JP2011101348A - チャプタ設定装置、コンテンツ記録再生装置、チャプタ設定方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

チャプタ設定装置、コンテンツ記録再生装置、チャプタ設定方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの反応時間に起因したチャプタ設定のずれを補償し、ユーザが本来所望していたフレームをチャプタ開始フレームに設定するチャプタ設定装置を実現する。
【解決手段】コンテンツを構成するフレームであって、ユーザにより指定された時点で再生中のフレームを基準フレームとして設定する基準フレーム設定手段(制御部111)と、上記コンテンツの再生速度に応じて補償フレーム数を算出する算出手段(制御部111)と、上記基準フレームから補償フレーム数分離れたフレームを上記チャプタの開始フレームとして設定する開始フレーム設定手段(制御部111)と、上記開始フレームを規定するチャプタ情報を記憶するチャプタ情報記憶手段(記憶部112)とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体に記録されたコンテンツデータの再生を行う情報記録再生装置に関する。特には、コンテンツデータの再生中にチャプタ開始位置を設定することができるチャプタ設定装置に関する。
近年、DVDやBDなどの光ディスクに対してコンテンツデータを記録したり、光ディスクに記録されたコンテンツデータを読み出し、コンテンツを再生したりするDVDレコーダやBDレコーダなどの情報記録再生装置(コンテンツ記録再生装置)が普及している。
このような情報記録再生装置の中には、ユーザがコンテンツ(動画コンテンツ)を視聴する際に、コンテンツを複数のチャプタに分割することができ、次回以降の再生時には、チャプタの開始位置からコンテンツの再生を行うことができる機能を備えたものも多い。このように、ユーザがコンテンツを視聴する際にコンテンツを複数のチャプタに分割する技術としては、例えば、特許文献1および特許文献2に開示されている技術を挙げることができる。
特許文献1に開示されている情報記録再生装置では、早送りされた領域であると判断されたコンテンツデータの早送り領域の始点位置と終点位置とにチャプタを自動的に設定し、チャプタが設定された早送り領域の始点位置や終点位置に対応するコンテンツデータに関する動画を所定時間再生して表示部に表示させることができる。また、特許文献2に開示されている情報記録再生装置では、ユーザ(視聴者)の視聴中の操作(一時停止、再生、停止、CMスキップ、早送り、早戻しなどの操作)に伴って、自動的にチャプタを作成することができる。
特開2007−294063(平成19年11月8日公開) 特開2008−98960(平成20年4月24日公開)
一般に、ユーザ操作によりチャプタの設定を行う場合、コンテンツにおいてユーザの所望するフレームをチャプタ開始位置もしくはチャプタ終了位置として設定することが理想的である。しかし、現実には、ユーザが自身の所望するフレームの出現を確認してから、実際にキー操作を行うまでにはある程度のタイムラグが生じることになる。すなわち、人間の反応速度に起因したチャプタ開始位置もしくはチャプタ終了位置の設定のずれが生じることになる。これは、コンテンツを早送りまたは早戻しなどの高速再生する際、もしくはコンテンツのフレームレートが大きい場合に特に顕著である。
しかし、上記の特許文献において開示された情報記録再生装置は、いずれも、ユーザがキー操作を行った位置にチャプタ開始位置もしくはチャプタ終了位置が設定される。したがって、コンテンツの早送り再生または早戻し再生などの高速再生中にチャプタを設定しようとした場合、ユーザの所望する正確な位置にチャプタ開始位置もしくはチャプタ終了位置を設定できないという問題を有している。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、主たる目的は、人間の反応時間に起因した遅延を補償したチャプタ開始位置の設定処理ができるチャプタ設定装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るチャプタ設定装置は、コンテンツに対してチャプタを設定するチャプタ設定装置であって、上記コンテンツを構成するフレームであって、ユーザにより指定された時点で再生中のフレームを基準フレームとして設定する基準フレーム設定手段と、上記コンテンツの再生速度に応じて補償フレーム数を算出する算出手段と、上記基準フレームから補償フレーム数分離れたフレームを上記チャプタの開始フレームとして設定する開始フレーム設定手段と、上記開始フレームを規定するチャプタ情報を記憶するチャプタ情報記憶手段と、を備えていることを特徴としている。
一般に、ユーザが自身の所望するフレームの出現を確認してから、実際にキー操作を行うまでにはある程度のタイムラグが生じることになる。したがって、キー操作を介してユーザにより指定されたチャプタの開始位置と、ユーザが本来所望していたチャプタの開始位置との間にはずれが生じることになる。
上記の構成によれば、ユーザにより指定された時点で再生中のフレームを基準フレームとし、コンテンツの再生速度に応じて補償フレーム数を算出し、上記基準フレームから補償フレーム数分離れたフレームを上記チャプタの開始フレームとして設定するため、上記チャプタの開始位置のずれを補償することができるという効果を奏する。
また、チャプタ情報記憶手段を備えているため、設定したチャプタを後から利用することができる。
したがって、上記の構成によれば、ユーザが本来所望していた位置にチャプタ開始フレームを設定することができるという効果を奏する。特に、上記の構成によれば、コンテンツを早送り再生(正方向サーチ再生)しつつチャプタ開始フレームを適切に設定することが可能となる。これにより、早送り再生しながらチャプタ設定を行うことで短時間でチャプタ設定を完了させ、その後の空いた時間などにチャプタ設定したシーンを視聴するといった、これまでにない視聴スタイルを好適に実現することができる。
なお、本明細書において、「コンテンツ」とは、時間の経過に伴って変化するものを指し、動画コンテンツおよび音声コンテンツが例示される。
また、上記開始フレーム設定手段は、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツの再生方向が順方向である場合、上記基準フレームから逆方向に上記補償フレーム数分離れたフレームを上記開始フレームとして設定し、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツの再生方向が逆方向である場合、上記基準フレームから順方向に上記補償フレーム数分離れたフレームを上記開始フレームとして設定することが好ましい。
上記の構成によれば、再生方向が順方向である場合、すなわち、通常再生と同じ方向(送り方向)に再生を行う場合には、上記基準フレームから逆方向(戻し方向)に上記補償フレーム数分離れたフレームを上記チャプタの開始フレームとして設定し、再生方向が逆方向(戻し方向)である場合には、上記基準フレームから順方向(送り方向)に上記補償フレーム数分離れたフレームを上記チャプタの開始フレームとして設定することができる。
したがって、チャプタ設定を行う際のユーザの反応の遅延を補償することができ、ユーザが本来所望していた位置に効果的にチャプタ開始フレームを設定することができるという効果を奏する。
また、上記算出手段は、上記補償フレーム数を、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツの再生速度に比例するように算出することが好ましい。
一般に、上記のずれは、コンテンツの再生速度に比例する。
上記の構成によれば、上記算出手段は、上記補償フレーム数を、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツの再生速度に比例するように算出するため、上記チャプタの開始位置のずれを効果的に補償することができるという効果を奏する。
したがって、上記の構成によれば、ユーザが本来所望していた位置に効果的にチャプタ開始フレームを設定することができるという効果を奏する。
また、上記算出手段は、上記補償フレーム数を、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツのフレームレートに比例するように算出することが好ましい。
一般に、上記のずれは、コンテンツのフレームレートにも比例する。
上記の構成によれば、上記算出手段は、上記補償フレーム数を、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツのフレームレートに比例するように算出するため、上記チャプタの開始位置のずれを効果的に補償することができるという効果を奏する。
したがって、上記の構成によれば、ユーザが本来所望していた位置に効果的にチャプタ開始フレームを設定することができるという効果を奏する。
なお、上記コンテンツが音声コンテンツである場合、上記フレームレートは、サンプリングレートとも言い換え得ることを、当業者は容易に理解する。
また、上記チャプタ設定装置は、上記開始フレーム設定手段において設定した上記開始フレームを含んで連続するフレーム群のうち、当該開始フレームを除くフレームをサブフレームとして設定するサブフレーム設定手段と、上記開始フレームおよび上記サブフレームを一覧として表示部に表示する表示手段と、をさらに備えていることが好ましい。
一般に、ユーザが自身の所望するフレームの出現を確認してから実際にキー操作を行うまでのタイムラグは、チャプタ開始位置の設定ごとに変動する。したがって、上記算出手段によって算出された補償フレーム数によっては、チャプタ開始位置の設定のずれを十分に補償できない場合が生じてしまうという副次的な問題がある。
また、一般に、コンテンツの高速再生は、通常再生(等倍再生)から一定の割合でフレームを間引くことにより行われる。そのため、コンテンツの高速再生中にチャプタ開始位置を設定しようとする場合には、コンテンツの高速再生のために間引かれたフレームにはチャプタ開始位置を設定することができないという副次的な問題もある。
上記の構成によれば、上記サブフレーム設定手段が、上記開始フレームを含む連続するフレーム群のうち、当該開始フレームを除くフレームをサブフレームとして設定し、上記表示手段が、上記開始フレームおよび上記サブフレームを一覧として表示部に表示するため、ユーザは、上記開始フレームおよび上記サブフレームを視覚により認識し、最も適切なフレームからコンテンツの視聴を開始することができるという効果を奏する。
また、上記開始フレームを含む連続するフレーム群には、コンテンツの高速再生のために間引かれたフレームが含まれる。したがって、上記の構成によれば、一つの局面において、ユーザは、コンテンツの高速再生のために間引かれたフレームからであってもコンテンツの視聴を開始することができる。また、他の局面において、ユーザは、コンテンツの高速再生のために間引かれたフレームを認識した上で、コンテンツの視聴を開始することができる。
また、上記サブフレーム設定手段は、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツの再生速度に比例する数のフレームを上記サブフレームとして設定することが好ましい。
一般に、ユーザが自身の所望するフレームの出現を確認してから実際にキー操作を行うまでのタイムラグは、チャプタ開始位置の設定ごとに変動し、そのタイムラグの変動に起因するチャプタ開始位置の設定のずれは、コンテンツの再生速度に比例する。
上記の構成によれば、上記サブフレーム設定手段が、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツの再生速度に比例する数のフレームをサブフレームとして設定するため、コンテンツの再生速度が大きくなっても、上記チャプタ開始位置の設定のずれをカバーするのに十分な数のサブフレームを設定することができるという効果を奏する。
また、上記サブフレーム設定手段は、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツのフレームレートに比例する数のフレームを上記サブフレームとして設定することが好ましい。
一般に、上記タイムラグの変動に起因するチャプタ開始位置の設定のずれは、コンテンツのフレームレートにも比例する。
上記の構成によれば、上記サブフレーム設定手段が、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツのフレームレートに比例する数のフレームをサブフレームとして設定するため、コンテンツのフレームレートが大きくなっても、上記チャプタ開始位置の設定のずれをカバーするのに十分な数のサブフレームを設定することができるという効果を奏する。
また、上記チャプタ情報は、上記開始フレームを含んでおり、上記チャプタ情報記憶手段は、上記開始フレーム設定手段により上記開始フレームが設定される毎に、上記チャプタ情報を上記コンテンツと関連付けて記憶するものであってもよい。
上記の構成によれば、上記開始フレームが設定される毎に、上記開始フレームを含むチャプタ情報をチャプタ情報記憶手段が記憶するため、チャプタを設定した後であっても、チャプタ情報記憶手段が記憶しているチャプタ情報を参照することによって、当該チャプタから首尾よく再生を開始することができるという効果を奏する。
また、上記チャプタ情報は、上記基準フレームならびに当該基準フレームを設定した際の上記コンテンツの再生方向および再生速度を含んでおり、上記チャプタ情報記憶手段は、上記基準フレーム設定手段により上記基準フレームが設定される毎に、上記チャプタ情報を上記コンテンツと関連付けて記憶し、上記算出手段および上記開始フレーム設定手段は、上記チャプタ情報記憶手段が記憶している上記チャプタ情報を参照するものであってもよい。
上記の構成によれば、上記基準フレームが設定される毎に、上記基準フレームならびに当該基準フレームを設定した際の上記コンテンツの再生方向および再生速度を含むチャプタ情報をチャプタ情報記憶手段が記憶するため、チャプタを設定した後であっても、チャプタ情報記憶手段が記憶しているチャプタ情報を参照することによって、算出手段および開始フレーム設定手段が、開始フレームを設定することができるため、当該チャプタから首尾よく再生を開始することができるという効果を奏する。
また、上述したように、上記コンテンツは、動画コンテンツであってもよく、音声コンテンツであってもよい。
また、上記チャプタ設定装置は、上記チャプタ情報記憶手段が記憶している上記チャプタ情報を外部に出力するチャプタ情報出力手段を備えているものであってもよい。
上記の構成によれば、チャプタ情報を外部に出力することができるため、上記チャプタ設定装置によって設定したチャプタを、外部機器において利用することができるという効果を奏する。これにより、例えば、携帯端末と据え置き装置との間でチャプタ情報を共有して、場面に合わせてチャプタ設定およびコンテンツの視聴を行うといったことが可能となる。
また、上記チャプタ設定装置は、上記チャプタ情報を外部から取得するチャプタ情報取得手段を備え、上記チャプタ情報記憶手段は、上記チャプタ情報取得手段が取得した上記チャプタ情報を記憶するものであってもよい。
上記の構成によれば、チャプタ情報を外部から取得することができるため、外部機器において設定されたチャプタを、上記チャプタ設定装置において利用することができるという効果を奏する。これにより、例えば、携帯端末と据え置き装置との間でチャプタ情報を共有して、場面に合わせてチャプタ設定およびコンテンツの視聴を行うといったことが可能となる。
また、上記チャプタ設定装置は、上記開始フレーム設定手段において設定した上記開始フレームを含んで連続するフレーム群のうち、当該開始フレームを除くフレームをサブフレームとして設定するサブフレーム設定手段と、上記開始フレームおよび上記サブフレームを順次表示部に表示する表示手段と、を備えているものであってもよい。
上記の構成によれば、上記開始フレームを含む連続したフレーム群が、順次表示部に表示されるため、当該開始フレームから開始されるチャプタの内容をユーザが容易に把握することができる。また、上記開始フレームと上記サブフレームとは順次表示されるため、上記表示部が小さくとも好適に上記開始フレームおよび上記サブフレームの表示を行うことができる。
また、上記チャプタ設定装置は、上記チャプタ設定装置を操作し得るユーザ群を記憶するユーザ群記憶手段と、上記時点を指定したユーザが、上記ユーザ群のうちの何れのユーザであるかを識別するユーザ識別手段とを備え、上記算出手段は、上記ユーザ識別手段が識別したユーザに応じて上記補償値を算出するものであってもよい。
上記の構成によれば、ユーザ識別手段がユーザを識別することにより、算出手段は、各ユーザに適した反応時間を使用して補償値を算出することができる。これにより、ユーザによる反応時間の違いを考慮してチャプタ開始フレームを決定することができるため、ユーザの所望するフレームにチャプタを設定することができるという効果を奏する。
また、上記チャプタ設定装置は、ユーザが上記時点を指定するためのボタンを複数備えており、上記ユーザ識別手段は、何れのボタンが押されたかに応じて、上記時点を指定したユーザを識別するものであってもよい。
上記の構成によれば、ユーザ識別手段は、何れのボタンが押されたかに応じて、上記時点を指定したユーザを識別するため、ユーザを首尾よく識別することができる。
また、上記チャプタ設定装置は、ユーザが上記時点を指定するためのボタンを備えており、上記算出手段は、上記ボタンの押圧に応じて上記補償値を算出するものであってもよい。
上記の構成によれば、上記押圧に応じて補償値が算出されるため、上記ボタンが押されたタイミングだけでなく、押圧によっても上記チャプタ開始位置が調整される。したがって、よりユーザの意図を反映することができるため、より適切にチャプタ開始フレームを設定することができる。
また、上記チャプタ設定装置は、ユーザが上記時点を指定するためのボタンを備えており、上記算出手段は、上記ボタンの押された時間に応じて上記補償値を算出するものであってもよい。
上記の構成によれば、上記押し時間に応じて補償値が算出されるため、上記ボタンが押されたタイミングだけでなく、押し時間によっても上記チャプタ開始位置が調整される。したがって、よりユーザの意図を反映することができるため、より適切にチャプタ開始フレームを設定することができる。
また、本発明に係るチャプタ設定システムは、上記チャプタ情報記憶手段が記憶している上記チャプタ情報を外部に出力するチャプタ情報出力手段を備えているチャプタ設定装置と、上記コンテンツを再生するコンテンツ再生装置と、を備えているコンテンツ再生システムであって、上記コンテンツ再生装置は、上記チャプタ設定装置の上記出力手段から出力された上記チャプタ情報を取得するチャプタ情報取得手段と、上記取得手段が取得した上記チャプタ情報を記憶するチャプタ情報記憶手段と、を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、チャプタ設定装置からチャプタ情報をコンテンツ再生装置に転送することができるため、上記チャプタ設定装置によって設定したチャプタを、上記コンテンツ再生装置において利用することができるという効果を奏する。これにより、例えば、携帯端末と据え置き装置との間でチャプタ情報を共有して、場面に合わせてチャプタ設定およびコンテンツの視聴を行うといったことが可能となる。
また、本発明に係るコンテンツ記録再生装置は上記のチャプタ設定装置を備えている。
上記の構成によれば、上記のチャプタ設定装置と同様の効果を奏することができる。
また、本発明に係るチャプタ設定方法は、コンテンツに対してチャプタを設定するチャプタ設定方法であって、上記コンテンツを構成するフレームであって、ユーザにより指定された時点で再生中のフレームを基準フレームとして設定する基準フレーム設定ステップと、上記コンテンツの再生速度に応じて補償フレーム数を算出する算出ステップと、上記基準フレームから補償フレーム数分離れたフレームを上記チャプタの開始フレームとして設定する開始フレーム設定ステップと、を含むことを特徴としている。
上記の方法によれば、上記チャプタ設定装置と同様の効果を奏することができる。
また、本発明に係るチャプタ設定装置、またはコンテンツ記録再生装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させることを特徴とするプログラム、および、それらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体についても本発明の範疇に含まれる。
以上説明したように、本発明に係るチャプタ設定装置は、コンテンツに対してチャプタを設定するチャプタ設定装置であって、上記コンテンツを構成するフレームであって、ユーザにより指定された時点で再生中のフレームを基準フレームとして設定する基準フレーム設定手段と、上記コンテンツの再生速度に応じて補償フレーム数を算出する算出手段と、上記基準フレームから補償フレーム数分離れたフレームを上記チャプタの開始フレームとして設定する開始フレーム設定手段と、を備えている。
これによって、ユーザが自身の所望するフレームの出現を確認してから実際にキー操作を行うまでのタイムラグに起因したチャプタ設定のずれを補償し、ユーザの本来所望する位置にチャプタを設定することができるという効果を奏する。
実施形態に係る情報記録再生装置の構成を示すブロック図である。 実施形態におけるチャプタ設定を示す図であって、(a)は通常再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものであり、(b)は逆再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものであり、(c)は2倍速早送り再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものであり、(d)は2倍速早戻し再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものであり、(e)は3倍速早送り再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものであり、(f)は3倍速早戻し再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものである。 実施形態におけるチャプタ情報管理テーブルの一例を示す図である。 実施形態においてチャプタ開始位置が設定されたコンテンツの再生を行う際に表示される画像の一例を示すものであって、(a)はコンテンツ情報の一例を示すものであり、(b)はコンテンツAを再生する際に表示される画像の一例を示すものであり、(c)はコンテンツBを再生する際に表示される画像の一例を示すものであり、(d)はコンテンツCを再生する際表示される画像の一例を示すものである。 実施形態の変形例1におけるチャプタ情報管理テーブルの一例を示す図である。 実施形態の変形例におけるチャプタ開始位置の設定およびサブチャプタ設定を示す図であって、(a)は通常再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものであり、(b)は逆再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものであり、(c)は2倍速早送り再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものであり、(d)は2倍速早戻し再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものであり、(e)は3倍速早送り再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものであり、(f)は3倍速早戻し再生中にチャプタ開始位置の設定を行う場合を示すものである。 実施形態の変形例2におけるチャプタ情報管理テーブルの一例を示す図である。 実施形態の変形例2においてチャプタ開始位置が設定されたコンテンツの再生を行う際に表示される画像の一例を示すものであって、(a)はコンテンツAを再生する際に表示される画像の一例を示すものであり、(b)はコンテンツBを再生する際に表示される画像の一例を示すものであり、(c)はコンテンツCを再生する際表示される画像の一例を示すものである。 本発明におけるコンテンツデータおよびチャプタ情報のやりとりを示す図であって、(a)は、チャプタ開始位置の設定が情報記録再生装置の内部において行われる場合を示すものであり、(b)は、チャプタ開始位置の設定が情報記録再生装置の外部において行われる場合を示すものである。 実施形態の変形例4における携帯情報端末の要部構成を示すブロック図である。 実施形態の変形例5においてコンテンツAを再生する際に表示される画像の一例を示すものである。 実施形態の変形例6における操作部の要部構成を示すブロック図である。 実施形態の変形例6におけるチャプタ情報管理テーブルの一例を示す図である。 実施形態の変形例6における反応時間テーブルの一例を示す図である。 実施形態の変形例7における操作部の要部構成を示すブロック図である。 実施形態の変形例7における押圧または押し時間と反応時間の補正率との関係の一例を示すグラフであって、(a)は、押圧と反応時間の補正率との関係を示すものであり、(b)は、押し時間と反応時間の補正率との関係を示すものである。 実施形態の変形例7におけるチャプタ情報管理テーブルの一例を示す図である。
本実施形態に係る情報記録再生装置の一実施形態について、図1〜図10を参照しつつ以下に説明する。本実施形態では、まず、本実施形態に係る情報記録再生装置の構成について図1を参照しつつ以下に説明する。なお、本実施形態に係る情報記録再生装置の例として、DVD(BD)プレーヤ、DVD(BD)レコーダなどが挙げられる。
(情報記録再生装置1の構成)
図1は、情報記録再生装置1の要部構成を示すブロック図である。情報記録再生装置1は、HDD部101、光ディスクドライブ部102、インターフェース部103、デコーダ部104、入出力インターフェース部(チャプタ情報出力手段、チャプタ情報取得手段)105、テレビ出力インターフェース部106、操作部(操作入力デバイス)110、制御部(基準フレーム設定手段、開始フレーム設定手段、算出手段、サブフレーム設定手段、表示手段、ユーザ識別手段)111、記憶部(チャプタ情報記憶部、ユーザ群記憶手段)112、および表示部113を備えている。これらの各部材について以下に詳細に説明する。
(HDD部101)
HDD部101は、制御部111からインターフェース部103を経由してコンテンツデータの読み出しの指示が入力されると、ハードディスクに書き込まれたコンテンツデータを所定の情報単位ごとに読み出し、インターフェース部103を経由してデコーダ部104に出力する。また、外部からインターフェース部103を経由して入力されるコンテンツデータをハードディスクに書き込む。
また、HDD部101の代わりに、例えば、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリを用いてもよい。
(光ディスクドライブ部102)
光ディスクドライブ部102は、制御部111からインターフェース部103を経由してコンテンツデータの読み出しの指示が入力されると、光ディスクに書き込まれたコンテンツデータを所定の情報単位ごとに読み出し、インターフェース部103を経由してデコーダ部104に出力する。また、外部からインターフェース部103を経由して入力されるコンテンツデータを光ディスクに書き込む。
(インターフェース部103)
インターフェース部103は、外部から入力されるコンテンツデータや、制御部111から出力される後述のチャプタ情報に所定の信号処理を施し、HDD部101や光ディスクドライブ部102に出力する。また、インターフェース部103は、HDD部101や光ディスクドライブ部102から出力されるコンテンツデータに所定の信号処理を施しデコーダ部104へ出力する。
(デコーダ部104)
デコーダ部104は、インターフェース部103を経由して入力されるコンテンツデータに所定の復元処理を施し、入出力インターフェース部105および制御部111に対して復元処理を施したコンテンツデータを出力する。
(入出力インターフェース部105)
入出力インターフェース部105は、デコーダ部104から出力されるコンテンツデータに所定の信号出力処理を行い、HDMI、USB、有線LANなどの有線転送手段または、Bluetooth、無線LANなどの無線転送手段を通じてコンテンツデータを出力したり、microSD、SDなどの記録メディアへコンテンツデータを出力する。
また、入出力インターフェース部105は、HDMI、USB、有線LANなどの有線転送手段または、Bluetooth、無線LANなどの無線転送手段を通じて入力されるコンテンツデータに所定の信号処理を行い、制御部111へ出力する。
(テレビ出力インターフェース部106)
テレビ出力インターフェース部106は、制御部111から出力されるコンテンツデータに所定の信号出力処理を行い、転送手段を通じて、図示しないテレビにコンテンツデータの出力を行う。なお、上記転送手段の一例としてはHDMIが挙げられる。
(操作部110)
操作部110は、ユーザからの指示を受け、その指示に対応した操作信号を制御部111に出力する。
具体的には、操作部110は、ユーザから、録画、1倍速通常再生(以下、通常再生と呼ぶ)、1倍速逆再生(以下、単に逆再生と呼ぶ)、早送り再生、早戻し再生、チャプタ開始位置の設定などの指示を受けた場合に、それぞれ、録画指示信号、通常再生指示信号、逆再生指示信号、早送り再生指示信号、早戻し再生指示信号、チャプタ開始位置設定指示信号などの操作信号を制御部111に出力する。
また、操作部110は、ユーザから、光ディスク又はHDDに記録されたコンテンツのタイトル、コンテンツが録画された日時、コンテンツのジャンルなどの情報(以下、コンテンツ情報と呼ぶ)の表示の指示を受けた場合には、コンテンツ情報表示指示信号を制御部111に出力する。
(記憶部112、表示部113)
記憶部112は、チャプタ情報を格納するためのメモリである。なお、チャプタ情報の詳細については後述するため、ここではその詳細な説明については省略する。また、表示部113は、コンテンツの再生状態(通常再生、逆再生、早送り再生、早戻し再生など)に応じた記号や文字などを表示するとともに、後述するように、チャプタ情報に基づき、チャプタフレームを表示するディスプレイである。
(制御部111)
制御部111は、操作部110からの指示を受け、HDD部101、光ディスクドライブ部102、インターフェース部103、デコーダ部104、入出力インターフェース部105、テレビ出力インターフェース部106、および記憶部112を制御する。また、制御部111は、図示しないエンコーダや、エンコーダにコンテンツデータを供給する図示しないチューナを制御する。
また、制御部111は、操作部110を介したユーザからの入力に応じてチャプタ開始位置を設定する。なお、チャプタ開始位置設定処理の詳細は、下記に詳述するため、ここではその説明を省略する。
(チャプタ開始位置設定処理の概要)
次に、制御部111におけるチャプタフレーム(チャプタ開始フレーム)の設定処理の概要について、コンテンツの各フレームに、通常再生される順に通し番号(フレーム番号)が付されているものとして説明を行う。また、以下では、フレーム番号pが付されたフレームをフレームpと呼ぶことにする。
制御部111は、ユーザの反応時間に起因したチャプタ開始位置の設定のずれを補償してチャプタフレームを設定する。
まず、制御部111は、操作部110から出力されるチャプタ開始位置設定指示信号を受けると、その時点において表示部に表示されているフレームを基準フレームに設定する。
次に、制御部111は、チャプタ開始位置設定指示信号が入力された時点におけるコンテンツの再生条件に基づいて補償値を算出する。
上記補償値Dは、チャプタ開始位置設定指示信号が入力された時点におけるコンテンツの再生速度が「n倍速」である場合、D=s*k*nによって算出することができる。ここで、sは、「再生方向」が「送り」であればs=+1、「再生方向」が「戻し」であればs=−1をとる符号因子である。また、kは人間の反応速度に起因した遅延係数を表している。kの具体的な値は、人間が視覚で物を認識してから手の動作で反応するまでの反応時間をt、コンテンツ再生のフレームレートをrフレーム/秒とすると、k≧t*rを満たす最小の整数として求めることができる。
なお、補償値Dの定義から、符号因子sを除いたk*nを補償フレーム数と呼ぶ。
また、制御部111は、算出された補償値に基づいて、基準フレームからチャプタフレームを決定する。
具体的には、制御部111は、基準フレームをフレームmとすると、N=m−Dによって定まるフレーム番号Nが付されたフレームNをチャプタフレームに設定する。
このように、制御部111は、ユーザの反応時間に起因したチャプタ開始位置設定のずれを補償し、ユーザが本来意図していたフレームに対し、チャプタ開始位置の設定を行うことができる。また、チャプタ開始位置の設定されたフレームの情報をメモリに記憶しておくことにより、コンテンツの次回再生時には、ユーザの所望するフレームからコンテンツの再生を行うことができる。
以上のように、早送り再生中においてもユーザが本来所望していた位置にチャプタ開始位置を設定することができるため、コンテンツを早送り再生したままチャプタ開始位置を適切に設定することを容易に実現可能である。すなわち、本発明の一使用態様において、ユーザは、情報記録再生装置において、早送り再生のままチャプタ設定を行うことにより、短時間でチャプタ設定を完了させることができる。
また、例えば、情報記録再生装置が携帯機器である場合に、外出先などで時間ができたときにコンテンツを早送り再生したまま短時間でチャプタ設定を行い、チャプタ設定を行う毎に、チャプタ開始位置に設定されたフレームの情報をチャプタ情報テーブルとしてメモリに記憶しておくことにより、後ほど自宅に戻ってゆっくりとコンテンツを再生するときには、チャプタ情報テーブルに記憶されている情報により、ユーザの所望するフレームからコンテンツの再生を行うことができる。
(チャプタ開始位置設定処理の具体例)
続いて、制御部111におけるチャプタフレームの設定処理を図2(a)〜(f)を参照しつつより具体的に説明する。
以下では、コンテンツ再生のフレームレートが15フレーム/秒、人間の反応時間が0.24秒であるとして説明を行う。したがって、遅延係数kは、k≧0.24*15を満たす最小の整数として、k=4と定まる。
また、ここでは、テレビ画面に「フレーム31」以前のフレームが表示されている間に、ユーザが操作部110に対しチャプタ開始位置の設定を指示する場合について説明を行う。
図2(a)〜(f)は、コンテンツの再生中に、ユーザがチャプタ開始位置の設定を指示した場合に、制御部111がチャプタフレームに設定するフレームのフレーム番号と、制御部111にチャプタ開始位置設定指示信号が入力された時点において、制御部111がテレビ出力インターフェース部106に出力した最新のフレームのフレーム番号とを示す図であって、(a)は通常再生中、(b)は逆再生中、(c)は2倍速早送り再生中、(d)は2倍速早戻し再生中、(e)は3倍速早送り再生中、(f)は3倍速早戻し再生中にチャプタ開始位置の設定を指示した場合を示している。
ここで、図2(a)〜(f)において、○印は、制御部111がテレビ出力インターフェース部106に出力するフレームを表している。これは、テレビ画面において表示されるフレームと換言することもできる。本項では、制御部111がフレームを出力してから当該フレームがテレビに表示されるまでの遅延時間については無視できるものとする。ただし、遅延時間が無視できないような場合であっても、本発明を適用することも可能である。この場合についての処理については後述する。また、●印は、制御部111がテレビ出力インターフェース部106に出力するフレームであって、制御部111によって設定される基準フレームを表している。また、◎印は、制御部111がテレビ出力インターフェース部106に出力するフレームであって、制御部111によって設定されるチャプタフレームを表している。
(コンテンツの通常再生中のチャプタ開始位置設定)
まず、コンテンツの通常再生中のチャプタ開始位置の設定について図2(a)を参照しつつ説明を行う。
図2(a)に示すように、コンテンツの通常再生中には、制御部111は、デコーダ部104から出力されるすべてのフレームをテレビ出力インターフェース部106に出力する。
ユーザが操作部110を介してチャプタ開始位置の設定を指示すると(例えば、操作部110の決定ボタンを押下すると)、制御部111にはチャプタ開始位置設定指示信号が入力される。制御部111は、チャプタ開始位置設定指示信号が入力されたときにテレビに表示されていたフレームである「フレーム31」を基準フレームとして設定する。
続いて、制御部111は、「再生速度」=「1倍速」、「再生方向」=「送り」であるので、補償値Dを、D=s*k*n=+1*4*1=4により算出する。
また、制御部111は、「基準フレーム」=「フレーム31」、「補償値」=「4」であるので、チャプタフレームのフレーム番号Nを、N=m−D=31−4=27により算出し、フレーム27をチャプタフレームに設定する。
(コンテンツの1倍速逆再生中のチャプタ開始位置設定)
次に、コンテンツの逆再生中のチャプタ開始位置の設定を行う場合について、図2(b)を参照しつつ説明する。
図2(b)に示すように、コンテンツの1倍速逆再生中には、制御部111は、デコーダ部104から出力されるすべてのフレームをテレビ出力インターフェース部106に出力する。
ユーザが操作部110を介してチャプタ開始位置の設定を指示すると、制御部111は、チャプタ開始位置設定指示信号が入力されたときにテレビに表示されていたフレームである「フレーム31」を基準フレームとして設定する。
続いて、制御部111は、「再生速度」=「1倍速」、「再生方向」=「戻し」であるので、補償値Dを、D=s*k*n=−1*4*1=−4により算出する。
また、制御部111は、「基準フレーム」=「フレーム31」、「補償値」=「−4」であるので、チャプタフレームのフレーム番号Nを、N=m−D=31+4=35により算出し、フレーム35をチャプタフレームに設定する。
(コンテンツの2倍速早送り再生中のチャプタ開始位置設定)
次に、コンテンツの2倍速早送り再生中のチャプタ開始位置設定について図2の(c)を参照しつつ説明を行う。
図2(c)に示すように、コンテンツの2倍速早送り再生中には、制御部111は、デコーダ部104から出力されるすべてのフレームから、2フレームに1フレームを均等に間引きし、テレビ出力インターフェース部106に出力する。
ユーザが操作部110を介してチャプタ開始位置の設定を指示すると、制御部111はチャプタ開始位置設定指示信号が入力されたときにテレビに表示されていたフレームである「フレーム31」を基準フレームとして設定する。
続いて、制御部111は、「再生速度」=「2倍速」、「再生方向」=「送り」であるので、補償値Dを、D=s*k*n=+1*4*2=8により算出する。
また、制御部111は、「基準フレーム」=「フレーム31」、「補償値」=「8」であるので、チャプタフレームのフレーム番号Nを、N=m−D=31−8=23により算出し、フレーム23をチャプタフレームに設定する。
コンテンツの2倍速早戻し中、3倍速早送り中、3倍速早戻し中のチャプタ開始位置設定についても、同様に行うことができる(図2(d)、(e)、(f)参照)。なお、上記の説明では、映像と音声とを含むコンテンツ(動画コンテンツ)の場合について説明を行ったが、音声のみを含むコンテンツ(音声コンテンツ)に対しても本発明を適用することができる。音声コンテンツにおいてはフレームレートの代わりにサンプリングレートを用いて補償値Dを決定するようにしてもよい。なお、映像を含むコンテンツ(動画コンテンツ)と、映像を含まないコンテンツ(音声コンテンツ)では、チャプタ設定時のユーザの反応時間に差が生じる場合があるため、動画コンテンツ用反応時間と音声コンテンツ用反応時間とを別々に持ち、コンテンツの種類に応じて適切な反応時間を選択し、補償値Dを決定するようにしてもよい。
(チャプタ情報管理テーブル)
制御部111は、上述した処理によりチャプタフレームを設定すると、設定したチャプタフレームに関する情報(チャプタ情報)を、記憶部(チャプタ情報記憶手段)112に記録されたチャプタ情報管理テーブルに記録する。チャプタ情報を記録したチャプタ情報管理テーブルについて、図3を参照しつつ以下に説明する。
図3は、チャプタ情報管理テーブルの一例を示す図である。図3に示すように、チャプタ情報管理テーブルには、チャプタ情報として、コンテンツID、チャプタ番号、チャプタ開始位置が設定された際の再生速度および再生方向、基準フレームとして設定されたフレームのフレーム番号、ならびに、チャプタフレームとして設定されたフレームのフレーム番号が互いに関連付けられて記録されている。
なお、図3におけるチャプタ情報Aは、コンテンツIDが「A」であるコンテンツ(以下、コンテンツAと呼ぶ)に対して図2(a)および(b)に示すようなチャプタ開始位置設定処理を行った場合のチャプタ情報であり、チャプタ情報Bは、コンテンツIDが「B」であるコンテンツ(以下、コンテンツBと呼ぶ)に対して図2の(c)および(d)に示すようなチャプタ開始位置設定処理を行った場合のチャプタ情報であり、チャプタ情報Cは、コンテンツIDが「C」であるコンテンツ(以下、コンテンツCと呼ぶ)に対して図2の(e)および(f)に示すようなチャプタ開始位置設定処理を行った場合のチャプタ情報である。
ここで、「コンテンツID」とは、異なるコンテンツを区別するために各コンテンツに付与される識別情報である。コンテンツIDは、例えば、コンテンツのタイトルや、放送された時刻などに基づき、制御部111において自動的に作成するようにしてもよいし、ユーザが操作部110を介して適宜入力するようにしてもよい。
また、「チャプタ番号」とは、同一のコンテンツIDを有するコンテンツにおいて、何番目に設定されているチャプタであるかを示している。
図3に示すように、コンテンツAに対して、図2の(a)のようなチャプタ開始位置の設定が1番目にされた場合、チャプタ番号は「1」、再生速度は「1倍速」、再生方向は「送り」、基準フレームのフレーム番号は「31」、チャプタフレームのフレーム番号は「27」である。
同様に、コンテンツAに対して図2の(b)のようなチャプタ開始位置の設定が2番目にされた場合、チャプタ番号は「2」、再生速度は「1倍速」、再生方向は「戻し」、基準フレームのフレーム番号は「31」、チャプタフレームのフレーム番号は「35」である。
チャプタ情報Bおよびチャプタ情報Cについても、チャプタ情報Aと同である。
なお、チャプタ情報は、必ずしもチャプタフレームとして設定されるフレームのフレーム番号を含む必要はない。チャプタフレームとして設定されるフレームのフレーム番号を含まないチャプタ情報については、下記の<変形例3>において詳述する。
また、記憶部112には、チャプタ情報管理テーブルと共に、チャプタフレームとして設定されたフレームデータ(画像データ)を格納してもよい。
また、記憶部112に格納されたコンテンツ毎のチャプタ情報は、HDDや光ディスクに記録されるようにしてもよい。
また、制御部111は、HDDや光ディスクに記録されたコンテンツ毎のチャプタ情報を読み出し、記憶部112に格納するようにしてもよい。
(チャプタ情報に基づく再生動作)
続いて、チャプタ開始位置が設定されたコンテンツを再生する際の情報記録再生装置1の動作について、図4(a)〜(d)を参照しつつ説明する。なお、本項では、図3に示したチャプタ情報管理テーブルに記録されているチャプタ情報Aを有するコンテンツA、チャプタ情報Bを有するコンテンツB、チャプタ情報Cを有するコンテンツCを再生する際の情報記録再生装置1の動作について説明する。
図4(a)〜(d)は、コンテンツの再生を行う際に表示部113に表示される画像の例を示すものであって、(a)は表示部113に表示されるコンテンツ情報の一例を示すものであり、(b)はコンテンツAを再生する際に表示部113に表示される画像の一例を示すものであり、(c)はコンテンツBを再生する際に表示部113に表示される画像の一例を示すものであり、(d)はコンテンツCを再生する際に表示部113に表示される画像の一例を示すものである。図4(a)〜(d)では、コンテンツ情報としてコンテンツを表すタイトル名を表示する場合を例に挙げて説明する。
まず、ユーザが操作部110を介して、制御部111に対し、光ディスク(またはHDD)に記録されているコンテンツのコンテンツ情報の表示を指示する。
指示を受けた制御部111は、光ディスクドライブ部102(またはHDD部101)からコンテンツ情報を読み出し、表示部113に出力する。
図4(a)は、テレビ画面に表示されるコンテンツ情報の一例を示している。ユーザはこのような表示画像によって、光ディスク(またはHDD)に記録されているコンテンツを認識し、再生を行いたいコンテンツを選択する。
以下では、ユーザがコンテンツAの再生を選択した場合について、図4(b)を参照しつつ説明する。
ユーザが、操作部110を介して、コンテンツAの再生を選択したとすると、制御部111は、記憶部112に記録されているチャプタ情報管理テーブルから、コンテンツAに関するチャプタ情報であるチャプタ情報Aを読み出す。
また、制御部111は、コンテンツAを構成するフレームであって、チャプタ情報Aにおいてチャプタフレームとして設定されているフレームを光ディスクドライブ部102(またはHDD部101)から読み出して表示部113に出力する。すなわち、本例においては、「フレーム27」および「フレーム35」を表示部113に出力する。
また、制御部111は、チャプタフレームごとに、チャプタ開始位置が設定された際の再生方向をチャプタ情報管理テーブルから読み出して表示部113に出力する。
図4(b)に示すように、表示部113には、チャプタ番号「1」に対応するチャプタフレームである「フレーム27」が表示され、「フレーム27」と共に、このチャプタ開始位置が設定された際の再生方向である「送り」が表示される。また、表示部113には、チャプタ番号「2」に対応するチャプタフレームである「フレーム35」が表示され、「フレーム35」と共に、このチャプタ開始位置が設定された際の再生方向である「戻し」が表示される。なお、チャプタ設定がされた際の再生方向が表示されることによって、ユーザは、チャプタ設定がされた際の再生方向を視認して、コンテンツの再生を実行する際、通常再生、あるいは、逆再生を選択することができる。
ユーザが、操作部110を介した入力により、表示部113に表示されたチャプタフレームのうち1つを選択すると、制御部111は、選択されたチャプタフレームを始点としてコンテンツAの通常再生、あるいは、逆再生を実行する。
このようにして、情報記録再生装置1を用いることにより、ユーザは、所望する位置からコンテンツAの視聴することができる。
ユーザがコンテンツB(コンテンツC)を選択した場合も、上記と同様に再生動作を行うことができる(図4(c)、(d)参照)。
なお、上記の説明では、制御部111がフレームを出力してから当該フレームが画像表示装置に表示されるまでの遅延時間については無視できるものとする。しかし、遅延時間が無視できないほど大きい場合には、制御部111は、チャプタ開始位置設定指示信号を受けたとき、テレビ出力インターフェース部106に出力した最新のフレームから、所定のフレーム数だけ前に出力したフレームに対してチャプタ開始位置の設定を行うようにしてもよい。また、所定のフレーム数は、情報記録再生装置における遅延時間やフレームレート等によって決定することができる。
また、上記の説明では、コンテンツのフレームレートが15フレーム/秒の場合について説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、再生するコンテンツで指定されているフレームレートによって補償値Dを決定すればよい。また、再生するコンテンツによっては同一コンテンツ内で複数のフレームレートを持つ(言い換えれば、シーン(フレーム番号)に応じて、フレームレートが変化する)ものがある。そのようなコンテンツに本発明を適用する場合は、例えば、チャプタ設定の対象となるシーン(フレーム番号)におけるフレームレートを用いて補償値Dを決定すればよい。
また、本実施形態では、人間の反応速度に起因した遅延係数kを、固定値(k=4)としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、情報記録再生装置1にユーザの反応時間を測定する手段を設け、ユーザに最適化した遅延係数を決定できるようにしてもよい。
また、上記の説明では、チャプタ開始位置を設定する場合について述べたが、言うまでも無く、チャプタ終了位置を設定する場合に対しても本発明を適用することができる。
また、上記の説明では、補償値、もしくは補償フレーム数がコンテンツの再生速度に比例するとして説明を行ったが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、補償フレーム数がコンテンツの再生速度の任意の関数として表されるような場合であっても、本発明を適用することができる。
また、本発明には、再生速度が順方向であるときにのみ、上記のようなチャプタ設定を行う場合や、再生速度が逆方向である場合にのみ上記のようなチャプタ設定を行う場合も含まれる。
<変形例1>
上述したチャプタ開始位置設定処理では、チャプタ開始位置設定時の再生条件に関連付けて設定したチャプタフレームを記録するチャプタ情報管理テーブルを例に挙げて説明している。ここで、チャプタフレームは、チャプタ開始位置設定時に設定される必要はなく、コンテンツの再生時に設定されるようにしてもよい。コンテンツ再生時にチャプタフレームを設定する構成を変形例1として以下に説明する。
上述した処理と本変形例1における処理とは、制御部111におけるチャプタフレームの設定がチャプタ開始位置設定時であるのか、コンテンツ再生時であるのかの違いのみであり、それ以外についてはほぼ同様である。
(チャプタ情報管理テーブル)
チャプタ開始位置が設定されたコンテンツを再生する際に、チャプタ情報に基づき、チャプタフレームを算出する場合のチャプタ情報管理テーブルの一例を図5に示す。
図5に示すように、チャプタ管理テーブルは、チャプタ情報として、コンテンツID、チャプタ番号、チャプタ開始位置が設定された際の再生速度および再生方向、基準フレームとして設定されたフレームのフレーム番号が互いに関連付けられて記録されている。ただし、本変形例1においては、チャプタ情報にチャプタフレームのフレーム番号は含まれていない。
(チャプタ情報に基づく再生動作)
上記のように、本変形例1においては、チャプタ情報は、チャプタフレームのフレーム番号を含んでおらず、制御部111は、すでにチャプタ開始位置の設定がされたコンテンツを再生する際に、チャプタ情報に基づいてチャプタフレームを算出する。
以下では、すでにチャプタ開始位置の設定がされたコンテンツAの再生をユーザが指示した場合の制御部111の動作について説明する。
ユーザがコンテンツAの再生を指示した場合、制御部111は、記憶部112に記録されているチャプタ情報管理テーブルから、チャプタ情報Aを読み出す。そして、読み出したチャプタ情報Aの情報に基づいて、補償値を算出し、算出した補償値を用いてチャプタフレームを設定する。このとき、制御部111における補償値の算出方法および補償値を用いたチャプタフレームの設定方法については、上述した計算式を用いればよい。
すなわち、コンテンツAにおけるチャプタ1を再生する場合、制御部111は、チャプタ情報Aにおけるチャプタ1の再生条件に基づいて補償値Dを算出する((+1)*4*1=4)。次に、制御部111は、基準フレーム(フレーム31)および算出した補償値(+4)からチャプタフレームを設定する(31−4=27(フレーム27))。
最後に、制御部111は、チャプタフレームとして設定された「フレーム27」を光ディスク(またはHDD)から読み出して表示部113に出力する。また、制御部111は、チャプタ情報管理テーブルから読み出した再生方向も併せて表示部113に出力する。
同様に、ユーザがコンテンツAのチャプタ2を選択した場合には、制御部111は、チャプタ情報Aにおけるチャプタ2の再生条件に基づいて、補償値を算出する((−1)*4*1=−4)。そして、制御部111は、基準フレーム(フレーム31)および算出した補償値(−4)からチャプタフレームを設定する(31−(−4)=35(フレーム35))。
したがって、表示部113には、図4(b)と同様の映像が表示されることになる。
ここで、ユーザが、操作部110を介して、表示部113に表示されているチャプタ開始位置を選択すると、情報記録再生装置1では、選択されたチャプタ開始位置のチャプタフレームとして設定されているフレームからコンテンツAを通常再生、あるいは、逆再生する。
ユーザがコンテンツB(コンテンツC)の再生を指示した場合における情報記録再生装置1の処理は、上述したコンテンツAを選択した場合の処理と同様である。
したがって、本変形例においても、ユーザはチャプタ設定時に自身の所望したフレーム(再生位置)からコンテンツを視聴することができる。
<変形例2>
上述したようなコンテンツ再生中のチャプタ開始位置の設定においては、ユーザの反応時間が、チャプタ開始位置の設定ごとに変動することも考えられる。このような場合、制御部111は、ユーザの本来所望していたフレームからずれたフレームをチャプタフレームに設定してしまうという副次的な問題がある。
また、一般に、コンテンツの高速再生は、通常再生(等倍再生)から一定の割合でフレームを間引くことにより行われる。そのため、コンテンツの高速再生中にチャプタ開始位置を設定しようとする場合には、コンテンツの高速再生のために間引かれたフレームにはチャプタ開始位置を設定することができないという副次的な問題もある。
そこで、本変形例では、チャプタフレームの前後に位置する所定の数のフレームであって、コンテンツの早送り再生/早戻し再生において間引かれたフレームを含むフレームをサブチャプタフレームとして設定することができる情報記録再生装置3について以下に説明する。
(情報記録再生装置3の構成)
情報記録再生装置3の構成は、図1に示した情報記録再生装置1の構成と同様である。ただし、本実施形態に係る情報記録再生装置3は、情報記録再生装置1における制御部111に代えて、制御部311を備えている。
制御部311は、制御部111の処理に加えて、以下に説明するようなサブチャプタフレームを設定する処理を行う。
(サブチャプタフレームの設定処理の概要)
制御部311は、ユーザの反応時間に起因したチャプタ開始位置の設定のずれを補償することに加えて、チャプタフレームの前後に位置する所定の数のフレームであって、コンテンツの早送り再生/早戻し再生において間引かれたフレームを含むフレームをサブチャプタフレームとして設定することを特徴としている。
具体的には、制御部311は、チャプタ開始位置の設定が指示された時点におけるコンテンツの再生速度が「n倍速」である場合、チャプタフレームmの前後q*nフレームずつをサブチャプタフレーム(サブフレーム)に設定する。ここで、qは、コンテンツ再生のフレームレートに応じて決まる比例係数である。
また、上記q*nフレームは、コンテンツの早送り再生/早戻し再生において間引かれたフレームを含む。
制御部311を上記のように構成し、チャプタフレームの情報に加えてサブチャプタフレームの情報もメモリに記憶しておくことにより、コンテンツの次回再生時には、ユーザの所望するフレームからコンテンツの再生を行うことができる。
(サブチャプタフレームの設定処理の具体例)
続いて、制御部311におけるチャプタ開始位置の設定処理を図6(a)〜(f)を参照しつつより具体的に説明する。
以下では、コンテンツ再生のフレームレートが15フレーム/秒であり、上記比例係数qをq=2ととった場合について説明を行う。
また、上記の説明と同様に、「フレーム31」以前のフレームがテレビ画面に表示されている間に、チャプタ開始位置の設定が指示された場合を例について説明する。
図6(a)〜(f)は、コンテンツの再生中に、ユーザがチャプタ開始位置の設定を指示した場合に、制御部311がチャプタフレームに設定するフレームのフレーム番号と、制御部311がサブチャプタフレームに設定するフレームのフレーム番号と、制御部311にチャプタ開始位置設定指示信号が入力された時点において、制御部311がテレビ出力インターフェース部106に出力した最新のフレームのフレーム番号とを示す図であって、(a)は通常再生中、(b)は逆再生中、(c)は2倍速早送り再生中、(d)は2倍速早戻し再生中、(e)は3倍速早送り再生中、(f)は3倍速早戻し再生中にチャプタ開始位置の設定を指示した場合を示している。
図6(a)〜(f)において○印は、制御部311がテレビ出力インターフェース部106に出力するフレームを表している。また、●印は、制御部311がテレビ出力インターフェース部106に出力するフレームであって、制御部311によって設定される基準フレームを表している。また、◎印は、制御部311がテレビ出力インターフェース部106に出力するフレームであって、以下に説明するように、制御部311によって設定されるチャプタフレームを表している。
また、図6(a)〜(f)において◇印は、制御部311がテレビ出力インターフェース部106に出力するフレームであって、以下に説明するように、制御部311によってサブチャプタフレームに設定されるフレームを表している。また、△印は、制御部311がテレビ出力インターフェース部106に出力しないフレームであって、以下に説明するように、制御部311によってサブチャプタフレームに設定されるフレームを表している。
(コンテンツの通常再生中のチャプタ開始位置設定)
まず、コンテンツの通常再生中のチャプタ開始位置の設定について図6(a)を参照しつつ説明を行う。
ユーザが操作部110を介してチャプタ開始位置の設定を指示すると、制御部311にはチャプタ開始位置設定指示信号が入力される。制御部311は、チャプタ開始位置設定指示信号が入力されたときにテレビに表示されていたフレームである「フレーム31」を基準フレームとして設定する。また、上述したように、制御部311は、「フレーム27」をチャプタフレームに設定する。
本変形例においては、制御部311は、「再生速度」=「1倍速」であるので、フレーム27の前後2*1=2フレームずつのフレームをサブチャプタフレームに設定する。
すなわち、制御部311は、「フレーム25」、「フレーム26」、「フレーム28」、「フレーム29」をサブチャプタフレームに設定する。
(コンテンツの逆再生中のチャプタ開始位置設定)
次に、コンテンツの逆再生中のチャプタ開始位置の設定について図6(b)を参照しつつ説明を行う。
ユーザが操作部110を介してチャプタ開始位置の設定を指示すると、制御部311にはチャプタ開始位置設定指示信号が入力される。制御部311は、チャプタ開始位置設定指示信号が入力されたときにテレビに表示されていたフレームである「フレーム31」を基準フレームとして設定する。また、上述したように、制御部311は、「フレーム35」をチャプタフレームに設定する。
本変形例においては、制御部311は、「再生速度」=「1倍速」であるので、フレーム27の前後2*1=2フレームずつのフレームをサブチャプタ開始位置に設定する。
すなわち、制御部311は、「フレーム33」、「フレーム34」、「フレーム36」、「フレーム37」をサブチャプタフレームに設定する。
(コンテンツの2倍速早送り再生中のチャプタ開始位置設定)
次に、コンテンツの2倍速早送り再生中のチャプタ開始位置の設定について図6(c)を参照しつつ説明を行う。
ユーザが操作部110を介してチャプタ開始位置の設定を指示すると、制御部311にはチャプタ開始位置設定指示信号が入力される。制御部311は、チャプタ開始位置設定指示信号が入力されたときにテレビに表示されていたフレームである「フレーム31」を基準フレームとして設定する。また、上述したように、制御部311は、「フレーム23」をチャプタフレームに設定する。
本変形例においては、制御部311は、「再生速度」=「2倍速」であるので、テレビ出力インターフェース部106に出力しないフレームを含む、フレーム23の前後2*2=4フレームずつのフレームをサブチャプタフレームに設定する。
すなわち、制御部311は、「フレーム19」、「フレーム20」、「フレーム21」、「フレーム22」、「フレーム24」、「フレーム25」、「フレーム26」、「フレーム27」をサブチャプタフレームに設定する。
コンテンツの2倍速早戻し中、3倍速早送り中、3倍速早戻し中のチャプタ開始位置の設定に伴うサブチャプタフレームの設定についても、同様に行うことができる(図6(d)、(e)、(f)参照)。
なお、上記比例係数qの値は、フレームレートが増加(減少)すると、増加(減少)するように設定されることが好ましい。換言すれば、上記比例係数qの値は、フレームレートの増加関数であることが好ましい。したがって、フレームレートが30フレーム/秒である場合には、例えば、q=4とすることが好ましい。ただし、本発明は具体的なqの値によって限定されるものではない。
また、チャプタフレームの前のサブチャプタフレーム数と、チャプタフレームの後のサブチャプタフレーム数とが異なるようにしてもよいし、たとえば、ユーザがサブチャプタフレームの数を指定できるような構成としてもよい。
また、上記の説明では、フレームレートが固定値である場合について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。フレームレートが可変値である場合には、デコーダ部104等でフレームレートを固定値に変換した後、同様な処理を行えばよい。
また、タイムコードやタイムタグなどのフレームごとに再生時刻を指定する情報に基づいて上記比例係数qの値を決定してもよい。
(チャプタ情報)
上記のチャプタ開始位置設定に伴い、制御部311が生成するチャプタ情報は、図3に示されたチャプタ情報に加えて、サブチャプタフレームのフレーム番号を含むことが好ましい。
図7は、コンテンツAに対して図6(a)、(b)に示すようなチャプタフレームの設定を行った場合に制御部311が生成するチャプタ情報Aと、コンテンツBに対して図6(c)、(d)に示すようなチャプタフレームおよびサブチャプタフレームの設定を行った場合に制御部311が生成するチャプタ情報Bと、コンテンツCに対して図6(e)、(f)に示すようなチャプタフレームおよびサブチャプタフレームの設定を行った場合に制御部311が生成するチャプタ情報Cとを示した図である。
図7に示すように、制御部311は、コンテンツID、チャプタ番号、チャプタ開始位置が設定された際の再生速度、チャプタ開始位置が設定された際の再生方向、基準フレームのフレーム番号、チャプタフレームのフレーム番号に加えて、サブチャプタフレームのフレーム番号を含むチャプタ情報を記憶部112に格納する。
また、記憶部112には、チャプタ情報と共に、チャプタフレームの画像データおよびサブチャプタフレームの画像データを格納しておいてもよい。
また、チャプタ情報は、必ずしもチャプタフレームのフレーム番号を含まなくてもよく、そのような場合であっても、以下の<変形例3>で説明するように、本発明を実施することが可能である。
(チャプタ情報に基づく再生動作)
続いて、チャプタ開始位置およびサブチャプタフレームが設定されたコンテンツを再生する際の情報記録再生装置3の動作について、図8を参照しつつ説明を行う。
具体的には、図7に示したようなチャプタ情報を有するコンテンツA,コンテンツB,コンテンツCを再生する際の情報記録再生装置3の動作について説明する。
図8(a)〜(c)は、コンテンツの再生を行う際に表示部113に表示される画像の例を示すものであって、(a)はコンテンツAを再生する際に表示部113に表示される画像の一例を示すものであり、(b)はコンテンツBを再生する際に表示部113に表示される画像の一例を示すものであり、(c)はコンテンツCを再生する際に表示部113に表示される画像の一例を示すものである。
ユーザが、コンテンツAの再生を指示すると、制御部311は、制御部111と同様に、記憶部112に記録されているチャプタ情報から、コンテンツAに関するチャプタ情報であるチャプタ情報Aを読み出す。
また、制御部311は、コンテンツAのフレームであって、チャプタ情報Aに含まれるチャプタフレームのフレーム番号を有するフレーム、および、チャプタ情報Aに含まれるサブチャプタフレームのフレーム番号を有するフレームを光ディスクドライブ部102(またはHDD部101)から読み出し、表示部113に出力する。すなわち、本例においては、チャプタフレームとして「フレーム27」および「フレーム35」を出力し、サブチャプタフレームとして、それぞれ、「フレーム25」,「フレーム26」、「フレーム28」、「フレーム29」、および、「フレーム33」、「フレーム34」、「フレーム36」、「フレーム37」を表示部113に出力する。
また、制御部311は、チャプタフレームごとに、チャプタ開始位置が設定された際の再生方向をチャプタ情報管理テーブルから読み出して表示部113に出力する。
図8(a)は、ユーザがコンテンツAを選定した場合に、実際に表示部113に表示される画像の一例を示している。
ユーザが、操作部110からの入力により、表示部113に表示されたチャプタフレーム、又は、サブチャプタフレームのうち1枚を選択すると、情報記録再生装置3は、選択されたチャプタフレーム又は、サブチャプタフレームを始点としてコンテンツAの通常再生、あるいは、逆再生を行う。
このようにして、情報記録再生装置3を用いることにより、ユーザは、所望するフレームからコンテンツAの視聴を行うことができる。
コンテンツBやコンテンツCに対しても、上記と同様の動作によって、ユーザはチャプタフレーム、又はサブチャプタフレームを選択することができ、所望のフレーム(再生位置)からコンテンツの再生を行うことができる(図8(b)、(c)参照)。
なお、ユーザが、表示部113に表示されたチャプタフレーム、又は、サブチャプタフレームのうち1枚を選択しない場合であっても、ユーザは、チャプタフレームの周囲のフレーム、特に、間引かれたフレームを認識することができるため、当該チャプタフレームから開始されるチャプタの内容を容易に把握することができるという効果を奏する。
<変形例3>
上記<変形例2>に対しても、上記<変形例1>で説明したような変形が可能である。
すなわち、情報記録再生装置3が、チャプタ開始位置が設定されたコンテンツを再生する際に、チャプタ情報に基づき、チャプタフレームのフレーム番号、および、サブチャプタフレームのフレーム番号を算出するような構成とすることも可能である。
具体的には、チャプタ情報に含まれる「再生速度」が「n倍速」である場合、制御部311は、サブチャプタフレームに設定するフレームのフレーム番号Sを、関係式N−2n≦S≦N+2nを満たす整数であって、Nを含まないものとして算出する。ここで、Nは、<変形例1>と同じ方法によって算出されるチャプタフレームのフレーム番号である。
例えば、再生速度が「2倍速」であって、チャプタフレームのフレーム番号が23と算出された場合、上記関係式を満たす整数Sは、S=19、20、21、22,23,24、25、26、27であり、それらの整数からチャプタフレームのフレーム番号である23を除いたものを、サブチャプタフレームのフレーム番号に設定する。
<変形例4>
(携帯情報端末によるチャプタ開始位置設定)
上記の説明においては、コンテンツに対するチャプタ開始位置の設定は情報記録再生装置1において行う(図9(a)参照)としたが、本発明はこれに限定されるものではない。
具体的には、情報記録再生装置1は、自身以外の装置において作成されたチャプタ情報を取り込み、それに基づいて、ユーザの所望するフレームからコンテンツの再生を行ってもよい。例えば、ユーザが、外出先等での隙間時間を利用して、携帯情報端末で、コンテンツを早送りしながら短時間で自分が見たいシーンに次々とチャプタを設定し、帰宅後にコンテンツ記録再生装置で自分が見たいシーン(外出先でチャプタ設定したシーン)をゆっくりと視聴するといった利用方法がある。
図9(b)は、そのような例の1つとして、情報記録再生装置(コンテンツ再生装置)1からユーザが携帯可能な携帯情報端末(チャプタ設定装置)2にコンテンツを転送し、携帯情報端末2においてチャプタ情報を作成するチャプタ設定システムを示している。
まず、情報記録再生装置1から携帯情報端末2にコンテンツを転送する。次に、そのコンテンツに対し、携帯情報端末2における制御部211は、ユーザからの指示に基づき、チャプタ情報を作成する。
携帯情報端末2は図10に示すような構成を有しており、制御部211におけるチャプタ開始位置の設定は、制御部111と同様に行うことができる。
作成されたチャプタ情報は、情報記録再生装置1に転送され、ユーザは、そのチャプタ情報に基づき、所望のフレームからコンテンツの視聴を行うことができる。
情報記録再生装置1と携帯情報端末2との間のコンテンツおよびチャプタ情報の転送は、情報記録再生装置1の入出力インターフェース部(チャプタ情報取得手段)105と、携帯情報端末2の入出力インターフェース部(チャプタ情報出力手段)205とによって実現することができる。
また、例えば、上記とは反対に、外出前に自宅にて情報記録再生装置を用いてコンテンツを早送り再生しながら短時間で自分が見たいシーンに次々とチャプタを設定し、外出先で時間ができた際に、携帯情報端末において、自分が見たいシーン(チャプタを設定したシーン)を視聴するといった利用方法もある。
そのような例の1つとして、情報記録再生装置(チャプタ設定装置)1においてチャプタ情報を作成し、情報記録再生装置1からユーザが携帯可能な携帯情報端末(コンテンツ再生装置)2にコンテンツおよびチャプタ情報を転送し、携帯情報端末2においてチャプタ情報を利用してコンテンツの再生を行うチャプタ設定システムがある。
まず、情報記録再生装置1において、任意のコンテンツに対し、制御部111は、ユーザからの指示に基づき、チャプタ情報を作成する。上記コンテンツおよび作成されたチャプタ情報は、携帯情報端末2に転送され、ユーザは、そのチャプタ情報に基づき、携帯情報端末2において所望のフレームからコンテンツの視聴を行うことができる。
情報記録再生装置1と携帯情報端末2との間のコンテンツおよびチャプタ情報の転送は、情報記録再生装置1の入出力インターフェース部(チャプタ情報出力手段)105と、携帯情報端末2の入出力インターフェース部(チャプタ情報取得手段)205とによって実現することができる。
<変形例5>
また、<変形例2>では、チャプタ開始位置およびサブチャプタフレームが設定されたコンテンツを再生する際に、図8に示すように、チャプタフレームおよびサブチャプタフレームを一覧表示する構成について説明したが、一覧表示の代わりに、チャプタフレームおよびサブチャプタフレームを動画のように表示する構成であってもよい。以下、チャプタフレームおよびサブチャプタフレームを動画のように表示する構成について<変形例5>として説明する。なお、サブチャプタフレームの設定処理は、<変形例2>と同様であり、以下では、<変形例2>と同じ構成および処理については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明を加える。
(チャプタ情報に基づく再生動作)
図11は、本変形例において、コンテンツの再生を行う際に表示部113に表示される画像の例を示すものである。図11は、図8(a)と同様、コンテンツとしてはコンテンツAを用いている。
ユーザが、コンテンツAの再生を指示すると、制御部311は、記憶部112に記録されているチャプタ情報から、コンテンツAに関するチャプタ情報であるチャプタ情報Aを読み出す。
制御部311は、チャプタフレームごとに、チャプタ開始位置が設定された際の再生方向をチャプタ情報管理テーブルから読み出す。また、制御部311は、コンテンツAのフレームであって、チャプタ情報Aに含まれるチャプタフレームのフレーム番号を有するフレーム、および、チャプタ情報Aに含まれるサブチャプタフレームのフレーム番号を有するフレームを光ディスクドライブ部102(またはHDD部101)から読み出す。
そして、制御部311は、読み出したチャプタフレームおよびサブチャプタフレームを、チャプタ開始位置が設定された際の再生方向に沿った順序で、表示部113に繰り返し順次出力する。すなわち、本例において、例えば、図11に示すように、チャプタフレームが「フレーム25」であるチャプタ1と、チャプタフレームが「フレーム35」であるチャプタ2を表示する場合には、チャプタ1の表示領域には、「フレーム25」〜「フレーム29」を順繰りと動画のように表示し、チャプタ2の表示領域には、「フレーム33」〜「フレーム37」を順繰りと動画のように表示する。
このように、チャプタフレームおよびサブチャプタフレームを動画のように表示することにより、<変形例2>のようにサブチャプタフレームを一覧表示する場合に比べ、画面が小さい場合(例えば、携帯端末である場合)でもより多くのチャプタを表示することができる。また、動画のように表示することにより、チャプタフレーム前後のシーンの内容をユーザが把握し易くなる。例えば、外出先においてチャプタ設定を行い、帰宅後に設定したチャプタに基づいた視聴を行う場合、ユーザは自ら設定したチャプタ(シーン)の内容を忘れてしまうことがあり得るが、その場合でも、チャプタフレームおよびサブチャプタフレームを動画のように表示することにより、その内容を容易に把握することができる。
<変形例6>
また、コンテンツ録画再生装置1は、複数のユーザが使用する可能性がある。このとき、反応時間は身体能力によって変化するため、各ユーザに適した補償値Dを算出することが好ましい。本変形例では、コンテンツ録画再生装置1を操作するユーザを識別し、操作するユーザに応じた反応時間kを用いて補償値Dを算出する構成について説明する。
本変形例におけるコンテンツ録画再生装置1の構成は、図1に示すものと同様であるが、操作部110の代わりに、操作部110’が設けられている。図12に示すように、操作部110’には、ユーザがチャプタ開始位置設定指示を入力するためのボタンが複数設けられている(ボタン110A、110B、および110C)。各ユーザは、自分用のボタンを押すことにより、チャプタ開始位置設定指示を入力する。言い換えれば、制御部(ユーザ識別手段)は、何れのボタンによりチャプタ開始位置設定指示が入力されたかに応じて、ユーザを識別する。
記憶部(ユーザ群記憶手段)112は、コンテンツ録画再生装置1を操作するユーザ群を記憶しており、図14に示すような、各ユーザの反応時間kを示す反応時間テーブルを記憶している。反応時間テーブルは、例えば、各ユーザに年齢を入力させ、記憶部112に予め入力されている、年齢と当該年齢の人間の一般的な反応時間kとの対応関係のテーブルを参照して、制御部111が作成すればよいが、これに限定されず、反応時間を直接ユーザに入力させてもよく、または、上述したように、情報記録再生装置1にユーザの反応時間を測定する手段を設け、各ユーザの反応時間を測定して、反応時間テーブルを作成してもよい。
操作部110’を介してユーザからチャプタ開始位置設定指示が入力されたとき(基準フレームが設定されたとき)、制御部111は、110A〜Cのうちの何れのボタンが押されたかに応じて、記憶部112に記憶されているユーザ群のうちの何れのユーザによってチャプタ開始位置設定指示が入力されたかを識別する。そして、図13に示すように、制御部111は、ユーザ情報をチャプタ情報に含めてチャプタ情報管理テーブルを作成する。
そして、制御部111は、反応時間テーブルを参照して、チャプタ開始位置設定指示を入力したユーザに応じた反応時間kを取得して、補償値Dを算出することにより、チャプタフレームを算出する。
以上のように、制御部111がユーザを識別することにより、上述したように、各ユーザに適した反応時間を使用して、ユーザの所望するフレームからコンテンツの再生を行うことができる。また、制御部111がユーザを識別することにより、上述したように、チャプタ情報に基準フレームを設定したユーザの情報を付加することができるため、コンテンツに対して自ら設定したチャプタを選択して利用することができる。なお、他者が設定したチャプタを利用することを排除する必要は無い。
なお、上記の説明では、制御部111によるユーザの識別の仕組みとして、操作部110’に物理的なボタンを複数設ける構成について説明したが、ユーザを識別することが可能な構成であれば、他の構成をとってもよい。例えば、コンテンツ録画再生装置1の設定メニューにより、ユーザ毎に用意された各ユーザ用のチャプタ設定モードを切り替えるようにすることにより、コンテンツ録画再生装置1を操作するユーザを特定してもよい。また、操作部110’が、ユーザを識別する利用者検知手段、例えば、指紋センサを備え、ユーザに所定位置に指を置かせることで、制御部111が当該ユーザを識別してもよい。また、各ユーザがそれぞれのリモコンまたは携帯端末を用いて、コンテンツ録画再生装置1を操作する場合、制御部111が、操作を行ったリモコンまたは携帯端末を検出することにより、ユーザを識別してもよい。
<変形例7>
また、チャプタ設定を行う際にユーザの集中力が持続せず、チャプタ開始位置設定指示の入力が遅れる場合がある(例えば、長時間早送り再生しながらチャプタ設定を行っているときなど)。このような場合、チャプタ開始位置設定指示と、所望のフレームとの間のずれが、上述したような反応時間よりも大きくなるため、チャプタを所望のフレームに設定できない場合がある。このような場合を考慮した携帯情報端末2の変形例について説明する。なお、本構成をコンテンツ録画再生装置1に適用することも可能である。
本変形例における携帯情報端末2の構成は、図10に示すものと同様であるが、操作部210の代わりに、操作部210’が設けられている。図15に示すように、操作部210’には、ユーザがチャプタ開始位置設定指示を入力するためのボタンとして、押圧を検知可能なボタン210Aが設けられている。ユーザは、チャプタ開始位置設定指示の入力が遅れたとき、ボタン210Aを強く押すことにより、チャプタフレームをより前のタイミングに設定して、所望のフレームにチャプタを設定することができる。言い換えれば、制御部211は、ボタン210Aの押圧に応じて、当該押圧が大きくなるほど反応時間kが長くなるように、反応時間kを補正する。
操作部210’を介してユーザからチャプタ開始位置設定指示が入力されたとき(基準フレームが設定されたとき)、制御部211は、ボタン210Aの押圧に応じて、反応時間の補正率を算出する。制御部211は、例えば、図16(a)に示すように、押圧が所定の閾値未満の場合には、補正率1.0(補正なし)とし、押圧が当該閾値以上であって且つボタン210Aが検知し得る最大押圧以下の場合には、押圧に比例するように補正率を決定する。なお、図16(a)に示す例では、補正率の最大値を2.0としているが、これに限定されない。また、押圧と補正率との関係は、例えば、携帯情報端末2の設定メニューにより設定するようにしてもよい。
制御部211は、図17に示すように、算出した補正率をチャプタ情報に含めてチャプタ情報管理テーブルを作成する。
そして、制御部211は、上記補正率によって補正された反応時間kを用いて、補償値Dを算出することにより、チャプタフレームを算出する。
以上のように、制御部211がボタン210Aの押圧に応じて反応時間を補正することにより、上述したように、ボタン210Aを押すタイミングだけでなく、押圧によってもチャプタ開始位置の調整が可能となるため、より適切なタイミングにチャプタ開始位置を設定することができる。
なお、上記の説明では、ボタン210Aの押圧によって反応時間kを補正する構成について説明したが、ボタン210Aの押圧の代わりに、ボタン210Aの押し時間によって反応時間kを補正する構成をとってもよい。すなわち、ユーザは、チャプタ開始位置設定指示の入力が遅れたとき、ボタン210Aを長く押すことにより、チャプタフレームをより前のタイミングに設定して、所望のフレームにチャプタを設定することができる。言い換えれば、制御部211は、ボタン210Aの押し時間に応じて、当該押圧が大きくなるほど反応時間kが長くなるように、反応時間kを補正する。押し時間と、反応時間の補正率の関係は、例えば、図16(b)に示すようなものとすればよい。これにより、ボタン210Aを押すタイミングだけでなく、押し時間によってもチャプタ開始位置の調整が可能となるため、より適切なタイミングにチャプタ開始位置を設定することができる。
(プログラムおよび記録媒体)
最後に、情報記録再生装置1の制御部111は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、情報記録再生装置1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである情報記録再生装置1および携帯情報端末2の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、情報記録再生装置1および携帯情報端末2に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、情報記録再生装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
なお、携帯情報端末2(の制御部211)および、情報記録再生装置3(の制御部311)についても、同様である。
また、本発明は、サーバから通信手段経由でストリーミングを受信するような場合であっても適用することができる。
また、チャプタ情報は、クライアント側で生成され記憶されてもよいし、サーバ側で生成され記憶されてもよい。
本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項で示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、記録媒体に記録されたコンテンツの再生を行うプレーヤ装置に好適に用いることができる。
1、3 情報記録再生装置(コンテンツ記録再生装置、チャプタ設定装置、コンテンツ再生装置)
2 携帯情報端末(コンテンツ記録再生装置、チャプタ設定装置、コンテンツ再生装置)
101 HDD部
102 光ディスクドライブ部
103 インターフェース部
104 デコーダ部
105 入出力インターフェース部(チャプタ情報出力手段、チャプタ情報取得手段)
106 テレビ出力インターフェース部
110 操作部(操作入力デバイス)
111、211、311 制御部(基準フレーム設定手段、開始フレーム設定手段、算出手段、サブフレーム設定手段、表示手段、ユーザ識別手段)
112 記憶部(チャプタ情報記憶部、ユーザ群記憶手段)
113 表示部

Claims (23)

  1. コンテンツに対してチャプタを設定するチャプタ設定装置であって、
    上記コンテンツを構成するフレームであって、ユーザにより指定された時点で再生中のフレームを基準フレームとして設定する基準フレーム設定手段と、
    上記コンテンツの再生速度に応じて補償フレーム数を算出する算出手段と、
    上記基準フレームから補償フレーム数分離れたフレームを上記チャプタの開始フレームとして設定する開始フレーム設定手段と、
    上記開始フレームを規定するチャプタ情報を記憶するチャプタ情報記憶手段と、
    を備えていることを特徴とするチャプタ設定装置。
  2. 上記算出手段は、上記補償フレーム数を、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツの再生速度に比例するように算出することを特徴とする請求項1に記載のチャプタ設定装置。
  3. 上記算出手段は、上記補償フレーム数を、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツのフレームレートに比例するように算出することを特徴とする請求項2に記載のチャプタ設定装置。
  4. 上記開始フレーム設定手段は、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツの再生方向に対して逆方向に上記基準フレームから上記補償フレーム数分離れたフレームを上記開始フレームとして設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  5. 上記開始フレーム設定手段において設定した上記開始フレームを含んで連続するフレーム群のうち、当該開始フレームを除くフレームをサブフレームとして設定するサブフレーム設定手段と、
    上記開始フレームおよび上記サブフレームを一覧として表示部に表示する表示手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  6. 上記サブフレーム設定手段は、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツの再生速度に比例する数のフレームを上記サブフレームとして設定することを特徴とする請求項5に記載のチャプタ設定装置。
  7. 上記サブフレーム設定手段は、上記基準フレームを設定する際の上記コンテンツのフレームレートに比例する数のフレームをサブフレームとして設定することを特徴とする請求項6に記載のチャプタ設定装置。
  8. 上記開始フレーム設定手段において設定した上記開始フレームを含んで連続するフレーム群のうち、当該開始フレームを除くフレームをサブフレームとして設定するサブフレーム設定手段と、
    上記開始フレームおよび上記サブフレームを順次、表示部に表示する表示手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  9. 上記チャプタ情報記憶手段が記憶している上記チャプタ情報を外部に出力するチャプタ情報出力手段を備えていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  10. 上記チャプタ情報を外部から取得するチャプタ情報取得手段を備え、
    上記チャプタ情報記憶手段は、上記チャプタ情報取得手段が取得した上記チャプタ情報を記憶することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  11. 上記チャプタ情報は、上記開始フレームを含んでおり、
    上記チャプタ情報記憶手段は、上記開始フレーム設定手段により上記開始フレームが設定される毎に、上記チャプタ情報を上記コンテンツと関連付けて記憶することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  12. 上記チャプタ情報は、上記基準フレームならびに当該基準フレームを設定した際の上記コンテンツの再生方向および再生速度を含んでおり、
    上記チャプタ情報記憶手段は、上記基準フレーム設定手段により上記基準フレームが設定される毎に、上記チャプタ情報を上記コンテンツと関連付けて記憶し、
    上記算出手段および上記開始フレーム設定手段は、上記チャプタ情報記憶手段が記憶している上記チャプタ情報を参照することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  13. 上記コンテンツは、動画コンテンツであることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  14. 上記コンテンツは、音声コンテンツであることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  15. 上記チャプタ設定装置を操作し得るユーザ群を記憶するユーザ群記憶手段と、
    上記時点を指定したユーザが、上記ユーザ群のうちの何れのユーザであるかを識別するユーザ識別手段とを備え、
    上記算出手段は、上記ユーザ識別手段が識別したユーザに応じて上記補償フレーム数を算出することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  16. ユーザが上記時点を指定するためのボタンを複数備えており、
    上記ユーザ識別手段は、何れのボタンが押されたかに応じて、上記時点を指定したユーザを識別することを特徴とする請求項15に記載のチャプタ設定装置。
  17. ユーザが上記時点を指定するためのボタンを備えており、
    上記算出手段は、上記ボタンの押圧に応じて上記補償フレーム数を算出することを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  18. ユーザが上記時点を指定するためのボタンを備えており、
    上記算出手段は、上記ボタンの押された時間に応じて上記補償フレーム数を算出することを特徴とする請求項1から17のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置。
  19. 請求項9に記載のチャプタ設定装置と、
    上記コンテンツを再生するコンテンツ再生装置と、を備えているコンテンツ再生システムであって、
    上記コンテンツ再生装置は、
    上記チャプタ設定装置の上記チャプタ情報出力手段から出力された上記チャプタ情報を取得するチャプタ情報取得手段と、
    上記チャプタ情報取得手段が取得した上記チャプタ情報を記憶するチャプタ情報記憶手段と、を備えていることを特徴とするチャプタ設定システム。
  20. 請求項1から18のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置を備えていることを特徴とするコンテンツ記録再生装置。
  21. コンテンツに対してチャプタを設定するチャプタ設定方法であって、
    上記コンテンツを構成するフレームであって、ユーザにより指定された時点で再生中のフレームを基準フレームとして設定する基準フレーム設定ステップと、
    上記コンテンツの再生速度に応じて補償フレーム数を算出する算出ステップと、
    上記基準フレームから補償フレーム数分離れたフレームを上記チャプタの開始フレームとして設定する開始フレーム設定ステップと、
    を含むことを特徴とするチャプタ設定方法。
  22. コンピュータを請求項1から18のいずれか1項に記載のチャプタ設定装置、または請求項20に記載のコンテンツ記録再生装置として動作させるためのプログラムであって、上記コンピュータを上記チャプタ設定装置またはコンテンツ記録再生装置が備えている各手段として機能させるためのプログラム。
  23. 請求項22に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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