JP2011125698A - 断層撮像法またはビュー低減トモシンセシスにより取得した画像を処理するための方法 - Google Patents

断層撮像法またはビュー低減トモシンセシスにより取得した画像を処理するための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】中間的な3D画像の保存を必要としない反復再構成法を提供する。
【解決手段】撮像システムを用いて対象物の複数の2D投影画像を収集するRf=s(ここで、sは収集投影のベクトルであり、Rは撮像システムをモデル化する投影演算子であり、またfはR及びsの知見により再構成しようとする対象物の3D画像である)により規定される収集し、その反復により規定される反復式アルゴリズムを適用して収集2D投影画像の処理し、各反復においてその対象物の3D画像が特性f(n)=R^p(n)(R^はR^Rfが3D画像であるような行列)に従った処理済み2D投影画像の線形関数であるように規定される各反復において少なくとも1つの処理済み投影画像組が生成されている処理ステップと、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば患者内の関心領域の一部など対象物に対する撮像システムによって関心領域の周りの異なる箇所から撮像した関心領域の1次元像または2次元像からなる組のそれぞれに基づいた2次元(2D)または3次元(3D)画像の再構成に関する。本発明は特に、断層撮像再構成またはビュー低減(Few−View)断層撮像法による医用撮像に用途が見出せる。
断層撮像法では、対象物の関心領域について投影の収集によってスライス画像を作成することが可能である。
図1は、身体臓器の2D画像の収集並びにこの臓器のトモシンセシスによる3D画像としての再構成について模式的に表している。
線源Sから導出されるX線Rは臓器Oに向けて様々な角度(1,...,i,...,n)で放出される。これらのX線は臓器を通過した後、2D投影組s,...,s,...,sを形成する検出器Detによって検出される。検討対象の角度の数と同じだけ収集2D投影が存在することに留意すべきである。角度のすべてによって少なくとも半円がカバーされていれば、断層撮像法(tomography)という用語が使用される。この条件が満たされない場合(例えば、円の弧が180度(直線)未満である場合)は、トモシンセシス(tomosynthesis)という用語が使用される。
収集は、X線源と対向するように位置決めされた検出器(例えば、ディジタル式カメラ)を用いて取得される。
断層撮像法の用途の1つは臓器内の病変部(例えば、がん病変)の検出及び特徴付けである。***に対してはトモシンセシスが使用される。
収集した2D投影は対象物の3D画像の再構成に使用される。この3D画像はより厳密には、X線がその内部を通過した媒質のX線減衰係数の3Dマップである。
観察されるコントラストの差に関連させてこの画像を解釈するために放射線医によって使用されるのは、このマッピングである。
この画像の3D再構成は(特に、再構成に反復式アルゴリズムが使用される場合に)費用がかかる複雑な操作となる。
反復式の3D再構成法が知られている。この方法は、形態学的(topographic)再構成問題の離散行列表現に基づく。
より厳密には、この問題は次式によってモデル化することができる。
Rf=s
上式において、sは収集投影のベクトルであり、Rは形態学的撮像システムをモデル化する投影演算子であり、またfは再構成しようとする対象物の3D画像である。
断層画像再構成で解決すべき問題は、s及びRの知見を有するfを決定することである。
3D画像fの正確な再構成には、断層撮像法の制約下で計測されたその3D画像を形成する未知数の数と少なくとも同じ大きさの計測値の組(すなわち、サンプリングピッチが非常に小さくかつ対象物の周りを180度回転させた計測値)が理論上必要である。
このことは実際上、以下の理由から不可能であることが分かっている。
理由の第1は、トモシンセシスタイプの検査では、撮像対象の周りの180°において計測値を取得することが可能ではなく、また第2にはサンプリングピッチが小さいほど計測値の数がそれだけ多くなるため、検査時間が長くなりこれにより付与されるX線線量が多くなるためである。
したがってこうしたことは、3画像のサイズがデータのサイズと比べてかなり大きい(すなわち、極めて多数の可能な解を有する系を解くことになることが含意される)ような断層撮像法において頻繁に生じている。
再構成法の選択によって、目的の用途にとって受容可能な解となるような3D画像を見出すことが可能である。
さらに、3画像の周知の空間再構成法は、その解の再構成f(n)が再構成f(n−1)から次式のようにして生成されるような反復Aが規定する反復式アルゴリズムの形態をとる。
(n)=A[f(n−1)
再構成列f(n)内のf(0)で表される初期再構成から始め、反復Nにおける再構成が次式のように取得される。
(N)=A[f(N−1)]=A[A[f(N−2)]]
=A[f(N−2)]=...=A[f(N−i)]=...=A[f(0)
このアルゴリズムでは、イニシャライズステップの保存、中間再構成の保存、並びに再構成のアーカイブ(すなわち、保存が同時に実施されるか逐次式に実施されるかに応じて1つまたは複数の3D画像の保存)が必要となり、また収集データの量(投影数は少ない)と比べてかなり多くのデータ生成量を示している。
周知の方法の幾つかでは、離散行列(すなわち、線形の)演算を使用する。これら演算のうちの幾つかは線形系Rf=sの解法に関連し、また別の演算は2次誤差
の最小化及び関連系RRf=Rs(ここで、RはRの転置行列)の最小化に関連し、また別のものは系
(ここで、
が3D画像となるような行列)を解くことによって前述の方式を一般化する。文献≪CIARLET, P.G., Introduction a l’Analyse Numerique Matricielle et a l’Optimisation, Masson, Paris, 1982≫を参照することが可能である。
さらに最近、フィルタ(該フィルタは被検体の反復再構成により取得される)を反復式に計算し、このフィルタを収集投影時の各撮像対象に適用し反復計算を全く行わずに対象物の再構成ボリュームを取得することが提唱された。これに関しては、米国特許第7447295号の文献を参照することが可能である。この方式では、反復法の場合と比較して必要な計算パワーが低減される。しかし、反復再構成をフィルタ処理に置き換えるとデータの喪失が生じる。したがってこれは、一種の近似法である。
米国特許第7447295号
本発明は、中間的な3D画像の保存を必要としない反復法を提唱する。
第1の態様では本発明は、対象物の複数の2D投影画像を収集するRf=s(ここで、sは収集投影のベクトルであり、Rは撮像システムをモデル化する投影演算子であり、またfはR及びsの知見を有する再構成しようとする対象物の3D画像である)により規定される収集ステップと;収集2D投影画像を処理するための処理ステップと;を含む断層撮像法またはトモシンセシスにより取得した画像を処理するための方法に関する。
本発明の第1の態様による方法は、投影画像の処理が、各反復n=1,...,Nにおいて少なくとも1つの処理済み投影画像組p(n)を生成するような反復Vにより規定される反復式アルゴリズムの適用からなることを特徴とする。
反復Vは、特性
が3D画像であるような行列)に従って各反復において対象物の3D画像が処理済み2D投影画像の線形関数となるように規定される。
反復式アルゴリズムVに関連する制約を考慮して、1組の2D投影画像だけが取り扱われる。これによって、この方法の任意の時点(イニシャライズn=0、中間計算0<n<N、アーカイブn=N)において収集計測値の組と比べてそのサイズがかなり大きい3D画像の全体の保存の必要性が回避される。
さらに式
は、観察ステップ中にだけ計算されるような十分に単純な方式で決定される。詳細にはこの式では、処理済み2D画像p(N)のすべてが必要となるが、f(N)のうち観察される当該部分のみを計算し保存するだけでよい。
ボリュームの切断面のすべてを同時に観察する可能性はなくまたその必要もなく単に逐次的であるため、3D画像f(N)のサイズ全体に対応するような記憶手段を用いることは不要である。要約すると、3D画像全体の保存は再構成ステップ中も、またアーカイブ中も、また観察ステップ中でも必要としない。
3D画像ドメイン内の行列
に関連する反復Aによって規定される(したがって、少なくとも1つの保存済み3D画像のそっくり全体の処理、保存及びアーカイブを要求する)ような周知のアルゴリズムでは、2D投影画像の形式で処理された画像シーケンスを生成する反復Vと対象物の再構成の処理済み投影からの生成を可能にする線形の制約
とによって規定されるアルゴリズムが存在し、これによりV及び
により取得した再構成がAにより生成されたものと数学的に等価となり3D画像の全体の保存を必要としないことが分かる。
さらにこの計算時間は再構成しようとする各3D画像サンプリングに比例する一方、2D投影画像の保存により占有されるサイズは一定である。
したがって再構成した3D画像に対するサンプリングを検討下の処理ユニットの記憶容量を超えて調整すること、またしたがってこのユニット上では実現不可能であり記憶ユニットをかなり増強した別のユニット上でのみ可能であるような反復Aと等価な反復Vをこのユニット上で実現することが可能である。
本発明の第1の態様に従った方法の別の特徴は以下の如くである。
◎ 本方法は決定しようとする対象物の3D再構成ステップ(S2)
(ここで、Nは固定の反復回数)を含むこと。
◎ 各反復n=1,...,NにおいてアルゴリズムVは、処理済み投影画像組p(n)=V[p(n−1)]を生成しており、反復Vは投影画像の空間内の任意のベクトルpに関して次の方式
(ここで、p(0)=ρsさもなければp
0)=0であり、sは収集2D投影画像の組であり、ρは
であるように固定されたパラメータであるため本方法の収束が保証されており、かつIは正方単位行列である)により規定されること。
◎ 各反復においてアルゴリズムVは、次式により与えられるのが典型的であるような共役勾配法を用いて処理済み投影画像の組(p(n),q(n),t(n))=V[(p(n−1),q(n−1),t(n−1))]を生成すること。
上式において、p、q、tはp(0)が任意(典型的にはゼロまたは収集2D投影画像のベクトルsに等しい)となるようにしており、かつq(0)=t(0)=RR(0)−sである。
◎ 各反復においてアルゴリズム
は、
(ここで、Θ(n)とΦ(n)はそれぞれ各反復nに関して規定される収集投影計測値の指標の第1の部分組と第2の部分組であって該2つの部分組は単独でありこれらが結合されて収集2D投影画像のベクトルsの全体を指標付けしており、また
はΘ(n)とΦ(n)のそれぞれに属する対角線の指標を除けばその係数がすべてゼロであるような1に等しくこれにより
である(ここで、
さもなければp(0)=0)ような行列であり、かつ
であることによって本方の収束を保証するような固定のパラメータである)によって投影画像組
を生成すること。
◎ 本方法は再構成3D画像から導出されるスライスの抽出を含むこと。
◎ 本方法は3D画像のサンプリングに対する任意の微調整を含むこと。
第2の態様では本発明は、本発明の第1の態様に従った方法を実現するための手段を備えた医用撮像システムに関する。
第3の態様では本発明は、本発明の第1の態様に従った方法のステップを実行するためのプログラムコード命令を備えたコンピュータプログラム成果物に関する。
本発明の別の特徴及び利点は、既に説明した図1に加えて添付の図面を参照しながら単に例示であり非限定の以下の説明を読むことにより明らかとなろう。
身体臓器の2D画像の収集並びに臓器のトモシンセシス3D画像としての再構成を表した概要図である。 本発明の方法を実現するための医用撮像システムを表した概要図である。 本発明による方法の各ステップを表した概要図である。 本発明の方法の各ステップを詳細に表した概要図である。
[医用撮像システム]
図2は、臓器の3D画像を再構成するように2D投影画像を収集するための医用撮像システム1の概要を表している。
前記システムは、乳がんのスクリーニング、診断及び治療において病変部を検出し特徴付けるためのマンモグラフィ装置とすることがある。
医用撮像システム1は、画像収集システム3、画像処理システム5及び表示システム4を備える。
収集システム3は、患者内の関心領域(臓器)の複数の2D投影を収集するために使用される。収集システム3はとりわけ、X線源と対向するように位置決めされた検出器Detからなる。この検出器は例えばディジタル式カメラである。収集システムは、対象物2上へのX線の放出並びに得られる画像の収集を可能にする任意の周知の手段を備えたX線による収集システムである。
表示システム4は画像収集システム3または画像処理システム5内に組み込むことが可能であり、あるいは収集システム3や処理システム5から分離させることが可能である。表示システム4は例えば、コンピュータ画面、モニタ、フラットスクリーン、プラズマ画面、あるいは市販の周知の任意のタイプの表示デバイスである。表示システム4は、収集2D画像の再構成及び/または表示に対する制御を施術者に提供する。
処理システム5は、処理方法(例えば、2D画像からの3D画像の再構成)を実現するように適応させている。処理システム5は画像収集システム3内に組み込むことが可能であり、あるいは画像収集システム3から分離させることが可能である。処理システム5は例えば、1つまたは複数のコンピュータ、1つまたは複数のプロセッサ、1つまたは複数のマイクロコントローラ、1つまたは複数のマイクロコンピュータ、1つまたは複数のプログラム可能な論理制御器、1つまたは複数の特定用途向け集積回路、ワークステーションなどのコンピュータを含む別のプログラム可能回路その他のデバイスである。処理システム5は、処理システム5内への組み込むことや処理システム5から分離させることが可能な記憶手段6に結合させている。これらの手段は、ハードディスクやSSD、あるいは任意の別の着脱式リライト記憶手段(USBキー、メモリカード、その他)からなることがある。これらの記憶手段は、臓器の観察対象領域の3D画像を収集済みまたは処理済みの2D画像として保存する役割をすることがある。これらの手段は、処理システム5のROM/RAMメモリ、USBキー、メモリカード、中央サーバーメモリとすることがある。処理システム5は、ディスクやCD−ROMなどの命令媒体(図示せず)から、またより一般的には任意の着脱式メモリ媒体からやさらにはネットワーク接続を介して処理法(以下で説明する)の命令を読み取るための読み取りデバイス(図示せず)(例えば、ディスク読み取り装置やCD−ROM読み取り装置)を備えることがある。一変形形態として処理システム5は有線式やワイヤレス式のネットワーク接続デバイス(図示せず)を備えることがある。一変形形態として処理システム5は、マイクロソフトウェア(図示せず)内に保存された処理法(以下で説明する)の命令を実行する。
[画像処理方法に関する一般的な説明]
この画像処理方法は、複数の2D投影画像s(i=1,...,M>1)(Mは対象物の収集2D投影画像数)を収集する収集ステップS0と、収集した2D投影画像を処理する処理ステップS1と、を含む。
3D再構成の保存に関する記憶要件の制限を可能にするのはこの処理ステップS1の最適化である。
より厳密には、各反復の際に処理済み2D投影画像pを取得するために収集投影画像に対して反復式アルゴリズムが適用され、これにより各反復nにおいて対象物の3D画像が処理済み2D投影画像の線形関数になるようにする。
詳細にはこのアルゴリズムは、各反復n=1,...,Nにおいて対象物の3D画像が特性
に従った処理済み2D投影画像の線形関数となるような処理済み投影画像組p(n)=V[p(n−1)]=V[p(0)]を生成するようなその反復Vによって規定される。各反復nにおいて単に2D投影組を使用して対象物の再構成3D画像に至ることが可能であることを示しているのはこの式である。
処理ステップS1はイニシャライズステップS10と、その間に反復Vが適用されるステップS11(図4参照)と、を含むことに留意されたい。
本処理ステップで必要なのは、(収集済み及び/または処理済みの)画像組の保存だけであり、ボリュームの保存は不要である。
2D画像ドメインで使用される3つのアルゴリズムを以下で詳述することにする。これらのアルゴリズムのそれぞれについて、3D画像ドメインで使用される周知の反復再構成アルゴリズムと等価なものを示している。
[第1のアルゴリズム]
≪逐次近似≫と呼ぶ最初の従来式アルゴリズムは、次式で規定される反復Aからなる。
上式において、Iは1に等しい対角線上を除いてその係数がすべてゼロである正方単位行列であり、
が3D画像であるような行列であり、またρは本方法の収束を保証するように
としたアプリオリに固定のパラメータである。
このアルゴリズムは系
の解に向かって収束することが分かっている。
が可逆的であれば、この解はさらにRf=sを満たす。
であれば、評価シーケンスは次式となるような解に向かって収束する。
実際上、十分大きい整数Nは固定であり、これに関してp(0)=0またはp(0)=ρsとして
によってn=1,...,Nに対してf(n)=A[f(n−1)]が計算される。
この標準アルゴリズムでは、各反復においてかなりの数のデータ(少なくとも1つの3D画像の全体)の保存を必要とする3D画像が取り扱われる(
)ことは確かである。
2D画像を保存させるためだけでも、p(0)=0またはp(0)=ρsとしてn=1,...,Nについて(すなわち、
となるように)評価シーケンスp(n)=V[p(n−1)]を計算することによって反復Vにより規定されるアルゴリズムが適用される。
反復Vは2D投影画像の空間内の任意のベクトルpに関して以下の方式で規定される。
であれば次式が得られることに留意されたい。
したがって単純な繰り返しによって、
であれば、その1つが反復Vにより2D画像ドメインにおいて規定されかつもう1つが反復Aによって3D画像ドメインにおいて規定されるような2つのアルゴリズムによって3D画像の同じ系列f(n)が与えられることが分かっている(これは、次式が成り立つことが分かっているためである)。
しかし制約p=Rfが存在する場合は次式のようになるためこれが成立しないことを指摘しておくべきであろう。
[第2のアルゴリズム]
であるような具体的な場合では、第1のアルゴリズム(上に述べたアルゴリズム)によって2次最適化問題に対する解が与えられる。
しかし、共役勾配のアルゴリズムによれば、視覚的に受容可能な画像を得るための計算に必要な反復回数をかなり削減できるという点において、この最適化問題に対するより効率的な解が与えられることが知られている。
他方、記憶の観点からいうと共役勾配は第1に記載したアルゴリズムと比べてかなり大きな記憶容量を必要とする。
2D投影画像ドメインと3D画像ドメインの両方に関してこれを実現できることを以下に示すことにする。
自体周知の方式において3D画像ドメインでは、以下に示すように反復Aを規定することによって共役勾配のアルゴリズムを実現することが可能である。
(f(n),r(n),d(n))=A[(f(n−1),r(n−1),d(n−1))]
並びに
上式において、Rは収集システムをモデル化する行列であり、Rはその転置行列であり、f(n)は反復nにおける問題に対する解の評価3D画像であり、r(n)及びd(n)は予備(auxiliary)3D画像であり、また記号
はα及びβが2つの実数となるような2つのベクトルのスカラー積を意味している。
3D画像の空間内の3つのベクトルは次式のようにイニシャライズしている。
(0)=R(0),r(0)=d(0)=R(Rf(0)−s)
上式において、sは収集2D投影画像の組であり、p(0)は任意であるが実際上は0またはsに等しくなるように選択される。
前記実現形態では4つのボリュームf(n),r(n),d(n),RRd(n)を同時に記憶することが必要であることは容易に確かめられよう。
上述したように、以下の変数を変更することによってこれらの3D画像の記憶を省くことが可能である。
(この目的の設定の場合)
上式において、(p(n),q(n),t(n))は2D投影画像の空間内のベクトルのトリオ(trio)である。ベクトルp(0)は反復Aに関してイニシャライズされており、かつ次式となる。
(0)=t(0)=RR(0)−s
反復Vは次式のように規定される。
(p(n),q(n),t(n))=V[(p(n−1),q(n−1),t(n−1))]並びに
次いで、f(N)=R(N)(ここで、fは再構成しようとする対象物の3D画像である)が決定される。
このアルゴリズムでは実際に、各反復において2D画像だけが保存されており、これにより記憶要件に関するコストを削減させるような再構成の取得が可能となることが確認されている。
したがって、3D画像ドメインにおける中間ステップf(n),r(n),d(n),RRd(n)を2D画像ドメインにおける中間ステップs(n),r(n),q(n),RR(n)によって置き換えることが可能である。共役勾配アルゴリズムに関する反復Aと反復Vの間の等価関係を以下に示す。
先ず任意のn=1,...,Nについて、2D画像ドメインにおける反復Vに関してはスカラー積α及びβは、以下の式が成り立つため3D画像ドメインにおける反復Aと同じであることが分かる。
並びに
次式が成り立つとすると、
(n)=R(n),r(n)=R(n),d(n)=R(n),RR(n),RR(n)
これにより2D画像ドメインにおける反復Vと3D画像ドメインにおける反復Aの間の以下の等価関係が得られることになる。
これにより発明者らは、次式を得た。
発明者らは繰り返しによって、2D画像ドメインにおける反復Vと3D画像ドメインにおける反復Aの間の等価関係を示した。
最後に上述のアルゴリズムに関しては、線形の制約(ここでは、f(N)=R(N))を適用することによって対象物の3D画像が取得される。
上で与えた共役勾配の公式は、Fletcher及びReevesによる公式であるが、共役勾配に関する別の定式化(Polak−Ribiere、Graham−Schmidt、...)によっても同様の推論が可能である。
同様にこの結果は、任意の行列Rに関して、あるいは積
が正定値(positively defined)対称行列である場合に成り立つ。
[第3のアルゴリズム]
「ブロック反復式」と呼ばれるこの第3のアルゴリズムは、計測値の指標のすべてが2つの指標部分組に分割されることになる点で第1のものを一般化したものである。
第1の部分組はΘと表されまた第2の部分組はΦと表される。2つの部分組は単独であり、またこれらを結合させて2D投影画像のすべてが指標付けされる。
第1の変形形態では、部分組Θは単一の指標(すなわち、所与の単一収集角に対して検出器の単一の計測点)を包含する一方、Φはこれ以外のすべての計測値(すなわち、1つを除くすべて)を指標付けする。この区分は、アルゴリズム「代数的再構成技法(ART)」で使用される。
第2の変形形態では、投影画像を収集する角度の部分組に関して2D画像のすべてが部分組Θによって指標付けされており、部分組Φは補完的な収集角度位置を指標付けする。この区分は、アルゴリズム「同時代数的再構成技法(SART)」で使用される。Θが指標のすべてを包含しかつΦが空であるようなケースは第1のアルゴリズムのケースに対応することに留意されたい。
(あるいは、
)は、1に等しいΘ(あるいは、Φ)に属する対角線の指標を除いてその係数がすべてゼロであるような行列を表すのに使用される。(Θ,Φ)は1つの区分であるため、2D画像の空間内における単位行列は
となる。 積
(あるいは、
)はΘ(あるいは、Φ)の指標におけるRの制限(restriction)であることに留意されたい。同様に、積
(あるいは、
)はΘ(あるいは、Φ)の指標における
の制限であることに留意されたい。
これらの規定に基づくと、次式により規定される反復
により3D画像ドメインにおけるアルゴリズムを実現することが可能である。
ここで、Iは3D画像ドメインにおける単位行列であり、また
となるようなアプリオリに固定のパラメータである。
解を決定するために任意の再構成がすべての計測値を用いるのは明白であり、したがって指標の区分(Θ,Φ)は一定ではなく各反復によって変更される。したがってこれは複数の反復
となる。
次いでこのアルゴリズムは、次式となるように評価シーケンスf(n)を生成する。
各反復nにおいて、限定された計測値の組Θ(n)から評価が取得され、これにより反復の計算時間が低減されることに留意されたい。したがってこれらの技法によれば提起された問題に対する解を計算時間を短縮させて提供できることが分かる。他方、3D画像の記憶に関連する問題は変わりなく残されており選択される区分(Θ,Φ)と無関係のままである。
ここで、新規の方式によれば反復
により得られるのと同じ評価につながるような2D投影画像ドメインにおける反復
を以前と同様に決定できることが分かる。
2D画像のみの保存を要するようにするため、n=1,...,Nについてp(0)を用いてf(0)=R(0)となるようにしかつ等価な反復
で使用したのと同じΘ(n)区分に従って評価シーケンス
を計算することによって反復
により規定されるアルゴリズムが適用される。2D投影画像の空間内の任意のベクトルpについてまた計測値の任意の(Θ,Φ)区分について以下の方式により
となるように反復
が規定される。
最後に、これ以外の2つのアルゴリズムに関しては、
の決定によって対象物の3D画像が取得される。
この第3のアルゴリズムは(確認できるように)反復nにおいて単にΘにより指標付けされた変数を修正するだけである。
(Θ,Φ)区分と関係なしに、
であれば、3D画像ドメインにおける反復
により規定されるアルゴリズムから、2D画像ドメインにおける反復
により規定されるアルゴリズムへの切り替えが以下の方式により可能であることが分かる。
上述したように反復
によれば、あらゆる時点(イニシャライズn=0、中間計算0<n<N、アーカイブn=N)においてそのサイズがすべての収集計測値と比べてかなり大きいような3D画像の全体の記憶の必要性が回避される。
[ビュー低減断層撮像法への適用]
すでに言及したように、断層撮像法における問題の1つは、撮像を希望する対象物の全周にわたる回転が困難な場合や、検査時間または患者に対するX線線量を制限するようにその収集をサブサンプリングしなければならない場合に投影数が少なくなることである。その結果、再構成を希望する3D画像のサイズは収集2D投影画像すべてのサイズと比べてかなり大きい。
提唱したような再構成アルゴリズムを用いることによって、ボリュームの保存が全くなく、このため記憶保存要件に全く影響を及ぼすことなく随意にボリュームサンプリングを微調整することが可能である。
最後のステップ
は、観察しようとする1つのスライスだけに関して、数を少なくしたある数の処理済みの収集2D投影画像に対して適用される線形の演算子であるため、スライスの観察の際にこれをリアルタイムで実行することが可能でありボリュームの全スライスの保存を要することがない。
再構成しようとする3D画像についての所望の分解能に応じて、記憶保存要件を増大させずに反復回数を増加させることが可能であることに留意されたい。
提唱した方法は、計算時間に関する性能レベルが良好であるが有するメモリが限られたGPU(グラフィックプロセッサユニット)に特に適している。
S 線源
R X線
O 臓器
et 検出器
2D投影組
2D投影組
2D投影組
A アルゴリズムの反復
P 処理済み投影画像
f 再構成しようとする対象物の3D画像
1 医用撮像システム
2 対象物
3 画像収集システム
4 表示システム
5 画像処理システム
6 記憶手段
S0 収集ステップ
S1 処理ステップ
S2 3D再構成ステップ
S10 イニシャライズステップ
S11 反復Vを適用するステップ

Claims (8)

  1. 断層撮像法またはトモシンセシスにより取得した画像を処理するための方法であって、
    撮像システムを用いて対象物の複数の2D投影画像を収集するRf=s(ここで、sは収集投影のベクトルであり、Rは撮像システムをモデル化する投影演算子であり、またfはR及びsの知見により再構成しようとする対象物の3D画像である)により規定される画像収集ステップと、
    その反復により規定される反復式アルゴリズムを適用することを含む前記収集2D投影画像を処理するステップであって、各反復においてその対象物の3D画像が特性


    が3D画像であるような行列)に従った処理済み2D投影画像の線形関数であるように規定される各反復において少なくとも1つの処理済み投影画像組が生成されている処理ステップと、
    を含む方法。
  2. 特性
    (Nは固定の反復回数)に従って決定しようとする対象物の3D画像を再構成するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 2D投影画像の空間内の任意のベクトルについて次式による規定される各反復において、
    (上式において、p(0)=ρsまたはp(0)=0であり、sは収集2D投影画像の組であり、ρは
    が成り立ちこれにより該方法の収束が保証されるような固定のパラメータであり、かつIは正方単位行列である)前記アルゴリズムが処理済み投影画像組を生成している、請求項1に記載の方法。
  4. 各反復において前記アルゴリズムは次式の共役勾配法
    (上式において、p、q、tはp(0)が任意であるが典型的にはゼロまたは収集2D投影画像のベクトルに等しくなるようにしており、かつq(0)=t(0)=RR(0)−sが成り立つ)
    に従って処理済み投影画像の組を生成している、請求項1に記載の方法。
  5. 各反復において前記アルゴリズムは次式、
    (上式において、Θ(n)及びΦ(n)はそれぞれ、各反復について規定される収集投影計測値の指標の第1及び第2の部分組であって該2つの部分組は単独であってこれらを結合させて収集2D投影画像のベクトル全体が指標付けされており、かつ
    及び

    (ここで、
    さもなければp(0)=0が成り立つ)ようなその値が1に等しいΘ(n)及びΦ(n)に属する対角線の指標を除いてその係数がすべてゼロであるような行列であり、かつ

    が成り立ちこのために該方法の収束が保証されるような固定のパラメータである)
    によって投影画像組を生成している、請求項1に記載の方法。
  6. 再構成3D画像から導出されるスライスを抽出するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  7. 画像のサンプリングを任意に調整するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  8. 放射線源及びセンサを備えた対象物の複数の2D投影画像を収集するための収集システムと、
    収集した2D投影画像を保存するように構成された記憶手段と、
    処理システムであって、
    撮像システムを用いて対象物の複数の2D投影画像を収集するRf=s(ここで、sは収集投影のベクトルであり、Rは撮像システムをモデル化する投影演算子であり、またfはR及びsの知見により再構成しようとする対象物の3D画像である)により規定される画像収集ステップと、
    その反復により規定される反復式アルゴリズムを適用することを含む収集2D投影画像を処理するステップであって、各反復においてその対象物の3D画像が特性


    が3D画像であるような行列)に従った処理
    済み2D投影画像の線形関数であるように規定される各反復n=1,...,Nにおいて少なくとも1つの処理済み投影画像組が生成されている処理ステップと、
    を実行するように構成された処理システムと、
    を備える医用撮像システム。
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