JP2011130259A - 画像処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多階調画像の一部がディザマトリックスと干渉して予期しない疑似階調画像が得られるのを防止する。
【解決手段】特定パターン検出部S2aで、多階調画像100Tに含まれる、画素値が、ディザマトリックス101の要素周期を持ち且つ取り得る値の最小値と最大値のみのパターンを含まない領域を検出し、特定パターン平滑化部S2bで、該領域の画素値を該領域の平均値で置換した後に、多階調画像100Tを疑似階調に変換する。
【選択図】図2

Description

本発明は、多階調画像をディザ法(ハーフトーンスクリーン法)で疑似階調画像に変換する画像処理装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
多階調画像を画像形成装置で印刷する場合、通常、多階調画像がディザ法で擬似階調画像に変換される。この際、多階調画像は、ディザマトリックスと同一サイズのブロックに分割され、各ブロックが、ディザマトリックスを用いて擬似階調画像に変換される。
例えば図8(A)に示すように、4×4画素の多階調画像ブロック100をディザマトリックス101で擬似階調画像ブロック104に変換する場合、多階調画像ブロック100の各要素をディザマトリックス101の対応する要素と加算して加算画像102を取得し、各要素を閾値「15」と比較し、閾値以上であれば‘1’(白)、そうでなければ‘0’(黒)とすることにより、擬似階調画像ブロック104を生成する。
ディザマトリックス101としては、通常、ベイヤー型パターンが用いられ、0〜7の低い値の組と、8〜14の高い値の組とが、画素数3の周期を持っている。この周期を持つディザマトリックス101に対し、多階調画像ブロック100が同様に周期を持っていると、両パターンが干渉して、モアレが生ずる。
下記特許文献1では、モアレ防止のために、互いに周期の異なる複数のディザマトリックスを備えておき、多階調画像の周期に最も近い周期のディザマトリックスを選択的に用いる構成が開示されている。
特開2004−200746号公報
しかしながら、両パターンの周期が同一である場合、多階調画像の階調値が同一であっても、両パターンの位相が一致するときと、位相が180°異なるときとで、変換後の疑似階調画像の擬似階調値が大きく異なる。
例えば図8(B)に示すように、ディザマトリックス101と周期及び位相が同一の、平均25%グレイの多階調画像ブロック100Aの場合、加算画像102Aが得られ、平均50%グレイとなる。これに対し、図8(C)に示すように、ディザマトリックス101と周期が同一で位相が180°異なる、平均25%グレイの多階調画像ブロック100Bの場合、加算画像102Bが得られ、100%ホワイトになる。
すなわち、このような領域では、多階調画像の模様が全く消失した印刷画像が得られたり、濃度が2倍の印刷画像が得られたりして、予期しない結果となる。ディザマトリックスのサイズが4x4画素より大きくて、多階調画像の周期がディザマトリックスのそれより小さい場合も、同様な問題が生ずる。
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、多階調画像の一部がディザマトリックスと干渉して予期しない結果が得られるのを防止することが可能な画像処理装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の第1態様では、多階調画像をディザ法で疑似階調画像に変換する画像処理装置において、この変換の前に該多階調画像を処理する前処理部を有し、該前処理部は、
該多階調画像に含まれる、画素値の分布が、該ディザ法で用いられるディザマトリックスの要素周期以下の周期を持ち且つ該ディザマトリックスと干渉することが予測される領域(例えば、取り得る値の最小値と最大値のみでない領域)を、検出する特定パターン検出部と
該領域の画素値を該領域の平均値で置換する特定パターン平滑化部とを有する。
本発明による画像処理装置の第2態様では、第1態様において、該ディザマトリックスの周期以下の周期は、3画素である。
本発明による画像処理装置の第3態様では、第2態様において、該領域は、該多階調画像の標本点の座標(x,y)における画素値をc(x、y)と表記し、画素値が取り得る範囲の最大値と最小値の差をcmaxと表記したとき、条件式
c(x,y)=c(x−2,y)
c(x,y)≠c(x−1,y)
|c(x,y)−c(x−1,y)|≠cmax
を全て満たす座標(x−d,y)から座標(x,y)までの線領域の論理和の領域に等しい。
本発明による画像処理装置及び画像形成装置の第4態様では、第1態様において、該平均値は、該領域内の互いに隣り合う2画素の平均値である。
本発明による画像処理装置及び画像形成装置の第5態様では、第1乃至4態様のいずれか1つにおいて、該特定パターン検出部による処理の前に、第1多値画像としての該多値画像を、より低い階調度の第2多値画像に変換する再量子化部をさらに有し、
該特定パターン検出部及び該特定パターン平滑化部はそれぞれ、該第2多値画像及び該第1多値画像に対して処理を行う。
上記第1態様の構成によれば、特定パターン検出部で、多階調画像に含まれる、画素値の分布が、該ディザ法で用いられるディザマトリックスの要素周期以下の周期を持ち且つ該ディザマトリックスと干渉することが予測される領域を、検出し、特定パターン平滑化部で、該領域の画素値を該領域の平均値で置換した後に、該多階調画像を疑似階調に変換するので、多階調画像の一部がディザマトリックスと干渉して予期しない結果が得られるのを防止することが可能となるという効果を奏する。
上記第2態様の構成によれば、多階調画像に含まれる、周期が3画素の特定パターンが平滑化されるので、多階調画像に含まれる特定パターンが疑似階調変換で消失したり、階調値が2倍になったりするという特有の現象を防止できるという効果を奏する。
上記第3態様の構成によれば、多階調画像に対する1次元走査で特定パターンを検出できるので、処理が簡単であるという効果を奏する。
上記第4態様の構成によれば、平滑化処理が簡単であるという効果を奏する。
上記第5態様の構成によれば、多値画像の再量子化により、ディザマトリックスに類似する特定パターンを容易に検出できるという効果を奏する。
本発明の他の目的、構成及び効果は以下の説明から明らかになる。
本発明の実施例1に係るプリンタドライバ及びその周辺のソフトウェアの構成を示す概略機能ブロック図である。 図1中の特定パターン検出・平滑化部S2及び疑似階調変換部S3の処理の概略説明図である。 図1中の特定パターン検出・平滑化部S2の詳細フローチャートである。 図3の処理の説明図である。 検出された平滑化対象領の画素値平滑化説明図である。 本発明の実施例1に係る画像形成システムのハードウェア構成を示す概略ブロック図である。 本発明の実施例2に係るプリンタドライバ及びその周辺のソフトウェアの構成を示す概略機能ブロック図である。 従来技術の問題点説明図である。
図6は、本発明の実施例1に係る画像形成システムのハードウェア構成を示す概略ブロック図である。
このシステムは、画像形成装置10と、ホストコンピュータ20とが、LAN30で結合されている。
ホストコンピュータ20では、CPU21がインターフェイス22を介してPROM23、DRAM24、ハードディスクドライブ25、ネットワークインターフェイス26及び会話型入出力装置27に結合されている。図6では、簡単化の為に、複数種のインターフェイスを1つのブロック22で表している。
PROM23は、例えばフラッシュメモリであり、BIOSが格納されている。DRAM24は、主記憶装置として用いられる。ハードディスクドライブ25には、仮想記憶方式のOS(オペレーティングシステム)、プリンタドライバを含む各種ドライバ及びアプリケーション並びにデータが格納されている。ネットワークインターフェイス26は、LAN30に結合されている。会話型入出力装置27は、例えばキーボード、ポインティングデバイス及び表示装置を備えている。
図1は、ホストコンピュータ20に備えられた、本発明の実施例1に係るプリンタドライバ52及びその周辺のソフトウェアの構成を示す概略機能ブロック図である。
ユーザは、アプリケージョンアプリケーション50で作成された文書を印刷するために、会話型入出力装置27を介して印刷指示を与える。これにより、この文書の内容が、OS51の描画ライブラリを介して、表示装置及び印刷装置に共通の描画命令に変換され、これがプリンタドライバ52に供給される。プリンタドライバ52では、該描画命令が、画像形成装置10が解釈可能なPDL(ページ記述言語)で記述された印刷データに変換され、通信部26Aを介して、画像形成装置10に送信される。通信部26Aは、図6のネットワークインターフェイス26と、通信プログラムとを含む構成である。
CPU21は、プリンタドライバ52中の命令に従って、以下の処理部S0〜S3での処理を行う。
(S0)OS51から受け取った描画データを、PDLのデータに変換する。
(S1)このPDLデータをビットマップ展開して、多階調画像100Tを生成する。
(S2)この多階調画像100Tについて、これがディザマトリックス101のパターンと干渉して多階調画像100Tの階調値と大きく異なる疑似階調値の擬似階調画像が得られる虞れのある特定パターンを検出し、両値の差が低減するようにこのパターンを平滑化する。
(S3)この部分的平滑化後の多階調画像を、ディザ法により、擬似階調画像に変換し、さらに、画像形成装置10が解釈可能なPDLのイメージオブジェクトに変換する。
図2は、特定パターン検出・平滑化部S2及び疑似階調変換部S3の処理の概略説明図である。
特定パターン検出・平滑化部S2は、特定パターン検出部S2aと特定パターン平滑化部S2bとからなる。
特定パターン検出部S2aは、多階調画像100T中に含まれる特定パターンを検出し、平滑化対象領域記憶部103Tの対応する部分に、パターンが検出されたことを示す情報を書き込む。この特定パターンは、ディザマトリックス101のパターンと同一周期、この例では3画素の周期のパターンである。平滑化対象領域記憶部103T中、‘1’はこの特定パターンに含まれる画素であることを示し、‘0’はこれに含まれない画素であることを示す。
特定パターン平滑化部S2bは、平滑化対象領域記憶部103T内の‘1’が連続する領域ごとに、この領域に対応した多階調画像100T中の領域内の画素値を平滑化して、多階調画像100TAを得る。この平滑化は、該領域ごとに平均値を求め、該領域内の各画素値をこの平均値で置換することにより、又は、移動平均フィルタ(平滑化フィルタ)で平滑化することにより行われる。
疑似階調変換部S3は、加算部S3aと比較部S3bとからなる。
加算部S3aは、多階調画像100Tを、ディザマトリックス101と同一サイズである4×4画素のブロックに分割し、各ブロックの画素値に、ディザマトリックス101の対応する要素の値を加算して、加算画像102Tを生成する。
比較部S3bは、加算画像102T中の各画素値を閾値「15」と比較して2値化することにより、擬似階調画像104Tを生成する。
図3は、図1中の特定パターン検出・平滑化部S2の詳細フローチャートである。図4は、図3の説明図である。
図4(A)に示すように、多階調画像100Tがx−y座標系上の点(0,0)と点(xmax,ymax)を対角点とする矩形領域であるとする。説明の簡単化のため、多階調画像100Tが16階調であって、画素値の取り得る範囲が0〜15であるとし、また、ディザマトリックス101が図8中のものと同一で、4行4列のベイヤー型マトリックスであるとする。多階調画像100Tの標本点(x,y)での画素値をc(x,y)、画素値が取り得る範囲の最大値と最小値の差をcmax(上記の場合、cmax=15)と表記する。
図4(B)は、平滑化対象領域記憶部103Tを示す。多階調画像100Tの各画素に、平滑化対象領域記憶部103Tの1ビットが対応している。平滑化対象領域記憶部103T上の位置(x,y)のビットをd(x,y)と表記する。平滑化対象領域記憶部103Tは、初期状態として、ゼロクリアされているとする。
以下のステップS20〜S24の処理は特定パターン検出部S2aの構成例であり、ステップS25〜28は特定パターン平滑化部S2bの構成例である。
(S20)多階調画像100T上の走査点(x,y)に初期値(2,0)を代入する。
(S21)以下の条件式を全て満たすか否かを判定する。
c(x,y)=c(x−2,y)
c(x,y)≠c(x−1,y)
|c(x,y)−c(x−1,y)|≠cmax
満たす場合にはステップS22へ進み、そうでなければステップS23へ進む。この最後の条件式は、ディザマトリックス101と干渉が生じない線領域(x−2,y)〜(x,y)を除外するためのものである。
(S22)ステップS21で検出された平滑化対象線領域(x−2,y)〜(x,y)を、平滑化対象領域記憶部103Tに記憶しておく。すなわち、d(x−2,y)=‘1’、d(x−1,y)=‘1’、d(x,y)=‘1’とする。
(S23)走査点(x,y)を更新する。すなわち、xを1だけインクリメントし、xが最大値xmaxを超えた場合には、x=2とするとともに、yを1だけインクリメントする。
(S24)y>ymaxであればステップS25へ進み、そうでなければステップS21へ戻る。
(S25)yに初期値0を代入する。
(S26)平滑化対象領域記憶部103T上のx方向の線領域(y,0)〜(y,xmax)について、‘1’が連続する領域(1連続領域)毎に、多階調画像100T上の対応する領域の画素値を、その平均値で置換する。周期性より、この平均値は、1連続領域内の任意の隣合う2画素の値の平均値に等しい。平均値算出において、小数点以下は切り捨てる。
(S27)yの値を1だけインクリメントする。
(S28)y>ymaxであれば図3の処理を終了し、そうでなければステップS26へ戻る。
図5において、多階調画像100T1、100T2上のハッチングが施された領域は、特定パターン検出部S2aで検出された特定パターンを示す。図3の方法によれば、多階調画像上の、点線で示す1行に、図5(A)に示すように同一特定パターン内の2つの線領域が含まれる場合であっても、図5(B)に示すように互いに異なる特定パターンの線領域が含まれる場合であっても、各1連続線領域内の任意の隣合う2画素の平均値で、該領域の画素値を置換することにより、特定パターンごとの平滑化を正確に行うことができる。
本実施例1によれば、特定パターン検出部S2aで、多階調画像100Tに含まれる、画素値が、ディザマトリックス101の要素周期を持ち且つ取り得る値の最小値及び最大値を含まない領域を検出し、特定パターン平滑化部S2bで、該領域の画素値を該領域の平均値で置換した後に、多階調画像100Tを疑似階調に変換するので、多階調画像100Tの一部がディザマトリックス101と干渉して予期しない結果が得られるのを防止することが可能となるという効果を奏する。
また、多階調画像100Tに含まれる、周期が3画素の特定パターンが平滑化されるので、多階調画像100Tに含まれる特定パターンが疑似階調変換で消失したり、階調値が2倍になったりするという特有の現象を防止できるという効果を奏する。
さらに、多階調画像100Tに対する1次元走査で特定パターンを検出できるので、処理が簡単であるという効果を奏する。
また、特定パターン内の隣り合う2画素の平均値で平滑化処理を行えばよりので、平滑化処理が簡単であるという効果を奏する。
図7は、ホストコンピュータ20に備えられた、本発明の実施例2に係るプリンタドライバ52A及びその周辺のソフトウェアの構成を示す概略機能ブロック図である。
この実施例2では、プリンタドライバ52Aにおいて、PDL変換部S0の前に、OS51から受け取ったパターンのうち、イメージオブジェクトに関してのみ実施例1の場合と同様に、特定パターンの検出及び平滑化を行う。
他の点は実施例1と同一である。
以上において、本発明の好適な実施例を説明したが、本発明には他にも種々の変形例が含まれ、上記複数の実施例で述べた構成要素の他の組み合わせ、各構成要素の機能を実現する他の構成を用いたもの、当業者であればこれらの構成又は機能から想到するであろう他の構成も、本発明に含まれる。
例えば、ステップS21〜S24の処理を画像の1行分繰り返す毎に、ステップS26の処理を行う構成であってもよい。この場合、平滑化対象領域記憶部103Tは1行分でよい。また、この1行をさらに分割した線領域毎に、同様の処理を行う構成であってもよい。
本発明は疑似階調変換部S3での処理の前に特定パターン検出・平滑化部S2での処理を行えばよく、画像形成装置10内に特定パターン検出・平滑化部S2を備えた構成であってもよい。
また、図3のステップS25の直前でさらに、平滑化対象領域記憶部103T内の1連続領域毎に、多階調画像100T内の対応する領域に関し、c(x,y)=c(x+1,y+1)が成立する領域を検出し、この領域のみ、すなわち波パターンの方向(波数方向)もディザマトリックス101のそれと一致する領域のみ、平滑化を行う構成であってもよい。
さらに、ステップS21の条件式を、次の条件式
|c(x,y)−c(x−2,y)|≦Δ1
|c(x,y)−c(x−1,y)|>Δ2
|c(x,y)−c(x−1,y)|>C
に置き換え換え、これら置換後の全条件式を満たすか否かにより、特定パターンに類似しているか否かを判定する構成であってもよい。ここに、Δ1及びCは正の整数、Δ2は0以上の整数であり、Δ1、Δ2は経験的に定められ、Cは、ディザマトリックス101と干渉が必ず生じない領域が除外されるように定められる。この場合も、前記同様に、ステップS25の直前で、波パターンの方向もディザマトリックス101のそれと略一致する領域のみ、平滑化を行う構成であってもよい。
これら類似及び略一致の判定処理は、多階調画像を再量子化しておくことにより、同一及び一致判定に置き換えることができる。すなわち、多階調画像100Tを再量子化して階調度を低減した後に、上記実施例1と同一処理を行うことにより、実質的に、類似及び略一致の判定処理を達成できる。この構成によれば、ディザマトリックスに類似する特定パターンを容易に検出できるという効果を奏する。
10 画像形成装置
20 ホストコンピュータ
21 CPU
22 インターフェイス
23 PROM
24 DRAM
25 ハードディスクドライブ
26 ネットワークインターフェイス
26A 通信部
27 会話型入出力装置
30 ネットワーク
50 アプリケーション
51 OS
52、52A プリンタドライバ
100、100A、100B、100T 多階調画像
101 ディザマトリックス
102、102A、102B 加算画像
103T 平滑化対象領域記憶部
104、104T 擬似階調画像
S0 PDL変換部
S1 ビットマップ展開部
S2 特定パターン検出・平滑化部
S2a 特定パターン検出部
S2b 特定パターン平滑化部
S3 疑似階調変換部
S3a 加算部
S3b 比較部

Claims (6)

  1. 多階調画像をディザ法で疑似階調画像に変換する画像処理装置において、この変換の前に該多階調画像を処理する前処理部を有し、該前処理部は、
    該多階調画像に含まれる、画素値の分布が、該ディザ法で用いられるディザマトリックスの要素周期以下の周期を持ち且つ該ディザマトリックスと干渉することが予測される領域を、検出する特定パターン検出部と、
    該領域の画素値を該領域の平均値で置換する特定パターン平滑化部と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 該ディザマトリックスの周期以下の周期は、3画素であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 該領域は、該多階調画像の標本点の座標(x,y)における画素値をc(x、y)と表記し、画素値が取り得る範囲の最大値と最小値の差をcmaxと表記したとき、条件式
    c(x,y)=c(x−2,y)
    c(x,y)≠c(x−1,y)
    |c(x,y)−c(x−1,y)|≠cmax
    を全て満たす座標(x−d,y)から座標(x,y)までの線領域の論理和の領域に等しい、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 該平均値は、該領域内の互いに隣り合う2画素の平均値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 該特定パターン検出部による処理の前に、第1多値画像としての該多値画像を、より低い階調度の第2多値画像に変換する再量子化部をさらに有し、
    該特定パターン検出部及び該特定パターン平滑化部はそれぞれ、該第2多値画像及び該第1多値画像に対して処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  6. 多階調画像入力手段と、
    請求項1乃至5のいずれか1つに記載の画像処理装置と、
    該画像処理装置に多階調画像を供給する多階調画像入力手段と、
    該画像処理装置で得られた疑似階調画像を出力する疑似階調画像出力手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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