JP2011154842A - 照明装置 - Google Patents

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Shigeaki Yamazaki
茂章 山崎
Shuji Nakamura
修二 中村
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Abstract

【課題】電源を遮断した場合、残留電力によって光源がユーザーが意図しない調光状態で点灯しない照明装置を提供する。
【解決手段】電源ACから電源供給される制御装置1および照明器具21を備え、制御装置1は調光信号S1を照明器具21に出力し、照明器具21は、光源52と、電源ACを入力電源としコンデンサを備えた電源部8と、電源部8を入力電源とし光源52を点灯させる光源駆動部51と、調光信号S1に基づいて光源駆動部51を制御して光源52を調光制御する制御部3と、調光信号S1の入力状態を検出して、調光信号S1が未入力状態であることを検出すると光源52を特定状態で点灯させる信号検出制御部4と、電源ACから制御装置1および照明器具21への電源供給が遮断された場合、電源部8のコンデンサに残留した残留電力によって光源52を特定状態で点灯させない点灯制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置に関するものである。
従来、複数の照明器具を信号線で直列接続し、調光信号を各照明器具間にシリアル伝送する照明装置が提供されている(例えば、特許文献1)。
図9に従来の照明装置のブロック構成図を示す。従来の照明装置は、商用電源AC(以下、電源ACと略称する)を入力電源とする制御装置100と、照明器具200、201とで構成されている。制御装置100と照明器具200、201は信号線でシリアル接続されている。
制御装置100は、調光比を示す調光信号S1を照明器具200に出力する。そして、照明器具200は、照明器具201に調光信号S1を転送出力する。また、照明器具200、201は、光源を備えており、入力した調光信号S1に基づいて、光源を調光制御させる。
しかし、照明器具200が故障したり、信号線が断線すると、照明器具201には調光信号S1が入力されず、照明器具201の光源が消灯する問題があった。そこで、従来の照明装置は、調光信号S1が一定時間、照明器具200、201に入力されない場合は、光源を特定状態(例えば全点灯など)で強制点灯させていた。
特開2005−158505号公報
照明器具200、201は、内部に電解コンデンサなどの大容量のコンデンサを備えており、電源ACが遮断した後であってもコンデンサの残留電力によって、一定時間調光信号S1を転送出力したり、光源を点灯させることができる。
しかし、停電時や照明器具200、201を消灯させるために電源ACを一斉に遮断した場合、各照明器具200、201の残留電力のバラツキによって、光源が一瞬点灯してしまう問題があった。
図10(a)に、電源遮断後における照明器具200の残留電力のタイミングチャート、図10(b)、電源遮断後における照明器具201の残留電力のタイミングチャートを示す。
図10(a)(b)において、時間t0に電源ACが遮断される。照明器具200の残留電力によって、照明器具201に調光信号S1を転送出力することができる時間を残留中継時間T1とする。また、照明器具201の残留電力によって、光源を点灯させることができる時間を残留点灯時間T2とする。また、調光信号S1が入力しなくなってから、光源を強制点灯させるまでの時間を判定時間T0aとする。照明器具201は、時間t0から残留中継時間T1の間は、調光信号S1が入力され、調光信号S1に基づいて調光制御している。そして、残留中継時間T1が経過してから、さらに判定時間T0aを経過すると、光源が特定状態で強制点灯される。
したがって、停電時や電源ACを遮断した場合に、光源がユーザーが意図しない調光状態で点灯する問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、電源を遮断した場合、残留電力によって光源がユーザーが意図しない調光状態で点灯しない照明装置を提供することにある。
請求項1の発明は、外部電源から電源供給される制御装置および1台以上の照明器具を備え、制御装置は、調光比を示す調光信号を照明器具に出力し、照明器具は、光源と、外部電源を入力電源としコンデンサを備えた電源部と、当該電源部を入力電源とし光源を点灯させる光源駆動部と、電源部を入力電源とし調光信号に基づいて光源駆動部を制御して光源を調光制御する第1の制御部と、電源部を入力電源とし調光信号の入力状態を検出して、調光信号が未入力状態であることを検出すると光源を特定状態で点灯させる第2の制御部と、外部電源から制御装置および照明器具への電源供給が遮断された場合、電源部のコンデンサに残留した残留電力によって光源を前記特定状態で点灯させない点灯制御手段とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、点灯制御手段によって、電源部のコンデンサに残留した残留電力で光源を特定状態で点灯させない。したがって、外部電源から制御装置および照明器具への電源供給が遮断され、照明器具に調光信号が未入力状態であっても、残留電力によって光源が点灯することはない。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記外部電源から前記照明器具への電源遮断を検出する電源検出手段を備え、前記点灯制御手段は、電源検出手段が外部電源からの照明器具への電源遮断を検出すると、第2の制御部は調光信号が未入力状態であっても前記光源を前記特定状態で点灯させないことで構成されること特徴とする。
この発明によれば、電源検出手段が外部電源からの電源供給が遮断されたことを検出すると、信号検出部は調光信号が未入力状態であっても、光源を特定状態で点灯させない。したがって、残留電力によって光源が点灯することはない。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記電源部から前記光源駆動部への電源供給をオン・オフする電源遮断手段を備え、前記点灯制御手段は、前記電源検出手段が前記外部電源からの前記照明器具への電源遮断を検出すると、電源遮断手段は電源部から光源駆動部への電源供給を遮断し、前記光源を消灯させることで構成されることを特徴とする。
この発明によれば、電源検出手段が外部電源からの電源供給が遮断されたことを検出すると、電源遮断手段が電源部から電源駆動部への電源供給を遮断して光源を消灯させる。したがって、電源部の残留電力によって光源が点灯することはない。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記電源部から前記光源駆動部および前記第1の制御部への電源供給をオン・オフする電源遮断手段を備え、前記点灯制御手段は、前記電源検出手段が前記外部電源からの前記照明器具への電源遮断を検出すると、前記電源遮断手段は、前記電源部から前記光源駆動部への電源供給を、電源部から前記第1の制御部への電源供給よりも先に遮断することで構成されることを特徴とする。
この発明によれば、電源検出手段が外部電源からの電源供給が遮断されたことを検出すると、電源遮断手段は制御部よりも先に光源駆動部への電源供給を遮断して光源を消灯させる。したがって、電源部の残留電力によって光源が点灯することはない。
請求項5の発明は、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の発明において、前記外部電源は交流電圧を出力しており、前記電源部は当該交流電圧を変換して直流電圧を生成しており、前記電源検出手段は、直流電圧が所定値以下となると外部電源から前記照明器具への電源供給が遮断されたと判断することを特徴とする。
この発明によれば、電源検出手段は、電源部が出力する直流電圧を検出し、直流電圧が所定値以下となるど外部電源からの電源供給が遮断されたと判断する。そのため、電源検出手段の構成を簡易化することができる。
請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記照明器具は他の照明器具に前記調光信号を中継する中継手段を備え、調光信号が入力されなくなってから、第2の制御部が調光信号が未入力状態であると判定するまでの時間を判定時間、前記電源部の残留電力によって中継手段が調光信号を中継可能な時間を残留中継時間、電源部の残留電力によって前記光源駆動部が動作可能な時間を残留点灯時間とし、中継手段を介して調光信号が直列に伝送される複数の照明器具のうち、残留中継時間が最短である照明器具の残留中継時間を最短中継時間、残留点灯時間が最長である照明器具の残留点灯時間を最長点灯時間とし、前記点灯制御手段は、前記判定時間を、最長点灯時間から最短中継時間を減算した時間よりも長い時間となるように設定することで構成されることを特徴とする。
この発明によれば、調光信号が入力されなくなってから調光信号が未入力状態であると判定するまでの判定時間を、最長点灯時間から最短中継時間を減算した時間よりも長く設定する。外部電源からの電源供給が遮断され、調光信号が入力されなくなってから未入力状態であると判定する前に、残留電力が低減して光源を点灯させることができないので、残留電力によって光源が点灯することはない。また、複数台の照明器具のうち最長点灯時間および最短中継時間を用いて判定時間を設定する。それによって、各照明器具に残留電力のばらつきがあっても、1つの判定時間を設定することで、残留電力による光源の特定状態の点灯を防止することができる。
請求項7の発明は、請求項1の発明において、前記外部電源から前記制御装置および前記照明器具への電源供給を遮断する前に、制御装置から照明器具に遮断予告信号を出力し、第2の制御部は遮断予告信号を検出しており、前記点灯制御手段は、第2の制御部が遮断予告信号を検出して以降は前記調光信号が未入力状態であっても前記光源を前記特定状態で点灯させないことで構成されることを特徴とする。
この発明によれば、電源供給を遮断する際に、制御装置から遮断予告信号を出力して、第2の制御部が遮断予告信号を検出すると、調光信号が未入力状態であっても、光源を特定状態で点灯させない。それによって、電源供給を遮断した際に、残留電力によって光源が点灯することはない。
以上説明したように、本発明では、電源を遮断した場合、残留電力によって光源がユーザーが意図しない調光状態の点灯を防止することができるという効果がある。
本発明の実施形態1の照明器具のブロック構成を示す図である。 本発明の照明装置のブロック構成を示す図である。 同上の実施形態2の照明器具のブロック構成を示す図である。 同上の実施形態3の照明器具のブロック構成を示す図である。 同上の実施形態4の照明器具のブロック構成を示す図である。 (a)(b)同上の残留電力によるタイミングチャートを示す図である。 同上の実施形態4の第2の照明器具のブロック構成を示す図である。 同上の実施形態4の第2の照明器具の回路構成を示す図である。 従来の照明装置のブロック構成を示す図である。 (a)(b)同上の残留電力によるタイミングチャートを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本発明の照明装置のブロック構成図を図2に示す。本発明の照明装置は、制御装置1と複数の照明器具2で構成されている。
制御装置1は、商用電源AC(以下、電源ACと略称する)を入力電源としており、スイッチSW1を介して電源供給される。スイッチSW1は、電源ACから制御装置1への電源供給をオン・オフする。制御装置1は、信号線を介して照明器具2に調光信号S1を出力する。
照明器具2は、電源ACを入力電源としており、スイッチSW2を介して電源供給される。スイッチSW2は、電源ACから照明器具2への電源供給をオン・オフする。
また、制御装置1および各照明器具2は、信号線でシリアル接続されている。そして、制御装置1から出力された調光信号S1が照明器具2に入力すると、照明器具2は接続された他の照明器具2に調光信号S1を転送出力する。
図1に、実施形態1の照明器具21のブロック構成図を示す。
本実施形態の照明器具21は、制御部3(第1の制御部)と、信号検出制御部4(第2の制御部)と、光源部5と、信号入力部6と、信号出力部7と、電源部8と、電源遮断検知部9とで構成されている。
電源部8は、電源ACから出力される交流電圧Vacを直流電圧Vdcに変換するAC/DCコンバータ(図示なし)を備えている。また、制御部3と信号検出制御部4と光源部5と信号入力部6と信号出力部7とは、電源部8が生成する直流電圧Vdcを入力電源としている。また、電源部8は、電解コンデンサなどの大容量のコンデンサ(図示なし)を備えている。そのため、電源ACからの電源供給が遮断されても、残留電力によって一定時間、直流電圧Vdcを出力することができる。
信号入力部6は、制御装置1または他の照明器具21から出力される調光信号S1が入力される入力インターフェースである。信号入力部6は、入力した調光信号S1を制御部3が扱うことができる調光信号S1aに変換して制御部3に出力する。なお、調光信号S1および調光信号S1aが示す調光比は同じである。
制御部3は、信号入力部6から出力される調光信号S1aが示す調光比に基づいた出力レベルの調光制御信号S2を生成し光源部5に出力する。光源部5は、入力段に備えられた光源駆動部51と光源52とで構成されている。光源駆動部51に制御部3から調光制御信号S2が出力されると、光源駆動部51は調光制御信号S2の出力レベルに基づいて光源52を調光制御する。
また、制御部3は、信号入力部6から出力された調光信号S1aを、信号出力部7に転送出力する。信号出力部7は、他の照明器具21に調光信号S1を出力する出力インターフェースである。信号出力部7は、制御部3から出力される調光信号S1aを、調光信号S1に変換して、他の照明器具21に出力する。つまり、照明器具21に入力された調光信号S1は、信号入力部6と制御部3と信号出力部7とを介して、他の照明器具21に転送出力される。
また、制御部3は、調光信号S1aを信号検出制御部4に出力する。信号検出制御部4は、タイマー機能を有しており調光信号S1aが一定時間未入力状態であると、強制信号S3を光源部5に出力する。そして、強制信号S3が光源駆動部51に出力されると、光源駆動部51は光源52を特定状態で強制点灯させる。なお、特定状態とは光源52の全点灯状態または、点滅状態などを示す。それによって、調光信号S1を伝達する信号線が断線した場合や、前段に設けられた照明器具21が故障して、照明器具21に調光信号S1が入力されなくなった場合に、光源52が消灯するのを防止することができる。
また、電源遮断検知部9は、電源ACから交流電圧Vacが印加されている。そして、電源ACが遮断され、電源供給が停止すると、電源遮断検知部9は制御部3に電源遮断を示す遮断検知信号S4を出力する。
制御部3は、遮断検知信号S4が入力された後に入力される調光信号S1aを無視し、遮断検知信号S4が入力される直前の調光信号S1aを用いて、調光制御信号S2を出力して光源52を調光制御する。また、制御部3は、遮断検知信号S4が入力される直前の調光信号S1aを信号出力部7と信号検出制御部4に出力する。したがって、信号検出制御部4は、電源ACの電源遮断による調光信号S1aの未入力状態を検出することはないので、強制信号S3は光源駆動部51に出力されない。なお、本実施形態では、遮断検知信号S4が出力されると、制御部3は消灯を示す調光制御信号S2を出力して光源52を消灯してもよい。
上記の構成によって、電源ACを遮断した場合、電源部8の残留電力によって光源52がユーザーが意図しない特定状態で点灯することを防止することができる。
また、電源遮断検知部9を電源部8の出力段に設けてもよい。電源遮断検知部9は、電源部8が出力する直流電圧Vdcを検出する。そして、直流電圧Vdcが所定値以下となると、電源遮断検知部9は電源ACからの電源供給が遮断されたと判断し、制御部3に遮断検知信号S4を出力する。電源遮断検知部9は、直流電圧Vdcを検出するので、電源遮断検知部9の構成を簡易化することができる。
(実施形態2)
図3に、実施形態2の照明器具22のブロック構成図を示す。本実施形態の照明器具22は、制御部3と、信号検出制御部4と、光源部5と、信号入力部6と、信号出力部7と、電源部8と、リレー10とで構成されている。実施形態1で説明した照明器具21との差異は、電源遮断検知部9を備えておらず、リレー10を備えている点である。なお、実施形態1で説明した照明器具21と同一の構成には、同一符号を付して説明は省略する。
リレー10は、機械式の交流リレーであり、励磁コイル10a(電源検出手段)と接点10b(電源遮断手段)とで構成されている。励磁コイル10aは、電源ACに接続されている。接点10bは、a接点タイプであり、電源部8と光源部5の間に接続されている。リレー10は、上記の構成で、励磁コイル10aに交流電圧Vacが印加されると、接点10bがオンして、電源部8と光源部5とが導通する。また、電源ACが遮断し、励磁コイル10aに交流電圧Vacが印加されなくなると、接点10bがオフして、電源部8と光源部5とが遮断され、光源52は消灯する。したがって、信号検出制御部4が調光信号S1aの未入力を検出し、強制信号S3を出力しても、光源部5と電源部8とが遮断されているので、光源52は点灯しない。
上記の構成で本実施形態の照明装置は、停電時や、電源ACの遮断時にリレー10が電源部8から光源部5への電源供給を遮断して、光源52を消灯させる。そのため、電源部8の残留電力によって光源52が特定状態で点灯することはない。
また、リレー10は電源ACが遮断されると直ちに電源部8から光源部5への電源供給を遮断するので、各照明器具22の残留電力のばらつきによる影響はない。
なお、本実施形態では、リレー10に機械式の交流リレーを用いたが、半導体式の交流リレーまたは、機械式と半導体式を組み合わせた交流リレーを用いてもよい。
また、電源部8から制御部3への電源供給をオン・オフする接点(図示なし)を有するリレー(図示無し)を備える構成としてもよい。電源ACが遮断した場合、先に接点10bがオフして電源部8から光源部5への電源供給を遮断した後に、電源部8から制御部3への電源供給を遮断する構成とする。それによって、より確実に光源部5への電源供給を遮断することができるので、残留電力によって光源52が特定状態で点灯することはない。
(実施形態3)
図4に、実施形態3の照明器具23のブロック構成図を示す。本実施形態の照明器具23は、制御部3aと、信号検出制御部4aと、光源部5と、信号入力部6と、信号出力部7と、電源部8とで構成されている。なお、実施形態1で説明した照明器具21と同一の構成には、同一符号を付して説明は省略する。
本実施形態の制御部3aは、マイコンなどで構成されおり、デジタル信号からなる調光信号S1´が信号入力部6を介して入力される。また、本実施形態の照明装置は、電源ACを遮断する場合、事前に制御装置1がデジタル信号からなる電源遮断予告信号S5(SHUT DOWN信号)を出力する。デジタル信号からなる調光信号S1´は、一定のパターンでハイレベルとローレベルとを繰り返すことで調光比を示している。また、制御部3aの故障時や信号線が断線などの異常時には、制御部3aが転送出力する調光信号S1´が出力レベルが変化しなくなる。信号検出制御部4aは、制御部3aが出力する調光信号S1´を検出しており、調光信号S1´の出力レベルが一定時間以上変化しないと異常と判定し、光源部5に強制信号S3を出力して、光源52を特定状態で点灯させる。
電源遮断予告信号S5が、信号入力部6を介して制御部3aに入力されると、制御部3aは消灯を示す出力レベルの調光制御信号S2を光源駆動部51に出力して、光源52を消灯させる。また、制御部3aは、信号出力部7に電源遮断予告信号S5を出力し、他の照明器具23に電源予告信号S5を転送出力する。また、制御部3aは信号検出制御部4aに電源遮断予告信号S5を出力する。信号検出制御部4aは、電源遮断予告信号S5が入力されると、調光信号S1´が未入力状態(出力レベルが変化しない状態)であっても、光源部5に強制信号S3を出力しない。したがって、電源ACが遮断後に、調光信号S1´が未入力状態であっても、電源部8の残留電力によって光源52が特定状態で点灯することを防止することができる。
(実施形態4)
図5に、実施形態4の照明器具24のブロック構成図を示す。本実施形態の照明器具24は、制御部3と、信号検出制御部4bと、光源部5と、信号入力部6と、信号出力部7と、電源部8とで構成されている。なお、実施形態1で説明した照明器具21と同一の構成には、同一符号を付して説明は省略する。
図2に示すように、複数の照明器具24が直列接続されており、制御装置1に近い前段側の照明器具24aと、照明器具24aの後段に接続された照明器具24bとする。
図6(a)に、電源AC遮断後における照明器具24aの残留電力のタイミングチャート、図6(b)、電源AC遮断後における照明器具24bの残留電力のタイミングチャートを示す。
図6(a)(b)において、時間t0に電源ACが遮断される。また、照明器具24a、24bは残留電力にばらつきが生じており、照明器具24aの残留電力は、照明器具24bの残留電力よりも少ない。照明器具24aの残留電力によって、制御部3が調光信号S1を転送出力することができる時間を残留中継時間T1とする。また、照明器具24bの残留電力によって、光源52を点灯させることができる時間を残留点灯時間T2とする。また、信号検出制御部4bが調光信号1aが未入力状態であると判定するまでの時間を判定時間T0とする。
ここで、本実施形態の信号検出制御部4bは、判定時間T0がT0<T2−T1となるように設定されている。判定時間T0を上記のように設定することによって、電源ACが遮断した場合、照明器具24bにおいて、時間t0から残留中継時間T1と判定時間T0とが経過する前に、残留点灯時間T2が経過している。したがって、信号検出制御部4bから強制信号S3が出力されても、光源52を点灯させる残留電力が供給されていないので、光源52が特定状態で点灯することはない。
また、照明器具24がさらに複数台接続されている場合について説明する。接続されている複数の照明器具24のうち、残留中継時間T1が最短である照明器具24の残留中継時間T1を最短中継時間T1minとする。また、複数の照明器具24のうち、残留点灯時間T2が最長である照明器具24の残留点灯時間T2を最長点灯時間T2maxとする。そして、信号検出制御部4bに設定する判定時間T0をT0<T2max−T1minとする。それによって、各照明器具24の残留電力がばらついた場合であっても、各照明器具24に共通の判定時間T0を設定することができ、残留電力による光源52の点灯を防止することができる。
次に、デジタル信号で構成された調光信号S1´に対応した照明器具25を図7、図8に示す。図7は、照明器具25のブロック構成図である。図8は、照明器具25の概略回路構成図である。
照明器具25は、制御部3aと、信号検出制御部4cと、光源部5と、信号入力部6と、信号出力部7と、電源部8とで構成されている。なお、実施形態1で説明した照明器具21と同一の構成には、同一符号を付して説明は省略する。
信号検出制御部4cは、遅延機能付きリセットIC41(以下、リセットICと略称する)と、強制信号出力部42とで構成されている。リセットIC41は、制御部3aから出力される調光信号S1´を検出しており、調光信号S1´の出力レベルが一定時間以上変化しないと異常と判定する。そして、リセットIC41は強制信号出力部42を介して光源部5に強制信号S3を出力して、光源52を特定状態で点灯させる。また、図8に示すようにリセットIC41は、コンデンサC1を備えており、コンデンサC1の容量を変更することで、異常と判定するまでの判定時間T0を制御している。
そして、上記で説明したように、判定時間T0をT0<T2max−T1minと設定することによって、電源AC遮断時に、残留電力による光源52の特定状態での点灯を防止することができる。
また、本実施形態では、電源遮断検知部9やリレー10を設ける必要がない。また、制御部3を電源遮断予告信号S5に対応させる特別なソフト開発の必要がない。また、消灯を示す調光信号S1が出力されている状態において、停電や電源ACを遮断した場合でも、電源部8の残留電力によって光源52が特定状態で点灯することはない。したがって、景観照明などで用いることができる照明装置を安価に提供することができる。
3 制御部
4 信号検出制御部
5 光源部
6 信号入力部
7 信号出力部
8 電源部
9 電源遮断検知部
21 照明器具
51 光源駆動部
52 光源
S1 調光信号
S2 調光制御信号
S3 強制信号
S4 遮断検知信号

Claims (7)

  1. 外部電源から電源供給される制御装置および1台以上の照明器具を備え、
    制御装置は、調光比を示す調光信号を照明器具に出力し、
    照明器具は、光源と、外部電源を入力電源としコンデンサを備えた電源部と、当該電源部を入力電源とし光源を点灯させる光源駆動部と、電源部を入力電源とし調光信号に基づいて光源駆動部を制御して光源を調光制御する第1の制御部と、電源部を入力電源とし調光信号の入力状態を検出して、調光信号が未入力状態であることを検出すると光源を特定状態で点灯させる第2の制御部と、外部電源から制御装置および照明器具への電源供給が遮断された場合、電源部のコンデンサに残留した残留電力によって光源を前記特定状態で点灯させない点灯制御手段とを備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記外部電源から前記照明器具への電源遮断を検出する電源検出手段を備え、
    前記点灯制御手段は、電源検出手段が外部電源からの照明器具への電源遮断を検出すると、第2の制御部は調光信号が未入力状態であっても前記光源を前記特定状態で点灯させないことで構成されること特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記電源部から前記光源駆動部への電源供給をオン・オフする電源遮断手段を備え、
    前記点灯制御手段は、前記電源検出手段が前記外部電源からの前記照明器具への電源遮断を検出すると、電源遮断手段は電源部から光源駆動部への電源供給を遮断し、前記光源を消灯させることで構成されることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  4. 前記電源部から前記光源駆動部および前記第1の制御部への電源供給をオン・オフする電源遮断手段を備え、
    前記点灯制御手段は、前記電源検出手段が前記外部電源からの前記照明器具への電源遮断を検出すると、前記電源遮断手段は、前記電源部から前記光源駆動部への電源供給を、電源部から前記第1の制御部への電源供給よりも先に遮断することで構成されることを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  5. 前記外部電源は交流電圧を出力しており、前記電源部は当該交流電圧を変換して直流電圧を生成しており、
    前記電源検出手段は、直流電圧が所定値以下となると外部電源から前記照明器具への電源供給が遮断されたと判断することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 前記照明器具は他の照明器具に前記調光信号を中継する中継手段を備え、
    調光信号が入力されなくなってから、第2の制御部が調光信号が未入力状態であると判定するまでの時間を判定時間、前記電源部の残留電力によって中継手段が調光信号を中継可能な時間を残留中継時間、電源部の残留電力によって前記光源駆動部が動作可能な時間を残留点灯時間とし、
    中継手段を介して調光信号が直列に伝送される複数の照明器具のうち、残留中継時間が最短である照明器具の残留中継時間を最短中継時間、残留点灯時間が最長である照明器具の残留点灯時間を最長点灯時間とし、
    前記点灯制御手段は、前記判定時間を、最長点灯時間から最短中継時間を減算した時間よりも長い時間となるように設定することで構成されることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  7. 前記外部電源から前記制御装置および前記照明器具への電源供給を遮断する前に、制御装置から照明器具に遮断予告信号を出力し、第2の制御部は遮断予告信号を検出しており、前記点灯制御手段は、第2の制御部が遮断予告信号を検出して以降は前記調光信号が未入力状態であっても前記光源を前記特定状態で点灯させないことで構成されることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
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