JP2011139402A - 基地局、通信システム及び基地局除外判定方法 - Google Patents

基地局、通信システム及び基地局除外判定方法 Download PDF

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朋宏 菅原
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Abstract

【課題】同一周波数帯を用いる異種の第1の通信システム及び第2の通信システムが共存する場合でも、第2の通信システムの基地局から第2の通信システムの無線局に与える干渉を抑圧しつつ、第2の通信システムの端末における受信品質の劣化を防止すること。
【解決手段】電力差算出部109は、第1の通信システムの無線局の近傍に設けられたセンサ局が第2の通信システムの基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号を用いて推定したチャネル推定値から得られる、複数の基地局から送信された基準信号の無線局における受信電力のうち、最小の受信電力と、最小の受信電力以外の他の受信電力との電力差を算出し、判定部110は、電力差算出部109で算出された電力差に基づいて、最小の受信電力に対応する基地局を基地局群から除外するか否かを判定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、基地局、通信システム及び基地局除外判定方法に関する。
規格標準化の検討が行われているIMT−Advanced等に代表されるように、次世代移動通信システムでは、高速で大容量な通信を行うために、広い周波数帯域を確保する必要がある。例えば、IMT−Advancedでは、周波数帯域として3.4GHz−3.6GHz帯を利用することが国際電気通信連合無線通信部門(ITU−R)で決定されている。
しかし、近年の無線通信システム全般においては、通信容量拡大の需要が高まり、周波数帯域の拡大が望まれている一方で、利用可能な周波数資源の枯渇化が進んできている。
また、IMT−Advanced等の次世代移動通信システム向けに検討されている周波数帯域は、固定衛星通信システム(FSS:Fixed Satellite communication System)に代表される、既存の通信システムに使用されている場合が多い。つまり、IMT−Advancedで利用する周波数帯域と既存の通信システムで利用されている周波数帯域とが重複することになる。
従って、このような既存システム(例えば、FSS)と周波数を共用することになることから、後発の新規システム(例えば、IMT−Advancedシステム)は、既存システムへの干渉を抑圧してサービスを提供しなければならない。
干渉を抑圧する従来技術として、複数の基地局(又は、複数のアンテナ)が連携して特定の方向へヌルを向けるように送信指向性を制御することにより、その特定の方向への与干渉を緩和する、基地局連携同時送信による干渉抑圧技術が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
非特許文献1によれば、ROF(Radio Over Fiber)リンクで接続された複数の基地局は、ウェイト(NULLウェイト)が乗算された信号を同時送信することにより、複数の端末への同一周波数送信を行う。このとき、複数の基地局が所望端末への信号を同時に送信すると、所望端末以外の端末の位置では、受信電力(受信レベル)が低くなる(つまり、ヌル点が形成される)。すなわち、所望端末では一定以上の受信レベルを保ちつつ、所望端末以外の端末の位置では受信レベルを低下させて干渉を抑圧することができる。
電子情報通信学会 無線通信システム信学技報 RCS2002, Vol.102 No.86,pp.7-12, May.2002.「プレ重み付け複局同時送信による遍在アンテナシステムのダウンリンクにおける同一周波数空間多重の提案」(Technical report of IEICE,RCS 102(86), pp.7-12, May.2002, "Proposal of Space Division Multiplexing of Co-channel Signals by Pre-Weighting Simultaneous Transmission in Ubiquitous Antenna System")
しかしながら、上記従来技術は同一システム内での干渉抑圧を前提としている。そこで、異種通信システムにおいて新規システムが既存システムに与える干渉を抑圧するために上記従来技術を適用することが考えられる。
以下の説明では、一例として、図1に示すように、上述したIMT−Advancedシステム(新規システム)とFSS(既存システム)とが共存する場合について説明する。すなわち、FSSと同一周波数にて、FSSとは異種のシステムであるIMT−Advancedシステムを運用した場合について説明する。
図1において、FSSでは、FSSの無線局(以下、FSS地球局(FSS ES:FSS Earth Station)という)はFSS衛星局との間で通信を行う。また、図1において、IMT−Advancedシステムでは、複数の基地局(IMT BS1〜4)は、端末(IMT UE)に対して基地局連携同時送信(マルチアンテナ処理による基地局連携MIMO送信)により信号を送信する。つまり、基地局連携同時送信を行う複数の基地局(図1ではIMT BS1〜4)は1つの基地局群を形成する。また、基地局群に属する複数の基地局は、例えばROFリンク等により互いに接続されている。
ここで、図1に示すFSS地球局において、FSS衛星局から送信される信号の受信電力は非常に小さいので、IMT BS1〜4からFSS地球局への干渉は大きな問題となる。一方、FSS地球局ではFSS衛星局の方向(FSS地球局の上空)に信号が向けられるように送信指向性の制御が行われるため、FSS地球局からIMT BS1〜4への干渉はほとんど問題とならない。
よって、以下の説明では、IMT−Advancedの下り回線における周波数共用技術として上記従来技術を適用する。つまり、IMT−Advancedシステムの複数の基地局は、FSS地球局で使用されている帯域への干渉電力を所定値以下とするヌル点制御(つまり、基地局連携同時送信による干渉抑圧技術)を行う。
そこで、図1に示すように、IMT−Advancedシステムでは、FSS地球局の近傍にセンサ局(チャネル推定用のIMT UE)が設けられる。センサ局は、各基地局からの基準信号(基地局及びセンサ局で既知の信号。参照信号又はパイロット信号と呼ばれることもある)を用いてチャネル推定値を推定し、推定結果をIMT BSへフィードバックする。これにより、図1に示すIMT−Advancedシステムでは、IMT BS1〜4とFSS地球局との間の各チャネル推定値h〜hを得ることができる。
そして、図1に示すIMT BS1〜4が属する基地局群は、各基地局とFSS地球局との間のチャネル推定値(図1に示すh〜h)に基づいて生成されるNULLウェイトを用いて、FSS地球局にヌル点を形成する。
具体的には、図1に示すIMT BS1〜4のうち任意の基地局は、基地局とFSS地球局との間の全てのチャネル推定値h〜hを用いて、FSS地球局での受信電力(受信レベル)が最小となるようなNULLウェイトを生成する。生成されたNULLウェイトは、任意の基地局から各基地局に通知される。そして、図1に示すIMT BS1〜4は、生成されたNULLウェイトを信号に乗算し、乗算後の信号をそれぞれ送信する。これにより、図1に示すIMT UE(所望端末)では一定以上の受信レベルを保ちつつ、FSS地球局の位置では受信レベルを低下させて干渉を抑圧することができる。
ここで、NULLウェイトは、FSS地球局で受信される各基地局(図1に示すIMT BS1〜4)からの信号の受信電力(受信レベル)が同程度になるように設定される。また、各基地局(図1に示すIMT BS1〜4)における送信電力の上限値は予め設定されている。
そのため、センサ局で推定されるチャネル推定値の大きさ、つまり、FSS地球局における基準信号の受信電力(受信レベル)に複数の基地局間で差がある場合、NULLウェイトを用いた送信処理を行うと、基地局での送信電力が低下してしまう可能性がある。
具体的には、図1に示すように、IMT BS1,2,4とFSS地球局(又はセンサ局)との間の距離と比較して、IMT BS3とFSS地球局(又はセンサ局)との間の距離が非常に長い(図1に示す距離:大)とする。この場合、IMT BS3とFSS地球局との間のチャネル推定値hの大きさ|h|は、他のIMT BSとFSS地球局との間のチャネル推定値の大きさよりも非常に小さくなる。換言するとIMT BS3から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力は、他のIMT BSから送信された基準信号のFSS地球局における受信電力よりも非常に小さくなる。
よって、図1に示すFSS地球局で受信される各基地局(IMT BS1〜4)からの信号の受信電力(受信レベル)を同程度にするためには、IMT BS3の送信電力を、IMT BS1,2,4の送信電力よりも大きくすることが望ましい。しかしながら、各基地局の送信電力には上限値が設定されているため、IMT BS3の送信電力を上限値までしか増加できない分、IMT BS1,2,4の送信電力を相対的に低下させなければならない場合があり得る。この場合、IMT BS1,2,4の送信電力が低下する分だけ、IMT BS1,2,4がカバーするカバーエリア(IMT UEが受信可能なサービスエリア)が小さくなってしまう。
このように、同一周波数帯を用いる第1の通信システム(例えば、FSS)及び第2の通信システム(例えば、IMT−Advancedシステム)が共存する場合に、第2の通信システムが第1の通信システムに与える干渉を抑圧する際、第2の通信システムの基地局がカバーするカバーエリアが小さくなってしまう場合がある。基地局がカバーするカバーエリアが小さくなってしまうと、その基地局からの信号を受信する端末がカバーエリア外(受信エリア外)に位置する可能性が高くなり、端末における受信品質が劣化してしまう。例えば、図1に示すIMT BS1,2,4のカバーエリア(図示せず)が小さくなると、図1に示すIMT UEは、IMT BS1,2,4のカバーエリア外に位置する可能性が高くなってしまう。
本発明の目的は、同一周波数帯を用いる異種の第1の通信システム及び第2の通信システムが共存する場合に、第2の通信システムが第1の通信システムに与える干渉を抑圧しつつ、第2の通信システムの端末における受信品質の劣化を防止することができる基地局、通信システム及び基地局除去判定方法を提供することである。
本発明の基地局は、第1の通信システムと同一の周波数帯域を用いる第2の通信システムであって、前記第1の通信システムの無線局の位置にヌル点を形成する基地局群と、前記基地局群が連携して送信する信号を受信する端末と、前記無線局の近傍に設けられ、前記基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号を用いてチャネル推定値を推定するセンサ局と、を有する前記第2の通信システムにおける基地局であって、前記チャネル推定値から得られる、前記複数の基地局から送信された前記基準信号の前記無線局における受信電力のうち、最小の受信電力と、前記最小の受信電力以外の他の受信電力との電力差を算出する算出手段と、前記電力差に基づいて、前記最小の受信電力に対応する基地局を前記基地局群から除外するか否かを判定する判定手段と、具備する構成を採る。
本発明の通信システムは、他の通信システムと同一の周波数帯域を用いる通信システムであって、前記他の通信システムの無線局の位置にヌル点を形成する基地局群と、前記基地局群が連携して送信する信号を受信する端末と、前記無線局の近傍に設けられ、前記基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号を用いてチャネル推定値を推定するセンサ局と、を有し、前記基地局は、前記チャネル推定値から得られる、前記複数の基地局から送信された前記基準信号の前記無線局における受信電力のうち、最小の受信電力と、前記最小の受信電力以外の他の受信電力との電力差を算出する算出手段と、前記電力差に基づいて、前記最小の受信電力に対応する基地局を前記基地局群から除外するか否かを判定する判定手段と、を具備する構成を採る。
本発明の基地局除外判定方法は、第1の通信システムと同一の周波数帯域を用いる第2の通信システムであって、前記第1の通信システムの無線局の位置にヌル点を形成する基地局群と、前記基地局群が連携して送信する信号を受信する端末と、前記無線局の近傍に設けられ、前記基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号を用いてチャネル推定値を推定するセンサ局と、を有する前記第2の通信システムにおける基地局除外判定方法であって、前記チャネル推定値から得られる、前記複数の基地局から送信された前記基準信号の前記無線局における受信電力のうち、最小の受信電力と、前記最小の受信電力以外の他の受信電力との電力差を算出する算出ステップと、前記電力差に基づいて、前記最小の受信電力に対応する基地局を前記基地局群から除外するか否かを判定する判定ステップと、を具備する構成を採る。
本発明によれば、同一周波数帯を用いる異種の第1の通信システム(例えば、FSS)及び第2の通信システム(例えば、IMT−Advancedシステム)が共存する場合でも、第2の通信システムの基地局から第2の通信システムの無線局に与える干渉を抑圧しつつ、第2の通信システムの端末における受信品質の劣化を防止することができる。よって、例えば、既にFSSの無線局が設置されているエリアでも、新たにFSSと同一周波数帯域を用いるIMT−Advancedシステムを設置することが可能となる。
同一周波数帯域を用いる異種の通信システムを示す図 本発明の一実施の形態に係る同一周波数帯域を用いる異種の通信システムを示す図 本発明の一実施の形態に係るIMT−Advancedシステムにおける基地局(プライマリ基地局)の構成を示すブロック図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態では、互いに同一周波数帯域を用いる異種の通信システムの一例として、図1と同様、図2に示すIMT−AdvancedシステムとFSSシステムとを共存させる場合について説明する。
図2では、IMT−Advancedシステムは、4個の基地局(IMT BS1〜4)と、1個の端末(IMT UE)と、1個のセンサ局とを有する。また、図2では、FSSは、FSS地球局(FSS ES)と、FSS衛星局とを有する。また、図2に示すセンサ局はFSS地球局の近傍に設けられている。また、図2に示すIMT BS1〜4は基地局連携同時送信を行う基地局群を形成している。
そして、FSSと同一周波数帯域を用いるIMT−Advancedシステムでは、基地局群は、FSS地球局の位置にヌル点を形成する。また、IMT UEは、基地局群が連携して送信する信号を受信する。また、センサ局は、FSS地球局の近傍に設けられ、基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号を用いてチャネル推定値h〜hを推定する。また、FSSでは、FSS地球局はFSS衛星局との間で通信を行う。
また、図2に示すIMT−Advancedシステムでは、IMT BS1〜4のうちいずれか1つの基地局をプライマリ基地局(Primary BS、図2ではIMT BS1)として決定する。プライマリ基地局は、センサ局で測定された、IMT BS1〜4とFSS地球局との間の各チャネル推定値h〜hを取得し、チャネル推定値に基づいて基地局群で使用するNULLウェイトを生成する。
図3は、本実施の形態に係るプライマリ基地局(図2ではIMT BS1)である基地局100の構成を示すブロック図である。
図3に示す基地局100において、無線受信部102は、アンテナ101を介して受信した信号にダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施し、受信処理を施した信号をGI(Guard Interval)除去部103に出力する。なお、無線受信部102で受信される信号には、センサ局で推定された、IMT−Advancedシステムの基地局群に属する複数の基地局とセンサ局(つまり、FSS地球局)との間の各チャネル推定値を示す制御情報、又は、IMT UEからのデータ信号が含まれる。
GI除去部103は、無線受信部102から入力される信号に付加されているGIを除去し、GI除去後の信号をFFT(Fast Fourier Transform)部104に出力する。
FFT部104は、GI除去後の信号に対してFFTを行って、周波数領域の信号を得る。そして、FFT部104は、FFT後の信号をデマッピング部105に出力する。
デマッピング部105は、FFT部104から入力される信号から、チャネル推定値を示す制御情報、及び、IMT UEからのデータ信号が割り当てられた周波数帯域に対応した部分をそれぞれ抽出する。そして、デマッピング部105は、抽出した信号を復調部106に出力する。
復調部106は、デマッピング部105から入力される信号を復調し、復調後の信号を復号部107に出力する。
復号部107は、復調部106から入力される信号を復号(例えば、誤り訂正復号)することにより、データ信号および制御情報を抽出する。そして、復号部107は、抽出されたデータ信号を受信データとして出力し、抽出した制御情報に含まれる、各基地局に対応するチャネル推定値を電力演算部108に出力する。
電力演算部108は、復号部107から入力されるチャネル推定値に基づいて、IMT−Advancedシステムの基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力(受信レベル)を算出する。そして、電力演算部108は、算出した受信電力を示す情報を電力差算出部109に出力する。
電力差算出部109は、まず、電力演算部108から入力される情報に示される、IMT−Advancedの基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力のうち、最小の受信電力を特定する。次いで、電力差算出部109は、上記受信電力のうち、最小の受信電力以外の他の受信電力の平均値を算出する。そして、電力差算出部109は、特定した最小の受信電力と、算出した平均値との電力差を算出する。そして、電力差算出部109は、算出した電力差、及び、最小の受信電力に対応する基地局を示す情報を判定部110に出力する。
判定部110は、電力差算出部109から入力される情報に示される電力差に基づいて、最小の受信電力に対応する基地局を、IMT−Advancedシステムの基地局群から除外するか否かを判定する。換言すると、判定部110は、基地局群に属する複数の基地局に、基地局連携同時送信の除外対象となる基地局が存在するか否かを判定する。具体的には、判定部110は、電力差算出部109で算出された電力差が予め設定された閾値よりも大きい場合、最小の受信電力に対応する基地局を基地局群から除外する。そして、判定部110は、最小の受信電力に対応する基地局を基地局群から除外するか否かを示す判定結果を通知データ生成部111に出力する。
通知データ生成部111は、最小の受信電力に対応する基地局を基地局群から除外することを示す判定結果が判定部110から入力される場合、その最小の受信電力に対応する基地局を除外する指示を示す通知データを生成する。そして、生成された通知データは、基地局群に属する複数の基地局へ通知される。
そして、IMT−Advancedの基地局群に属する複数の基地局は、基地局100(プライマリ基地局)からの通知データを受信し、通知データに示される基地局に該当する場合、IMT UEへの送信を停止する。すなわち、通知データに示される基地局は、その基地局が属する基地局群から除外される。
また、基地局100は、判定部110における基地局除外判定処理の完了後、現時点の基地局群(つまり、除外された基地局を含まない基地局群)に属する複数の基地局に対応するチャネル推定値に基づいて、NULLウェイトを生成する(図示せず)。そして、基地局群に属する複数の基地局は、基地局100(プライマリ基地局)から通知されたNULLウェイトを用いて信号を送信(基地局連携同時送信)する。
なお、上述したように、基地局群に属する複数の基地局(図3に示す基地局100(プライマリ基地局)を含む)は、各基地局とセンサ局との間で既知である基準信号をセンサ局に送信する。そして、センサ局は、各基地局から送信される基準信号を用いて、各基地局とセンサ局との間のチャネル推定値、つまり、各基地局とFSS地球局との間のチャネル推定値を推定する。そして、センサ局は、推定したチャネル推定値を示す制御情報を、図3に示す基地局100(プライマリ基地局)へフィードバックする。
また、基地局群に属する複数の基地局のうち、プライマリ基地局以外の基地局は、IMT UEから送信される信号の受信処理のみを行う。具体的には、プライマリ基地局以外の基地局は、図3に示すアンテナ101〜復号部107と同一の構成部を有し、受信データ(IMT UEからの信号)を得る。
次に、図3に示す基地局100(プライマリ基地局)における基地局除外判定処理の詳細について説明する。
以下の説明では、図2に示すIMT BS3とFSS地球局(又はセンサ局)との間の距離は、IMT BS1,2,4とFSS地球局(又はセンサ局)との間の距離よりも非常に長い。また、IMT BS1,2,4とFSS地球局(又はセンサ局)との間の距離はそれぞれ同程度とする。
また、図2に示すIMT−Advancedシステムの基地局群に属するIMT BS1〜4の中から、IMT BS1がプライマリ基地局(図3に示す基地局100)に決定される。
また、図2に示すIMT BS1〜4は、チャネル推定用の基準信号(送信ウェイト未適用の信号)をセンサ局に送信する。このとき、IMT BS1〜4は、同一の送信電力で基準信号を送信する。図2に示すセンサ局は、IMT BS1〜4からそれぞれ送信された基準信号を受信すると、IMT BS1〜4とセンサ局(つまり、FSS地球局)との間の各チャネル推定値h〜hを推定する。そして、センサ局は、推定したチャネル推定値h〜hをプライマリ基地局であるIMT BS1にフィードバックする。
IMT BS1(プライマリ基地局)は、センサ局からフィードバックされたチャネル推定値h〜hを受信すると、基地局除外判定処理を行う。
具体的には、IMT BS1の電力演算部108は、チャネル推定値の大きさ|h|〜|h|を用いて、IMT BS1〜4から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力(受信レベル)を算出する。
次いで、IMT BS1の電力差算出部109は、IMT BS1〜4から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力のうち、最小の受信電力を特定する。図2では、IMT BS3とFSS地球局(又はセンサ局)との間の距離は、IMT BS1,2,4とFSS地球局(又はセンサ局)との間の距離よりも非常に長い。そのため、図2に示すチャネル推定値の大きさ|h|は、他のチャネル推定値の大きさ|h|,|h|,|h|よりも非常に小さくなる。よって、IMT BS1の電力差算出部109は、IMT BS1〜4から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力のうち、最小の受信電力として、IMT BS3に対応する受信電力(つまり、チャネル推定値hの電力)を特定する。
次いで、IMT BS1の電力差算出部109は、最小の受信電力以外の他の受信電力の平均値を算出する。つまり、電力差算出部109は、図2において、最小の受信電力に対応するIMT BS3以外のIMT BS1,2,4に対応する受信電力の平均値を算出する。
そして、電力差算出部109は、IMT BS3に対応する受信電力(最小の受信電力)と、IMT BS1,2,4に対応する受信電力の平均値との電力差を算出する。
次いで、IMT BS1の判定部110は、電力差算出部109で算出された電力差に基づいて、最小の受信電力に対応するIMT BS3を、IMT BS1〜4が属する基地局群から除外するか否かを判定する。例えば、判定部110は、予め設定された閾値よりも電力差が大きい場合、IMT BS3を基地局群から除外すると判定する。一方、判定部110は、電力差が予め設定された閾値以下の場合、IMT BS3を基地局群から除外しないと判定する。
そして、IMT BS1の通知データ生成部111は、予め設定された閾値よりも電力差が大きい場合、IMT BS3を基地局群から除外する指示を示す通知データを生成し、基地局群に属する他の基地局(IMT BS2〜4)に送信する。
よって、図2に示すIMT BS3は、基地局群から除外される指示を通知されると、信号の送信(基地局連携同時送信)を停止することにより、IMT BS1〜4で形成される基地局群から除外される。この結果、図2に示すIMT−Advancedシステムでは、基地局群にはIMT BS1,2,4が属する。
よって、プライマリ基地局(基地局100)であるIMT BS1は、IMT BS3に対応するチャネル推定値hを削除する。そして、IMT BS1は、残りのチャネル推定値h、h、hに基づいてNULLウェイトを生成し、生成したNULLウェイトを基地局群に属する他の基地局であるIMT BS2,4(つまり、基地局連携同時送信する基地局)に通知する。
そして、図2に示すIMT BS1,2,4は、NULLウェイトを乗算した信号を送信することにより、FSS地球局に対してヌル点を形成する。
このとき、IMT BS1,2,4とFSS地球局との間の伝搬路におけるチャネル推定値の電力差は小さいため、各基地局でNULLウェイトを信号に乗算することによる、送信電力の低下量は小さくなる。これにより、図2に示すIMT BS1,2,4がカバーするカバーエリアが小さくなることを防ぐことができる。このため、IMT BS1,2,4からの信号を受信するIMT UEがIMT BS1,2,4のカバーエリア外に位置する可能性は低くなり、IMT UEでの受信品質の劣化を抑えることができる。
また、図2において、IMT BS3が除外されることで基地局群に属する基地局の数は1個減少して3個になる。しかし、残りの3個のIMT BS1,2,4でもFSS地球局に対してヌル点を形成することはできる。つまり、基地局除外処理による基地局群に属する基地局の数の減少は、FSS地球局への干渉抑圧処理にほとんど影響を与えない。換言すると、IMT−Advancedシステムの基地局群に対して基地局除外処理を行うことで、FSS地球局への干渉抑圧効果を維持しつつ、IMT UEでの受信品質の劣化を防止することができる。
このようにして、IMT−Advancedシステムの基地局群に属する複数の基地局では、基地局連携同時送信による干渉抑圧処理を行う前に、基地局除外判定処理を行う。具体的には、基地局100(プライマリ基地局)は、基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号のFSS地球局における受信信号のうち、最小の受信電力と他の受信電力(ここでは平均値)との電力差が閾値より大きい場合、最小の受信電力に対応する基地局を基地局群から除外すると判定する。
すなわち、基地局100は、基地局群に属する複数の基地局の中から、NULLウェイトを信号に乗算することで他の基地局がカバーするカバーエリアが極端に小さくなってしまう原因となる基地局を特定し、特定した基地局を基地局群から除外する。これにより、基地局連携同時送信による干渉抑圧処理を行う際に、基地局群に属する基地局における送信電力の低下を防ぐことにより、基地局がカバーするカバーエリア(サービスエリア)が小さくなることを防ぐことができる。
よって、本実施の形態によれば、同一周波数帯を用いる異種の第1の通信システム(例えば、FSS)及び第2の通信システム(例えば、IMT−Advancedシステム)が共存する場合に、第2の通信システムの基地局から第2の通信システムの無線局に与える干渉を抑圧しつつ、第2の通信システムの端末における受信品質の劣化を防止することができる。よって、例えば既存システム(FSS)の無線局が設置されているエリアでも、既存システム(FSS)と同一周波数帯域を用いる新規システム(IMT−Advancedシステム)を新たに設置することが可能となる。
なお、本実施の形態では、図3に示すように、プライマリ基地局である基地局100(電力演算部108)が、複数の基地局から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力を算出する場合について説明した。しかし、本発明では、センサ局が、複数の基地局から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力を算出してもよい。この場合、センサ局は、図3に示す基地局100の電力演算部108と同一の構成部を具備する構成を採り、プライマリ基地局は、図3に示す基地局100のうち電力演算部108を省略した構成を採る。つまり、センサ局は、複数の基地局から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力を示す制御情報をプライマリ基地局へフィードバックするため、プライマリ基地局は、チャネル推定値から得られる受信電力の演算処理が不要となる。この場合でも、上記実施の形態と同様にして、プライマリ基地局は基地局除外判定処理を行うことができる。
また、本実施の形態では、図3に示す基地局100(プライマリ基地局)の電力差算出部109は、基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力のうち、最小の受信電力と、最小の受信電力以外の他の受信電力の平均値との電力差を算出する場合について説明した。しかし、本発明では、基地局100(プライマリ基地局)は、基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号のFSS地球局における受信電力のうち、最小の受信電力と、最小の受信電力以外の他の受信電力との電力差を基地局毎に個別に算出してもよい。すなわち、電力差算出部109は、基地局群に属する複数の基地局のうち、最小の受信電力に対応する基地局以外の他の基地局から送信された基準信号のFSS地球局における各受信電力と、最小の受信電力との電力差をそれぞれ算出してもよい。
例えば、基地局100(プライマリ基地局)の電力差算出部109は、図2に示す基地局群に属するIMT BS1〜4のうち、最小の受信電力に対応するIMTBS3以外のIMT BS1,2,4に対応する各受信電力と、IMT BS3に対応する受信電力との電力差(つまり、3個の電力差)をそれぞれ算出する。そして、基地局100(プライマリ基地局)の判定部110は、電力差算出部109で算出された複数(図2では3個)の電力差と予め設定された閾値とをそれぞれ比較する。ここで、判定部110は、最小の受信電力に対応する基地局以外の他の基地局(図2ではIMT BS1,2,4)に対応する電力差がいずれか1つでも閾値より大きい場合、最小の受信電力に対応する基地局(図2ではIMT BS3)を基地局群から除外する。すなわち、基地局群に属する複数の基地局において、FSS地球局における受信電力の電力差が閾値を超える関係にある基地局の組が1つでも存在する場合には、該当する基地局(最小の受信電力に対応する基地局)が基地局群から除外される。すなわち、基地局100では、上述した平均受信電力を算出する場合と比較して、より厳格に基地局除外判定処理を行うことができる。例えば、基地局100(プライマリ基地局)は、最小の受信電力との電力差を算出する際、通信環境に応じて、最小の受信電力と他の受信電力の平均値との電力差を算出するのか、最小の受信電力と他の受信電力との電力差を基地局毎に算出するのかを切り替えてもよい。
また、本発明において、プライマリ基地局による基地局除外判定処理の結果、プライマリ基地局を基地局群から除外すると判定された場合、基地局群に属する他の基地局が新しいプライマリ基地局に決定される。このとき、除外される基地局(旧プライマリ基地局)は、新しく決定されたプライマリ基地局(新プライマリ基地局)となる基地局に対して、プライマリ基地局に設定された旨を指示する情報、及び、判定結果(旧プライマリ基地局を除外する判定結果)を示す情報を通知する。そして、新プライマリ基地局は、旧プライマリ基地局を基地局群から除外する通知データを基地局群に属する基地局へ通知する。
また、本実施の形態では、プライマリ基地局(基地局100)は、基地局除外判定処理を1回(つまり、1つの基地局に対する除外判定処理)だけ行う場合について説明した。しかし、プライマリ基地局は、電力差算出部109で算出される電力差が閾値より大きくなる基地局(つまり、他の基地局と比較してチャネル推定値の電力が非常に小さい基地局)が複数存在する場合、上記基地局除外判定処理を繰り返してもよい。ただし、基地局群による基地局連携同時送信を行うためには、最低でも2つの基地局が基地局群に属している必要がある。そのため、基地局除外判定処理は、基地局群に属する基地局の数が3個以上の場合(つまり、基地局除外後の基地局群に属する基地局の数が2個以上になる場合)に行われることが好ましい。これにより、基地局除外判定処理後の基地局群に属する複数(2個以上)の基地局間では、チャネル推定値の電力差が小さくなる。よって、上記実施の形態と同様、基地局群に属する複数の基地局がそれぞれカバーするカバーエリアを小さくすることなく、端末の受信品質が劣化することを防止することができる。
また、本実施の形態では、移動通信システムの一例としてIMT−Advancedシステムを挙げたが、移動通信システムとしてはIMT−Advancedシステムに限らず、他の通信システムに対して本発明を適用してもよい。また、本実施の形態では、移動体通信システムと共存する通信システムの例として衛星通信システム(FSS)を挙げたが、他の異種の通信システム間でも同様のことが考えられる。
また、本実施の形態では、複数の基地局が連携する基地局連携同時送信(基地局連携MIMO送信)を行う場合について説明した。しかし、基地局連携同時送信の代わりに、複数の送信アンテナを有する基地局によるアレーアンテナ処理について本発明を適用してもよい。すなわち、複数のアンテナが、上記実施の形態における複数の基地局にそれぞれ対応する。つまり、複数のアンテナを有する基地局では、複数のアンテナとセンサ局との間の各チャネル推定値(受信電力)に基づいて、アンテナの除外判定処理が行われる。
本発明は、例えば、同一周波数を共用する移動通信システムと衛星通信システムを共存する場合に有用である。
100 基地局
101 アンテナ
102 無線受信部
103 GI除去部
104 FFT部
105 デマッピング部
106 復調部
107 復号部
108 電力演算部
109 電力差算出部
110 判定部
111 通知データ生成部

Claims (7)

  1. 第1の通信システムと同一の周波数帯域を用いる第2の通信システムであって、前記第1の通信システムの無線局の位置にヌル点を形成する基地局群と、前記基地局群が連携して送信する信号を受信する端末と、前記無線局の近傍に設けられ、前記基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号を用いてチャネル推定値を推定するセンサ局と、を有する前記第2の通信システムにおける基地局であって、
    前記チャネル推定値から得られる、前記複数の基地局から送信された前記基準信号の前記無線局における受信電力のうち、最小の受信電力と、前記最小の受信電力以外の他の受信電力との電力差を算出する算出手段と、
    前記電力差に基づいて、前記最小の受信電力に対応する基地局を前記基地局群から除外するか否かを判定する判定手段と、
    を具備する基地局。
  2. 前記判定手段は、予め設定された閾値よりも前記電力差が大きい場合、前記最小の受信電力に対応する基地局を前記基地局群から除外する、
    請求項1記載の基地局。
  3. 前記算出手段は、前記複数の基地局から送信された前記基準信号の前記無線局における前記受信電力のうち、前記最小の受信電力と、前記他の受信電力の平均値との差である前記電力差を算出する、
    請求項1記載の基地局。
  4. 前記算出手段は、前記複数の基地局のうち、前記最小の受信電力に対応する基地局以外の他の基地局から送信された前記基準信号の前記無線局における前記受信電力と、前記最小の受信電力との前記電力差をそれぞれ算出し、
    前記判定手段は、前記他の基地局にそれぞれ対応する前記電力差がいずれか1つでも前記閾値より大きい場合、前記最小の受信電力に対応する基地局を前記基地局群から除外する、
    請求項1記載の基地局。
  5. 前記第1の通信システムは衛星通信システムであり、前記第2の通信システムは移動通信システムである、
    請求項1記載の基地局。
  6. 他の通信システムと同一の周波数帯域を用いる通信システムであって、
    前記他の通信システムの無線局の位置にヌル点を形成する基地局群と、
    前記基地局群が連携して送信する信号を受信する端末と、
    前記無線局の近傍に設けられ、前記基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号を用いてチャネル推定値を推定するセンサ局と、を有し、
    前記基地局は、
    前記チャネル推定値から得られる、前記複数の基地局から送信された前記基準信号の前記無線局における受信電力のうち、最小の受信電力と、前記最小の受信電力以外の他の受信電力との電力差を算出する算出手段と、
    前記電力差に基づいて、前記最小の受信電力に対応する基地局を前記基地局群から除外するか否かを判定する判定手段と、を具備する、
    通信システム。
  7. 第1の通信システムと同一の周波数帯域を用いる第2の通信システムであって、前記第1の通信システムの無線局の位置にヌル点を形成する基地局群と、前記基地局群が連携して送信する信号を受信する端末と、前記無線局の近傍に設けられ、前記基地局群に属する複数の基地局から送信された基準信号を用いてチャネル推定値を推定するセンサ局と、を有する前記第2の通信システムにおける基地局除外判定方法であって、
    前記チャネル推定値から得られる、前記複数の基地局から送信された前記基準信号の前記無線局における受信電力のうち、最小の受信電力と、前記最小の受信電力以外の他の受信電力との電力差を算出する算出ステップと、
    前記電力差に基づいて、前記最小の受信電力に対応する基地局を前記基地局群から除外するか否かを判定する判定ステップと、
    を具備する基地局除外判定方法。
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