JP2011145747A - スタイル要素を用いた画面表示の選択した表示領域をコピーアンドペーストする方法、システム及びプログラム - Google Patents

スタイル要素を用いた画面表示の選択した表示領域をコピーアンドペーストする方法、システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な操作で表示スタイルを維持したままペーストすることができるコピーアンドペーストを実現する。
【解決手段】コピー元スタイルのデータ及びペースト先スタイルのデータから、コピー元スタイルがペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定し、ペースト先スタイルを変えるスタイルである場合には、コピー元スタイルからペースト先スタイルに取り込むスタイルにペースト先スタイルを変えない処理を行って、コピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを生成する。コピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを用いて、コピー元表示領域をペーストしたペースト先表示領域を表示画面に表示する。
【選択図】図11

Description

本発明は、画面表示のための情報処理に関し、特に、スタイルにより表示が指定される要素(「スタイル要素」とも称する。)を用いた画面表示の選択した表示領域をコピーアンドペーストする方法、システム及びプログラムに関する。
インターネットなどのネットワーク技術が発達し普及するに連れて、Webページの利用が広まっている。Webページは、テキストデータやHTML(Hyper Text Markup Language)乃至はXHTML(eXtensible Hyper Text MarkupLanguage)によるレイアウト情報、特にスタイル要素、埋め込まれる画像や音声、動画などから構成される。Webページを構成するそれらのデータ即ちコンテンツはドキュメントファイルとして提供される。Webページのドキュメントファイルは、例えば、パーソナルコンピュータなどのクライアント端末のローカル環境で、Webページ作成編集機能を有するアプリケーションソフトを利用して作成される。
近年、Webページの表示スタイルは複雑になっている。原因としては、SEO(Search Engine Optimization)対策(検索エンジンにヒットされる順位をあげる対策)やメンテナンスのしやすさのための文書構造とスタイルの分離や、ユーザが配置をカスタマイズしやすいような自由度の高いページの要求が、あげられる。
特許文献1には、Webページの一部をWebブラウザアプリケーションでハイライトしてWebページエディタアプリケーションにペーストすることはできるが、このペースト方法では、オリジナルのソースページを実際にレンダリングしたレイアウトは保持されず、Webページオーサリングのプロセスを行わなければならないことが、記載されている。
特許文献2には、ホームページの表示情報を範囲指定して取り込む際に、そのホームページのアドレスや日時情報も共に取り込んでコピーアンドペーストすることが、記載されている。
特許文献3には、Webブラウザ上で直接ウィジウィグ方式によりホームページの構成要素を構成要素別に生成して編集することが、記載されている。
特開2006−107458号公報 特開2001−147759号公報 特表2008−503830号公報
このようにWebページの表示スタイルが複雑になったこともあり、既存のWebページ作成編集機能を有するアプリケーションソフトでは、スタイル決定要因が複雑なスタイル要素を用いた表示領域をコピーアンドペーストすると、コピーしたものとは見た目、即ち表示スタイルが異なるものがペーストされてしまうことが起きる。これでは、Webページのようにスタイル要素を用いてせっかく作成した画面表示の表現力は損なわれてしまう。また、レンダリングのレイアウトを保持するためにWebページオーサリングのプロセスを行わなければならないのであれば、簡単な操作のコピーアンドペーストを使用する利便性が損なわれてしまう。
本発明は、そのようなコピーアンドペーストの問題を解決することができる、特に、簡単な操作で表示スタイルを維持したままペーストすることができるコピーアンドペーストを実現することを目的とする。本発明の目的には、スタイルにより指定される要素を用いた画面表示の選択した表示領域をコピーアンドペーストする方法、システム及びプログラムを提供することが、含まれる。
本発明により提供される1実施態様のコピーアンドペースト方法では、少なくとも次のことを行う。スタイルにより表示が指定される要素を用いて表示装置に表示された表示画面で、入力装置により、コピーするコピー元表示領域を選択する。記憶装置に保持されたコピー元表示領域の表示情報のデータから、処理装置により、ペースト対象要素のデータを生成する。コピー元表示領域の表示情報のデータ及びペースト対象要素のデータから、処理装置により、ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成する。表示装置の表示画面で、入力装置により、コピー元表示領域をペーストするペースト先表示領域を指示する。記憶装置に保持されたペースト先表示領域の表示情報のデータ及びペースト対象要素のデータから、処理装置により、ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成する。コピー元スタイルのデータ及びペースト先スタイルのデータから、処理装置により、コピー元スタイルがペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定し、ペースト先スタイルを変えるスタイルである場合には、コピー元スタイルからペースト先スタイルに取り込むスタイルにペースト先スタイルを変えない処理を行って、コピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを生成する。コピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを用いて、処理装置により、コピー元表示領域をペーストしたペースト先表示領域を表示装置の表示画面に表示する。
好ましくは、ペースト対象要素のデータを生成することは、コピー元表示領域の表示情報のデータから要素の表示情報のデータを検出して記憶装置に記憶することを含む。また、ペースト対象要素のデータを生成することは、要素自体に直接的に指定されたスタイルがあれば、要素の表示情報のデータから当該スタイルを削除することを含む。
好ましくは、ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成することは、コピー元表示領域の表示情報のデータからペースト対象要素と要素IDが一致するスタイルのデータを検出して記憶装置に記憶することを含む。また、ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成することは、コピー元表示領域の表示情報のデータからスタイルのルールに従いペースト対象要素に間接的に指定されたスタイルのデータを検出して記憶装置に記憶することを含む。さらに、ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成することは、コピー元表示領域の表示情報のデータから任意設定のルールに従いペースト対象要素に必要であるスタイルのデータを検出して記憶装置に記憶することを含む。そして、ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成することは、コピー元スタイルのデータのうち相対値で設定されたスタイル値は絶対値に換えることを含む。
好ましくは、ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成することは、ペースト先表示領域の表示情報のデータからペースト対象要素に適用されるスタイルのデータを検出して記憶装置に記憶することを含む。また、ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成することは、ペースト先表示領域の表示情報のデータからスタイルのルールに従いペースト対象要素に間接的に指定されるスタイルのデータを検出して記憶装置に記憶することを含む。さらに、ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成することは、ペースト先表示領域の表示情報のデータから任意設定のルールに従いペースト対象要素に必要であるスタイルのデータを検出して記憶装置に記憶することを含む。
好ましくは、コピー元スタイルがペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定することは、コピー元スタイルと同じプロパティを有するペースト先スタイルがあるかを判定することを含み、コピー元スタイルと同じプロパティを有するペースト先スタイルがある場合、スタイル値が同じであるかを判定する。スタイル値が同じである場合、ペースト先スタイルのスタイル値をコピー元スタイルのスタイル値に変更したら、ペースト対象要素以外のペースト先表示領域における要素のスタイルが変わるかを判定する。ペースト対象要素以外のペースト先表示領域における要素のスタイルが変わる場合、ペースト先スタイルを変えない処理は、コピー元スタイルをペースト対象要素自体に直接的に指定されるスタイルにすることを含む。または、ペースト対象要素以外のペースト先表示領域における要素のスタイルが変わる場合、ペースト先スタイルを変えない処理は、ペースト対象要素しか指定しないセレクタを作成してコピー元スタイルをセレクタにより指定されるスタイルにすることを含む。ペースト対象要素以外のペースト先表示領域における要素のスタイルが変わらない場合、ペースト先スタイルのスタイル値をコピー元スタイルのスタイル値に変更することを含む。
本発明により提供される1実施態様のコピーアンドペーストのためのコンピュータプログラムでは、コンピュータに、次のステップを実行させる。
スタイルにより表示が指定される要素を用いて表示装置に表示された表示画面で、入力装置により、コピーするコピー元表示領域を選択したことに応答して、
記憶装置に保持されたコピー元表示領域の表示情報のデータから、ペースト対象要素のデータを生成するステップと、
コピー元表示領域の表示情報のデータ及びペースト対象要素のデータから、ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成するステップと、
表示装置の表示画面で、入力装置により、コピー元表示領域をペーストするペースト先表示領域を指示したことに応答して、
記憶装置に保持されたペースト先表示領域の表示情報のデータ及びペースト対象要素のデータから、ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成するステップと、
コピー元スタイルのデータ及びペースト先スタイルのデータから、コピー元スタイルがペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定し、ペースト先スタイルを変えるスタイルである場合には、コピー元スタイルからペースト先スタイルに取り込むスタイルにペースト先スタイルを変えない処理を行って、コピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを生成するステップと、
コピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを用いて、コピー元表示領域をペーストしたペースト先表示領域を表示装置の表示画面に表示するステップと、
を実行させる。
本発明により提供される1実施態様の、スタイルにより表示が指定される要素を用いて表示された表示画面で、コピーするコピー元表示領域をペーストするペースト先表示領域にコピーアンドペーストするシステムでは、
表示画面を表示する表示装置と、
表示画面でコピー元表示領域を選択し、ペースト先表示領域を指示する入力装置と、
コピー元表示領域の表示情報のデータ及びペースト先表示領域の表示情報のデータを保持する記憶装置と、
表示装置、入力装置及び記憶装置に接続された処理装置と、
処理装置により実行される、記憶装置に保持されたコピー元表示領域の表示情報のデータからペースト対象要素のデータを生成する、ペースト対象要素のデータの生成部と、
処理装置により実行される、記憶装置に保持されたコピー元表示領域の表示情報のデータ及びペースト対象要素のデータの生成部で生成されたペースト対象要素のデータから、ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成する、コピー元スタイルのデータの生成部と、
処理装置により実行される、記憶装置に保持されたペースト先表示領域の表示情報のデータ及びペースト対象要素のデータの生成部で生成されたペースト対象要素のデータから、ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成する、ペースト先スタイルのデータの生成部と、
処理装置により実行される、コピー元スタイルのデータの生成部で生成されたコピー元スタイルのデータ及びペースト先スタイルのデータの生成部で生成されたペースト先スタイルのデータから、コピー元スタイルがペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定し、ペースト先スタイルを変えるスタイルである場合には、コピー元スタイルからペースト先スタイルに取り込むスタイルにペースト先スタイルを変えない処理を行って、コピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを生成する、コピー元スタイル取り込みペースト先スタイルのデータの生成部と、
を含む。
本発明によれば、簡単な操作で表示スタイルを維持したままペーストすることができるコピーアンドペーストが実現される。特に、スタイルにより指定される要素を用いた画面表示の選択した表示領域を表示スタイルの変化なしにコピーアンドペーストする方法、システム及びプログラムが提供される。
本発明の1実施形態に係るコピーアンドペーストの方法、システム及びプログラムが適用されるコンピュータ100のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 コンピュータ100のソフトウェア構成200を示す概略図である。 スタイル指定の記述方法を示す図である。 スタイル指定方法の分類を示す図である。 Webページのドキュメントの1例を示す図である。 異なるWebページにペーストした場合のレンダリング画面表示を示す図である。 WebページのHTMLファイルを示す図である。 レンダリングのためのファイルと情報テーブルを示す図である。 レンダリング画面とHTMLファイル及びCSSファイルの関係を示す図である。 レンダリングのために生成され使用されるテーブルを示す図である。 本発明による1実施態様のコピーアンドペースト方法のフローチャートを示す図である。 図11の1実施形態におけるペースト対象の抽出処理の1実施例を示す図である。 図12の1実施例で生成され使用されるテーブルを示す図である。 図12の1実施例で生成され使用されるテーブルを示す図である。 図12の1実施例で生成され使用されるテーブルを示す図である。 図12の1実施例で生成され使用されるテーブルを示す図である。 図11の1実施形態におけるペースト処理の1実施例を示す図である。 図17の1実施例で生成され使用されるテーブルを示す図である。 図17の1実施例で生成され使用されるテーブルを示す図である。 図17の1実施例で生成され使用されるテーブルを示す図である。 図17の1実施例で生成され使用されるテーブルを示す図である。 図17の1実施例における「方法a」の処理を示す図である。 図22の処理に関するテーブルを示す図である。 図17の1実施例における「方法b」の処理を示す図である。 図24の処理に関するテーブルを示す図である。 図17の1実施例における「方法c」の処理を示す図である。 図26の処理に関するテーブルを示す図である。 Webページのレンダリングの1例を示す図である。 従来技術によるコピーアンドペーストの結果を示す図である。 本発明適用によるコピーアンドペーストの結果を示す図である。 本発明による1実施態様のコピーアンドペーストシステムの構成を示す概略ブロック図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、記載された実施形態の内容に限定して解釈されるべきではない。なお、実施形態の説明の全体を通じて同じ構成部分乃至構成要素には同じ番号を付している。
図1は、本発明の1実施形態に係るコピーアンドペーストの方法、システム及びプログラムが適用されるコンピュータ100のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。図1に示されるように、コンピュータ100は、CPU101の処理装置と、メモリ102、ハードディスクドライブ(HDD)103及びフレキシブルディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROMなどの記録媒体を再生可能なリムーバブルディスクドライブ(RDD)104の記憶装置と、入出力インターフェース105の入出力制御装置と、インターネットなどのネットワークに接続するための通信アダプタ106の通信制御装置とを備え、これらがバス107を介して接続された構成を有する。コンピュータ100は、入出力インターフェース105を介してディスプレイ108の表示装置やキーボード109及びマウス110の入力装置などと接続可能であり、通信アダプタ106を介してネットワークに接続される。コンピュータ100の各機能は、インストールされている各種ソフトウェアが、コンピュータの起動時にあるいはプログラム実行時にHDD103からメモリ102へ読み込まれ、CPU101がこれを順次処理することによって実現される。
図2は、コンピュータ100のソフトウェア構成200を示す概略図である。図2に示されるように、コンピュータ100は、デバイスドライバ201、オペレーティングシステム(OS)202及びアプリケーションソフト203を備えている。アプリケーションソフト203には、インターネット接続時にWebページを閲覧するためのWebブラウザ204や、Webページの作成や修正を行うためのWebページ作成編集ソフト205が含まれる。
Webページ作成編集ソフト205に加えて、本発明により、スタイル要素を用いた画面表示の選択した表示領域をスタイルの変更なしにコピーアンドペーストする機能を実現したコピーアンドペーストソフト206が、提供される。コピーアンドペーストソフト206は、Webページ作成編集ソフト205にその一部として組み込まれて提供されても良い。コピーアンドペーストソフト206はHDD103からメモリ102へ読み込まれ、CPU101が後で詳細に述べられる処理手順を実行する。
本発明によるコピーアンドペーストの動作の理解を助けるために、Webページのスタイルについて簡単に説明する。Webページは、HTMLやXHTMLなどのマークアップ言語で記述されたドキュメントとスタイルシートから構成される。ドキュメントは、「要素」という単位で構成され、各要素に「スタイル」を指定することができる。
スタイル指定の記述方法は、図3に示すように2通りある。(a)は、セレクタによりスタイルを指定する記述方法である。(b)は、要素に直接スタイルを指定する記述方法である。本明細書では、スタイル指定の記述方法にかかわらず、1つのプロパティと1つの値をまとめて「スタイル」と称する。(a)に示された具体例では、記述されているスタイルの数は、「color:blue」と「padding:1px」と「background-color:red」の3つであり、(b)に示された具体例では、記述されているスタイルの数は、「color:green」と「text-indent:1px」の2つである。
スタイル指定方法は大きく分類すると、図4に示すようになる。先ず、直接的指定とIV.間接的指定(親要素からの継承など)に分けられ、そして、直接的指定は、ファイルの内部に指定(HTMLファイル内)するのと、III.ファイルの外部に指定(CSS(Cascading Style Sheets)ファイルなど)するのとに分けられる。また、ファイルの内部に指定するのは、I.該当要素に指定(style属性など、例:インラインスタイル)するのと、II.該当要素外に指定(headタグ内など)するのとに分けられる。結局、スタイルの指定方法は、I.該当要素に指定 (style属性など)、II.該当要素外に指定(headタグ内など)、III.ファイルの外部に指定(CSSファイルなど)及びIV.間接的指定(親要素からの継承など)の4つに分類される。それらスタイルの指定方法I乃至IVは優先順位のルールに従って用いられ、スタイルが決定される。その優先順位のルールは任意であり、広く普及しているルールでは、I、II、IIIそしてIVの順の優先順位である(I>II>III>IV)。同じ指定方法の場合には、後ろに記述したものの方が優先順位は高い。なお、スタイル指定の記述方法に関しては、Iは図3の(b)要素直接指定であり、II、III及びIVは図3の(a)セレクタによる指定である。
図5に、Webページのドキュメントの1例を示す。(a)はドキュメントのHTMLファイルであり、(b)は各要素をツリー構造で表現したものである。任意のルールにより、スタイルは親要素から継承などされる。ドキュメントは、決定されたスタイルに基づき、WebブラウザまたはWebページエディタによりWebページとしてレンダリングされる。
図6に、レンダリングされたWebページ内の要素群を選択してペーストする際に同じレンダリングにならないことを1つの例をあげて示す。表示画面におけるWebページ内の(i)コピー元に表示されている内側の矩形(コピー元表示領域)を選択して、異なるWebページの(ii)ペースト先にペーストした場合、(iii)従来のペーストでは、コピー元のレンダリングは失われて表示される。その原因としては、スタイルの指定方法と優先順位などの決定のルールの複雑さや間接的影響があげられる。図4に示したようにスタイル指定方法は大きく4つに分類され、(iii)従来のコピーアンドペーストでは、それらの指定方法のI.該当要素に指定 (style属性など)することしか対応していない。(iv)理想のペーストに示されるように、コピー元のレンダリングが失われずに表示されことが望まれる。
図7に、参考ファイルとして、図6に示された(i)コピー元WebページのHTMLファイルを示す。このような単純なレンダリングでも、4種類のスタイルが4つの指定方法でそれぞれの指定箇所に設けられている。図7の右側に、それら4種類のスタイルの対応する部分が抜き出して示されている。CSSのルールはHTMLの標準化を進めるW3Cにより決定されている。そのルールに則るとどの要素が間接的に影響するかが判断できる。CSSの仕様書(W3C勧告)を参照されたい。
このように、スタイルの指定方法は複雑になっている。そこで、これら4種類のスタイルに対応することが必要になるが、単にすべての指定方法を漏らさずコピーアンドペーストするとしても、以下の問題点を考慮すべきである。
−指定方法のII、III及びIVは、ペーストされる要素以外のペースト先のスタイルを変更してしまう可能性がある。
−コピー元とペースト先のレンダリング場所の違いにより、スタイルが変わる可能性がある。例えば、DTD(Document Type Definition:文書型定義)などで指定されている親要素からの影響やWebページで決められているスタイルのデフォルト値の違いによる。明示されているルール以外にも、間接的な影響を考慮する必要がある。
図8に示すように、Webページエディタは、ドキュメントのHTMLファイルと1対1の対応関係にあるドキュメント情報テーブルを有する。HTMLファイルからドキュメント情報テーブルを作成し、逆に、ドキュメント情報テーブルからHTMLファイルを作成することができる。ドキュメントの内容を変更する場合、ドキュメントのHTMLファイルを読み込むと同時にドキュメント情報テーブルを作成し、ドキュメント情報テーブルの内容を要望のものに変更し、その変更されたドキュメント情報テーブルを元にドキュメントのHTMLファイルを変更する。同様に、スタイルのCSSファイルについても、Webページエディタは、1対1の対応関係にあるスタイル情報テーブルを有する。スタイル情報テーブルは、図3の(a)のようなセレクタにより指定されたスタイルを全て管理する。HTMLファイル内においてセレクタによりスタイルが指定される場合には、スタイル情報テーブルと1対1の対応関係にあるのは、そのようなCSSファイルではなくてHTMLファイルになる。
また、図8に示すように、HTMLファイルとCSSファイルとを関係付けるものとして、「要素別スタイルテーブル」が作成される。これはCSS統一のルールであり、セレクタにその要素の要素名、要素IDまたはクラス名が含まれるかなどで決まる。詳細なCSSのルールはHTMLの標準化を進めるW3Cにより決定されている。そのルールに則るとどの要素が間接的に影響するかが判断できる。CSSの仕様書(W3C勧告)を参照されたい。
図9に、レンダリング画面とHTMLファイル及びCSSファイルの関係を示す。(i)には、HTMLファイル乃至はCSSファイルからWebページをレンダリングする場合の関係が示されている。(ii)には、レンダリング画面からユーザがHTMLファイルやCSSファイルの変更などを指示した場合の関係が示されている。Webページエディタは、Webページをレンダリングエンジンでレンダリングした画面上で、マウスでクリックなどすると、その位置情報などから対応するHTMLファイルの位置を知ることができる。そして、レンダリング画面上からの指示などの命令を受けてHTMLファイルの内容を変更、追加することができる。また、WebページエディタはHTMLファイルの各要素とレンダリング画面の位置を記憶している。
図10に、(i)ドキュメント情報テーブル、(ii)スタイル情報テーブル及び(iii)要素別スタイルテーブルの1例を示す。これらのテーブルは、図7に示した参考ファイルに関係する。ドキュメント情報テーブルは、その項目として、要素ID、要素名、開始タグ、コンテンツ、終了タグ及び子供要素IDについての情報を含む。スタイル情報テーブルは、その項目として、スタイルID、セレクタID、セレクタ、指定場所、スタイル値及びスタイルプロパティについての情報を含む。要素別スタイルテーブルは、その項目として、要素ID、要素名、スタイルプロパティ、スタイル値、スタイルID、指定セレクタ及び指定場所についての情報を含む。図10には、これらのテーブルの外に、これらのテーブルから生成される(iv)選択要素スタイルテーブル及び(v)ペースト候補スタイルテーブルも示されている。選択要素スタイルテーブルは、その項目として、スタイルプロパティ、スタイル値、スタイルID、指定セレクタ及び指定場所についての情報を含む。ペースト候補スタイルテーブルは、その項目として、要素ID、要素名、スタイルプロパティ、スタイル値、指定セレクタ及び指定場所についての情報を含む。選択要素スタイルテーブル及びペースト候補スタイルテーブルについては、後の説明で言及する。
図11に、本発明により提供される1実施態様のコピーアンドペースト方法の処理フロー1100を示す。処理は、ステップ1105で開始する。ステップ1110で、表示画面でコピーするコピー元表示領域を選択する。特に、スタイルにより表示が指定される要素を用いて表示装置に表示された表示画面で、入力装置により、コピーするコピー元表示領域を選択する。ステップ1115で、記憶装置に保持されたコピー元表示領域の表示情報のデータから、処理装置により、ペースト対象要素のデータを生成する。ステップ1120で、コピー元表示領域の表示情報のデータ及びペースト対象要素のデータから、処理装置により、ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成する。ステップ1125で、表示装置の表示画面で、入力装置により、コピー元表示領域をペーストするペースト先表示領域を指示する。ステップ1130で、記憶装置に保持されたペースト先表示領域の表示情報のデータ及びペースト対象要素のデータから、処理装置により、ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成する。ステップ1135で、コピー元スタイルのデータ及びペースト先スタイルのデータから、処理装置により、コピー元スタイルがペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定し、ペースト先スタイルを変えるスタイルである場合には、コピー元スタイルからペースト先スタイルに取り込むスタイルにペースト先スタイルを変えない処理を行って、コピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを生成する。ステップ1140で、コピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを用いて、処理装置により、コピー元表示領域をペーストしたペースト先表示領域を表示装置の表示画面に表示する。処理は、ステップ1145で終了する。
図12に、本発明により提供される1実施態様のコピーアンドペースト方法におけるペースト対象の抽出処理の1実施例を示す。図12に示された処理フロー1200は、ペースト対象の要素群と各要素のスタイルを決定し記憶するための処理ステップを含む。処理ステップは、図6、図7及び図28に示されたWebページのレンダリングの例に関して説明される。ユーザがWebページのレンダリング画面上で、マウスでコピーする範囲(矩形座標)を選択し、コピーを指示することにより開始する(ステップ1205)。既に図10で説明した(i)ドキュメント情報テーブル、(ii)スタイル情報テーブル及び(iii)要素別スタイルテーブルが、コンピュータの処理装置により事前にコピー元について生成され、記憶装置に保持されている。
図13に、(i)コピー元ドキュメント情報テーブル、(ii)コピー元スタイル情報テーブル及び(iii)コピー元要素別スタイルテーブルを示す。図7及び図28、特に図28に示されたコピー元ドキュメントのHTMLファイル及びCSSファイルから、それぞれのテーブルに含まれる項目の情報は理解される。
ステップ1210で、Webページエディタが、選択した要素を計算し(図9に示したレンダリング画面からの指示などの命令に対する応答処理を参照)、該当するレコードを「コピー元ドキュメント情報テーブル」(図13の(i)を参照)から選択し、そのレコードを「ペースト対象要素」(図14の(i)を参照)として記憶する。
ステップ1215で、「ペースト対象要素」にインラインスタイル(図4のI.該当要素に指定 (style属性など)を参照)が記述されていればそのスタイルを削除する(図14の(ii)を参照)。図14の(ii)ペースト対象要素では、その開始タグの項目にある情報は、<DIVclass="class">となっており、図14の(i)ペースト対象要素での開始タグの項目にあった情報、<DIVclass="class" style="width:50%">からスタイルの「style="width:50%"」が削除されている。
ステップ1220で、「ペースト対象要素」の中から1つの要素(未選択レコード)を選択する。この要素を「選択要素」と称す。ここでは、図14の(ii)ペースト対象要素に示された要素IDがA3で要素名がDIVの要素が「選択要素」となる。
ステップ1225で、「選択要素」と要素IDが一致するレコードを「コピー元要素別スタイル情報テーブル」(図13の(iii)を参照)の中から検出し、「コピー元選択要素スタイルテーブル」(図15の(i)を参照)として記録する。ここでは、図14の(ii)ペースト対象要素に示された要素IDがA3で要素名がDIVの要素が「選択要素」なので、図13の(iii)コピー元要素別スタイルテーブルの中から、要素IDがA3の要素群、即ち、6番目のスタイルプロパティ「width」、スタイル値「50%」の要素から12番目のスタイルプロパティ「border-color」、スタイル値「black」の要素までの7要素が、記録されている。
ステップ1230で、スタイルのルールに従い、「選択要素」に間接的に指定しているスタイルを「コピー元選択要素スタイルテーブル」に追加する(図15の(ii)を参照)。スタイルのルール、特にCSSのルールは、HTMLの標準化を進めるW3Cにより決定されているCSSの仕様書(W3C勧告)に基づくものであり、予めプログラムされている。この場合のスタイルを追加するとは、コピー元選択要素スタイルテーブルに新しいレコードを作成し、そこにスタイル情報である「スタイルID」と「スタイル値」を指定のものに設定する。指定セレクタ、セレクタIDは非設定とする。ここでは、図14の(ii)ペースト対象要素に示された要素IDがA3で要素名がDIVの要素が「選択要素」であり、この「選択要素」に間接的に指定しているスタイルは、図13の(iii)コピー元要素別スタイルテーブルの1番目の要素ID「A1」、要素名「BODY」、スタイルプロパティ「color」、スタイル値「black」の要素であるので、この要素がスタイルIDの「7」と共に、スタイルプロパティの「color」及びスタイル値の「black」が、コピー元選択要素スタイルテーブルの最後の行に追加されている(図15の(ii)を参照)。
ステップ1235で、プログラムが決める任意のルールに従い、「選択要素」に必要なスタイルを「コピー元選択要素スタイルテーブル」に追加する(図15の(iii)を参照)。このルールは、ユーザがプログラムに任意に設定できる。例えば、背景色のスタイル(スタイルプロパティ「background-color」)が透明であるが、親要素のスタイルでは親要素の背景色が「青」の場合、その要素に親要素と同じ背景色のスタイルを追加するなどである。図15の(iii)コピー元選択要素スタイルテーブルの最後の行には、スタイルプロパティが「background-color」でスタイル値が「aqua」のスタイルが、追加されている。
ステップ1240で、「コピー元選択要素スタイルテーブル」の中でスタイル値が相対的な値のもの(値が「%」など)を絶対値に変換する(図15の(iv)を参照)。この絶対値への変換は、ユーザがプログラムに任意に設定できる。例えば、スタイルプロパティのスタイル値の単位が「%」である場合、CSSのルールでそれは親要素の同じスタイルプロパティのスタイル値の比率を示すので、プログラムが親要素の同じスタイルプロパティの「スタイル値」と「%」を使用して、絶対値に変換する。ここでは、コピー元選択要素スタイルテーブルの中で1番目のスタイルプロパティ「width」、スタイル値「50%」の選択要素が該当する。その親要素の同じスタイルプロパティのスタイル値は、図13の(iii)コピー元要素別スタイルテーブルの2番目の要素、即ち、要素ID「A2」、要素名「DIV」、スタイルプロパティ「width」のスタイル値から「200px」であり、このスタイル値「200px」と先の「50%」を使用して、絶対値「100px」に変換される。図15の(iv)コピー元選択要素スタイルテーブルでは、その1番目の選択要素のスタイル値がこの変換された絶対値「100px」となっている。
ステップ1245で、「コピー元選択要素スタイルテーブル」(図15の(iv)を参照)を「ペースト候補スタイルテーブル」(図16を参照)に追加する。このステップでは、図16に示されているように、ペースト候補スタイルテーブルに新しいレコードを作成し、「選択要素」の「要素ID」及び「要素名」と共に、そこにスタイル情報である「スタイルプロパティ」、「スタイル値」、「指定セレクタ」及び「指定場所」の項目を指定のものに設定する。
ステップ1250で、未選択レコードがあるかを判定し、ある場合(Yes)にはステップ1220に戻り、ない場合(No)にはステップ1255に進み、一連の処理を終了する。
図17に、本発明によるコピーアンドペースト方法におけるペースト処理の1実施例を示す。図17に示された処理フロー1700は、記録した要素群とスタイルをペーストするための処理ステップを含む。処理ステップは、図6、図7及び図28に示されたWebページのレンダリングの例に関して説明される。ユーザがWebページのレンダリング画面上で、マウスでペーストする位置をクリックし、ペーストを指示する(ステップ1705)。やはり、図10で説明した(i)ドキュメント情報テーブル、(ii)スタイル情報テーブル及び(iii)要素別スタイルテーブルが、コンピュータの処理装置により事前にペースト先について生成され、記憶装置に保持されている。
図18に、(i)ペースト先ドキュメント情報テーブル、(ii)ペースト先スタイル情報テーブル及び(iii)ペースト先要素別スタイルテーブルを示す。図6及び図28、特に図28に示されたペースト先ドキュメントのHTMLファイル及びCSSファイルから、それぞれのテーブルに含まれる項目の情報は理解される。
ステップ1710で、Webページエディタが、ペーストする位置を決定し(図9に示したレンダリング画面からの指示などの命令に対する応答処理を参照)、「ペースト先ドキュメント情報テーブル」(図18の(i)を参照)に「ペースト対象要素」(図19の(i)を参照)の全レコードを追加する(図20の(i)を参照)。追加したレコードを以下、「ペースト要素レコード」と称す(図20の(ii)を参照)。この実施例では、図19の(i)ペースト対象要素は、図14の(ii)ペースト対象要素に対応するものであり、このペースト対象要素が図18の(i)ペースト先ドキュメント情報テーブルに追加されて、図20の(i)ペースト先ドキュメント情報テーブルのようになる。
ステップ1715で、「ペースト要素レコード」の中から1つの要素(未選択レコード)を選択する。この要素を「選択要素」と称する。ここでは、図20の(ii)ペースト要素レコードに示された要素IDが「A3」で要素名が「DIV」の要素が「選択要素」となる。
ステップ1720で、「選択要素」に適用されるスタイルを「ペースト先スタイル情報テーブル」(図18の(ii)を参照)から検出し、「ペースト先選択要素スタイルテーブル」(図20の(iii)を参照)として記憶する。ここでは、図20の(ii)ペースト要素レコードに示された要素IDが「A3」で要素名が「DIV」の要素が「選択要素」であり、この「選択要素」に適用されるスタイルは、スタイルのルールより、図18の(ii)ペースト先スタイル情報テーブルの1番目であるスタイルID「1」、セレクタID「1」でセレクタ「DIV」のスタイルから5番目であるスタイルID「5」、セレクタID「4」でセレクタ「DIV」のスタイルまでとなるので、これら5つのスタイルが図20の(iii)ペースト先選択要素スタイルテーブルに記録されている。なお、図18の(ii)ペースト先スタイル情報テーブルの2番目及び3番目であるセレクタが「*」のスタイルは、すべてに適用されるので、これらのスタイルもペースト先選択要素スタイルテーブルに記録されている。
ステップ1725で、スタイルのルールに従い、「選択要素」に間接的に指定しているスタイルを「ペースト先選択要素スタイルテーブル」に追加する。スタイルのルール、特にCSSのルールは、既に述べたように、HTMLの標準化を進めるW3Cにより決定されているCSSの仕様書(W3C勧告)に基づくものであり、予めプログラムされている。図20の(ii)ペースト要素レコードに示された要素ID「A3」、要素名「DIV」の「選択要素」に間接的に指定しているスタイルはないので、図20の(iii)ペースト先選択要素スタイルテーブルにスタイルは追加されていない。
ステップ1730で、プログラムが決める任意のルールに従い、「選択要素」に必要なスタイルを「ペースト先選択要素スタイルテーブル」に追加する。同様に、図20の(ii)ペースト要素レコードに示された要素ID「A3」、要素名「DIV」の「選択要素」に対して、プログラムが決める任意のルールに従う必要なスタイルはないので、図20の(iii)ペースト先選択要素スタイルテーブルにスタイルは追加されていない。
ステップ1735で、「ペースト先選択要素スタイルテーブル」(図20の(iii)を参照)にレコードがあるかを判定する。レコードがある場合(Yes)にはステップ1740に進み、ない場合(No)にはステップ1780に跳ぶ。
ステップ1740で、「ペースト候補スタイルテーブル」(図19の(ii)を参照)から1つのスタイル情報(未選択レコード)を選択する。そのスタイル情報を「選択スタイル」とする。
ステップ1745で、「選択スタイル」と同じプロパティを有するレコードが「ペースト先選択要素スタイルテーブル」(図20の(iii)を参照)にあるかを判定し、ある場合(Yes)にはステップ1750に進み、ない場合(No)にはステップ1755の「方法c」に進む。ステップ1755の「方法c」については、後で言及する。
ステップ1750で、スタイルの値も同じかを判定し、同じ場合(Yes)にはステップ1760に進み、同じでない場合(No)にはステップ1775に進む。
ステップ1760で、「選択スタイル」と同じプロパティを有するそのスタイルの値を書き換えたら、ペーストされた要素以外の要素のスタイルにも影響を与えるかを判定し、与える場合(Yes)にはステップ1765の「方法b」に進み、与えない場合(No)にはステップ1770の「方法a」に進む。例えば、「選択スタイル」の指定セレクタが「DIV」の場合、そのスタイルを参照しているHTMLファイル内にDIV要素が他にないかを調べる。あれば、ペーストされた要素以外の要素のスタイルにも影響を与えることになる。ステップ1765の「方法b」及びステップ1770の「方法a」については、後で言及する。
ステップ1775で、「ペースト候補スタイルテーブル」(図19の(ii)を参照)に未処理のスタイルがあるかを判定し、ある場合(Yes)にはステップ1740に戻り、ない場合(No)にはステップ1780に進む。
ステップ1780で、「ペースト先HTML」に未選択のレコードがあるかを判定し、ある場合(Yes)にはステップ1715に戻り、ない場合(No)にはステップ1785に進む。
ステップ1785で、更新された「ペースト先ドキュメント情報テーブル」(図21の(i)を参照)に基づいて、ペースト先HTMLファイルの内容を更新する。
ステップ1790で、更新された「ペースト先スタイル情報テーブル」(図21の(ii)を参照)に基づいて、CSSファイルの内容を更新する。それから、ステップ1795に進み、一連の処理を終了する。
図22に、「方法a」(図17のステップ1770を参照)のペースト先の既存のスタイルの値を変更する処理フロー2200を示す。ステップ2205で、「選択スタイル」と同じプロパティのレコードを「ペースト先選択要素スタイルテーブル」(図20の(iii)を参照)から選択する。1例として、選択スタイルが図23の(i)に示されているプロパティが「border-width」のスタイルの場合、「ペースト先選択要素スタイルテーブル」(図20の(iii)を参照)の4番目のレコードが同じプロパティを有するので、選択される(図23の(ii)を参照)。
ステップ2210で、選択したスタイルの値を「ペースト候補スタイルテーブル」(図19の(ii)を参照)のスタイルの値に変更する。この例では、選択した4番目のレコードのスタイルの値は、図23の(ii)に示されるように「0px」であるが、図19の(ii)ペースト候補スタイルテーブルの3番目のプロパティが「border-width」のスタイルの値は「1px」なので、「1px」に変更される(図23の(iii)を参照)。
ステップ2215で、「ペースト先選択要素スタイルテーブル」の変更に基づき、「ペースト先スタイル情報テーブル」を更新する(図21の(ii)を参照)。また、同じスタイルIDのレコードのスタイルの値を更新する。
図24に、「方法b」(図17のステップ1765を参照)のペーストされる要素のみに影響する指定方法でスタイルを記述する処理を示す。「方法b」については、2通りあり、どちらを使うかは任意である。図24の(a)に示されているステップ2405では、「ペースト候補スタイルテーブル」(図19の(ii)を参照)のスタイルを要素に直接指定で書き込む。即ち、「ペースト先ドキュメント情報テーブル」の選択要素の開始タグにスタイルを書く。1例として、選択スタイルが図25の(i)に示されているプロパティ「text-indent」、スタイル値「10px」のスタイルの場合、「ペースト先ドキュメント情報テーブル」(図20の(i)を参照)の3番目の要素の開始タグにスタイル「style="text-indent:10px;"」を書く(図25の(ii)を参照)。
図24の(b)に示されているステップ2410では、その要素しか指定しないセレクタ名を作成する。必要に応じて「ドキュメント情報テーブル」を書き換える。例えば、セレクタ名として、IDやクラスを新たに付ける。図25の(iii)ペースト先ドキュメント情報テーブルには、3番目の要素でIDに「A001」を作成した例(開始タグの「id="A001"」を参照)が示されている。
ステップ2415で、優先順位のルールに従って、対象スタイルがスタイルとして選ばれる位置に「作成したセレクタ名」のセレクタを作成し、そのセレクタ内にスタイルを書くように、「ペースト候補スタイルテーブル」を書き換える。既に述べたように、スタイルは書く位置によって重要度が変わる。ここで示された例では、図25の(iv)に示されるように、同じセレクタ「DIV」乃至は「*」、同じスタイルプロパティ「text-indent」のスタイルがあり、後の位置に記述したものが有効になるというルールの場合、スタイル「paste.css」より後の位置に記述されているスタイル「style.css」に新たなスタイルを追加する。図25の(v)に示されるように、ペースト候補スタイルテーブルの該当する5番目のスタイルレコードは、セレクタが「# A001」に、そして指定場所が「style.css」に書き換えられて、ペースト先スタイル情報テーブルに追加されている。
図26に、「方法c」(図17のステップ1755を参照)のコピー元と同じセレクタを追加してその中に同じスタイルを記述する処理を示す。ステップ2605で、任意の場所に「ペースト候補スタイルテーブル」と同じセレクタを書き出し、その中に同じスタイルを書き出す。1例として、図27の(i)に選択スタイルがプロパティ「border-style」の場合を示す。図27の(ii)に示されるように、同じセレクタ「.class」に同じスタイル「border-style」及び「solid」が書き出されている。
図28に、Webページのレンダリングの1例を示す。図28には、コピー元及びペースト先のHTMLファイル及びCSSファイルが、レンダリング画面表示と共に示されている。図29に、従来のコピーアンドペースト法でペーストした場合のHTMLファイル及びCSSファイルをレンダリング画面表示と共に示す。従来のコピーアンドペースト法では、コピーしたものとは表示スタイルが異なるものがペーストされている。図30に、本発明を適用してペーストした場合のHTMLファイル及びCSSファイルをレンダリング画面表示と共に示す。本発明を適用してペーストした場合には、コピーしたものと表示スタイルが同じものがペーストされている。「方法a」、「方法b」及び「方法c」と示されたCSSファイルの各箇所は、それらの方法でそれぞれ処理された部分である。
以上、本発明により提供される1実施態様のコピーアンドペースト方法の処理について、CPU101(処理装置)が処理する動作を述べたが、その方法をコンピュータで実現するための本発明により提供される1実施態様のコンピュータプログラムがコンピュータにインストールされたとき、CPU101(処理装置)は、次のようなソフトウェアモジュール構成をなす。このソフトウェアモジュール構成は、そのモジュールのマイクロコード化などによりハードウェア構成で実現することもできる。
図31に、そのときのCPU101(処理装置)による構成3100を示す。ディスプレイ108(表示装置)に表示された表示画面で、キーボード109乃至はマウス110(入力装置)により、コピーするコピー元表示領域を選択したことは、入出力インターフェース105及びバス107を経てCPU101(処理装置)に入力される。CPU101(処理装置)では、ペースト対象要素のデータの生成部3105が、HDD103(記憶装置)からバス107を経てコピー元表示領域の表示情報のデータを取得し、ペースト対象要素のデータを生成する。また、コピー元スタイルのデータの生成部3110が、取得したコピー元表示領域の表示情報のデータ及びペースト対象要素のデータの生成部3105で生成されたペースト対象要素のデータから、ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成する。
ディスプレイ108(表示装置)の表示画面で、キーボード109乃至はマウス110(入力装置)により、コピー元表示領域をペーストするペースト先表示領域を指示したことも、入出力インターフェース105及びバス107を経てCPU101(処理装置)に入力される。CPU101(処理装置)では、ペースト先スタイルのデータの生成部3115が、HDD103(記憶装置)からバス107を経てペースト先表示領域の表示情報のデータを取得し、取得したペースト先表示領域の表示情報のデータ及びペースト対象要素のデータの生成部3105で生成されたペースト対象要素のデータから、ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成する。また、コピー元スタイル取り込みペースト先スタイルのデータの生成部3120が、コピー元スタイルのデータの生成部3110で生成されたコピー元スタイルのデータ及びペースト先スタイルのデータの生成部3115で生成されたペースト先スタイルのデータから、コピー元スタイルがペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定し、ペースト先スタイルを変えるスタイルである場合には、コピー元スタイルからペースト先スタイルに取り込むスタイルにペースト先スタイルを変えない処理を行って、コピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを生成する。そして、CPU101(処理装置)は、コピー元スタイル取り込みペースト先スタイルのデータの生成部3120で生成されたコピー元スタイルを取り込んだペースト先スタイルのデータを用いて、コピー元表示領域をペーストしたペースト先表示領域をディスプレイ108(表示装置)の表示画面に表示する。
以上、実施態様を用いて本発明の説明をしたが、本発明の技術的範囲は実施態様について記載した範囲には限定されない。実施態様に種々の変更又は改良を加えることが可能であり、そのような変更又は改良を加えた態様も当然に本発明の技術的範囲に含まれる。

Claims (18)

  1. スタイルにより表示が指定される要素を用いて表示装置に表示された表示画面で、入力装置により、コピーするコピー元表示領域を選択し、
    記憶装置に保持された前記コピー元表示領域の表示情報のデータから、処理装置により、ペースト対象要素のデータを生成し、
    前記コピー元表示領域の表示情報のデータ及び前記ペースト対象要素のデータから、前記処理装置により、前記ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成し、
    前記表示装置の前記表示画面で、前記入力装置により、前記コピー元表示領域をペーストするペースト先表示領域を指示し、
    前記記憶装置に保持された前記ペースト先表示領域の表示情報のデータ及び前記ペースト対象要素のデータから、前記処理装置により、前記ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成し、
    前記コピー元スタイルのデータ及び前記ペースト先スタイルのデータから、前記処理装置により、前記コピー元スタイルが前記ペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定し、前記ペースト先スタイルを変えるスタイルである場合には、前記コピー元スタイルから前記ペースト先スタイルに取り込む前記スタイルに前記ペースト先スタイルを変えない処理を行って、前記コピー元スタイルを取り込んだ前記ペースト先スタイルのデータを生成し、
    前記コピー元スタイルを取り込んだ前記ペースト先スタイルのデータを用いて、前記処理装置により、前記コピー元表示領域をペーストした前記ペースト先表示領域を前記表示装置の前記表示画面に表示する、
    ことを含む、コピーアンドペースト方法。
  2. 前記ペースト対象要素のデータを生成することが、前記コピー元表示領域の表示情報のデータから前記要素の表示情報のデータを検出して前記記憶装置に記憶することを含む、請求項1に記載のコピーアンドペースト方法。
  3. 前記ペースト対象要素のデータを生成することが、前記要素自体に直接的に指定された前記スタイルがあれば、前記要素の表示情報のデータから当該スタイルを削除することを含む、請求項2に記載のコピーアンドペースト方法。
  4. 前記ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成することが、前記コピー元表示領域の表示情報のデータから前記ペースト対象要素と要素IDが一致するスタイルのデータを検出して前記記憶装置に記憶することを含む、請求項1、2または3に記載のコピーアンドペースト方法。
  5. 前記ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成することが、前記コピー元表示領域の表示情報のデータからスタイルのルールに従い前記ペースト対象要素に間接的に指定された前記スタイルのデータを検出して前記記憶装置に記憶することを含む、請求項4に記載のコピーアンドペースト方法。
  6. 前記ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成することが、前記コピー元表示領域の表示情報のデータから任意設定のルールに従い前記ペースト対象要素に必要である前記スタイルのデータを検出して前記記憶装置に記憶することを含む、請求項5に記載のコピーアンドペースト方法。
  7. 前記ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成することが、前記コピー元スタイルのデータのうち相対値で設定されたスタイル値は絶対値に換えることを含む、請求項6に記載のコピーアンドペースト方法。
  8. 前記ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成することが、前記ペースト先表示領域の表示情報のデータから前記ペースト対象要素に適用されるスタイルのデータを検出して前記記憶装置に記憶することを含む、請求項1に記載のコピーアンドペースト方法。
  9. 前記ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成することが、前記ペースト先表示領域の表示情報のデータからスタイルのルールに従い前記ペースト対象要素に間接的に指定される前記スタイルのデータを検出して前記記憶装置に記憶することを含む、請求項8に記載のコピーアンドペースト方法。
  10. 前記ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成することが、前記ペースト先表示領域の表示情報のデータから任意設定のルールに従い前記ペースト対象要素に必要である前記スタイルのデータを検出して前記記憶装置に記憶することを含む、請求項9に記載のコピーアンドペースト方法。
  11. 前記コピー元スタイルが前記ペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定することが、前記コピー元スタイルと同じプロパティを有する前記ペースト先スタイルがあるかを判定することを含む、請求項1に記載のコピーアンドペースト方法。
  12. 前記コピー元スタイルと同じプロパティを有する前記ペースト先スタイルがある場合、スタイル値が同じであるかを判定する、請求項11に記載のコピーアンドペースト方法。
  13. 前記スタイル値が同じである場合、前記ペースト先スタイルのスタイル値を前記コピー元スタイルのスタイル値に変更したら、前記ペースト対象要素以外の前記ペースト先表示領域における前記要素のスタイルが変わるかを判定する、請求項12に記載のコピーアンドペースト方法。
  14. 前記ペースト対象要素以外の前記ペースト先表示領域における前記要素のスタイルが変わる場合、前記ペースト先スタイルを変えない処理が、前記コピー元スタイルを前記ペースト対象要素自体に直接的に指定される前記スタイルにすることを含む、請求項13に記載のコピーアンドペースト方法。
  15. 前記ペースト対象要素以外の前記ペースト先表示領域における前記要素のスタイルが変わる場合、前記ペースト先スタイルを変えない処理が、前記ペースト対象要素しか指定しないセレクタを作成して前記コピー元スタイルを前記セレクタにより指定される前記スタイルにすることを含む、請求項13に記載のコピーアンドペースト方法。
  16. 前記ペースト対象要素以外の前記ペースト先表示領域における前記要素のスタイルが変わらない場合、前記ペースト先スタイルのスタイル値を前記コピー元スタイルのスタイル値に変更することを含む、請求項13に記載のコピーアンドペースト方法。
  17. コンピュータに、
    スタイルにより表示が指定される要素を用いて表示装置に表示された表示画面で、入力装置により、コピーするコピー元表示領域を選択したことに応答して、
    記憶装置に保持された前記コピー元表示領域の表示情報のデータから、ペースト対象要素のデータを生成するステップと、
    前記コピー元表示領域の表示情報のデータ及び前記ペースト対象要素のデータから、前記ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成するステップと、
    前記表示装置の前記表示画面で、前記入力装置により、前記コピー元表示領域をペーストするペースト先表示領域を指示したことに応答して、
    前記記憶装置に保持された前記ペースト先表示領域の表示情報のデータ及び前記ペースト対象要素のデータから、前記ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成するステップと、
    前記コピー元スタイルのデータ及び前記ペースト先スタイルのデータから、前記コピー元スタイルが前記ペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定し、前記ペースト先スタイルを変えるスタイルである場合には、前記コピー元スタイルから前記ペースト先スタイルに取り込む前記スタイルに前記ペースト先スタイルを変えない処理を行って、前記コピー元スタイルを取り込んだ前記ペースト先スタイルのデータを生成するステップと、
    前記コピー元スタイルを取り込んだ前記ペースト先スタイルのデータを用いて、前記コピー元表示領域をペーストした前記ペースト先表示領域を前記表示装置の前記表示画面に表示するステップと、
    を実行させる、コピーアンドペーストのためのコンピュータプログラム。
  18. スタイルにより表示が指定される要素を用いて表示された表示画面で、コピーするコピー元表示領域をペーストするペースト先表示領域にコピーアンドペーストするシステムであって、
    前記表示画面を表示する表示装置と、
    前記表示画面で前記コピー元表示領域を選択し、前記ペースト先表示領域を指示する入力装置と、
    前記コピー元表示領域の表示情報のデータ及び前記ペースト先表示領域の表示情報のデータを保持する記憶装置と、
    前記表示装置、前記入力装置及び前記記憶装置に接続された処理装置と、
    前記処理装置により実行される、前記記憶装置に保持された前記コピー元表示領域の表示情報のデータからペースト対象要素のデータを生成する、ペースト対象要素のデータの生成部と、
    前記処理装置により実行される、前記記憶装置に保持された前記コピー元表示領域の表示情報のデータ及び前記ペースト対象要素のデータの生成部で生成された前記ペースト対象要素のデータから、前記ペースト対象要素に関係するコピー元スタイルのデータを生成する、コピー元スタイルのデータの生成部と、
    前記処理装置により実行される、前記記憶装置に保持された前記ペースト先表示領域の表示情報のデータ及び前記ペースト対象要素のデータの生成部で生成された前記ペースト対象要素のデータから、前記ペースト対象要素に関係付けられたペースト先スタイルのデータを生成する、ペースト先スタイルのデータの生成部と、
    前記処理装置により実行される、前記コピー元スタイルのデータの生成部で生成された前記コピー元スタイルのデータ及び前記ペースト先スタイルのデータの生成部で生成された前記ペースト先スタイルのデータから、前記コピー元スタイルが前記ペースト先スタイルを変えるスタイルであるかを判定し、前記ペースト先スタイルを変えるスタイルである場合には、前記コピー元スタイルから前記ペースト先スタイルに取り込む前記スタイルに前記ペースト先スタイルを変えない処理を行って、前記コピー元スタイルを取り込んだ前記ペースト先スタイルのデータを生成する、コピー元スタイル取り込みペースト先スタイルのデータの生成部と、
    を含む、前記システム。
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