JP2011125432A - 付け爪,及び爪用装飾品の取り付け方法 - Google Patents

付け爪,及び爪用装飾品の取り付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は,装飾品の取り付け強度を損なうことなく,装飾品の脱着を容易にすることができる付け爪などを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の付け爪1は,付け爪本体10と,装飾品20とを含む。付け爪本体10は,手指や足指の爪に対面するように取り付けられるものである。装飾品20は,付け爪本体に取り付けられるものである。付け爪本体10は,磁石31を含んでおり,装飾品20は,磁石32を含んでいる。そして,この付け爪1では,磁石31,32の磁力によって,装飾品20を付け爪本体10に装着することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は,付け爪,及び爪用装飾品の取り付け方法などに関する。
手指や足指の爪を装飾したり保護したりするために,爪に対面するように付け爪(ネイルチップ)を取り付けることが行われている(例えば,特許文献1,2参照。)。また,爪の表面や付け爪の表面に,造形物を立体的に施したり,既製の装飾品を接着剤で取り付けたりすることが行われている。
ところで,特開2002−282040号(特許文献3)には,ボタン,ホック,面ファスナーで爪や付け爪本体に装飾品を取り付けることが提案されている。この技術により,装飾品の脱着が可能となる。
しかしながら,爪や付け爪は小型であるため,ボタン,ホック,面ファスナーを取り付けることは,容易ではない。具体的には,取り付けに際して,爪や付け爪を加工するのは容易ではない。また,取り付けに際し,接着剤を用いることが考えられるが,この場合には,ボタン,ホック,面ファスナーの装飾品取り付け面に接着剤が付着する事態が生じて,取り付け強度が低下する。したがって,そのため,装飾品の取り付け強度を損なうことなく,装飾品の脱着を容易にすることが求められている。
特許第3725649号 特許第3886578号 特開2002−282040号公報(図3,図5,段落0032)
そこで,本発明は,装飾品の取り付け強度を損なうことなく,装飾品の脱着を容易にすることができる付け爪及び爪用装飾品の取り付け方法などを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は,手指や足指の爪に取り付けられる付け爪に関する。この付け爪は,付け爪本体と,装飾品とを含む。ここで,付け爪本体は,爪に対面するように取り付けられるものである。装飾品は,付け爪本体に取り付けられるものである。
そして,この第1の側面では,上記付け爪本体が磁石を含んでいるとともに,上記装飾品が付け爪本体用の磁石とは別の磁石又は磁性材料を含んでいる。ここでいう「含む」とは,接着剤等による固定や取り付けや,埋め込みなどによって実質的に一体化されていることをいう。これに代えて,上記装飾品が磁石を含んでいるとともに,上記付け爪本体が装飾品用の磁石とは別の磁石又は磁性材料を含んでいてもよい。このようにすることで,付け爪本体に装飾品を近づけることで,磁力により装飾品を付け爪本体上で保持することができることとなる。すなわち,第1の側面では,磁石同士の組み合わせ,又は磁石と磁性材料との組み合わせによって,装飾品を保持するための保持手段を構成している。
上述したように構成することにより,磁力によって,装飾品を付け爪本体に容易に取り付けることができるとともに,装飾品の取り付け強度を維持することができる。また,装飾品に磁力を上回る力を加えることにより,装飾品を容易に取り外すことができる。
また,本発明の好ましい側面では,上述した付け爪において,
前記付け爪本体と前記装飾品の接触面が平坦である。
ここで,磁力は,接触面に垂直な方向に比較的大きく作用し,接触面に平行な方向には比較的小さく作用する。このため,装着品の取り付け強度を十分に確保することができるとともに,装飾品に対して,接触面に平行な方向に(スライドさせるように)力を加えることで,装飾品を容易に取り外すことができる。
また,本発明の好ましい側面では,上述した付け爪において,
前記付け爪本体の磁石又は磁性材料は,
露出しており,
前記装飾品との接触面を除く部分には,装飾又は塗装が施されており,
これにより,前記付け爪本体に前記装飾品を装着したときに前記装飾又は塗装が露出する。
この側面によれば,装飾品を付け爪本体に装着することで,付け爪本体用の磁石や磁性材料が露出するのを防止することができ,これにより,付け爪のデザイン性を高めることができる。
また,本発明の好ましい側面では,上述した付け爪において,
前記装飾品の磁石又は磁性材料は,
露出しており,
前記付け爪本体との接触面を除く部分には,装飾又は塗装が施されており,
これにより,前記付け爪本体に前記装飾品を装着したときに前記装飾又は塗装が露出する。
この側面によれば,装飾品を付け爪本体に装着することで,装飾品用の磁石や磁性材料が露出するのを防止することができ,これにより,付け爪のデザイン性を高めることができる。
また,本発明の好ましい側面では,上述した付け爪において,
前記装飾品の磁石又は磁性材料は,前記付け爪本体の磁石又は磁性材料よりもサイズが小さい。
これにより,装飾品に含まれる磁石又は磁性材料を(特に露出している場合に)目立ちにくくすることができる。また,装飾品の軽量化を図ることができる。なお,ここでいうサイズとしては,例えば,第1の磁石との接触面に垂直な方向の寸法(厚み)や,その接触面の面積を挙げることができる。
本発明の第2の側面は,爪用装飾品の取り付け方法に関する。この爪用装飾品の取り付け方法は,手指や足指の爪の表面をコーティングするコーティング層に装飾品を取り付けるためのものである。
この方法では,装飾品が保持手段の磁性材料を含んでいる場合には,コーティング層に磁石を含ませる。なお,装飾品が磁石を含んでいる場合には,コーティング層に装飾品用の磁石とは別の磁石又は磁性材料を含ませてもよい。これにより,装飾品がコーティング層に対して脱着可能となる。したがって,この第2の側面によっても上述した第1の側面と同等の効果を奏することができる。
また,上述した第1の側面において,付け爪を構成する付け爪本体や装飾品そのものも本発明の少なくとも一部を構成することとなる。したがって,本発明の第3の側面や第4の側面は,磁石又は磁性材料を含む付け爪本体や爪用装飾品,に関する。例えば,本発明の第3の側面に係る発明は,付け爪において装飾品を取り付けるための付け爪本体であって,手指や足指の爪に対面するように取り付けられるものであり,磁石又は磁性材料を含み,前記装飾品を脱着可能な付け爪本体,である。本発明の第4の側面に係る発明は,手指や足指の爪に装着される付け爪本体に装着される爪用装飾品であって,磁石又は磁性材料を含み,前記付け爪本体に対して脱着可能な爪用装飾品,である。
同様に,上述した第2の側面において,爪に取り付けられる装飾品も本発明の少なくとも一部を構成することとなる。したがって,本発明の第5の側面は,磁石又は磁性材料を含む爪用装飾品,に関する。すなわち,本発明の第5の側面に係る発明は,手指や足指の爪に装着される爪用装飾品であって,磁石又は磁性材料を含み,前記爪に対して脱着可能な爪用装飾品,である。
そして,上述した第4の側面と第5の側面をまとめると,
手指や足指の爪又は当該爪に装着される付け爪に装着される爪用装飾品であって,
磁石又は磁性材料を含み,
前記爪又は前記付け爪に対して脱着可能な爪用装飾品,
も本発明の少なくとも一部を構成する。
本発明によれば,装飾品の取り付け強度を損なうことなく,装飾品の脱着を容易にすることができる付け爪,爪用装飾品の取り付け方法,付け爪本体,及び爪用装飾品などを提供することができる。
図1は,本発明の第1の態様に係る付け爪の外観を示す写真である。 図2は,図1に示す付け爪を構成する付け爪本体の外観を示す写真である。 図3は,図1に示す付け爪を構成する装飾品の外観を示す写真である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態を説明する。しかしながら,以下説明する形態はある例であって,当業者にとって自明な範囲で適宜修正することができる。
図1は,本発明の第1の態様に係る付け爪の外観を示す写真である。図2は,図1に示す付け爪を構成する付け爪本体の外観を示す写真である。図3は,図1に示す付け爪を構成する装飾品の外観を示す写真である。なお,図1〜図3において,観る方向は異なっている。
図1に示す付け爪1は,手指や足指の爪に取り付けられるものである。この付け爪1は,付け爪本体10と,装飾品20とを含む。ここで,付け爪本体10は,爪に対面するように取り付けられるものである。装飾品20は,付け爪本体10に取り付けられるものである。また,付け爪本体10と装飾品20とは,後述するように,保持手段30を共有している。この保持手段は,付け爪本体10に装着した装飾品20を保持するための手段である。
図2に示すように,付け爪本体10は,本体部11と,磁石31とを含んでいる。本体部11は,爪の形状に合わせて成形されている。磁石31は,保持手段30の一部を構成するものである。また,磁石31は,図2に示す例では,直方体をなしている。そして,磁石31は,その底面において本体部11に固定されている。つまり,磁石31は,本体部11の表面から突き出るように配置されている。ここで,磁石31の本体部11への固定には,公知の接着剤や,ネイル業界において使用されている硬化性材料を用いることができる。ここで,接着剤を用いても,磁石31の磁力が低下するような事態は生じない。したがって,保持手段30として磁石31を用いることは,ボタン,ホック,及び面ファスナーを用いる場合に比べて有利である。なお,磁石31は,直方体をなしているとしたが,他の形状(例えば,円柱状,ハート形,星形)であってもよい。
さらに,図2に示す例では,磁石31には,装飾31aが施されている。装飾31aは,塗装を含むものであってもよいし,塗装を含まないものであってもよい。又は,装飾31aに変えて塗装のみを施してもよい。これらのように磁石31に装飾31aや塗装を施すことで,図1に示すように,付け爪本体10に装飾品20を装着したときに,装飾31aや塗装が露出することとなる。これにより,磁石31の側面が露出するのを防止することができ,これにより,付け爪1のデザイン性(審美性)を高めることができる。好ましくは,装飾31a又は塗装は,図2に示すように,磁石31の露出している側面にのみ施されており,装飾品20(後述する磁石32)との接触面には施されていない。これにより,付け爪本体10のサイズが大型化することを防止することができるとともに,装飾31a又は塗装が磁石31の磁力を妨害することが回避される。
図3に示すように,装飾品20は,本体部21と,磁石32とを含んでいる。本体部21は,爪の形状に合わせて成形されている。磁石32は,保持手段30の一部を構成するものである。また,磁石32は,図3に示す例では,直方体をなしている。そして,磁石32は,その底面において本体部21に固定されている。つまり,磁石32は,本体部21の表面から突き出るように配置されている。ここで,磁石32の本体部21への固定には,公知の接着剤や,ネイル業界において使用されている硬化性材料を用いることができる。ここで,接着剤を用いても,磁石32の磁力が低下するような事態は生じない。したがって,保持手段30として磁石32を用いることは,ボタン,ホック,及び面ファスナーを用いる場合に比べて有利である。なお,磁石32は,直方体をなしているとしたが,他の形状(例えば,円柱状,ハート形,星形)であってもよい。また,図3に示す例では,装飾品20の本体部21は,1つの部材で構成されているが,複数の部材で構成されていてもよい。また,装飾品20は,さらに,別の装飾品が装着可能となっていてもよい。そのような別の装飾品の例としては,チェーン,貴金属,宝玉(例:パール,ルビー)又はその模造品を挙げることができる。
さらに,図3に示す例では,磁石32には,装飾32aが施されている。装飾32aは,塗装を含むものであってもよいし,塗装を含まないものであってもよい。又は,装飾32aに変えて塗装のみを施してもよい。これらのように磁石32に装飾32aや塗装を施すことで,図1に示すように,装飾品20を付け爪本体10に装着したときに,装飾32aや塗装が露出することとなる。これにより,磁石32の側面が露出するのを防止することができ,これにより,付け爪1のデザイン性(審美性)を高めることができる。好ましくは,装飾32a又は塗装は,図2に示すように,磁石32の露出している側面にのみ施されており,付け爪本体10(磁石31)との接触面には施されていない。これにより,装飾品20のサイズが大型化することを防止することができるとともに,装飾32a又は塗装が磁石32の磁力を妨害することが回避される。
好ましくは,磁石32は,磁石31よりもサイズが小さい。具体的には,磁石32の厚みが磁石31の厚みよりも小さく,より好ましくは,磁石32の厚みが磁石31の厚みの2分の1以下,さらに好ましくは3分の1以下である。また,好ましくは,磁石32が付け爪本体10に対向する面の面積は,磁石31が装飾品20に対向する面の面積よりも小さい。これらのようにすることで,装飾品20に含まれる磁石32を目立ちにくくすることができるだけでなく,装飾品20の軽量化を図ることができる。なお,装飾品20が重量物である場合や大型である場合には,磁石32としては磁力が十分に高いものを用いることが好ましい。また,磁石32の形状と,磁石31の形状は同じであってもよいし,異なっていてもよい。例えば,磁石32を円柱状にして,磁石31を直方体にしてもよく,これによっても,装飾品20の磁石32を目立ちにくくすることができる。
また,図1に示す態様では,付け爪本体10と装飾品20の接触面(つまり,保持手段30を構成する2つの磁石31,32の接触面)は,平坦である。好ましくは,接触面は,平坦であり,かつ1つの平面をなしている。なお,ここでいう平坦とは,付け爪本体10と装飾品20とが摺動(スライド)可能な程度に平らであることをいう。これに代えて,接触面において磁石32がスライド可能な方向を決めるために,磁石31,32に,互いに嵌合する溝(凹部)と凸部を設けてもよく,さらには,スライド方向における装飾品の移動を規制するために,スライド方向において溝の一端にストッパーを設けてもよい。
続いて,付け爪本体10に対する装飾品20の脱着について説明する。この脱着は,上述した保持手段30を構成する磁石31,32の脱着により実現される。
装飾品20を付け爪本体10に取り付ける際には,付け爪本体10の表面に露出した磁石31と,装飾品20の表面に露出した磁石32とが互いに磁力で引き合うことによって,付け爪本体10上で装飾品20が接触した状態で保持される。磁力を利用しているので,装飾品20の取り付けは容易である。ここで,保持手段30を構成する2つの磁石31,32は,互いに面接触しているので,磁力は,接触面に垂直な方向(以下,面方向ともいう)に大きく作用し,その結果,磁石31,32間の結合は強固となる。したがって,付け爪本体10に対する装飾品20の取り付け強度は十分に(例えば,実用に耐える程度に)高い。また,付け爪本体10や装飾品20は磁石31,32を含んでいるので,使用者においては,付け爪1又は付け爪本体10を爪に装着することで,指先や指先近傍の血行を促進させることができる。
また,本態様では,磁石31,32が本体部11,21から突き出ているので,付け爪本体10の本体部11と装飾品20の本体部21との間に空間を設けることができる。言い換えると,磁石31,32を土台又は台座として機能させることができる。これにより,装飾品20の本体部21が立体的なものであっても,付け爪本体10に装着することができたり,付け爪本体10の表面に立体的な装飾を施しても,装飾品20を装着することができたりするようになる。
一方,装飾品20を付け爪本体10から取り外す際には,装飾品20に対して,磁力を上回る力を加える。なお,装飾品20の取り外しは,付け爪本体10が爪に取り付けられている状態で行ってもよいし,付け爪本体10を爪から取り外した後に行ってもよい。そして,磁石31,32は,面方向に対して平行な方向に外れやすい。したがって,装飾品20を取り外す際に加える力は面方向に対して平行な方向であることが好ましい。このようにスライドさせるだけで装飾品20を付け爪本体10から取り外すことができる。つまり,図1に示す例では,装飾品20の取り外しが容易である。また,上述したように,接触面を平坦にしておくことで,装飾品20の取り外しはさらに容易になる。そして,装飾品20の取り外しが容易であるため,装飾品20と同様に構成された他の装飾品との交換が容易である。
また,装飾品20を付け爪本体10から取り外した後には,付け爪本体10や装飾品20を,磁性材料製(例えば鉄製)の物体などに取り付けることで,付け爪1の保管を行うことができる。これにより,使用者は,付け爪本体10や装飾品20を紛失する可能性を低減させることができる。また,付け爪本体10に装飾品20を装着した状態で保管することにより,使用者は,付け爪本体10と装飾品20との組み合わせを忘れずに保管することができる。
なお,図1に示す態様では,付け爪本体10において本体部11に磁石31が取り付けられているが,これに代えて,磁石31を見えないように本体部11に埋め込んでもよいし,一部を本体部11に埋め込んで残りの部分を露出させてもよい。同様に,装飾品20において,磁石32を見えないように本体部21に埋め込んでもよいし,一部を本体部11に埋め込んで残りの部分を露出させてもよい。これらの場合には,本体部11や本体部21に凹部等を形成する必要があるが,磁石31や磁石32の側面に装飾や塗装を施す面積を少なくすることができる。また,磁石31や磁石32の磁力を高めたり,磁力の方向を整えたりするために,磁石31や磁石32の外周面に,磁性材料(例えば,鉄)を配置してもよい。
また,上述した態様では,付け爪本体10の磁石31の接触面や装飾品20の磁石32の接触面には,装飾や塗装が施されていないとした。これに代えて,装飾や塗装を施してもよい。これにより,装飾品20を取り外したときに,接触面が露出しても,デザイン性が損なわれることを回避することができる。
上述した態様では,付け爪本体10と装飾品20の接触面(磁石31,32の接触面)が平坦であるとした。しかし,接触面は必ずしも平坦である必要はなく,また,部分的に平坦であってもよい。また,図1に示す例では,付け爪本体10と装飾品20の接触面(磁石31,32の接触面)が,爪の表面や付け爪本体10の表面と略平行となるように,磁石31,32が配置されているが,接触面の向きはいかなる方向であってもよい。例えば,磁石31,32を爪の表面や付け爪本体10の表面に対して略垂直となるように配置してもよい。これにより,付け爪本体10に装着されている装飾品20にかかる力(例えば,遠心力)を磁石32の接触面で受け止めることができるとともに,装飾品20を取り外すときのスライド方向を変更することができる。より好ましくは,装飾品20の磁石32を,2つ以上の互いに対面する磁石31で挟み込むように磁石31,32を配置するか,又は,付け爪本体10の磁石31を,2つ以上の互いに対面する磁石32で挟み込むように磁石31,32を配置する。
また,図1に示す態様では,保持手段30が磁石同士の組み合わせである場合について説明した。これに代えて,保持手段30が,磁石と磁性材料(例えば,鉄,コバルト,ニッケル)との組み合わせであってもよい。この場合,付け爪本体10及び装飾品20の一方が磁石を含み,他方が磁性材料を含むこととなる。好ましくは,付け爪本体10が磁石を含み,装飾品20が磁性材料を含む。磁性材料は一般的に磁石よりも安価であるため,付け爪本体10に装着可能な装飾品20を容易に製造することができることとなる。
ところで,上述した態様に係る付け爪1では,付け爪本体10に装飾品20を装着する場合について説明した。ここで,装飾品20は,磁石32又は磁性材料を含んでいるため,他の磁石や磁性材料にも装着可能である。そこで,以下に説明する第2の態様では,付け爪本体10ではなく,爪そのものに装飾品20を装着する。
第2の態様では,まず,爪にコーティング層を形成する。コーティング層の形成は,例えば,乾燥により凝固する液剤(例えば,ジェル,トップコート)を,手指や足指の爪の表面に塗布し,その液剤が乾燥する前に,磁石又は磁性材料を配置する。これに代えて,磁石又は磁性材料を爪の表面に配置してから,液剤を塗布してもよい。そして,液剤が乾燥することにより,磁石又は磁性材料が固定される。このようにすることで,図1や図3を用いて説明したような装飾品20を,磁石又は磁性材料を介して爪に取り付けることができる。すなわち,この第2の態様においても,上述した第1の態様と同等の効果を奏することができる。好ましくは,コーティング剤によって固定されるものは磁石であり,これにより,装飾品20が磁性材料を含む場合であっても磁石を含む場合であっても付け爪本体10に装着することができる。
また,上述した第2の態様をさらに応用することにより,装飾品20に対して別の装飾品を脱着可能に取り付けることもできる。具体的には,乾燥により凝固する液剤を用いて,装飾品20に別の磁石等を固定する。これにより,装飾品20に別の装飾品を装着することができる。
以上,本発明の実施の形態を例示により説明したが,本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく,請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更または変形することが可能である。また,付け爪本体10や装飾品20だけでも本発明の少なくとも一部を構成するのはいうまでもない。
例えば,上述した各態様において,爪は,ヒトの爪であってもよいし,動物(例えば,ペット)の爪であってもよい。また,さらに,1つの付け爪本体10の本体部11に対して複数箇所に磁石や磁性材料を固定してもよい。これにより,複数の位置の所望の位置に装飾品20を装着することができる。また,1つの装飾品20の本体部21に対して複数箇所に磁石や磁性材料を固定してもよい。この場合,複数の付け爪本体10に対して,1つの装飾品20が装着されてもよい。また,磁石や磁性材料を,粉末状にして,付け爪本体10の本体部11の構成材料や装飾品20の本体部21の構成材料に含ませてもよい。
本発明は,ネイル業界,デザイン業界,ファッション業界,及びペット産業等において利用されうる。
1 付け爪
10 付け爪本体
11 本体部
20 装飾品
21 本体部
30 保持手段
31 磁石
31a 装飾
32 磁石
32a 装飾

Claims (3)

  1. 手指や足指の爪に取り付けられる付け爪であって,
    前記爪に対面するように取り付けられる付け爪本体と,
    前記付け爪本体に取り付けられる装飾品と,
    を含み,
    前記付け爪本体が磁石を含み,かつ,前記装飾品が前記磁石とは別の磁石若しくは磁性材料を含むか,又は,
    前記装飾品が磁石を含み,かつ,前記付け爪本体が前記磁石とは別の磁石若しくは磁性材料を含む,
    付け爪。
  2. 手指や足指の爪の表面をコーティングするコーティング層に装飾品を取り付けるための,爪用装飾品の取り付け方法であって,
    前記方法は,
    前記装飾品が磁性部材を含んでいる場合には,前記コーティング層に磁石を含ませる工程,又は,
    前記装飾品が磁石を含んでいる場合には,前記コーティング層に前記装飾品用の磁石とは別の磁石若しくは磁性材料を含ませる工程,を含み,
    これにより,前記装飾品が前記コーティング層に対して脱着可能となる,
    爪用装飾品の取り付け方法。
  3. 手指や足指の爪又は当該爪に装着される付け爪に装着される爪用装飾品であって,
    磁石又は磁性材料を含み,
    前記爪又は前記付け爪に対して脱着可能な爪用装飾品。
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