JP2011135691A - モータ、電動パワーステアリング装置及びインホイールモータ駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータは、環状のステータコア34にコイル35がトロイダル状に巻装されたステータ31を備え、ステータコア34をそれぞれ別体として形成された複数のティース51とコイル35が巻装される複数のヨーク52とを交互に配列して構成した。また、各ティース51に、ステータ31の周方向両側から隣接する各ヨーク52の挿入端部56が挿入される挿入溝55を形成した。そして、ステータ31の周方向において対向する挿入溝55と挿入端部56との各対向面55b,56bを、圧入片57が挿入溝55と挿入端部56との間に圧入されて該ヨーク52をステータ31の径方向内側に押圧することにより、互いに密着するように形成した。
【選択図】図7
Description
上記構成によれば、モータのトルクリップルを低減することができるため、操舵フィーリングに優れた電動パワーステアリング装置を提供することができる。
上記構成によれば、モータの出力の向上を図ることができるため、例えば必要なトルクを確保しつつ、同モータの小型化等を図ることができる。また、トロイダル巻きでは、高速回転時で高出力が得られやすいので、従来では不得手であった高回転時の高トルクを得ることができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置(EPS)1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラックハウジング5の内部に挿通されるラック軸6に連結されている。ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸6の往復直線運動に変換される。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸6の往復直線運動により、転舵輪7の舵角、即ち車両の進行方向が変更される。
図3及び図4に示すように、モータ13は、ケーシング21の内周面に嵌合圧入等されることにより固定されたステータ31と、同ステータ31とその径方向において対向するとともに上記出力軸22と一体回転可能に設けられるロータ32とを備えている。つまり、本実施形態のモータ13は、ステータ31とロータ32とがその径方向において対向するように配設されてなるラジアルギャップ構造のモータとして構成されている。
図3及び図4に示すように、ステータコア34は、それぞれ別体として形成された複数(本実施形態では12個)のティース51及び複数(本実施形態では12個)のヨーク52を有し、各ティース51と各ヨーク52とを交互に配列して構成されている。なお、本実施形態では、ティース51及びヨーク52は、珪素鋼板により構成されている。
(1)モータ13は、環状のステータコア34にコイル35がトロイダル状に巻装されたステータ31と、ステータ31に対して回転可能に設けられるロータ32とを備え、ステータコア34をそれぞれ別体として形成された複数のティース51とコイル35が巻装される複数のヨーク52とを交互に配列して構成した。また、各ティース51に、ステータ31の周方向両側から隣接する各ヨーク52の挿入端部56が挿入される挿入溝55を形成した。そして、ステータ31の周方向において対向する挿入溝55と挿入端部56との各対向面55b,56bを、圧入片57が挿入溝55と挿入端部56との間に圧入されて該ヨーク52をステータ31の径方向内側に押圧することにより、互いに密着するように形成した。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図9〜図12に従って説明する。なお、本実施形態と上記第1実施形態との主たる相違点はモータの構成である。このため、説明の便宜上、第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付すこととして、その説明を省略する。
図9及び図10に示すように、ステータコア77は、それぞれ別体として形成された複数(本実施形態では12個)のティース91及び複数(本実施形態では12個)のヨーク92を有し、各ティース91と各ヨーク92とを交互に配列して構成されている。なお、本実施形態では、ティース91及びヨーク92は、炭素鋼板により構成されている。
(6)本実施形態のモータ71は、アキシャルギャップ構造のモータとして構成されているため、特にアキシャル方向の磁束を効率的に使用でき、よりトルクリップルやコギングトルクを低減することができる。
・上記第1実施形態では、ロータコア41に径方向と直交する方向に延びる直線状で軸方向に貫通する複数の収容孔45を形成するとともに、同収容孔45に平板状の磁石42を収容するようにしたが、これに限らない。例えば、図13に示すように、各収容孔111を径方向外側に向かって拡がる略V字状に形成し、同収容孔111に平板状の2つの磁石112を収容し、各磁石112が径方向外側に向かって拡がるV字状に配置されるようにしてもよい。これにより、磁石112におけるロータ32の周方向両端部において磁気飽和することが防止でき、ステータ31とロータ32との間のギャップにおける磁石112の磁束密度を高くしてモータ13の高出力化を図ることができる。なお、収容孔111をV字状とし、2つの磁石112をV字状に配置する場合に限らず、例えば各収容孔及び磁石を径方向外側に向かって拡がる湾曲形状としても、同様にモータ13の高出力化を図ることができる。
・上記第1実施形態では、ロータコア41に収容孔45を形成し、同収容孔45に磁石42を収容するようにしたが、これに限らない。例えば、図15に示すように、ロータコア121を円筒状に形成するとともに、その外周面から径方向外側に突出する複数(例えば4つ)突極部122を周方向に等間隔を空けて形成し、各突極部122に軸方向視円弧状の磁石123を固定するようにしてもよい。このように構成しても、ロータ32の周方向における磁気抵抗の差に起因するリラクタンストルクを利用することができ、高出力を図ることができる。
Claims (8)
- 環状のステータコアにコイルがトロイダル状に巻装されたステータと、前記ステータに対して回転可能に設けられるロータとを備えたモータにおいて、
前記ステータコアは、それぞれ別体として形成された複数のティース及び前記コイルが巻装される複数のヨークを有し、前記各ティースと前記各ヨークとを交互に配列して構成され、
前記ステータの軸方向に延びる圧入片を備え、
前記各ティースにおける前記ステータの周方向両側端部にはそれぞれ挿入溝が形成され、該各挿入溝は隣接する前記ヨークの挿入端部が挿入されるものであり、
前記ステータの周方向において対向する前記挿入溝と前記挿入端部との各対向面は、前記圧入片が前記挿入溝と前記挿入端部との間に圧入されて該ヨークを前記ステータの径方向内側又は径方向外側に押圧することにより、互いに密着するように形成されたことを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記各対向面は、前記圧入片から前記ヨークに対して作用する力の方向と非平行な平面状に形成されたことを特徴とするモータ。 - 請求項2に記載のモータにおいて、
前記各対向面は、前記ティースにおける前記ステータの周方向中央を通る径方向線に沿って平行に形成されたことを特徴とするモータ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のモータにおいて、
前記圧入片は、前記挿入溝における前記ステータの径方向外側に形成された外側面と、前記挿入端部における前記ステータの径方向外側に形成された外側面との間に圧入され、該ヨークを径方向内側に押圧することを特徴とするモータ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータにおいて、
前記ステータと前記ロータとがその径方向において対向するように配設されてなるラジアルギャップ構造としたことを特徴とするモータ。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のモータにおいて、
前記ステータと前記ロータとがその軸方向において対向するように配設されてなるアキシャルギャップ構造としたことを特徴とするモータ。 - 請求項5又は6に記載のモータを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
- ホイールを回転させる請求項5に記載のモータを備えたインホイールモータ駆動装置。
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JPH11275830A (ja) * | 1998-03-24 | 1999-10-08 | Nissan Motor Co Ltd | リラクタンスモータ |
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