JP2011125022A - 無線通信システムにおけるデータ転送方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるデータ転送方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】端末の合計電力消費が電力消費制限線を越える場合にも端末が安定して動作できるようにするデータ転送方法を提供すること
【解決手段】本発明は、無線通信システムにおけるデータ転送方法及び装置に関するもので、特に、セルのエッジで端末が安定して動作できるようにする端末の消費電力を考慮したアップリンクデータ転送方法及び装置を提供する。この無線通信システムにおける端末のデータ転送方法は、端末が、該端末の消費電力が電力消費制限線を越えると、第1時間に主電源装置及び貯蔵装置から供給される電力を用いて前記電力消費制限線を超過する電力で前記基地局にデータを転送し、第2時間に前記主電源装置を用いて前記貯蔵装置を充電する構成とし、前記電力消費制限線は、前記主電源装置が正常に供給できる最大電力量である。
【選択図】図12

Description

本発明は、無線通信システムにおけるデータ転送方法及び装置に関するものである。特に、セルのエッジで端末が安定して動作できるようにする端末の消費電力を考慮したアップリンクデータ転送方法及び装置に関するものである。
無線通信システムが音声やデータなどのような種々の通信サービスを提供するために広範囲に展開されている。一般に、無線通信システムは、使用可能なシステムリソース(帯域幅、転送電力等)を共有してマルチユーザとの通信を支援することができる多重接続(multiple access)システムである。
多重接続システムには、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)システム、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access:FDMA)システム、時分割多元接続(Time Division Multiple Access:TDMA)システム、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access:SC−FDMA)システムなどがある。
無線通信システムではアップリンク転送電力(uplink transmit power)を制御する必要がある。これは、基地局での受信信号の大きさを適切なレベルに調節するためである。アップリンク転送において転送電力が弱すぎると、基地局は端末の転送信号を受信することができない。逆に、転送電力が強すぎると、端末の転送信号は別の端末の転送信号に干渉として作用し、端末のバッテリーの電力消費を増加させることがある。アップリンク転送電力を制御して受信信号の大きさを適正レベルに維持することによって、端末での不必要な電力消費を防止し、データ転送率などを適応的に決定することによって転送効率を向上させることができる。
したがって、無線通信システムにおいてアップリンク転送電力を効率的に制御するための様々な技術の開発が要求されている実情である。
図1は、従来技術によるロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)端末(User Equipment:UE)がアップリンクでデータ及び/または制御情報を転送する時に消費する電力の推移を示すグラフである。端末は、基地局との約束にしたがって基地局から指示された転送電力を用いて基地局にデータ及び/または制御情報を転送する。然るに、基地局は、端末との距離が遠ざかるに従って大きい転送電力でデータ及び/または制御情報を転送する旨を端末に指示し、よって、端末の合計電力消費は、基地局との距離が遠ざかるにつれて増加する特徴を示す。
図2は、セルエッジ(Cell-Edge)領域で時間によってアップリンクデータが転送されることを示す図である。図2を参照すると、端末は、環境のよくないセルエッジ領域で所望のデータ転送量(throughput)を得るために全時間にわたってデータを転送する特徴を示す。
電力消費制限線(limitation of power consumption)は、端末の主電源装置が正常に供給しうる最大電力量のことで、端末がオフ(off)になったりそれに準ずる異常動作をしない基準を指す。例えば、端末の主電源装置が電力消費制限線を越える電力を供給すると、端末が熱すぎになったり、主電源装置の電力が短時間で消費されてしまうという問題につながる。
したがって、従来技術によれば、端末の合計電力消費(total power consumption)が電力消費制限線を越える場合には一定レベルのサービスを保障することが不可能になる。特に、基地局との距離が遠いセルエッジ領域では端末の電力消費が電力消費制限線を越え、端末がほぼ全時間にわたってアップリンクデータを転送することになるため、端末の電力不足による異常動作が生じ、ユーザにそれ以上サービスを提供できない状況になってしまう。
上述のように、従来技術では、端末の合計電力消費が電力消費制限線を越えると、端末に異常動作が発生する問題点につながる。
本発明の目的は、端末の合計電力消費が電力消費制限線を越える場合にも端末が安定して動作できるようにするデータ転送方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数個の電源供給部を用いてアップリンク転送電力を効率的に制御することができる端末及びこれを用いたアップリンク転送電力制御方法を提供することにある。
本発明で解決しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されるものではなく、言及していない別の技術的課題は、下記の内容から、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者には明らかになるであろう。
上記課題を達成するために、本発明の一様相による無線通信システムにおける端末のデータ転送方法では、端末が、前記端末の消費電力が電力消費制限線を越えると、第1時間に主電源装置及び貯蔵装置から供給される電力を用いて前記電力消費制限線を超過する電力で前記基地局にデータを転送し、第2時間に、前記主電源装置を用いて前記貯蔵装置を充電し、前記電力消費制限線は、前記主電源装置が正常に供給できる最大電力量である。
ここで、前記端末は、前記端末の消費電力をモニタリングし、前記消費電力が前記電力消費制限線を越えると、前記基地局に前記消費電力が前記電力消費制限線を越えたという情報を知らせ、前記基地局から前記情報を用いて生成されたアップリンクデータ転送スケジューリングを受信し、前記アップリンクデータ転送スケジューリングにしたがって前記基地局にデータを転送することができる。
また、前記端末は、前記基地局からアップリンクデータ転送スケジューリングを受信し、前記アップリンクデータ転送スケジューリングは、前記基地局が前記端末の転送電力をモニタリングし、該転送電力があらかじめ定められた基準値を越えると前記端末の消費電力が電力消費制限線を越えたと見なし、前記貯蔵装置の充電時間を考慮して生成したものである。
また、前記第2時間は、アップリンク制御情報の転送時点を考慮して決定される。
また、前記端末は、第3時間には前記主電源装置及び前記貯蔵装置から供給される電力を用いて前記電力消費制限線を超過する電力で前記基地局にデータを転送し、第4時間には前記貯蔵装置を充電し、前記第4時間は前記第2時間と異なる。
上記課題を達成するために、本発明の他の様相による無線通信システムにおける基地局のデータ受信方法では、基地局は端末にアップリンクデータ転送スケジューリングを転送し、前記アップリンクデータ転送スケジューリングにしたがって、第1時間にはデータを受信せず、第2時間には前記端末の主電源装置及び前記端末の貯蔵装置から供給される電力を用いて前記端末の電力消費制限線を超過する電力で送信されたデータを前記端末から受信し、前記電力消費制限線は、前記端末の主電源装置が正常に供給できる最大電力量であり、前記第1時間は、前記貯蔵装置が充電される時間である。
ここで、前記基地局は、前記端末から前記端末の消費電力が前記電力消費制限線を越えたという情報を受信し、前記情報を用いて前記アップリンクデータ転送スケジューリングを生成する。
また、前記基地局は、前記端末の転送電力をモニタリングし、前記端末の転送電力があらかじめ定められた基準値を越えると前記端末の消費電力が電力消費制限線を越えたと見なし、前記貯蔵装置の充電時間を考慮して前記アップリンクデータ転送スケジューリングを生成する。
上記課題を達成するために、本発明のさらに他の様相による無線通信システムの端末は、端末の動作に必要な電源を供給する主電源装置と、前記端末の消費電力が電力消費制限線以下の時、前記主電源装置の電力を用いて充電される貯蔵装置及び前記端末の消費電力が電力消費制限線を越えると、第1時間にはデータを転送せずに、第2時間には前記主電源装置及び前記貯蔵装置から供給される電力を用いて前記電力消費制限線を超過する電力で基地局にデータを転送する転送モジュールと、を含み、前記電力消費制限線は、前記主電源装置が正常に供給できる最大電力量である。
上記課題を達成するために、本発明のさらに他の様相による無線通信システムの基地局は、端末にアップリンクデータ転送スケジューリングを転送する転送モジュールと、前記アップリンクデータ転送スケジューリングにしたがって、第1時間にはデータを受信せず、第2時間には前記端末の主電源装置及び前記端末の貯蔵装置から供給される電力を用いて前記端末の電力消費制限線を超過する電力で送信されたデータを前記端末から受信する受信モジュールと、を含み、前記電力消費制限線は、前記端末の主電源装置が正常に供給できる最大電力量であり、前記第1時間は、前記貯蔵装置が充電される時間である。
本発明の第1様相によるアップリンク転送電力制御方法は、電力消費レベルを獲得する段階と、前記電力消費レベルが基準値を超過しない場合、第1電源供給部から提供される第1供給電力のうち、消費電力を除外した余剰電力を第2電源供給部に貯蔵する段階と、前記電力消費レベルが前記基準値を超過する場合、前記第1供給電力及び前記第2電源供給部から提供される第2供給電力を用いてアップリンクチャンネルの転送電力を制御する段階と、を含んでなる。
本発明の第2様相によるアップリンク転送電力制御方法は、ある基準により定められる基準電力の他に、アップリンクチャンネル転送のために消費されるアップリンク転送電力を獲得する段階と、前記アップリンク転送電力が基準値を超過しない場合、第1電源供給部から提供される第1供給電力のうち、消費電力を除外した余剰電力を第2電源供給部に貯蔵する段階と、前記アップリンク転送電力が基準値を超過する場合、前記第1供給電力及び前記第2電源供給部から提供される第2供給電力を用いて前記アップリンクチャンネルの転送電力を制御する段階と、を含んでなる。
本発明の第3様相による端末は、無線通信部と、第1及び第2電源供給部と、電力消費レベルを獲得し、前記電力消費レベルが基準値を超過しない場合、前記第1電源供給部から提供される第1供給電力のうち、消費電力を除外した余剰電力を前記第2電源供給部に貯蔵し、前記第1供給電力を用いて前記アップリンクチャンネルの転送電力を制御し、前記電力消費レベルが基準値を超過する場合、前記第1供給電力及び前記第2電源供給部から提供される第2供給電力を用いて前記無線通信部を通じたアップリンクチャンネルの転送電力を制御する制御部と、を含んでなる。
本発明の第4様相による端末は、無線通信部と、第1及び第2電源供給部と、ある基準により定められる基準電力の他に、アップリンクチャンネル転送のために消費されるアップリンク転送電力を獲得し、前記アップリンク転送電力が基準値を超過しない場合、前記第1電源供給部から提供される第1供給電力のうち消費電力を除外した余剰電力を前記第2電源供給部に貯蔵し、前記第1供給電力を用いて前記アップリンクチャンネルの転送電力を制御し、前記アップリンク転送電力が基準値を超過する場合、前記第1供給電力及び前記第2電源供給部から提供される第2供給電力を用いて前記無線通信部を通じたアップリンクチャンネルの転送電力を制御する制御部と、を含んでなる。
本発明の実施例によれば、主電源装置の他に、追加の貯蔵装置を用いることによって、端末の合計電力消費が電力消費制限線を越える場合にも端末が安定して動作できるようにする。そして、複数の電源供給部を制御及び利用することによって、一定レベルの無線通信サービスを常に保障することができる。
本発明から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されるものではなく、言及していない別の効果は、下の記載から、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとっては明らかになるであろう。
従来技術によるロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)端末(User Equipment:UE)がアップリンクでデータ及び/または制御情報を転送する時に消費する電力の推移を示すグラフである。 セルエッジ(Cell−Edge)領域で時間によってアップリンクデータが転送されることを示す図である。 無線通信システムを示す図である。 3GPP LTEにおける無線フレームの構造を示す図である。 3GPP LTEの物理層に該当する通信チャンネルの例を示す図である。 本発明の一実施例に係る端末のブロック構成図である。 本発明の一実施例に係る端末の内部電流の流れを説明するためのブロック構成図である。 本発明の一実施例に係る端末の具体例をそれぞれ示す図である。 本発明の一実施例に係る端末の具体例をそれぞれ示す図である。 本発明の一実施例に係る移動端末機のブロック構成図である。 本発明の実施例による端末の電力消費を示すグラフである。 本発明の第1実施例によるデータ転送方法を示す図である。 本発明の実施例による端末の貯蔵装置の充電時間を考慮したデータ転送形態を示す図である。 本発明の第2実施例によるデータ転送方法を示す図である。 本発明の第3実施例によるデータ転送方法を示す図である。 端末の貯蔵装置の充電時間を多様化することによって端末の連続したデータ転送時間に変化を与えた例を示す図である。 本発明の第4実施例によるアップリンク転送電力制御方法を示すフローチャートである。 本発明の第4実施例によるアップリンク転送電力制御方法を説明するためのグラフである。 本発明の第4実施例によるアップリンク転送電力制御方法を説明するためのグラフである。 本発明の第5実施例によるアップリンク転送電力制御方法を示すフローチャートである。 本発明の第5実施例によるアップリンク転送電力制御方法を説明するためのグラフである。
上記及びその他の本発明の目的、特徴及び利点は、添付の図面に基づく以下の詳細な説明から明らかになることができる。以下、添付の図面を参照しつつ本発明の好適な実施例について詳細に説明する。明細書全体にわたって同一の参照番号は同一の構成要素を指し示す。また、本発明と関連する公知機能あるいは構成についての具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にさせると判断される場合は、その詳細な説明を省略する。
以下に説明される実施例は、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access:CDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access:FDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access:TDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single Carrier-Frequency Division Multiple Access:SC−FDMA)などのような様々な無線接続システムに適用することができる。CDMAは、ユニバーサル地上無線アクセス(Universal Terrestrial Radio Access:UTRA)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)とすることができる。TDMAは、移動通信用グローバルシステム(Global System for Mobile communications:GSM)/汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service:GPRS/発展型GSM用拡張データレート(Enhanced Data Rates for GSM Evolution:EDGE)のような無線技術とすることができる。OFDMAは、IEEE 802.11(ワイファイ(Wi-Fi))、IEEE 806.11(ワイマックス(WiMAX))、IEEE802.20、発展型UTRA(Evolved UTRA:E−UTRA)などのような無線技術とすることができる。UTRAは、ユニバーサル移動電話システム(Universal Mobile Telecommunications System:UMTS)の一部である。第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project:3GPP)ロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)は、E−UTRAを使用する発展型ユニバーサル移動電話システム(Evolved Universal Mobile Telecommunications System:E−UMTS)の一部で、ダウンリンクでOFDMAを採用し、アップリンクでSC−FDMAを採用する。LTEアドバンスト(LTE-Advanced:LTE−A)は、3GPPLTEの進化である。
以下では、説明の明瞭化のため、3GPP LTE/LTE−Aを中心に説明するが、本発明の技術的思想がこれに限定されないことは明らかである。
図3は、無線通信システムを示す図である。
無線通信システム10は、少なくとも一つの基地局(Base Station:BS)11を含む。各基地局11は、特定の地理的領域(一般に、セル(cell)という。)15a,15b,15cに通信サービスを提供する。セルはさらに多数の領域(セクターという。)に区分することができる。一つの基地局は一つ以上のセルを含むことができる。
端末(Mobile Station:MS)100は、固定したものであっても良く、移動性を有するものであっても良い。端末は、ユーザ装置(User Equipment:UE)、ユーザ端末(User Terminal:UT)、加入者局(Subscriber Station:SS)、無線機器(Wireless Device)、携帯情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)、無線モデム(Wireless Modem)、ハンドヘルド機器(Handheld Device)、アクセス端末(Access Terminal:AT)を含む別の様々な用語とすることもできる。
基地局11は、一般に、端末100と通信する固定局(fixed station)のことで、発展型ノードB(evolved-Node B:eNB)、無線基地システム(Base Transceiver System:BTS)、アクセスポイント(Access Point)、アクセスネットワーク(Access Network:AN)を含む様々な別の用語にすることもできる。
以下においてダウンリンク(downlink:DL)は、基地局11から端末100への通信を意味し、アップリンク(uplink:UL)は、端末100から基地局11への通信を意味する。
ダウンリンクにおいて転送器は基地局の一部分とし、受信器は端末の一部分とすることができる。アップリンクにおいて転送器は端末の一部分とし、受信器は基地局の一部分とすることができる。
図4は、3GPP LTEにおける無線フレームの構造を示す図である。
無線フレーム(radio frame)は、10個のサブフレーム(subframe)で構成され、1個のサブフレームは2個のスロット(slot)で構成される。1サブフレームが転送されるのにかかる時間を送信時間間隔(Transmission Time Interval:TTI)といい、例えば、1サブフレームの長さは1msとし、1スロットの長さは0.5msとすることができる。
1スロットは、時間領域(time domain)で複数の直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)シンボルを含み、周波数領域で多数のリソースブロック(resource block:RB)を含む。OFDMシンボルは、3GPP LTEがダウンリンクでOFDMAを使用することから、一つのシンボル区間(symbol period)を表現するためのもので、多重接続方式によってSC−FDMAシンボルまたはシンボル区間ということができる。RBは、リソース割当単位で、一つのスロットで複数の連続する副搬送波を含む。
図4に示す無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、スロットに含まれたFDMシンボルの数は、様々に変更することができる。
図5は、3GPP LTEの物理層に該当する通信チャンネルの例を示す図である。
3GPP LTEで用いられるアップリンクチャンネルは、ランダムアクセス(random access)のための物理ランダムアクセスチャネル(Physical random access channel:PRACH)、制御情報(control information)転送のための物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel:PUCCH)、データ(data)転送のための物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel:PUSCH)などを含むことができる。
PUSCHは、データ転送の他に、LTE規格が定義するPUSCH転送及び構成方法にしたがって制御情報とデータとが多重化された情報、または制御情報のみで構成された情報も転送することができる。
ランダムアクセス情報(random access information)は、基地局11と端末10との間でランダムアクセスのための情報として重要性を有する。そして、制御情報は、アップリンクとダウンリンクとのカバレッジバランス(coverage balance)及びダウンリンクに対するフィードバック(feedback)などにおいて重要性を有する。
アップリンクチャンネルのそれぞれについての詳細は、公知の技術であり、その詳細な説明は省略する。
以下、本発明に係る端末100について、図面を参照しつつより詳細に説明する。以下の説明における構成要素に付けられる接尾辞「モジュール」及び「部」は、単に明細書作成上の便宜のために考慮されて混用しているもので、それら自体が、区別される意味または役割を有するものではない。
図6は、本発明の一実施例に係る端末100のブロック構成図である。本発明の一実施例に係る端末100は、無線通信部110、第1電源供給部120、第2電源供給部130、メモリ140、インターフェース部150及び制御部160を含んでなることができる。
無線通信部110は、端末100と無線通信システムとの無線通信または端末機100と端末100の位置しているネットワークとの無線通信を可能にする一つ以上のモジュールを含むことができる。
無線通信部110は、少なくとも一つの無線通信規約に基づく無線通信を支援することができる。例えば、無線通信部110は、CDMA、WCDMA及びLTE通信方式のうち少なくとも一つによる無線通信を提供することができる。
無線通信部110がそれぞれ異なる複数の無線通信規約に基づく無線通信を提供する場合、それぞれの無線通信規約による無線通信機能は、一つのチップ(chip)とすることもでき、それぞれ別のチップとすることもできる。
第1電源供給部120及び第2電源供給部130は、制御部160の制御によって外部の電源、内部の電源を受けて各構成要素の動作に必要な電源を供給する。
第1電源供給部120は、メイン電源供給部の役割を果たし、第2電源供給部130は、サブ電源供給部の役割を果たすことができる。
例えば、第1電源供給部120は、一つ以上のソース(source)から端末100に供給する電源を受けることができる。例えば、第1電源供給部120から供給される電力は、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)、DC−JACKなどを介して外部から入力されることができる。
また、例えば、第2電源供給部130は、第1電源供給部120から提供される電力により定められる電力消費制限値を一時的に向上させることができる。第2電源供給部130は、バルクキャパシタ(bulk capacitor)、スーパーキャパシタ(super capacitor)またはバッテリー(battery)などとすることができる。
メモリ140は、制御部160の動作のためのプログラムを格納することができ、入/出力されるデータ(例えば、フォンブック、メッセージ、静止画像、動画像など)を一時的に格納することができる。
メモリ140は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、SDまたはXDメモリ等)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(Static Random Access Memory:SRAM)、読み取り専用メモリ(Read-Only Memory:ROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory:EEPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable Read-Only Memory:PROM)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも一つのタイプの記憶媒体を含むことができる。
インターフェース部150は、端末100に連結される全ての外部機器との通路として機能する。インターフェース部150は、外部機器からデータを受信したり電源供給を受けて、端末100内の各構成要素に伝達したり、端末100内のデータを外部機器に転送させる役割を果たす。例えば、インターフェース部150は、有/無線ヘッドセットポート、外部充電器ポート、有/無線データポート、メモリカード(memory card)ポート、識別モジュール付き装置を連結するポート、オーディオ入出力(Input/Output:I/O)ポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含むことができる。
制御部160は、通常、端末100の動作全般を制御する。例えば、無線通信部110を介したデータ通信、アップリンクチャンネルの転送電力制御などに関連した制御及び処理を行う。
本文書で説明される様々な実施例は、例えば、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの組み合わせを用いてコンピュータまたはこれに類似する装置で読み取り可能な記録媒体内に具現することができる。
ハードウェア的な具現によれば、ここに説明される実施例は、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuits:ASICs)、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processors:DSPs)、デジタル信号処理装置(Digital Signal Processing Devices:DSPDs)、プログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Devices:PLDs)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Arrays:FPGAs)、プロセッサ(processors)、制御機(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、機能実行のための電気的なユニットのうち少なくとも一つを用いて具現することができる。一部の場合に、これらの実施例を制御部160として具現することもできる。
ソフトウェア的な具現によれば、手順や機能のような実施例は、少なくとも一つの機能または作動を行うことができる別個のソフトウェアモジュールと共に具現することができる。ソフトウェアコードは、適切なプログラム言語で書かれたソフトウェアアプリケーションで具現することができる。また、ソフトウェアコードは、メモリ140に格納して、制御部160により実行することができる。
図7は、本発明の一実施例に係る端末100内部の電流の流れを説明するためのブロック構成図である。本発明の一実施例として図6に示された端末100を、図7に示すさらなる構成要素を含んで構成することができる。
端末100を、図6に示す構成要素の他に、第1電流制限回路部170、DCコンバータ(converter)部180、ベースバンド(baseband)電子回路部111、第2電流制限回路部190及びアップリンク(UpLink)転送(TX)回路部112をさらに含んで構成することができる。
第1電流制限回路部170は、端末100の最大電力を制限して第1電源供給部120を保護する役割を果たす。
DCコンバータ部180は、第1電源供給部120からの入力電圧を、端末100の電子回路のために使用される基本電圧に変換する。
一方、第1電流制限回路部170はDCコンバータ部180に含まれてなることもできる。
ベースバンド電子回路部111は、端末100の機能全般を管理するメインチップ(main chip)及び付加回路で構成される。ベースバンド電子回路部111は、制御部160と相互対応することもできる。
第2電流制限回路部190は、第2電源供給部130への充電電流を調節して、充電による端末100のオフ(off)またはそれに準ずる異常動作を制限することができる。
アップリンク転送回路部112は、ベースバンド電子回路部111と連係して第2電源供給部130のエネルギーの必要な量をモニタリングし、予測した結果に基づいて第2電源供給部130の利用を効率的に制御することができる。一方、アップリンク転送回路部112を無線通信部110に含めて構成することもできる。
図8及び図9は、本発明の一実施例による端末100の具体例を示す図である。図8を参照すると、端末100は、それ自体として基地局11と通信できる形態とすることができる。また、図9を参照すると、端末100は、他の端末200にデータカードの形態で装着されて、基地局11と通信する形態とすることができる。
端末100を図9に示す形態とする場合、端末100は、インターフェース部150を介して他の端末200から電源を受けることもできる。この供給された電源は、第1電源供給部120を通じて端末100の内部に供給されることができる。
例えば、端末100は、別の端末200のUSBポートに装着されて、USBポートを通じて電源を受けることができる。ここで、USB 2.0規格では、500mAまでの使用制限を加えることができる。
本発明は、セルのエッジで端末が安定して動作できるような端末の消費電力を考慮したアップリンクデータ転送方法及び装置に関するものである。端末の消費電力は、大きく、端末の安定した状態を維持するための電子回路の消費電力、ダウンリンクから受信した信号の復号化に必要な消費電力、及びアップリンクで信号を転送するために転送信号を増幅するのに用いられる消費電力を含むことができる。ここで、電子回路の消費電力及び受信信号の復号化に必要な消費電力は、LTEシステムの規格を満たす動作のいずれに対しても大きい変動がないが、転送信号を増幅するのに用いられる消費電力は、LTE規格が提示するアップリンク転送電力(UL transmit power)によって大きい変動を示す。LTEシステムにおいて、アップリンク転送電力は最大23dBmと定義されている。
本発明は、端末の消費電力を考慮したアップリンクデータ転送方法及び装置に関するもので、移動端末に適用されることができる。
以下、本発明に係る移動端末機について、図面を参照してより詳細に説明する。以下の説明における構成要素に付けられる接尾辞「モジュール」及び「部」は、単に明細書作成上の便宜のために考慮して混用されるもので、それ自体が互いに区別される意味または役割を有するものではない。
本明細書で説明される移動端末機は、携帯電話、スマートフォン(smart phone)、ノート型コンピュータ(laptop computer(ラップトップコンピュータ))、デジタル放送用端末機、携帯情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)、ポータブルマルチメディアプレーヤ(Portable Multimedia Player:PMP)、ナビゲーションなどを含むことができる。
図10は、本発明の一実施例に係る移動端末機のブロック構成図である。
移動端末機100は、無線通信部110、オーディオ/ビデオ(Audio/Video:A/V)入力部120、ユーザ入力部130、センシング部140、出力部150、メモリ160、インターフェース部170、制御部180及び電源供給部190などを含むことができる。図10に示す構成要素が必須なものではなく、これらの構成要素よりも多い構成要素を有する移動端末機にすることもでき、少ない構成要素を有する移動端末機にすることもできる。
以下、これらの構成要素について順次に説明する。
無線通信部110は、移動端末機100と無線通信システム間または移動端末機100と移動端末機100の位置しているネットワーク間の無線通信を可能にする一つ以上のモジュールを含むことができる。例えば、無線通信部110は、放送受信モジュール111、移動通信モジュール112、無線インターネットモジュール113、近距離通信モジュール114及び位置情報モジュール115などを含むことができる。
放送受信モジュール111は、放送チャンネルを通じて外部の放送管理サーバから放送信号及び/または放送関連情報を受信する。
放送チャンネルは、衛星チャンネル、地上波チャンネルを含むことができる。放送管理サーバは、放送信号及び/または放送関連情報を生成して送信するサーバ、または既に生成された放送信号及び/または放送関連情報を受信して端末機に送信するサーバのことを意味することができる。放送信号は、TV放送信号、ラジオ放送信号、データ放送信号を含む他、TV放送信号またはラジオ放送信号にデータ放送信号が結合された形態の放送信号を含むこともできる。
放送関連情報は、放送チャンネル、放送プログラムまたは放送サービスプロバイダに関する情報のことを意味することができる。該放送関連情報は、移動通信網を通じて提供されることもできる。この場合には、移動通信モジュール112により受信すればいい。
放送関連情報は、様々な形態のものが存在できる。例えば、デジタルマルチメディア放送(Digital Multimedia Broadcasting:DMB)電子プログラムガイド(Electronic Program Guide:EPG)またはデジタルビデオ放送用ハンドヘルド(Digital Video Broadcast-Handheld:DVB−H)の電子サービスガイド(Electronic Service Guide:ESG)などの形態のものが存在できる。
放送受信モジュール111は、例えば、デジタルマルチメディア放送−地上波(Digital Multimedia Broadcasting-Terrestrial:DMB−T)、デジタルマルチメディア放送−衛星(Digital Multimedia Broadcasting-Satellite:DMB−S)、メディアフロー(Media Forward Link Only:MediaFLO)、デジタルビデオ放送用ハンドヘルド(Digital Video Broadcast-Handheld:DVB−H)、統合サービスデジタル放送−地上波(Integrated Services Digital Broadcast-Terrestrial:ISDB−T)などのデジタル放送システムを用いてデジタル放送信号を受信することができる。もちろん、放送受信モジュール111を、これらのデジタル放送システムの他に、別の放送システムにも適合するように構成することができる。
放送受信モジュール111を通じて受信した放送信号及び/または放送関連情報は、メモリ160に格納することができる。
移動通信モジュール112は、移動通信網で基地局、外部の端末、サーバのうち少なくとも一つと無線信号を送受信する。この無線信号は、音声呼信号、画像通話呼信号または文字/マルチメディアメッセージ送受信による様々な形態のデータを含むことができる。
移動通信モジュール112は、無線信号を転送する転送モジュール及び無線信号を受信する受信モジュールを含むことができる。
無線インターネットモジュール113は、無線インターネット接続のためのモジュールのことで、移動端末機100の内部または外部に設けることができる。無線インターネット技術には、無線LAN(Wireless LAN:WLAN)(ワイファイ(Wi−Fi))、無線ブロードバンド(Wireless broadband:Wibro)、マイクロ波アクセスの世界的相互運用(World Interoperability for Microwave Access:Wimax)、高速ダウンリンクパケットアクセス(High-Speed Downlink Packet Access:HSDPA)などを用いることができる。
近距離通信モジュール114は、近距離通信のためのモジュールのことをいう。近距離通信(short range communication)技術に、ブルトゥース(Bluetooth(登録商標))、無線ICタグ(Radio Frequency Identification:RFID)、赤外線通信(infrared Data Association:IrDA)、ウルトラワイドバンド(Ultra Wide Band:UWB)、ZigBee(登録商標)などを用いることができる。
位置情報モジュール115は、移動端末機の位置を獲得するためのモジュールであり、その代表には、全地球無線測位システム(Global Position System:GPS)モジュールがある。
図10を参照すると、オーディオ/ビデオ(Audio/Video:A/V)入力部120は、オーディオ信号またはビデオ信号の入力のためのもので、カメラ121及びマイク122などを含むことができる。カメラ121は、画像通話モードまたは撮影モードでイメージセンサにより得られる静止画像または動画像などの画像フレームを処理する。該処理された画像フレームはディスプレイ部151に表示されることができる。
カメラ121で処理された画像フレームは、メモリ160に格納されたり無線通信部110を通じて外部に転送されたりすることができる。カメラ121は、使用環境に応じて2個以上を備えることができる。
マイク122は、通話モード、録音モードまたは音声認識モードなどでマイクロホン(Microphone)により外部の音響信号を取り込んで電気的な音声データとして処理する。処理された音声データは、通話モードの場合、移動通信モジュール112を通じて移動通信基地局に送信可能な形態に変換して出力することができる。マイク122には、外部の音響信号を受信する過程で発生する雑音(noise)を除去するための様々な雑音除去アルゴリズムを具現することができる。
ユーザ入力部130は、ユーザによる端末機の動作制御のための入力データを発生させる。ユーザ入力部130は、キーパッド(key pad)、ドームスイッチ(dome switch)、タッチパッド(静圧/静電)、ジョグホイール、ジョグスイッチなどとすることができる。
センシング部140は、移動端末機100の開閉状態、移動端末機100の位置、ユーザ接触の有無、移動端末機の方位、移動端末機の加速/減速などの移動端末機100の現状態を感知して、移動端末機100の動作を制御するためのセンシング信号を発生させる。例えば、移動端末機100をスライドフォン形態にした場合、スライドフォンの開閉をセンシングすることができる。また、電源供給部190の電源供給の有無、インターフェース部170の外部機器との結合の有無などをセンシングすることができる。一方、センシング部140は、近接センサ141を含むことができる。
出力部150は、視覚、聴覚または触覚などと関連する出力を発生させるもので、ディスプレイ部151、音響出力モジュール152、アラーム部153、ハプチック(触覚)モジュール154、及びプロジェクタモジュール155などを含むことができる。
プロジェクタモジュール155は、移動端末機100を用いてイメージプロジェクト(project)機能を行うための構成要素で、制御部180の制御信号によってディスプレイ部151上にディスプレイされるイメージの全体または部分を外部スクリーン上に拡大してディスプレイすることができる。
プロジェクタモジュール155は、イメージを外部に出力するための光を発生させる光源(図示せず)、光源により発生した光を受けてイメージをディスプレイするディスプレイ手段(図示せず)及びディスプレイ手段上にディスプレイされるイメージを、一定焦点距離で外部に拡大出力するレンズ(図示せず)を含むことができる。光源はレーザ光を発生させることができる。レンズを通じて出力されたイメージは、外部スクリーン上に拡大ディスプレイされることができる。
プロジェクタモジュール155は、ディスプレイ手段の素子の種類によって、ブラウン管(Cathode Ray Tube:CRT)モジュール、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display:LCD)モジュールまたはデジタルライトプロセッシング(Digital Light Processing:DLP)モジュールに区別することができる。特に、DLPモジュールは、光源から発生した光がフィルタリングされてホイールを通過して、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device:DMD)チップにディスプレイされた映像を反射して拡大投射する方式のもので、セグメント構造を使用するから、プロジェクタモジュール155の小型化に有利である。
プロジェクタモジュール155は、移動端末機100の側面、正面または背面に縦方向に設けることができる。もちろん、必要に応じて移動端末機100のいずれの位置にプロジェクタモジュール155を設けても良い。
ディスプレイ部151は、移動端末機100で処理される情報を表示(出力)する。例えば、移動端末機が通話モードにある場合、通話と関連するユーザインターフェース(User Interface:UI)またはグラフィックユーザインターフェース(Graphic User Interface:GUI)を表示する。移動端末機100が画像通話モードまたは撮影モードにある場合には、撮影または/及び受信した映像またはUI、GUIを表示する。
ディスプレイ部151は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display:LCD)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(thin film transistor-liquid crystal display:TFT LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode:OLED)、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、3次元ディスプレイ(3D display)の中で少なくとも一つを含むことができる。
これらディスプレイのうち一部は、それを通じて外部を見ることができるように透明型または光透過型とすることができる。これは、透明ディスプレイと呼ぶことができ、その代表には、透明OLED(Transparent OLED:TOLED)などがある。ディスプレイ部151の背面構造も同様、光透過型構造とすることができる。このような構造によって、ユーザは、端末機本体のディスプレイ部151が占める領域を通して端末機本体の後ろに位置する物を見ることができる。
移動端末機100の具現形態によってディスプレイ部151は2個以上存在することができる。例えば、移動端末機100において複数のディスプレイ部を一面に離隔配置したり一体として配置したりすることもでき、それぞれ異なる面にそれぞれ配置することもできる。
ディスプレイ部151とタッチ動作を感知するセンサ(以下、‘タッチセンサ’という。)とが相互レイヤ構造をなす場合(以下、‘タッチスクリーン’という。)に、ディスプレイ部151は、出力装置の他に入力装置としても使用することができる。タッチセンサは、例えば、タッチフィルム、タッチシート、タッチパッドなどの形態を有することができる。
タッチセンサは、ディスプレイ部151の特定部位に加えられた圧力またはディスプレイ部151の特定部位に発生する静電容量などの変化を電気的な入力信号に変換するように構成することができる。タッチセンサは、タッチされる位置及び面積の他に、タッチ時の圧力も検出できるように構成することができる。
タッチセンサへのタッチ入力がある場合、それに対応する信号はタッチ制御器に送られる。タッチ制御器は、当該信号を処理した後、対応するデータを制御部180に転送する。これにより、制御部180は、ディスプレイ部151のどの領域がタッチされたかなどを知ることができる。
音響出力モジュール152は、呼信号の受信、通話モードまたは録音モード、音声認識モード、放送受信モードなどで無線通信部110から受信されたりメモリ160に格納されたオーディオデータを出力することができる。音響出力モジュール152は、移動端末機100で行われる機能(例えば、呼信号の受信音、メッセージ受信音等)と関連した音響信号を出力することもできる。この音響出力モジュール152は、レシーバ(Receiver)、スピーカ(speaker)、ブザー(Buzzer)などを含むことができる。
アラーム部153は、移動端末機100のイベント発生を知らせるための信号を出力する。移動端末機で発生するイベントの例には、呼信号の受信、メッセージの受信、キー信号入力、タッチ入力などがある。アラーム部153は、ビデオ信号やオーディオ信号の他に、別の形態の信号、例えば、振動でイベント発生を知らせるための信号などを出力することもできる。ビデオ信号やオーディオ信号はディスプレイ部151や音声出力モジュール152からも出力することができ、よって、これらディスプレイ部151及び音声出力モジュール152は、アラーム部153の一部として分類することもできる。
ハプチックモジュール(haptic module)154は、ユーザの感じうる様々な触覚効果を発生させる。ハプチックモジュール154が発生させる触覚効果の代表的な例には、振動がある。ハプチックモジュール154が発生させる振動の強度及びパターンなどは制御可能である。例えば、それぞれ異なる振動を合成して出力したり、順次に出力したりすることができる。ハプチックモジュール154は、振動の他にも、接触皮膚面に対して垂直運動するピンの配列、噴射口や吸入口を通した空気の噴射力や吸入力、皮膚表面との擦れ合い、電極(electrode)の接触、静電気力などの刺激による効果と、吸熱や発熱可能な素子を用いた冷温感再現による効果などを含む様々な触覚効果を発生させることができる。
ハプチックモジュール154は、直接的な接触によって触覚効果を伝達できる他、ユーザが指や腕のなどの筋感覚を通じて触覚効果を感じうるように具現することもできる。ハプチックモジュール154は、携帯端末機100の構成態様によって2個以上を備えることができる。
メモリ160は、制御部180の動作のためのプログラムを格納することができ、入/出力されるデータ(例えば、フォンブック、メッセージ、静止画像、動画像等)を一時的に格納することもできる。メモリ160は、タッチスクリーン上のタッチ入力時に出力される様々なパターンの振動及び音響に関するデータを格納することができる。
メモリ160は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、SDまたはXDメモリ等)、RAM、SRAM、ROM、電気的に消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory:EEPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable Read-Only Memory:PROM)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも一つのタイプの記憶媒体を含むことができる。移動端末機100は、インターネット(internet)上でメモリ160の格納機能を行うウェブストレージ(web storage)と関連して動作することもできる。
インターフェース部170は、移動端末機100に連結される全ての外部機器との通路として機能する。インターフェース部170は、外部機器からデータを受信したり、電源を受けて移動端末機100内の各構成要素に伝達したり、移動端末機100内のデータを外部機器に転送させる。例えば、インターフェース部170は、有/無線ヘッドセットポート、外部充電器ポート、有/無線データポート、メモリカードポート、識別モジュール付き装置を連結するポート、オーディオI/Oポート、ビデオI/Oポート、イヤホンポートなどを含むことができる。
識別モジュールは、移動端末機100の使用権限を認証するための各種情報を格納しているチップで、ユーザ認証モジュール(User Identify Module:UIM)、加入者認証モジュール(Subscriber Identify Module:SIM)、汎用ユーザ認証モジュール(Universal Subscriber Identity Module:USIM)などを含むことができる。識別モジュール付き装置(以下、‘識別装置’)は、スマートカード形式で製作することができ、したがって、識別装置はポートを通じて端末機100と連結することができる。
インターフェース部170は、移動端末機100が外部クレードル(cradle)と連結される時に、該クレードルからの電源が移動端末機100に供給される通路となったり、ユーザによりクレードルから入力される各種の命令信号が移動端末機に伝達される通路となることができる。該クレードルから入力される各種の命令信号または電源は、移動端末機がクレードルに正確に装着されたことを認知するための信号として動作することもできる。
制御部180は、通常、移動端末機の動作全般を制御する。例えば、音声通話、データ通信、画像通話などに関連する制御及び処理を行う。制御部180は、マルチメディア再生のためのマルチメディアモジュール181を備えることができる。マルチメディアモジュール181は、制御部180内に設けることもでき、制御部180と別に設けることもできる。
制御部180は、タッチスクリーン上で行われる筆記入力または描き入力をそれぞれ文字及びイメージとして認識できるパターン認識処理を行うことができる。また、制御部は、ユーザにより選択された領域またはユーザにより選択された領域以外の領域をフィルタリングすることができる。
電源供給部190は、制御部180の制御により外部の電源供給、内部の電源供給を受けて、各構成要素の動作に必要な電源を供給する。
本発明の実施例に係る端末の電源供給部190は、主電源装置及び貯蔵装置(storage)を含む。すなわち、本発明の実施例による端末は、主電源装置の他に、別の貯蔵装置も含む。貯蔵装置は、端末の電力消費が、主電源装置が正常に提供できる最大電力である電力消費制限線を越えない時には充電(charge)され、端末の電力消費が電力消費制限線を越える時に電力を提供する。
図11は、本発明の実施例に係る端末の電力消費を示すグラフである。図11に示すように、電力消費制限線までの消費電力は主電源装置から供給され、電力消費制限線を越える消費電力は貯蔵装置から供給される。
ここに説明される様々な実施例は、例えば、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの組み合わせを用いてコンピュータまたはこれと類似する装置で読み取り可能な記録媒体内に具現することができる。
ハードウェア的な具現によれば、ここに説明される実施例は、ASICs、DSPs、DSPDs、PLDs、FPGAs、プロセッサ、制御器、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、その他の機能を行うための電気的なユニットのうち少なくとも一つを用いて具現することができる。
一部の場合、本明細書で説明される実施例を制御部180自体として具現することもできる。
ソフトウェア的な具現によれば、本明細書で説明される手順及び機能のような実施例は、別のソフトウェアモジュールで具現することができる。これらソフトウェアモジュールのそれぞれは、本明細書で説明される一つ以上の機能及び作動を行うことができる。
適切なプログラム言語で作成されたソフトウェアアプリケーションでソフトウェアコードを具現することができる。このソフトウェアコードはメモリ160に格納され、制御部180により実行することができる。
次に、本発明の第1実施例によるデータ転送方法を、図12を参照して説明する。図12は、本発明の第1実施例によるデータ転送方法を示す図である。
端末は、基地局と通信を行いながら自身の消費電力をモニタリングする。ある瞬間に端末の消費電力が電力消費制限線を越えると、端末は基地局に端末の消費電力が電力消費制限線を越えたという情報を知らせる(S510)。
端末の消費電力が電力消費制限線を越えたという信号を端末から受信すると、基地局は、端末の貯蔵装置の充電時間(Charging time)を考慮してアップリンクデータ転送スケジューリング(UL data transmission scheduling)を生成して端末に転送する(S520)。すなわち、貯蔵装置の充電時間中には端末がデータを転送しないようにアップリンクデータ転送スケジューリングを生成して転送する。
すると、端末は、基地局から受信したアップリンクデータ転送スケジューリングに基づいてデータを基地局に転送する(S530)。
図13は、本発明の実施例に係る端末の貯蔵装置の充電時間を考慮したデータ転送形態を示す図である。
従来技術では、図2に示すように、ほとんど全時間にわたって端末が電力消費制限線を超過する電力でデータを転送した。しかし、本発明の実施例によれば、図13に示すように、端末は、貯蔵装置の充電時間を考慮して充電時間中にはデータを転送しない。
すなわち、第1時間では主電源装置及び貯蔵装置から供給される電力を用いて電力消費制限線を超過する電力でデータを転送し、第2時間では貯蔵装置を充電する。
貯蔵装置が充電されるには、端末の消費電力が一定時間の間に電力消費制限線を越えてはならない。したがって、端末がセルのエッジ領域にある場合に、端末の連続したデータ転送に制約を置き、最小限の充電時間が確保されるように端末は一定時間にはデータを転送しない。すると、端末は、充電時間に充電された電力を用いて、充電時間以外の時間に電力消費制限線を超過する電力でデータを安定して転送することができる。
LTEシステムでアップリンクに使用されるチャンネルには、ランダムアクセス(random access)のための物理ランダムアクセスチャネル(Physical random access channel:PRACH)、制御情報(control information)転送のための物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel:PUCCH)、データ転送のための物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel:PUSCH)がある。この時、PUSCHは、データ転送の他に、LTE規格が定義するPUSCHの転送及び構成方法によって制御情報とデータとが多重化された情報や制御情報だけで構成された情報を転送することができる。制御情報は、アップリンクとダウンリンクのカバレッジ均衡及びダウンリンクに対するフィードバックなどにおいて重要性を有する。一方、アップリンクデータは再転送または遅延転送などの方法を用いてデータの無欠性を保障することができるので、重要度が制御情報に比べて低いという特徴がある。したがって、制御情報は必ず正確な時間に転送されなければならない。したがって、端末の貯蔵装置の充電時間は、アップリンク制御情報の転送時点を考慮して決定しなければならない。
その後、端末は、端末の消費電力が電力消費制限線を越えないと判断されると、端末の消費電力が電力消費制限線を越えないという情報を基地局に知らせる。すると、基地局は、端末の貯蔵装置の充電時間を考慮せずにアップリンクデータ転送スケジューリングを生成して端末に転送する。そして、その後、端末と基地局は正常にデータをやり取りする。
次に、本発明の第2実施例によるデータ転送方法について、図14を参照して説明する。図14は、本発明の第2実施例によるデータ転送方法を示す図である。
基地局は、端末と通信を行いながら端末の転送電力をモニタリングする(S710)。そして、端末の転送電力があらかじめ定められた基準値を越えると、端末の消費電力が電力消費制限線を越えたと見なし、端末の貯蔵装置の充電時間を考慮してアップリンクデータ転送スケジューリングを生成して端末に転送する(S720)。すなわち、端末が連続してデータを転送しないようにアップリンクデータ転送スケジューリングを生成する。
すると、端末は、基地局から受信したアップリンクデータ転送スケジューリングにしたがってデータを基地局に転送する(S730)。
この時、端末は、本発明の第1実施例で説明した通り、貯蔵装置の充電時間を考慮して、充電時間にはデータを転送しない。すなわち、第1時間には、主電源装置及び貯蔵装置から供給される電力を用いて、電力消費制限線を超過する電力でデータを転送し、第2時間には貯蔵装置を充電する。
その後、基地局によりモニタリングされた端末の転送電力が、あらかじめ定められた基準値以下に維持されると、基地局は、端末の消費電力が電力消費制限線以下になったと判断し、端末の貯蔵装置の充電時間を考慮せずにアップリンクデータ転送スケジューリングを生成して端末に転送する。以降、端末と基地局は再び正常にデータをやり取りする。
次に、本発明の第3実施例によるデータ転送方法について、図15を参照して説明する。図15は、本発明の第3実施例によるデータ転送方法を示す図である。
端末は、基地局と通信を行いながら基地局からアップリンクデータ転送スケジューリングを受信し(S810)、自身の消費電力をモニタリングする(S820)。
ある瞬間に端末の消費電力が電力消費制限線を越えると、基地局から受信したアップリンクデータ転送スケジューリングとは違い、貯蔵装置の充電時間を考慮してアップリンクデータを基地局に転送する(S830)。すなわち、貯蔵装置の充電時間には、受信したアップリンクデータ転送スケジューリングにはデータを転送するように設定されていても、アップリンクデータを基地局に転送しない。
すなわち、第1時間には、主電源装置及び貯蔵装置から供給される電力を用いて、電力消費制限線を超過する電力でデータを転送し、第2時間には、貯蔵装置を充電する。
その後、端末がモニタリングした端末の消費電力が電力消費制限線以下になると、端末の貯蔵装置の充電時間を考慮せずにアップリンクデータを基地局に転送する。
図16は、端末の貯蔵装置の充電時間を多様化することによって、端末の連続したデータ転送時間に変化を与えた例を示す図である。図16に示すように、充電時間別に長さが異なるように設定することができる。図16で、1番目の充電時間は短く、2番目の充電時間は長い。充電時間が長いとより多い電力を充電することができ、端末はより長い時間に電力消費制限線以上で連続したデータ転送を行うことができる。したがって、状況に応じて様々な充電時間に設定して端末のデータ転送を調節することができる。
図17は、本発明の第4実施例によるアップリンク転送電力制御方法を示すフローチャートである。図18及び図19は、本発明の第4実施例によるアップリンク転送電力制御方法を説明するためのグラフである。
本発明の第4実施例によるアップリンク転送電力制御方法は、図3乃至図6を参照して説明した無線通信システム及び端末100で具現することができる。以下、関連図面を参照しつつ、本発明の第4実施例によるアップリンク転送電力制御方法と、これを具現するための端末100の動作を詳細に説明する。
図17を参照すると、制御部160は、電力消費レベルを獲得する[S100]。この電力消費レベルは、端末100が現在使用している電力消費レベルと、あらかじめ定められた時間内に使用すると予測される電力消費レベルとを含むことができる。
端末100で消費する電力は、大きく3種類がある。
第一に、端末100の安定した状態を維持するための電子回路の駆動のために消費される電力がある。第二に、ダウンリンクから受信した信号の復号化に必要な電力がある。第三に、アップリンクに信号を転送するために転送信号を増幅するのに用いられる電力がある。
ここで、電子回路の駆動と復号化に消費される電力は、LTE規格を満たす動作のいずれに対しても大きな変動がない。しかし、転送信号を増幅するのに消費される電力は、LTE規格が提示するアップリンク転送電力(UL transmit power)(LTEでは、最大23dBmと定義される。)によって大きな変動を示す。
図18で、横軸はアップリンク転送電力を表し、縦軸は端末100の電力消費を表す。
そして、図18で、P1(またはC1)は、第1電源供給部120から提供される第1供給電力を表す。P2は、第2電源供給部130から提供される第2供給電力を表す。L1は、端末100の電力消費レベルを表す。
図18は、LTE端末100がアップリンクでデータ及び/または制御情報を転送する時に消費する電力の推移を示すグラフである。
端末100は、基地局11との約束によって指示された転送電力(TX(transmit) power)を用いて基地局11にデータ及び/または制御情報を転送し、基地局11が端末100に指示したアップリンク転送電力が大きくなるにつれて合計電力消費L1が増加する特徴を示す。
制御部160は、獲得された電力消費レベルL1が第1基準値を超過するか否か判断する[S110]。
第1基準値は様々に設定することができる。例えば、第1基準値は、第1供給電力(図18においてC1)とすることができる。この場合、制御部160は、獲得された電力消費レベルL1が第1供給電力P1を超過するか否かを判断することができる。
また、例えば、第1基準値は、第1供給電力よりも小さい第1電力レベル(図18においてC3)とすることもできる。この場合、制御部160は、獲得された電力消費レベルL1が第1電力レベルC3を超過する否かを判断することができる。
以下では、第1基準値を第1供給電力(C1またはP1)として説明する。
制御部160は、上記S110段階の判断結果、獲得された電力消費レベルL1が第1基準値を超過しないと、第1電源供給部120から提供される第1供給電力P1のうち、消費電力を除外した余剰電力を、第2電源供給部130に貯蔵する[S120]。
図19を参照すると、地点Aは、第1基準値C1と獲得された電力消費レベルL1とが一致する場合を示す。
再び図19を参照すると、第1区間S1は、獲得された電力消費レベルL1が第1基準値を超過しない場合を示す。そして、第1領域R1は、第1区間S1において第2電源供給部130に貯蔵される余剰電力を表す。
すなわち、図19で第1領域R1に該当する余剰電力を第2電源供給部130に貯蔵することができる。
そして、制御部160は、獲得された電力消費レベルL1が第1基準値を超過しないと、余剰電力を第2電源供給部130に貯蔵しながら、第1供給電力を用いてアップリンクチャンネルの転送電力を制御する[S130]。
制御部160は、上記S110段階の判断結果、獲得された電力消費レベルL1が第1基準値を超過すると、第1電源供給部120から提供される第1供給電力と第2電源供給部130から提供される第2供給電力を用いてアップリンクチャンネルの転送電力を制御する[S140]。
図19を参照すると、地点Bは、端末100が消費する電力レベルの最大許容値を表す。すなわち、端末100が消費する電力レベルは、第1供給電力P1と第2供給電力P2との和以下である。
制御部160は、端末100の消費する電力レベルが第1供給電力P1及び第2供給電力P2を超過しようとする場合、端末100により消費される電力レベルが第1供給電力P1と第2供給電力P2との和を越えないように制御することができる。
図19を参照すると、獲得された電力消費レベルL1が、第2区間S2に該当する場合、制御部160は、第1供給電力P1と第2供給電力P2の両方を用いてアップリンクチャンネルの転送電力を制御することができる。
図19で、第2領域R2は、第2電源供給部130から供給される第2供給電力を表す。
制御部160は、第1供給電力P1に加えて第2供給電力P2も用いてアップリンクチャンネルの転送電力を制御する場合、これをあらかじめ定められた条件下で行うように設定することができる。
例えば、制御部160は、アップリンクチャンネルを通じて転送される情報の種類によって選択的に上記S140段階を行うことができる。
ここで、転送される情報の種類は様々に設定することができる。
例えば、制御部160は、アップリンクチャンネルを通じて制御情報を転送する場合、上記S140段階を行うように設定することができる。
前述したように、3GPP LTEシステムでは、PUCCHまたはPUSCHを通じて制御情報を転送することができる。例えば、PUCCHを通じて制御情報が転送される場合、上記S140段階を行うことができる。また、例えば、PUSCHを通じてデータ及び制御情報が転送される場合、または、PUSCHを通じて制御情報が転送される場合、上記S140段階を行うことができる。
また、例えば、制御部160は、再転送方式または遅延転送方式の適用されない情報をアップリンクチャンネルを通じて転送する場合、上記S140段階を行うように設定することができる。
3GPP LTEシステムで、端末100から基地局11に転送されるデータが損失された場合、基地局11は端末100に当該損失されたデータの再転送を要求することができる。しかし、端末100から基地局11に転送される制御情報が損失された場合には、基地局11は端末100に当該損失された制御情報の再転送を要求しない。
このように、情報が損失された場合、基地局11が端末100に再転送を要求しない情報がアップリンクチャンネルを通じて転送される場合、制御部160は上記S140段階を行うように設定することができる。
したがって、制御情報のように再転送方式の適用されない情報に対して、第2電源供給部130から供給される第2供給電力をアップリンク転送電力の制御に用いることによって、より安定した情報転送を可能にする。
また、例えば、制御部160は、ユーザにより選択された種類の情報をアップリンクチャンネルを通じて転送する場合、上記S140段階を行うように設定することができる。
制御部160は、アップリンクチャンネルを通じて様々なデータを転送することができる。ここで、アップリンクチャンネルを通じて基地局11に転送されるデータの種類のうち、ユーザにより重要とされるように設定されたデータ種類に対しては、第1供給電力と第2供給電力の両方を用いてアップリンク転送電力が制御されるように設定することができる。
制御部160は、上記S140段階が適用されるデータまたは情報の選択のためのユーザインターフェース(user interface:UI)を提供することができる。
端末100がデータカード形態としてUSBを通じてコンピュータのような別の端末に装着される場合、ユーザインターフェースは、制御部160により別の端末に提供され、該別の端末の表示手段に表示されることができる。または、ユーザインターフェースは、別の端末から提供されて表示されることもできる。
ユーザは、上記S140段階が適用される情報として、特定アプリケーションまたは特定データを選択することができる。
例えば、ユーザは、イーメールクライアントまたはイーメールを選択することができる。制御部160は、アップリンクチャンネルを通じてイーメールを転送する場合、上記S140段階を行うことができる。
また、例えば、ユーザは、上記S140段階が適用される情報として、特定アプリケーションにより取り扱われるデータの中から特定データを選択することができる。例えば、ユーザは、特定イーメールを選択して上記S140段階が適用されるように設定することができる。
また、例えば、制御部160は、アップリンクチャンネルの種類によって選択的に上記S140段階を行うことができる。
例えば、制御部160は、3GPP LTEシステムのアップリンクチャンネルのうち、制御情報を転送するのに用いうるPUCCHまたはPUSCHを通じて情報を転送する場合、制御部160は、第1供給電力と第2供給電力の両方を用いてアップリンクチャンネルの転送電力を制御するように設定することができる。
図20は、本発明の第5実施例によるアップリンク転送電力制御方法を示すフローチャートである。図21は、本発明の第5実施例によるアップリンク転送電力制御方法を説明するためのグラフである。
本発明の第5実施例によるアップリンク転送電力制御方法は、図3乃至図6を参照して説明した無線通信システム及び端末100で具現することができる。以下、関連の図面を参照しつつ、本発明の第5実施例によるアップリンク転送電力制御方法と、これを具現するための端末100の動作について詳細に説明する。
図20を参照すると、制御部160は、ある基準に基づいて定められる基準電力の他に、アップリンクチャンネル転送のために消費されるアップリンク転送電力を獲得する[S200]。
アップリンクチャンネル転送のために消費されるアップリンク転送電力は、端末100がアップリンクチャンネル転送のために現在使用している電力と、あらかじめ定められた時間内にアップリンクチャンネル転送のために使用すると予測される電力とを含むことができる。
基準電力は、通信モジュールの駆動のために必要な電力と、ダウンリンクチャンネルを通じて受信したデータをデコーディングするために必要な電力とを含むことができる。ここで、通信モジュールは無線通信部110に該当することができる。
また、基準電力は、端末100の安定した状態を維持するための電子回路の駆動のために消費される電力を含むことができる。電子回路は、通信モジュールに加えて、その他の回路を含むことができる。
制御部160は、獲得されたアップリンク転送電力が第2基準値を超過するか否かを判断する[S210]。
図21は、図18及び図19に類似するグラフで、本発明の第5実施例の説明のために例示されたものである。
図21で使用した参照番号は、図18及び図19のそれと同一である。
ただし、P3は、通信モジュールの駆動または電子回路の駆動のために必要な電力を表す。そして、P4は、ダウンリンクチャンネルのデコーディングのために必要な電力を表す。すなわち、図21で、P3とP4との和が基準電力に該当する。
L1においてP3とP4との和を除いた電力値P5が、アップリンク転送電力に該当する。
第2基準値は様々に設定することができる。図21で、第2基準値はC4に該当する。すなわち、図21で、第2基準値C4は、第1供給電力P1からP3とP4との和を除いた残りである。P3とP4は大きな変動はないはずであるが、状況によってはその値が変動することがあり、よって、第2基準値C4も時間の経過によって変動することができる。
制御部160は、上記S210段階の判断結果、獲得されたアップリンク転送電力が第2基準値C4を超過しない場合、第1電源供給部120から提供される第1供給電力P1のうち、消費電力以外の余剰電力を第2電源供給部130に貯蔵する[S220]。上記S220段階は、上述した本発明の第4実施例においてS120段階に対応する。
制御部160は、獲得されたアップリンク転送電力が第2基準値C4を超過しない場合、余剰電力を第2電源供給部130に貯蔵しながら、第1供給電力を用いてアップリンクチャンネルの転送電力を制御することができる[S230]。上記S230段階は、上述した本発明の第4実施例においてS130段階に対応する。
制御部160は、上記S210段階の判断結果、獲得されたアップリンク転送電力が第2基準値C4を超過すると、第1電源供給部120から提供される第1供給電力P1及び第2電源供給部130から提供される第2供給電力P2を用いてアップリンクチャンネルの転送電力を制御することができる[S240]。上記S240段階は、上述した本発明の第4実施例においてS140段階に対応する。
例えば、図21を参照すると、X地点に該当する状況では、制御部160は、余剰電力を第2電源供給部130に貯蔵することができる。また、Z地点に該当する状況では、制御部160は、第1及び第2供給電力の両方を用いてアップリンクチャンネルの転送電力を制御することができる。図21で、Y地点は、第2電源供給部130への電力貯蔵と第2電源供給部130からの電力使用とが切り替わる地点に該当する。
また、図18、図19及び図21ではP2を一定なものにしたが、これは説明の便宜のためのもので、P2のレベルは時間によって変化することができる。
前述のように変更される状況に応じて、第2電源供給部130には電力が貯蔵されたり、貯蔵された電力がアップリンクチャンネルの転送電力に用いられたりすることができる。したがって、P2のレベルは状況または時間によって変動することができる。
以上説明した本発明によるアップリンク転送電力制御方法は、コンピュータで実行させるためのプログラムで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することができる。本発明によるアップリンク転送電力制御方法は、ソフトウェアを用いて実行することができる。ソフトウェアで実行される場合、本発明の構成手段は、必要な作業を実行するコードセグメントである。プログラムまたはコードセグメントは、プロセッサで読み取り可能な媒体に格納されたり、転送媒体または通信網で搬送波と結合したコンピュータデータ信号によって転送されたりすることができる。
コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムで読み取り可能なデータが格納されるいずれの種類の記録装置をも含むことができる。コンピュータ読み取り可能な記録装置には、ROM、RAM、CD−ROM、DVD±ROM、DVD−RAM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク(hard disk)、光データ記憶装置などがある。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピュータ装置に分散され、分散方式でコンピュータが読み取りできるコードが格納されて実行されることができる。
以上説明してきた本発明は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとっては、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で様々な置換、変形及び変更が可能であるので、上記の実施例及び添付の図面により限定されることはない。また、本文書で説明した実施例は、限定的に適用されるものではなく、様々な変形が可能なように、各実施例の全部または一部を選択的に組み合わせて構成することができる。

Claims (17)

  1. 無線通信システムにおける端末のデータ転送方法であって、
    前記端末の消費電力が電力消費制限線を越えると、第1時間に主電源装置及び貯蔵装置から供給される電力を用いて前記電力消費制限線を超過する電力で基地局に第1データを転送する段階と、
    第2時間に前記主電源装置を用いて前記貯蔵装置を充電する段階と、
    を有し、
    前記電力消費制限線は、前記主電源装置が正常に供給できる最大電力量を示す、データ転送方法。
  2. 前記端末の消費電力をモニタリングする段階をさらに有する、請求項1に記載のデータ転送方法。
  3. 前記消費電力が前記電力消費制限線を越えると、前記基地局に前記消費電力が前記電力消費制限線を越えたという情報を知らせる段階と、
    前記基地局から前記情報を用いて生成されたアップリンクデータ転送スケジューリングを受信する段階と、
    をさらに有し、
    前記転送する段階は、前記アップリンクデータ転送スケジューリングにしたがって前記基地局に前記第1データを転送する、請求項2に記載のデータ転送方法。
  4. 前記基地局からアップリンクデータ転送スケジューリングを受信する段階をさらに有し、
    前記アップリンクデータ転送スケジューリングは、前記基地局が前記端末の転送電力をモニタリングして前記転送電力があらかじめ定められた基準値を越えると、前記端末の消費電力が前記電力消費制限線を越えたと見なし、前記貯蔵装置の充電時間を考慮して生成したものであることを特徴とする、請求項1に記載のデータ転送方法。
  5. 前記第2時間は、アップリンク制御情報の転送時点を考慮して決定される、請求項1に記載のデータ転送方法。
  6. 第3時間には、前記主電源装置及び前記貯蔵装置から供給される電力を用いて、前記電力消費制限線を超過する電力で前記基地局に第2データを転送し、第4時間には、前記貯蔵装置を充電する段階をさらに有し、
    前記第4時間は前記第2時間と異なることを特徴とする、請求項1に記載のデータ転送方法。
  7. 無線通信システムにおける基地局のデータ受信方法であって、
    端末にアップリンクデータ転送スケジューリングを転送する段階と、
    前記アップリンクデータ転送スケジューリングにしたがって、第1時間にはデータを受信せず、第2時間には前記端末の主電源装置及び前記端末の貯蔵装置から供給される電力を用いて前記端末の電力消費制限線を超過する電力で送信されたデータを前記端末から受信する段階と、
    を有し、
    前記電力消費制限線は、前記端末の主電源装置が正常に供給できる最大電力量を示し、前記第1時間は、前記貯蔵装置が充電される時間を示す、データ受信方法。
  8. 前記端末から前記端末の消費電力が前記電力消費制限線を越えたという情報を受信する段階と、
    前記情報を用いて前記アップリンクデータ転送スケジューリングを生成する段階と、
    をさらに有する、請求項7に記載のデータ受信方法。
  9. 前記端末の転送電力をモニタリングする段階と、
    前記端末の転送電力があらかじめ定められた基準値を越えると、前記端末の消費電力が前記電力消費制限線を越えたと見なし、前記貯蔵装置の充電時間を考慮して前記アップリンクデータ転送スケジューリングを生成する段階と、
    をさらに有する、請求項7に記載のデータ受信方法。
  10. 前記第2時間は、アップリンク制御情報の転送時点を考慮して決定される、請求項7に記載のデータ受信方法。
  11. 前記アップリンクデータ転送スケジューリングにしたがって、第3時間にはデータを受信せず、第4時間には前記端末の主電源装置及び前記端末の貯蔵装置から供給される電力を用いて前記端末の電力消費制限線を超過する電力で送信されたデータを前記端末から受信する段階をさらに有し、
    前記第3時間は前記第1時間と異なることを特徴とする、請求項7に記載のデータ受信方法。
  12. 電力消費レベルを獲得する段階と、
    前記電力消費レベルが基準値を超過しない場合、第1電源供給部から提供される第1供給電力のうち、消費電力を除外した余剰電力を第2電源供給部に貯蔵する段階と、
    前記電力消費レベルが前記基準値を超過する場合、前記第1供給電力と前記第2電源供給部から提供される第2供給電力を用いてアップリンクチャンネルの転送電力を制御する段階と、
    を有する、アップリンク転送電力制御方法。
  13. 前記電力消費レベルが前記基準値を超過しない場合、前記第1供給電力を用いて前記アップリンクチャンネルの転送電力を制御する段階をさらに有する、請求項12に記載のアップリンク転送電力制御方法。
  14. 前記アップリンクチャンネルは、PRACH、PUCCH及びPUSCHのうち少なくとも一つを含む、請求項12に記載のアップリンク転送電力制御方法。
  15. 前記アップリンクチャンネルの転送電力を制御する段階は、前記アップリンクチャンネルを通じて転送される情報の種類によって選択的に行われる、請求項14に記載のアップリンク転送電力制御方法。
  16. 前記アップリンクチャンネルの転送電力を制御する段階は、前記アップリンクチャンネルを通じて制御情報を転送する場合に行われる、請求項15に記載のアップリンク転送電力制御方法。
  17. 前記アップリンクチャンネルの転送電力を制御する段階は、再転送方式または遅延転送方式が適用されない情報を転送する場合に行われる、請求項15に記載のアップリンク転送電力制御方法。
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