JP2011097154A - 基地局装置、ハンドオーバ制御方法、および無線通信ネットワークシステム - Google Patents

基地局装置、ハンドオーバ制御方法、および無線通信ネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】複数端末が同時にセル境界付近に達した場合であっても、無線トラフィックの低下を発生させることなく、各端末のハンドオーバをスムーズに行うことができる基地局装置の提供すること。
【解決手段】同時に移動する複数の無線端末装置と無線通信を行う基地局において、前記基地局は、各無線端末装置との無線通信により得られる信号から前記各無線端末装置の移動に関する情報を取得し、前記移動に関する情報が類似する前記各無線端末装置をグループとして管理し、前記基地局は、前記グループに属する前記複数の無線端末装置との通信状態を示す情報に基づく値が予め定める閾値以下になると、前記グループに属する前記複数の無線端末装置に対してターゲット基地局を特定する情報を送信することを特徴とする基地局装置とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車や電車等の移動体に搭乗した人が移動中に携帯電話等端末で無線通信を行う場合等に実行されるチャネル推定を利用したハンドオーバ制御に関し、特に移動元の基地局装置から移動先の基地局装置へ接続を切りかえるハンドオーバの制御方法およびそれを利用した制御装置に関する。
基地局と端末間で行われる無線通信手段の一つにWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)がある。WiMAXは、IEEE(電気電子学会)標準規格802.16eをもとに規格化された広帯域無線アクセスを提供する無線通信システムであり、特に高速移動体通信方式として期待され、規格が策定されている。
WiMAXネットワークは基地局(BS)と端末(MS)とを備えており、基地局と端末とは互いに無線通信を行っているが、端末が移動する(端末を所持しているユーザが移動する)ことにより、セル(BSとMSとが無線通信可能な範囲)境界付近に達し、現在接続サービスを受けている基地局(サービング基地局)との通信状態が悪化すると、より通信状態が安定した、又は負荷の少ない基地局(ターゲット基地局)へ接続を切り替える必要がある。
このようなサービング基地局からターゲット基地局へと接続を切り替えるハンドオーバの手法には、端末から起動する端末主導ハンドオーバと、基地局から起動する基地局主導ハンドオーバの2種類が規定されている。
端末主導ハンドオーバにおける端末とサービング基地局間でのハンドオーバ手順は、ハンドオーバを行う適切な条件が満たされると、端末がハンドオーバの対象基地局のリスト及び信号レベル情報と共に、端末ハンドオーバ要求(MOB_MSHO−REQ)メッセージをサービング基地局に送り、サービング基地局はそのメッセージに対して、次に対象となる基地局が現在端末に提供されているサービスを提供できるか確認し、ターゲット基地局となりうる適切な基地局のリストと提供可能なサービス・レベルなどの情報を含んだ基地局ハンドオーバ要求(MOB_BSHO−RSP)メッセージを端末に送る。基地局ハンドオーバ要求メッセージを受信した端末は、ハンドオーバ条件が満たされていれば、ターゲット基地局の情報(基地局ID)を含んだハンドオーバ完了通知(MOB_HO−IND)メッセージをサービング基地局に送信することでサービング基地局とのハンドオーバ手続を完了する。なお、ハンドオーバを行う適切な条件としては、端末のCINR(Carrier to Interference plus Noise Ratio, 搬送波対干渉・雑音比)値を基準とする方法が考えられる。
これに対し、基地局主導ハンドオーバにおける端末とサービング基地局間でのハンドオーバ手順は、一般的に基地局の負荷バランスの調整のために行われるものである。この場合の端末とサービング基地局間でのハンドオーバに際しては、ハンドオーバの開始前に、サービング基地局側で端末のCINR値のモニタすることにより、端末に対するハンドオーバ関連情報(サービスの提供状況)の確認を行う。また、サービング基地局は隣接基地局とバックホール(基幹ネットワークに接続するための回線)上の通信によって、端末に対するハンドオーバ関連情報の交換を行う。サービング基地局は、自局の端末に対するハンドオーバ関連情報と隣接基地局の端末に対するハンドオーバ関連情報に基づき、自身のアルゴリズム(処理手順)によって適切なターゲット基地局を選定して、端末にBSHO−REQ(基地局ハンドオーバ要求)メッセージを送る。このメッセージには、ハンドオーバモード(強制または推奨モード)、ターゲット基地局のリスト、ハンドオーバ手順の最適化フィールド、認証ポリシーなどが含まれる。メッセージを受け取った端末は、ターゲット基地局の信号レベルとサービス可能情報などに基づいて、ハンドオーバの適切な環境だと判断される場合には、ターゲット基地局IDを含んだHO−IND(ハンドオーバ通知)メッセージをサービング基地局へ送ることでハンドオーバの決定を知らせる。以後のハンドオーバの手順は、端末主導ハンドオーバにおけるハンドオーバシーケンス手順及び必要トラフィック(メッセージ数)と同様である。
図7は、上述のような従来の基地局装置の構成の一例を示すブロック図である。無線部1は、無線端末装置(図示せず)と無線通信を行いデータの送受信を行う。まず、無線端末装置からデータを受信した際の基地局装置の処理について説明する。無線部1が無線端末装置から受信したデータは信号処理部2に伝送される。信号処理部2のFFT(高速フーリエ変換)部21では入力信号からガイドインターバル(GI)が削除され、高速フーリエ変換により複数のサブキャリア信号が再生される。チャネル推定処理部22は、FFT部21により再生された信号のパイロット配置から、イコライゼーションのために受信した信号のマルチパス状態を正確に推定する。復調処理部23は、チャネル推定処理部22によりパイロットを補正された信号を、ユーザデータに復調する。次に、復調データ送信部24は、復調されたデータ(上りユーザデータ)を制御処理部3の復調データ受信部に与える。
上りユーザデータは、制御処理部3の復調データ受信部31で受信され、上りユーザデータをサーバ4に供給する。
次に、無線端末装置へデータを送信する際の基地局装置の処理について説明する。サーバ4からの下りユーザデータは、制御処理部3のデータスケジューラ部35を介して信号処理部2の変調データ受信部27で受信され、変調処理部28に供給される。変調処理部28では、下りユーザデータを例えばOFDM方式で変調し、次のiFFT部29で逆高速フーリエ変換する。そして、その出力信号にGIを挿入して無線部1に送る。そして、無線部1から無線端末装置へ送信される。
社団法人電波産業会、" OFDMA Broadband Mobile Wireless Access System (WiMAXTM applied in Japan) ARIB STD-T94 Version 1.4 "、[online]、2009年3月18日、社団法人電波産業会、[2009年10月27日検索]、インターネット(URL:http://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/1-STD-T94v1_4-1p2.pdf及びhttp://www.arib.or.jp/english/html/overview/doc/1-STD-T94v1_4-2p2.pdf)
WiMAX通信システムにおいては、例えば端末を所持している複数のユーザが電車に乗って移動することにより、複数の端末が同時にセル境界付近に到達すると、特に、端末主導ハンドオーバでは、一斉にサービング基地局に対してハンドオーバ要求をすることが予想される。このように、個々の端末が独立してハンドオーバシーケンスを実施すると、制御メッセージ通信が端末の数だけ発生し、急激に無線トラフィックの低下が発生することになる。また、ユーザ間の処理が衝突することで、スムーズにハンドオーバを実施することができなくなる。
基地局主導ハンドオーバにおいても、端末のCINR値を基準にハンドオーバ指示を行う方式にあっては、複数の端末が同時にセル境界付近に到達することにより同様の問題が発生する。
本発明は、上述した問題点に鑑み、複数端末が同時にセル境界付近に達した場合であっても、無線トラフィックの低下を発生させることなく、各端末のハンドオーバをスムーズに行うことができる基地局装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、同時に移動する複数の無線端末装置と無線通信を行う基地局において、前記基地局は、各無線端末装置との無線通信により得られる信号から前記各無線端末装置の移動に関する情報を取得し、前記移動に関する情報が類似する前記各無線端末装置をグループとして管理し、前記基地局は、前記グループに属する前記複数の無線端末装置との通信状態を示す情報に基づく値が予め定める閾値以下になると、前記グループに属する前記複数の無線端末装置に対してターゲット基地局を特定する情報を送信することを特徴とする。
本発明によれば、基地局装置がサービスを提供している各無線端末装置のデータを受信して、各無線端末装置の移動に関する情報を取得し、移動に関する情報が類似する無線端末装置をグループとして管理し、ハンドオーバをする際には基地局側から一つのグループに対して一括してハンドオーバの指示を出すことができるので、各無線端末装置がハンドオーバシーケンスを独立して発生する必要がなくなり、トラフィック低下の軽減につながる。なお、グループ化のために必要な各無線端末装置の移動に関する情報は、複数の無線端末装置が同一の移動をしていると判断できる情報であり、例えば無線端末装置の移動方向や移動速度が考えられる。
また、本発明は、前記基地局と前記グループに属する前記複数の無線端末装置との通信状態を示す情報は、前記グループに属する前記複数の無線端末装置のCINR値の平均値であることを特徴とする。
本発明によれば、CINR値の平均値が低くなると、基地局装置がグループに属する各無線端末装置に対してハンドオーバ指示を一括して行うことができる。
また、本発明は、前記ターゲット基地局を特定する情報は、基地局ID及び認証情報であることを特徴とする。
本発明によれば、基地局は、各無線端末装置に対してハンドオーバ指示を行う前に、ターゲット基地局は、ハンドオーバ要求がなされる可能性のある無線端末装置数、無線端末装置の認証情報を取得することができるため、ハンドオーバ要求があったときに迅速にハンドオーバを完了し、各無線端末装置との無線通信を開始することができる。
また、本発明は、前記複数の無線端末装置と前記基地局との無線通信手段は、WiMAXであって、前記ターゲット基地局を特定する情報を前記グループに属する前記複数の無線端末装置に対して送信する手段として、前記グループに属する前記複数の無線端末装置を受信端末として指定したマルチキャストCIDのメッセージを使用することを特徴とする。
本発明によれば、基地局がハンドオーバ指示を含む制御メッセージをグループに属する無線端末装置ごとに作成する必要がなく、各無線端末装置を受信端末として指定することにより、一つのマルチキャストCIDのメッセージを使用することで、グループに属する複数の無線端末装置はハンドオーバ指示を受信し、ハンドオーバを完了することができるため、より多くの無線端末装置に対して一度にハンドオーバ指示を出すことができる。
また、本発明は、同時に移動する複数の無線端末装置と無線通信を行う基地局が該複数の無線端末装置に対するハンドオーバ制御を行うハンドオーバ制御方法において、前記基地局が、各無線端末装置との無線通信により得られる信号から前記各無線端末装置の移動に関する情報を取得するステップと、前記移動に関する情報が類似する前記各無線端末装置をグループとして管理するステップと、前記基地局と前記グループに属する前記複数の無線端末装置との通信状態を示す情報に基づく値が予め定める閾値以下になったかを判断するステップと、を具備し、前記通信状態を示す情報に基づく値が予め定める閾値以下になると前記グループに属する前記複数の無線端末装置に対してターゲット基地局を特定する情報を送信することを特徴とする。
また、本発明は、移動する複数の無線端末装置と、前記移動する複数の無線端末装置と無線通信を行っている基地局と、前記移動する複数の無線端末装置が近づいていくターゲット基地局、からなる無線通信ネットワークシステムにおいて、前記無線通信手段はWiMAXであり、前記基地局は、各無線端末装置との無線通信により得られる信号から前記各無線端末装置の移動速度及び移動方向を算出して、同一方向に対して同一速度で移動する前記複数の無線端末装置を一つのグループとして管理し、前記基地局は、前記グループに属する前記複数の無線端末装置との通信状態を示すCINR値が予め定める閾値以下になると、ターゲット基地局を特定する基地局ID及び認証情報を、前記グループに属する前記複数の無線端末装置を受信端末として指定したマルチキャストCIDのメッセージを使用することにより、前記グループに属する前記複数の無線端末装置に対して送信することを特徴とする
本発明によれば、複数端末が同時にセル境界付近に達した場合であっても、無線トラフィックの低下を発生させることなく、各端末のハンドオーバをスムーズに行うことができる。
は、本発明の基地局装置の構成の一例を示す第1のブロック図である。 は、本発明の基地局装置の信号処理部における処理の一例を示す第1のフローチャートである。 は、本発明の基地局装置の制御処理部における処理の一例を示す第2のフローチャートである。 は、本発明の基地局装置の制御処理部が行うグルーピングの一例を示す第1の図である。 は、本発明の基地局装置がターゲット基地局に対し行うハンドオーバ通知の一例を示す第2の図である。 は、本発明の基地局装置のサーバが有する基地局リストの一例を示す第3の図である。 は、従来の基地局装置の構成の一例を示す第2のブロック図である。
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明における基地局装置の構成の一例を示すブロック図である。なお、図7と重複する部分については同一符号を付して示し、説明を省略する。
図1においてチャネル推定処理部22は、図7の従来構成と同様にFFT部21により処理された復調信号のパイロット配置から、イコライゼーションのために受信した信号のマルチパス状態について正確な推定を行い、復調処理部23にパイロット補正がなされた信号を与えるが、同時に第1の無線端末装置データ処理部25に推定したチャネル推定結果を与える。第1の無線端末装置データ処理部25はチャネル推定の結果から第1の無線端末装置データを算出する。第1の無線端末装置データとしては無線端末装置の移動方向、移動速度である。無線端末装置の移動速度を算出する方法は例えば、最大ドップラー周波数に基づいて、無線端末装置の移動速度を求める方法がある(特開平11−234190を参照)。第1の無線端末装置データ処理部25は算出した第1の無線端末装置データを復調データ送信部24に与える。
また、復調処理部23は、従来構成と同様に、チャネル推定処理部22によりパイロットを補正された信号を、ユーザデータに復調すると共に、信号振幅を第2の無線端末装置データ処理部26に与える。第2の無線端末装置データ処理部26は前記信号振幅を元に、無線端末装置の受信CINR値を計算し、それを復調データ送信部24に与える。
制御処理部3における復調データ受信部31は、通常の上りユーザデータをサーバ4に伝送する。また、通常の上りユーザデータ以外のデータ(第1の無線端末装置データ処理部25及び第2の無線端末装置データ処理部26で算出されたデータ)をハンドオーバユーザ管理処理部32へ与える。ハンドオーバユーザ管理処理部32は、受信した情報を無線端末装置ごとにリストアップし、第1の無線端末装置データを元に、ソートを行う。具体的には、移動速度、移動方向が同一であり、移動速度が一定速度以上の場合には、それら複数の無線端末装置(無線端末装置を有するユーザ)は、電車やバスに乗って移動していると判定することができ、そのように同一手段で移動していると判定された複数の無線端末装置を一つのグループとして管理する。
図4は、本発明の基地局装置の制御処理部3のハンドオーバユーザ管理処理部32が行うグルーピングの一例である。受信サブフレームには、上りユーザデータを格納するUL-Burstが含まれるため、これを利用して同一の移動速度、移動方向に移動する無線端末装置(無線端末装置を有するユーザ)のグルーピングを行う。
また、ハンドオーバユーザ管理処理部32は、第2の無線端末装置データを元に、ハンドオーバ制御処理部33に対し、無線端末装置にハンドオーバを指示するための通知を行う。具体的には、一つのグループとして管理されている複数の無線端末装置のCINR値によって判断する。CINR値は高いほど電波状態がよいため、CINR値の平均値が閾値以下になった場合に通知を行うことが考えられる。
ハンドオーバユーザ管理処理部32から無線端末装置のCINR値の平均値が閾値以下になった旨の通知を受け取ったハンドオーバ制御処理部33は、サーバ4に保存されているハンドオーバグループターゲット基地局リストを参照し、一つのグループとして管理されている複数の無線端末装置の移動方向、移動速度から、次の基地局として最適な基地局をターゲット基地局として決定し、ターゲット基地局に関する情報を含んだ制御メッセージを無線端末装置ごとに作成し、データスケジューラ部35に対し制御メッセージを各無線端末装置に送信するよう指示を行う。
図6は、本発明の基地局装置のサーバが有する基地局リストの一例を示す図である。現在無線端末装置がサービスを受けているサービング基地局に隣接する基地局が複数ある場合には、移動方向から最も適切な基地局をターゲット基地局に決定し、その決定された基地局のIDを無線端末装置に通知する。
[第2の実施形態]
上述した第1の実施形態では、ハンドオーバ制御処理部33は、無線端末装置に対するハンドオーバ指示をする際に、無線端末装置ごとに制御メッセージを作成しているが、第2の実施の形態では、IEEE802.16シリーズを利用したWiMAXを利用し、BSとMSとがブロードキャスト・マルチキャストで接続され、第1のグループに所属する各無線端末装置を一つのマルチキャストCIDで定義するため、同一の指示を複数の無線端末装置に対して行うときに、無線端末装置ごとにチャネルを使用する必要がなく、より多くの無線端末装置に対し一度にハンドオーバ指示を出すことができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、上述した第1の実施形態及び第2の実施形態に加え、近い将来ハンドオーバ要求がなされると考えられる無線端末装置数、無線端末装置の認証情報をターゲット基地局に通知する。これによりターゲット基地局は事前にハンドオーバ要求がなされる無線端末装置の情報を取得することができるため、前記無線装置端末からのハンドオーバ要求があったときに迅速にハンドオーバを完了し、各無線端末装置との無線通信を開始することができる。
図5は、本発明の基地局装置がターゲット基地局に対し行うハンドオーバ通知の一例を示す図である。サービング基地局Xは、無線端末装置を有するユーザA〜Gのうち、同一の移動速度、移動方向で移動する(電車で移動する)ユーザB、D、F、Gを一つのグループとして管理し、これらのユーザの受信CINR値をモニタする。そして前記グループに属する各ユーザのCINR値の平均値が閾値以下になると、無線端末装置の移動方向、移動速度から基地局Yをターゲット基地局として決定し、無線端末装置に対しハンドオーバ指示を行う。それと同時に、ターゲット基地局Yに対して、無線端末装置数(ユーザB、D、F、G)、及び無線端末装置の認証情報の通知を行う。
図2は、本発明の基地局装置の信号処理部における処理の一例を示すフローチャートである。信号処理部2は、無線部1からの受信信号を受け取るとステップS01において、受信信号の高速フーリエ変換を行い、ステップS02へ進む。
ステップS02において、チャネル推定を行い、チャネル推定の結果を基にステップS03では、第1の無線端末装置データ処理部25が、無線端末装置を有するユーザの移動速度、移動方向を計算する。また、ステップS02でパイロット補正がなされた信号は復調処理部23に与えられる(ステップS04)
復調処理部23が信号を受信すると、ステップS05において第2の無線端末装置データ処理部26がIQ信号振幅から無線端末装置のCINR値を測定する。そして、復調処理部23は、ステップS06においてIQ信号をユーザデータに復調する。
ステップS07において、ステップS03、ステップS05及びステップS06からの各データは、まとめられ制御処理部3へ供給される。
上記ステップS01からステップS07の処理は、受信したフレームに複数のユーザが存在している場合にはユーザ毎に処理されるため、ステップS08において受信フレーム内の全てのユーザに対して処理が完了しているかが判断され、処理が完了していなければステップS01へ戻って次のユーザに関して処理を開始する。全てのユーザの処理が完了していれば、信号処理部2の当該フレームに対する処理は終了する。
図3は、本発明の基地局装置の制御処理部3における処理の一例を示すフローチャートである。制御処理部3は、信号処理部2から上りユーザデータ及び無線端末装置の移動速度、移動方向、CINR値情報を復調データ受信部31が受けると、ステップS11において通常の上りユーザデータであるかどうかを判断する。通常の上りユーザデータであれば上り方向のサーバへ伝送する(ステップS12)。これに対し、通常の上りユーザデータ以外の情報(移動速度、移動方向、CINR値)は、HO(ハンドオーバ)ユーザ管理処理部32に供給される(ステップS13)。
HOユーザ管理処理部32は受け取った情報により、管理しているユーザリストの更新を行い(ステップS14)、ステップS15において、各ユーザを、移動速度を基準にソートし、同等の速度で移動するユーザをグルーピング(グループ化)する。
次にステップS16において、同等の速度で移動するユーザをグループ毎に移動方向でソートし、これにより例えば同じ電車に乗って移動しているユーザを一つのグループとして特定し、管理する。
上記ステップS11からステップS16の処理は、受信したフレームに複数のユーザが存在している場合にはユーザ毎に処理されるため、ステップS17において受信フレーム内の全てのユーザに対して処理が完了しているかが判断され、処理が完了していなければステップS11へ戻って次のユーザに関して処理を開始する。ステップS17において全てのユーザの処理が完了していれば、ステップS18に進む。
ステップS18では、サービング基地局がMSに対しハンドオーバを指示する基準となるCINR値についてグループ毎に平均値を計算する。ステップS19では当該平均値が閾値以下となるとステップS20に進む。
グループにおけるCINR値の平均値が閾値以下となるとHO制御処理部33は、サーバ4に予め保存されている自基地局に隣接する基地局のリストと、MSの移動速度、移動方向とを参照して最も適切な基地局をターゲット基地局に決定し、グループに属するユーザに適用するHO指示メッセージを生成し、データスケジューラ部35に対し送信指示を行う(ステップS20)。これにより当該CINR値の平均値が閾値以下となったグループに対する制御処理部3の処理は終了する。
<<変形等>>
以上、本発明の実施形態の一例について説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。当該実施形態としては、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改変を加えることが可能である。
本発明は、無線端末装置に対しハンドオーバ指示を行う基地局装置に利用できる。
1 無線部
2 信号処理部
3 制御処理部
4 サーバ
21 FFT部
22 チャネル推定処理部
23 復調処理部
24 復調データ送信部
25 第1の無線端末装置データ処理部
26 第2の無線端末装置データ処理部
27 復調データ受信部
28 変調処理部
29 iFFT部
31 復調データ受信部
32 ハンドオーバユーザ管理処理部
33 ハンドオーバ制御処理部
35 データスケジューラ部

Claims (6)

  1. 同時に移動する複数の無線端末装置と無線通信を行う基地局において、
    前記基地局は、各無線端末装置との無線通信により得られる信号から前記各無線端末装置の移動に関する情報を取得し、前記移動に関する情報が類似する前記各無線端末装置をグループとして管理し、
    前記基地局は、前記グループに属する前記複数の無線端末装置との通信状態を示す情報に基づく値が予め定める閾値以下になると、前記グループに属する前記複数の無線端末装置に対してターゲット基地局を特定する情報を送信することを特徴とする基地局装置。
  2. 前記基地局と前記グループに属する前記複数の無線端末装置との通信状態を示す情報は、前記グループに属する前記複数の無線端末装置のCINR値の平均値であることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記ターゲット基地局を特定する情報は、基地局ID及び認証情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基地局装置。
  4. 前記複数の無線端末装置と前記基地局との無線通信手段は、WiMAXであって、
    前記ターゲット基地局を特定する情報を前記グループに属する前記複数の無線端末装置に対して送信する手段として、前記グループに属する前記複数の無線端末装置を受信端末として指定したマルチキャストCIDのメッセージを使用することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の基地局装置。
  5. 同時に移動する複数の無線端末装置と無線通信を行う基地局が該複数の無線端末装置に対するハンドオーバ制御を行うハンドオーバ制御方法において、
    前記基地局が、各無線端末装置との無線通信により得られる信号から前記各無線端末装置の移動に関する情報を取得するステップと、
    前記移動に関する情報が類似する前記各無線端末装置をグループとして管理するステップと、
    前記基地局と前記グループに属する前記複数の無線端末装置との通信状態を示す情報に基づく値が予め定める閾値以下になったかを判断するステップと、を具備し、
    前記通信状態を示す情報に基づく値が予め定める閾値以下になると前記グループに属する前記複数の無線端末装置に対してターゲット基地局を特定する情報を送信することを特徴とするハンドオーバ制御方法。
  6. 移動する複数の無線端末装置と、
    前記移動する複数の無線端末装置と無線通信を行っている基地局と、
    前記移動する複数の無線端末装置が近づいていくターゲット基地局、からなる無線通信ネットワークシステムにおいて、
    前記無線通信手段はWiMAXであり、
    前記基地局は、各無線端末装置との無線通信により得られる信号から前記各無線端末装置の移動に関する情報を取得し、前記移動に関する情報が類似する前記各無線端末装置をグループとして管理し、
    前記基地局は、前記グループに属する前記複数の無線端末装置との通信状態を示すCINR値が予め定める閾値以下になると、ターゲット基地局を特定する基地局ID及び認証情報を、前記グループに属する前記複数の無線端末装置を受信端末として指定したマルチキャストCIDのメッセージを使用することにより、前記グループに属する前記複数の無線端末装置に対して送信することを特徴とする無線通信ネットワークシステム。
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