、PWM信号に応じた動作におけるオフ期間中に駆動用コンデンサの両端電圧が低下した場合であっても、充電動作により駆動用コンデンサの両端電圧が確保されるから、オン期間の開始とともに第1スイッチング素子のオンオフ駆動が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、PWM信号を制御回路に入力するPWM信号生成回路を備え、PWM信号生成回路は、外部から入力されるリセット信号の信号レベルが所定のレベルである期間にはオフ期間の動作を継続させるようなPWM信号を制御回路に入力することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、制御回路と第2スイッチング素子とが1個の集積回路に集積化されていることを特徴とする。
この発明によれば、第2スイッチング素子を制御回路とは別途の部品で構成する場合に比べ、部品点数を削減して小型化が可能となる。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において、出力回路のインダクタに流れる電流のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手段と、出力回路のインダクタに流れる電流を検出する電流検出手段とを備え、制御回路は、オン期間の動作中には、ゼロクロス検出手段によってゼロクロスが検出されたときに第1スイッチング素子をオン制御するとともに、電流検出手段によって検出された電流が所定の上限値に達したときに第1スイッチング素子をオフ制御し、ゼロクロス検出手段によってゼロクロスが検出されてから所定時間が経過しても、電流検出手段によって検出された電流が前記所定の上限値に達しない場合、充電動作を開始することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において、出力回路は、インダクタとの直列回路としてダイオードの両端間に接続されたコンデンサを有することを特徴とする。
この発明によれば、コンデンサの両端を出力端として直流電力を出力することができる。
請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において、出力回路は、インダクタとの直列回路としてダイオードの両端間に接続された2個のコンデンサを有し、制御回路は、入力される切替信号に応じて、オン期間の動作とオフ期間の動作とが行われる第1の動作モードと、第2スイッチング素子と第1スイッチング素子とを交互にオンオフ駆動するという第2の動作モードとでの動作が可能であることを特徴とする。
この発明によれば、制御回路が第1の動作モードで動作する期間には例えば出力回路のコンデンサの一方の両端を出力端として直流電力を出力することができ、制御回路が第2の動作モードで動作する期間には出力回路のコンデンサの一方の両端を出力端として交流電力を出力することができる。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電源装置と、電源装置を保持する器具本体とを備え、出力回路から出力される電力により負荷としての電気的光源を点灯させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、制御回路は、入力されたPWM信号に応じて、第2スイッチング素子をオフ状態に維持しつつ第1スイッチング素子を繰り返しオンオフ駆動するというオン期間の動作と、第1スイッチング素子をオフ状態に維持するというオフ期間の動作とのいずれかを行うものであって、動作をオフ期間からオン期間に切り替える直前には、第1スイッチング素子をオフ状態に維持しつつ第2スイッチング素子をオン状態とすることで駆動用コンデンサを充電するという充電動作を行うので、各オン期間についてそれぞれオン期間の直前に充電動作が行われることになるので、PWM信号に応じた動作におけるオフ期間中に駆動用コンデンサの両端電圧が低下した場合であっても、充電動作により駆動用コンデンサの両端電圧が確保されるから、オン期間の開始とともに第1スイッチング素子のオンオフ駆動が可能となる。
請求項3の発明によれば、制御回路と第2スイッチング素子とが1個の集積回路に集積化されているので、第2スイッチング素子を制御回路とは別途の部品で構成する場合に比べ、部品点数を削減して小型化が可能となる。
請求項5の発明によれば、出力回路は、インダクタとの直列回路としてダイオードの両端間に接続されたコンデンサを有するので、コンデンサの両端を出力端として直流電力を出力することができる。
請求項6の発明によれば、出力回路は、インダクタとの直列回路としてダイオードの両端間に接続された2個のコンデンサを有し、制御回路は、入力される切替信号に応じて、オン期間の動作とオフ期間の動作とが行われる第1の動作モードと、第2スイッチング素子と第1スイッチング素子とを交互にオンオフ駆動するという第2の動作モードとでの動作が可能であるので、制御回路が第1の動作モードで動作する期間には例えば出力回路のコンデンサの一方の両端を出力端として直流電力を出力することができ、制御回路が第2の動作モードで動作する期間には出力回路のコンデンサの一方の両端を出力端として交流電力を出力することができる。
本発明の実施形態1を示す回路ブロック図である。 同上の要部を示すブロック図である。 PWM信号のオンデューティが0.5程度である場合での同上の動作を示す説明図であり、PWM信号Vpの信号レベルと、遅延信号Vpdの信号レベルと、第1スイッチング素子Q1のオンオフ状態と、第2スイッチング素子Q2のオンオフ状態との時間変化を示す。 PWM信号のオンデューティが1である場合での同上の動作を示す説明図であり、第1スイッチング素子Q1のオンオフ状態と、第2スイッチング素子Q2のオンオフ状態との時間変化を示す。 同上の変更例の動作の一例を示す説明図であり、PWM信号Vpの信号レベルと、第1スイッチング素子Q1のオンオフ状態と、第2スイッチング素子Q2のオンオフ状態との時間変化を示す。 同上の別の変更例を示す回路ブロック図である。 本発明の実施形態2を示す回路ブロック図である。 同上の要部を示す回路ブロック図である。 同上の動作の一例を示す説明図であり、遅延信号Vpdの信号レベルと、検出電圧Vdと、誘導電圧ZCDと、第1スイッチング素子Q1のオンオフ状態と、第2スイッチング素子Q2のオンオフ状態との時間変化を示す。 本発明の実施形態3を示す回路ブロック図である。 (a)(b)はそれぞれ同上に対する電気的光源の接続の形態を示す説明図であり、(a)は電気的光源として放電灯Laが接続された状態を示し、(b)は電気的光源として発光ダイオードアレイLEDが接続された状態を示す。 同上を用いた照明器具の一例を示す分解斜視図である。 同上を用いた照明器具の別の例を示す分解斜視図である。 従来例を示す回路ブロック図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態は、図1に示すように、発光ダイオードアレイLEDを点灯させる直流電力を出力するものである。
具体的に説明すると、本実施形態の電源装置1は、低電圧側の出力端がグランドに接続された直流電源Eと、直流電源Eの高電圧側の出力端にドレインが接続されたNチャネル型のMOSFETからなる第1スイッチング素子Q1と、第1スイッチング素子Q1のソースにカソードが接続されるとともにアノードがグランドに接続されたダイオードD1と、ダイオードD1と第1スイッチング素子Q1との接続点に一端が接続されたインダクタL1と、インダクタL1の他端に一端が接続されて他端がグランドに接続されたコンデンサC1と、第1スイッチング素子Q1のゲートに適宜の電圧を出力することで第1スイッチング素子Q1をオンオフ駆動する制御回路2とを備え、コンデンサC1の両端が出力端として発光ダイオードアレイLEDに接続されている。すなわち、第1スイッチング素子Q1と、ダイオードD1と、インダクタL1と、コンデンサC1とで、周知のバックコンバータが構成されている。また、インダクタL1とコンデンサC1とが請求項における出力回路を構成している。
直流電源Eは、周知のローパスフィルタLPFを介して交流電源ACから入力された交流電力を全波整流するダイオードブリッジDBと、ダイオードブリッジDBの直流出力を所定電圧の直流出力に変換する周知のブーストコンバータとからなる。すなわち、ダイオードブリッジDBの出力端間には、インダクタL0とスイッチング素子Q0との直列回路が接続され、スイッチング素子Q0にはダイオードD0とコンデンサC0との直列回路が並列に接続されている。さらに、本実施形態は、直流電源Eのスイッチング素子Q0をオンオフ駆動する電源駆動回路E1を有する。電源駆動回路E1は、例えば直流電源Eの出力電圧を一定に保つようにスイッチング素子Q0のオンデューティを随時変更する。このような電源駆動回路E1は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
また、本実施形態は、制御回路2にとって第1スイッチング素子Q1を駆動するための電源となる駆動用コンデンサCsを有する。駆動用コンデンサCsは、一端を第1スイッチング素子Q1のソースに接続されている。さらに、本実施形態は、駆動用コンデンサCsを充電する充電用電源としての充電用コンデンサCcを備える。充電用コンデンサCcは例えば電解コンデンサからなり、一端(低電圧側)がグランドに接続される一方、他端(高電圧側)は、駆動用コンデンサCsにおいて第1スイッチング素子Q1に接続されていない側の端子(すなわち高電圧側の端子)に対し、充電用ダイオードDcを介して接続されている。さらに、充電用コンデンサCcの上記他端(高電圧側)は、抵抗Rcを介してダイオードブリッジDBの高電圧側の直流出力端に接続されており、充電用コンデンサCcはダイオードブリッジDBの出力により随時充電される。なお、上記のように充電用コンデンサCcを抵抗Rcを介して直流電源Eに接続する代わりに、充電用コンデンサCcを充電する電流を例えばトランス(図示せず)を用いて生成する構成としてもよい。
さらに、ダイオードD3の両端間には、抵抗Rdと、Nチャネル型のMOSFETからなるスイッチング素子Q2との直列回路が並列に接続されている。
ここで、インダクタL1を電流が流れている期間には、駆動用コンデンサCsは、受電用コンデンサCcと、ダイオードDcと、駆動用コンデンサCsと、インダクタL1と、コンデンサC1と発光ダイオードアレイLEDとの並列回路とで構成されるループに流れる電流により充電される。
また、第2スイッチング素子Q2がオンされている期間には、駆動用コンデンサCsは、充電用コンデンサCcと、ダイオードDcと、駆動用コンデンサCsと、抵抗Rdと第2スイッチング素子Q2との直列回路とで構成されるループに流れる電流により充電される。
次に、制御回路2の動作を説明する。制御回路2は、PWM信号生成回路3からPWM信号Vpを入力され、入力されたPWM信号Vpに応じて動作する。
まず、PWM信号Vpについて説明すると、PWM信号Vpは0〜1のオンデューティをとりオンデューティが0でも1でもないときにはHレベルとLレベルとの間で信号レベル(例えば電圧値)を周期的に切り替える矩形波である。さらに、PWM信号生成回路3は、HレベルとLレベルとのいずれかの信号レベルをとるリセット信号Vrsを入力されており、リセット信号VrsがHレベルである期間には上記のオンデューティを0として制御回路2に出力するPWM信号Vpの信号レベルをLレベルに固定する。リセット信号VrsがLレベルである期間中にPWM信号生成回路3が出力するPWM信号Vpのオンデューティについては、例えば予めPWM信号生成回路3に保持されたプログラムに従って決定されるものとしてもよいし、外部からの入力に応じて決定されるものとしてもよい。
なお、リセット信号Vrsの信号レベルと動作との対応関係は上記に限られず、上記とは逆にリセット信号VrsがLレベルであるときにPWM信号VpがLレベルに固定されるようにしてもよい。また、リセット信号Vrsは外部から入力されるものであってもよいし、短絡や過電流やコンデンサC1の両端間に負荷が接続されていない無負荷状態などの異常を検出してリセット信号Vrsを出力する異常検出回路(図示せず)を電源装置1に設けてもよい。上記のような異常検出回路は周知技術で実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。
制御回路2は、PWM信号Vpのオンデューティ(すなわち、1周期の中でHレベルの時間が占める割合)が高いほど、出力電力を増加させる。
具体的には、制御回路2は、図2及び図3に示すように、入力されたPWM信号Vpを所定の遅延時間tdだけ遅延させた遅延信号Vpdを出力する遅延回路21と、PWM信号Vpの周波数に対して充分に高い周波数の矩形波である駆動信号を生成する発振回路22と、遅延回路21が出力した遅延信号Vpdと発振回路22の出力との論理積をとる論理積回路ANDとを有する。そして、論理積回路ANDの出力がHレベルである期間には第1スイッチング素子Q1がオンされ、論理積回路ANDの出力がLレベルである期間には第1スイッチング素子Q1がオフされる。つまり、遅延信号VpdがHレベルである期間は、第1スイッチング素子Q1が駆動信号の周波数で周期的に繰り返しオンオフ駆動されるという動作(以下、「通常動作」と呼ぶ。)が行われる期間(以下、「オン期間」と呼ぶ。)とされている。さらに、遅延信号VpdがLレベルである期間は、第1スイッチング素子Q1がオフ状態に維持される期間(以下、「オフ期間」と呼ぶ。)とされている。上記のオン期間Tonとオフ期間Toffの合計に対してオン期間Tonが占める割合は、PWM信号Vpのオンデューティに一致する。
さらに、制御回路2は、入力されたPWM信号Vpから遅延信号Vpdを減算するとともに負の部分をLレベルに揃えることで第2スイッチング素子Q2の駆動用の出力を生成する減算回路23を備える。すなわち、減算回路23の出力がHレベルである期間には第2スイッチング素子Q2がオンされ、減算回路23の出力がLレベルである期間には第2スイッチング素子Q2がオフされる。
従って、図3に示すように、オン期間Ton毎に1回ずつ、オン期間Tonの開始直前に遅延時間tdにわたり第1スイッチング素子Q1がオフ状態に維持されたまま第2スイッチング素子Q2がオン状態とされることで駆動用コンデンサCsが充電されるという充電動作が行われることになる。
また、電源がオンされて直流電源Eからの直流電力の出力が開始された時点から継続してPWM信号Vpのオンデューティが1である場合、図4に示すように、電源がオンされた直後の遅延時間tdにのみ第2スイッチング素子Q2がオンされるとともに第1スイッチング素子Q1がオフされた状態となり、その後は第2スイッチング素子Q2がオフ状態に維持されたまま第1スイッチングQ1が繰り返しオンオフ駆動される通常動作が継続されることになる。
上記構成によれば、第2スイッチング素子Q2がオンされて駆動用コンデンサCsの充電が開始される際の充電電流のピーク値が、抵抗Rdのいわゆる電流制限抵抗としての作用によって抑制される。
また、例えば第2スイッチング素子Q2に流れる電流に基いた異常の検出や制御を行う場合に、抵抗Rdの両端電圧を、第2スイッチング素子Q2に流れる電流の検出に用いることができる。
さらに、個々のオン期間Ton毎に充電動作が行われるので、仮にオフ期間Toff中に駆動用コンデンサCsの電圧が低下したとしてもオン期間Tonの開始とともに確実に第1スイッチング素子Q1をオンすることができる。
また、ダイオードD1が第2スイッチング素子Q2とは別途に設けられるとともに第2スイッチング素子Q2と抵抗Rdとの直列回路に並列に接続されているので、第2スイッチング素子Q2がオフされている期間には抵抗Rdによる損失が発生しない。
なお、遅延回路21を用いる代わりに、図5に示すように、制御回路2が、PWM信号VpがHレベルの期間をそのままオン期間Tonとし、PWM信号VpがLレベルの期間をそのままオフ期間Toffとするとともに、オフ期間Toff中には常に第2スイッチング素子Q2をオンする(すなわち充電動作を行う)ようにしてもよい。この場合、電源がオンされて直流電源Eからの直流電力の出力が開始された直後にPWM信号VpがHレベルであっても充電動作が行われるように、電源がオンされて直流電源Eからの直流電力の出力が開始された直後については別途の制御が必要となる。上記のような第2スイッチング素子Q2の駆動用の出力は例えばPWM信号Vpの否定をとる否定回路(図示せず)を用いて生成可能であるので詳細な図示並びに説明は省略する。
また、直流電源Eは上記のようなブーストコンバータに限られず、図6に示すように電池を用いてもよいし、他の周知の直流電源を用いてもよい。
さらに、オン期間毎に、充電動作を複数回ずつ間欠的に行ってもよい。この構成を採用すれば、電気的ストレスがさらに抑えられる可能性がある。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1において図1〜図4で説明したものと共通であるので、共通する部分についての説明は省略する。
本実施形態は、オン期間Ton中の第1スイッチング素子Q1のオンオフ切替のタイミングを、実施形態1のような発振回路22の出力に基いて決定する代わりに、出力回路を構成するインダクタL1に流れる電流(以下、「回路電流」と呼ぶ。)ILに基いて決定している。
具体的には、制御回路2に発振回路22が設けられる代わりに、図7に示すように、駆動信号を生成して制御回路2に入力するタイミング回路4が設けられている。さらに、インダクタL1には二次巻線が設けられており、この二次巻線において回路電流ILの増加時に高電圧側となる一端はタイミング回路4に接続されて他端はグランドに接続されている。また、コンデンサC1とダイオードD1との間には回路電流ILを検出するための電流検出手段としての電流検出抵抗Riが接続されている。すなわち、電流検出抵抗RiとコンデンサC1との接続点の電圧(以下、「検出電圧」と呼ぶ。)Vdは回路電流ILに比例するのであり、この検出電圧Vdがタイミング回路4に入力されている。
タイミング回路4は、図8に示すように、反転入力端子に所定の第1参照電圧Vr1が入力されるとともに非反転入力端子に検出電圧Vdが入力された第1コンパレータCP1と、反転入力端子に所定の第2参照電圧Vr2が入力されるとともに非反転入力端子にはインダクタL1の二次巻線に誘導された電圧(以下、「誘導電圧」と呼ぶ。)ZCDが入力された第2コンパレータCP2と、リセット端子Rが第1コンパレータCP1の出力端子に接続されるとともにセット端子Sが第2コンパレータCP2の出力端子に接続されたRS型のフリップフロップ回路FFとを備え、このフリップフロップ回路FFの出力端子Qが、駆動信号を出力する出力端となっている。
すなわち、第1スイッチング素子Q1がオンされると図9に示すように回路電流ILが徐々に増加することで検出電圧Vdが徐々に高くなり、やがて検出電圧Vdが第1参照電圧Vr1に達すると第1スイッチング素子Q1がオフされる。すると回路電流ILが低下を開始し、やがて回路電流ILがゼロに達すると誘導電圧ZCDが立ち上がり、第2参照電圧Vr2を上回ることで、回路電流ILのゼロクロスが検出されて第2コンパレータCP2からフリップフロップ回路FFのセット端子Sへの入力電圧がHレベルとなる。すると、第1スイッチング素子Q1が再度オンされ、以下、同様の動作が繰り返される。つまり、第2コンパレータCP2が請求項におけるゼロクロス検出手段であり、第1参照電圧Vr1を電流検出抵抗Riの抵抗値で除した値が請求項における所定の上限値である。なお、オン期間Tonの最初に限り、第1スイッチング素子Q1のオン制御は、上記のようなゼロクロスの検出に応じてではなく、遅延信号Vpdの立ち上がりに応じて、充電動作の後に行われる。
また、タイミング回路4は、最後にゼロクロスが検出されてから(つまり、第2コンパレータCP2の出力がHレベルとなってから)の経過時間を計時するタイマ回路TMを有する。タイマ回路TMは、第2コンパレータCP2の出力端子に接続されたスタート端子Sと、第1コンパレータCP1の出力端子に接続されたリセット端子Rと、制御回路2に接続された出力端子Fとを有する。そして、タイマ回路TMは、通常は制御回路2への出力をLレベルとし、誘導電圧ZCDが立ち上がって第2コンパレータCP2の出力がHレベルとなったときに所定の待機時間tcの計時を開始する。また、タイマ回路TMは、待機時間tcの計時中に第1コンパレータCP1の出力がHレベルとなったときに計時をリセットし、次に第2コンパレータCP2の出力がHレベルとなったときに再度0からの計時を開始する。そして、タイマ回路TMは、第1コンパレータCP1の出力がHレベルとなることなく待機時間tcの計時を完了した場合、制御回路2への出力をHレベルとする。制御回路2は、タイマ回路TMの出力がHレベルである期間には、第1スイッチング素子Q1をオフ状態に維持したままで第2スイッチング素子Q2をオンさせるという充電動作を行う。これにより、例えば発光ダイオードアレイLED等の負荷が外れて回路電流ILが流れなくなった場合、PWM信号Vpに関わらず充電動作が行われる。図9の例では遅延信号VpdがLレベルとなったときにも回路電流ILが0に低下することで誘導電圧ZCDが立ち上がっているが、このときには遅延信号VpdがLレベルとなっていることにより第1スイッチング素子Q1のオン制御は行われていない。タイマ回路TMの出力のLレベルへの復帰は、例えば遅延信号VpdがHレベルとなったときに行われる。
なお、電流検出手段としては、上記のような電流検出抵抗Riを設ける代わりに、第2スイッチング素子Q2に直列に接続された抵抗Rdを用いてもよい。ただし、フライホイールダイオードとして第2スイッチング素子Q2の寄生ダイオードを用いずに実施形態1及び本実施形態のようにダイオードD1を別途に設ける場合には、上記の抵抗Rdとは別途に電流検出抵抗Riを設けることが精度の観点からは望ましい。
(実施形態3)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分についての説明は省略する。
本実施形態では図10に示すようにダイオードD1が省略されており、第2スイッチング素子Q2の寄生ダイオードがフライホイールダイオードとして機能する。これにより、第2スイッチング素子Q2がオフされている期間にも抵抗Rdでの損失が発生することになる代わりに、部品点数が減少して製造コストの低下が可能となっている。上記のようなダイオードD1の省略は実施形態1や実施形態2でも可能であり、逆に本実施形態において実施形態1や実施形態2のように別途のダイオードD1を設けてもよい。
また、本実施形態は、制御回路2は入力される切替信号に応じて動作モードを切り替えるものとなっており、制御回路2が動作モードを切り替えることにより、発光ダイオードアレイLEDを点灯させるための直流電力の出力以外にも、図11(a)に示す放電灯Laを点灯させるための交流電力の出力も可能となっている。上記の切替信号は電源装置1の外部から入力されるものであってもよいし、使用者の操作入力に応じて又は後述する端子11a,12a,12b,13a,13b間のインピーダンスの検出に応じて制御回路2に切替信号を入力する切替回路(図示せず)を設けてもよい。上記のような切替回路は周知技術で実現可能であるので詳細な図示並びに説明は省略する。
さらに、本実施形態には、一対のフィラメントを有してフィラメント間に入力される交流電力により点灯する熱陰極型の放電灯Laと、直流電力により点灯する発光ダイオードアレイLEDとの一方が択一的に接続可能となっている。
具体的に説明すると、本実施形態では、インダクタL1とコンデンサ(以下、「第1コンデンサ」と呼ぶ。)C1との間に、発光ダイオードアレイLEDのアノード側に接続される端子(以下、「直流用端子」と呼ぶ。)11aが設けられている。さらに、第1コンデンサC1とグランドとの間に第2コンデンサC2が追加されており、第2コンデンサC2の両端にはそれぞれ放電灯Laの一方ずつのフィラメントの一端又は発光ダイオードアレイLEDのカソードに接続される端子(以下、「共用端子」と呼ぶ。)12a,12bが設けられている。すなわち、共用端子12a,12bは、発光ダイオードアレイLEDが接続された状態では互いに短絡される。このような短絡は上記のように発光ダイオードアレイLED等の負荷自体によって行われるものとしてもよいし、後述する第1の動作モード中にはオン制御されて後述する第2の動作モード中にはオフ制御されるスイッチング素子(図示せず)を共用端子12a,12b間に設けてもよい。
さらに、本実施形態は、放電灯Laの各フィラメントの予熱のために、一端がスイッチング素子Q1,Q2の接続点に接続されるとともに他端が第3コンデンサC3を介してグランドに接続された一次巻線を有するトランスT1を備える。このトランスT1は2本の二次巻線を有し、各二次巻線は、それぞれ一端が共用端子12a,12bの一方ずつに接続されている。さらに、それぞれ一方ずつ二次巻線の他端に接続されるとともに放電灯Laの一方ずつのフィラメントの他端(すなわち共用端子12a,12bが接続されない側の一端)に接続される2個の交流用端子13a,13bが設けられている。
次に、本実施形態における制御回路2の動作を説明する。
切替信号により直流電力の出力が指示されている期間に実行される第1の動作モードの動作は、実施形態1及び実施形態2で説明した動作のいずれでもよいので説明を省略する。この期間には、第1コンデンサC1の両端の端子11,12a,12bから直流電力が出力される。
切替信号により交流電力の出力が指示されている期間に実行される第2の動作モードでは、制御回路2は、第1スイッチング素子Q1と第2のスイッチング素子Q2とを交互にオンオフするという動作を行う。すなわち、第1及び第2スイッチング素子Q1,Q2とインダクタL1と第1及び第2コンデンサC1,C2とが周知のハーフブリッジ形のインバータとして動作し、放電灯Laの一方のフィラメントに接続される端子12a,13aと他方のフィラメントに接続される端子12b,13bとの間に交流電力が出力される。また、始動時には、トランスT1の各二次巻線に誘導される電流により、放電灯Laの各フィラメントがそれぞれ予熱される。上記のような第2の動作において、放電灯Laに出力される電力は、インダクタL1と第1及び第2コンデンサC1,C2と放電灯Laとが構成する共振回路の共振周波数と、制御回路2が第1及び第2スイッチング素子Q1,Q2を交互にオンオフする周波数(以下、「動作周波数」と呼ぶ。)との関係に応じて変化する。そこで、制御回路2が、抵抗Rdの両端電圧に基いて放電灯Laへの出力電力を検出するとともに、放電灯Laへの出力電力を所定の目標値とするように動作周波数を随時変更するというフィードバック制御を行ってもよい。
ここで、上記の各実施形態において、第2スイッチング素子Q2を制御回路2とともに1チップの集積回路に構成してもよく、さらに他の素子を集積化してもよい。制御回路2とともに集積化される素子としては、第2スイッチング素子Q2の他に、第2スイッチング素子Q2に直列に接続された抵抗Rdや、充電用コンデンサCcと駆動用コンデンサCsとの間に介在するダイオードDcなどが考えられ、技術的に可能であれば駆動用コンデンサCsを集積化してもよい。上記のように適宜の集積化を行うことで、部品点数を削減して小型化が可能となる。さらに、第2スイッチング素子Q2を集積化した場合には、制御回路2のみを集積回路で構成する場合に比べ、制御回路2を構成する集積回路において第2スイッチング素子Q2のゲートに接続されていた端子を削減することができる。この場合において、第2スイッチング素子Q2は、高耐圧プロセスと呼ばれる周知技術を用いて、DMOS(Double-Diffused MOSFET)構造として形成することができる。
なお、第1スイッチング素子Q1として上記のようなNチャネル型のMOSFETに代えてPチャネル型のMOSFETを用いた場合であっても、第1スイッチング素子Q1がダイオードD1よりも低電圧側に接続されるような回路構成とされた場合に上記のような駆動用コンデンサCsは必要となる。この場合、やはり第1スイッチング素子Q1の寄生ダイオードが直流電源Eの出力に対して逆向きとされるので、第1スイッチング素子Q1はドレインが直流電源Eに接続されてソースがダイオードD1に接続される。
上記の各実施形態で説明した各種の電源装置1は、それぞれ、図12や図13に示すような器具本体51に対し例えば矢印A1で示すように収納されて照明器具5を構成することができる。器具本体51は、電源装置1に接続される発光ダイオードアレイLEDや放電灯Laなどの電気的光源を、該電気的光源の形態に応じた適宜の手段によって保持する。上記のような器具本体51は周知技術によって実現可能であるので、詳細な図示並びに説明は省略する。なお、発光ダイオードアレイLEDに代えて、例えば有機ELのように直流電力で点灯される他の周知の電気的光源を接続してもよい。
1 電源装置
2 制御回路
3 PWM信号生成回路
5 照明器具
51 器具本体
C1 コンデンサ(請求項における出力回路の一部)
Cc 充電用コンデンサ(請求項における充電用電源)
CP2 第2コンパレータ(請求項におけるゼロクロス検出手段)
Cs 駆動用コンデンサ
D1 ダイオード
E 直流電源
L1 インダクタ(請求項における出力回路の一部)
Q1 第1スイッチング素子
Q2 第2スイッチング素子
Ri 電流検出抵抗(請求項における電流検出手段)

Claims (7)

  1. 直流電力を出力する直流電源と、
    一端が直流電源の出力端に接続された第1スイッチング素子と、
    第1スイッチング素子に対して直列に且つ直流電源の出力に対して逆向きに接続されたダイオードと、
    ダイオードとともにループを構成するインダクタを含み負荷が接続される出力回路と、
    一端が第1スイッチング素子とダイオードとの間に接続された駆動用コンデンサと、
    駆動用コンデンサの他端に接続されるとともに直流電源から電力を供給されて駆動用コンデンサを充電する充電用電源と、
    ダイオードの両端間の短絡をオンオフする第2スイッチング素子と、
    第2スイッチング素子をオンオフ駆動するとともに駆動用コンデンサを電源として第1スイッチング素子をオンオフ駆動する制御回路とを備え、
    制御回路は、入力されたPWM信号の信号レベルに応じて、第2スイッチング素子をオフ状態に維持しつつ第1スイッチング素子を繰り返しオンオフ駆動するというオン期間の動作と、第1スイッチング素子をオフ状態に維持するというオフ期間の動作とのいずれかを行うものであって、
    動作をオフ期間からオン期間に切り替える直前には、第1スイッチング素子をオフ状態に維持しつつ第2スイッチング素子をオン状態とすることで駆動用コンデンサを充電するという充電動作を行うことを特徴とする電源装置。
  2. PWM信号を制御回路に入力するPWM信号生成回路を備え、
    PWM信号生成回路は、外部から入力されるリセット信号の信号レベルが所定のレベルである期間にはオフ期間の動作を継続させるようなPWM信号を制御回路に入力することを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 制御回路と第2スイッチング素子とが1個の集積回路に集積化されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電源装置。
  4. 出力回路のインダクタに流れる電流のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手段と、
    出力回路のインダクタに流れる電流を検出する電流検出手段とを備え、
    制御回路は、オン期間の動作中には、ゼロクロス検出手段によってゼロクロスが検出されたときに第1スイッチング素子をオン制御するとともに、電流検出手段によって検出された電流が所定の上限値に達したときに第1スイッチング素子をオフ制御し、
    ゼロクロス検出手段によってゼロクロスが検出されてから所定時間が経過しても、電流検出手段によって検出された電流が前記所定の上限値に達しない場合、充電動作を開始することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源装置。
  5. 出力回路は、インダクタとの直列回路としてダイオードの両端間に接続されたコンデンサを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電源装置。
  6. 出力回路は、インダクタとの直列回路としてダイオードの両端間に接続された2個のコンデンサを有し、
    制御回路は、入力される切替信号に応じて、オン期間の動作とオフ期間の動作とが行われる第1の動作モードと、第2スイッチング素子と第1スイッチング素子とを交互にオンオフ駆動するという第2の動作モードとでの動作が可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電源装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電源装置と、電源装置を保持する器具本体とを備え、出力回路から出力される電力により負荷としての電気的光源を点灯させることを特徴とする照明器具。
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