JP2011112559A - 電流センサ - Google Patents

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Takashi Misaki
貴史 三崎
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AutoNetworks Technologies Ltd
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Abstract

【課題】磁性体コアのギャップ中における磁束密度が均一な領域を狭くすることなく、磁性体コアを小型化することのできる電流センサを提供する。
【解決手段】磁性体コア12に挿通されたバスバー18に流れる電流の大きさを、磁性体コア12のギャップ14中に配置された磁電変換素子16によって検出する電流センサ10であって、磁性体コア12は、ギャップ14に隣接する第1の部分12aと、第1の部分12a以外の第2の部分12bとを備えている。第1の部分12aの断面積が、第2の部分12bの断面積よりも大きく形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流センサに関する。
車両に搭載される電気接続箱には、電流経路となるバスバーに流れる電流の大きさを検出するための電流センサが設置される場合がある。この電流センサとしては、磁気比例式の電流センサが用いられる場合が多い。
磁気比例式の電流センサとは、電流経路となる導体を挿通させた磁性体コアのギャップ中にホール素子等の磁電変換素子を配置するとともに、その磁電変換素子によってギャップ中の磁界の強さを電圧信号に変換することで導体に流れる電流の大きさを検出するものである。
磁気比例式の電流センサは、例えば、ハイブリッドカーや電気自動車のバッテリとインバータとの間に流れる電流を検出するために用いられる。また、車両に搭載された鉛バッテリの充放電電流を検出するための手段としても用いられる(特許文献1を参照)。
ところで、電気接続箱を小型化するためには、電気接続箱の内部に搭載される電流センサが小型化されていることが好ましい。電流センサを小型化するためには、その電流センサの投影面積の多くを占めている磁性体コアをできるだけ小さくすることが有効である。
しかし、磁性体コアを小さくした場合、磁性体コアが磁気飽和しやすくなるために、電流センサによって検出可能な電流値の範囲が小さくなってしまい、この結果、例えばハイブリッドカーのバッテリとインバータとの間に流れる大電流を検出することが困難になってしまうという問題がある。
また、磁性体コアを小さくした場合、磁性体コアの断面積が小さくなるために、磁性体コアのギャップ中における磁束密度が均一な領域が狭くなってしまう。このため、ギャップ中に配置する磁電変換素子の位置合わせの作業が困難になってしまうという問題がある。
そこで、従来、磁性体コアの磁気飽和をなくすための構造が提案されているが(特許文献2を参照)、しかし、これらの磁性体コアはその構造が複雑であり、製造コストが高くなってしまうという問題がある。
特開2006−292692号公報 特開2008−233013号公報
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、磁性体コアのギャップ中における磁束密度が均一な領域を狭くすることなく、磁性体コアを小型化することのできる電流センサを提供することを目的とする。
本発明の電流センサは、磁性体コアに挿通された導体に流れる電流の大きさを、前記磁性体コアのギャップ中に配置された磁電変換素子によって検出する電流センサであって、前記磁性体コアは、前記ギャップに隣接する第1の部分と、前記第1の部分以外の第2の部分とを備えており、前記第1の部分の断面積が、前記第2の部分の断面積よりも大きく形成されていることを特徴とする電流センサである。
本発明の電流センサによれば、磁性体コアは、ギャップに隣接する第1の部分と、第1の部分以外の第2の部分を有しており、第1の部分の断面積が、第2の部分の断面積よりも大きく形成されている。したがって、磁性体コアのギャップ中における磁束密度が均一な領域を狭くすることなく、磁性体コアの全体としての小型化を達成することが可能である。
本発明の電流センサにおいて、前記磁性体コアは、磁性材料からなる粉体を圧縮もしくは圧縮した後に焼結して成形されたものであることが好ましい。
このような構成によれば、第1の部分と第2の部分とで断面形状の大きさが異なる磁性体コアをより容易に製造することが可能である。
本発明によれば、磁性体コアのギャップ中における磁束密度が均一な領域を狭くすることなく、磁性体コアを小型化することのできる電流センサを提供することが可能である。
実施形態1の電流センサの斜視図である。 実施形態2の電流センサの斜視図である。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る電流センサ10は、全体として略C字状に形成された磁性体コア12と、磁性体コア12のギャップ14中に配置された磁電変換素子16とを備えている。
磁性体コア12は、例えばパーマロイなどの磁性材料からなる板材を略C字状に打ち抜いて形成したものである。磁性体コア12は、その全体の形状が略「C」字状に形成されており、電流経路となる金属製のバスバー18の周囲を取り囲むようにして配置されている。言い換えると、バスバー18は、略C字状に形成された磁性体コア12の中心部13に挿通されている。バスバー18が、本発明の「導体」に対応している。
磁性体コア12には所定の大きさのギャップ14が形成されており、このギャップ14中には例えばホール素子などの磁電変換素子16が配置されている。バスバー18に電流Eが流れることで発生した磁束は磁性体コア12に集束されるとともに、磁性体コア12に設けられたギャップ14中には磁界が発生する。このギャップ14中の磁界の強さを、磁電変換素子16によって電圧信号に変換することでバスバー18に流れる電流Eの大きさを検出することが可能となっている。なお、図1においては、磁電変換素子16からの出力電圧を増幅する増幅回路などは省略している。
図1に示すように、磁性体コア12は、ギャップ14に隣接する第1の部分12aと、第1の部分12a以外の第2の部分12bを備えている。第1の部分12aの断面積は、第2の部分12bの断面積よりも大きく形成されている。なお、ここでいう「断面積」とは、略C字状に形成された磁性体コア12の各部における磁束の通過面の面積のことを意味している。
また、磁性体コア12は、磁性材料からなる板材を略C字状に打ち抜くことで形成されているために、第1の部分12aの幅寸法W11は、第2の部分12bの幅寸法W12と同じとなっている。
ところで、磁性体コア12を小型化するためには、略C字状に形成された磁性体コア12の断面積を全周にわたって小さくしたほうがよいとも思える。
しかし、ギャップ14に隣接する第1の部分12aの断面積を小さくした場合、ギャップ14中における磁束密度が均一な領域が狭くなってしまうために、ギャップ14中に配置する磁電変換素子16の位置合わせの作業が困難になってしまう。
そこで、本実施形態の電流センサ10においては、第1の部分12aの断面積を、第2の部分12bの断面積よりも大きく形成している。これにより、ギャップ14中における磁束密度が均一な領域を狭くすることなく(つまり、磁束の発生面S1の面積を小さくすることなく)、磁性体コア12の全体としての小型化を達成している。
以上説明したように、本実施形態の電流センサ10によれば、ギャップ14中における磁束密度が均一な領域を狭くすることなく、磁性体コア12の小型化を達成することが可能である。したがって、電流センサ10を小型化することが可能であり、ひいては、電流センサ10が搭載される電気接続箱の小型化を達成することが可能である。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態では、磁性体コアの形状が実施形態1とは相違している。その他の構成は実施形態1と概ね同様であり、上記実施形態1と同様の構成については同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図2に示すように、本実施形態に係る電流センサ20は、全体として略C字状に形成された磁性体コア22と、磁性体コア22のギャップ24中に配置された磁電変換素子16とを備えている。
上記実施形態1とは異なり、磁性体コア22は、例えばパーマロイやフェライトなどの磁性材料からなる粉体を成形型内で圧縮もしくは圧縮した後に焼結することで成形されたものである(いわゆる圧粉コアと呼ばれるものである)。磁性体コア22は、その全体の形状が略「C」字状に形成されており、電流経路となる金属製のバスバー18の周囲を取り囲むようにして配置されている。言い換えると、バスバー18は、略C字状に形成された磁性体コア22の中心部23に挿通されている。
磁性体コア22には所定の大きさのギャップ24が形成されており、このギャップ24中には例えばホール素子などの磁電変換素子16が配置されている。バスバー18に電流Eが流れることで発生した磁束は磁性体コア22に集束されるとともに、磁性体コア22に設けられたギャップ24中には磁界が発生する。このギャップ24中の磁界の強さを、磁電変換素子16によって電圧信号に変換することでバスバー18に流れる電流Eの大きさを検出することが可能となっている。なお、図2においては、磁電変換素子16からの出力電圧を増幅する増幅回路などは省略している。
図2に示すように、磁性体コア22は、ギャップ24に隣接する第1の部分22aと、第1の部分22a以外の第2の部分22bを備えている。第1の部分22aの断面積は、第2の部分22bの断面積よりも大きく形成されている。
また、磁性体コア22は、磁性材料からなる粉体を成形型内で圧縮もしくは圧縮した後に焼結することで成形されているために、上記実施形態1とは異なり、第1の部分22aの幅寸法W21と、第2の部分22bの幅寸法W22とを異ならせることが可能となっている。
本実施形態の電流センサ20によれば、第1の部分22aの幅寸法W21と、第2の部分22bの幅寸法W22とを異ならせることが可能である。したがって、第1の部分22aと第2の部分22bとで断面形状の大きさが異なる磁性体コア22をより容易に製造することが可能である。
また、本実施形態の電流センサ20によれば、第1の部分22aの断面積を、第2の部分22bの断面積よりも大きく形成することが可能である。これにより、ギャップ24中における磁束密度が均一な領域を狭くすることなく(つまり、磁束の発生面S2の面積を小さくすることなく)、磁性体コア22の全体としての小型化と、材料使用量の削減による低コスト化を達成することが可能であるとともに、実施形態1において採用した形状よりも高精度な電流センサを得ることが可能である。
磁性体コア22を、磁性材料からなる板材で製造することも可能であり、第1の部分22aの断面積を、第2の部分22bの断面積よりも大きく形成することが可能である。これにより、ギャップ24中における磁束密度が均一な領域を狭くすることなく(つまり、磁束の発生面S2の面積を小さくすることなく)、磁性体コア22の全体としての小型化を達成することが可能であり、実施形態1の形状よりも高精度な電流センサを得ることが可能である。
以上説明したように、本実施形態の電流センサ20によれば、ギャップ24中における磁束密度が均一な領域を狭くすることなく、磁性体コア22の小型化を達成することが可能である。したがって、電流センサ20の小型化、ひいては、電気接続箱の小型化を達成することが可能である。
10、20・・・電流センサ
12、22・・・磁性体コア
12a、22a・・・第1の部分
12b、22b・・第2の部分
14、24・・・ギャップ
16・・・磁電変換素子
18・・・バスバー(導体)
E・・・電流

Claims (2)

  1. 磁性体コアに挿通された導体に流れる電流の大きさを、前記磁性体コアのギャップ中に配置された磁電変換素子によって検出する電流センサであって、
    前記磁性体コアは、前記ギャップに隣接する第1の部分と、前記第1の部分以外の第2の部分とを備えており、前記第1の部分の断面積が、前記第2の部分の断面積よりも大きく形成されていることを特徴とする電流センサ。
  2. 前記磁性体コアは、磁性材料からなる粉体を圧縮もしくは圧縮した後に焼結して成形されたものであることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
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