JP2011114377A - 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信装置間の接続状況に応じて自立的に接続経路や接続方式を選択する。
【解決手段】接続しようとしている無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を受信する受信部と、前記受信部により受信した前記情報に応じて、前記無線通信装置と直接接続して前記無線通信装置と直接通信する第1の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と直接通信する第2の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と前記基地局を介して間接通信する第3の通信のいずれを行うかを選択する選択部と、を備える、無線通信装置。
【選択図】図6

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラムに関する。
近年、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11に代表される無線LAN(Local Area Network)システムは、機器の自由度が高い等の利点から、有線ネットワークに代わり普及しつつある。例えば、特許文献1に記載されているように、IEEE802.11で規定される無線LANシステムは、親機として動作するアクセスポイント、および子機として動作する複数のステーションからなる無線通信装置のグループで構成され、1のアクセスポイントには複数のステーションが接続される。
ここで、複数の子機同士が通信を行う場合には、二通りの経路が考えられる。一つはアクセスポイントを経由して接続する経路であり、もう一つはアクセスポイントを経由せずにステーション同士が直接接続する経路である。一般的に、後者の直接接続する経路は、前者のアクセスポイントを経由する経路に比べて伝送速度、伝送遅延、無線帯域の有効活用の面から有利である。
また、子機同士が直接接続する経路を利用する場合には、二つの接続方式が提案されている。一つはIEEEで規定されるIEEE802.11z(Tunneled Direct Link Setup;以下、TDLSと称する。)であり、もう一つはWi−FiAllianceで規定されるWi−FiDirectである。TDLSは、子機同士がアクセスポイントを介して接続した後に、直接通信を行う方式である。一方、Wi−FiDirectは、子機がアクセスポイントと接続せずとも子機同士で直接通信を行うことが可能な方式である。
Wi−FiDirectは、アクセスポイントへの接続がネットワークのセキュリティ上許されない場合でも通信が必要な機器同士のみでの接続を行うことができる点でTDLSより有利である。しかし、Wi−FiDirectは、一方の子機が親機と同様の動作をする必要があるため、無線資源の有効活用の点、親機となった機器の消費電力の点からTDLSに劣る。
特開2008−283590号公報
例えば、上記したような親機として動作するアクセスポイント、および子機として動作する複数のステーションからなる無線通信装置のグループに新たな無線通信装置を接続する場合には、適切な接続経路や接続方式が種々の状況により異なってくるため、ユーザは、複雑な状況や技術的問題を考慮した上で無線通信装置の接続設定を行わなければならないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、無線通信装置間の接続状況に応じて自立的に接続経路や接続方式を選択することが可能な、新規かつ改良された無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、接続しようとしている無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を受信する受信部と、前記受信部により受信した前記情報に応じて、前記無線通信装置と直接接続して前記無線通信装置と直接通信する第1の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と直接通信する第2の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と前記基地局を介して間接通信する第3の通信のいずれを行うかを選択する選択部と、を備える、無線通信装置が提供される。
また、自身の無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を取得する取得部を備え、前記選択部は、前記受信部により受信した前記情報および、前記取得部により取得した前記情報に応じて、前記第1〜第3の通信のいずれを行うかを選択してもよい。
また、前記通信能力を示す情報は、前記無線通信装置の利用可能な通信方式の情報(Capability)であってもよい。
また、前記通信能力を示す情報は、前記他の無線通信装置が推奨する通信方式の情報であってもよい。
また、既に前記無線通信装置と前記基地局とが接続され、前記選択部により前記第1の通信が選択された場合に、前記無線通信装置の接続状態を示す情報に応じて、前記基地局との接続を切断して前記第1の通信を行うか、前記基地局との接続を切断せずに前記第1の通信を行うかを判断する判断部を備えてもよい。
また、前記判断部は、前記無線通信装置の接続状態を示す情報に応じて、前記無線通信装置と前記基地局との通信に利用されている周波数とは異なる周波数を用いて前記第1の通信を行うかを判断してもよい。
また、前記接続状態を示す情報は、前記無線通信装置と前記自身の無線通信装置との過去の接続状況の情報であってもよい。
また、前記過去の接続状況の情報は、前記無線通信装置の接続の際に用いられる暗号鍵が既に設定済みか否かの情報であってもよい。
また、前記接続状態を示す情報は、前記無線通信装置と前記自身の無線通信装置との現在の接続状況の情報であってもよい。
また、前記接続状態を示す情報は、前記無線通信装置から送信される電波強度および前記基地局から送信される電波強度の情報であってもよい。
また、前記接続状態を示す情報は、前記無線通信装置または前記自身の無線通信装置が利用している周波数に対する干渉の測定結果の情報であってもよい。
また、前記接続状態を示す情報は、前記無線通信装置または前記自身の無線通信装置が利用しているアプリケーションプログラムの要求情報であってもよい。
また、前記取得部は、前記接続情報を任意の無線通信装置からの定期的なブロードキャスト送信により取得してもよい。
また、前記受信部は、IEEE802.11により規定されるProbe RequestまたはProbe Reseponseに挿入された前記情報を受信してもよい。
また、前記受信部は、IEEE802.11により規定されるBeaconに挿入された前記情報を受信してもよい。
また、前記受信部は、IEEE802.11により規定されるAction FrameまたはPublic Action Frameに挿入された前記情報を受信してもよい。
また、前記受信部は、IEEE802.11により規定されるData Frameを通じて行われたレイヤ3以上の上位層の情報に挿入された前記情報を受信してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の無線通信装置と、無線通信第2の無線通信装置と、を備え、前記第1の無線通信装置は、前記第2の無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を受信する受信部と、前記受信部により受信した前記情報に応じて、前記第2の無線通信装置と直接接続して前記第2の無線通信装置と直接通信する第1の通信か、前記基地局を介して接続して前記第2の無線通信装置と直接通信する第2の通信か、前記基地局を介して接続して前記第2の無線通信装置と前記基地局を介して間接通信する第3の通信のいずれを行うかを選択する選択部と、を備える、無線通信システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、接続しようとしている無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を受信する受信部と、前記受信部により受信した前記情報に応じて、前記無線通信装置と直接接続して前記無線通信装置と直接通信する第1の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と直接通信する第2の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と前記基地局を介して間接通信する第3の通信のいずれを行うかを選択する選択部と、を備える、無線通信装置として機能させるためのプログラムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、接続しようとしている無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を受信するステップと、前記受信した前記情報に応じて、前記無線通信装置と直接接続して他の無線通信装置と直接通信する第1の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と直接通信する第2の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と前記基地局を介して間接通信する第3の通信のいずれを行うかを選択するステップと、を含む、無線通信方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、無線通信装置間の接続状況に応じて自立的に接続経路や接続方式を選択することができる。
本発明の実施形態に係る無線通信の接続形態を説明する説明図である。 同実施形態にかかる無線通信の接続形態を説明する説明図である。 同実施形態にかかる無線通信の接続形態を説明する説明図である。 同実施形態にかかる無線通信の接続形態を説明する説明図である。 同実施形態にかかる無線通信の接続形態を説明する説明図である。 同実施形態にかかるPCの構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態にかかるPCとTVとの接続動作の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかるPCとTVとの接続動作の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかるPCとTVとの接続動作の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかるPCとTVとの接続動作を説明する説明図である。 同実施形態にかかるプローブリクエストの一例を説明する説明図である。 同実施形態にかかるプローブレスポンスの一例を説明する説明図である。 同実施形態にかかるパブリックアクションフレームの一例を説明する説明図である。 同実施形態にかかるアクションフレームの一例を説明する説明図である。 同実施形態にかかるデータフレームの一例を説明する説明図である。 同実施形態にかかる第2の動作例の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる第3の動作例の詳細を示すフローチャートである。 同実施形態にかかる第3の動作例の詳細を示すフローチャートである。 一般的な無線通信の接続形態について説明する説明図である。 一般的な無線通信の接続形態について説明する説明図である。 一般的な無線通信の接続形態について説明する説明図である。 一般的な無線通信の接続形態について説明する説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下に示す順序に従って、当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
〔1〕本実施形態の目的
〔2〕無線通信システムの概要
〔3〕無線通信装置の構成
〔4〕無線通信装置間の接続動作
〔4−1〕第1の動作例
〔4−2〕第2の動作例
〔4−3〕第3の動作例
〔1〕本実施形態の目的
まず、図17〜図20を参照して、本実施形態の目的について説明する。図17〜図20は、一般的な無線通信の接続形態について説明する説明図である。近年、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11に代表される無線LAN(Local Area Network)システムは、機器の自由度が高い等の利点から、有線ネットワークに代わり普及しつつある。例えば、図17に示したように、IEEE802.11で規定される無線LANシステムは、親機として動作するアクセスポイント(AP)60、および子機として動作するステーション(ST)51、52からなる無線通信装置のグループで構成され、1のアクセスポイント60には複数のステーションが接続される。
ここで、図17に示した子機51と子機52が通信を行う場合には、二通りの経路が考えられる。一つは図18に示したようにアクセスポイントを経由して接続する経路であり、もう一つはアクセスポイントを経由せずにステーション同士が直接接続する経路である。一般的に、後者の直接接続する経路は、前者のアクセスポイントを経由する経路に比べて伝送速度、伝送遅延、無線帯域の有効活用の面から有利である。
また、子機同士が直接接続する経路を利用する場合には、二つの接続方式が提案されている。一つはIEEEで規定されるIEEE802.11z(Tunneled Direct Link Setup;以下、TDLSと称する。)であり、もう一つはWi−FiAllianceで規定されるWi−FiDirectである。図19に示したように、TDLSは、子機51と子機52とがアクセスポイント60を介して接続した後に、直接通信を行う方式である。いずれの子機もアクセスポイント60に接続可能な状況である場合には、通常TDLSによる無線通信が行われる。
一方、Wi−FiDirectは、子機がアクセスポイントと接続せずとも子機同士で直接通信を行うことが可能な方式である。図20に示したように、Wi−FiDirectは、必ずしもアクセスポイントとの接続をする必要がなく、接続が必要な機器同士のみを直接接続することができる。例えば、アクセスポイントへの接続がネットワークのセキュリティ上許されない場合でも通信が必要な機器同士のみでの接続を行うことができる点でTDLSより有利である。しかし、Wi−FiDirectは、直接接続する一方の無線通信装置が親機(Group Owner)となり、ビーコンを送信するなどといったアクセスポイントと同様の動作をする必要があるため、無線資源の有効活用の面、親機となった機器の消費電力の面からTDLSに劣る。
例えば、上記したような親機として動作するアクセスポイント、および子機として動作する複数のステーションからなる無線通信装置のグループに新たな無線通信装置を接続する場合には、適切な接続経路や接続方式が種々の状況により異なってくるため、ユーザは、複雑な状況や技術的問題を考慮した上で無線通信装置の接続設定を行わなければならないという問題があった。そこで、上記のような事情を一着眼点として、本発明にかかる無線通信システムが創作されるに至った。本実施形態にかかる無線通信システムによれば、無線通信装置間の接続状況に応じて自立的に接続経路や接続方式を選択することが可能となる。
〔2〕無線通信システムの概要
以上、本実施形態の目的について説明した。次に、図1〜図5を参照して、本実施形態にかかる無線通信システムの概要について説明する。図1〜図5は、本実施形態にかかる無線通信の接続形態を説明する説明図である。本実施形態では、図1に示したように、親機(基地局)として動作するアクセスポイント(AP)と子機として動作するステーション(ST)である無線通信装置が接続して1つの無線通信装置群を形成している。そして、無線通信装置群に属していない無線通信装置は、無線通信装置群に含まれる無線通信装置に接続しようとしている。
具体的には、アクセスポイント30(以降AP30と称する)と接続している無線通信装置としては、テレビジョン受像機(以降TV20と称する)などを例示でき、TV20は、AP30を介してインターネットから取得した映像を受信する。そして、AP30に接続していない無線通信装置としては、PC(Personal Computer)(以降PC10と称する)などを例示でき、PC10はTV20に接続して、TV20が受信した映像等をPC10の表示画面に表示させようとしている。この場合、PC10とTV20との無線通信における接続経路や接続方式はどのようにすべきかについては、装置間の接続状況によって異なってくる。
例えば、図2では、自宅内においてAP30とTV20とが接続されており、PC10は自宅の装置であり、既にAP30との接続がなされている。この場合、上記したように、TDLSによる無線通信を行うのが一般的である。
また、図3に示したように、友人等の装置であるPC10がTV20と接続しようとしており、セキュリティ上AP30との接続を行いたくない場合が考えられる。この場合、AP30の接続を必要としないWi−FiDirectによる無線通信が適している。
また、図4に示したように、PC10もTV20もTDLSやWi−FiDirectによる無線通信機能を有していない場合や、無線通信装置間の電波環境が悪い場合には、AP30を経由した無線通信を行う必要がある。
さらに、図5に示したように、アプリケーションやユーザの選択、その他の接続状況によっては、TV20とAP30との接続を切断して、新たにPC10とWi−FiDirectにより直接接続したほうが適切な場合もある。
また、図2に示したように、自宅のAP30に自身のPC10を接続する場合でも、暗号鍵がまだ設定されていない場合(初めて接続する場合)には鍵の設定手順が必要であるため、Wi−FiDirectによる無線通信が適しているといえる。一方、既に暗号鍵が設定されている場合には、自動的に自身のPCを自宅のAP30に接続させることができるため、TDLSによる無線通信が適している。また、TV20とAP30とが接続していない場合、またはAP30が存在しない場合には、TV20とPC10とはWi−FiDirectによる無線通信をする必要がある。TP20とAP30とが接続していない、またはAP30が存在しない場合に、Wi−FiDirectによる無線通信ができない場合は、他の接続方式で直接通信を行うか、接続に失敗することとなる。
このように、無線通信装置群(TV20およびAP30)に新たなPC10を接続させる場合には、適切な接続形態や通信方式、接続手順などが無線通信装置の接続状態や通信能力に応じて異なってくる。このため、本実施形態にかかる無線通信システムでは、上記したような無線通信装置状態や通信能力を示す情報を無線通信装置間で送受信して、自立的に接続形態や通信方式などを決定している。
〔3〕無線通信装置の構成
以上、無線通信システムの概要について説明した。次に、図6を参照して、PC10の構成について説明する。図6は、本実施形態による無線通信装置の一例としてPC10の構成を示した機能ブロック図である。なお、TV20はPC10と実質的に同一に構成することが可能であるため、TV20の構成の詳細な説明は省略する。
図6に示したように、PC10は、データ処理部102と、伝送処理部104と、無線インターフェース部106と、制御部108と、メモリ110と、アンテナ120と、を備える。
送信時には、データ処理部102は、例えば上位レイヤからの要求に応じて各種データフレーム、データパケットを作成して伝送処理部104に供給する。伝送処理部104は、送信時にはデータ処理部102で生成されたパケットに対して各種データヘッダやFCS(Frame Check Sequence)などの誤り検出符号の付加などの処理を行い、処理後のデータを無線インターフェース部106に提供する。無線インターフェース部106は、伝送処理部104より受け取ったデータから搬送波の周波数帯の変調信号を生成し、アンテナ120から無線信号として送信させる。
また、受信動作を行う際には、無線インターフェース部106は、アンテナ120により受信された無線信号をダウンコンバージョンし、ビット列に変換することにより各種データフレームを復号する。伝送処理部104は、無線インターフェース部106から供給される各種データフレームに付加されているヘッダを解析し、誤り検出符号に基づいてデータフレームに誤りがないことを確認すると、各種データフレームをデータ処理部102へ供給する。データ処理部102は、伝送処理部104から供給される各種データフレーム、データパケットを処理し、解析する。
このように、データ処理部102、伝送処理部104、無線インターフェース部106、およびアンテナ120は、通信部(受信部および送信部)として機能する。受信部として機能する場合には、無線通信を中継する基地局と接続しているTV20の接続状態または通信能力を示す情報を受信する。また、送信部として機能する場合には、自身の接続状態または通信能力を示す情報を、無線通信を中継する基地局と接続している無線通信装置に送信する。
制御部108は、データ処理部102、伝送処理部104、および無線インターフェース部106の各々の受信動作および送信動作を制御する。例えば、制御部108は、受信部により受信したTV20の接続状態または通信能力を示す情報に応じて、TV20と直接接続して直接通信するWi−FiDirect(第1の通信)か、AP30を介して接続してTV20と直接通信するTDLS(第2の通信)か、AP30を介して接続してTV20とAP30を介して間接通信するアクセスポイントを経由した通信(第3の通信)のいずれを行うかを選択する選択処理を行う機能を有する。
また、自身の装置の接続状態または通信能力を示す情報を取得する取得処理を行う機能、既にTV20とAP30とが接続され、Wi−FiDirectが選択された場合に、TV20の接続状態を示す情報に応じて、AP30との接続を切断してWi−FiDirectを行うか、AP30との接続を切断せずにWi−FiDirectを行うかを判断する判断処理を行う機能などを有する。すなわち、制御部108は、他の構成と協働して、選択部、取得部、判断部として機能する。
メモリ110は、制御部108によるデータ処理の作業領域としての役割や、各種データを保持する記憶媒体としての機能を有する。メモリ110は、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ディスク、およびMO(Magneto Optical)ディスクなどの記憶媒体であってもよい。不揮発性メモリとしては、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)があげられる。また、磁気ディスクとしては、ハードディスクおよび円盤型磁性体ディスクなどがあげられる。また、光ディスクとしては、CD(Compact Disc、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)およびBD(Blu−Ray Disc(登録商標))などがあげられる。
〔4〕無線通信装置間の接続動作
以上、PC10の構成を説明した。次に、PC10をAP30に接続しているTV20に接続するための本実施形態による第1〜第3の動作例について説明する。
〔4−1〕第1の動作例
図7A、図7Bおよび図7Cは、PC10をTV20に接続するための接続動作の詳細を示すフローチャートである。図7Aに示したように、まず、ユーザによる入力操作に応じて、PC10の接続処理が起動する(S100)。ステップS100におけるユーザによる入力操作としては、例えば、PC10の表示画面に表示された接続開始項目を選択するか、接続を開始するためのアプリケーションの起動などが挙げられる。
次に、スキャン(Scan)によりTV20を発見できるか否かを判定する(S102)。ステップS102において、PC10は、例えば、TV20がWi−FiDirectのグループオーナーである場合には、アクティブスキャン(ActiveScan)またはパッシブスキャン(PassiveScan)によりTV20を発見することが可能である。アクティブスキャンによりTV20を発見する場合には、TV20にプローブリクエスト(Probe Request)を送信して、TV20からプローブレスポンス(Probe Response)を受信することを試みる。また、パッシブスキャンによりTV20を発見する場合には、TV20から送信されるビーコンを受信することを試みる。また、TV20がグループオーナーではない場合であっても、TV20からブロードキャストされた応答要求パケットを受信することが出来る場合には、スキャンによりTV20を発見することができる。
ステップS102において、スキャンによりTV20を発見することができると判定された場合には、TV20の通信能力の情報(Capability)を取得する(S104)。ステップS102において、アクティブスキャンによりプローブリクエストおよびプローブレスポンスの送受信をした場合には、TV20から送信されるプローブレスポンスに挿入されている通信能力の情報を取得する。例えば、図8に示したように、接続トリガを契機に、PC10から、PC10の接続状態や通信能力を示す情報が挿入されたプローブリクエストが送信される。そして、PC10からプローブリクエストを送信されたTV20は、TV20の接続状態や通信能力を示す情報が挿入されたプローブレスポンスを送信する。
ここで、図9および図10を参照して、ステップS104において送受信されるプローブリクエストおよびプローブレスポンスについて説明する。図9は、プローブリクエストの一例を説明する説明図である。図9に示したように、プローブリクエストは、主に、各パケットを識別するMacHeaderと、パケットの内容を示すFrameBodyからなる。FrameBodyに含まれるP2PIEには、Wi−FiDirectでn接続可能か否かを示す情報を挿入されている。また、ConnectionCapabilityには、TDLSでの接続が可能か否かを示す情報(TDLSOK/NG)、推奨する接続方式を示す情報(Recommendation)が挿入されている。
また、図10に示したプローブレスポンスもプローブリクエストと同様に、FrameBodyに含まれるP2PIEには、Wi−FiDirectでの接続可能か否かを示す情報が挿入されている。また、ConnectionCapabilityには、TDLSでの接続が可能か否かを示す情報(TDLSOK/NG)、推奨する接続方式を示す情報(Recommendation)が挿入されている。
推奨する接続方式を示す情報とは、例えば、TDLSかWi−FiDirectのいずれの接続方式を推奨するかを示す情報である。接続方式の推奨は、PC10およびTV20のアプリケーションによって優先度を指定するようにしてもよい。例えば、PC10で再生した動画をTV20に表示するといった無線帯域をより必要とするアプリケーションの場合には、無線利用効率がよいと予想されるTDLSを推奨するようにしてもよい。
図9および図10に示したプローブリクエストおよびプローブレスポンスを送受信する場合には、予め定められた周波数チャンネル(Social Channel)を使用してもよいし、PC10が利用可能な周波数について総当りでプローブレスポンスを送信するようにしてもよい。
また、IEEE802.11により定義されているパブリックアクションフレーム(PublicActionframe)に挿入されている通信能力の情報を取得してもよい。図11は、パブリックアクションフレームの一例を説明する説明図である。パブリックアクションフレームを利用することにより、PC10がTV20にもAP30にも接続していない状態において、PC10とTV20との間で必要な情報を通知し合うことが可能となるものである。
図11に示したように、FrameBodyのcategoryに当該パケットがパブリックアクションフレームであることを示す情報が挿入されている。そして、0xDDによりベンダーの定義した独自フレームであることが示される。また、OUI(Organizationally Unique Identifier)、OUItype、OUIsubtypeによりどのベンダーが定義したどのタイプの情報かが示される。そして、 vender specific infoに、Wi−FiDirectでの接続可能か否かを示す情報(Wi−FiDirectOK/NG)、TDLSでの接続が可能か否かを示す情報(TDLSOK/NG)、推奨する接続方式を示す情報(Recommendation)が挿入されている。
上記したように、ステップS104において、PC10とTV20との間でプローブリクエスト等を用いて通信能力等の情報を送受信したが、かかる例に限定されず、TV20やAP30から定期的にブロードキャスト送信される情報を受信するようにしてもよい。例えば、TV20やAP30からの送信されるビーコンのInformationElementに挿入されている通信能力の情報を取得してもよい。
図7Aに戻り、ステップS102において、スキャンによりTV20を発見できないと判断された場合には、AP30と接続できる状態か否かを判定する(S110)。ステップS110においては、PC10がAP30とすぐに接続できる状態か否かだけでなく、既に接続している状態か否かを判定してもよい。AP30とすぐに接続できる状態とは、AP30と接続するための暗号鍵が設定済みである状態などである。ステップS110において、AP30とすぐに接続できる状態であると判断された場合には、AP30と接続する(S112)。
ステップS112においては、AP30と接続してAP30に接続しているTV20を検知することができる。例えば、UPnP(Universal Plug and Play)を利用して画像を出力可能な機器であるTV20を検知する。そして、ステップS112において検知したTV20にデータフレーム(DataFrame)やアクションフレーム(ActionFrame)などによりTV20の通信能力を取得する(S114)。
ここで、図12および図13を参照して、アクションフレームおよびデータフレームについて説明する。図12は、アクションフレームの一例を説明する説明図である。図12に示したように、アクションフレームのFrameBodyの0xDDによりベンダーの定義した独自フレームであることが示される。また、OUI(Organizationally Unique Identifier)、OUItype、OUIsubtypeによりどのベンダーが定義したどのタイプの情報かが示される。そして、vender specific infoに、Wi−FiDirectでの接続可能か否かを示す情報(Wi−FiDirectOK/NG)、TDLSでの接続が可能か否かを示す情報(TDLSOK/NG)、推奨する接続方式を示す情報(Recommendation)が挿入されている。
図13は、データフレームの一例を説明する説明図である。図13に示したように、データフレームのFrameBodyのvender specific headerに通常のデータパケットと異なることを示し、かつ、どのタイプの情報かが示される。そして、vender specific infoに、Wi−FiDirectでの接続可能か否かを示す情報(Wi−FiDirectOK/NG)、TDLSでの接続が可能か否かを示す情報(TDLSOK/NG)、推奨する接続方式を示す情報(Recommendation)が挿入されている。
そして、図7Bに示したように、自身(PC10)の通信能力を示す情報と比較する(S106)。ステップS106においては、PC10が自身の通信能力とTV20の通信能力を比較して適切な接続形態や接続方式を決定しているが、かかる例に限定されない。例えば、TV20がプローブリクエストに挿入されたPC10の通信能力と自身の通信能力とを比較して適切な接続形態や接続方式を決定するようにしてもよい。
ステップS106の比較の結果、TV20はTDLSのみ利用可能でPC10はWi−FiDirectのみ利用可能である場合、または、TV20はWi−FiDirectのみ利用可能でPC10はTDLSのみ利用可能である場合、または、TV20もPC10の両者ともTDLSもWi−FiDirectも利用不可能である場合には、AP30を経由した通信を行う(S130)。
また、ステップS106の比較の結果、TV20はTDLSもWi−FiDirectも利用可能であり、PC10はWi−FiDirectのみ利用可能である場合、または、TV20はWi−FiDirectのみ利用可能でPC10はTDLSもWi−FiDirectも利用可能である場合、または、TV20もPC10もWi−FiDirectのみ利用可能である場合には、Wi−FiDirectを利用した接続を行う(S132)。この場合、PC10とTV20は、Wi−FiDirectの仕組みを用いて、どちらか一方の機器が親機(Group Owner)となるプロセスを経て接続し、PC10とTV20との間のデータ通信を行う。
また、ステップS106の比較の結果、TV20はTDLSもWi−FiDirectも利用可能であり、PC10はTDLSのみ利用可能である場合、または、TV20はTDLSのみ利用可能でPC10はTDLSもWi−FiDirectも利用可能である場合、または、TV20もPC10もTDLSのみ利用可能である場合には、TDLSを利用した接続を行う(S134)。この場合、PC10はAP30に接続して(既にAP30に接続している場合には接続処理は省略可能である。)、TDLSの仕組みを用いてPC10とTV20の間のデータ通信を行う。
さらに、ステップS106の比較の結果、TV20もPC10のいずれもTDLSもWi−FiDirectも利用可能である場合には、TV20がTDLSの利用を推奨しているか否かを判定する(S108)。TV20がTDLSの利用を推奨しているか否かは、上述したように、プローブレスポンスなどに含まれるRecommendationに挿入されている推奨する接続方式の情報を用いて判断できる。
ステップS108においてTV20がTDLSの利用を推奨していると判定された場合には、ステップS134のTDLSを利用した接続を行う。一方、ステップS108において、TV20がTDLSの利用を推奨していない、すなわち、Wi−FiDirectの利用を推奨している場合には、ステップS132のWi−FiDirectを利用した接続を行う。
ステップS108においては、TV20がどの接続方式を推奨しているかにしたがって接続方式を選択したが、かかる例に限定されず、PC10が推奨する接続方式を優先的に選択するようにしてもよい。
図7AのステップS110において、PC10がAP30と接続できる状態ではない場合には、AP30と接続可能か否かをユーザに選択させる(S118)。図7CのステップS118においては、AP30と接続可能か否かをユーザに選択させるようにしたが、かかる例に限定されず、AP30のMACアドレスフィルタリング(AddressFiltering)などにより、PC10が自立的にAP30と接続可能か否かを判断するようにしてもよい。例えば、AP30にPC10のMACアドレスが既に登録されている場合には、MACアドレスフィルタリングによりPC10はAP30にアクセス可能であると判断することができる。また、PC10がAP30と接続できる状態ではない場合とは、TV20とAP30とが接続されていなかったり、AP30が存在しなかったりする場合も含まれる。この場合、ステップS118においてAP30と接続可能か否かをユーザに選択させることなく、ステップS120以降の処理を実行して、Wi−FiDirectによる通信を試みる。
ステップS118において、ユーザの選択によりAP30と接続可能であると判定された場合には、ステップS112の処理に戻る。一方、ステップS118において、ユーザの選択によりAP30と接続不可能であると判定された場合には、ユーザにPC10の入力画面等からTV20の接続トリガを押下するよう促す(S120)。
そして、ユーザ操作に応じてTV20の接続開始トリガが押下される(S122)。ステップS122において、TV20の接続開始トリガが押下された後に、PC10がTV20を発見できるか否かを判定する(S124)。ステップS124においては、例えば、Wi−FiDirectにより規定される方法によりTV20を発見することが可能である。そして、PC10がWi−FiDirectに対応していると判定された場合(S126)には、ステップS132におけるWi−FiDirectを利用した接続を行う。
ステップS126において、PC10がWi−FiDirectに対応していないと判定された場合には、他の接続方式での接続を行うか、接続が失敗であることをユーザに通知する(S128)。以上、第1の動作例について説明した。上記実施形態によれば、接続しようとしているTV20の接続状態や、PC10とTV20各々におけるTDLSまたはWi−FiDirectを利用可能か否かについての通信能力(Capability)や、PC10とAP30との接続情報や、TV20もしくはPC10がTDLSとWi−FiDirectのいずれを推奨するかの情報は、ユーザ操作に応じた選択入力などに応じて、接続形態(AP30を経由する接続か直接接続か)や接続方式(TDLSかWi−FiDirectか)を自律的に選択することが可能となる。
〔4−2〕第2の動作例
次に、図14を参照して、第2の動作例について説明する。第2の動作例においては、PC10がTV20やAP30など周囲の無線通信装置の電波強度を測定することにより、AP30を経由した接続を選択するか否かを判断する。
具体的に図14を参照して第2の動作例を説明する。図14は、第2の動作例の詳細を示すフローチャートである。図14に示したように、図7AのステップS102において、スキャンによりTV20を発見できると判定された場合に、AP30の送信パケットの電力P1を測定する(S202)。次に、TV20の送信パケットの電力2を測定する(S204)。
そして、ステップS202において測定した電力P1と、ステップS204において測定した電力P2とを比較する(S206)。ステップS206において、AP30の送信パケットの電力P1が、TV20の送信パケットの電力P2よりもn倍大きいと判定された場合には、PC10とTV20を直接接続せずに、AP30を経由した接続を選択する(S208)。また、ステップS206において、AP30の送信パケットの電力P1が、TV20の送信パケットの電力P2よりもn倍大きくないと判定された場合には、図7AのステップS104以降の処理を実行する。
また、ステップS206における判定条件は、TV20の送信パケットの電力P1が所定の閾値を下回っている場合、または、AP30の送信パケットの電力P2が所定の閾値を上回っている場合としてもよい。
〔4−3〕第3の動作例
以上、第2の動作例について説明した。次に、図15および図16を参照して、第3の動作例について説明する。第3の動作例においては、TV20とAP30が既に接続されている場合に、TV20とAP30との接続を継続する必要があるか否かを判定して、判定結果に応じて接続を切断したり継続したりする。
具体的に図15を参照して第3の動作例を説明する。図15は、第3の動作例の詳細を示すフローチャートである。図15に示したように、図7Bにおいて、Wi−FiDirectを利用した接続を行う(S132)と判断された場合に、TV20がAP30との接続を切断するか否かを判定する(S302)。ステップS302においては、TV20がAP30とデータ通信しているアプリケーションプログラムと、PC10とデータ通信するアプリケーションプログラムのいずれかまたは双方の判断により、AP30との接続を継続する必要があるか否かを決定してもよい。
ステップS302において、TV20がAP30との接続を継続する必要がないと判断した場合には、TV20はAP30との接続を切断する(S304)。そして、ステップS304においてAP30との接続を切断した後に、PC10とWi−FiDirectによる接続を行う(S306)。ステップS302において、TV20がAP30との接続を継続すると判断した場合には、ステップS306の処理を実行する。
TV20がAP30との接続を継続する必要がないと判断する場合としては、例えば、AP30との通信が一定時間ない場合や、ユーザの入力に応じてAP30との接続を継続する必要がないと判断される場合などが挙げられる。また、PC10の操作画面等から、ユーザの入力によりTV20とAP30との接続を切断するようにしてもよい。この場合、PC10は、ユーザ入力によりTV20とAP30との切断を指示されたことをTV20に通知して、TV20は当該指示にしたがってAP30との接続を切断する。
また、TV20やPC10が現在利用している周波数に対する電波干渉に応じてAP30との接続を継続するか否かを判断するようにしてもよい。例えば、電波干渉を測定することにより、S/N比が低い場合や他のアクセスポイントとの周波数がオーバーラップしている場合には、通信速度が低くなることが予想されるため、AP30との接続を切断する。この場合、それまで利用していた周波数と異なる周波数に移った上で、PC10とWi−FiDirectでの接続を行ってもよい。
図16を参照して具体的に説明する。図16に示したように、まず、TV20は現在利用している周波数1の電波干渉を測定する(S312)。そして、ステップS312における測定の結果、S/N比が所定の値xより小さいか否かを判定する(S314)。ステップS314において、S/N比が所定の値より小さいと判定された場合には、AP30との接続を切断する(S316)。そして、周波数1とは異なる周波数2に変更して(S318)、PC10とWi−FiDirectを利用した接続を行う(S320)。ステップS314において、S/N比が所定の値以上であると判定された場合には、AP30との接続を切断せずにステップS318以降の処理を実行する。
図16では、TV20が電波干渉を測定して、AP30との接続を継続するか否かを判断することとしていたが、かかる例に限定されない。例えば、PC10が電波干渉を測定して、TV20とAP30との接続を継続するか否かを判断するようにしてもよい。PC10がTV20とAP30との接続を切断して、他の周波数で接続したほうがよいと判断した場合には、判断結果をTV20に通知する。当該判断結果を通知されたTV20は、AP30との接続を切断して、PC10に通知された周波数でPC10とWi−FiDirectを利用した接続を行う。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記実施形態では、PC10がTV20に接続するたびに、接続形態や接続方式を選択するようにしていたが、かかる例に限定されず、PC10とTV20とが過去の接続形態や接続方式を利用するようにしてもよい。例えば、PC10とTV20との間における過去の接続形態や接続方式をメモリ110に記憶し、再度PC10がTV20と接続する際には、メモリ110に記憶されている接続形態や接続方式により接続してもよい。
また、本明細書の無線通信システムの処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図として記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、PC10およびTV20の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
また、PC10およびTV20に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述したPC10およびTV20の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。
10 PC
102 データ処理部
104 伝送処理部
106 無線インターフェース部
108 制御部
110 メモリ
20 TV
30 AP

Claims (20)

  1. 接続しようとしている無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信した前記情報に応じて、前記無線通信装置と直接接続して前記無線通信装置と直接通信する第1の通信か、無線通信を中継する基地局を介して接続して前記無線通信装置と直接通信する第2の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と前記基地局を介して間接通信する第3の通信のいずれを行うかを選択する選択部と、
    を備える、無線通信装置。
  2. 自身の無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を取得する取得部を備え、
    前記選択部は、
    前記受信部により受信した前記情報および、前記取得部により取得した前記情報に応じて、前記第1〜第3の通信のいずれを行うかを選択する、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記通信能力を示す情報は、前記無線通信装置の利用可能な通信方式の情報である、請求項1または2のいずれかに記載の無線通信装置。
  4. 前記通信能力を示す情報は、前記他の無線通信装置が推奨する通信方式の情報である、請求項1または2のいずれかに記載の無線通信装置。
  5. 既に前記無線通信装置と前記基地局とが接続され、前記選択部により前記第1の通信が選択された場合に、前記無線通信装置の接続状態を示す情報に応じて、前記基地局との接続を切断して前記第1の通信を行うか、前記基地局との接続を切断せずに前記第1の通信を行うかを判断する判断部を備える、請求項1に記載の無線通信装置。
  6. 前記判断部は、
    前記無線通信装置の接続状態を示す情報に応じて、前記無線通信装置と前記基地局との通信に利用されている周波数とは異なる周波数を用いて前記第1の通信を行うかを判断する、請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記接続状態を示す情報は、前記無線通信装置と前記自身の無線通信装置との過去の接続状況の情報である、請求項1または2のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 前記過去の接続状況の情報は、前記無線通信装置の接続の際に用いられる暗号鍵が既に設定済みか否かの情報である、請求項7に記載の無線通信装置。
  9. 前記接続状態を示す情報は、前記無線通信装置と前記自身の無線通信装置との現在の接続状況の情報である、請求項1または2のいずれかに記載の無線通信装置。
  10. 前記接続状態を示す情報は、前記無線通信装置から送信される電波強度および前記基地局から送信される電波強度の情報である、請求項1または2のいずれかに記載の無線通信装置。
  11. 前記接続状態を示す情報は、前記無線通信装置または前記自身の無線通信装置が利用している周波数に対する干渉の測定結果の情報である、請求項1または2のいずれかに記載の無線通信装置。
  12. 前記接続状態を示す情報は、前記無線通信装置または前記自身の無線通信装置が利用しているアプリケーションプログラムの要求情報である、請求項1または2のいずれかに記載の無線通信装置。
  13. 前記取得部は、
    前記接続情報を任意の無線通信装置からの定期的なブロードキャスト送信により取得する、請求項1に記載の無線通信装置。
  14. 前記受信部は、
    IEEE802.11により規定されるProbe RequestまたはProbe Reseponseに挿入された前記情報を受信する、請求項1に記載の無線通信装置。
  15. 前記受信部は、
    IEEE802.11により規定されるBeaconに挿入された前記情報を受信する、請求項1に記載の無線通信装置。
  16. 前記受信部は、
    IEEE802.11により規定されるAction FrameまたはPublic Action Frameに挿入された前記情報を受信する、請求項1に記載の無線通信装置。
  17. 前記受信部は、
    IEEE802.11により規定されるData Frameを通じて行われたレイヤ3以上の上位層の情報に挿入された前記情報を受信する、請求項1に記載の無線通信装置。
  18. 第1の無線通信装置と第2の無線通信装置とを備え、
    前記第1の無線通信装置は、
    前記第2の無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信した前記情報に応じて、前記第2の無線通信装置と直接接続して前記第2の無線通信装置と直接通信する第1の通信か、前記基地局を介して接続して前記第2の無線通信装置と直接通信する第2の通信か、前記基地局を介して接続して前記第2の無線通信装置と前記基地局を介して間接通信する第3の通信のいずれを行うかを選択する選択部と、
    を備える、無線通信システム。
  19. コンピュータを、
    接続しようとしている無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信した前記情報に応じて、前記無線通信装置と直接接続して前記無線通信装置と直接通信する第1の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と直接通信する第2の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と前記基地局を介して間接通信する第3の通信のいずれを行うかを選択する選択部と、
    を備える、無線通信装置として機能させるためのプログラム。
  20. 接続しようとしている無線通信装置の接続状態または通信能力を示す情報を受信するステップと、
    前記受信した前記情報に応じて、前記無線通信装置と直接接続して他の無線通信装置と直接通信する第1の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と直接通信する第2の通信か、前記基地局を介して接続して前記無線通信装置と前記基地局を介して間接通信する第3の通信のいずれを行うかを選択するステップと、
    を含む、無線通信方法。
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