JP2011135538A - 撮像装置、及び撮像プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置の性能を生かした画像の撮影を容易に行える撮像装置及び撮像プログラムを提供する。
【解決手段】撮像部10が撮像する画像を表示する表示部20と、被撮像物を含む領域の指定を受付ける領域指定受付部411と、現フレームの画像において、撮像部10が撮像した前フレームの画像における領域と被撮像物との位置関係を維持するような領域の位置及び大きさを計算する領域計算部412と、表示部20に、現フレームの画像における、領域を示す枠、領域の中心及び現フレームの画像の中心を表示する表示制御部414と、を備える。
【選択図】図24

Description

本件は、撮像装置、及び撮像プログラムに関する。
近年、デジタルカメラやカメラ付携帯電話の普及に伴い、ユーザが撮影したデジタル画像をウェブ上にアップロードしたり、また、電子メールに添付したりする機会が増加している。デジタルカメラ等で被写体を撮影する際、ユーザはデジタルカメラに備えられた表示装置で被写体を確認しながら撮影を行うが、撮影したくない部分が撮影領域に含まれてしまうことがある。この場合、撮影後に撮影したかった部分のみを画像データから切り出すことも可能であるが、画像データをパーソナルコンピュータ(以下、PC)に移動し、特別なソフトを用いて画像データを加工する必要があり、作業が煩雑である。そこで、撮影した画像の一部の領域のみを保存する撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
特開2002−101378号公報 特開平5−191769号公報
しかしながら、特許文献1及び2の技術では、撮影画像全体の中から、撮影したかった部分のみを切り出して保存するため、解像度の高い画像を撮影できるデジタルカメラであっても、その性能を十分に生かしきれていない可能性がある。
本件は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、撮像装置の性能を生かした画像の撮影を容易に行える撮像装置及び撮像プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、明細書開示の撮像装置は、撮像部が撮像する画像を表示する表示部と、被撮像物を含む領域の指定を受付ける領域指定受付部と、前記撮像部が撮像する第1の画像において、前記撮像部が前記第1の画像よりも前に撮像した第2の画像における前記領域と前記被撮像物との位置関係を維持するような前記領域の位置及び大きさを計算する領域計算部と、前記表示部に、前記第1の画像における前記領域を示す枠、前記領域の中心、及び前記第1の画像の中心を表示する表示制御部と、を備える。
上記課題を解決するために、明細書開示の撮像プログラムは、撮像装置が撮像する画像において被撮像物を含む領域の指定を受付ける領域指定受付ステップと、前記撮像装置が撮像する第1の画像において、前記撮像装置が前記第1の画像よりも前に撮像した第2の画像における前記領域と前記被撮像物との位置関係を維持するような前記領域の位置及び大きさを計算する計算ステップと、前記計算ステップでの計算結果に基づいて、前記第1の画像における前記領域を示す枠、前記領域の中心、及び前記第1の画像の中心を前記撮像装置が備える表示装置に表示する表示ステップとを、をコンピュータに実行させる。
明細書開示の撮像装置及び撮像プログラムによれば、撮像装置の性能を生かした画像の撮影を容易に行える。
実施例1に係る撮像装置の構成の一例を示す図である。 制御部のハードウェア構成の一例を示す図である。 撮像装置が有する機能の概要を説明するための図である。 撮像装置が有する機能の概要を説明するための図である。 撮像装置が有する機能の概要を説明するための図である。 制御部が有する機能の一例を示す機能ブロック図である。 記憶部が記憶するデータの一例を示している。 撮像部により撮像された画像の一例を表す。 取得部の機能の概要について説明する図である。 画像補正部が実行する台形補正処理の概要について説明する図である。 画像補正部が実行する傾き補正処理の概要について説明する図である。 制御部が実行する主処理の一例を示すフローチャートである。 制御部が実行する主処理の一例を示すフローチャートである。 ステップS100の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。 ステップS200の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。 図16(A)は、前フレームの画像の概略を、図16(B)は、現フレームの画像の概略を表している。 ステップS208の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。 ステップS208の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。 ステップS208の詳細な処理を具体的に説明するための図である。 内積について説明するための図である。 前フレームの特徴点に対応する現フレームの特徴点を求める方法の一例について説明する図である。 ステップS300の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。 ステップS400の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。 実施例2に係る撮像装置が有する機能の一例を示す機能ブロック図である。 実施例2に係る撮像装置を用いて画像の撮影を行う処理の一例を示すフローチャートである。 指定領域の形状の別例を示す図である。
以下、本件の実施例について、添付図面を参照しつつ説明する。
まず、実施例1に係る撮像装置の構成について説明する。図1は、実施例1に係る撮像装置の構成の一例を示す図である。
図1(A)に示すように、実施例1に係る撮像装置100は、撮像部10、表示部20、操作部30、制御部40、及び格納部50を備える。撮像装置100が、例えば、図1(B)に示す携帯電話である場合、撮像部10は携帯電話本体に設けられたカメラ、表示部20は表示画面、操作部30は操作ボタンやタッチパネル、制御部40は携帯電話に内蔵された演算装置、格納部50は携帯電話本体に内蔵、又は追加されるメモリとすることができる。また、撮像装置100が、図1(C)に示すノート型PCの場合、撮像部10はノート型PC本体に内蔵される、あるいは、装着されるカメラ、表示部20はディスプレイ、操作部30はキーボード、マウス、又はタッチパネル、制御部40はプログラムを実行するCPU、格納部50はハードディスクドライブ等とすることができる。また、撮像装置100が、図1(D)に示すデジタルカメラの場合には、撮像部10はカメラ、表示部20はデジタルカメラ本体に設けられたディスプレイ、操作部30はデジタルカメラ本体に設けられたボタンやタッチパネル、制御部40は演算装置、格納部50は不揮発性の内蔵メモリやSDカード等の外部メモリとすることができる。本実施例では撮像装置100が携帯電話であるとして説明を行う。
撮像部10は、画像を撮像し、撮像した画像を制御部40に出力する。また、撮像部10は、光学系ズーム機構を備える。撮像部10が、制御部40の制御に基づいて光学系ズーム機構を駆動することにより、光学系のズーム倍率が変更される。
表示部20は、制御部40の制御に基づいて、制御部40が表示部20に出力した画像データを表示する。また、表示部20は、制御部40の制御に基づいて、撮像部10が撮像する画像の中心、及び、ユーザが指定した領域(詳細は後述する)の中心を表示する。
操作部30は、ユーザからの操作を受付け、操作内容を表す操作信号を制御部40に出力する。
制御部40は、操作部30から操作信号を受付け、操作信号に基づいて撮像部10や表示部20を制御する。制御部40は、撮像部10から受付けた画像の画像データを表示部20に出力し、表示部20に表示させる。制御部40は、撮像部10から受付けた画像の画像データを、格納部50に格納する。また、制御部40は、表示部20を制御して、撮像部10が撮像する画像の中心、ユーザが指定した領域を示す枠、及びその中心を表示部20に表示させる。
格納部50は、撮像部10が撮像した画像を格納する。
次に、撮像装置100の制御部40のハードウェア構成について説明する。図2は、制御部40のハードウェア構成の一例を示す図である。制御部40は、入出力部401、ROM(Read Only Memory)402、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)403、RAM(Random Access Memory)404を備える。
入出力部401は、撮像部10、表示部20、操作部30、及び格納部50との間でデータおよび信号の送受信を行う。ROM402は、被撮像物とユーザに指定された領域との位置関係を維持するためのプログラム等を格納する。CPU403は、ROM402に格納されたプログラムを読み込んで実行する。また、ROM402に格納されたプログラムのCPU403による演算によって、図6に示す領域指定受付部411、領域計算部412、表示制御部414、ズーム倍率変更部415、画像補正部416、及び取得部417が有する機能が実行される。RAM404は、プログラムを実行する際に使用される一時的なデータを保存する。
次に、図3〜図5を用いて、撮像装置100が有する機能の概要について説明する。図3〜図5は、撮像装置100が有する機能の概要を説明するための図である。
図3(A)は、撮像装置100において、いずれの機能も選択されていない状態を示している。図3(A)では、いずれの機能も選択されていないため、表示部20に画像は映し出されていない。この状態から、撮像部10を使用した画像撮像機能(以後、カメラモードと記載する)がユーザによって選択されると、撮像装置100は、図3(B)に示すように表示部20に撮像部10が撮像する画像を表示する。また、カメラモードが選択されている状態で、更に、画像に対して領域を指定できる機能(以後、領域指定モードと記載する)がユーザにより選択されると、撮像装置100は、図3(C)に示すように表示部20の中心にポインタを表示する。
図3(C)において、ユーザが、被撮像物としての家を含む矩形の領域を指定したいとする。この場合、ユーザは、図3(C)に示すように、表示部20に表示されたポインタを指定したい領域の左上に合わせ、操作部30に設けられたボタンを押す。次に、ユーザはボタンを押したまま、カメラを移動させることによって、図4(A)に示すようにポインタを指定したい領域の右下の位置まで移動させ、ボタンを離す。これにより、ユーザは、図4(B)にハッチングで示す矩形の領域を指定することができる。撮像装置100は、図4(B)に示すように、ユーザが指定した領域(以後、指定領域と記載する)を表す枠を、表示部20に表示する。これにより、ユーザは指定領域を表示部20上で容易に確認できる。なお、本実施例に係る撮像装置100は、指定領域が設定された後、図4(B)に示すように指定領域が表示部20内に含まれるように光学系のズーム倍率を変更している。領域の指定方法は、本実施例に限られるものではなく、左上の位置でボタンを押した後にボタンを離し、右下の位置で再度同じボタンを押す、又は、別のボタンを押すことによって領域を指定するようにしても良い。
本実施例に係る撮像装置100では、撮像装置100が移動されたり、ズーム倍率が変更されても、表示部20に表示される画像内において、指定領域と被撮像物である家との位置関係が維持される。すなわち、撮像装置100は、表示部20に表示される被撮像物に合わせて、指定領域の表示位置及び大きさを変更し、被撮像物と指定領域との位置関係を維持する。また、撮像装置100は、図4(C)に示すように撮像部10が撮像する画像の中心、すなわち、表示部20の中心と、指定領域の中心とを表示部20に表示する。
また、撮像装置100は、表示部20の中心と指定領域の中心とが重なった場合に、図5(A)に示すように光学系のズーム倍率を変更する。光学系のズーム倍率を変更して、図5(B)に示すように指定領域が表示部20いっぱいに表示されるようにすることで、指定領域に含まれる画像について、撮像装置100が有する解像度を生かした撮影を行うことができる。また、ユーザは、図5(C)に示すように撮像装置100の縦横方向の向きを変えることにより、更に指定領域を拡大し、画像を撮影することもできる。
次に、上述した撮像装置100の機能を実現するために、制御部40が備える機能の一例について説明する。図6は、制御部40が有する機能の一例を示す機能ブロック図である。
制御部40は、領域指定受付部411、領域計算部412、記憶部413、表示制御部414、ズーム倍率変更部415、画像補正部416、及び取得部417を備える。
領域指定受付部411は、撮像部10が撮像した画像を取得し、画像に対して特徴点を設定する。領域指定受付部411は、設定した特徴点のデータを記憶部413に保存する。ここで特徴点とは、画像に含まれる被撮像物の特定部位を示す点のことであり、頂点や縁の点、あるいは模様などがある場合は模様の点、色の境界点などを示す。また、領域指定受付部411は、カメラモードが選択された場合には、図3(C)に示したように表示部20の中心にポインタを表示する。領域指定受付部411は、ユーザによって指定された指定領域を定義する点についても、特徴点として記憶部413に保存する。
領域計算部412は、記憶部413に保存されている特徴点のデータと、撮像部10が撮像する画像データとを使用して、指定領域と、指定領域に含まれる被撮像物との位置関係が維持されるように、指定領域の位置及びその大きさを計算する。つまり、領域計算部412は、指定領域を示す枠の表示位置及びその大きさを計算する。前述の図4の例では、領域計算部412は、ユーザが指定した矩形領域と、矩形領域に含まれる家との位置関係が維持されるように、指定領域を示す枠の表示位置及び大きさを計算する。領域計算部412は、指定領域と被撮像物との位置関係を維持するような指定領域の位置及び大きさを計算する計算処理の結果(詳細は、後述する)に基づいて、記憶部413に記憶されている特徴点のデータを更新する。
記憶部413は、例えば、RAM403とすることができ、撮像部10が撮像した画像、特徴点のデータ、及び指定領域に関するデータを記憶する。ここで、記憶部413に記憶されるデータについて説明する。
図7は、記憶部413が記憶するデータの一例を示している。記憶部413は、図7(A)に示す特徴点配列データと、図7(B)に示す指定領域データとを記憶する。図7(A)の特徴点配列データは、領域指定受付部411が撮像された画像に対して設定した特徴点、及びユーザが指定領域を設定する際に指定した点(指定領域を定義する点)に関するデータを含んでいる。特徴点配列データは、特徴点の種類、前フレームでの座標、前フレームでの特徴量、特徴点の状態(前)、指定領域内フラグ(前)、現フレームでの座標、現フレームでの特徴量、特徴点の状態(現)、指定領域内フラグ(現)、位置の妥当性、及び特徴点の信頼度の項目を有する。
ここで、図7及び図8を参照しつつ、特徴点配列データの各項目と、各項目に格納されるデータの例について説明する。図8は、撮像部10により撮像された画像の一例を表す。図8(B)は、撮像部10が新たに撮像した画像(現フレームの画像:第1の画像)の一例を示し、図8(A)は現フレームの画像を撮像する前に、撮像部10が撮像していた画像(前フレームの画像:第2の画像)の一例を示している。図8(A)に示す前フレームの画像において、P〜Pは、領域指定受付部411が選択した特徴点を表し、P及びP10は、指定領域を定義する点を表している。また、図8(B)に示すP´〜P10´は、領域計算部412が実施する処理(詳細は後述する)によって、前フレームのP〜P10にそれぞれ対応する点であると判定された点を表している。
「特徴点の種類」項目は、特徴点が領域指定受付部411によって設定された特徴点であるか、それともユーザが指定領域を設定するときに指定した点であるかを表す。図8の例では、P〜Pは領域指定受付部411によって設定された点であるため、領域指定受付部411によって設定されたことを意味する「AUTO_ADD」が設定される。P及びP10は、ユーザによって指定された点であるため、ユーザによって指定されたことを意味する「USER_ADD」が設定される。
「前フレームでの座標」項目は、前フレームの画像において設定された特徴点の座標を表す。すなわち、図8の例では、図8(A)に示すP〜P10の座標が格納される。
「前フレームでの特徴量」項目は、前フレームにおける特徴点の特徴量を示す。すなわち、図8の例では、図8(A)に示すP〜P10の特徴量が格納される。特徴量は、スカラ値でも良いし、利用する特徴量を表すのに必要なデータ構造であればスカラ値でなくても良い。
「特徴点の状態(前)」項目は、前フレームにおいて、特徴点が表示部20の画面内に存在しているか否かを示す。図8(A)の例では、P〜P10の全ての特徴点が、画面内に存在しているため、特徴点が画面内に存在していることを示す「STAT_IN」が設定される。なお、特徴点が画面内に存在していない場合には、「STAT_OUT」が設定される。
「指定領域内フラグ(前)」項目は、前フレームにおいて、特徴点が指定領域内に存在しているか否かを表す。図8(A)では、前フレームの特徴点P〜Pは、特徴点P及びP10で定義される指定領域内に存在しているため、特徴点が指定領域内に存在することを示す「FLAG_IN」が設定される。また、特徴点Pについては、特徴点P及びP10で定義される指定領域の外に存在するため、特徴点が指定領域の外に存在することを意味する「FLAG_OUT」が設定される。なお、指定領域を定義する特徴点P及びP10については、「選択領域内フラグ(前)」項目に、「FLAG_IN」を設定しても良いし、空白としても良い。
「現フレームでの座標」項目は、現フレームにおける特徴点の座標を表す。図8の例では、前フレームの特徴点P〜P10とそれぞれ対応すると判定された、図8(B)の特徴点P´〜P10´の座標が格納される。
「現フレームでの特徴量」項目は、現フレームの特徴点P´〜P10´の特徴量を表す。図8の例では、図8(B)に示す特徴点P´〜P10´の特徴量が格納される。
「特徴点の状態(現)」項目は、現フレームの特徴点が表示部20の画面内に存在するか否かを表す。図8(B)の例では、特徴点P´〜P10´の全てが画面内に存在しているため、特徴点が画面内に存在していることを示す「STAT_IN」が設定される。なお、特徴点が画面内に存在していない場合には、「STAT_OUT」が設定される。
「指定領域内フラグ(現)」項目は、現フレームの特徴点が指定領域内にあるか否かを表す。図8(B)では、特徴点P´〜P´は、特徴点P´及びP10´で定義される指定領域内に存在しているため、特徴点が指定領域内に存在することを示す「FLAG_IN」が設定される。特徴点P´は、特徴点P´及びP10´で定義される指定領域の外に存在するため、特徴点が指定領域の外に存在することを意味する「FLAG_OUT」が設定される。
「位置の妥当性」項目は、現フレームにおける特徴点の位置が正常であるか、異常であるか否かを表す。図8の例では、前フレームの特徴点P〜Pと対応すると判定された現フレームの特徴点P´〜P´には、位置が正常であることを示す「VALID」の値が設定される。前フレームの特徴点P〜Pと、現フレームの特徴点P´〜P´とは対応がとれているためである。しかしながら、前フレームの特徴点P10と対応すると判定された現フレームの特徴点P10´は、本来、図8(B)において黒丸で示すP10の位置に存在すべきである。従って、P10については、位置が異常であることを示す「INVALID」の値が設定される。
「特徴点の信頼度」項目は、その特徴点の追跡の容易さを表す。特徴点の追跡が容易な場合、「特徴点の信頼度」項目には、大きな値が設定され、特徴点の追跡が困難な場合、小さな値が設定される。
次に、図7(B)の指定領域データについて説明する。指定領域データは、指定領域を定義するためのデータであり、領域の形状、構成する指定点の配列、外接矩形中心座標、外接矩形座標(左上)、及び外接矩形座標(右下)の項目を含む。
「領域の形状」項目は、指定領域の形状(例えば、矩形、円等)を表す。図8の例では、指定領域の形状が矩形であるため、「領域の形状」項目には、「矩形」が設定されている。
「構成する指定点の配列」項目は、指定領域の形状で表された図形を表現するために必要な点の配列を表す。例えば、指定領域の形状が矩形であるならば、左上及び右下の2点であり、円ならば中心点及びその半径となる点の2点である。図8の例では、指定領域の形状が矩形であるため、「構成する指定点の配列」項目に、「矩形2点」と設定される。
「外接矩形中心座標」項目は、指定領域の中心座標を表す。「外接矩形座標(左上)」項目は、領域の形状が矩形である場合に、指定領域を示す左上の点の座標を表す。また、「外接矩形座標(右下)」項目は、領域の形状が矩形である場合に、指定領域を示す右下の点の座標を表す。領域の形状が円である場合には、「外接矩形座標(左上)」項目を円の中心を表す円中心座標、「外接矩形座標(右下)」項目を半径の点を表す半径点座標として使用しても良い。図8の例では、特徴点P10´が左上の点であり、P´が右下の点である。従って、「外接矩形座標(左上)」項目には、現フレームの特徴点P10´の座標(x10´,y10´)が設定されている。また、「外接矩形座標(右下)」項目には、現フレームの特徴点P´の座標(x´,y´)が設定されている。また、指定領域の中心座標(cx,cy)は、cx=(x´+x10´)/2、cy=(y´+y10´)/2で求められる。なお、指定領域データの座標は、撮像部10が撮像した画像における座標ではなく、表示部20における座標(画面上の座標)を用いて表しても良い。
再度、図6に戻り説明を続ける。表示制御部414は、撮像部10が撮像した画像に基づいて、撮像部10が撮像する画像の中心を表示する。また、表示制御部414は、記憶部413に記憶されている指定領域データを取得し、指定領域を示す枠、及び指定領域の中心を表示部20に表示する。これにより、ユーザは、指定領域を示す枠、指定領域の中心、及び画像の中心を目印として、容易にカメラの向きや位置を操作することができる。
ズーム倍率変更部415は、撮像部10に備えられた光学系ズーム機構を制御することによって、光学系のズーム倍率を変更する。ズーム倍率変更部415は、指定領域の中心と、撮像部10が撮像した画像の中心との距離が、所定の範囲内となった場合に、指定領域が表示部20いっぱいに表示されるように光学系のズーム倍率を変更する。ズーム倍率変更部415は、指定領域が表示部20いっぱいに表示されたか否かを、例えば、指定領域の一部と、表示部20の端との距離が所定の範囲内となったか否かによって判定できる。
取得部417は、撮像部10が撮像した画像のうち、指定領域に含まれる画像のみを取得し、取得した画像を記憶部413に保存する。図9は、取得部417の機能の概要について説明する図である。ここでは、図9(A)に示すように、指定領域が設定されていたとする。この場合、取得部417は、図9(B)に示す表示部20に表示された画像全体を取得するのではなく、図9(C)に示すように、指定領域に含まれる画像のみを取得する。
図6に戻り説明を続ける。画像補正部416は、取得部417が記憶部413に保存した画像に対し、補正処理を行う。具体的には、画像補正部416は、記憶部413に保存された画像が歪んでいる場合には、画像を正対させる台形補正処理を画像に対して実行する。例えば、指定領域の形が矩形と指定されているにも関わらず、記憶部413に保存された画像が、図10(A)に示すような台形となっているとする。この場合、画像補正部416は、画像が歪んでいると判定し、図10(B)に示すように、画像を正対させる台形補正処理を実行する。
また、画像補正部416は、記憶部413に保存された画像が傾いている場合には、画像の傾きを補正する傾き補正処理を実行する。例えば、画像を撮像する際に撮像装置100が、図11(A)に示すように傾いていたとする。ここで、ズーム倍率変更部415が、指定領域が表示部20いっぱいに表示されるように光学系ズームの倍率を変更すると、指定領域と表示部20との関係は、図11(B)となる。この状態で、画像を撮像すると、取得部417により取得される画像は、図11(C)となり、記憶部413に保存される画像にはハッチングで示す空白部分(余白)が生じてしまう。この場合、画像補正部416は、傾いて取得された画像を回転し、図11(D)に示すように、指定領域の下端が水平になるように画像を補正する。画像補正部416は、補正した画像を格納部50に格納する。また、画像補正部416は、画像を補正する必要がない場合には、記憶部413に保存された画像をそのまま格納部50に格納する。
次に、フローチャートを用いて制御部40が実行する処理の一例について説明する。図12及び図13は、制御部40が実行する主処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザによりカメラモードが選択されると、図12に示すフローチャートの処理が開始される。領域指定受付部411は、撮像部10が撮像した画像をフレーム画像として取得する(ステップS10)。次に、領域指定受付部411は、ユーザによって領域選択モードが指定されたか否か判定する(ステップS11)。領域選択モードが指定された場合(ステップS11/YES)、領域指定受付部411は、表示部20にポインタを表示する(ステップS12)。
次に、領域指定受付部411は、ステップS10で取得したフレーム画像において特徴点を選択し、特徴点を記憶部413に保存する(ステップS100)。ここで、特徴点の選択及び保存処理の詳細について説明する。図14は、ステップS100の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。
図14において、領域指定受付部411は、フレーム画像の中から、注目画素を選択し、その特徴量vを求める(ステップS101)。次に、領域指定受付部411は、選択した注目画素の特徴量vが予め定められた閾値Tより大きいか否か判定する(ステップS102)。領域計算部412が特徴点を追跡するのに十分な特徴量を、選択した特徴点が有しているか否かを判定するためである。
選択した注目画素の特徴量vが予め定められた閾値Tより小さい場合(ステップS102/NO)、領域指定受付部411は、次の注目画素について処理するためステップS101へ戻る。選択した注目画素の特徴量vが閾値Tよりも大きい場合(ステップS102/YES)、領域指定受付部411は選択した注目画素と他の特徴点との距離が所定値以上か否か判定する(ステップS103)。つまり、ステップS103の処理で、領域指定受付部411は、選択した注目画素と既に決定した特徴点との距離が近すぎないかどうか判定する。
ステップS103の判定がNOの場合、領域指定受付部411は、次の注目画素について処理するためステップS101へ戻る。ステップS103の判定がYESの場合、領域指定受付部411は、選択した注目画素を特徴点として、特徴点配列データに追加する(ステップS104)。次に領域指定受付部411は、閾値Tに対して、フレーム画像内の全ての画素を処理したか否か判定する(ステップS105)。ステップS105の判定がNOの場合、領域指定受付部411は、残りの画素について処理するため、ステップS101へ戻る。ステップS105の判定がYESの場合、領域指定受付部411は、取得したフレーム画像の中の特徴点の数が、予め定めた閾値Tv_numより大きいか否か判定する(ステップS106)。
ステップS106の判定がYESの場合、十分な数の特徴点が抽出できたとして、領域指定受付部411は本処理を終了する。ステップS106の判定がNOの場合、領域指定受付部411は、特徴量の閾値Tの値を下げ、再びステップS101〜ステップS106の処理を実行する。
図14に示した処理が終了すると、領域指定受付部411は、図12において、ユーザが領域を指定中か否か判定する(ステップS13)。ユーザが領域を指定中か否かの判定は、例えば、ユーザが操作部30において所定のボタンを押しているか否か等によって判定できる。
領域指定受付部411は、ユーザが領域を指定中の場合(ステップS13/YES)、指定領域を定義する点を設定する処理(特徴点追加処理)が行われたか否か判定する(ステップS14)。領域指定受付部411は、特徴点追加処理が行われた場合(ステップS14/YES)、ユーザが指定した点を、特徴点として特徴点配列データに追加する(ステップS15)。そして、ステップS15の処理により指定領域が設定されたので、領域指定受付部411は、ステップS100の処理によって特徴点配列データに保存された各特徴点の「指定領域内フラグ(現)」項目の値を更新する(ステップS16)。
ステップS14の判定がNOの場合、又は、ステップS16の処理が終わると、領域計算部412は前フレームの特徴点に関する情報が、記憶部413に存在するか否か判定する(ステップS17)。前フレームの特徴点に関する情報が存在する場合(ステップS17/YES)、図13のCに進み、領域計算部412は、前フレームの特徴点と現フレームの特徴点とを対応付け、対応付けた現フレームの特徴点の位置の妥当性を検証する(ステップS200)。ここで、ステップS200の処理の詳細について説明する。図15は、ステップS200の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。
図15において、領域計算部412は、後述する位置の妥当性を検証する処理が実行されていない特徴点(未処理の特徴点)が存在するか否か判定する(ステップS201)。未処理の特徴点が存在する場合(ステップS201/YES)、領域計算部412は、特徴点Pを一つ選択する(ステップS202)。領域計算部412は、前フレームにおける特徴点Pの座標(x,y)周辺の局所領域を取り出す(ステップS203)。次に、領域計算部412は、現フレームの画像データを走査し、ステップS203で取り出した局所領域との類似度を求める。そして、領域計算部412は、現フレームにおいて、ステップS203で取り出した局所領域と最も類似度が高い局所領域の座標(x´,y´),を探索する(ステップS204)。図16に、ステップS203及びステップS204の処理の概要を説明するための図を示す。
図16(A)は、前フレームの画像の概略を、図16(B)は、現フレームの画像の概略を表している。図16(A)において、領域計算部412は、図中斜線で示す特徴点Pの座標(x,y)周辺の局所領域(太枠で表示)を取り出す(ステップS203)。次に、領域計算部412は、図16(B)に示す現フレームの画像データを走査し、各座標において図16(A)で取り出した局所領域との類似度を求める。そして、領域計算部412は、図16(A)で取り出した局所領域と最も類似度が高い局所領域の座標(x´,y´)を探索する(ステップS204)。なお、特徴点の移動先を検出する方法は、本実施例のステップS203及びステップS204で示した方法に限られるものではなく、オプティカルフローや、パターンマッチング等の他の方法を用いて、特徴点の移動先を検出しても良い。
図15のフローチャートに戻り、説明を続ける。領域計算部412は、ステップS204の処理が終了すると、(x,y)と、(x´,y´)とが対応する点であるとみなせるか否か判定する(ステップS205)。例えば、領域計算部412は、類似度が予め定められた閾値を超えている場合に、(x,y)と、(x´,y´)とが対応する点であるとみなせると判定する。
ステップS205の判定がNOの場合、領域計算部412は、対応する点は、画面外に出てしまったとして、特徴点配列データの「特徴点の状態(現)」項目に、特徴点が画面外に存在することを意味する「STAT_OUT」を設定する(ステップS207)。そして、領域計算部412は、ステップS201に戻る。
ステップS205の判定がYESの場合、領域計算部412は、対応点が見つかったとして、(x,y)と対応付けて、「現フレームでの座標」項目に(x´,y´)を格納し、「特徴点の状態(現)」項目に、現フレームの特徴点が画面の内部に存在することを意味する「STAT_IN」を設定する(ステップS206)。次に、領域計算部412は、対応する特徴点間の妥当性の検証と座標の修正処理を実行する(ステップS208)。ここで、図17〜図19を用いて、ステップS208の処理の詳細について説明する。図17及び図18は、ステップS208の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。また、図19は、ステップS208の詳細な処理を具体的に説明するための図である。
領域計算部412は、「特徴点の状態(現)」項目に「STAT_IN」が設定された全ての特徴点について、後述する処理を実行したか否か判定する(ステップS211)。ステップS211の判定がNOの場合、領域計算部412は、「特徴点の状態(現)」項目に「STAT_IN」が設定されている特徴点の中から、特徴点Pを一つ選択する(ステップS212)。次に、領域計算部412は、「特徴点の状態(前)」項目に「STAT_IN」が設定されている、つまり、前フレームの画像において画面内に存在していた特徴点二つの組み合わせ(P,P)(l≠m≠n、lとmは、Tv_num以下の任意の数)をk組選択する(ステップS214)。ここで、(P,P)の組み合わせを、P(i)(P,P)と記載する(i=1〜k)。
ここで、図19を参照して、上述の処理について具体的に説明する。図19において、図19(A)の左図は、前フレームの画像に対して設定された特徴点の一例であり、図19(A)の右図は、前フレームの特徴点と対応すると判定された、現フレームの特徴点の一例である。ここで、ステップS212の処理で領域計算部412が選択した特徴点が、図19(A)に示すPであったとする。この場合、領域計算部412は、別の特徴点の組み合わせとして、例えば、P(1)(P,P)、P(2)(P,P)、及びP(3)(P,P)の3組をステップS213で選択する。
図17のフローチャートに戻り、説明を続ける。領域計算部412は、前フレームの特徴点PとP(i)(P,P)との内積を全て(k組分)求める(ステップS215)。ここで、PとP(i)(P,P)との内積を求めるとは、図20(A)において、ベクトルPnlとベクトルPnmとの内積を求めることをいう。また、以後の説明において、PとP(i)(P,P)との内積を、cosθ(P(i)(P,P))、又は、cosθ(Pni)と記載する。例えば、図20(B)において、PとP(1)(P,P)との内積は、cosθ(P(1)(P,P))、又は、cosθ(P11)と記載される。
再度、図19を用いて具体的に説明する。図19(B)〜図19(D)の左図は、ステップS212で領域計算部412が選択した特徴点Pと、ステップS213の処理で領域計算部412が選択した特徴点の組み合わせとの、前フレームにおける関係を示している。図19の例では、領域計算部412は、ステップS214で、cosθ(P11)、cosθ(P12)、及びcosθ(P13)を求める。
次に、図17のフローチャートにおいて、領域計算部412は、ステップS214と同様に、現フレームの特徴点P´とP(i)´(P´,P´)との内積を全て(k組分)求める(ステップS215)。図19(B)〜図19(D)の中央に示す図は、現フレームにおける特徴点同士の関係を示している。領域計算部412は、ステップS215で、cosθ(P11´)、cosθ(P12´)、及びcosθ(P13´)を求める。
次に、領域計算部412は、変数wrongの値を0で初期化する(ステップS216)。ここで、変数wrongは、異常な特徴点の数をカウントするための変数である。
領域計算部412は、式(1)で計算される値が閾値Tinner_product以下であるか判定する(ステップS217)。3点間の位置関係が現フレームと前フレームとで同じであれば、前フレームでの内積値と現フレームでの内積値とは等しくなる。したがって、式(1)で表される値が、閾値以上である場合、ステップS212で選択した特徴点と、ステップS213で選択した特徴点の組み合わせとの位置関係が、前フレームと現フレームにおいて異なると考えられるからである。
Figure 2011135538
ステップS217の判定がNOの場合、領域計算部412は変数wrongの値を増やす(ステップS218)。ステップS217の判定がYESの場合、又は、ステップS218の処理の後、領域計算部412は、内積を求めた全ての組についてステップS217の処理を行ったか否か判定する(ステップS219)。全てについて処理が終わっていない場合(ステップS219/NO)、領域計算部412は、ステップS217〜S219の処理を繰り返す。全てについて処理が終了した場合(ステップS219/YES)、領域計算部412は、変数wrongを、組数kで除した値が、予め定めた値Cよりも小さいか否か判定する(ステップS220)。
ステップS220の判定がNOの場合、「位置の妥当性」項目に、現フレームの特徴点の位置が異常であることを示す「INVALID」を設定する(ステップS222)。ステップS220の判定がYESの場合、「位置の妥当性」項目に、位置が正常であることを意味する「VALID」を設定する(ステップS221)。そして、領域計算部412は、ステップS211に戻る。
図19の例では、図19(B)〜(D)の右図に示すとおり、3組のうち、2組の値が閾値Tinner_productより大きい。従って、変数wrongの値は2となる。変数worn(=2)を、組数k(=3)で除した値は0.66となるため、予め定めた値Cを0.25とすると、図19の例では、ステップS220の判定結果はNOとなり、特徴点Pの「位置の妥当性」項目には、「INVALID」が設定される。
図17に戻り、フローチャートの説明を続ける。ステップS211の判定がYESの場合、領域計算部412は、図18のFに進み、「特徴点の状態(現)」項目に「STAT_OUT」が設定されている、又は、「位置の妥当性」項目に「INVALID」が設定されている全ての特徴点に対して、後述する処理を実行したか否か判定する(ステップS223)。ステップS223の判定がYESの場合、領域計算部412はは本処理を終了する。
ステップS223の判定がNOの場合、領域計算部412は、「位置の妥当性」項目に「VALID」が設定されている特徴点を利用して、前フレームの座標に対応する現フレームの座標を求める(ステップS224)。具体的には、式(2)を用いて、前フレームの特徴点の座標(x,y)から、現フレームの特徴点P´の座標(x´,y´)を求める。
前フレームの特徴点Pの座標(x、y)が、現フレームの特徴点P´の座標(x´,y´)に移動したとすると、並行移動、拡大・縮小、回転による写像は式(2)のように表すことができる。
Figure 2011135538
そこで、現フレームの特徴点P以外で、かつ、「位置の妥当性」項目に「VALID」が設定されている特徴点と、その前フレームにおける特徴点とから、式(3)で表される行列Aを求める。そして、式(2)を用いて、Pの移動先P´を求める。
Figure 2011135538
なお、計算に必要な特徴点の数が足りない場合は、図21(A)に示すように、前フレームにおいて直線P、∠P、及び∠Pを求める。そして、前フレームから現フレームに特徴点P、P、及びPが相似に移動しているものと仮定し、図21(B)に示すように、直線P´P´と、直線P´P´の交点を求めることによって、Pの移動先P´を求めても良い。
次に、領域計算部412は、対応点P´が求められたか否か判定する(ステップS225)。対応点P´が求められた場合(ステップS225/YES)、領域計算部412は、「特徴点の信頼度」項目の値を下げる(ステップS226)。他の特徴点を用いて位置を修正した特徴点であるため、その追跡が容易ではないと考えられるからである。
対応点P´が求められなかった場合(ステップS225/NO)、領域計算部412は、特徴点Pがユーザの指定した点か否か判定する(ステップS227)。つまり、領域計算部412は、「特徴点の種類」項目に、「USER_ADD」が設定されているか否か判定する。
特徴点Pがユーザの指定した点でない場合(ステップS227/NO)、領域計算部412は、Pを特徴点として使用するのを中止するために、特徴点配列データからPのデータを削除し(ステップS228)、ステップS223に戻る。Pがユーザの指定した点である場合(ステップS227/YES)、領域計算部412は、図13のGに進み、特徴点配列データに格納されているデータを全てクリアする(ステップS22)。この結果、指定領域はクリアされ、ステップS10及びS11の処理を経て、表示部20にはポインタが表示されるようになる(ステップS12)。
図13に戻りフローチャートの説明を続ける。ステップS200の処理が終了した場合、又はステップS17の判定がNOの場合、領域計算部412は、指定領域が存在するか否か判定する(ステップS18)。指定領域が存在する場合(ステップS18/YES)、領域計算部412は、指定領域の妥当性を検証する(ステップS300)。ここで、ステップS300の処理の詳細について説明する。図22は、ステップS300の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。
図22において、領域計算部412は、特徴点配列データに含まれる全ての特徴点Pに対して、後述する処理を実行したか否か判定する(ステップS301)。特徴点Pを全て処理した場合(ステップS301)、領域計算部412は、指定領域は妥当な状態であると判定し(ステップS303)、処理を終了する。
特徴点Pを全て処理していない場合(ステップS301/NO)、領域計算部412は特徴点Pを一つ選択する(ステップS302)。次に、領域計算部412は、現フレームの特徴点P´が、指定領域内に存在するか否か、つまり、「選択領域内フラグ(現)」項目に、「FLAG_IN」が設定されているか否か判定する(ステップS304)。
ステップS304の判定がYESの場合、領域計算部412は、前フレームの特徴点Pが指定領域内にあるか否か、つまり、「選択領域内フラグ(前)」項目に、「FLAG_IN」が設定されているか否か判定する(ステップS305)。領域計算部412は、ステップS305の判定がNOの場合、指定領域は異常な状態であると判定する(ステップS307)。現フレームで指定領域内に存在している特徴点が、前フレームでは指定領域内に存在していなかったということは、特徴点と指定領域との位置関係に変更が生じていると考えられるからである。
領域計算部412は、ステップS305の判定がYESの場合、ステップS301に戻り処理を継続する。現フレームで指定領域内に存在する特徴点が、前フレームでも指定領域内にあったならば、指定領域と特徴点との位置関係に変更はないと考えられるからである。
領域計算部412は、ステップS304の判定がNOの場合、前フレームの特徴点Pが指定領域外にあるか、つまり、「選択領域内フラグ(前)」項目に、「FLAG_OUT」が設定されているか否か判定する(ステップS306)。ステップS306の判定がYESの場合、領域計算部412は、ステップS301に戻り、処理を継続する。現フレームで指定領域外にある特徴点が、前フレームでも指定領域外にあったということは、指定領域と特徴点との位置関係に変更がないと考えられるためである。
ステップS306の判定がNOの場合、領域計算部412は、指定領域が異常な状態であると判定し(ステップS307)、処理を終了する。現フレームで指定領域外に存在している特徴点が、前フレームでは指定領域内に存在していたということは、特徴点と指定領域との位置関係に変更が生じていると考えられるからである。
図13に戻り説明を続ける。ステップS300の処理後、領域計算部412は、指定領域が妥当な状態であるか否か判定する(ステップS19)。指定領域が妥当な状態ではない場合(ステップS19/NO)、領域計算部412は、特徴点配列データに格納されているデータを全てクリアする(ステップS22)。この結果、指定領域はクリアされ、ステップS10及びS11の処理を経て、表示部20にはポインタが表示される(ステップS12)。
指定領域が妥当な状態にある場合(ステップS19/YES)、表示制御部414は、指定領域とその中心位置を表示部20に描画する(ステップS20)。
領域計算部412は、ステップS18の判定がNOの場合、又はステップS20の処理の終了後、指定領域がクリアされているか否か判定する(ステップS21)。ステップS21の判定がYESの場合、領域計算部412は、特徴点配列データに格納されているデータを全てクリアする(ステップS22)。この結果、指定領域はクリアされ、ステップS10及びS11の処理を経て、表示部20には領域指定受付部411によりポインタが表示される(ステップS12)。
指定領域がクリアされていない場合(ステップS21/NO)、又は、ステップS11の判定がNOの場合、ズーム倍率変更部415は、撮影処理(ステップS400)を実行する。ここで、ステップS400の処理の詳細について説明する。図23は、ステップS400の詳細な処理の一例を示すフローチャートである。
ズーム倍率変更部415は、ユーザによりシャッターが押されているか否か判定する(ステップS401)。本実施例では、ステップS401の「シャッターが押されている」は、「シャッターが半押しされている」であるとする。
ズーム倍率変更部415は、シャッターが押されている場合(ステップS401/YES)、ズーム倍率変更部415は、画面の中心と指定領域の中心とが一致していると判定できるほど、画面の中心と指定領域の中心との距離が小さいか否か判定する(ステップS402)。ステップS402の判定がNOの場合、ズーム倍率変更部415は、メッセージを表示部20に表示する等して、画面の中心と指定領域の中心とを合わせるように、ユーザに促す(ステップS403)。ステップS403の処理が終了すると、ズーム倍率変更部415は、ステップS402から処理を継続する。
ステップS402の判定がYESの場合、ズーム倍率変更部415は、指定領域が画面内で最大になるように光学系のズーム倍率を調整する(ステップS404)。次に、ズーム倍率変更部415は、シャッターが最後まで押し込まれたか否か判定する(ステップS405)。つまり、本実施例では、ステップS405において、ステップS401で半押しされたシャッターが、ユーザにより押し込まれたか否かを判定している。なお、ユーザが撮影操作を実行しているか否かの判定は、シャッターの押下状態に基づくものでなくても良い。例えば、ズーム倍率の変更と、撮影動作とが、別々のボタンの操作によって実行されるとする。この場合、ステップS401において所定のボタンが押されたか否かを判定し、ステップS405では、ステップS401とは異なる所定のボタンが押されたか否かを判定するようにしても良い。
ズーム倍率変更部415は、ステップS405の判定がNOの場合、又は、ステップS401の判定がNOの場合、ユーザが撮影操作を実行していない未撮影状態であると判定する(ステップS408)。
ステップS405の判定がYESの場合、取得部417は、指定領域内の画像を記憶部413に記憶させる(ステップS406)。取得部417は、ユーザが撮影操作を行い画像が撮影されたと判定し(ステップS407)、処理を終了する。
図13に戻り説明を続ける。画像補正部416は、ユーザにより画像が撮影されたか否か判定する(ステップS23)。ユーザにより画像が撮影された場合(ステップS23/YES)、画像補正部416は、記憶部413に記憶されている画像に対し、台形補正や傾き補正等の画像補正処理を施し、補正後の画像を格納部50に画像を保存する(ステップS24)。画像補正部416は、処理を終了する。
ユーザにより画像が撮影されなかった場合(ステップS23/NO)、図12のDに進み、領域指定受付部411が、再びステップS10から処理を実行する。
以上の説明から明らかなように、実施例1によれば、指定領域の中心と撮像部10が撮像する画像の中心との距離が予め定められた範囲内にある場合に、ズーム倍率変更部415は、指定領域が表示部20いっぱいに表示されるように、光学系のズーム倍率を変更する。これにより、全体の画像を撮影してから指定領域の画像を切り出すよりも高い解像度で、指定領域に含まれる被撮像物を撮影することが可能となる。
また、領域指定受付部411は、指定領域を定義する点の指定を表示部20上に表示されるポインタを使用したユーザの操作に基づいて、受付ける。これにより、ユーザは直感的な操作により、容易に指定領域を設定することが可能となる。
また、領域計算部412は、前フレームにおける複数の特徴点と、指定領域を定義する点との位置関係を使用して、前フレームにおける指定領域と、指定領域に含まれる被撮像物との位置関係が維持されるような現フレームにおける指定領域の位置及び大きさを計算する。そして、表示制御部414が、領域計算部412による計算結果に基づいて現フレームにおける指定領域を示す枠を、表示部20に表示する。これにより、ユーザは指定領域を示す枠をガイドとして使用して、全体の画像と、指定領域との関係を容易に把握することが可能となる。
また、取得部417が指定領域に含まれる画像のみを取得することで、ユーザは撮影後に指定領域を切り出す等の作業を行う必要がなくなり、ユーザの利便性が向上する。
実施例2では、実施例1に係る撮像装置100の一部の機能のみを備える撮像装置100´について説明する。図24は、実施例2に係る撮像装置100´が有する機能の一例を示す機能ブロック図である。撮像装置100´は、図24に示すように、ズーム倍率変更部415、取得部417、及び画像補正部416を含まず、撮像部10が撮像した画像を格納部50に保存する処理を行う保存処理部418を備える。保存処理部418は、ユーザの撮影操作を受付け、撮像部10が撮像した画像を格納部50に保存する。
撮像装置100´が図24に示す構成を有する場合、画像を撮影する処理は、図25のフローチャートに示す処理とすることができる。図25は、撮像装置100´を用いて画像の撮影を行う処理の一例を示すフローチャートである。
図25において、保存処理部418は、シャッターがユーザにより押されているか否か判定する(ステップS501)。保存処理部418は、シャッターが押されている場合(ステップS401/YES)、指定領域と表示部20の画面サイズとが同じ位の大きさか否か判定する(ステップS502)。例えば、保存処理部418は、指定領域の一部と、表示部20の端との距離が所定の値以下か否か判定する。
ステップS502の判定がNOの場合、保存処理部418は、指定領域が画面サイズよりも大きいか否か判定する(ステップS503)。保存処理部418は、指定領域が画面サイズよりも大きい場合(ステップS503/YES)、指定領域が画面内に入るようにするため、ズーム倍率を小さくするよう求めるメッセージを表示部20に表示する(ステップS504)。指定領域が画面サイズよりも小さい場合(ステップS503/NO)、保存処理部418は、指定領域が画面いっぱいに表示されるよう、ズーム倍率を大きくすることを求めるメッセージを表示部20に表示する(ステップS505)。
保存処理部418は、ステップS502の判定がYESだった場合、又は、ステップS504又はS505の処理の後、シャッターが最後まで押し込まれたか否か判定する(ステップ506)。
ステップS506の判定がNOの場合、図12のDに進み、領域指定受付部411が、ステップS10から処理を継続する。
ステップS506の判定がYESの場合、保存処理部418は、撮像部10が撮像した画像を格納部50に格納し(ステップS507)、処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、実施例2によれば、領域計算部412が、前フレームにおける指定領域と、指定領域に含まれる被撮像物との位置関係が維持されるような現フレームにおける指定領域の位置及び大きさを計算する、そして、領域計算部412の計算結果に基づいて、表示制御部414が、表示部20に、指定領域を示す枠、指定領域の中心、及び撮像部10が撮像する画像の中心を表示する。これにより、ユーザは、指定領域の中心を、表示部20の中心と合わせるようにすることで、容易に、指定した領域が中心となる画像を容易に撮影できる。また、指定領域を表す枠が表示部20に表示されるので、ユーザは、指定領域と全体の画像との関係を確認しながら、光学系のズーム倍率を手動で変更して、指定領域が表示部20いっぱいに表示されるよう容易に操作できる。なお、ユーザは光学系のズーム倍率を変更するのではなく、撮像装置100´自体を被撮像物に近づけて、指定領域が表示部20いっぱいに表示されるようにすることもできる。また、ユーザは、指定領域の中心を、表示部20の中心と合わせつつ、指定領域が表示部20いっぱいに表示されるように撮像装置100´を操作することで、撮像装置100´の解像度を生かした撮影を容易に行うことができる。
以上、本件の複数の実施例について詳述したが、本件は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、実施例1において、指定領域の形を図26(A)に示す矩形としたが、図26(B)〜(G)に示すように、指定領域の形を、円、楕円、ハート型、及び任意の形状とすることができる。指定領域の形が円の場合、ユーザは図26(B)に示すように、中心点及び半径となる点の2点を指定することで領域を指定できる。指定領域の形が楕円の場合、ユーザは図26(C)に示すように、中心点と長径・短径となる点の3点を指定することで領域を指定できる。指定領域の形がハート型の場合、ユーザは図26(D)に示すように、中心点と、外接矩形の頂点を指定する、あるいは、図26(E)に示すように左上と右下の点を指定することによって領域を指定できる。または、図26(E)に示すように、中心点と外接円の半径などを指定することによってハート型の領域を指定できる。また、図26(F)に示すように、ユーザは、点列を指定することによって任意の形状を指定することもできる。
なお、上記の撮像装置が有する機能は、CPU、ROM、RAM等を備えるコンピュータによって実現することができる。その場合、撮像装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
また、例えば、インターネット等の通信網に接続されたサーバコンピュータに接続されたパーソナルコンピュータ等の通信装置に、上記の撮像装置が有する機能をサービスとしてサーバコンピュータから提供するようにしても良い(ASP(Application Service Provider))。
100、100´…撮像装置
10…撮像部
20…表示部
411…領域指定受付部
412…領域計算部
414…表示制御部
415…ズーム倍率変更部
416…画像補正部
417…取得部

Claims (7)

  1. 撮像部が撮像する画像を表示する表示部と、
    被撮像物を含む領域の指定を受付ける領域指定受付部と、
    前記撮像部が撮像する第1の画像において、前記撮像部が前記第1の画像よりも前に撮像した第2の画像における前記領域と前記被撮像物との位置関係を維持するような前記領域の位置及び大きさを計算する領域計算部と、
    前記表示部に、前記第1の画像における前記領域を示す枠、前記領域の中心、及び前記第1の画像の中心を表示する表示制御部と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記領域の中心と前記撮像部が撮像する画像の中心との距離が予め定められた範囲内にある場合に、前記領域を示す枠の一部と前記表示部のいずれかの辺との距離が予め定めた範囲内になるように、光学系のズーム倍率を変更するズーム倍率変更部を備える、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記領域指定受付部は、前記被撮像物を含む領域を定義する点を前記表示部上に表示されるポインタを使用して前記表示部に表示される画像上で指定するユーザの操作に基づいて、前記領域の指定を受付けることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記領域計算部は、前記第2の画像内に設定された複数の特徴点と、前記第2の画像において前記領域を定義する点との位置関係に基づいて、前記第1の画像における前記領域の位置及び大きさを計算する請求項1から3のいずれか1項記載の撮像装置。
  5. 前記領域に含まれる画像のみを取得する取得部を備える請求項1から4のいずれか1項記載の撮像装置。
  6. 前記領域の形状と前記取得部が取得した画像とに基づいて、撮像された画像を補正する画像補正部を備えることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 撮像装置が撮像する画像において被撮像物を含む領域の指定を受付ける領域指定受付ステップと、
    前記撮像装置が撮像する第1の画像において、前記撮像装置が前記第1の画像よりも前に撮像した第2の画像における前記領域と前記被撮像物との位置関係を維持するような前記領域の位置及び大きさを計算する計算ステップと、
    前記計算ステップでの計算結果に基づいて、前記第1の画像における前記領域を示す枠、前記領域の中心、及び前記第1の画像の中心を前記撮像装置が備える表示装置に表示する表示ステップとを、コンピュータに実行させる撮像プログラム。
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