JP2011107760A - プラント異常検出装置 - Google Patents

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【課題】異常の発生が誤検出されることを防止できるプラント異常検出装置およびプラント異常検出方法を提供する。
【解決手段】プラントで発生する異常を、前記プラントの正常時のモデルを使用したシミュレーション結果と前記プラントにおける実際の状態とを比較することで検出する異常検出装置に関する。本発明のプラント異常検出装置は、ミュレーションにおける誤差を生じさせる正常時の要因を前記モデルに加味した上で、前記プラントのシミュレーションを試行するシミュレーション試行手段と、前記シミュレーション試行手段によるシミュレーション結果が前記プラントにおける実際の状態と一致した場合には、前記プラントにおいて異常が発生していないと判定する正常判定手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラントで発生する異常を、前記プラントの正常時のモデルを使用したシミュレーション結果と前記プラントにおける実際の状態とを比較することで検出する異常検出装置および異常検出方法に関する。
石油精製、石油化学、鉄鋼、製紙などの素材残業では、製造プラントの大型化、複雑化が進んできている。このように大型化、複雑化したプラントで異常が発生した場合、プラントの広範囲にわたりプラントの状態を示す測定値に影響が及び、多数のアラームが同時に発報される。したがって、オペレータの経験のみを頼りとして異常の発生箇所や異常の内容を迅速かつ正確に把握することは困難である。
そのため、近年ではプラント内で異常が発生した際に、プラントモデルを用いて異常の発生や異常個所を検出する方法が開発されている。このプラントモデルには伝達関数モデル、多項式モデル、物理モデルなどがあり、いずれのモデルも実プラントの出力を模擬するためのモデルパラメータを介して構築されている。モデルパラメータはモデル出力が、正常時のプラント出力に一致するように調整される。
このようなプラントモデルを用いたシステムでは、実プラント入力をプラントモデルにも与え、プラント出力(実プラントからの出力)とモデル出力(プラントモデルからの出力)とを比較し、両者が乖離した場合にプラントの異常が発生したものと判定している。
特開2005−332360号公報 特開平08−189846号公報
上記のシステムにおいて、異常の有無を正確に判定するためには、プラント出力を正確に模擬するプラントモデルが必要となる。しかし、プラントモデルの構築にあたってはモデルの近似は避けられず、モデル化誤差に起因するモデル出力の誤差が発生する。また、モデル化の対象となる系の限定が避けられないため、系外の外部要因(例えば、外気温度)によってもプラント出力とモデル出力との間に誤差が発生する。さらに、配管の汚れや触媒の劣化など、故障とはいえないプラント経年変化によりプラント出力がモデル出力から乖離し、徐々に誤差が拡大するという現象が発生する。
このため、プラント出力とモデル出力との間の誤差に基づいて異常を検出するシステムにおいては、実際にプラントにおいて異常が発生していないにもかかわらず上記の誤差が生じ、異常の発生が誤検出されるおそれがある。
本発明の目的は、異常の発生が誤検出されることを防止できるプラント異常検出装置およびプラント異常検出方法を提供することにある。
本発明の異常検出装置は、プラントで発生する異常を、前記プラントの正常時のモデルを使用したシミュレーション結果と前記プラントにおける実際の状態とを比較することで検出する異常検出装置において、シミュレーションにおける誤差を生じさせる正常時の要因を前記モデルに加味した上で、前記プラントのシミュレーションを試行するシミュレーション試行手段と、前記シミュレーション試行手段によるシミュレーション結果が前記プラントにおける実際の状態と一致した場合には、前記プラントにおいて異常が発生していないと判定する正常判定手段と、を備えることを特徴とする。
この異常検出装置によれば、正常時の要因をモデルに加味した上でプラントのシミュレーションを試行し、シミュレーション結果がプラントにおける実際の状態と一致した場合には、プラントにおいて異常が発生していないと判定するので、異常の発生の誤検出を防止できる。
異常時の要因を前記モデルに加味した上で、前記プラントのシミュレーションを試行することにより前記プラントの異常の要因を特定する異常要因特定手段を備え、前記異常要因特定手段は、前記正常判定手段による判定が否定される場合に前記要因を特定してもよい。
前記異常要因特定手段は、前記異常時の要因とともに前記正常時の要因を前記モデルに加味した上で、前記プラントのシミュレーションを試行してもよい。
前記正常時の前記モデルは前記モデルを使用したシミュレーション結果を前記プラントにおける実際の状態に合わせ込むことで作成されてもよい。
本発明の異常検出方法は、プラントで発生する異常を、前記プラントの正常時のモデルを使用したシミュレーション結果と前記プラントにおける実際の状態とを比較することで検出する異常検出方法において、コンピュータが、シミュレーションにおける誤差を生じさせる正常時の要因を前記モデルに加味した上で、前記プラントのシミュレーションを試行するステップと、前記シミュレーションを試行するステップによるシミュレーション結果が前記プラントにおける実際の状態と一致した場合には、前記プラントにおいて異常が発生していないと判定するステップと、を実行することを特徴とする。
この異常検出方法によれば、正常時の要因をモデルに加味した上でプラントのシミュレーションを試行し、シミュレーション結果がプラントにおける実際の状態と一致した場合には、プラントにおいて異常が発生していないと判定するので、異常の発生の誤検出を防止できる。
本発明の異常検出装置によれば、正常時の要因をモデルに加味した上でプラントのシミュレーションを試行し、シミュレーション結果がプラントにおける実際の状態と一致した場合には、プラントにおいて異常が発生していないと判定するので、異常の発生の誤検出を防止できる。
一実施形態のプラント異常検出装置の構成を示すブロック図。 プラント異常検出装置の動作を示すフローチャート。 プラント異常検出装置におけるプラント正常モデルのパラメータ調整に関する構成を示すブロック図。 プラント異常検出装置におけるプラント正常モデルのパラメータ調整の手順を示すフローチャート。
以下、本発明によるプラント異常検出装置の一実施形態について説明する。
図1は本実施形態のプラント異常検出装置4の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、プラント1はプラント制御装置2により制御されるとともに、プラント制御装置2を介して制御監視装置3により監視される。プラント制御装置2として、例えばプラント1を複数のフィールドコントローラを介して分散制御する方式の分散型制御装置が用いられる。
オペレータは制御監視装置3を介してプラント制御装置2へ制御指令を出す。プラント制御装置2ではプラント1からのプラント出力と、プラント制御装置2を介して受け取った制御指令とに基づき、制御則に従って演算を実行し、演算結果をプラント入力としてプラント1に向けて出力する。
プラント1ではプラント入力により各操作端が操作され、設置されている各測定器からのプラント出力はプラント制御装置2にフィードバックされる。フィードバックされたプラント出力はプラント制御装置2におけるフィードバック計算やアラーム計算などに使用される。また、プラント出力やアラーム情報などはプラント情報として制御監視装置3に表示され、オペレータは制御監視装置3に表示されるプラント情報を監視し、プラントの操業を行っている。
図1に示すように、プラント異常検出装置4は、入力部41、異常検出部42、異常診断部43および表示部44を備える。
また、異常検出装置4には、プラント正常モデル51、モデル化誤差・外部要因モデル52およびプラント故障モデル53が実装されている。これらのモデルには、伝達関数モデル、多項式モデル、物理モデルなどを使用することができる。
プラント異常検出装置4の入力部41はプラント制御装置2からプラント入力およびプラント出力を取得する。
プラント正常モデル51は入力部41を介してプラント入力を受け取り、正常時におけるプラント1のプラント出力を模擬するモデル正常出力を算出する。
モデル化誤差・外部要因モデル52は、入力部41を介してプラント入力を受け取り、正常時におけるプラント1のプラント出力に対する各モデル化誤差や外部要因の感度を算出する。
ここで、モデル化誤差および外部要因誤差は、プラント正常モデル51のモデル正常出力が有する誤差であり、モデル化誤差は、プラント正常モデル51におけるモデルの近似に起因する誤差、および配管の汚れや触媒の劣化など、故障とはいえないプラント1の経年変化に起因する誤差を含んでいる。また、外部要因誤差は、モデル化の対象となる系に含まれない系外の外部要因に起因する誤差である。モデル化誤差・外部要因モデル52には、モデル化誤差または正常な場合に生ずる外部要因誤差の範囲が規定され、後述する出力誤差がその範囲にある場合には、プラント1における異常の発生が否定される。
異常検出部42は入力部41を介してプラント入力を、プラント正常モデル51からモデル正常出力を、それぞれ受け取り、2つの信号の間の出力誤差を算出する。また、この出力誤差を、モデル化誤差・外部要因モデル52から得られたモデル化誤差・外部要因感度で解き、出力誤差がモデル化誤差あるいは外部要因で説明できるか否かの判定を行う。
プラント故障モデル53は、入力部41を介してプラント入力を受け取り、プラント出力に対する各故障要因の感度を算出する。
異常診断部43は、異常検出部42から得られた出力誤差を、モデル化誤差・外部要因モデル52から得られたモデル化誤差・外部要因感度、およびプラント故障モデル53から得られた故障要因感度を用いて解き、出力誤差をよく説明できる故障要因を抽出することで、異常が発生している箇所を診断する。
表示部44は異常検出部42で算出された異常検出結果や、異常診断部43で算出された異常診断結果を受け取り表示することで、それらの結果をオペレータに通知する。
図2は、プラント異常検出装置4の動作を示すフローチャートである。
図2のステップS1では、入力部41を介してプラント入力およびプラント出力を取得する。取得されたプラント出力は異常検出部42に与えられる。
次に、ステップS2では、プラント正常モデル51にプラント入力を与え、プラント正常モデル51においてモデル正常出力を算出する。
次に、ステップS3では、異常検出部42において、ステップS1において取得されたプラント出力とプラント正常モデル51から得られたモデル正常出力とを比較し、その2つの信号間の出力誤差を算出する。
次に、ステップS4では、ステップS3で算出された出力誤差が所定の閾値よりも小さいか否か判断し、判断が肯定されれば異常はないものとして処理を終了し、判断が否定されればステップS5へ進む。
ステップS5では、モデル化誤差・外部要因モデル52にステップS1で取得されたプラント入力を与え、モデル化誤差・外部要因モデル52において、プラント出力に対する、各モデル化誤差・外部要因の感度を算出する。
次に、ステップS6では、ステップS5で得られたモデル化誤差・外部要因感度を用い、最小二乗法によりステップS3で得られた出力誤差の残差を最小にするモデル化誤差・外部要因を解く。
次に、ステップS7では、出力誤差がモデル化誤差・外部要因で説明できるか否か判断する。具体的には、ステップS6において最小化された出力誤差の残差(差分)が所定の閾値よりも小さいか否か判断する。この判断が肯定されれば異常はないものとして処理を終了し、判断が否定されれば異常があるものとしてステップS8へ進む。
ステップS8では、プラント故障モデル53にステップS11で取得されたプラント入力を与え、プラント故障モデル53において、各故障要因に対するプラント出力の感度を算出する。
次に、ステップS9では、ステップS8で得られた故障要因感度のうちの1つ(故障要因i)を選択し、その故障要因iについて最小二乗法により出力誤差の残差を最小にする故障要因を解く。
次に、ステップS10では、出力誤差が故障要因iで説明できるか否か判断する。具体的には、ステップS9において最小化された出力誤差の残差(差分)が所定の閾値よりも小さいか否か判断する。この判断が肯定されればステップS11へ進み、判断が否定されればステップS12へスキップする。
ステップS11では、故障要因iを異常候補として記録し、ステップS12へ進む。
ステップS12では、すべての故障要因についてステップS8〜ステップS11の処理が終了したか否か判断し、判断が肯定されればステップS13へ進む。また、この判断が否定されればステップS8へ戻る。この場合、次の故障要因i+1についての処理(ステップS8〜ステップS11)に移行することになる。
ステップS13では、ステップS11で異常候補として記録された故障要因のうち、ステップS9において最も出力誤差の残差を小さくできた故障要因での異常が発生していると診断し、処理を終了する。この処理に基づいて、プラント1における異常発生箇所等を示す診断結果が表示部44に表示される。
以上のように、本実施形態のプラント異常検出装置では、プラント1の異常を検出する際に、モデル化誤差・外部要因を考慮したモデルで出力誤差が説明できるか否かを判断し、説明できる場合には異常ではないと判定している(ステップS5〜ステップS7)。このため、モデル化誤差や外部要因によって出力誤差が拡大している場合における異常の誤検出を効果的に防止できる。
また、本実施形態のプラント異常検出装置では、故障要因の抽出に際して、モデル化誤差・外部要因を考慮したモデルで個々の故障要因について出力誤差が説明できるか否かを判断し、説明できる場合にはその故障要因を異常候補としている(ステップS8〜ステップS10)。このため、異常個所やその故障要因が与える影響度などを適切に診断することが可能となる。
このように、モデル化誤差や外部要因の影響を加味したモデルを用いてシミュレーションを行うことにより、実プラント値と正常モデルでの計算値との間に誤差が生じた場合においても適切に異常の検出、診断を行うことが可能となる。
なお、図2に示すステップS5〜ステップS6の処理がシミュレーション試行手段の機能に、ステップS7の処理が正常判定手段の機能に、ステップS8〜ステップS12の処理が異常要因特定手段の機能に、それぞれ相当する。
図3は、プラント異常検出装置4におけるプラント正常モデル51のパラメータ調整に関する構成を示すブロック図である。図3に示すように、プラント異常検出装置4には、パラメータ調整のための構成要素としてパラメータ調整部46が設けられるとともに、プラント調整モデル54が実装されている。
図4は、プラント異常検出装置4におけるプラント正常モデル51のパラメータ調整の手順を示すフローチャートである。
図4のステップS21では、入力部41を介してプラント入力およびプラント出力を取得する。取得されたプラント出力はパラメータ調整部46に与えられる。
次に、ステップS22では、プラント正常モデル51にプラント入力を与え、プラント正常モデル51においてモデル正常出力を算出する。
次に、ステップS23では、パラメータ調整部46において、ステップS21において取得されたプラント出力とプラント正常モデル51から得られたモデル正常出力とを比較し、その2つの信号間の出力誤差を算出する。
次に、ステップS24では、プラント調整モデル54にステップS1で取得されたプラント入力を与え、プラント調整モデル54において、プラント出力に対する、各調整パラメータの感度を算出する。
次に、ステップS25では、ステップS24で得られた調整パラメータ感度を用い、最小二乗法によりステップS23で得られた出力誤差の残差を最小にする調整パラメータ値を解く。
次に、ステップS26では、適切に出力誤差が調整パラメータで説明できるか否か判断する。具体的には、ステップS25において最小化された出力誤差の残差(差分)が所定の閾値よりも小さいか否か判断する。この判断が肯定されれば処理を終了し、判断が否定されればステップS27へ進む。
ステップS27では、ステップS25で得られた調整パラメータ値をプラント正常モデル51に設定するとともに表示装置44を介してオペレータに提示し、処理を終了する。
このように、プラント正常モデル51の調整パラメータは、プラント正常モデル51のモデル正常出力をプラント出力に合わせ込むようにして調整される。このような調整パラメータの設定手順を装置の導入時、あるいはプラントの更新時に実行することで、適切なプラント正常モデル51を構築することができる。
また、装置の導入後、適宜、上記の手順を繰り返してプラント正常モデル51を更新することにより、プラント1の経時変化に合わせて常時、調整パラメータを最適化することが可能となる。この場合、プラント出力とプラント正常モデル51から得られたモデル正常出力との間の出力誤差が常時、抑制されるため、例えば、正常時において図2におけるステップS4の判断が肯定される可能性が高くなり、異常検出時の処理時間を短縮することができる。
以上説明したように、本発明の異常検出装置および異常検出方法によれば、正常時の要因をモデルに加味した上でプラントのシミュレーションを試行し、シミュレーション結果がプラントにおける実際の状態と一致した場合には、プラントにおいて異常が発生していないと判定するので、異常の発生の誤検出を防止できる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、プラントで発生する異常を、前記プラントの正常時のモデルを使用したシミュレーション結果と前記プラントにおける実際の状態とを比較することで検出する異常検出装置および異常検出方法に対し、広く適用することができる。
42 異常検出部(シミュレーション試行手段、正常判定手段)
43 異常診断部(異常要因特定手段)
51 プラント正常モデル(シミュレーション試行手段)
52 モデル化誤差・外部要因モデル(シミュレーション試行手段)
53 プラント故障モデル(異常要因特定手段)

Claims (5)

  1. プラントで発生する異常を、前記プラントの正常時のモデルを使用したシミュレーション結果と前記プラントにおける実際の状態とを比較することで検出する異常検出装置において、
    シミュレーションにおける誤差を生じさせる正常時の要因を前記モデルに加味した上で、前記プラントのシミュレーションを試行するシミュレーション試行手段と、
    前記シミュレーション試行手段によるシミュレーション結果が前記プラントにおける実際の状態と一致した場合には、前記プラントにおいて異常が発生していないと判定する正常判定手段と、
    を備えることを特徴とする異常検出装置。
  2. 異常時の要因を前記モデルに加味した上で、前記プラントのシミュレーションを試行することにより前記プラントの異常の要因を特定する異常要因特定手段を備え、
    前記異常要因特定手段は、前記正常判定手段による判定が否定される場合に前記要因を特定することを特徴とする請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記異常要因特定手段は、前記異常時の要因とともに前記正常時の要因を前記モデルに加味した上で、前記プラントのシミュレーションを試行することを特徴とする請求項2に記載の異常検出装置。
  4. 前記正常時の前記モデルは前記モデルを使用したシミュレーション結果を前記プラントにおける実際の状態に合わせ込むことで作成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の異常検出装置。
  5. プラントで発生する異常を、前記プラントの正常時のモデルを使用したシミュレーション結果と前記プラントにおける実際の状態とを比較することで検出する異常検出方法において、
    コンピュータが、
    シミュレーションにおける誤差を生じさせる正常時の要因を前記モデルに加味した上で、前記プラントのシミュレーションを試行するステップと、
    前記シミュレーションを試行するステップによるシミュレーション結果が前記プラントにおける実際の状態と一致した場合には、前記プラントにおいて異常が発生していないと判定するステップと、
    を実行することを特徴とする異常検出方法。
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