JP2011139164A - 画像処理装置及びその処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮された画像データが単一色で構成されているかを高速に判定する。
【解決手段】画像データの予め定められた画素数のブロックを単位に画像データを処理する画像処理装置において、ブロック内で画素値の異なる画素の数を算出する。算出された画素値の異なる画素の数と、その異なる画素の位置とに応じて、そのブロックに対して予め定められたパターンを特定し、そのパターンと画素値の異なる画素の数だけの各画素値とを出力することにより画像データを圧縮する。そして、出力されたパターンと画素値とに基づいて、画像データが単一色で構成されているかを判定する。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像処理装置及びその処理方法に関する。
従来、画像形成毎に白画像か否かの判定を行い、判定結果に基づいて画像処理装置から出力するか否かを制御する画像処理装置が広く用いられている。
画像処理装置は、PDLデータ(ページ記述データ)を受信して解釈し、画像読取装置から原稿を読み取り、画像データを生成する。そのような画像データは、例えばブロック状の小領域に分割された状態で、付随する情報と共に順次、生成される場合がある。ここで生成された小領域に分割された画像データは、付随する情報に基づいて、順次それぞれイメージ処理が行われ、圧縮されてメモリに保存される。このようにメモリに保存される際に、画像データの圧縮が行われるのでメモリを節約することができる。
従来においては、圧縮された画像データを解凍した後に、画像データの画素値を走査して画像データがオブジェクトを含むか否かを判定することにより、白画像といった単一色画像か否かの判定を行う。そして、判定した結果に基づいて単一色画像の出力を行わないようにすることにより、画像出力時の不要な出力資源の消費を防ぐように制御している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−104621号公報
しかしながら、上記従来技術では、単一色画像が生成されるか否かを、圧縮された画像データを解凍した後に、画素値をソフトウェア処理で走査して判定しており、処理時間が増大してしまうという問題があった。
本発明は、圧縮された画像データの状態で、高速に単一色画像判定を行うことができる画像処理装置及びその処理方法を提供することを目的とする。
本発明は、画像データの予め定められた画素数のブロックを単位に前記画像データを処理する画像処理装置であって、
ブロック内で画素値の異なる画素の数を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された前記画素値の異なる画素の数と該異なる画素の位置とに応じて、前記ブロックに対して予め定められたパターンを特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された前記パターンと前記画素値の異なる画素の数の各画素値とを出力することにより前記画像データを圧縮する圧縮手段と、
前記圧縮手段によって出力された前記パターンと画素値とに基づいて、前記画像データが単一色で構成されているかを判定する判定手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、圧縮された画像データを解凍することなく、圧縮された画像データにおけるブロックのパターンと画素値とに基づいて、画像データが単一色で構成されているかを判定できる。これにより、画像データの処理速度を劣化させることなく、単一色画像判定を実現することができる。
実施形態における画像処理装置の構成の一例を示すブロック図。 図1に示すコントローラの構成例を示す図。 2×2画素のブロックにおける4色のパターンの取り得る組み合わせの場合の数を示す図。 図3に示すパターンとパターンフラグの関係を示す図。 異なる画素の数とパターンフラグを特定する処理を示すフローチャート。 画素値が異なる画素の位置を判定する処理を説明するための図。 DMACによる画像データのメモリ空間への書き込み例を示す図。 第1の実施形態における単一色画像判定処理を示すフローチャート。 第2の実施形態における単一色画像判定処理を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための形態について詳細に説明する。本実施形態では、画像処理装置として、スキャン、プリント、コピーなどの複数の機能を有するデジタル複合機(MFP)を例に説明する。
[第1の実施形態]
図1に示すように、コントローラ101は、画像入力機器であるスキャナ102や画像出力機器であるプリンタ103と接続される。また、コントローラ101はLANや公衆回線(WAN)などのネットワーク104と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力、PDLデータのイメージ展開を行う。
CPU105は、後述するHDD記憶部107に格納されたプログラムに従ってMFP全体を制御するプロセッサである。メモリ106は、CPU105が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。HDD記憶部107は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェアやプログラム、画像データなどを格納する。
次に、図2に示すコントローラ101の構成例を参照してコントローラ101の各部の詳細な処理を説明する。まず、スキャナ102によってスキャンされた画像データを読み込む場合を説明する。スキャナ102で読み取られたRGB(レッド、グリーン、ブルー)3色の画像データをスキャナ用画像処理部201が受け取り、その画像データに対してシェーディング処理やフィルタ処理等の画像処理を行い、圧縮部202が画像圧縮処理を行う。そして、圧縮されたデータ(圧縮データ)をDMAC(ダイレクトメモリアクセスコントローラ)203が画像メモリバスを介してメモリ106に格納する。
次に、スキャンされた画像データをプリントする場合、メモリ106に格納された圧縮データをDMAC211が画像メモリバスを介して色処理部212へ転送する。そして、色処理部212がCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)色空間へ変換する。その後、CMYKの各値に対して濃度調整やプリンタガンマ補正などの色処理を行った後、DMAC211が画像メモリバスを介して再度メモリ106に格納する。その後プリント用の画像処理を行うために、DMAC221が画像メモリバスを介してメモリ106に格納されている圧縮データを読み込み、展開部222がラスタ画像データに展開する。そして、ラスタのCMYK画像データをプリント用画像処理部223が入力し、ディザ法や誤差拡散法による面積階調処理を行い、プリンタ103へ出力する。
また、スキャンされた画像データをネットワークへ送信する場合、メモリ106に格納されている圧縮データをDMAC211が画像メモリバスを介して色処理部212へ転送する。そして、色処理部212がディスプレイガンマ調整や用紙地色調整等を行った後、YCbCr(輝度、BLUE色差、RED色差)色空間へ変換する。そして、再度DMAC211が画像メモリバスを介してメモリ106に格納する。その後、送信用の画像処理を行うために、DMAC231が画像メモリバスを介してメモリ106に格納されている圧縮データを展開部232へ転送する。そして、展開部232が圧縮データをラスタ画像データに展開する。その後、ラスタのYCbCr画像データに対して送信処理部233がカラー画像送信であればJPEG圧縮処理を行い、モノクロ2値画像送信であればYデータに対して2値化を行い、JBIG圧縮等を行い、ネットワーク104へ出力する。
また、スキャンされた画像データを保存する場合、メモリ106に格納されている圧縮データをDMAC241が画像メモリバスを介してディスクスプール高圧縮/展開部242へ転送する。ディスクスプール高圧縮/展開部242では、HDDの書き込みスピードがメモリに対して遅いため、更に高圧縮のJPEG圧縮を施す。その後ディスクアクセスコントローラ243を介してHDD記憶部107へ圧縮データを保存する。また、HDD記憶部107に保存されている圧縮データを再度メモリ106に転送する場合には、上述した処理を逆に行えば良い。
ここで、図1に示すネットワーク104から送られてきたPDLデータをメモリ106へ書き込む場合を説明する。図2にはPDL解釈部が図示されていないが、PDL解釈部として機能するCPU105がPDLデータを解釈し、その結果のディスプレイリストをメモリ106に出力する。その後、メモリ106に格納されているディスプレイリストをレンダリング部251がラスタのRGB画像データへレンダリングを行い、圧縮部252が画像圧縮処理を行う。そして、圧縮データをDMAC253が画像メモリバスを介してメモリ106に格納する。
尚、PDLデータをプリント、ネットワークへ送信、保存する処理は、スキャンされた画像データの場合と同様の処理を行うことで実現可能である。
次に、本発明の特徴であるラスタ画像データの圧縮処理を詳細に説明する。まずページ単位のラスタ画像データから2×2画素のブロックを抽出し、抽出されたブロックを単位にデータの圧縮処理を行う。
ここで圧縮処理を説明する前に、2×2の4画素データの中に占める色数に応じてその組み合わせの場合の数を考える。画素数が4画素なので、そこに占める色数は最大4色になり、ブロック内で高々1色〜4色の組み合わせしか存在しない。その4色のパターンの取り得る組み合わせの場合の数を図3に示す。
まず、ブロック内が1色の場合、4画素が同色で構成されていることになるので、その組み合わせは1通りである。次に、ブロック内が2色の場合を考える。図3に示すように、2色が4画素内にレイアウトされる場合の数は、左上の画素を第1色、他方を第2色として考えると、左上以外残りの3画素へ第1色もしくは第2色が入るので、4画素同色の場合を除くと、全部で7通りの組み合わせが考えられる。
次に、ブロック内が3色の場合を考える。3色が4画素内にレイアウトされる場合の数は、3色のうち1色だけ2度使われる場合の数と言い換えることが可能であり、4画素の座標のうち、2画素が同じ色になる場合の数を求めれば良い。つまり、3色の場合の数は、4つの座標から2つの座標を取る組み合わせとなり、全部で6通りとなる。そして最後に、ブロック内が4色の場合は1色の場合と同様で1パターンしか存在しない。
1色〜4色の全ての場合の数を合計すると、全部で15通りのパターンが考えられる。また、これら全てのパターンを識別するためにフラグを付与することを考えると、データ量としては4ビット必要となる。この15通りのパターンとフラグとの関係は図4に示すようになり、以下、このフラグを「パターンフラグ」と呼ぶ。
上述のように、2×2画素の取り得る組み合わせを踏まえて、圧縮部202、252で行われる処理を、図5を用いて説明する。入力としては、例えばRGBそれぞれ8ビットの256階調を持っており、またデータとしては8ビットデータの点順次で1画素当たり24ビットの画像として説明する。
まず、2×2画素のブロックを入力し(S501)、そのブロック内の全ての2画素の組み合わせに対して24ビットのコンペアを取る(S502)。ここでコンペアを取った結果、全ビット一致していた場合は“1”を、不一致の場合は“0”を出力をする。
ここで、2×2画素内の左上から右上、左下、右下の順に、座標1、2、3、4とする(図4に示す401)。2画素の組は1−2、1−3、1−4、2−3、2−4、3−4の全部で6通り(図4に示す402)あるので、6回コンペアを取る必要があり、結果は6ビット出力される。図4に示すコンペア結果のように、全画素が同色であれば、全てのコンペア結果が1を出力し、逆に4画素が全てバラバラの画素値を持っていれば、全てのコンペア結果が0を出力する。
この例では、4画素で色の一致から出現し得るパターンの数は15通りなので、図4に示すように、6ビットのコンペア結果に応じて、4ビットのパターンフラグを特定する(S503)。そして、4ビットのパターンフラグの特定が終了すると、4画素内で出現した色数及び色データを抽出する(S504)。そして、入力されたブロックの色数を判定する(S505、S507、S509)。ここでは、パターンフラグから、左上を第1色とした場合の第2色以降がどの位置にあるかを求めることで判定する。この判定処理を、図6を用いて説明する。
図6に示すように、例えば4画素内が1色で構成されていることが確定した場合には、2色目以降は存在しないので、パターンフラグの4ビットと1色目の画素(24ビット)とを出力する(S506)。また、4画素内が2色で構成されていることが確定した場合(S507でYES)には、その2色目の座標をパターンフラグより算出し、パターンフラグの4ビットと2色分の画素値48ビットを出力する(S508)。また、3色の場合(S509でYES)、パターンフラグの4ビットと3色分の画素値72ビットとを出力する(S510)。そして、4色の場合(S509でNO)、パターンフラグの4ビットと4色分の画素値96ビットとを出力する(S511)。このとき、ブロック内の座標(左上から右上、左下、右下の順に1、2、3、4)順に、これまで出現していなかった色データを記憶する。
このように、2×2画素のブロック内の4色(96ビット)の入力データを4ビットのパターンフラグと、そこに存在する色数だけ画素値を出力することで、比較的簡単な処理で出力データ量を削減することが可能になる。逆に、パターンフラグを参照することで、そのブロック内の色数を特定することが可能になる。このような処理を画像ブロック全てに対して行うことで、画像全面をデータ圧縮することが可能になる。
このようにして求めたパターンフラグと、色データとをDMACがメモリに書き込むが、そのとき、DMACではパターンフラグと第1色のデータと第2色、第3色、第4色のデータとの書き込み位置を変える。DMACにはパターンフラグ書き込みのためのメモリ先頭アドレスと、第1色データの書き込みのためのメモリ先頭アドレスと、第2色以降のデータの書き込みのためのメモリ先頭アドレスの3つのアドレスを指定する。
図7は、DMACによる画像データのメモリ空間への書き込み例を示す図である。尚、サイズがM×N画素のRGB各色8ビット画像を圧縮部へ入力する場合、パターンフラグのデータサイズはM×N/8バイトとなる。また、第1色のデータサイズはM×N×3/4バイトとなるが、第2色、第3色、第4色のデータサイズは画像によって不定(画像によって異なるサイズ)となる。
ここで、第1色書き込み位置以降のメモリ領域に関しては、画素データがピクセル単位で量子化や符号化されることなく格納される。つまり、パターンフラグ及び画素データを参照することにより圧縮された画像データがどのような画素値の画素で構成されているかを判断することが可能となる。
次に、第1の実施形態における単一色画像判定処理を、図8を用いて説明する。まず、CPU105は、メモリ106に格納されている圧縮された画像データのパターンフラグ領域から各パターンフラグを参照し(S801)、全てのパターンフラグが“0”であるか否かを判定する(S802)。そして、S802で、全てのパターンフラグが“0”であると判定した場合には、第1色のデータ領域を参照し(S803)、第1色のデータの値が全て同じ値であるか判定する(S804)。判定の結果、第1色のデータの値が全て同じ値であった場合には、全面が単一画素値で構成される単一色画像データであると判定してメモリ106上の画像データを破棄する(S805)。一方、第1色のデータの値と異なるものがあれば、S804で、単一色画像データでないと判定してメモリ106上の画像データの破棄は行わない(S806)。
また、上述のS802において、全てのパターンフラグが“0”でないと判定した場合も、CPU105は単一色画像データではないと判定してメモリ106上の画像データの破棄は行わない(S806)。
次に、圧縮部202、252と対になる展開部222、232を説明する。尚、展開部222、232では、上述したようなパターンフラグ、画素データをラスタ画像データへ戻す処理のことを指す。メモリ106上に図7に示すように配置されている圧縮データのパターンフラグ書き込み先頭アドレス、第1色書き込み先頭アドレス、及び第2、3、4色書き込み先頭アドレスの3つのアドレスをDMAC221、231へ指定する。DMAC221、231は3つのアドレスからデータを読み出し、展開部222、232へ転送する。
展開部222、232では、まず4ビットのパターンフラグを解釈し、そのブロック内の色数を算出する。第1色データに加え、色数に応じて第2、3、4色データを読み出し、パターンフラグの形状に応じて画素データを再配置する。このようにすることで2×2画素ブロックを展開、復号する。
また、展開部222、232で画像サイズを1/2にする場合には、上述したように、パターンフラグと2、3、4色データを必要としないので、DMAC221、231には第1色書き込み先頭アドレスのみ指定する。これにより、メモリ106から第1色データのみの読み込みが行われ、画像が構成される。このように処理することで、メモリバスの帯域を節約することが可能になる。
第1の実施形態によれば、比較的に単純な圧縮方式で圧縮された画像データの状態で、単一色画像判定を行え、解凍処理の負荷を削減することが可能になる。
尚、第1の実施形態では、2×2のブロックを最小単位として説明してきたが、これに限るものではない。また、圧縮の説明の際に画像データとしてRGB8ビットを例に説明してきたが、CMYKの色空間を取るものやGRAYスケールのデータ、或いは8ビット以外の画素値をとるものでも良い。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。尚、第2の実施形態でも、画像処理装置として、第1の実施形態と同様に、MFPを例に説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態における単一色画像判定方法をスキャンされた画像データに適用した場合の別の判定方法を説明する。
第1の実施形態で単一色画像になることが期待される画像は、画像内で隣接画素値が1レベルたりとも違わないような領域が多い画像である。つまり、高解像度のPDLデータとしてレンダリングしたラスタ画像データに関してはこのようになっている期待が高いが、スキャンで入力された画像ではスキャナでのノイズ成分が画像に重畳され、通常画素値として数レベルの違いが出てくる。このような場合に、圧縮データとしては2×2画素のブロックが1色と判断されないことがある。
そこで、第2の実施形態では、第1の実施形態で説明した単一色画像判定方法においてスキャンの画像データにおけるスキャナでのノイズを加味した判定方法を、図9を用いて説明する。
まず、CPU105はノイズが画像全体の何ブロック分に相当するかをノイズブロック数として予めメモリ106に保持しておく。そして、CPU105はメモリ106に格納されている圧縮された画像データのパターンフラグ領域から各パターンフラグを参照する(S901)。次に、CPU105は画像全体のブロック数からノイズブロック数を引いたブロック数のパターンフラグが“0”であるか否かを判定する(S902)。ここで、画像全体のブロック数からノイズブロック数を引いたブロック数以上のパターンフラグが“0”であると判定した場合、CPU105はS903へ処理を進める。
S903では、CPU105は第1色のデータ領域を参照し、パターンフラグが“0”であるブロックの第1色のデータの値が全て同じ値であるか判定する(S904)。ここで、第1色のデータの値が全て同じ値であった場合、CPU105は全面が単一画素値で構成される単一色画像データであると判定してメモリ106上で画像データを破棄する(S905)。一方、S904で第1色のデータの値に異なるものがあれば、CPU105は単一色画像データではないと判定してメモリ106上の画像データの破棄は行わない(S906)。
また、上述のS902において、“0”でないパターンフラグがノイズブロック数以上存在すると判定した場合も、CPU105は単一色画像データではないと判定してメモリ106上の画像データの破棄は行わない(S906)。
第2の実施形態によれば、スキャン画像に代表されるようなノイズによって単一色画像判定が困難な画像に対しても、正常に判定を行うことが可能になる。
[他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (5)

  1. 画像データの予め定められた画素数のブロックを単位に前記画像データを処理する画像処理装置であって、
    ブロック内で画素値の異なる画素の数を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された前記画素値の異なる画素の数と該異なる画素の位置とに応じて、前記ブロックに対して予め定められたパターンを特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された前記パターンと前記画素値の異なる画素の数の各画素値とを出力することにより前記画像データを圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮手段によって出力された前記パターンと画素値とに基づいて、前記画像データが単一色で構成されているかを判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段は、全てのブロックに対して前記出力されたパターンが同じで、かつ、前記出力された画素値が全て同じ値の場合、前記画像データが単一色で構成されていると判定し、該判定された単一色の画像データを破棄することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記判定手段は、特定のブロックに対して前記出力されたパターンが同じで、かつ、前記出力された画素値が全て同じ値の場合、前記画像データが単一色で構成されていると判定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 画像データの予め定められた画素数のブロックを単位に前記画像データを処理する画像処理装置の処理方法であって、
    算出手段が、ブロック内で画素値の異なる画素の数を算出する算出工程と、
    特定手段が、前記算出工程において算出された前記画素値の異なる画素の数と該異なる画素の位置とに応じて、前記ブロックに対して予め定められたパターンを特定する特定工程と、
    圧縮手段が、前記特定工程において特定された前記パターンと前記画素値の異なる画素の数の各画素値とを出力することにより前記画像データを圧縮する圧縮工程と、
    画像処理手段が、前記圧縮工程において出力された前記パターンと画素値とに基づいて、前記画像データが単一色で構成されているかを判定する判定工程と、
    を有することを特徴とする画像処理装置の処理方法。
  5. コンピュータを請求項1乃至3の何れか1項記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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