JP2011148370A - Sun visor for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、車両用サンバイザーに関するものである。 The present invention relates to a vehicle sun visor.
車両のフロントガラス近傍に設置されて外光を遮るサンバイザーには、遮光体を構成するサンバイザー本体に、バニティミラーが取り付けられたものがある。例えば、特許文献1には、サンバイザー本体の下端にバニティミラーを上下方向に回動可能に取り付けたものが開示されている。
Some sun visors that are installed near the windshield of a vehicle and block external light include a sun visor body that constitutes a light blocking body and a vanity mirror attached thereto. For example,
前記従来のバニティミラー付き車両用サンバイザーにおいては、サンバイザー本体を下方に展開した状態でバニティミラーをサンバイザー本体に対して下方に回転すると、バニティミラーの位置を下げることが可能であるが、乗員の体格によっては、これでもまだ乗員の視線位置に対してバニティミラーの位置が高すぎて、使い勝手が悪い場合がある。 In the conventional vehicle sun visor with a vanity mirror, when the vanity mirror is rotated downward with respect to the sun visor body in a state where the sun visor body is expanded downward, the position of the vanity mirror can be lowered. Depending on the occupant's physique, the vanity mirror position is still too high relative to the occupant's line-of-sight position, which may lead to poor usability.
そこで、この発明は、バニティミラーの高さの変更幅を拡大することができる車両用サンバイザーを提供するものである。 Accordingly, the present invention provides a vehicle sun visor capable of expanding the change width of the height of the vanity mirror.
この発明に係る車両用サンバイザーでは、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、車室内に設置され外光を遮るサンバイザー本体(例えば、後述する実施例におけるサンバイザー本体5)と、前記サンバイザー本体に着脱可能に設けられたバニティミラー(例えば、後述する実施例におけるバニティミラー6)と、を備える車両用サンバイザー(例えば、後述する実施例における車両用サンバイザー1)において、前記サンバイザー本体から離脱させた前記バニティミラーは前記サンバイザー本体の下部に係脱可能であり、前記バニティミラーを前記サンバイザー本体の下部に係合した状態で該バニティミラーを前記サンバイザー本体に対して上下移動可能とする移動機構(例えば、後述する実施例におけるスライドプレート17,41L,41R)を備えることを特徴とする車両用サンバイザーである。
The vehicle sun visor according to the present invention employs the following means in order to solve the above problems.
The invention according to
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記サンバイザー本体に前記移動機構を備えることを特徴とする。
The invention according to
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記移動機構は、前記バニティミラーを前記サンバイザー本体に対して下方に移動した状態で、前記バニティミラーの上端と前記サンバイザー本体の下端との間に配置され、前記サンバイザー本体の幅方向全域に亘って板状に設けられ、遮光性を有することを特徴とする。
The invention according to claim 3 is the invention according to
請求項1に係る発明によれば、サンバイザー本体から離脱したバニティミラーをサンバイザー本体の下部に係合させることで、バニティミラーの位置を下方に下げることができる。そして、その状態から移動機構によりバニティミラーをサンバイザー本体に対して下方に移動させると、バニティミラーの位置をさらに下方に下げることができる。その結果、乗員の視線高さや好みに応じてバニティミラーの高さを設定することができ、使い勝手が極めて向上する。 According to the first aspect of the present invention, the position of the vanity mirror can be lowered downward by engaging the vanity mirror detached from the sun visor body with the lower portion of the sun visor body. When the vanity mirror is moved downward with respect to the sun visor body from the state by the moving mechanism, the position of the vanity mirror can be further lowered. As a result, the height of the vanity mirror can be set according to the sight line height and preference of the occupant, and the usability is greatly improved.
請求項2に係る発明によれば、サンバイザー本体に移動機構を設けることで、バニティミラーの厚みを薄くすることができるとともに、バニティミラーの軽量化が可能となる。
According to the invention which concerns on
請求項3に係る発明によれば、サンバイザー本体から離脱したバニティミラーをサンバイザー本体の下部に係合させ、その状態でバニティミラーをサンバイザー本体に対して下方に移動させたときに、移動機構を、サンバイザー本体と同幅寸法の遮光体として利用することができるので、遮光領域を拡大することができる。 According to the invention of claim 3, when the vanity mirror detached from the sun visor body is engaged with the lower part of the sun visor body and the vanity mirror is moved downward relative to the sun visor body in this state, the movement is performed. Since the mechanism can be used as a light shielding body having the same width as the sun visor body, the light shielding area can be enlarged.
以下、この発明に係る車両用サンバイザーの実施例を図1から図14の図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施例は、右ハンドル車両の運転席側の車両用サンバイザーとしての態様である。 Embodiments of a vehicle sun visor according to the present invention will be described below with reference to the drawings of FIGS. In addition, the Example described below is an aspect as a vehicle sun visor on the driver's seat side of a right-hand drive vehicle.
図1に示すように、車両用サンバイザー1は、ブラケット2を介して車体のルーフ3に回動可能に取り付けられた支持アーム4と、支持アーム4に保持されたサンバイザー本体5と、サンバイザー本体5に着脱可能に取り付けられたバニティミラー6と、を備えている。
As shown in FIG. 1, a
支持アーム4は略L字状をなし、その水平部4aが略水平面内で回動可能なように、ブラケット2に回動自在に軸支されている。
サンバイザー本体5は、周知のように車外から車内に入射する外光を遮るためのものであり、支持アーム4の水平部4aに上下方向へ回動可能に取り付けられている。サンバイザー本体5において支持アーム4の延長上の端部には係合軸部7が設けられており、この係合軸部7は、ルーフ3のフロントガラス8近傍に設置された図示しないフックに係合離脱可能とされている。
The
As is well known, the
サンバイザー本体5は通常は上方に回転されてルーフ3に沿って収納されている。以下、サンバイザー本体5を収納したときにルーフ3に対向する面をサンバイザー本体5の表面5aとする。
そして、フロントガラス8から入射する外光が眩しいときに、運転者がサンバイザー本体5を下方に回転して、図1に示すようにフロントガラス8に沿って配置する。このとき、サンバイザー本体5の表面5aは運転者の方向を向く。
The
And when the external light which injects from the
図2に示すように、サンバイザー本体5の表面5aには、その略中央に略矩形の凹部9が形成されており、この凹部9にバニティミラー6が収納されている。なお、図5等に示すように、凹部9はサンバイザー本体5の裏面側まで貫通しておらず、底部を有している。
As shown in FIG. 2, the
バニティミラー6は三面鏡式となっていて、図4に示すように、横長のメインケース10の両端に左右のリッド11L,11Rが図示しないヒンジを介して横開き可能に連結されており、左右のリッド11L,11Rを閉じると、図3,図5に示すように左右のリッド11L,11Rがメインケース10の上に重なるように構成されている。
なお、以下の説明では、リッド11L,11Rを閉じたときにメインケース10においてリッド11L,11Rと対向する面をメインケース10の内面とし、反対側の面をメインケース10の外面とする。また、リッド11L,11Rを閉じたときにリッド11L,11Rにおいてメインケース10と対向する面をリッド11L,11Rの内面とし、反対側の面をリッド11L,11Rの外面とする。
メインケース10とリッド11L,11Rはいずれも樹脂製で遮光性を有している。図4に示すように、メインケース10の内面には主ミラー12が固定されており、リッド11L,11Rの内面には補助ミラー13L,13Rが固定されている。
The
In the following description, the surface of the
The
リッド11L,11Rを展開し、メインケース10とリッド11L,11Rとを図4に示すように一平板状にしたときに、バニティミラー6の左右方向の幅寸法は、サンバイザー本体5の下端における左右方向の幅寸法とほぼ同寸法となる。
リッド11L,11Rには、図4に示す展開状態においてリッド11L,11Rの左右方向外側近傍の上端に、アーム14が上方に向かって延設されている。アーム14の先端には、図13に示すように、リッド11L,11Rの内面側に湾曲するフック部15が形成されている。
When the
In the
メインケース10は、図6に示すように、ケース本体16と、平板状をなしケース本体16に対して上下方向に平行移動可能に取り付けられたスライドプレート(移動機構)17とを備えている。前述したように、ケース本体16およびスライドプレート17は樹脂製で遮光性を有している。なお、図6は、ケース本体の外面側から見た斜視図であり、この図では省略するが、ケース本体16の左右端部にリッド11L,11Rが取り付けられている。
ケース本体16の下端部18は若干手前側(表面側)に突出しており、リッド11L,11Rを閉じたときにこの下端部18の上部空間にリッド11L,11Rが収まり(図3、図5参照)、リッド11L,11Rの外面と下端部18の表面がほぼ面一になるように設定されている。前述した主ミラー12はケース本体16の内面側に固定されている。
As shown in FIG. 6, the
The
ケース本体16の外面側の左右縁部にはその上下端部に、断面L字形の抱持部19が左右方向の内側を向いて設けられている。スライドプレート17はこの抱持部19によってその左右端部を抱持され、ケース本体16に上下方向にスライド可能に支持されている。
なお、スライドプレート17の外面側の左右端部の下縁にはストッパ20が突設されており、このストッパ20が下側の抱持部19の上端に突き当たったときにスライドプレート17は下限位置となり、上側の抱持部19の下端に突き合ったときにスライドプレート17は上限位置となり、この下限位置と上限位置との間においてスライドプレート17はケース本体16に対する上下移動が許容される。
The left and right edge portions on the outer surface side of the
A
また、スライドプレート17の下部中央には略U字形にスリット21が設けられていて、スリット21の内側が板厚方向に撓むことができる舌片部22となっている。図7に示すように、舌片部22の内面側下端には係止突起23が形成されている。
一方、ケース本体16の外面側の中央には、左右方向に延びる断面三角形の係止山部24が上下方向に多数連続して設けられている。図7に示すように、このケース本体16の係止山部24にスライドプレート17の舌片部22の係止突起23が係止することにより、ケース本体16とスライドプレート17の上下方向の相対移動が停止せしめられ、その位置を保持することができるようになっており、また、スライドプレート17の舌片部22が撓むことによって、係止突起23は係止山部24を乗り越えることができ、ケース本体16とスライドプレート17を上下相対移動させることができるようになっている。すなわち、係止突起23と係止山部24は、ケース本体16とスライドプレート17の上下方向の相対位置を任意の位置で停止させる停止機構を構成する。
Further, a
On the other hand, in the center on the outer surface side of the
スライドプレート17の上端には、上方に突出するアーム25が左右一対設けられており、アーム25の先端には、スライドプレート17の内面側に湾曲するフック部27が形成されている。
また、ケース本体16の下端には、下方に突出するアーム28が左右一対設けられており、アーム28の先端には、ケース本体16の外面側に湾曲するフック部30が形成されている。
なお、図4に示すように、ケース本体16のアーム28は、スライドプレート17のアーム25の下方に対応する位置に配置されている。また、図3に示すように、リッド11L,11Rを閉じたときにリッド11L,11Rのアーム14はスライドプレート17のアーム25と一部を重複させつつ、若干左右方向内側に配置される。
A pair of left and
In addition, a pair of left and
As shown in FIG. 4, the
前述したサンバイザー本体5の凹部9は、リッド11L,11Rを閉じた状態のバニティミラー6をほぼ隙間なく収納可能な形状および大きさに形成されており、その深さは、バニティミラー6を収納したときにリッド11L,11Rの外面がサンバイザー本体5の表面5aと略面一となるように設定されている。
図2に示すように、凹部9は、その上縁に、左右一対の第1アーム収納凹部31と、第1アーム収納凹部31に連なる第3アーム収納凹部33を備え、下縁に左右一対の第2アーム収納凹部32を備えている。第2アーム収納凹部32の深さは第1アーム収納凹部31の深さと同じであるが、第3アーム収納凹部33の深さは第1アーム収納凹部31の深さよりも浅くなっている。
The
As shown in FIG. 2, the
図1,図5に示すように、第1アーム収納凹部31には、その奥側に、バニティミラー6のメインケース10における上側のアーム25が収納され、その手前側に、バニティミラー6のリッド11L,11Rにおけるアーム14の一部が収納される。そして、第3アーム収納凹部33には、リッド11L,11Rのアーム14において残る部分が収納される。ここで、アーム14の一部とは、リッド11L,11Rを閉じたときにメインケース10のアーム25と重複する部分であり、アーム14の残る部分とは、リッド11L,11Rを閉じたときにメインケース10のアーム25と重複しない部分である。また、第2アーム収納凹部32には、メインケース10の下側のアーム28が収納される。
As shown in FIGS. 1 and 5, the
図2、図5に示すように、第1アーム収納凹部31における奥部(底部に近い側)には、左右方向に延びるシャフト34が設けられており、第2アーム収納凹部32においてサンバイザー本体5の表面5aに近い側には、左右方向に延びるシャフト35が設けられている。第1アーム収納凹部31のシャフト34には、メインケース10の上側のアーム25のフック部27が係脱可能となっており、第2アーム収納凹部32のシャフト35には、メインケース10の下側のアーム28のフック部30が係脱可能となっている。
As shown in FIG. 2 and FIG. 5, a
バニティミラー6を凹部9に収納するときには、斜め下方からバニティミラー6の上部を凹部9に挿入していき、最初にメインケース10の上側のアーム25のフック27を第1アーム収納凹部31のシャフト34に係合し、その後、シャフト34を回転中心としてバニティミラー6の下側をサンバイザー本体5に接近する方向へ回転し、メインケース10の下側のアーム28のフック30を第2アーム収納凹部32のシャフト35に係合する。これにより、バニティミラー6をサンバイザー本体5の凹部9に装着することができる。
When the
また、サンバイザー本体5の下端であって第2アーム収納凹部32の下方には切欠部36が形成されており、切欠部36には左右方向に延びるシャフト37が設けられている。このシャフト37には、凹部9から取り外したバニティミラー6のメインケース10における上側のアーム25のフック27が係脱可能となっている。
また、サンバイザー本体5には、凹部9の左右両側にスライドプレート収納孔40が設けられており、スライドプレート収納孔40にスライドプレート(移動機構)41L,41Rが上下動可能に収容されている。スライドプレート41L,41Rは樹脂製で遮光性を有し、平板状をなしていて、サンバイザー本体5の表面5aに対して平行に配置されている。スライドプレート41L,41Rの左右方向の幅寸法は、リッド11L,11Rの左右方向の幅寸法と同一にされている。スライドプレート収納孔40はサンバイザー本体5の下端に開口し、この開口からスライドプレート41L,41Rは下方に突出可能となっている。
A
The sun visor
スライドプレート41L,41Rの下端には切欠部42が形成されており、切欠部42には左右方向に延びるシャフト43が設けられている。このシャフト43には、凹部9から取り外したバニティミラー6のリッド11L,11Rにおけるアーム14のフック部15が係脱可能となっている。
また、サンバイザー本体5の下端の左右両側にも切欠部44が形成されており、スライドプレート41L,41Rをスライドプレート収納孔40の奥端に収納したときに、切欠部44内にスライドプレート41L,41Rの切欠部42が位置するようになっている。
なお、図示を省略するが、スライドプレート41L,41Rが勝手に下降してくることがないように、および、スライドプレート収納孔40から脱落しないように、スライドプレート収納孔40とスライドプレート41L,41Rとの間にはストッパ機構が設けられている。
A
In addition,
Although not shown in the drawings, the slide
次に、このサンバイザー1の作用を説明する。
バニティミラー6を使用しないときには、図1および図5に示すように、リッド11L,11Rを閉じた状態のバニティミラー6をサンバイザー本体5の凹部9に収納しておく。
そして、フロントガラス8から車内に入射する外光が眩しくないとき、および、バニティミラー6を使用しないときには、凹部9にバニティミラー6を格納させたサンバイザー本体5を、支持アーム4を回転中心にして上方に回転させ、ルーフ3に沿って配置する。
Next, the operation of the
When the
When the outside light incident on the inside of the vehicle from the
一方、運転者がフロントガラス8から車内に入射する外光を眩しく感じたときには、サンバイザー本体5を下方に回転し、フロントガラス8に対向して配置する。これにより、車外からフロントガラス8を透過して入射する光を、サンバイザー本体5で遮光することができる。
On the other hand, when the driver feels that the external light incident on the inside of the vehicle from the
また、停車中に運転者がバニティミラー6を使用したいときも、遮光するときと同様に、サンバイザー本体5を下方に回転してフロントガラス8に対向して配置する。この状態で、サンバイザー本体5の凹部9にバニティミラー6を収納させたまま、リッド11L,11Rを開いて主ミラー12および補助ミラー13L,13Rを利用することもできるが、このサンバイザー1においては、バニティミラー6をサンバイザー本体5から取り外して使用することもできる。
その場合に、バニティミラー6をサンバイザー本体5から切り離した状態のまま使用することは勿論可能であるが、このサンバイザー1においては、バニティミラー6をサンバイザー本体5の下端に吊り下げて使用することが可能である。以下、その手順を説明する。
In addition, when the driver wants to use the
In that case, it is possible to use the
まず、図4に示すように、サンバイザー本体5から取り外したバニティミラー6のリッド11L,11Rを開き、メインケース10とリッド11L,11Rを一平板状にする。
次に、図9に示すように、メインケース10のスライドプレート17に設けられたアーム25のフック部27を、サンバイザー本体5の下端中央寄りに設けられた2つのシャフト37に係止するとともに、リッド11L,11Rに設けられたアーム14のフック部15を、サンバイザー本体5の下端左右に設けられたシャフト43に係止して、バニティミラー6をサンバイザー本体5の下端に吊り下げる。なお、図10はこのときのメインケース10の吊り下げ状態を示している。
First, as shown in FIG. 4, the
Next, as shown in FIG. 9, the
このようにバニティミラー6をサンバイザー本体5に吊り下げると、主ミラー12と補助ミラー13L,13Rを総て運転席側に指向させた状態にして、バニティミラー6をサンバイザー本体5の下側に位置させることができる。したがって、主ミラー12と補助ミラー13L,13Rの高さを利用者の顔の高さ(視線高さ)に近づけることができ、使い勝手が向上する。
When the
また、バニティミラー6のメインケース10とリッド11L,11Rは遮光性を有しているので、バニティミラー6は遮光体としても機能する。しかも、リッド11L,11Rを展開したときのバニティミラー6の左右方向の幅寸法は、サンバイザー本体5の左右方向の幅寸法とほぼ同寸法であるので、サンバイザー1の遮光領域がバニティミラー6の分だけ下方に拡大することとなる。
なお、バニティミラー6を鏡として用いないときにも、遮光領域を拡大する目的で、バニティミラー6をサンバイザー本体5の凹部9から取り外し、サンバイザー本体5の下端に吊り下げて用いることが可能である。
Further, since the
Even when the
前述のように、バニティミラー6をサンバイザー本体5に吊り下げて図9に示される形態にしただけでも、主ミラー12と補助ミラー13L,13Rの高さは低くなるのであるが、それでもまだ利用者がミラー12,13L,13Rの位置がまだ高いと感じる場合には、メインケース10の下端部18に指をかけて下方に引っ張り、メインケース10のケース本体16およびリッド11L,11Rをさらに下方へ移動する。
As described above, the height of the
詳述すると、ケース本体16の下端部18を下方に引き下げると、メインケース10のスライドプレート17はそのアーム25がサンバイザー本体5のシャフト37に係止されているので移動しないが、ケース本体16がスライドプレート17に対して下方に相対移動する。また、これに伴い、ケース本体16に連結されているリッド11L,11Rも下方に移動する。これは、ケース本体16に下向きの力が加えられると、リッド11L,11Rにも下向きの力が加わるので、アーム14を介してリッド11L,11Rと連結されたスライドプレート41L,41Rがサンバイザー本体5のスライドプレート収納孔40から引き出され、下方に延びてくるからである。
More specifically, when the
図11は、ケース本体16とリッド11L,11Rを下限位置まで移動させた状態を示しており、図12はそのときのメインケース10の吊り下げ状態を示し、図13はリッド11Lの吊り下げ状態を示している。このようにすると、主ミラー12と補助ミラー13L,13Rを図9に示される形態としたときよりもさらに下方に位置させることができるので、利用者の顔の高さ(視線高さ)により近づけることができ、使い勝手が向上する。
FIG. 11 shows a state in which the
なお、ケース本体16とスライドプレート17との間には、係止山部24と舌片部22の係止突起23により構成された停止機構が設けられているので、前記下限位置よりも高い任意の高さでケース本体16およびリッド11L,11Rを停止させることができる。したがって、利用者は主ミラー12と補助ミラー13L,13Rを好みの高さに配置して利用することができ、使い勝手が向上する。
In addition, since the stop mechanism comprised by the latching
また、スライドプレート17,41L,41Rは遮光性を有しているので、遮光体としても機能する。しかも、スライドプレート17の左右方向の幅寸法はケース本体16の左右方向の幅寸法とほぼ同寸法であり、スライドプレート41L,41Rの左右方向の幅寸法はリッド11L,11Rの左右方向の幅寸法と同寸法であり、スライドプレート17の左右両側にほぼ隙間なくスライドプレート41L,41Rが配置されるので、サンバイザー本体5の下端とケース本体16およびリッド11L,11Rとの間をスライドプレート17,41L,41Rでほぼ塞ぐことができ、遮光することができる。つまり、サンバイザー1の遮光領域が、スライドプレート17,41L,41Rの分だけさらに拡大することとなる。
Further, since the
なお、バニティミラー6を鏡として用いないときにも、遮光領域を拡大する目的で、バニティミラー6をサンバイザー本体5の凹部9から取り外し、サンバイザー本体5の下端に吊り下げ、さらに前述のようにスライドプレート17,41L,41Rを引き出して用いることが可能である。
Even when the
このように、この実施例のサンバイザー1によれば、乗員の視線高さや好みに応じてバニティミラー6の高さを設定することができ、しかも、その高さ変更幅が大きいので、使い勝手が極めて向上する。
また、リッド11L,11Rのスライドプレート41L,41Rをサンバイザー本体5に設けているので、リッド11L,11Rの厚みを薄くすることができ、リッド11L,11Rの軽量化が可能となる。すなわち、バニティミラー6の厚みを薄くすることができるとともに、バニティミラー6の軽量化が可能となる。
また、前述したように、スライドプレート17,41L,41Rを遮光体として利用することができるので、遮光領域を拡大することもできる。
As described above, according to the
Moreover, since the
Further, as described above, since the
なお、この実施例のサンバイザー1においては、図14に示すように、リッド11L,11Rのアーム14をスライドプレート41L,41Rのシャフト43に係止せず、メインケース10のアーム25のフック27をサンバイザー本体5のシャフト37に係止するだけで、バニティミラー6をサンバイザー本体5の下端に吊り下げることも可能である。このようにすると、図14の形態からリッド11L,11Rを所定角度だけ開くことで、リッド11L,11Rをメインケース10に対して角度を付けた姿勢にすることができ、バニティミラー6を三面鏡本来の使い方で用いることができる。
また、このような形態としたときにも、ケース本体16とスライドプレート17とを相対移動させることによって、バニティミラー6をさらに低い位置に移動することができる。
In the
Even in such a configuration, the
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、バニティミラー6のリッド11L,11Rを左右開きとしたが、リッドは上下開きであってもよい。
また、前述した実施例では、バニティミラー6を三面鏡式としたが、一面鏡であってもよい。
また、前述した実施例では、移動機構をスライドプレート17,41L,41Rで構成したが、他の構成であってもよい。
また、前述した実施例では移動機構としてのスライドプレート17をバニティミラー6に、移動機構としてのスライドプレート41L,41Rをサンバイザー本体5に設けたが、総ての移動機構をバニティミラー6側に設けてもよいし、あるいは、サンバイザー本体5側に設けてもよい。
さらに、前述した実施例では、右ハンドル車両の運転席側の車両用サンバイザーの態様としたが、この発明は、助手席側の車両用サンバイザーにも適用可能であり、さらに、左ハンドル車両の運転席側あるいは助手席側の車両用サンバイザーにも適用可能である。
[Other Examples]
The present invention is not limited to the embodiment described above.
For example, in the above-described embodiment, the
In the embodiment described above, the
In the above-described embodiment, the moving mechanism is configured by the
In the embodiment described above, the
Further, in the above-described embodiment, the aspect of the vehicle sun visor on the driver's seat side of the right-hand drive vehicle is described. However, the present invention can also be applied to the vehicle sun visor on the passenger seat side, and further, the left-hand drive vehicle. The present invention can also be applied to a vehicle sun visor on the driver's seat or passenger's side.
1 車両用サンバイザー
5 サンバイザー本体
6 バニティミラー
17,41L,41R スライドプレート(移動機構)
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記サンバイザー本体から離脱させた前記バニティミラーは前記サンバイザー本体の下部に係脱可能であり、前記バニティミラーを前記サンバイザー本体の下部に係合した状態で該バニティミラーを前記サンバイザー本体に対して上下移動可能とする移動機構を備えることを特徴とする車両用サンバイザー。 In a vehicle sun visor provided with a sun visor body installed in a passenger compartment and blocking external light, and a vanity mirror provided detachably on the sun visor body,
The vanity mirror detached from the sun visor body can be engaged with and disengaged from a lower portion of the sun visor body, and the vanity mirror is attached to the sun visor body in a state where the vanity mirror is engaged with the lower portion of the sun visor body. A vehicle sun visor comprising a moving mechanism that can move up and down.
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