JP2011135979A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品のトップシート表面の透液性を向上させるとともに、かつ体液の隠蔽性を高めた吸収性物品を提供する。
【解決手段】表面側に配置された透液性トップシートと裏面側に配置されたバックシートの間に吸収体が介在されてなる吸収性物品において、トップシートと吸収体の間に親水性の不織布からなる中間シートを配し、トップシート表面の少なくとも***口当接部に撥水性を持たせ、かつ多数の開孔を設ける。開孔の大きさを1〜80mm2、開孔の設けられた部分の開孔率を10〜80%とし、さらに中間シートには二酸化チタンを2.0%以上含有させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、経血やおりものなどを吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー等の使い捨て吸収性物品に関するものである。
従来より、パンティライナー、生理用ナプキンなどの吸収性物品は、ポリエチレンシートまたはポリエチレンシートラミネート不織布などの不透液性バックシートと、不織布または透液性プラスチックシートなどの透液性トップシートとの間に綿状パルプ等からなる圧縮復元性を有する吸収体を介在したものが用いられている。
トップシートは肌当接面を形成するものであるため、柔軟であることや、***液の吸収後でも乾燥した肌触りが得られること、肌に対して刺激が少ないこと等が要求されている。このような要求を満たす素材として、合成繊維の不織布、樹脂性メッシュシートが、吸収性物品の分野、特に生理用ナプキンの分野で広く採用されている。疎水性素材のシート、あるいは撥水剤を塗布した親水性素材のシートで、多数の細孔を有するものをトップシートとして使用することで、トップシートに高い透液性をもたせ、物品に到達した液を素早く吸収体に到達させることが可能となる。
特開平10−028702号公報
しかし、吸収する経血、おりものなどの体液(以降、「体液」と表記)は粘度が高い場合も多く、トップシートの開孔を通過しない、または通過するのに時間がかかるため、トップシート表面に体液が残存し、着用者に不快感を与えることがあった。開孔のサイズを大きくすることで、トップシートの透液性を高め、表面の体液残存を軽減することが可能であるが、開孔が大きすぎれば、吸収体等に保持された体液が開孔から露出しやすく、体液の隠蔽性が劣り使用感が低減する、という問題があった。
本発明の解決すべき課題は、トップシート表面の透液性を向上させるとともに、体液の隠蔽性を高めることである。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
表面側に配置された透液性トップシートと裏面側に配置されたバックシートの間に吸収体が介在されてなる吸収性物品において、
前記トップシートと吸収体の間に親水性の不織布からなる中間シートが配され、
前記トップシートのうち少なくとも***口当接部を含む所定領域は、少なくとも表面が撥水性を有するとともに、多数の開孔を有しており、
前記各開孔の面積は1〜80mm2であり、前記所定領域に占める開孔の総面積の割合として定まる開孔率が10〜80%であり、
前記中間シートは二酸化チタンを2.0%以上含有する、
ことを特徴とする、吸収性物品。
(作用効果)
トップシートと吸収体との間に中間シートを有する吸収性物品においては、体液はトップシート、中間シートの順に透過して吸収体により吸収される。中間シートは親水性シートであり、トップシートから体液を素早く奪い取り、吸収体側へ素早く移行させる役割を担う。吸収体に吸収された体液は中間シート及びトップシートにより被覆・隠ぺいされ、中間シートに残留する体液はトップシートにより被覆・隠ぺいされるが、中間シートはその機能ゆえに疎な素材が用いられることが多く、隠ぺい作用が低いため、トップシートの隠ぺい作用により体液の隠ぺい性を確保するのが従来の基本的な考え方である。 したがって、単にトップシートに対して極端に大きな開孔を密に配置するだけでは、透液性を飛躍的に向上させることはできるが、トップシートによる隠ぺい作用が殆ど消失する結果、吸収体及び中間シートに保持された体液の隠ぺい性は大きく低下してしまう。そこで、本発明では発想を転換し、従来隠ぺい性への寄与が低かった中間シートに着目し、その二酸化チタン含有量を増加することにより、中間シートによる隠ぺい作用を向上させ、もって全体としての隠ぺい性を確保したものである。なお、中間シートに用いられる一般的な不織布の二酸化チタン含有量は多くて0.5%程度である。
なお、本発明における「***口部分」とは、***口(生理用ナプキンにあっては排血口)と対向する部分を意味する。「開孔」の形は円形に限らず、四角形等の形状をとり得る。なお、「開孔率」とは、上記定義のとおりであり、トップシートの全面にわたり開孔が多数設けられている場合には、トップシートの全面積に占める開孔の総面積の割合を意味する。
<請求項2記載の発明>
前記トップシート表面の***口当接部を含む所定領域が、他の部分よりも高い撥水性を有する、請求項1記載の吸収性物品。
(作用効果)
トップシート表面のうち、特に高い撥水性が要求されるのは、体液が直接接触する***口当接部付近である。したがって、***口当接部分に高い撥水性を設け、他の部分はそれよりも撥水性を低くしても、体液の残存による肌のベタつき感を抑制する効果は保持することができる。トップシートの一部の撥水性を低くすることで、トップシートの吸湿性を高めることができ、着用時のムレを軽減することができる。
<請求項3記載の発明>
前記トップシートの厚さが50〜500μmである、請求項1または2に記載の吸収性物品。
(作用効果)
吸収性物品のトップシートの開孔及び開孔率を高くすることで体液の透過性を向上させることができるが、一方で体液を保持した中間シートが開孔から露出し、肌に体液が再付着するという問題がある。そこで、トップシートに規定の厚みを持たせることにより、中間シートが直接肌に触れる面積を低減させる。
<請求項4記載の発明>
前記トップシートの開孔が、前記トップシートの中間シート当接面から肌当接面に厚み方向に向うにしたがって大きくなる、請求項1〜3のいずれかに記載の吸収性物品。
(作用効果)
トップシートの開孔を中間シート当接面より肌当接面の方が大きくなるように構成し、トップシートの肌に触れる面積を小さくすることで、吸収体表面のさらりとした感触を保つことができる。
<請求項5記載の発明>
前記トップシートの撥水性が、肌当接面から中間シート当接面に厚み方向に向うにしたがって連続的に、または断続的に低くなるように構成された、請求項1〜4のいずれかに記載の吸収性物品。
(作用効果)
トップシートの肌当接面の撥水性を高く、中間シート当接面の撥水性を低くし、両面の撥水性に傾斜を設けることによって、トップシート表面に付着した体液の動きに方向付けがなされ、よりスムーズに中間シート及び吸収体側に移行しやすくなる。
<請求項6記載の発明>
前記トップシートの中間シート当接面が、中間シートと実質的に全体的に接合されている、請求項1〜5のいずれかに記載の吸収性物品。
(作用効果)
トップシートと中間シートとの間に隙間が生じないように、接着、熱融着、スパンレース等の方法でトップシートと中間シートとを全体的に一体化させることで、トップシート表面に付着した体液の中間シートへの移行が迅速に行われるようになる。ここで、「実質的に全体的に接合」された状態とは、トップシートと中間シートが端部やエンボス部等においてのみ接合されているのではなく、トップシートの中間シート当接面のほぼ全面が接着剤等で中間シートと一体化した状態をいう。
<請求項7記載の発明>
前記中間シートは不織布であり、前記不織布のトップシート側表面の繊維がトップシートの開孔内で表面側に突出している、請求項1〜6のいずれかに記載の吸収性物品。
(作用効果)
中間シートのトップシート側表面の繊維が、トップシートの開孔内で表面側(肌側)に突出していると、この突出部分により体液が移行しやすくなることから、表面に付着した体液の移行がより迅速に行われる。
本発明によれば、トップシートの開孔を大きくしたことにより、表面に粘性の高い体液が付着した場合であってもスムーズに吸収体側へ移行させ、表面のさらりとした肌触りを保つことができる。加えて、トップシートと吸収体との間に、二酸化チタンを従来よりも高濃度で配合した中間シートを配することで、その白色度も相まって、体液の隠蔽性が高くなる。そして、これらの構成により、表面透液性が高く、かつ体液隠蔽性の高い吸収体物品を提供することが可能となるものである。
生理用ナプキンの一例の展開図である。 図1のII−II線矢視図である。 図1のIII−III線矢視図である。 トップシートの一例の上面図である。 図4のIV−IV線矢視図である。 図5のV部分の拡大図である。 トップシート表面の撥水剤塗布パターンの例を示す展開図である。(A)排血口部のみに撥水剤を塗布したパターン、(B)排血口部と臀部に撥水剤を塗布したパターン、(C)フィットエンボス内に撥水剤を塗布したパターン、及び(D)排血口部と臀部にもっともフィットする部分にのみ撥水剤を塗布したパターン。 表面に撥水剤を塗布したトップシートの一例の断面拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。本発明において、「表面側」とは肌側を表し、「裏面側」とは肌当接面とは反対側を表す。
<生理用ナプキンの基本構造の一例>
図1は本発明に係る吸収性物品として、生理用ナプキンの一例を示した展開図である。図2は図1のII−II線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図である。図中に例示される生理用ナプキン1は、ポリエチレンシートなどからなる不透液性バックシート2と、肌当接面3Fをなし、経血やおりものなどを速やかに透過させるトップシート3と、これら両シート2,3間に介装された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4,5と、吸収体4の略側縁部を起立基端とし、かつ少なくとも体液排出部を含むように前後方向に所定の区間内において表面側に突出して設けられた左右一対の立体ギャザーBS、BSとから主に構成されている。吸収体4の周囲においては、その上下端縁部では不透液性バックシート2とトップシート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4よりも側方に延出している不透液性バックシート2と、立体ギャザーBSを形成しているサイド不織布7とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合されており、これら不透液性バックシート2とサイド不織布7とによる積層シート部分によって、側方に突出するウイング状フラップW、Wと、これよりも臀部側に位置する部分に第2ウイング状フラップWB、WBとが形成されている。図示例においては、吸収体4,5は、吸収体4の部分が中高部を形成する二層構造となっているが、一層構造としてもよく、また、同一の大きさ、形状の吸収体を重ねた二層構造としてもよい。
不透液性バックシート2は、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。不透液性バックシート2の非使用面側(外面)には1または複数条の粘着剤層(図示せず)が形成され、身体への装着時に生理用ナプキン1を下着に固定するようになっている。不透液性バックシート2としては、プラスチックフィルムと不織布とを積層させたポリラミ不織布を用いてもよい。
吸収体4,5としては、体液を吸収・保持し得るものであれば良く、通常はフラッフ状パルプ中に吸水性ポリマー粉末を混入したものが吸収機能および価格の点から好適に使用される。吸収体4,5は形状及びポリマー粉末保持等のために包装シート4L,5Lによって囲繞するのが望ましい。包装シート4L,5Lは、クレープ紙、親水性不織布等の公知のシートを使用できるが、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等、もしくはその複合繊維、共重合体、ブレンド体といった熱融着性を有する合成繊維を混入させたシートとすることがより好ましい。熱融着繊維は、少なくともトップシートと直接接触する部分に混入させればよいが、製造効率等より、全体的に混入させることがより好ましい。図示例では、下層吸収体4の上側における幅方向中央部に沿って上層吸収体5が設けられているが、上層吸収体5及びその包装シート5Lを省略し、単一の吸収体4のみとする等、公知の吸収体構造を採用することができる。この場合、吸収体4,5の少なくともトップシートと直接接触する部分に熱融着繊維を含有させることが好ましく、吸収体全体に熱融着繊維を含有させることがより好ましい。
中間シート6は、図示例では単層構造となっているが、筒状に折り畳まれた2層構造としても良い。中間シート6は、肌当接面の全体にわたり設けても、幅方向中央且つ前後方向中間部(特に股間部)にのみ設けてもよい
図示例では、トップシート3は吸収体4の幅よりも若干幅が広い程度とされ、吸収体4を覆うだけに止まり、トップシート3の幅方向外側は、トップシート3の両側部表面から延在するサイド不織布7(トップシートとは別の部材)により覆われている。サイド不織布7の幅方向中央側の部分は、立体ギャザーBSを形成している。サイド不織布7としては、経血やおりもの等が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの目的に応じて、適宜の撥水処理または親水処理を施した不織布素材を用いることができる。かかるサイド不織布7としては、天然繊維、合成繊維または再生繊維などを素材として、適宜の加工法によって形成されたものを使用することができるが、好ましくはゴワ付き感を無くすとともに、ムレを防止するために、坪量を抑えて通気性を持たせた不織布を用いるのがよい。具体的には、坪量を18〜23g/m2として作製された不織布を用いるのが望ましく、かつ体液の透過を確実に防止するためにシリコン系や、パラフィン系等の撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布が好適に使用される。
サイド不織布7は、図2および図3に示されるように、幅方向中間部より外側部分を吸収体4の内側位置から吸収体側縁を若干越えて不透液性バックシート2の外縁までの範囲に亘ってホットメルトなどの接着剤によって接着し、これらサイド不織布7と不透液性バックシート2との積層シート部分により、ほぼ体液排出部に相当する吸収体側部位置に左右一対のウイングフラップW、Wを形成するとともに、これより臀部側位置に第2ウイング状フラップWB、WBを形成している。これらウイング状フラップW、Wおよび第2ウイング状フラップWB、WBの外面側にはそれぞれ粘着剤層12,13を備え、ショーツに対する装着時に、ウイング状フラップW、Wが折返し線RL位置にて反対側に折り返し、ショーツのクロッチ部分に巻き付けて止着するようになっている。
一方、サイド不織布7の内方側部分はほぼ二重に折り返されるとともに、この二重シート内部に、その高さ方向中間部に両端または長手方向の適宜の位置が固定された糸状弾性伸縮部材19が配設されるとともに、糸状弾性伸縮部材19の上側部位に複数本の、図示例では2本の糸状弾性伸縮部材20,20が両端または長手方向の適宜の位置が固定された状態で配設されている。この二重シート部分は前後端部では図3に示されるように、断面Z状に折り畳んで積層された状態で吸収体4側に接着されることによって、糸状弾性伸縮部材19配設部位を屈曲点として、断面くの字状に内側に開孔を向けたポケットを形成しながら表面側に起立する立体ギャザーBS、BSが形成されている。
他方、本生理用ナプキン1においては、下層吸収体4の表面側には、幅方向中央部にナプキン長手方向に細長く、かつ周方向に閉じた環状のエンボス凹部8によって区画される領域に、周囲に対して使用面側に高く***する上層吸収体5による中高部が形成されている。エンボス凹部8は、トップシート3の表面から吸収体4内まで食い込むように形成されている。中高部の厚みは、厚くし過ぎると下層吸収体4の剛性が上がり身体への密着性が低下するため3〜20mm、好ましくは5〜15mmとするのが好ましい。また、表面側にはエンボス凹部8とともに、独立エンボス11が形成されている。
<トップシートの形態>
図4は、本発明に係るトップシートの一例の上面図、図5は図4のトップシートの断面図である。
トップシート3の少なくとも***口当接部には、多数の開孔Hが設けられている。開孔H1つあたりの面積は1〜80mm2、より好ましくは3〜20mm2とする。また、開孔の設けられた部分における開孔率は10〜80%、より好ましくは20〜60%とする。
トップシート3の素材は、肌感触を良好にするためには不織布が好ましいが、プラスチックシートでもよい。開孔Hの形状は、図示の楕円形のほか、丸型、三角形、四角形、菱形、六角形等、適宜の形状を採用することができる。これらはトップシート3の一部または全体にわたり、規則的または不規則に多数配置することができる。
不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。繊維長は4〜60mmとすることが好ましい。トップシート6は大きな開孔を多数有するため、これより短繊維長の繊維を使用した場合、充分な強度を確保できなくなる。
トップシート3の開孔は、中間シート6当接面から肌当接面に向うに従って大きくなるような形状とすることが好ましい。具体的には、図5に示すように、断面が表面側に盛り上がった山型になるような構成とすることが好ましい。山型の他に、中間シート当接面が平らな半円型、台形、三角形等の形態としてもよい。開孔Hをこのような形態とするために、孔のないトップシート用不織布、またはプラスチックシートに肌当接面側からパンチングによって開孔を形成する、もしくは、不織布形成用メッシュに所望の形状の金型を配して開孔を有する不織布を形成するといった方法を適宜採用することができる。
トップシート3の厚みは50〜500μm、好適には100〜300mmとすることが好ましい。また、目付けは、25〜60g/m2、好適には30〜40g/m2とすることが好ましい。
トップシート不織布の素材繊維としては、疎水性繊維、親水性繊維いずれも使用できる。綿繊維等の親水性繊維の不織布を使用する場合は、撥水剤を外添塗布して使用する。撥水剤は、製造効率の観点から、全面塗布することが好ましいが、例えば図7(A)に示すように撥水剤塗布部70を***口当接部のみに配してもよい。また、体液は体表を伝って臀部に移動することも多い為、図7(B)、図7(D)に示すように、排血口当接部とともに臀部当接部に撥水剤を塗布してもよい。また、図7(C)に示すようにフィットエンボス内に全体的に塗布してもよい。
トップシートに塗布する撥水剤としては、パラフィン系、シリコン系等の既知のもののうち、肌への刺激性の少ないものを適宜選択して使用することができるが、ステアリン酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸ジエタノールアミド、ステアリン酸マグネシウム等の刺激性の少ない油脂を適宜選択して使用することがより好ましい。
撥水剤は、トップシートの撥水性が、肌当接面から中間シート当接面に厚み方向に向うにしたがって連続的に、または断続的に低くなる塗布されることがこのましい。特に、トップシート3の肌当接面にのみ塗布することが好ましい。図8に示すように、断面が山型構造を有するトップシートにおいては、山型の頂部及び頂部周辺のみに撥水剤が塗布された状態とすることが好ましい。
<中間シートの形態>
中間シート6としては、親水性の不織布を使用する。不織布の素材としては、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることにより素材自体に親水性を有するものを用いるか、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維を親水性化剤によって表面処理し親水性を付与した繊維を用いることができる。
中間シート6の厚さは50〜500μm、より好ましくは100〜400μmとすることが好ましい。また、中間シートの目付けは15〜50g/m2、より好ましくは20〜45g/m2とすることが好ましい。また、繊度は、3.0〜7.0dtexが好ましい。このような、比較的繊維密度が粗な不織布とすることで、液透過性がよく、また、クッション性に優れたシートとすることができる。
一方、トップシート3の開孔が大きく、中間シート6の肌側への露出が大きいことから、中間シート6を粗な親水性不織布とするのみでは、吸収体または中間シートに保液された体液の隠蔽性が劣ってしまう。これを防ぐため、中間シートの繊維素材には、その白色度を高め、光透過性を下げるために、2.0重量%以上、より好ましくは2.5重量%以上の二酸化チタンを添加することが好ましい。
中間シート6の親水性について、トップシート当接面より吸収体当接面において親水性が高い構造とすると、体液の動きをトップシート3表面から吸収体5へと方向づけることができるため、好ましい。このような構造は、親水性繊維の不織布において、トップシート当接面に撥水剤を塗布する、または疎水性繊維の不織布において、吸収体当接面に親水性化剤をより多く塗布する、等の方法により形成することができる。また、親水性繊維の不織布層と疎水性繊維の不織層とを別に形成した後、これらを積層し、スパンレース法等で一体化した二層構造の不織布としてもよい。
中間シート6を構成する不織布に使用する繊維の平均長は、4〜70mm、より好ましくは40〜60mmとすることが望ましい。このような短繊維長の繊維から形成されることで、中間シート6の表面は比較的毛羽立った状態となりやすい。図6に示すように、中間シート6の毛羽立った繊維Fが後述のトップシートの開孔内で突出するように配置することにより、トップシート3表面から中間シート6までの距離を減少させ、よりトップシート3から中間シート6への体液の移行を迅速にする。しかし、繊維Fが、トップシート3の開孔を通過して表面に突出すると親水性の繊維が肌に直接接触し、ベタつき感を生じるため、繊維Fがトップシート3表面より肌側まで突出しないように構成することが好ましい。
中間シート6のトップシート3側の面と吸収体5側の面について、吸収体5側の面がより親水性が高くなるような構造としてもよい。具体的には、トップシート3側の面に撥水剤を塗布する、あるいは吸収体5側面により多くの親水性化剤を添加する、等の方法によって上記構造とするができる。中間シート6の親水性は、トップシート3側面から吸収体5側面に厚さ方向に向かうに従って、連続的、または断続的に高くなるように構成されることが好ましい。
中間シート6は、トップシート3と全体的に一体化されていることが好ましい。具体的には接着、熱融着、超音波シール、スパンレース等を用いた一体化が施され得るが、操作の簡便性より、接着が適しているといえる。接着剤は、ホットメルト接着剤等、一度乾燥させた後は、湿潤状態にしても粘着性(タック)を奏さず、かつ、皮膚への刺激の少ないものを使用することが好ましい。接着剤の塗布量は、トップシートの透液性、中間シートの保水性に大きな影響を与えない量とし、具体的には1〜30g/m2することが好ましい。
本発明は、経血やおりものなどを吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー等の使い捨て吸収性物品に利用可能なものである。
1…生理用ナプキン、2…不透液性バックシート、3…トップシート、4…下層吸収体、5…上層吸収体、6…中間シート、7…サイド不織布、8…エンボス凹部、9…前端独立エンボス、10…後部サイドエンボス、70…撥水剤塗布部分、11…後端独立エンボス、BS…立体ギャザー、W…ウイング状フラップ、WB…臀部側ウイング状フラップ、H…開孔、F…繊維。

Claims (7)

  1. 表面側に配置された透液性トップシートと裏面側に配置されたバックシートの間に吸収体が介在されてなる吸収性物品において、
    前記トップシートと吸収体の間に親水性の不織布からなる中間シートが配され、
    前記トップシートのうち少なくとも***口当接部を含む所定領域は、少なくとも表面が撥水性を有するとともに、多数の開孔を有しており、
    前記各開孔の面積は1〜80mm2であり、前記所定領域に占める開孔の総面積の割合として定まる開孔率が10〜80%であり、
    前記中間シートは二酸化チタンを2.0%以上含有する、
    ことを特徴とする、吸収性物品。
  2. 前記トップシート表面の***口当接部を含む所定領域が、他の部分よりも高い撥水性を有する、請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記トップシートの厚さが50〜500μmである、請求項1または2に記載の吸収性物品。
  4. 前記トップシートの開孔が、前記トップシートの中間シート当接面から肌当接面に厚み方向に向うにしたがって大きくなる、請求項1〜3のいずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記トップシートの撥水性が、肌当接面から中間シート当接面に厚み方向に向うにしたがって連続的に、または断続的に低くなるように構成された、請求項1〜4のいずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記トップシートの中間シート当接面が、中間シートと実質的に全体的に接合されている、請求項1〜5のいずれかに記載の吸収性物品。
  7. 前記中間シートは不織布であり、前記不織布のトップシート側表面の繊維がトップシートの開孔内で表面側に突出している、請求項1〜6のいずれかに記載の吸収性物品。
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