JP2011136862A - 光ファイバ線引き炉および光ファイバ線引き方法 - Google Patents

光ファイバ線引き炉および光ファイバ線引き方法 Download PDF

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Abstract

【課題】既存の円筒状ヒータを用いて、簡単にヒータ加熱の周方向における温度の均一化を実現することが可能な光ファイバ線引き炉と光ファイバ線引き方法を提供する。
【解決手段】光ファイバ母材2が供給される炉心管3と、炉心管を囲む円筒状ヒータ4と、円筒状ヒータに電力を供給するための電極部5a,5bと、円筒状ヒータの外側を囲む断熱材6と、全体を囲む炉筐体を備えた光ファイバ線引き炉を用いた光ファイバの線引きである。この線引きで、前記の円筒状ヒータ4を光ファイバ母材が加熱溶融される温度に昇温し、円筒状ヒータが熱膨張した状態の位置で円筒状ヒータの端子部9a、9bを電極部5a,5bに接続固定し、光ファイバ母材の加熱溶融時に円筒状ヒータ4が真円状態となるようにして、光ファイバ母材2を加熱溶融する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ母材から光ファイバを線引きするための線引き炉と線引き方法に関する。
近年、光ファイバの低コスト化に伴い、光ファイバ母材が大型化すると共に、その線引き速度が速くなっている。また、線引き炉自体は、電極やガス流路の存在により、構造的に円周方向に沿って多少の不均一を避けることができない。このため、加熱溶融される光ファイバ母材に温度むらが生じ、溶融縮径されて線引きされる光ファイバの断面が真円とならず、楕円状に非円化する。この光ファイバの非円の程度を表わすために、一般に非円率「(長径−短径)/平均径」が用いられている。この、非円率が大きいと、光コネクタによる接続や融着接続で、接続損失が増大するという問題があった。
上記の光ファイバの非円率を小さくするのに、例えば、特許文献1には、光ファイバ母材を炉心管を介して加熱するヒータ部の温度分布を調整することが開示されている。また、特許文献2には、光ファイバ母材を炉心管を介して加熱するヒータを、周方向に沿って加熱温度が均一化される形状とする構造のものが開示されている。例えば、図4に示すように、スリット103を入れて上下方向に蛇行する発熱部102を有する円筒状のヒータ101で、電源用の電極接続部104〜107を複数設けることにより、周方向の発熱が均一にする方法が一例として示されている。
特開平8−208262号公報 特開平9−71433号公報
通常、線引き装置における光ファイバ母材を加熱溶融する加熱部は、例えば、図3の模式図で示すように、光ファイバ母材2が収納される炉心管3の外側に円筒状のヒータ4を配して構成する。円筒状ヒータ4は、図4に示したのと同様なスリット4bを上下方向から交互に入れてジグザグ状に蛇行する発熱部4aとされているものとする。円筒状ヒータ4の一方の端部(下端)には一対の端子部9aと9bが180°隔てて対向するように設け、電力を供給する一対の電極部5a、5bに対して、取り付け位置10a、10bで固定部材11を用いて端子部間隔Lで接続固定し、電力供給回路への接続と取り付け固定を行うものとする。
円筒状ヒータ4は、円形で炉心管と同心状になるように組み付けられることから、常温においては、収納される光ファイバ母材2の外面と円筒状ヒータ4の内面4cとの間隔Sは周方向で均一で、円筒状ヒータ4の外径Dは一定である。しかしながら、円筒状ヒータ4は、2000℃程度までの温度になるので、この温度上昇による熱膨張による歪を解放するために径方向に変形する。
このとき、電極部5a,5bに接続固定された端子部9a,9b間を結ぶX−X方向での変形は抑制され、ヒータ7の外径Dは変化しない。しかし、この端子部9a,9b間の発熱部4aは、鎖線で示ようにY−Y方向に膨らんで外径DからEに変化する。この結果、光ファイバ母材2の外面と円筒状ヒータ4の内面4cとの間隔Sは、外径変化のない部分でS=S1、外径Eに変化する部分でS2となり、S=S1<S2で不均一になり、光ファイバ母材2の周方向での温度分布が不均一となり加熱溶融状態に偏りが生じる。このため、線引きされる光ファイバの非円率が大きくなる。
この不均一な温度分布を均一化するために、上記特許文献1ではヒータを囲う断熱材を部分的に移動させて保温特性を調整したり、特許文献2ではヒータを固定する電極接続部を複数に分割したり、ヒータ断面積を部分的に変更するなどしている。しかし、これらの方法は、線引き炉の構造を複雑にし、また、既存の線引き炉に適用するには大幅に改造するなどの必要があり、コスト的にも高い設備となる。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、既存の円筒状ヒータを用いて、簡単にヒータ加熱の周方向における温度分布の均一化を実現することが可能な光ファイバ線引き炉と光ファイバ線引き方法の提供を目的とする。
本発明による光ファイバ線引き装置及び線引き方法は、光ファイバ母材が供給される炉心管と、炉心管を囲む円筒状ヒータと、円筒状ヒータに電力を供給するための電極部と、円筒状ヒータの外側を囲む断熱材と、全体を囲む炉筐体を備えた光ファイバ線引き炉を用いた光ファイバの線引き装置及び方法である。この線引きで、前記の円筒状ヒータを光ファイバ母材が加熱溶融される温度に昇温し、円筒状ヒータが熱膨張した状態の位置で円筒状ヒータの端子部を電極部に接続固定し、光ファイバ母材の加熱溶融時に円筒状ヒータが真円状態となるようにして、光ファイバ母材を加熱溶融することを特徴とする。
常温t0での円筒状ヒータの端子部間寸法をL、並びに円筒状ヒータ円筒部の外径寸法をD、円筒状ヒータ円筒部の昇温時の温度をt1、円筒状ヒータ端子部の昇温時の温度をt2、円筒状ヒータの熱膨張係数をαとしたとき、円筒状ヒータが電極部に接続固定される際の端子部間寸法L’を、
L’=L+[D×(t1−t0)×α]+[(L−D)×(t2−t0)×α]とする。
本発明によれば、通常の形状で作製された円筒状ヒータを、組付け時に、予め円筒状ヒータが加熱され熱膨張された状態の寸法に変位させた位置で、電極部に接続固定するだけの簡単な方法で、非円率を小さくすることができる。このため、既存設備の改造を要しないので、コスト増を伴うことなく容易に実施することができる。
本発明における線引き炉の概略を説明する図である。 本発明の線引き炉に用いる円筒状ヒータの一例を説明する図である。 本発明の課題を説明する円筒状ヒータの模式図である。 従来技術を説明する図である。
図1,2により本発明の実施の形態を説明する。図中、1は線引き炉、2は光ファイバ母材、3は炉心管、4は円筒状ヒータ、4aは発熱部、4bはスリット、4cはヒータ内面、5a,5bは電極部、6は断熱材、7は炉筐体、7aは上部筒、7bは下部筒、8は母材供給機構、9a,9bは端子部、10a,10bは取り付け位置、11は固定部材、12は絶縁部材、13,14はガス流入口、15はガス流出口を示す。
光ファイバの線引きは、図1に示すように、吊下げ支持される光ファイバ母材2の下部を加熱し、加熱溶融により細径となった下端から光ファイバ2aを溶融垂下させて所定の外径となるように線引きして行われる。このための線引き炉1は、光ファイバ母材2が供給される炉心管3を囲むようにして、加熱用の円筒状ヒータ4を配し、この円筒状ヒータ4の熱が外部に放散されないように断熱材6で囲い、その外側全体を炉筐体7で囲って構成される。
光ファイバ母材2は、模擬的に示す母材供給機構8により吊り下げ支持され、光ファイバの線引き進行にしたがって下方に順次移動制御される。炉筐体7は、ステンレス等の耐食性に優れた金属で形成され、中心部に高純度のカーボンで形成された円筒状の炉心管3が配される。炉筐体7の上部は、上部筒7aで形成され、光ファイバ母材2が封止状態で導入される。また、この上部筒7aには、ガス導入口13が設けられ、炉内の酸化・劣化を防ぐためにヘリウムガスやアルゴンガス等の不活性ガスが流入されるように構成されている。この不活性ガスは、光ファイバ母材2と炉心管3の隙間を通って、炉筐体7の下部筒7bから排出される。
炉筐体7は、断熱材6により円筒状ヒータ4の熱で温度上昇しないようにする以外に、図では省略しているが、冷却水路等を設けて冷却することができる。これにより、炉筐体7は、稼動時においても常温近くに保たれ、熱膨張による寸法の変動は実質的にない状態とすることができる。また、この上記のガス導入口とは別に、炉筐体7にガス導入口14とガス排出口15を設け、円筒状ヒータ4および断熱材6が酸化による劣化を起こさないようにヘリウムガスやアルゴンガス等の不活性ガスを供給するようにする。
また、炉筐体7には、円筒状ヒータ4に電力を供給するため一対の電極部5aと5bが、絶縁部材12を介して取り付け固定される。この電極部5a,5bは、円筒状ヒータ4に電力を供給する以外に、円筒状ヒータ4を固定支持する機能を備える。
円筒状ヒータ4は、一方の端部(本例では下端部)に電力供給のための一対の端子部9aと9bが、180°離れた対抗位置に設けられ、その取り付け位置(取り付け孔の中心)10a,10bで、ねじ等の固定部材11により、電極部5a,5bに取り付け固定される。
本発明は、上述した光ファイバの線引き炉1の構成で、円筒状ヒータ4の取り付け構造に特徴を有するもので、その詳細を図2により説明する。図2に示す円筒状ヒータ4は、図3で説明したのと同様の構造のもので、同じ符号を付してある。円筒状ヒータ4は、カーボンの電気抵抗を使って発熱体が構成されている。この構造は、円筒の上下方向から交互にスリット4bを入れて、ジグザグ状に蛇行させて所定の断面と長さを有する発熱部4aとし、所定の抵抗値とされる。また、スリット4bを入れることにより、円筒状ヒータ4は、径方向に伸縮しやすい形状となっている。
円筒状ヒータ4の一方の端部(下端)には、一対の端子部9aと9bが180°隔てて対向するように設けられ、電源を供給する一対の電極部5a、5bに対して、取り付け位置10a、10bを所定の端子部間隔L’で接続固定される。これにより、円筒状ヒータ4は、電力供給回路への接続と取り付けが固定される。電極部5a、5bに接続された状態の円筒状ヒータ4には、電流が一方の端子部9aから両側の発熱部4aをパラレルに通って他方の端子部9bに流れ、発熱部4aを発熱させる。
ここで、円筒状ヒータ4が線引き炉内に取り付けられる前の常温の状態で、例えば、図3で説明したように、発熱部4aの外径Dが変形のない真円の状態で、そのときの端子部9a,9bの端子部間隔がLであったする。この円筒状ヒータ4を、電極部5a、5bに固定することなくフリーの状態で、所定の発熱温度(例えば、2000℃)に昇温したとすると、ヒータの熱膨張係数によって径方向に一様に熱膨張する。また、これにより端子部9aと9bの端子部間隔Lが広がる。
本発明においては、上記の円筒状ヒータ4が径方向に一様に熱膨張し、端子部9aと9bの端子部間隔Lが広がった状態の寸法をL’とすると、この寸法L’を端子部間隔として、電極部5a,5bに接続固定する。すなわち、円筒状ヒータ4が光ファイバ母材を加熱溶融する温度に昇温され、真円を保って熱膨張した状態を仮想した位置で、円筒状ヒータの端子部9a,9bを電極部5a,5bに接続固定する。
この結果、線引き炉1が稼動されていない状態(加熱されていない状態)では、円筒状ヒータ4は、図2(B)に示すように、端子部9a,9bの方向に引き伸ばされた楕円状となり、端子部9a,9bのX−X方向の外径Dxは元の直径Dより大きくなり、これと90°位置が異なるY−Y方向の外径Dyは元の直径Dより小さくなる形状で保持される。
この状態で、取り付け固定された円筒状ヒータ4は、所定の温度まで発熱して昇温されると、温度上昇による熱膨張による歪を解放するために径方向に膨らむ。しかし、端子部9a,9bのX―X方向では、電極部5a,5bに固定されていて変形が阻止されるため、Y−Y方向に膨らむ。この結果、所定の温度まで昇温したときに、鎖線で示すようにY−Y方向の外径がFとなる。このとき、変形が抑制されたX―X方向の外径Dxと、Y−Y方向の外径Fと、が等しくなるようにL’が設定されていれば、円筒状ヒータ4は真円になるように変形する。
円筒状ヒータ4が真円状態を保って所定の加熱温度で稼動されていれば、X−X方向での光ファイバ母材2と円筒状ヒータ4の内面4cとの間隔S1と、Y−Y方向での光ファイバ母材2と円筒状ヒータ4の内面4cとの間隔S2は、S1=S2となる。これにより、光ファイバ母材2は、円筒状ヒータ4に対して均一な間隔Sで加熱される。この結果、光ファイバ母材2の周方向での温度分布は均一となり、線引きされる光ファイバの非円率を小さくすることができる。
なお、常温t0での円筒状ヒータ4の端子部間寸法をL、並びに円筒状ヒータ円筒部の外径寸法をDとする。そして、円筒状ヒータ円筒部の昇温時の温度をt1、円筒状ヒータ4の端子部9a(9b)の昇温時の温度をt2、円筒状ヒータ4の熱膨張係数をαとする。この場合、上述した円筒状ヒータ4を電極部5a,5bに接続固定する際の端子部間寸法L’は、
L’=L+[D×(t1−t0)×α]+[(L−D)×(t2−t0)×α]
の式により算出することができる。なお、円筒状ヒータ4がカーボン製の場合、等方向カーボンの熱膨張係数は、使用温度領域で(4〜6)×10−6/℃程度の値となる。
近年、光通信の伝送特性を高めるために、波長1.3μm帯伝送用の一般的なシングルモード光ファイバを用いて、波長1.55μm帯で光通信を行う場合、分散補償光ファイバを用いることが行われている。この分散補償光ファイバは、コア部にドーパントの添加によりクラッド部に対する比屈折率差を大きくされた構造を有し、また、コア径も一般的な光ファイバが8μm〜10μmであるのに対し、2μm〜6μmとなっている。
分散補償光ファイバのような高屈折率のコア部を備える光ファイバでは、偏波分散(Polarization Mode Dispersion:PMD)が生じやすい。また、コア部にドーパントを添加すると、コアを形成するガラスが低粘度となるのでコア部が非円化しやすくなる。分散補償光ファイバのPMDは、非円率に比例して大きくなるため、分散補償光ファイバのような非屈折率差の大きい光ファイバでは、特に非円率を小さくする必要がある。
本発明では、上述したように、通常に用いられている円筒状ヒータの一対の端子部の電極部への接続固定する位置を、少し変更するだけの簡単な方法で実現することができる。このため、加熱部の改造やヒータの形状変更を行う必要がなく、したがって、コスト増を伴うことなく容易に実施することができ、特に、非円化が生じやすく、非円率を小さく抑える必要のある分散補償光ファイバの製造に適用すると有用である。
1…線引き炉、2…光ファイバ母材、3…炉心管、4…円筒状ヒータ、4a…発熱部、4b…スリット、4c…ヒータ内面、5a,5b…電極部、6…断熱材、7…炉筐体、7a…上部筒、7b…下部筒、8…母材供給機構、9a,9b…端子部、10a,10b…取り付け位置、11…固定部材、12…絶縁部材、13,14…ガス流入口、15…ガス流出口。

Claims (3)

  1. 光ファイバ母材が供給される炉心管と、前記炉心管を囲む円筒状ヒータと、前記円筒状ヒータに電力を供給するための電極部と、前記円筒状ヒータの外側を囲む断熱材と、全体を囲む炉筐体を備えた光ファイバ線引き炉であって、
    前記円筒状ヒータが前記光ファイバ母材を加熱溶融する温度に昇温され、前記円筒状ヒータが真円状態に熱膨張した状態の位置で、前記円筒状ヒータの端子部が前記電極部に接続固定されていることを特徴とする光ファイバ線引き炉。
  2. 常温t0での前記円筒状ヒータの端子部間寸法をL、並びに前記円筒状ヒータ円筒部の外径寸法をD、前記円筒状ヒータ円筒部の昇温時の温度をt1、前記円筒状ヒータ端子部の昇温時の温度をt2、前記円筒状ヒータの熱膨張係数をαとしたとき、
    前記円筒状ヒータが前記電極部に接続固定される際の端子部間寸法L’は、
    L’=L+[D×(t1−t0)×α]+[(L−D)×(t2−t0)×α]
    であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ線引き炉。
  3. 光ファイバ母材が供給される炉心管と、前記炉心管を囲む円筒状ヒータと、前記円筒状ヒータに電力を供給するための電極部と、前記円筒状ヒータの外側を囲む断熱材と、全体を囲む炉筐体を備えた光ファイバ線引き炉を用いた光ファイバ線引き方法であって、
    前記円筒状ヒータを前記光ファイバ母材が加熱溶融される温度に昇温し、前記円筒状ヒータが熱膨張した状態の位置で前記円筒状ヒータの端子部を前記電極部に接続固定し、前記光ファイバ母材の加熱溶融時に前記円筒状ヒータが真円状態となるようにして、前記光ファイバ母材を加熱溶融することを特徴とする光ファイバ線引き方法。
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