JP2011155465A - 無線通信システム、無線基地局および無線端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サービスチャネル(周波数)の違いから、端末が公衆基地局のサービスエリアからフェムトセルへ移動した際に、待ち受けの切り替えが困難であった。
【解決手段】近距離無線通信を用いてユーザのシステム選択希望を検出し、携帯電話システムのショートメッセージを用いて携帯電話端末に待ち受けチャネルの切替契機を伝達することにより待ち受け局の選択を行なう。
【選択図】図3
【解決手段】近距離無線通信を用いてユーザのシステム選択希望を検出し、携帯電話システムのショートメッセージを用いて携帯電話端末に待ち受けチャネルの切替契機を伝達することにより待ち受け局の選択を行なう。
【選択図】図3
Description
本発明は、無線通信システム、無線基地局および無線端末装置に係り、無線移動端末が、マクロセル等から構成される公衆携帯電話サービスと、小セルが重複したエリアにおいて、提供可能な携帯電話等の移動電話サービスを受ける無線通信システム、無線基地局および無線端末装置に関する。
移動電話サービスは電波を利用した無線通信である。電波は建材などによって吸収・反射するため、屋内などの特定空間では受信可能な電波の電力が弱まってしまう。このため、基地局装置から無線端末に通信を行なう下り回線(Forward Link)では、回線品質の劣化から十分なスループットを出すことができない課題があった。また、無線端末から基地局装置への通信である上り回線(Reverse Link)では、無線端末は送信電力を上げて通信しなければならず、無線端末の消費電力が大きくなってしまう課題があった。
無線端末の利用頻度が高い屋内で、顕著にこれらの現象が見られるため、屋内などに設置される小型の基地局装置(フェムトセル基地局装置)により構成されるフェムトセルが注目されている。フェムトセル基地局装置からの信号を受信した無線端末装置は、フェムトセル基地局装置にアクセスすることで、電波状況を改善し、スループットの低下などの課題を解決することができる。
CDMA移動通信においては、複数のキャリヤ周波数を用いてサービスを実施している。1つのキャリヤ周波数でサポートするチャネルをサービスチャネルと呼ぶ。上記で説明したフェムトセル基地局は、カバーエリアが狭く、接続するユーザ数が少ないこと、また、安価に作る必要があることから、多数のサービスチャネルをサポートする必要はない。そのため、公衆システムのサービスチャネルと、フェムトセルのサービスチャネルの数や周波数に差分が発生する。
通常、携帯電話端末は通常公衆システムのサービスチャネルで待ち受けている。従って、端末がフェムトセルの配下にきても、引き続き公衆システムのサービスチャネルに接続しつつけ、フェムトセルの存在に気付かないという問題が発生する。
携帯電話端末が、適切にフェムトセルに切り替えるシステム選択方式として、フェムトセル基地局装置がパイロットビーコンを送信する方法が知られている。特許文献1は、パイロットビーコンを用いたハードハンドオフにおいて、ピンポン現象を抑圧するハンドオフ制御方法を開示している。
一方、近年、非接触型の近距離無線通信方式を採用する通信チップの利用が盛んになってきている。携帯電話端末にもそのチップが具備され、鉄道運賃の支払いなどに利用されている。こうした近距離通信の特長は、リーダ/ライタと通信チップとを数cmの近距離に近付ける必要があり、その近付けるという行為でユーザの意思を確認できることにある。
フェムトセル基地局装置は、パイロットビーコンを、公衆システムのサービスチャネルに送信し、端末に対してフェムトセルの存在を知らせる。端末はパイロットビーコンを検出することを契機に、フェムトセルのサービスチャネルの検出を開始する。
しかし、パイロットビーコン方式にはいくつかのデメリットが存在する。第1のデメリットは、パイロットビーコン信号による公衆システムへの干渉である。パイロットビーコン方式は、公衆波と同じチャネルでビーコンを出す方式である。そのため、パイロットビーコンが公衆システムに接続する端末に干渉してしまう。公衆基地局装置の電波が弱いエリアではフェムトセル基地局装置が発するパイロットビーコンの干渉のために、公衆基地局装置側のサービスレベルが更に劣悪になるケースも考えられる。逆に公衆基地局装置の電波が強いエリアではフェムトセルエリア構築のためにこれに打ち勝つパイロットビーコンを出す必要がある。パイロットビーコンの出力設計は、複雑な要因が絡み、非常に難しい。
第2のデメリットは、コストへの影響である。フェムトセルは、公衆基地局がサービスする既存の音声/データ通信の全チャネルにビーコンを出す必要がある。昨今は、例えば、800MHz、1.5GHz、2GHzといった、離散的な複数のバンドクラスをサポートする必要があり、フェムトセルのハードウェア増加が考えられる。結果的に装置のコストが上昇してしまう。コストを抑える方法として、多数のサービスチャネル全てに同時にパイロットビーコンを送信する仕組みではなく、時間分割により、順次サービスチャネルを変えながらパイロットビーコンを送信して、全てのサービスチャネルにパイロットビーコンを送信する方法も知られている。しかし、すべてのサービスチャネルにパイロットビーコンを送信するには時間がかかるため、利便性が悪い。
上述した課題は、近距離無線通信リーダを備えた無線基地局と、無線端末管理装置と、呼処理装置とからなる無線通信システムであって、無線基地局は、近距離無線リーダが無線端末のIDを読取ったとき、システム選択通知を無線端末管理装置に送信し、無線端末管理装置は、IDが無線基地局に対して接続可能な無線端末のIDか判定し、接続可能なとき、無線端末の公衆無線通信システムの電話番号を呼処理装置に送信し、呼処理装置は、公衆無線通信システムと接続し、公衆無線通信システムを介して無線端末に基地局切り替え指示を送信する無線通信システムにより、達成できる。
また、アンテナと、このアンテナに接続された送受切替器と、この送受切替器に接続された送信部と受信部と、送信部と受信部とに接続されたIPパケット・無線パケット変換演算処理部と、このIPパケット・無線パケット変換部と接続されたインタフェース部と近距離無線通信リーダとからなる無線基地局であって、近距離無線通信リーダが無線端末のIDを読取ったとき、システム選択通知をインタフェース部から送信する無線基地局により、達成できる。
さらに、アンテナと、このアンテナに接続された送受切替器と、この送受切替器に接続された送信部と受信部と、送信部と受信部とに接続されたIPパケット・無線パケット変換演算処理部と、このIPパケット・無線パケット変換部と接続されたID読取部とからなる無線端末装置であって、ID読取部が無線基地局のIDを読取ったとき、このIDが接続可能な基地局のIDか判定し、接続可能なとき、サービスチャネルを変更して、観測する無線端末装置により、達成できる。
本発明の無線通信システム、無線基地局および無線端末装置によれば、公衆移動電話システムに干渉を及ぼすことなく短時間でシステム切替を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例を用い図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質同一部位には同じ参照番号を振り、説明は繰り返さない。
携帯電話端末は公衆基地局のエリアでは公衆基地局のサービスチャネルで待ち受けている。しかし、フェムトセルのサービスを受けるには携帯電話端末がフェムトセルエリアに入ったときに公衆基地局のサービスチャネルから、フェムトセルのサービスチャネルに切り替える必要がある。
まず、図1を参照して、フェムトセルとマクロセルのサービスチャネルの違いを説明する。図1(a)は、CDMA移動通信において実施されている複数のキャリヤ周波数を用いたサービスエリアを示している。図1(a)において、マクロ基地局300から電波が送信され、マクロ基地局300のカバーエリアが構成される。また、そのエリアの中にフェムトセル基地局200が設定されていて、フェムトセルのカバーエリアを構成している。図1(b)(c)はサービスチャネルの状態を示している。また、図1(b)(c)の横軸は周波数、縦軸は信号強度である。
図1(b)において、公衆サービスであるマクロセル基地局300は、F2およびF3の2つのサービスチャネルを使って端末100にサービスを提供している。図1(b)のようにF2のサービスチャネルで待ち受け状態にある端末100は、F2の周波数だけを観測し、必要に応じて接続する基地局を乗り換えるハンドオーバを実施する。ところが、フェムト基地局装置のサポートするサービスチャネルが。図1(c)のようにF1だけであるとき、先の説明のように、端末装置がF2のみを観測する状態では、端末はフェムトセルの存在を確認することができない。よって、フェムトセル基地局装置を設置しても、この端末100がハンドオーバしてくることはなく、その効果が生まれない。
次に、図2を参照して、パイロットビーコンの送信を行なうフェムトセル基地局装置の課題を説明する。図2(c)において、フェムト基地局は、F2およびF3のサービスチャネルに対してパイロットビーコンを送信する。パイロットビーコンは、非サービスの基地局の存在を知らせるパイロット信号である。パイロットビーコンは、特定の時間帯にしか送信しないため、時多重された全ての無線チャネルに影響を与えるわけではない。しかし、他局の出すパイロットとは同じタイミングにて信号を送信するため、他局に接続する端末に対して特定のチャネルに干渉を与えてしまう。図2(b)では、マクロセル基地局に接続する端末100に、フェムトセル基地局200のパイロットビーコンが干渉を与えている。
図3を参照して、無線通信システムのシステム構成を説明する。実施例1のフェムトセルシステムは、呼処理サーバ210、管理サーバ220、加入者データベース230からなるセンタ装置と、フェムトセル基地局200の宅内装置で構成する。センタ装置とフェムトセル基地局200間はインターネット400を介して接続する。呼処理サーバ210は、呼接続処理を実施する。管理サーバ220は、フェムトセル基地局200を遠隔管理する。加入者データベース230は、フェムトセル基地局200と接続可能な端末情報を保持する。
呼処理サーバ210は、公衆移動体電話システムの公衆移動交換機320(以下MSC:Mobile services Switching Center)に接続している。公衆移動体電話システムは、MSC320、無線制御装置310(以下RNC:Radio Network Controller)、公衆基地局300(以下BTS:Base Transceiver Station)で構成する。BTS300は、端末を公衆移動体電話システムに接続する。RNC310は、基地局300を制御する。MSC320は、移動体交換機である。 フェムトセルエリアとは、フェムトセル基地局200が管理しているサービスエリアである。フェムトセルシステム内に入った移動端末機100は、位置登録動作を実施し、加入者データベース230に登録される。フェムトセルエリアにある携帯電話端末100から、別の携帯電話端末に発信をした場合、携帯電話端末からの発信要求を受信した呼処理サーバ210は、加入者データベース230を検索して発信端末が登録端末であるかを確認する。登録端末であった場合、2つの端末が属するフェムトセルに対してトラヒックチャネルの割り当てを実施して、フェムトセルエリア内での通話が可能となる。また、通信相手が加入者データベース230の登録端末でない場合には、発信側の端末が属するフェムトセル基地局200においてトラフィクチャネルの割り当てを実施し、相手の公衆移動体電話システムに発信呼設定の手順を実施する。上記の発信呼設定により、別の端末には着信のページングが公衆網のBTS300から掛り、通話が可能となる。
図4を参照して、フェムトセル基地局200の構成を説明する。図4において、フェムトセル基地局200は、アンテナ201、デプレクサ(DUP)202、無線受信部(RX)203、送信部(TX)204、中央演算装置(CPU)205、ネットワークI/F206、近距離無線通信リーダ207から構成される。
アンテナ201が受信した信号は、デプレクサ202を介して無線受信部203に送られる。無線受信部203は、RF処理、およびベースバンド処理を行ない、信号受信と復号処理を行なう。ベースバンド信号処理後、CPU205は、IPパケットに戻す処理を行ない、ネットワークインターフェース206を通じてネットワークに送られる。また、ネットワークから受信したデータについて、CPU205は、無線パケットに加工する。無線送信部204は、無線パケットについて、ベースバンド処理、RF処理を実施する。RF処理後の信号は、デプレクサ202を介して、アンテナ201から送信される。上述した受信処理によって、端末が送信してきた位置登録などの情報はIPパケットとしてセンタ装置に送られる。
フェムト基地局200は、近距離無線リーダ207を具備している。このリーダ207は、端末100につけられた近距離無線のデバイスを検知し、そのIDを読み取る。読み取られたIDは、CPU205に送られる。CPU205は、得られた結果を元に、システム選択通知のメッセージを作成し、ネットワークI/F306を通じて、管理サーバ220に報告する。
図5を参照して、フェムトセル基地局200が管理サーバ220へ送信するシステム選択通知メッセージを説明する。図5において、システム選択通知メッセージ600は、送信先アドレス601と、メッセージID602と、近距離無線ID603とから構成される。送信先アドレス601は、管理サーバ220のアドレスを記載する。メッセージID602は、システム選択通知メッセージであることを示すメッセージIDを記載する。近距離無線ID603は、近距離無線の情報で、端末を特定可能なIDである。
図6を参照して、管理サーバ220が加入者データベース230に送信する問合せメッセージを説明する。図6において、問合せメッセージ610は、送信先アドレス611、メッセージID612、識別No613、近距離無線ID614から構成される。送信先アドレス611は、送信先となる加入者データベース230のアドレスを記載する。メッセージID612は、問い合わせであることを示すメッセージIDを記載する。識別No613は、メッセージに対する応答との対応をとるための識別番号を記載する。近距離無線ID614は、フェムトセル基地局200から送られてきた端末を特定可能なIDを記載する。
図7を参照して、加入者データベース230が管理サーバ220へ送信するレスポンスメッセージを説明する。図7において、レスポンスメッセージ620は、送信先アドレス621、メッセージID622、識別No623、加入者電話番号624から構成される。送信先アドレス621は、管理サーバ220のアドレスを記載する。メッセージID622は、レスポンスであることを示すメッセージIDを記載する。識別No623は、先に管理サーバ220が加入者データベース230に電話番号を問い合わせる際に識別用につけた識別番号を記載する。加入者電話番号624は、該当する端末の電話番号を記載する。
図8を参照して、加入者データベースが保有する対応リストを説明する。図8において、対応リスト700は、近距離無線ID701、加入者電話番号702から構成される。対応リスト700により、任意の近距離無線IDから、該当する端末の電話番号が検索できる。
図9を参照して、システム選択の処理動作を説明する。公衆移動体電話システムのサービスエリアにおいて、携帯電話端末100は、公衆移動体電話システムのサービスチャネルを待ち受けている。近距離無線通信のチップを内蔵している携帯電話端末100は、ユーザの操作により、近距離無線通信のリーダを内蔵/外付けしたフェムトセル基地局200に近づけられる(S100)。フェムトセル基地局200は、携帯電話端末100の近距離無線通信の情報を読み取る(S101)。情報には、端末を特定可能なIDが含まれる。フェムトセル基地局200は、この情報を元に管理サーバ220へ「システム選択通知」メッセージを送信する(S102)。
これを受信した管理サーバ220は、加入者データベース230にIDを元に問い合わせる(S103)。これを受信した加入者データベース230は、該加入者データベースに予め登録された携帯電話端末の電話番号と、上記端末を特定するIDの対応リストを参照し、該当端末の電話番号を得て、電話番号を管理サーバ220に送信する(S104)。
管理サーバ220は、電話番号を元に呼処理サーバ210にシステム選択通知を送信する(S105)。呼処理サーバ210は、システム選択通知を指示されると、そのメッセージに含まれる加入者の電話番号をもとに、該当する携帯電話端末100に対して、ショートメッセージサービスを用いて「システム選択指示」を送信する。このため、呼処理サーバ210は、まず、MSC320に本指示をショートメッセージで送信する(S106)。
ショートメッセージを受信したMSC320は、RNC310を介してBTS300へショートメッセージの送信を指示する(S106〜S108)。
BTS300は、ショートメッセージを受信し、待ち受けを公衆基地局300からフェムトセル基地局200へ変更する指示を携帯電話端末100に対してショートメッセージを用いて行なう(S109)。
指示を受信した携帯電話端末100は、待ち受けを公衆基地局300からフェムトセル基地局200へ切り替える(S110)。具体的には、図1にて、F2のサービスチャネルに接続していた端末は、F1のサービスチャネルの観測を行ない、十分なレベルがあると判明したら、F1にて、該当するフェムトセル基地局装置にアクセスし、位置登録を行なう。
これに伴い、フェムトセル基地局200経由で位置登録のメッセージがMSC320に通知され、端末はフェムトセルでサービスを受けることが可能となる(S111〜S113)。
図9では、公衆基地局300からフェムトセル基地局200へ待ち受けを切り替える場合を説明した。逆にユーザ10がフェムトセルエリアから公衆基地局エリアへ移動する場合を以下説明する。この場合は、携帯電話端末100がフェムトセルエリアから遠ざかるに従ってフェムトセル基地局200の電波が弱まる。最終的には、携帯電話端末100は、フェムトセルアリアの圏外になる。いったん圏外になった以降、携帯電話端末100は、通常の公衆電話システムでの動作に戻り、公衆基地局300のチャネルを検出/選択して公衆基地局300へ位置登録を行なう。
実施例1では、システム選択を行なう際に、公衆移動体電話システムのショートメッセージを用いてシステム選択契機を携帯電話端末100に伝達した。これは、公衆基地局300の電波が届いているエリアで有効である。
一方、公衆基地局エリアが十分に構成できていないエリアでは、実施例1は、機能しない場合が考えられる。すなわち、端末100に対してショートメッセージが到達できない場合がある。このようなエリアでは、先に説明したように、微弱なパイロットビーコンでも端末に直接フェムトセルの存在を通知することが可能である。よって、本実施例と、パイロットビーコンを併用することで、こうした新たな課題を解決することができる。
実施例1では個人利用の場合を示したが、実施例1を用いれば法人利用で複数のフェムトセルが隣接して設置されている環境において利用するフェムトセルをユーザが意識的に指定して選択する場合についても容易に解決できる。
実施例1では、近距離無線通信のリーダ207がフェムトセル基地局200に内蔵されている。しかし、本質は、別の通信方式を使った移動体電話システムの切り替えであり、これにとらわれない。具体的には、近距離無線通信を使ったドア施錠などのシステムと連動し、端末の帰宅を感知したら一連の動作を起動してもよい。したがって、センタ装置に対して「システム選択通知」を送る主体は、フェムトセル基地局である必要はない。
図6では、メッセージに識別番号を付けて、検索を要求したIDと、加入者データベースにおい検索した結果(電話番号)との照合につかっていたが、変形実施例として、近距離無線通信のIDそのものを識別番号とみなして使う方法でもよい。
図10には、変形実施例における加入者データベース230への問い合わせのメッセージフォーマット610Aを示す。メッセージフォーマット610Aは、図6のメッセージフォーマット610との対比から明らかなように、識別No613がないだけである。
また、図11には、変形実施例のレスポンスメッセージのフォーマット620Aを示した。レスポンスメッセージのフォーマット620Aは、図7のレスポンスメッセージのフォーマット620との対比から明らかなように識別No623が、近距離無線通信ID625に置き換わっただけである。
図12を参照して、フェムトセル基地局200の処理動作を説明する。図12において、ステップ500で、フェムトセル基地局200は、その中に内蔵される近距離無線方式を起動し、電波を観測する。近接するチップが観測されるまで、フェムトセル基地局200は、観測を繰り返す。近接するチップが観測された場合、フェムトセル基地局200は、通信を行ない、チップのIDを読み取り、そのIDがフェムトセルに登録されているIDと一致するかを判定する(S501)。一致しないとき、フェムトセル基地局200は、ステップ500に戻る。ステップ501で一致するとき、フェムトセル基地局200は、センタ装置に対して既設定のIDを検出したことを報告する(S502)。報告には、図5で説明した、「システム選択通知」メッセージが使われる。
実施例1では、近距離無線通信を用い、フェムトセル基地局が、規定の端末が近づいたことを検出していた。実施例2では、逆に端末が、無線LANを用いて、フェムトセル基地局に接近したことを検知する。
具体的には、無線LANで特定のSSID(Service Set ID)を検出した場合などを契機に、携帯端末100Aは、待ち受けを公衆基地局300からフェムトセル基地局200Aへ切り替える。ここで、SSIDは、無線LANのアクセスポイントの識別子である。この際に、携帯端末100は、フェムトセル基地局200A経由で位置登録をMSC320に通知する。端末100は、フェムトセル基地局200Aでサービスを受けることが可能となる。
図13を参照して、実施例2のフェムトセル基地局200Aの構成を説明する。図13において、フェムトセル基地局200Aは、アンテナ201、デプレクサ(DUP)202、無線受信部(RX)203、送信部(TX)204、中央演算装置(CPU)205、ネットワークI/F206、無線LAN送受信部208から構成される。
アンテナ201が受信した信号について、デプレクサ202は、無線受信部203に送信する。無線受信部は、RF処理およびベースバンド処理を行ない信号受信と復号処理が行なわれる。ベースバンド信号処理後にCPU205は、IPパケットに戻す処理を行ない、ネットワークインターフェース206を通じてネットワークに送る。
また、ネットワークから受信したデータについて、CPU205は、無線パケットに加工する。無線送信部204は、ベースバンド処理よびRF処理を実施する。RF処理した信号について、デプレクサ202は、アンテナ201から送信する。フェムトセル基地局200Aは、無線LAN送受信部208を具備している。無線LAN送受信部208は、フェムトセル基地局200Aを識別するSSIDを送信する。
図14を参照して、実施例2の端末装置100Aの構成を説明する。図14において、端末装置100Aは、アンテナ101、デプレクサ(DUP)102、無線受信部(RX)103、送信部(TX)104、中央演算装置(CPU)105、アプリケーション用CPU106、無線LAN送受信部108から構成される。
図14において、アンテナ101が受信した信号について、デプレクサ102は、無線受信部103に送信する。無線受信部103は、RF処理およびベースバンド処理を行ない、信号受信と復号処理を行なう。ベースバンド信号処理後にCPU105は、IPパケットに戻す処理が行ない、アプリケーション実施手段であるCPU106に送る。
また、アプリケーション実施用のCPU106から送られたIPパケットについて、CPU105は、無線パケットに加工する。無線送信部104は、無線パケットにベースバンド処理とRF処理を実施し、デプレクサ102を介して、アンテナ101から送信する。端末装置100Aは、無線LAN送受信部108を具備している。無線LAN送受信部108は、フェムト基地局200Aから、無線LANの信号を受信すると、SSIDを識別する。
図15を参照して、端末装置100Aの動作フローを説明する。図15の処理フローは端末装置100AのCPU105で実施される。図15において、まず、CPU105は、無線LANシステムの電波を観測する(S520)。無線LANの信号を検知できない場合、CPU105は、一定期間の受信休止後(S524)、再度無線LANの信号の検知を試みる(S520)。ステップ520にて、無線LANの信号が検出された場合、CPU105は、受信した信号のSSIDを確認する(S521)。確認したSSIDが予め端末100に登録されたものである場合、CPU105は、受信レベルを確認する。受信レベルが閾値以上の値である場合、CPU105は、フェムトセルのサービスチャネルに切り替え、受信レベルを確認する(S522)。ステップ521にて、SSIDが既設定値と異なる場合や、十分な受信レベルに満たない場合、CPU105は、ステップ524に移る。
ステップ522で受信レベルが十分な場合、CPU105は、フェムトセルへの切り替えを実施する(S523)。ステップ522で受信レベルが不十分、あるいは信号が検知できない場合には、元のサービスチャネルに戻り、ステップ524に戻る。
実施例2同様の考え方は、近距離無線通信を使っても実現できる。この場合には、図4で示したようにフェムトセル基地局に近距離無線通信のリーダを具備するのではなく、図16に示すように、端末100Bに近距離無線通信リーダを具備する。一方、フェムトセル基地局200Bは、その筐体の外面に近距離無線通信チップを実装する。近距離無線通信チップは、近距離無線通信リーダからの電波に応答して動作する。つまり、近距離無線通信チップは、フェムトセル基地局200Bの他の機能ブロックと相互作用がない。したがって、ブロック図として表現できず、図示を省く。
図16を参照して、実施例3の端末装置100Bの構成を説明する。図16において、端末装置100Aは、アンテナ101、デプレクサ(DUP)102、無線受信部(RX)103、送信部(TX)104、中央演算装置(CPU)105、アプリケーション用CPU106、近距離無線通信リーダ107から構成される。
図14において、アンテナ101が受信した信号について、デプレクサ102は、無線受信部103に送信する。無線受信部103は、RF処理およびベースバンド処理を行ない、信号受信と復号処理を行なう。ベースバンド信号処理後にCPU105は、IPパケットに戻す処理が行ない、アプリケーション実施手段であるCPU106に送る。
また、アプリケーション実施用のCPU106から送られたIPパケットについて、CPU105は、無線パケットに加工する。無線送信部104は、無線パケットにベースバンド処理とRF処理を実施し、デプレクサ102を介して、アンテナ101から送信する。端末装置100Bは、近距離無線通信リーダ107を具備している。近距離無線通信リーダ107は、フェムト基地局200Bから、近距離無線通信の電波を受信すると、近距離無線通信IDを識別する。
図17を参照して、端末装置100Bの動作フローを説明する。図17の処理フローは端末装置100AのCPU105で実施される。図17において、まず、CPU105は、近距離無線通信システムリーダ107を起動し、電波を観測する(S510)。近距離無線通信の信号を検知できない場、CPU105は、一定期間の受信休止後(S514)、再度近距離無線通信の信号の検知を試みる(S510)。ステップ510にて、近距離無線通信の信号が検出された場合、CPU105は、通信によってフェムトセル基地局を識別するIDを確認する(S511)。確認したIDが予め端末100に登録されたものである場合、CPU105は、サービスチャネルを予め登録していたフェムトセル用のサービスチャネルに切り替える。そして、CPU105は、受信レベルを確認する(S512)。受信レベルが十分な場合、CPU105は、フェムトセルへ切り替えを実施する(S513)。ステップ512で受信レベルが十分な場合、受信レベルが不十分、あるいは信号が検知できない場合には、元のサービスチャネルに戻り、ステップ514に戻る。ステップ511にて、IDが既設定値と異なる場合はステップ514に移る。
100…携帯電話端末、101…アンテナ、102…DUP、103…RX、104…TX、105…CPU、106…アプリケーションCPU、107…近距離無線通信リーダ、108…無線LAN送受信部、200…フェムトセル基地局、201…アンテナ、202…DUP、203…RX、204…TX、205…CPU、206…NW−I/F、207…近距離無線通信リーダ、208…無線LAN送受信部、210…呼処理サーバ、220…管理サーバ、230…加入者データベース、300…BTS、310…RNC、320…MSC。
Claims (6)
- 近距離無線通信リーダを備えた無線基地局と、無線端末管理装置と、呼処理装置とからなる無線通信システムであって、
前記無線基地局は、前記近距離無線リーダが無線端末のIDを読取ったとき、システム選択通知を前記無線端末管理装置に送信し、
前記無線端末管理装置は、前記IDが前記無線基地局に対して接続可能な無線端末のIDか判定し、接続可能なとき、前記無線端末の公衆無線通信システムの電話番号を前記呼処理装置に送信し、
前記呼処理装置は、前記公衆無線通信システムと接続し、前記公衆無線通信システムを介して前記無線端末に基地局切り替え指示を送信することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1に記載の無線通信システムであって、
前記呼処理装置は、ショートメッセージサービスを利用して、前記無線端末に基地局切り替え指示を送信することを特徴とする無線通信システム。 - アンテナと、このアンテナに接続された送受切替器と、この送受切替器に接続された送信部と受信部と、前記送信部と前記受信部とに接続されたIPパケット・無線パケット変換演算処理部と、このIPパケット・無線パケット変換部と接続されたインタフェース部と近距離無線通信リーダとからなる無線基地局であって、
前記近距離無線通信リーダが無線端末のIDを読取ったとき、システム選択通知を前記インタフェース部から送信することを特徴とする無線基地局。 - 請求項3に記載の無線基地局であって、
さらにパイロットビーコンを送信するパイロットビーコン送信部を備え、
前記近距離無線通信リーダが無線端末のIDを読取ったとき、パイロットビーコンを前記パイロットビーコン送信部から送信することを特徴とする無線基地局。 - アンテナと、このアンテナに接続された送受切替器と、この送受切替器に接続された送信部と受信部と、前記送信部と前記受信部とに接続されたIPパケット・無線パケット変換演算処理部と、このIPパケット・無線パケット変換部と接続されたID読取部とからなる無線端末装置であって、
前記ID読取部が無線基地局のIDを読取ったとき、このIDが接続可能な基地局のIDか判定し、接続可能なとき、サービスチャネルを変更して、観測することを特徴とする無線端末装置。 - 請求項5記載の無線端末装置であって、
前記ID読取部は、無線LANアクセスポイントIDまたは近距離無線通信IDを読取ることを特徴とする無線端末装置。
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