JP2011138697A - 燃料電池システム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システムの安定運転を維持しながら、燃料電池の電圧低下を伴う出力特性の低下を回復させる。
【解決手段】上限値Pmaxを下回る範囲内で目標出力P0を設定し、目標出力P0に基づいて燃料電池の出力を制御する燃料電池システムにおいて、燃料電池の電圧Vが下限閾値Vminより低くなった場合に、電圧回復用の上限値P0maxを、目標出力P0を初期値として漸減させる。そして、上限値P0maxを低下させたことによって、電圧Vが、下限閾値Vminより高い復帰判定閾値Vreより高くなり、かつ、その状態が判定時間TMSLを超えて継続した場合に、上限値P0maxを標準値に向けて徐々に戻すようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は、燃料電池システム及びその制御方法に関し、詳しくは、燃料電池の電圧が低下した場合に電圧を回復させる技術に関する。
従来、燃料電池の電圧が、下限閾値を下回った場合に、燃料電池の出力の上限値を下げることで、電圧の回復を図る燃料電池システムがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−063801号公報
従来、電圧の異常低下時に用いる上限値は予め決められた値であり、目標出力(目標発生電力)が比較的低い状態であっても電圧の確実な回復を図るために、電圧の異常低下時に用いる上限値を、最低出力付近の値に設定する必要が生じる。
しかし、最低出力付近の上限値に基づいて急激に発生出力を制限すると、電圧は直ぐに上昇するものの、燃料電池の出力特性が充分に回復する前に電圧が増大することになってしまう。このため、発生出力を戻したときに電圧が再度低下し、最低出力付近への出力の制限を再び実行する必要が生じ、電圧回復処理を繰り返すことになってしまう。
電圧回復処理を繰り返す、すなわち出力の急激な変化を繰り返すことは、燃料電池システムに用いる水素を生成する水素製造装置に供給される水素原燃料の急激な増減を招き、水素製造装置が安定的に動作することができず、CO発生量の増大に繋がる。また、COを含んだ水素リッチガスが燃料電池に供給されると、アノード触媒の劣化により発電性能が更に悪化し、燃料電池システムの安定運転が維持できなくなる。
そこで本発明では、燃料電池システムの安定運転を維持しながら、燃料電池の電圧低下を伴う出力特性の低下を回復させることができる燃料電池システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
そのため、請求項1の燃料電池システムは、上限値を下回る範囲内で目標出力を設定し、目標出力に基づいて燃料電池の出力を制御する制御手段と、燃料電池の電圧が下限閾値より低くなった場合に、上限値を、目標出力近傍の値を初期値として漸減させる上限値低下手段と、上限値を低下させたことによって、燃料電池の電圧が、少なくとも下限閾値より高い値になったことを条件に、上限値を標準値に戻す上限値復帰手段と、を含む構成とした。
また、請求項4の燃料電池システムの制御方法は、上限値を下回る範囲内で目標出力を設定し、目標出力に基づいて燃料電池の出力を制御し、燃料電池の電圧が下限閾値より低いか否かを判定し、燃料電池の電圧が下限閾値より低くなった場合に、上限値を、目標出力近傍の値を初期値として漸減させ、上限値を低下させたことによって、燃料電池の電圧が、少なくとも前記下限閾値より高い値になったことを条件に、上限値を標準値に戻すようにした。
かかる構成では、燃料電池の電圧が低下すると、目標出力の上限値を低下させることで電圧の回復を図るが、目標出力近傍の値を初期値として上限値を漸減させることで、上限値の低下による出力抑制を応答良く実現しながら、燃料電池の最大出力を徐々に抑制し、電圧の回復を図る。
請求項1の構成において、請求項2のように、上限値復帰手段が、燃料電池の電圧が下限閾値より高い復帰判定閾値より高い状態が、判定時間を超えて継続した場合に、上限値を標準値に戻すとよい。
また、請求項4の構成において、請求項5のように、上限値を標準値に戻すステップが、燃料電池の電圧が下限閾値より高い復帰判定閾値より高い状態が、判定時間を超えて継続した場合に、上限値を標準値に戻すとよい。
かかる構成では、燃料電池の電圧が、下限閾値より高い復帰判定閾値より高くなり、かつ、復帰判定閾値より高い状態が判定時間を超えて継続し、電圧の回復状態が安定している場合に、上限値を標準値に戻す。
請求項1,2の構成において、請求項3のように、上限値復帰手段が、上限値を標準値に向けて漸増させるとよい。
また、請求項4,5の構成において、請求項6のように、上限値を標準値に戻すステップが、上限値を標準値に向けて漸増させるとよい。
かかる構成では、燃料電池の電圧が回復すると、上限値を標準値に向けて漸増させ、上限値による制限を徐々に緩めることで、目標出力の漸増を許容する。
上記発明によると、電圧低下に対して、目標出力近傍を初期値として上限値を漸減させるから、出力制限を速やかに行いながら、電圧を緩やかに増加させることができるため、燃料電池を充分に回復させることができ、電圧回復処理の繰り返しによって燃料電池システムの安定性が悪化することを防止できる。
実施形態における燃料電池システムを示す構成ブロック図である。 実施形態における制御装置を示す機能ブロック図である。 実施形態における目標出力の設定処理を示すフローチャートである。 実施形態における電圧回復制御を示すフローチャートである。 実施形態の電圧回復制御による上限値の変化を示すタイムチャートである。
以下に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、実施形態に係る燃料電池システム1の構成を示すブロック図であり、燃料電池システム1は、例えば家庭用電源(家庭用燃料電池コージェネレーションシステム)として用いるシステムである。
図1に示すように、燃料電池システム1は、水素製造装置10、燃料電池20、インバータ30、制御装置40、バーナ燃料供給装置50、水素製造用原料供給装置60、冷却水供給装置70、空気供給装置80、余剰ヒータ90、及び、各種の計測装置100,110,120を備えている。
水素製造装置10は、水素製造用原料供給装置60が供給する水素製造用原料を利用して、水素リッチ改質ガスを生成する。水素製造用原料としては、改質により水素を含む改質ガスを得ることができる物質を用いることができ、例えばメタノール,エタノール,ジメチルエーテル,メタン,都市ガス,LPG(液化石油ガス)、更には、石油から得たガソリン,ナフサ,灯油,軽油など炭化水素油を用いることができる。
水素製造装置10は、改質部11、バーナ12、シフト部13、及び、選択酸化部14を有している。
改質部11は、改質用水を用いて灯油などの水素製造用原料を改質し、水素リッチ改質ガスを生成する。改質のための改質触媒として、例えばニッケル系、ルテニウム系、ロジウム系等の金属をアルミナやジルコニア等からなる担体に担持させたものを用いる。
バーナ12は、吸熱反応である改質に必要な熱を供給する。このバーナ12は、燃料電池システム1の起動時には、バーナ燃料供給装置50からの燃料を燃焼させ、また、バーナ12は、燃料電池20が排出する未反応水素を含む水素含有ガスであるオフガスを燃焼させる。
シフト部13は、シフト触媒を用いて水性シフト反応により改質ガス中の一酸化炭素COの濃度を低下させる。シフト触媒としては、例えば、Cu、Zn、Fe、Cr等をアルミナやジルコニア等からなる担体に担持させたものを用いる。
選択酸化部14は、選択酸化触媒を用いて選択酸化により改質ガス中の一酸化炭素COの濃度を更に低下させ、燃料電池20における発電反応に用いる改質ガス(水素リッチ改質ガス)を生成する。選択酸化触媒として、例えば、Pt、Ru等をアルミナやジルコニア等からなる担体に担持させたものを用いる。
空気供給装置80は、選択酸化部14における選択酸化反応に必要な酸素源としての空気を、選択酸化部14に供給する。
冷却水供給装置70は、発熱反応である水性シフト反応を行うシフト部13、及び、発熱反応である選択酸化反応を行う選択酸化部14を冷却するための冷却水を供給する。
燃料電池20は、例えば、固体高分子形(PEFC)の電池スタックであり、複数の電池セルが積み重ねて構成され、水素製造装置10が生成した水素リッチ改質ガスを用いて電力を発生し、インバータ30を介して家庭用の電気機器200(テレビ、照明、洗濯機、調理機器、暖冷房機器など)へ電力を供給する。
電池セルは、アノードと、カソードと、アノード及びカソード間に配置した電解質である高分子のイオン交換膜と、を有しており、アノード側に水素リッチ改質ガスを導入させると共に、カソード側に空気を導入させることで、各電池セルにおいて電気化学的な発電反応が行われる。
また、インバータ30は、燃料電池20が出力した直流(DC)電流を交流(AC)電流に変換する。
尚、燃料電池20の発生電力が電気機器200の需要電力に満たない場合は、商用電力系統(電力会社)300から補助電力を電気機器200へ供給する。
余剰ヒータ90(逆潮防止ヒータ)は、電気機器EIの需要電力より燃料電池20の発生電力が上回った場合に、その余剰電力を利用して、例えば湯を沸かすものであり、余剰ヒータ90で沸かした湯は図外の貯湯槽に貯められる。また、燃料電池20が発生する熱で作られる湯も前記貯湯槽に貯められ、前記貯湯槽内の湯は、家庭の風呂や台所などに供給される。
図1に示した例では、余剰ヒータ90は、インバータ30からの交流(AC)電流を電源として用いるが、燃料電池20が出力した直流(DC)電流を直接使用する構成とすることができる。
供給電力計測装置100は、燃料電池20から電気機器200へ供給する供給電力Psを計測し、供給電力Psの計測値を制御装置40へ出力する。
また、補助電力計測装置110は、商用電力系統(電力会社)300が電気機器200に供給する補助電力Phを計測し、補助電力Phの計測値を制御装置40へ出力する。
また、電圧測定装置(電圧計)120は、燃料電池20の電圧Vを計測し、電圧Vの計測値を制御装置40へ出力する。
制御装置40(制御手段)は、燃料電池システムの電子制御を行うデバイスであり、CPU、ROM、RAM及び入出力インターフェイスなどを備えたマイクロコンピュータを含み、燃料電池システムの作動を制御する。
制御装置40は、入出力インターフェイスを介して計測装置100,110,120の計測値を入力し、バーナ燃料供給装置50,水素製造用原料供給装置60,冷却水供給装置70,空気供給装置80などの操作量を演算し、該操作量を、入出力インターフェイスを介して各装置に出力する。
制御装置40は、図2に示すように、需要電力取得部41、記憶部42、目標値設定部43、発生電力制御部44及び電圧回復制御部45としての機能を備えている。
需要電力取得部41は、計測器100,110から入力した供給電力Ps及び補助電力Phの計測値に基づいて、電気機器200の需要電力(W)を、供給電力Psと補助電力Phとの和として算出し、算出した需要電力のデータを、記憶部42へ出力する。
記憶部42は、需要電力取得部41が出力した需要電力のデータに基づき、過去から現在に至るまでの需要電力の履歴(時刻毎の需要電力データ)を記憶し、記憶している需要電力の履歴を、目標値設定部43へ出力する。
目標値設定部43は、記憶部42から入力した需要電力の履歴に基づいて燃料電池20の発生電力の目標値である目標出力P0を、余剰電力の発生を抑え、かつ、発生電力の変動が緩やかになるように設定する。具体的には、例えば、過去数分(5〜15分)内の需要電力の履歴を参照して、その期間における需要電力の最小値を目標出力P0に設定する。
尚、目標値設定部43は、上限値Pmax(最大目標出力)を下回る範囲内で目標出力P0を設定し、前記上限値Pmaxの標準値として、燃料電池システム1の最大出力(100%出力、例えば750W)を設定する。
図3は、前記目標値設定部43における目標出力P0の演算処理を示すフローチャートであり、まず、ステップS601では、記憶部42から需要電力の履歴を読み込み、次のステップS602では、前記需要電力の履歴に基づいて要求発生出力を演算する。
また、ステップS603では、燃料電池システム1の最大出力であり、発生出力の上限値Pmaxの標準値である750Wと、後述するように電圧低下時に出力を抑制するために設定される上限値P0maxとの小さい方を選択し、選択した値を上限値Pmaxに設定する。
そして、ステップS604では、前記上限値Pmaxと需要電力に基づく要求発生出力との小さい方を選択し、選択した値を目標出力P0に設定する。
発生電力制御部44は、目標値設定部43から取得した目標出力P0に従って電力を発生するように、燃料電池20を制御する。具体的には、バーナ燃料供給装置50、水素製造用原料供給装置60、冷却水供給装置70及び空気供給装置80へ操作信号を出力し、バーナ12の火力、水素製造用原料の供給量、冷却水の供給量及び空気の供給量を調節することによって、燃料電池20の発生電力を目標出力P0に制御する。
また、電圧回復制御部45は、燃料電池20における電流と電圧との相関特性が悪化するなどして、燃料電池20が安定して発電することができる電圧の下限閾値Vmin(例えば24V)を実際の電圧Vが下回った場合、電圧を安定発電電圧域にまで回復させる制御を行う。
前記電圧回復制御においては、前記目標出力P0の上限値Pmaxを標準値である750Wよりも低下させることで、目標出力P0をより低く制限し、これによって燃料電池20から取り出す電流を制限して相対的に電圧Vを増加させる。
前記電圧回復制御部45による電圧回復制御の詳細を、図4のフローチャートに従って説明する。
図4のフローチャートにおいて、まず、ステップS501では、目標値設定部43が、上限値Pmaxを下回る範囲内で設定した目標出力P0を取得する。
次のステップS502では、電圧測定装置(電圧計)120による燃料電池20の電圧Vの計測値を取得する。
ステップS503では、ステップS502で取得した電圧Vが、予め記憶した下限閾値Vmin(例えば、24V)を下回っているか否か(V<Vminであるか否か)を判定する。
ステップS503で、電圧Vが下限閾値Vmin以上(V≧Vmin)であると判定した場合には、ステップS507へ進み、電圧回復制御中に用いる上限値P0maxが標準値(例えば750W)よりも小さいか否かを判断する。
上限値P0maxが標準値以上である場合には、電圧回復制御中でない(上限値を標準値よりも低下させていない)と判断し、ステップS501へ戻る。即ち、電圧Vが下限閾値Vmin以上で推移する電圧正常時には、ステップS501→ステップS502→ステップS503→ステップS507→ステップS501の処理を繰り返すようになっていて、このとき、目標出力P0は、上限値Pmaxの標準値である750W以下に制限される。
一方、ステップS503で、電圧Vが下限閾値Vminを下回っている(V<Vmin)と判定された場合には、ステップS504へ進み、本ルーチンの前回実行時にステップS503で電圧Vが下限閾値Vmin以上であると判断されていて、電圧Vが下限閾値Vminを下回る状態の判定初回であるか否かを判断する。
そして、初回(図5の時刻t1の時点)であれば、ステップS505へ進み、今回ステップS501で読み込んだ目標出力P0を、電圧回復制御中に目標出力P0の制限に用いる上限値P0maxの初期値として設定する(P0max=P0)。
一方、前回も電圧Vが下限閾値Vminを下回っていると判断していて、電圧Vが下限閾値Vminを下回る状態が継続している場合には、ステップS504で初回ではないと判断し、ステップS506へ進む。
ステップS506では、上限値P0maxの前回値P0maxoldから定数dP1を減算した値を、上限値P0maxに設定することで、前回値P0maxoldよりも定数dP1だけ低い値に今回の上限値P0maxを更新する。
即ち、電圧Vが下限閾値Vminを下回っている場合、初回判定時の目標出力P0を初期値として、定数dP1ずつ上限値P0maxを漸減させ、電圧Vが下限閾値Vmin以上に回復するまでの間(図5の時刻t1から時刻t2までの間)、上限値P0maxの漸減を継続させるものである。
ここで、前記定数dP1は、目標出力P0の急減によるシステム安定性の低下を回避しつつ、電圧Vの回復を可及的速やかに得られるような値として、予め適合されている。
上記のステップS505及びステップS506は、電圧Vが下限閾値Vminより低くなった場合に、上限値P0maxを、目標出力P0を初期値として漸減させる上限値低下手段を構成する。
ステップS503で電圧Vが下限閾値Vminを下回っていると初めて判定されてから、ステップS507で上限値P0maxが標準値よりも小さいと判断されている間が、電圧回復制御中であり、その間は、目標出力P0を上限値P0max以下に制限する。
そして、需要電力から要求される出力が、前記上限値P0maxを上回る値である場合には、目標出力P0に上限値P0maxを設定し、上限値P0maxを上回る目標出力P0が設定されることを回避する。換言すれば、需要電力から要求される出力を、前記上限値P0max以下に制限することで、電圧の回復を図る。
従って、電圧Vが下限閾値Vminを下回っていると初めて判断された時点から需要電力の履歴に基づく要求出力が、例えば一定であれば、図5に示すように、上限値P0maxを漸減させている間は上限値P0max=目標出力P0となり、上限値P0maxの漸減に応じて目標出力P0がより小さい値に制限される。
目標出力P0の減少に対し、燃料電池20から取り出す電流をより低く制限して出力を低下させるから、相対的に電圧が増大することになる。即ち、需要電力が一定で燃料電池20に要求される出力(電力)が一定であっても、電圧Vが下限閾値Vminを下回ると、上限値P0maxを漸減させることによって目標出力P0を強制的に低下させることで、電圧を増大させ、電圧Vが下限閾値Vminを下回る状態から回復させる。
尚、上限値P0maxによる制限中(電圧回復制御中)に、需要電力が低下し、上限値P0maxを下回る要求発生出力が演算された場合には、この上限値P0maxを下回る目標出力P0に基づいて燃料電池20の出力を制御する。
上記のようにして設定した上限値P0maxに基づき目標出力P0を制限した結果、電圧Vが下限閾値Vmin以上になると、ステップS507に進み、P0max<標準値であるか否かを判断するが、電圧Vが下限閾値Vmin以上に回復した直後は、P0max<標準値であり、ステップS507からステップS508へ進む。
ステップS508では、電圧Vが下限閾値Vminよりも高い復帰判定閾値Vre(Vmin<Vre)よりも高いか否かを判断する。
そして、電圧Vが下限閾値Vmin以上になったものの、復帰判定閾値Vre以下である場合、即ち、Vmin≦V≦Vreである間(図5の時刻t2から時刻t3の間)は、ステップS509へ進み、電圧Vが復帰判定閾値Vreよりも高い状態の継続時間を計測するためのタイマTM1による計測時間を0にリセットした後、ステップS501へ戻る。
一方、電圧Vが下限閾値Vminを下回る状態から下限閾値Vmin以上にまで上昇し、更に、下限閾値Vminよりも高い復帰判定閾値Vreを越えると(図5の時刻t3の時点)、ステップS510へ進み、タイマTM1>0であるか否か、換言すれば、タイマTM1による時間計測が開始されているか否かを判断する。
ここで、タイマTM1>0でないと判断され、TM1=0である場合には、ステップS511へ進み、タイマTM1による時間計測を開始させる。
ステップS511でタイマTM1による時間計測を開始させると、次回ステップS510に進んだときに、タイマTM1>0であると判断されることで、ステップS512へ進むことになる。
ステップS512では、前記タイマTM1による計測時間、換言すれば、電圧Vが復帰判定閾値Vreよりも高い状態の継続時間が、判定時間TMSLよりも長くなっているか否かを判別する。
そして、電圧Vが復帰判定閾値Vreよりも高い状態の継続時間が判定時間TMSL以下であれば(図5の時刻t3から時刻t4の間)、ステップS501に戻り、判定時間TMSLよりも長くなると、上限値P0maxの標準値に向けての復帰条件が成立したと判断して、ステップS513へ進む。
尚、タイマTM1による計測時間が判定時間TMSLよりも長くなる前に、電圧Vが復帰判定閾値Vre以下に戻ってしまった場合には、ステップS509へ進むことで、タイマTM1による計測時間が0にリセットされ、電圧Vが再度復帰判定閾値Vreを越えてから新たに時間計測が行われるようにしてある。
ステップS513では、前回の上限値P0maxoldに定数dP2を加算した値を、今回の上限値P0maxに設定する。
即ち、タイマTM1による計測時間が判定時間TMSLよりも長くなり、電圧Vが復帰判定閾値Vreよりも高い状態の継続時間が判定時間TMSLを越えると、そのときの上限値P0maxから定数dP2(dP2≦dP1)ずつ上限値P0maxを漸増させる処理を繰り返し、上限値P0maxを、電圧正常時に用いる標準値に近づける。
上記ステップS513は、上限値P0maxを低下させたことによって、電圧Vが、少なくとも前記下限閾値Vminより高い値になったことを条件に、前記上限値を標準値に戻す上限値復帰手段を構成する。
ステップS513で上限値P0maxを漸増させる処理を行うと、ステップS501へ戻り、ステップS507で上限値P0max<標準値であると判断される間(図5の時刻t4から時刻t6の間)は、ステップS513の漸増処理を繰り返し、上限値P0maxを標準値にまで増加させる。
そして、上限値P0max≧標準値になるまで、上限値P0maxを増加させると、ステップS517でP0max<標準値ではないと判断されることで電圧回復制御を終了させ、標準値(750W)を上限値Pmaxとして目標出力P0を制限する、電圧正常状態での出力制御に戻る。
前記上限値P0maxは、電圧Vが下限閾値Vminを下回る状態で漸減されるが、電圧Vが下限閾値Vmin以上になった後、ステップS513へ進むまでの間(漸増処理開始までの間)、電圧Vが下限閾値Vmin以上になる直前の値を保持する。
上記の電圧回復制御では、電圧Vの異常低下(V<Vmin)を判断したときの目標出力P0を初期値として上限値P0maxを漸減し、この上限値P0maxで目標出力P0を制限するので、電圧回復のための出力抑制を応答良く実行させながら、発生出力を徐々により低いレベルに抑制できる。従って、燃料電池20の出力特性を充分に回復させながら、電圧を上昇させることができ、上限値による制限と制限解除とが繰り返されてしまうことを回避できる。
また、上限値P0maxを漸減させ、上限値P0maxを下回る領域での目標出力P0の可変設定を許容するので、需要電力の低下に対して目標出力P0を低下させることができ、余剰電力の発生を回避できる。
また、上限値P0maxを標準値に戻す処理への移行判断するための電圧レベルである復帰判定閾値Vreを、電圧低下を判定するための電圧レベルである下限閾値Vminよりも高く設定し、かつ、電圧Vが復帰判定閾値Vreを越える状態が一定時間継続してから、上限値P0maxを標準値に戻すので、電圧の回復状態を的確に判断でき、電圧の変動に伴って電圧低下・回復の判定がハンチングすることを防止できる。
また、電圧Vが復帰した後に、上限値P0maxを標準値に向けて漸増させるので、目標出力P0が急増して、燃料電池システムの運転安定性が損なわれることを防止することができる。
尚、上限値P0maxを漸減するときの初期値は、そのときの目標出力P0の近傍値であれば良く、例えば、初期値を目標出力P0×係数α(例えば、0.8<α<1.0)や目標出力P0−dP1×n(例えば、n=1〜3)に設定することができる。
また、上記実施形態では、電圧Vが復帰判定閾値Vreを越える状態が一定時間TMSL継続してから、上限値P0maxを標準値に戻したが、前記継続時間の判定を省略し、電圧Vが復帰判定閾値Vreを越えた時点で、上限値P0maxを標準値Pmaxに戻す処理を開始させることができ、更には、電圧Vが下限閾値Vmin以上になった時点、或いは、電圧Vが下限閾値Vmin以上の状態が一定時間継続した時点で、上限値P0maxを標準値Pmaxに戻す処理を開始させることができる。
また、上限値P0maxを標準値に向けて漸増させている途中で、上限値P0maxが需要電力に応じた要求を超えた場合、その時点(図5の時刻t5)で、上限値P0maxをステップ的に標準値に戻してもよい。
また、上限値P0maxの漸減処理における下限値を予め設定し、上限値P0maxを下限値にまで低下させても電圧Vを下限閾値Vmin以上に回復させることができなかった場合には、システムを停止させるように構成することができる。
また、電圧Vが復帰判定閾値Vreを越える状態の継続時間の判定に用いる判定時間TMSLを、電圧Vが復帰判定閾値Vreを越えたときの上昇速度や、電圧Vの回復に要した時間、即ち、電圧Vが下限閾値Vmin以上に戻るまでに要した時間や、下限閾値Vmin以上になってから復帰判定閾値Vreを越えるまでの時間などに応じて、可変に設定することができ、この場合、前記上昇速度が遅いほど、また、電圧Vの回復に要した時間が長いほど、判定時間TMSLをより長く設定するとよい。
1…燃料電池システム、10…水素製造装置、20…燃料電池、30…インバータ、40…制御装置(制御手段、上限値低下手段、上限値復帰手段)、50…バーナ燃料供給装置、60…水素製造用原料供給装置、70…冷却水供給装置、80…空気供給装置、90…余剰ヒータ、100…供給電力計測装置、110…補助電力計測装置、120…電圧測定装置(電圧計)

Claims (6)

  1. 上限値を下回る範囲内で目標出力を設定し、前記目標出力に基づいて燃料電池の出力を制御する制御手段と、
    前記燃料電池の電圧が下限閾値より低くなった場合に、前記上限値を、前記目標出力近傍の値を初期値として漸減させる上限値低下手段と、
    前記上限値を低下させたことによって、前記燃料電池の電圧が、少なくとも前記下限閾値より高い値になったことを条件に、前記上限値を標準値に戻す上限値復帰手段と、
    を含む燃料電池システム。
  2. 前記上限値復帰手段が、前記燃料電池の電圧が前記下限閾値より高い復帰判定閾値より高い状態が、判定時間を超えて継続した場合に、前記上限値を標準値に戻す請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 前記上限値復帰手段が、前記上限値を前記標準値に向けて漸増させる請求項1又は2記載の燃料電池システム。
  4. 上限値を下回る範囲内で目標出力を設定し、
    前記目標出力に基づいて燃料電池の出力を制御し、
    前記燃料電池の電圧が下限閾値より低いか否かを判定し、
    前記燃料電池の電圧が下限閾値より低くなった場合に、前記上限値を、前記目標出力近傍の値を初期値として漸減させ、
    前記上限値を低下させたことによって、前記燃料電池の電圧が、少なくとも前記下限閾値より高い値になったことを条件に、前記上限値を標準値に戻す燃料電池システムの制御方法。
  5. 前記上限値を標準値に戻すステップが、前記燃料電池の電圧が前記下限閾値より高い復帰判定閾値より高い状態が、判定時間を超えて継続した場合に、前記上限値を標準値に戻す請求項4記載の燃料電池システムの制御方法。
  6. 前記上限値を標準値に戻すステップが、前記上限値を前記標準値に向けて漸増させる請求項4又は5記載の燃料電池システムの制御方法。
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