JP2011127873A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアフィルタを室内機本体から取り出すことなく自動的に清掃を行うことができ、しかも、小型化を図った空気調和機の室内機を得ることである。
【解決手段】室内機本体1内に吹出通風路13が形成された空気調和機の室内機において、エアフィルタ20を移動させる移動機構46と、エアフィルタ20が移動した場合にエアフィルタに接触してエアフィルタに付着している塵埃を除去するエアフィルタ清掃ユニットと、を備え、エアフィルタ20は、室内機本体1内に吸入される空気中の塵埃を捕捉する位置と、一端側が吹出通風路13の出口側から吹出通風路13の隔壁部材12の内面に沿って吹出通風路13から吹出す空気の吹出し方向上流側に位置する送風機9と隔壁部材12との間の隙間へ入り込んだ位置との間で移動可能に設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気調和機の室内機に関し、特にエアフィルタに付着した塵埃をエアフィルタから自動的に除去する機能を備えた空気調和機の室内機に関する。
空気調和機の運転時には、室内の空気が室内機本体に形成された空気吸込口から室内機本体内に吸入され、室内機本体に設置された熱交換器で熱交換された後、温風空気又は冷風空気となって室内に吹出す。なお、室内機本体内には空気吸込口と対向する位置にエアフィルタが設けられ、室内機本体内に吸入された空気中に含まれた塵埃はエアフィルタで捕捉され、塵埃を取除かれたクリーンな空気が熱交換器に導かれて熱交換される。
空調運転の継続に伴い、エアフィルタには空気中から捕捉した塵埃が堆積し、そのまま放置すると熱交換器に対する空気の流通が阻害され、熱交換効率の低下を招く。
そこで、熱交換器の熱交換効率を向上させるためには、エアフィルタに付着している塵埃を除去する清掃作業を定期的に行なう必要がある。
エアフィルタの清掃作業は、室内機本体の前面を覆う位置に回動可能に設けられている前面パネルを開放位置へ回動させることによりエアフィルタを露出させ、露出したエアフィルタの下端部を摘んで引き下ろし、室内機本体から取外して行なうことが一般的である。清掃終了後には、エアフィルタを押上げて室内機本体に取付ける。
しかし、一般的に多用される空気調和機の室内機は、いわゆる壁掛け式と呼ばれる形式であって部屋の壁面の高所に取り付けられている。このため、例えば高齢者や女性にとっては、室内機の前面パネルの開閉作業やエアフィルタの着脱作業が困難であり、エアフィルタの清掃ができずにエアフィルタに塵埃が付着したままの状態になり易い。
そこで、例えば特許文献1に開示されているように、エアフィルタに付着した塵埃を自動的に除去する手段を備えた空気調和機の室内機が提案されている。具体的には、室内機の筺体内に収容された逆V字状の熱交換器に対して、筺体前面から上面にかけてエアフィルタを配置している。さらに、熱交換器の頂点付近には、エアフィルタを筺体の前面側と背面側とに移動させる移動手段と、エアフィルタの移動にともないエアフィルタに付着している塵埃を除去するゴミ取り部とが設けられている。
特許文献1に開示されている室内機によれば、長尺のエアフィルタを筺体の外部へ引き出すことなく、筺体内でエアフィルタを往復移動させることによりエアフィルタの清掃を容易に行なうことができる。
特開2004−44933号公報
しかし、特許文献1に記載された室内機によれば、筺体の前面側と背面側とに、エアフィルタが移動できるスペースを確保しなければならない。したがって、筐体の前後方向の幅寸法が大きくなり、室内機の大型化が避けられない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、エアフィルタを室内機の筐体から取り出すことなく自動的に清掃を行うことができ、しかも、筐体の小型化を図ることができる空気調和機の室内機を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、室内機本体内に熱交換器と送風機とが収容され、前記送風機の駆動に伴なって前記室内機本体内に吸入される空気の吸入方向に沿った前記熱交換器の上流側に吸入される空気中の塵埃を捕捉するエアフィルタが配置され、前記熱交換器を通過した空気が室内に吹出す吹出通風路が前記室内機本体に形成された空気調和機の室内機において、前記エアフィルタを移動させる移動機構と、前記エアフィルタが移動した場合に前記エアフィルタに接触して前記エアフィルタに付着している塵埃を除去するエアフィルタ清掃ユニットと、を備え、前記エアフィルタは、前記室内機本体内に吸入される空気中の塵埃を捕捉する位置と、一端側が前記吹出通風路の出口側から前記吹出通風路の隔壁部材の内面に沿って前記吹出通風路から吹出す空気の吹出し方向上流側に位置する前記送風機と前記隔壁部材との間の隙間へ入り込んだ位置との間で移動可能に設けられていることである。
本発明によれば、エアフィルタを室内機本体から取り出すことなく自動的に清掃を行うことができ、しかも、室内機本体の小型化を図ることができる。
本発明の一実施の形態に係る空気調和機の室内機の概略構造を示す縦断側面図である。 (A)はエアフィルタを示す側面図、(B)はエアフィルタを示す正面図である。 回転ブラシとエアフィルタ駆動ギアとの付近の構造を示す説明図である。 エアフィルタの清掃時の状態を示す室内機の縦断側面図である。 開閉パネルを開放した状態を示す室内機の縦断側面図である。 空気調和機が運転される場合の室内機を示す縦断側面図である。
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、空気調和機の室内機の概略構造を示す縦断側面図である。
図1に示す空気調和機の室内機の室内機本体1は、前側筺体を構成している前面パネル2と後板筺体3とから構成され、上下方向(矢印Z方向)に対して横幅方向(矢印X方向)の寸法が大きい横長形状に形成されている。
前面パネル2には、室内機が設置された室内の空気を室内機本体1内に吸入するための前面吸込口4と上面吸込口5とが形成されている。さらに、前面パネル2には前面吸込口4を覆う位置に開閉パネル6が取付けられており、開閉パネル6はヒンジ部6Aを中心として開閉可能に設けられている。
前面パネル2の上部に形成された上面吸込口5には枠状の桟5Aが嵌め込まれており、上面吸込口5はこの桟5Aによって複数の空間部に仕切られている。
前面パネル2の前面下部には、空気調和機の運転に伴なって空気(温風空気又は冷風空気)が吹出す吹出口7が形成されている。この吹出口7には、吹出す空気の水平方向の風向きを変えるための水平ルーバ7Aと、吹出す空気の左右方向の風向きを変えるための左右ルーバ7Bとが一体的に設けられている。
室内機本体1内には、熱交換器8が配置されている。この熱交換器8は、前側熱交換器8Aと後側熱交換器8Bとからなり、これらの前側熱交換器8Aと後側熱交換器8Bとが逆V字状に配置されている。熱交換器8の一側部には、室内機を制御するための各種の電気部品を収納した電気部品箱(図示せず)が配置されている。前側熱交換器8Aは、前面パネル2に対して一定の間隙をあけるとともに前面パネル2に対してほぼ平行な湾曲状に形成されており、前面吸込口4と上部吸込口5とに対向している。後側熱交換器8Bは、直線状に形成されており、上部吸込口5に対して斜めに傾斜した状態で対向している。
前側熱交換器8Aと後側熱交換器8Bとの間には、送風機9が配置されている。送風機9は、横流ファン9Aとファンモータ9Bとから構成されている。ファンモータ9Bは室内機本体1内の一側端のスペースに配置されており、横流ファン9Aの一方の支軸がファンモータ9Bの回転軸に対して機械的に連結されている。
前側熱交換器8Aの下端部の下側には前ドレンパン10Aが設置され、後側熱交換器8Bの下端部の下側には後ドレンパン10Bが設置されている。前ドレンパン10Aは、前側熱交換器8Aから滴下するドレン水を受け、受けたドレン水を図示しない排水ホースを介して外部に排水する。後ドレンパン10Bは、後側熱交換器8Bから滴下するドレン水を受け、受けたドレン水を図示しない排水ホースを介して外部に排水する。
前ドレンパン10Aと後ドレンパン10Bとの側壁の一部は、送風機9に近接して設けられており、前ドレンパン10Aと後ドレンパン10Bとの側壁の一部と送風機9の横流ファン9Aとの間にノーズ11A,11Bが形成されている。ノーズ11Bを形成する後ドレンパン10Bの側壁と吹出口7との間には、隔壁部材12が連結されている。そして、隔壁部材12とこの隔壁部材12に対向する前ドレンパン10Aの側壁とによって、送風機9の駆動時に熱交換器8を通過した空気(温風空気又は冷風空気)が吹出口7に向けて吹出す吹出通風路13が形成されている。
室内機本体1内における熱交換器8の前面側には、エアフィルタ20が配置されている。このエアフィルタ20は、上方側エアフィルタ21と下方側エアフィルタ22とからなり、上方側エアフィルタ21と下方側エアフィルタ22とは、連結部23により回動可能に連結されている。
図2は、エアフィルタ20の構造を示しており、図2(A)は、エアフィルタ20の側面図であり、図2(B)は、エアフィルタ20の正面図である。連結部23は、上方側エアフィルタ21の一端側の端部と下方側エアフィルタ22の一端側の端部とを回動可能に連結している。
上方側エアフィルタ21と下方側エアフィルタ22とは、図2(B)に示すように、長方形状の枠体24に対してネット25を貼ることにより形成され、湾曲できるような柔軟性を有している。連結部23には、上方側フィルタ21に対して下方側フィルタ22を一方向(図2(A)に示す矢印M方向)にのみ折曲させることができるストッパーを備えている。枠体24には、エアフィルタ20を室内機本体1内に配置した場合に上下となる方向(図2(B)に示す矢印S方向)の両側に、それぞれ複数のエアフィルタ送り穴26が直列に形成されている。これらのエアフィルタ送り穴26には、後述するエアフィルタ駆動ギア27の歯先が嵌り込むことができる。エアフィルタ送り穴26に嵌り込んだ左右のエアフィルタ駆動ギア27が回転することにより、エアフィルタ20が室内機本体1内において上下方向(図2(A)に示す矢印R1、R2方向)に移動する。
次に、エアフィルタ清掃ユニット30について、図1と図3とを参照して説明する。図1に示すように、エアフィルタ清掃ユニット30は、開閉パネル6の内側であって、前ドレンパン10Aの前方側に配置されている。エアフィルタ清掃ユニット30は、塵埃掻き取り部31と、塵埃受け部32と、貫通穴60を開閉する開閉機構部33とを備えている。
塵埃掻き取り部31は、開閉パネル6の内側面に固定された取付部40と、この取付部40に回転可能に支持された回転ブラシ41とを備えている。回転ブラシ41は室内機本体1の横幅方向(矢印X方向)に延出した回転軸42を有し、この回転軸42の両端が取付部40に支持されている。回転ブラシ41が回転軸42の軸心回りに回転しながらエアフィルタ20に接触することにより、エアフィルタ20に付着している塵埃を除去することができる。
図3は、回転ブラシ41とエアフィルタ駆動ギア27との付近の構造を示している。回転ブラシ41は回転軸42を中心として回転可能に支持されており、回転ブラシ41の先端部がエアフィルタ20の表面に接するようにして配置されている。回転ブラシ41の回転軸42方向(図3に示す矢印X方向)の長さ寸法は、エアフィルタ20のX方向の幅寸法と同じである。回転ブラシ41の回転軸42はステッピングモータ43の出力軸に連結されており、ステッピングモータ43は制御部100に接続されている。制御部100からステッピングモータ43に対して自動清掃運転指令が与えられると、ステッピングモータ43が駆動されて回転ブラシ41が矢印D方向に回転する。
また、図3に示すように、エアフィルタ駆動ギア27は回転軸45を中心として回転可能に支持され、回転軸45は別のステッピングモータ44の出力軸に連結され、ステッピングモータ44は制御部100に接続されている。制御部100からステッピングモータ44に対して自動清掃運転指令が与えられると、ステッピングモータ44が駆動されてエアフィルタ駆動ギア27は正転又は逆転する。エアフィルタ駆動ギア27がエアフィルタ20のエアフィルタ送り穴26に噛み合って回転することで、エアフィルタ20はR1方向又はR2方向へ上下移動する。これらのステッピングモータ44とエアフィルタ駆動ギア27とにより、エアフィルタ20の清掃時にエアフィルタ20を上下方向(矢印R1、R2方向)に移動させる移動機構46が構成されている。
エアフィルタ20がR1方向とR2方向とに上下移動するとともに回転ブラシ41がエアフィルタ20に接触した状態でD方向に連続回転することにより、エアフィルタ20の表面に付着している塵埃が回転ブラシ41により効率よく掻き取られる。
塵埃受け部32は、回転ブラシ41により掻き取られて重力により落下した塵埃を回収する部分であり、開閉パネル3の内側に位置するとともに塵埃掻き取り部31の取付部40に着脱可能に嵌め込まれている。また、塵埃受け部32の上端部には、上方に向けてL字型に屈曲した掻き落し用突起50が形成されている。この掻き落し用突起50はその先端部が回転ブラシ41に接触するように位置決めされており、掻き落し用突起50が回転する回転ブラシ41に接触することにより、回転ブラシ41に付着している塵埃を掻き落とし、塵埃受け部32内に回収することができる。
開閉機構部33は、貫通穴60を開閉する機構であり、貫通穴60を閉止する位置と開放する位置とにヒンジ部62を支点として回動可能な閉鎖部材61と、閉鎖部材61を回動させるソレノイド等のアクチュエータ(図示せず)とを備えている。なお、貫通穴60は、塵埃を捕捉する位置でエアフィルタ20を収容する領域と、吹出通風路13とを連通させる穴であり、エアフィルタ20のX方向の幅寸法より僅かに大きな幅寸法に形成されている。
図4は、エアフィルタ20の清掃時の状態を示す室内機の縦断側面図である。エアフィルタ20の清掃時には、開閉機構部33の閉鎖部材61がヒンジ部62を支点として回動し、貫通穴60が解放される。そして、エアフィルタ駆動ギア27により駆動されたエアフィルタ20が矢印R2方向に移動することにより、エアフィルタ20の下端側の一端側が貫通穴60を貫通し、吹出通風路13における出口側である吹出口7側であって、吹出通風路13から吹出す空気の吹き出し方向に沿った水平ルーバ7A及び左右ルーバ7Bより上流側に入り込む。貫通穴60を通過して吹出通風路13内に入り込んだエアフィルタ20は、さらに、吹出通風路13を形成する隔壁部材12の内面に沿って吹出通風路13から吹出す空気の吹出し方向上流側に位置する送風機9を構成する部材である横流ファン9Aと隔壁部材12との間の隙間へ入り込む。
なお、室内機本体1の横幅方向(矢印X方向)の左右の壁部には、エアフィルタ20が吹出通風路13の内周面に沿って吹出通風路13から吹出す空気の吹出し方向上流側へ入り込む場合に、エアフィルタ20をガイドするフィルタガイド63が形成されている。これらのフィルタガイド63には、エアフィルタ20の横幅方向の両側に位置する枠体24の片面が当接される。
貫通穴60を閉鎖できる開閉機構部33を設けている理由としては、空気調和機の運転時に、吹出通風路13内を通って吹出口7から吹出すべき空気(温風空気、冷風空気)が貫通穴60から熱交換器8側に吸い込まれることを防止するためである。温風空気や冷風空気が貫通穴60から熱交換器8側に吸い込まれると、室内に吹出す空気量が減り、暖房や冷房の効率が低下する。また、冷房運転中は、冷風空気が熱交換器8側に吸い込まれて熱交換器8の外周面の温度が低下することにより、結露が発生しやすくなる。
図5は、開閉パネル6を開放した状態を示す室内機の縦断側面図である。塵埃受け部32に溜まった塵埃Jを廃棄する場合には、開閉パネル6をヒンジ部6Aの回りに矢印Y1方向へ回動させ、その後、塵埃受け部32を矢印Z1方向へ引張ることにより塵埃掻き取り部31から分離して取外す。これにより、塵埃掻き取り部31に溜まった塵埃Jを容易に廃棄することができる。
このような構成において、図6は、空気調和機が運転されている場合の室内機を示す縦断正面図である。空気調和機の運転時には、開閉パネル5が閉じられており、送風機9が駆動される。送風機9が駆動されることにより、室内の空気が矢印Pで示すように前面吸込口4や上面吸込口6から室内機本体1内に吸入され、熱交換器8で熱交換された空気が吹出通風路13内を通って吹出口7から室内に吹出す。
なお、空気調和機の運転時には、エアフィルタ20は、室内機本体1内に吸入される空気の吸入方向に沿った熱交換器8の上流側であって、室内機本体1内に吸入された空気中の塵埃を捕捉できる位置に位置している。
したがって、室内機本体1内に吸入された空気はエアフィルタ20で塵埃を取除かれた後に熱交換器8で熱交換され、塵埃を含まないクリーンな空気が吹出口7から吹き出す。一方、エアフィルタ20には空気中に含まれていた塵埃が次第に付着する。
エアフィルタ20に一定量の塵埃が付着した場合には、エアフィルタ20の清掃を自動的に行うことができる。このエアフィルタ20の自動清掃は、運転時間や塵埃の付着量を検出するセンサの検出結果に基づいて自動的に開始させてもよく、又は、オペレータが清掃開始ボタンを押すことにより開始させてもよい。
自動清掃が開始されると、図4に示すように、アクチュエータにより閉鎖部材61が回動されて貫通穴60が解放され、及び、エアフィルタ駆動ギア27がステッピングモータ44により往復駆動され、さらに、ステッピングモータ43により回転ブラシ41が回転駆動される。
エアフィルタ駆動ギア27が往復駆動されることにより、エアフィルタ20が、図1に示したように、室内機本体1内に吸入される空気中の塵埃を捕捉する位置と、図4に示したように、エアフィルタ20が貫通孔60から吹出通風路13内に入り込むとともにエアフィルタ20の他端側がエアフィルタ清掃ユニット30に到達する位置との間で往復移動する。エアフィルタ20の往復移動は、必要に応じて複数回行なわれる。
このようにしてエアフィルタ20の往復動が複数回行なわれることにより、エアフィルタ20に付着している塵埃がエアフィルタ20から除去され、エアフィルタ20から除去された塵埃が塵埃受け部32に回収される。
ここで、エアフィルタ20を自動清掃する場合において、エアフィルタ20は図1に示したように空気調和機の運転時に室内機本体1に吸入される空気中の塵埃を捕捉する位置と、図4に示したように吹出通風路13内に入り込んだ位置との間で往復移動する。したがって、エアフィルタ20を自動清掃する際にエアフィルタ20が移動するスペースを室内機本体1内に新たに設ける必要がなく、室内機本体1の前後方向(矢印Y方向)の厚み寸法を薄くして室内機本体1の小型化を図ることができる。
また、吹出通風路13内に入り込んで往復移動するエアフィルタ20は、その横幅方向の両側に位置する枠体24がフィルタガイド63によりガイドされるため、往復移動をスムーズに行なわせることができる。
また、エアフィルタ清掃ユニット30は、前ドレンパン10Aの前方側に配置されている。前ドレンパン10Aの前方は前面吸込口4からの空気の吸込が行なわれていない場所であり、この場所にエアフィルタ清掃ユニット30を配置しても前面吸込口4からの空気の吸い込みを新たに制限することにはならず、室内機本体1への空気の吸込性能を維持することができる。
1…室内機本体、8…熱交換器、9…送風機、10A…ドレンパン、13…吹出通風路、20…エアフィルタ、30…エアフィルタ清掃ユニット、46…移動機構、63…フィルタガイド

Claims (3)

  1. 室内機本体内に熱交換器と送風機とが収容され、前記送風機の駆動に伴なって前記室内機本体内に吸入される空気の吸入方向に沿った前記熱交換器の上流側に吸入される空気中の塵埃を捕捉するエアフィルタが配置され、前記熱交換器を通過した空気が室内に吹出す吹出通風路が前記室内機本体に形成された空気調和機の室内機において、
    前記エアフィルタを移動させる移動機構と、
    前記エアフィルタが移動した場合に前記エアフィルタに接触して前記エアフィルタに付着している塵埃を除去するエアフィルタ清掃ユニットと、
    を備え、
    前記エアフィルタは、前記室内機本体内に吸入される空気中の塵埃を捕捉する位置と、一端側が前記吹出通風路の出口側から前記吹出通風路の隔壁部材の内面に沿って前記吹出通風路から吹出す空気の吹出し方向上流側に位置する前記送風機と前記隔壁部材との間の隙間へ入り込んだ位置との間で移動可能に設けられていることを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記熱交換器の下側にドレンパンが配置され、前記エアフィルタ清掃ユニットは前記ドレンパンの前方側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記室内機本体の左右の壁部に、前記吹出通風路の出口側から前記吹出通風路の内周面に沿って前記吹出通風路から吹出す空気の吹出し方向上流側へ入り込む前記エアフィルタをガイドするフィルタガイドが設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の空気調和機の室内機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014070842A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Daikin Ind Ltd 空調室内機
CN108592315A (zh) * 2018-04-25 2018-09-28 珠海格力电器股份有限公司 空调的过滤网的清理***和方法

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