JP2011150246A - 現像装置及びこれを用いる画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びこれを用いる画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011150246A
JP2011150246A JP2010013175A JP2010013175A JP2011150246A JP 2011150246 A JP2011150246 A JP 2011150246A JP 2010013175 A JP2010013175 A JP 2010013175A JP 2010013175 A JP2010013175 A JP 2010013175A JP 2011150246 A JP2011150246 A JP 2011150246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
toner
spiral blade
developing device
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010013175A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5070303B2 (ja
Inventor
Koichi Mihara
幸一 見原
Takafumi Nagai
隆文 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2010013175A priority Critical patent/JP5070303B2/ja
Priority to CN201110030719.6A priority patent/CN102135746A/zh
Priority to US13/013,078 priority patent/US20110182624A1/en
Publication of JP2011150246A publication Critical patent/JP2011150246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5070303B2 publication Critical patent/JP5070303B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0808Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer supplying means, e.g. structure of developer supply roller
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0802Arrangements for agitating or circulating developer material
    • G03G2215/0816Agitator type
    • G03G2215/0819Agitator type two or more agitators
    • G03G2215/0822Agitator type two or more agitators with wall or blade between agitators

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】現像剤に補給されるトナーに過度のストレスを与えることなく現像剤との混合性を高める。
【解決手段】トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部内に設けられた現像剤搬送路と、前記現像剤搬送路内に設けられ前記現像剤を搬送しながら撹拌する現像剤搬送部材と、撹拌された現像剤を担持してその現像剤に含まれるトナーを感光体ドラムへ供給する現像ローラとを備え、前記現像剤搬送部材が、回転軸と、該回転軸の外周に沿って設けられた波打螺旋羽根とを有することを特徴とする現像装置。
【選択図】図5

Description

この発明は、現像装置及びこれを用いる画像形成装置に関し、特に、電子写真方式によりトナーを用いて画像形成を行う静電複写機、レーザープリンタ及びファクシミリ等の画像形成装置に採用されてトナーと磁性キャリアとを含む2成分現像剤を用いた現像装置及びこれを用いる画像形成装置に関する。
従来から、複写機、プリンタ及びファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。電子写真方式の画像形成装置は、感光体ドラム(トナー像担持体)の表面に静電潜像を形成し、現像装置によって感光体ドラムに対してトナーを供給して前記静電潜像を現像し、現像によって感光体ドラムに形成されたトナー像を用紙等のシートに転写して、定着装置によってシートにトナー像を定着させるようになっている。
近年、フルカラー化や高画質化に対応した画像形成装置では、トナーの帯電安定性に優れる2成分現像剤(以下、単に「現像剤」と称する。)がよく使用されている。この現像剤は、トナーとキャリアとからなり、それらを現像装置内で攪拌することによりトナーとキャリアとが摩擦し、この摩擦によって適正に帯電したトナーが得られる。
現像装置において、帯電したトナーは、現像剤担持部材、例えば、現像ローラの表面に供給される。この現像ローラに供給されたトナーは、静電的吸引力によって感光体ドラムに形成された静電潜像に移動する。これにより、感光体ドラム上に静電潜像に基づいたトナー像が形成される。
また、このような画像形成装置では、高速化及び小型化が要求されており、現像剤の帯電を迅速且つ充分に行い、現像剤の搬送も迅速に行う必要がある。
そこで、従来技術として、画像形成装置において、補給されたトナーを現像剤中に即時に分散させて適切な帯電量を付与するために、現像剤が循環搬送される経路を形成する2つの現像剤搬送路と、当該現像剤搬送路において現像剤を攪拌しながら搬送する2つのオーガスクリューとを備える循環方式の現像装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−24592号公報
このような循環方式の現像装置では、現像装置内の現像剤のトナー濃度が所定値よりも下回った場合、トナーホッパーから現像剤搬送路へトナーが補給されるようになっているが、トナーの比重は、キャリアの比重と比べてかなり小さく、約1/3であり、補給されたトナーが現像剤上に浮きやすいため、従来の循環方式の現像装置では、現像剤搬送路に補給される補給トナー量が多いと、トナーが塊となって現像剤の上を搬送されてしまうという問題があった。その結果、キャリアと十分に混ざっていないトナー(すなわち、キャリアと十分に接触していない低帯電量のトナー)が現像剤担持部材に供給されてしまうという事態が生じていた。
これに対して、現像剤攪拌性を高めるために、オーガスクリューに回転軸から半径方向に延びる垂直な板状部材(周方向攪拌板)などを設けると、現像剤へのせん断力が過度に高まり、現像剤中のトナーが発熱してトナーの樹脂成分が軟らかくなる。その結果、トナー外添剤がトナー粒子表面に埋没して、現像剤の流動性が著しく低下し、画像濃度低下やトナー帯電不良の原因となるデベモコ現象(二成分現像剤の流動性不良)が生じるという問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、搬送部材により現像剤が循環搬送され撹拌される現像装置において、現像剤に過度のストレスを与えることなく補給されたトナーと現像剤の攪拌性を高めることにより、デベモコ現象による画像濃度不良や、帯電不良による画像カブリを防止するものである。
この発明は、トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部内に設けられた現像剤搬送路と、前記現像剤搬送路内に設けられ前記現像剤を搬送しながら撹拌する現像剤搬送部材と、撹拌された現像剤を担持してその現像剤に含まれるトナーを感光体ドラムへ供給する現像ローラとを備え、前記現像剤搬送部材が、回転軸と、該回転軸の外周に沿って設けられた波打螺旋羽根とを有することを特徴とする現像装置を提供するものである。
この発明によれば、現像剤搬送部材の螺旋羽根が、現像剤を押出す面の迎え角が周期的あるいは不規則に変化する波状の面を有することから、螺旋羽根の回転により、現像剤が軸方向(現像剤搬送部材の回転軸方向)に搬送されると同時に、螺旋羽根に接触する現像剤が、周方向(現像剤搬送部材の回転周方向)に攪拌される。これにより、現像剤が周方向(上下方向)に活発に攪拌されることから、現像剤に過度のストレスを与えることなく補給されたトナーと現像剤の混合性が高まり、得られる画像においては、デベモコ現象による画像濃度不良や、帯電不良による画像カブリを防止できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す説明図である。 図1のトナー補給装置の構成を示す拡大図である。 図2のC−C矢視断面図である。 図1の現像装置の構成を示す拡大図である。 図4のA−A矢視断面図である。 図4のB−B矢視断面図である。 図4の第1攪拌搬送部材の要部拡大図である。 図4の第1内螺旋羽根の要部拡大図である。 図7のリング状波打螺旋羽根を、第1攪拌搬送部材の回転中心から回転周方向に見た展開図である。
この発明の現像装置は、トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部内に設けられた現像剤搬送路と、前記現像剤搬送路内に設けられ前記現像剤を搬送しながら攪拌する現像剤搬送部材と、攪拌された現像剤を担持してその現像剤に含まれるトナーを感光体ドラムへ供給する現像ローラとを備え、前記現像剤搬送部材が、回転軸と、該回転軸の外周に沿って設けられた波打螺旋羽根とを有することを特徴とする。なお、波打螺旋羽根とは、現像剤を押出す面の迎え角が周期的あるいは不規則に変化する波状の面を有する螺旋羽根をいう。また、迎え角とは、回転軸の軸心と螺旋羽根の接線(現像剤押出し面)とがなす角度をいう。
この発明にあっては、現像剤搬送部材の螺旋羽根が、現像剤を押出す面の迎え角が周期的あるいは不規則に変化する波状の面を有することから、螺旋羽根の回転により、現像剤が軸方向(現像剤搬送部材の回転軸方向)に搬送されると同時に、螺旋羽根に接触する現像剤が、周方向(現像剤搬送部材の回転周方向)に攪拌される。これにより、現像剤が周方向(上下方向)に活発に攪拌されることから、現像剤に過度のストレスを与えることなく補給されたトナーと現像剤の混合性が高まる。
また、この発明の現像装置において、前記現像剤搬送部材が、回転軸と、該回転軸の外周に沿って設けられる内螺旋羽根と、前記内螺旋羽根の外周に接合して設けられるリング状波打螺旋羽根を有することが好ましい。なお、リング状波打螺旋羽根とは、回転軸方向の断面が土星リング状であって、現像剤を押出す面の迎え角が周期的あるいは不規則に変化する波打の面を有する螺旋羽根をいう。
このように構成すれば、現像剤搬送路の中央部(回転軸近く)にある現像剤は回転軸方向に搬送され、補給トナーが補給される現像剤搬送路の上部にある現像剤のみが周方向に攪拌されるので、現像剤のストレスを過度に高めることなく、効率的に補給トナーと現像剤を混合できる。
また、この発明の現像装置において、前記リング状波打螺旋羽根の変動周期が2以上12以下であることが好ましい。なお、変動周期とは、リング状波打螺旋羽根が回転軸の周りを1周する間に示す迎え角の極大値の数をいう。
扇形リング状のリング状波打螺旋羽根の変動周期が2未満となると、現像剤を周方向の押出す面が少なくなり、周方向の攪拌性が不十分になる。逆に12を越えると現像剤を周方向の押出す面の面積が小さくなり、周方向の攪拌性が不十分になるが、変動周期を2以上12以下とすることにより、周方向の攪拌性が高まる。
また、この発明の現像装置において、前記リング状波打螺旋羽根の迎え角が回転軸の回転に対して連続的に変化することが好ましい。なお、迎え角が連続的に変化するとは、屈曲点がなく滑らかな曲面で形成されている面をいう。
このように構成すれば、リング状波打螺旋羽根によって押出される際に、現像剤がリング状波打螺旋羽根の表面に沿って移動するため、現像剤への周方向せん断力が緩和される。
また、この発明の現像装置において、前記リング状波打螺旋羽根の最小迎え角が0度以上25度以下であることが好ましい。迎え角の値は、現像剤搬送部材の回転により、所定の現像剤搬送方向へ現像剤を押出す場合を正の値とし、所定の現像剤搬送方向とは逆向きに現像剤を押出す場合を負の値とする。
リング状波打螺旋羽根の最小迎え角が0度未満(すなわち搬送方向が逆方向)であると、現像剤が滞留しやすくなり、攪拌性が低下する。一方、最小迎え角が25度を越えると、現像剤に対する周方向の攪拌性が低下する。
この発明にあっては、前記リング状波打螺旋羽根の最小迎え角を0度以上25度以下とすることにより、現像剤を滞留させることなく、周方向の現像剤攪拌性を向上できる。
また、この発明の現像装置において、前記内螺旋羽根の最大迎え角が45度以上60度以下であることが好ましい。
内螺旋羽根の最大迎え角が45度未満であると、現像剤がリング状波打螺旋羽根から受ける回転方向の駆動力成分が相対的に高くなるため、現像剤の周方向の攪拌性が大きくなり、現像剤が摩擦により発熱しやすくなる。一方、最大迎え角が60度を越えると、現像剤がリング状波打螺旋羽根から受ける回転軸方向の駆動力成分が相対的に高くなるものの搬送速度が低下する。
この発明にあっては、前記内螺旋羽根の最大迎え角を45度以上60度以下とすることにより、現像剤の搬送速度と攪拌性を両立できる。
また、この発明は別の観点から、表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、感光体ドラム表面を帯電させる帯電装置と、感光体ドラム表面に静電潜像を形成する露光装置と、感光体ドラム表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置と、感光体ドラム表面のトナー像を記録媒体に転写する転写装置と、転写されたトナー像を記録媒体に定着させる定着装置とを備え、前記現像装置がこの発明の現像装置であることを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
以下、図面に示す実施形態に基づいてこの発明を説明する。
[画像形成装置]
図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す説明図である。
この画像形成装置100は、外部から伝達される画像データに応じて所定のシート(記録用紙,記録媒体)に多色または単色の画像を形成するものである。なお、画像形成装置100の上方にスキャナ等を備えてもよい。
画像形成装置100は、定着装置12が収容される定着装置収容部100Aと、現像装置2a,2b,2c,2dが収容される現像装置収容部100Bとを含み、その間に定着の熱が現像装置2側に伝わらないように断熱するための隔壁30が設けられている。
[定着装置収容部]
定着装置収納部100Aは、図1に示すように、定着装置12と、定着されたシートを排紙トレイ15上に排出する搬送ローラ25bと排紙ローラ25cを備える。
(定着装置)
定着装置12は、ヒートローラ81及び加圧ローラ82を備え、これらヒートローラ81及び加圧ローラ82はシートを挟んで回転する。ヒートローラ81は、所定の定着温度となるように制御部(図示せず)によって制御される。この制御部は温度検出器(図示せず)からの検出信号に基づいてヒートローラ81の温度を制御する。
ヒートローラ81は、加圧ローラ82とともにシートを熱圧着することにより、シートに転写されているトナー像を溶融させながら圧接し、シート上に定着させる。なお、トナー像(各色トナー像)が定着されたシートは、搬送ローラ25bと排紙ローラ25cによって排紙トレイ15上に排出される。
[現像装置収容部]
現像装置収容部100Bは、図1に示すように表面に静電潜像が形成される感光体ドラム3a、3b、3c、3dと、感光体ドラム3a〜3dの表面を帯電させる帯電器(帯電装置)5a、5b、5c、5dと、感光体ドラム3a〜3dの表面に静電潜像を形成する露光ユニット(露光装置)1と、感光体ドラム3a〜3d表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置2a、2b、2c、2dと、現像装置2a〜2dにトナーを補給するトナー補給装置22a、22b、22c、22dと、感光体ドラム3a〜3dの表面のトナー像を記録媒体に転写する中間転写ベルトユニット8を収容している。なお、上記a〜dの符号は、aが黒画像形成用の部材、bがシアン画像形成用の部材、cがマゼンタ画像形成用の部材、dがイエロー画像形成用の部材であることを示したものである。
画像形成装置100に入力される黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の色成分毎の画像データに基づいて、各感光体ドラム3a〜3dの表面に、黒トナー画像、シアントナー画像、マゼンタトナー画像、イエロートナー画像が形成され、形成された各トナー画像は、中間転写ベルトユニット8上で重ねられ、カラー画像が形成されるようになっている。
また、画像形成装置100には、給紙トレイ10、シート搬送路Sが備えられている。
感光体ドラム3a〜3dは、帯電、露光による潜像形成を担う円筒状部材で、光の照射によって導電性を示し、その表面に静電潜像とよばれる電気的な画像を形成する。
感光体ドラム3a〜3dは、軸線回りに回転駆動が可能となるよう図示しない駆動手段により支持され、図示しない導電性基体と、その表面に形成される感光層とから構成されている。
帯電器5a〜5dは、感光体ドラム3a〜3dの表面を所定の電位に均一に帯電させるもので、図1に示す接触ローラ型の帯電器の他、接触ブラシ型の帯電器、或いは非接触チャージャー型の帯電器などが使用されることもある。
露光ユニット1は、帯電装置5a〜5dと現像装置2a〜2dとの間を通過して感光体ドラム3a〜3dの表面に、画像データに応じた光を照射するもの露光装置である。この実施形態においては、レーザ照射部及び反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)を使用しているが、レーザスキャニングユニット以外に、発光素子をアレイ状に並べたEL(エレクトロルミネッセンス)やLED書込みヘッドを露光ユニット1とすることもできる。
露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3a〜3dを入力された画像データに応じて露光することにより、感光体ドラム3の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。
現像装置2a〜2dは、感光体ドラム3a〜3dに形成された静電潜像をK,C,M,Yのいずれかのトナーにより顕像化する(現像する)ものである。現像装置2a〜2dの上部には、トナー補給装置22a,22b,22c,22dを備えている。なお、詳細については後述する。
トナー補給装置22a〜22dは、現像槽111(図4)よりも上方に配され、未使用トナー(粉体状のトナー)を貯蔵している。トナー補給装置22a〜22dから現像槽111へトナー搬送パイプ102(図2〜図4)を介してトナーが供給されるようになっている。なお、詳細については後述する。
図1に示すクリーナユニット4a〜4dは、現像及び画像転写工程後に感光体ドラム3a〜3dの表面に残留しているトナーを除去し、回収するものである。
感光体ドラム3a〜3dの上方には中間転写ベルトユニット8が配置されている。中間転写ベルトユニット8は、中間転写ローラ6a,6b,6c,6d、中間転写ベルト7、中間転写ベルト駆動ローラ71、中間転写ベルト従動ローラ72、及び中間転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
中間転写ローラ6a〜6d、中間転写ベルト駆動ローラ71、および中間転写ベルト従動ローラ72は、中間転写ベルト7を張架し、図1の矢印B方向に中間転写ベルト7を回転駆動させるものである。
中間転写ローラ6a〜6dには感光体ドラム3a〜3dのトナー像を中間転写ベルト7上に転写するための転写バイアスが印加されている。
中間転写ベルト7は、各感光体ドラム3a〜3dに接触するように設けられている。中間転写ベルト7上には、感光体ドラム3a〜3dに形成された各色成分のトナー像が順次重ねて転写されることにより、カラーのトナー像(多色トナー像)が形成される。中間転写ベルト7は、厚さが例えば100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3a〜3dから中間転写ベルト7へのトナー像の転写は、中間転写ベルト7の裏側に接触している中間転写ローラ6a〜6dによって行われる。中間転写ローラ6a〜6dには、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。
中間転写ローラ6a〜6dは、直径が例えば8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとして形成され、表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われている。この導電性の弾性材により、中間転写ローラ6は中間転写ベルト7に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施の形態では、転写電極としてローラ形状のもの(中間転写ローラ6)を使用しているが、これ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述のように各感光体ドラム3a〜3d上の静電潜像は各色成分に応じたトナーにより顕像化されてそれぞれトナー像となり、これらトナー像は中間転写ベルト7上に重ねて合わされ積層される。このように、積層されたトナー像は、中間転写ベルト7の回転によって、搬送されてきた用紙と中間転写ベルト7との接触位置(転写部)に移動し、この位置に配置されている転写ローラ11によってシート上に転写される。この場合、中間転写ベルト7と転写ローラ11とは所定ニップで互いに圧接されるとともに、転写ローラ11にはトナー像をシートに転写させるための電圧が印加される。この電圧は、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧である。
上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ11もしくは中間転写ベルト駆動ローラ71の何れか一方は金属等の硬質材料から形成され、他方は弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラまたは発泡性樹脂ローラ等)から形成される。
中間転写ベルト7と感光体ドラム3a〜3dとの接触により中間転写ベルト7に付着したトナー、及び中間転写ベルト7から用紙へのトナー像の転写の際に転写されずに中間転写ベルト7上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット9によって除去され回収される。
中間転写ベルトクリーニングユニット9には、中間転写ベルト7に接触するクリーニングブレード(クリーニング部材)が備えられている。中間転写ベルト7におけるクリーニングブレードに接触している部分は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ72にて支持されている。
給紙トレイ10は、画像形成に使用するシート(例えば記録用紙)を蓄積しておくためのものであり、画像形成部及び露光ユニット1の下側に設けられている。一方、画像形成装置100の上部に設けられている排紙トレイ15は、印刷済みのシートをフェイスダウンで載置するためのものである。
(トナー補給装置)
図2は、図1のトナー補給装置の構成を示す拡大図であり、図3は、図2のC−C矢視断面図である。
トナー補給装置22aは、図2に示すように、トナー収容容器121、トナー攪拌部材125、トナー排出部材122およびトナー排出口123を含む。トナー補給装置22aは、現像槽111(図4)の上側に配され、未使用トナー(粉体状のトナー)を貯蔵している。トナー補給装置22a内のトナーはトナー排出部材(排出スクリュー)122を回転させることによって、トナー排出口123からトナー搬送パイプ102を介して現像槽111へ供給されるようになっている。
トナー収容容器121は、内部空間を有するほぼ半円筒状の容器部材であり、トナー攪拌部材125、トナー排出部材122を回転自在に支持し、トナーを収容する。トナー排出口123は、トナー排出部材122の下部、軸方向中央部よりに設けられる略長方形の開口部であり、トナー搬送パイプ102を臨む位置に配置される。
トナー攪拌部材125は、回転軸125aを中心に回転することにより、トナー収容容器121内に収容されるトナーを攪拌しながら、トナー収容容器121内のトナーを汲み上げてトナー排出部材122へ搬送する板状の部材で、先端にトナー汲み上げ部材125bを備える。トナー汲み上げ部材125bは、可撓性を有するポリエチレンテレフタレート(PET)シートからなる。
トナー排出部材122は、トナー収容容器121内のトナーをトナー排出口123から現像槽111に供給するもので、図3に示すように、トナー搬送羽根122aとトナー排出部材回転軸122bとを含むオーガスクリュー、並びにトナー排出部材回転ギア122cで構成されている。トナー排出部材122は、図示しないトナー排出部材駆動モータによって回転駆動されるようになっている。オーガスクリューの向きは、トナー排出部材122の軸方向両端からトナー排出口123側に向けて、トナーが搬送されるように設定されている。
トナー排出部材122とトナー攪拌部材125との間には、図2に示すようにトナー排出部材隔壁124が設けられる。これによって、トナー攪拌部材125によって汲み上げられたトナーがトナー排出部材122の周辺に適量に保持される。
トナー攪拌部材125は、図2に示すように、矢印Z方向に回転してトナーを攪拌し、トナー排出部材122の方へ汲み上げる。このとき、トナー汲み上げ部材125bは、その可撓性によって、トナー収容容器121の内壁に沿って摺動して変形しつつ回転し、トナーをトナー排出部材122側に供給する。そして、トナー排出部材122が回転することにより、供給されたトナーをトナー排出口123へと導くようになっている。
なお、トナー補給装置22b〜22dもトナー補給装置22aと同等の構成と機能を有する。
(現像装置)
図4は、図1の現像装置2aの構成を示す拡大図、図5は、図4のA−A矢視断面図、図6は、図4のB−B矢視断面図、図7は、図6の第1攪拌搬送部材の要部拡大図、図8は、図7の第1内螺旋羽根の要部拡大図、図9は、図7のリング状波打螺旋羽根を、第1攪拌搬送部材の回転中心から回転周方向に見える展開図である。
図4に示すように、現像装置2aは、現像槽111内に、感光体ドラム3aと対向するように配置された現像ローラ114を有し、現像ローラ114によって感光体ドラム3aの表面にトナーを供給して、感光体ドラム3aの表面に形成された静電潜像を顕像化する(現像する)装置である。
現像装置2aは、現像ローラ114の他に、現像槽111、現像槽カバー115、トナー補給口115a、ドクターブレード116、第1攪拌搬送部材112、第2攪拌搬送部材113、仕切り板(仕切り壁)117、トナー濃度検知センサ(透磁率センサ)119を備えている。
現像槽111は、トナーとキャリアとを含む2成分現像剤(以下、単に「現像剤」と称する。)を収容する槽である。なお、この実施形態のキャリアは、磁性を有する磁性キャリアである。
現像ローラ114は、図示しない駆動手段によって軸心回りに回転駆動するマグネットローラであり、現像槽111の現像剤を表面に汲み上げて担持し、表面に担持している現像剤に含まれるトナーを感光体ドラム3aに供給するものである。
また、現像ローラ114は、感光体ドラム3に対向し、感光体ドラム3に対して間隙を有して離隔するように設けられる。現像ローラ114で搬送される現像剤は最近接部分で感光体ドラム3aと接触する。この接触領域が現像ニップ部Nであり、現像ニップ部Nでは、現像ローラ114に接続される図示しない電源から現像ローラ114に対して現像バイアス電圧が印加され、現像ローラ114表面の現像剤から感光体ドラム3a表面の静電潜像へトナーが供給される。
現像ローラ114の表面に近接する位置にはドクターブレード116が配されている。ドクターブレード116は、現像ローラ114の軸線方向に平行に延びる長方形の板状部材であり、その短手方向の一端116bが現像槽カバー115によって支持され、かつ先端116aが現像ローラ114表面に対して間隙を有して離隔するように設けられる。ドクターブレード116の材料としては、ステンレス鋼が使用できるが、アルミニウムや合成樹脂なども使用できる。
第1攪拌搬送部材
第1攪拌搬送部材(現像剤搬送部材)112は、図5から図9に示すように、第1搬送羽根112aおよび第1回転軸112bからなる螺旋状のオーガスクリューと、第1搬送ギア112cとにより構成されている。第1搬送羽根112aは、第1回転軸112bの外周に沿って設けられる螺旋状の第1内螺旋羽根112aaと、該第1内螺旋羽根112aaの外周に接合して設けられる第1リング状波打螺旋羽根112abからなり、モータ等の駆動手段(図示せず)によって回転駆動することにより現像剤を搬送しながら撹拌するようになっている。
第1リング状波打螺旋羽根112abは、図7に示すように回転軸方向の断面が土星リング状で、現像剤を押出す面の迎え角が軸の回転に対して周期的に変化する波状面を有する螺旋羽根であり、回転中心から見て72°の回転間隔、すなわち変動周期が5(360°/72°)となるように、迎え角が連続的に変化する滑らかな曲面で形成されている。
また、図9に示す第1リング状波打螺旋羽根112abの迎え角θ2の最小値(最小迎え角)は10°に、最大値(最大迎え角)は80°に設定されており、図8に示す第1内螺旋羽根112aaの迎え角θ1は50°に設定されている。
なお、この発明における迎え角とは、第1回転軸112bの軸心と第1内螺旋羽根112aaの接線(現像剤押出し面)とがなす角θ1(図8)、あるいは第1回転軸112bの軸心と第1リング状波打螺旋羽根112abの接線(現像剤押出し面)とがなす角度θ2(図7)をいう。また、回転間隔とは、第1回転軸112bに垂直な平面において、第1回転軸112bの軸心を中心とした第1螺旋羽根112aの回転角度をいう。
第2攪拌搬送部材(現像剤搬送部材)113は第1撹拌搬送部材112と同等の構造を有し、図5から図9に示すように、第2搬送羽根113aおよび第2回転軸113bからなる螺旋状のオーガスクリューと、第2搬送ギア113cとにより構成されている。第2搬送羽根113aは、第2回転軸113bの外周に沿って設けられる螺旋状の第2内螺旋羽根113aaと、該第2内螺旋羽根113aaの外周に接合して設けられる第2リング状波打螺旋羽根113abからなり、モータ等の駆動手段(図示せず)によって回転駆動することにより現像剤を撹拌しながら搬送するようになっている。
第2リング状波打螺旋羽根113abは、第1リング状波打螺旋羽根112abと同等の構造を有し、回転軸方向の断面が土星リング状で、現像剤を押出す面の迎え角が周期的に変化する波状面を有する螺旋羽根であり、回転中心から見て72°の回転間隔、すなわち変動周期が5(360°/72°)となるように、迎え角が連続的に変化する滑らかな曲面で形成されている。
第2リング状波打螺旋羽根113abの迎え角の最小値(最小迎え角)は10°に、最大値(最大迎え角)は80°に設定されており、第2内螺旋羽根113aaの迎え角は第1内螺旋羽根112aaの迎え角θ1(図8)と同様に50°に設定されている。
図4に示すトナー濃度検知センサ119は、図5に示すように第2攪拌搬送部材113の鉛直方向下方の現像槽111底面の現像剤搬送方向の略中央部に装着され、センサ面が現像槽111の内部に露出するように設けられる。トナー濃度検知センサ119は図示しないトナー濃度制御手段に電気的に接続される。トナー濃度制御手段は、トナー濃度検知センサ119が検知するトナー濃度測定値に応じて、図3に示すように、トナー排出部材122を回転駆動させ、トナー排出口123を介して現像槽111内部にトナーを供給するように制御する。
トナー濃度検知センサ119によるトナー濃度測定値がトナー濃度設定値よりも低いと判定すると、トナー排出部材122を回転駆動させる駆動手段に制御信号を送り、トナー排出部材122を回転駆動させる。トナー濃度検知センサ119には一般的なトナー濃度検知センサを使用でき、たとえば、透過光検知センサ、反射光検知センサ、透磁率検知センサなどが挙げられる。これらの中でも、透磁率検知センサが好ましい。
透磁率検知センサには図示しない電源が接続される。電源は、透磁率検知センサを駆動させるための駆動電圧およびトナー濃度の検知結果を制御手段に出力するための制御電圧を透磁率検知センサに印加する。電源による透磁率検知センサへの電圧の印加は、制御手段によって制御される。透磁率検知センサは、制御電圧の印加を受けてトナー濃度の検知結果を出力電圧値として出力する型式のセンサであり、基本的に出力電圧の中央値近傍の感度がよいため、その付近の出力電圧が得られるような制御電圧を印加して用いられる。このような型式の透磁率検知センサは市販されており、たとえば、TS−L、TS−A、TS−K(いずれも商品名、TDK(株)社製)などが挙げられる。
また、現像槽111の上側には、図4に示すように、取り外し可能な現像槽カバー115が設けられている。さらに、現像槽カバー115には、現像槽111内に未使用のトナーを補給するためのトナー補給口115aが形成されている。
そして、図1に示すように、トナー補給装置22aに収容されているトナーは、トナー搬送パイプ102及びトナー補給口115aを介して現像槽111内に移送され、これにより現像槽111にトナーが補給されるようになっている。
現像槽111には、図4に示すように第1攪拌搬送部材112と第2攪拌搬送部材113との間に仕切り板117が配設されている。仕切り板117は、図5に示すように第1攪拌搬送部材112及び第2攪拌搬送部材113の各軸方向(各回転軸方向)に平行に延設されている。現像槽111の内部は、仕切り板117によって、第1攪拌搬送部材112が配されている第1搬送路Pと、第2攪拌搬送部材113が配されている第2搬送路Qとに区画される。
仕切り板117は、第1攪拌搬送部材112及び第2攪拌搬送部材113の各軸方向の両端部において、現像槽111の内側の壁面から離間して配置されている。これにより、現像槽111には、第1攪拌搬送部材112及び第2攪拌搬送部材113の各軸方向の両端部付近において、第1搬送路Pと第2搬送路Qとを連通する連通路が形成されている。以下では、図5に示されるように、矢印X方向の端部に形成されている連通路を第1連通路a、矢印Y方向の端部に形成されている連通路を第2連通路bと称する。
第1攪拌搬送部材112及び第2攪拌搬送部材113は、互いの周面同士が仕切り板117を介して対向するように且つ互いの軸同士が平行になるように並列され、互いに逆方向に回転するように設定されている。そして、第1攪拌搬送部材112は、図5に示すように、矢印X方向に現像剤を搬送し、第2攪拌搬送部材113は、矢印X方向とは逆の矢印Y方向に現像剤を搬送するように設定されている。
トナー補給口115aは図5に示すように第1搬送路P内の領域であり且つ第2連通路bよりも矢印X方向側の位置に形成されている。つまり、第1搬送路Pにおいて、第2連通路bの下流側にトナーが補給されることになる。
現像槽111において、第1攪拌搬送部材112及び第2攪拌搬送部材113は、モータ等の駆動手段(図示せず)によって回転駆動し、現像剤を搬送する。
具体的には、第1搬送路Pにおいて、現像剤は、第1攪拌搬送部材112によって攪拌されながら矢印X方向へ搬送され、第1連通路aに到達する。第1連通路aに到達した現像剤は、第1連通路aを通過して第2搬送路Qへ搬送される。
一方、第2搬送路Qにおいて、現像剤は、第2攪拌搬送部材113によって、攪拌されながら矢印Y方向へ搬送され、第2連通路bに到達する。そして、第2連通路bに到達した現像剤は、第2連通路bを通過して第1搬送路Pへ搬送される。
つまり、第1攪拌搬送部材112と第2攪拌搬送部材113とは、互いに逆方向に現像剤を搬送しながら攪拌している。
このようにして、現像剤は、現像槽111において、第1搬送路Pと第1連通路aと第2搬送路Qと第2連通路bとを、第1搬送路P→第1連通路a→第2搬送路Q→第2連通路b、という順序にて循環移動することになる。そして、現像剤は、第2搬送路Qにて搬送されている間に、現像ローラ114(図4)の回転にてその表面に担持されて汲み上げられ、汲み上げられた現像剤中のトナーが感光体ドラム3へと移動して、順次消費されていく。
このように消費されるトナーを補うべく、未使用のトナーがトナー補給口115aから第1搬送路Pへ補給される。補給されたトナーは第1搬送路Pにおいて従前より存在する現像剤と混合攪拌される。
なお、現像装置2b〜2dも現像装置2aと同等の構成と機能を有する。
(シート搬送路)
図1に示すように、画像形成装置100には、給紙トレイ10のシート及び手差しトレイ20のシートを転写部や定着装置12を経由させて排紙トレイ15に案内するためのシート搬送路Sが設けられている。なお、転写部は中間転写ベルト駆動ローラ71と転写ローラ11との間に位置する。
さらに、シート搬送路Sには、ピックアップローラ16a,16b、レジストローラ14、定着装置12、搬送ローラ25a〜25f等が配置されている。
搬送ローラ25a〜25fは、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、シート搬送路Sに沿って複数設けられている。ピックアップローラ16aは、給紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10からシートを1枚ずつシート搬送路Sに供給する呼び込みローラである。ピックアップローラ16bは、手差しトレイ20の近傍に備えられ、手差しトレイ20からシートを1枚ずつシート搬送路Sに供給する呼び込みローラである。レジストローラ14は、シート搬送路Sを搬送されているシートを一旦保持し、中間転写ベルト7上のトナー像の位置とシートの位置が一致するタイミングでシートを転写部に搬送するものである。
次に、シート搬送路Sによるシート搬送動作について説明する。
給紙トレイ10から搬送されるシートは、シート搬送路S中の搬送ローラ25aによってレジストローラ14まで搬送され、レジストローラ14によりシートの位置と中間転写ベルト7上の積層されたトナー像の位置とが整合するタイミングで転写部(転写ローラ11と中間転写ベルト7との接触位置)に搬送される。転写部ではシート上にトナー像が転写され、このトナー像は定着装置12にてシート上に定着される。その後、シートは、搬送ローラ25bから排紙ローラ25cを経て、排紙トレイ15上に排出される。
また、手差しトレイ20から搬送されるシートは、複数の搬送ローラ25f,25e,25dによってレジストローラ14まで搬送される。それ以降のシート搬送動作は、上述した給紙トレイ10から供給されるシートと同様の経過を経て排紙トレイ15に排出される。
1 露光ユニット
2 現像装置
3 感光体ドラム
5 帯電器
8 中間転写ベルトユニット
12 定着ユニット
22 トナー補給装置
100 画像形成装置
111 現像槽
112 第1搬送部材
112a 第1搬送羽根
112aa 第1内螺旋羽根
112ab 第1リング状波打螺旋羽根
112b 第1回転軸
112c 第1搬送ギア
113 第2搬送部材
113a 第2搬送羽根
113b 第2回転軸
113c 第2搬送ギア
P 第1搬送路
Q 第2搬送路
θ1,θ2 迎え角

Claims (7)

  1. トナーと磁性キャリアとを含む現像剤を収容する現像剤収容部と、前記現像剤収容部内に設けられた現像剤搬送路と、前記現像剤搬送路内に設けられ前記現像剤を搬送しながら撹拌する現像剤搬送部材と、撹拌された現像剤を担持してその現像剤に含まれるトナーを感光体ドラムへ供給する現像ローラとを備え、
    前記現像剤搬送部材が、回転軸と、該回転軸の外周に沿って設けられた波打螺旋羽根とを有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像剤搬送部材が、回転軸と、該回転軸の外周に沿って設けられる内螺旋羽根と、前記内螺旋羽根の外周に接合して設けられるリング状波打螺旋羽根を有することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記リング状波打螺旋羽根は、変動周期が2以上12以下であることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記リング状波打螺旋羽根の迎え角が、回転軸の回転に対して連続的に変化することを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記リング状波打螺旋羽根は、最小迎え角が0度以上25度以下であることを特徴とする請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記内螺旋羽根は最大迎え角が45度以上60度以下であることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、感光体ドラム表面を帯電させる帯電装置と、感光体ドラム表面に静電潜像を形成する露光装置と、感光体ドラム表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する現像装置と、感光体ドラム表面のトナー像を記録媒体に転写する転写装置と、転写されたトナー像を記録媒体に定着させる定着装置とを備え、
    前記現像装置が、請求項1乃至5のうちの何れか一項に記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
JP2010013175A 2010-01-25 2010-01-25 現像装置及びこれを用いる画像形成装置 Active JP5070303B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010013175A JP5070303B2 (ja) 2010-01-25 2010-01-25 現像装置及びこれを用いる画像形成装置
CN201110030719.6A CN102135746A (zh) 2010-01-25 2011-01-25 显影装置以及使用该显影装置的图像形成设备
US13/013,078 US20110182624A1 (en) 2010-01-25 2011-01-25 Developing device and image forming apparatus using the developing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010013175A JP5070303B2 (ja) 2010-01-25 2010-01-25 現像装置及びこれを用いる画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011150246A true JP2011150246A (ja) 2011-08-04
JP5070303B2 JP5070303B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=44295556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010013175A Active JP5070303B2 (ja) 2010-01-25 2010-01-25 現像装置及びこれを用いる画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20110182624A1 (ja)
JP (1) JP5070303B2 (ja)
CN (1) CN102135746A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014130223A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Ricoh Co Ltd 現像剤収納容器、現像剤補給装置及び画像形成装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060222410A1 (en) * 2005-04-04 2006-10-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Two-component developing unit
US20080050152A1 (en) * 2006-08-25 2008-02-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Agitator, and developing apparatus and image forming device having the same
JP2010266575A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Ricoh Co Ltd スクリュ、現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4634286A (en) * 1985-09-06 1987-01-06 Eastman Kodak Company Electrographic development apparatus having a continuous coil ribbon blender
JP2002031940A (ja) * 2000-07-19 2002-01-31 Fujitsu Ltd 2成分現像装置、画像形成装置及び攪拌スクリュー
JP4316530B2 (ja) * 2005-04-22 2009-08-19 シャープ株式会社 現像装置
US7426361B2 (en) * 2005-09-01 2008-09-16 Eastman Kodak Company Developer mixing apparatus having four ribbon blenders
JP2008102492A (ja) * 2006-09-19 2008-05-01 Ricoh Co Ltd 現像剤搬送装置、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置
JP2008203310A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置、及びそれに装着されるプロセスカートリッジ
JP2008233243A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 現像装置および画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060222410A1 (en) * 2005-04-04 2006-10-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Two-component developing unit
US20080050152A1 (en) * 2006-08-25 2008-02-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Agitator, and developing apparatus and image forming device having the same
JP2010266575A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Ricoh Co Ltd スクリュ、現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014130223A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Ricoh Co Ltd 現像剤収納容器、現像剤補給装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5070303B2 (ja) 2012-11-14
CN102135746A (zh) 2011-07-27
US20110182624A1 (en) 2011-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4738497B2 (ja) 現像装置およびこれを用いる画像形成装置
JP4667512B2 (ja) 現像装置及びこれを用いる画像形成装置
JP5175923B2 (ja) 現像装置、画像形成装置、および現像剤攪拌搬送方法
JP4709295B2 (ja) 現像装置及びこれを用いる画像形成装置
JP5009348B2 (ja) 画像形成装置
JP2012150367A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2012047833A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP5282108B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP5211149B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2010175945A (ja) 現像装置とこれを用いる画像形成装置
JP5055405B2 (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP4738501B2 (ja) 現像装置及びこれを用いる画像形成装置
JP2011099916A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP5307063B2 (ja) 画像形成装置
JP2010197839A (ja) 現像装置及びこれを用いる画像形成装置
JP5070303B2 (ja) 現像装置及びこれを用いる画像形成装置
JP4738496B2 (ja) 現像装置およびこれを用いる画像形成装置
JP4951681B2 (ja) 現像装置およびそれを備えた画像形成装置
JP5600563B2 (ja) 現像装置、画像形成装置および現像剤攪拌搬送方法
JP2011064766A (ja) 画像形成装置
JP2010160253A (ja) 現像装置とこれを用いる画像形成装置
JP2010164691A (ja) 現像装置とこれを用いる画像形成装置
JP2011002771A (ja) 画像形成装置
JP5193923B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JP2011090125A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120724

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5070303

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150