JP2011095585A - 液体現像剤セットおよびそれを用いる画像形成装置並びに画像形成方法 - Google Patents

液体現像剤セットおよびそれを用いる画像形成装置並びに画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カラー画像の透光性に優れ、定着性の良好な液体現像剤セット、画像形成装置・方法を提供する。
【解決手段】着色剤とバインダー樹脂とを含むトナー粒子を電気絶縁性液体に分散してなる複数の液体現像剤からなる電子写真用の液体現像剤セットにおいて、フタロシアンブルー顔料を主成分とするシアン系着色剤を含むシアン現像剤と、キナクリドン顔料、カーミン顔料およびナフトール顔料からなる群から選択された1種を主成分とするマゼンタ系着色剤を含むマゼンタ現像剤とを少なくとも含み、シアン現像剤とマゼンタ現像剤は、それぞれバインダー樹脂として重量平均分子量Mwが1万≦Mw<20万であるポリエステル樹脂を含有し、マゼンタ現像剤の含有するポリエステル樹脂の重量平均分子量が、シアンの含有するポリエステル樹脂の重量平均分子量の0.3倍から0.85倍である。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真方式のカラー画像形成に用いる液体現像剤セットおよびそれを用いる画像形成装置並びに画像形成方法に関する。
電子写真方式のカラー画像形成においては、一般的に、感光体等の静電潜像担持体に原稿画像や画像データに応じた画像露光を行って静電潜像を形成し、この静電潜像を各色のカラートナーで現像して各色のトナー像とし、その各色のトナー像を記録媒体に重ね合わせて転写し定着させることにより目的とするカラー画像を得ている。
現像方式は乾式現像法と湿式現像法に分けることができる。乾式現像法は、現像剤としてトナー又はトナーに磁性等を有するキャリアを加えたものを用いる。乾式トナーには、通常、顔料とバインダー樹脂を主要成分とし、必要に応じて荷電制御剤、導電制御剤、可塑剤、離型剤等が内添又は外添されたものが用いられている。一方、湿式現像法では、電気絶縁性の分散媒(キャリア液)中に、顔料とバインダー樹脂を主要成分とするトナー粒子を分散させた液体現像剤が用いられている。液体現像剤に用いるトナー粒子は、大気中に逃散する恐れがないため、微細にすることができ、平均粒径がサブミクロンのものも実用可能である。そのため、高解像度を有する画像が得られる、階調性に優れる等の利点を有している。
液体現像剤を用いてカラー画像形成を行う場合、例えば、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックのような各色のトナー像が各色用の像担持体上にそれぞれ形成され、各色のトナー像が共通の中間転写体上に重ねて転写され、さらにその中間転写体から記録媒体上にトナー像が転写されてカラー画像が形成される(例えば、特許文献1)。また、各色のトナー像が一つの像担持体上に順次形成され、これらのトナー像が順次中間転写体上に転写される場合もある(例えば、特許文献2)。
特開2006−126258号公報 特表2005−516257号公報
液体現像剤のトナー粒子のバインダー樹脂には、ポリエステル樹脂が広く使用されている。これは、ポリエステル樹脂が、広範囲にトナー粒子の熱物性を広く変化させることができるだけではなく、カラー画像を得る際に透光性が優れるために美しい色彩が得られ、また延展性や粘弾性に優れるために定着後の樹脂膜が強靱で、紙等の記録媒体との接着性が良いからである。
しかしながら、バインダー樹脂にポリエステル樹脂を用いた場合、顔料の種類によって光沢度ムラが生じたり、定着性や耐オフセット性にばらつきが生じるという問題がある。特に顔料にマゼンタを用いた場合、光沢度が低くなり光沢度ムラが大きいことが判明した。
そこで、本発明は上記課題を解決し、光沢度ムラの発生と、定着性や耐オフセット性のばらつきを抑制することの可能な液体現像剤セットおよびそれを用いる画像形成装置並びに画像形成方法を提供することを目的とした。
上記課題を解決するため、本発明の液体現像剤セットは、少なくとも着色剤とバインダー樹脂とを含むトナー粒子を電気絶縁性液体に分散してなる複数の液体現像剤からなる電子写真用の液体現像剤セットであって、該液体現像剤セットは、フタロシアンブルー顔料を主成分とするシアン系着色剤を含むシアン現像剤と、キナクリドン顔料、カーミン顔料およびナフトール顔料からなる群から選択された1種を主成分とするマゼンタ系着色剤を含むマゼンタ現像剤とを少なくとも含み、該シアン現像剤と該マゼンタ現像剤は、それぞれ該バインダー樹脂として重量平均分子量Mwが1万≦Mw<20万であるポリエステル樹脂を含有し、該マゼンタ現像剤の含有するポリエステル樹脂の重量平均分子量が、該シアン現像剤の含有するポリエステル樹脂の重量平均分子量の0.3倍から0.85倍であることを特徴とする。
本発明においては、ポリエステル樹脂の酸価は、20mgKOH/g以上であることが好ましい。
また、本発明の画像形成装置は、少なくとも、画像情報に応じて静電潜像を形成する1以上の像担持体と、上記の本発明の液体現像剤セットを収容し、該像担持体上の静電潜像を液体現像剤で現像する1以上の現像装置と、該現像装置により形成したトナー像を被転写体に転写する転写装置とを有することを特徴とする。
また、本発明の画像形成方法は、上記の本発明の液体現像剤セットを用いて像担持体上の静電潜像を現像し、形成されたトナー像を被転写体に転写することを特徴とする。
本発明によれば、光沢ムラの発生や、オフセット性および定着性のばらつきを抑制することの可能な液体現像剤セットを提供することができる。
なお、本発明によれば、ポリエステル樹脂の分子量のみを変化させればよいので、バインダー樹脂の極性が変化しない。これに対し、色毎にバインダー樹脂の種類を変えるとバインダー樹脂の極性が変化するため、トナー粒子の荷電制御のために分散剤の種類を色毎に変える必要が生じ、製造コストが上昇したり、現像剤の粘度調整の必要が生じるという問題がある。本発明では、バインダー樹脂の極性が変化しないので、全色に同じ分散剤を使用することが可能であり、そのような問題はない。
本発明の液体現像剤セットを用いる画像形成装置の構成の一例を示す模式図である。
以下、本発明の液体現像剤セットの実施の形態について詳細に説明する。
本発明に係る液体現像剤セットは、少なくとも液体現像剤としてシアン現像剤とマゼンタ現像剤とを含み、各液体現像剤は、少なくともトナー粒子、キャリア液、分散剤を含むものである。
(トナー粒子)
本発明に用いるトナー粒子は少なくとも着色剤とバインダー樹脂を含むものである。
バインダー樹脂には熱可塑性のポリエステル樹脂を用いる。ポリエステル樹脂を用いるのは、広範囲にトナー粒子の熱物性を広く変化させることができるだけではなく、カラー画像を得る際に透光性が優れるために美しい色彩が得られ、また延展性や粘弾性に優れるために定着後の樹脂膜が強靱で、紙等の記録媒体との接着性が良いからである。
本発明で用いるポリエステル樹脂の重量平均分子量(以下、Mwと略す。)は1万以上、20万未満である。Mwが1万より小さくなると高温オフセットするため使用できないからである。また、Mwが20万以上になると、トナー樹脂が硬くなりすぎるため、所望の粒径に粉砕できなくなるからである。
さらに、本発明においては、マゼンタ現像剤の含有するポリエステル樹脂の重量平均分子量が、シアン現像剤の含有するポリエステル樹脂の重量平均分子量の0.3倍から0.85倍、好ましくは、0.4倍〜0.75倍である。この範囲内にあれば、マゼンタとシアンの湿式現像剤としての熱物性が近くなるために、同じ条件で定着した画像の光沢度も同程度となり、光沢度ムラを抑えることができる。さらに、定着性、耐オフセット性についても色によるばらつきを抑えることができる。
0.3倍より小さい場合は、マゼンタの軟化温度(Tm)がシアンよりも低くなり過ぎるためにマゼンタ部分でオフセットが生じやすくなり、また、0.85倍より大きい場合はマゼンタのTmがシアンよりも高くなるために定着後の画像の光沢が低くなるからである。
また、トナー粒子中におけるポリエステル樹脂の含有量は、50wt%以上が好ましく、好ましくは80wt%以上である。
また、ポリエステル樹脂のガラス転移温度(Tg)は、65〜85℃が望ましい。Tgが65℃より低くなると保管安定性が悪化し、85℃以上になると定着に必要な熱量が著しく増加すると共に光沢度が低下するからである。
また、トナー粒子の軟化温度(Tm)は、110〜170℃が好ましい。110℃より低いとオフセットし易くなり、170℃より高いと光沢が出ないからである。また、マゼンタ現像剤のトナー粒子のTmと、シアン現像剤のトナー粒子のTmとの差は、7℃以下、好ましくは4℃以下である。7℃より大きいと光沢度の差が大きくなり光沢ムラを大きくなるからである。
また、ポリエステル樹脂の酸価は、20mgKOH/g以上、好ましくは30mgKOH/g以上である。20mgKOH/g以上とすることにより定着性を向上させることができるからである。
ポリエステル樹脂は、多価アルコールと多価塩基酸(多価カルボン酸)との重縮合により得られるものを用いることができる。
多価アルコールとしては、これに限定されるものではないが、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1、2−プロピレングリコール等のプロピレングリコール類、ジプロピレングリコール、1、4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1、6−ヘキサンジオール等のヘキサンジオール類等のアルキレングリコール(脂肪族グリコール)及びこれらのアルキレンオキサイド付加物、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノール等のビスフェノール類及びこれらのアルキレンオキサイド付加物のフェノール系グリコール類、単環或いは多環ジオール等の脂環式および芳香族ジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン等のトリオール等が挙げられる。これらを単独で又は2種以上混合して用いることができる。特に、ビスフェノールAのアルキレンオキサイド2〜3モル付加物が、生成物であるポリエステル樹脂の溶解性、安定性の点で液体現像剤用のバインダー樹脂に適し、また低コストであることからも好ましい。アルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイドやプロピレンオキサイドを挙げることができる。
多価塩基酸(多価カルボン酸)としては、これに限定されるものではないが、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、フタル酸及びその変性酸(例えば、ヘキサヒドロ無水フタル酸)、イソフタル酸、テレフタル酸等の飽和又は不飽和の2価塩基酸、トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、メチルナディック酸等の3官能以上の飽和多価塩基酸、及びこれらの酸無水物、低級アルキルエステル等が挙げられる。これらを単独で又は2種以上混合して用いることができる。特に、イソフタル酸、テレフタル酸が、生成物であるポリエステル樹脂の溶解性、安定性の点で液体現像剤用のバインダー樹脂に適し、また低コストであることからも好ましい。
縮合方法としては、公知の重縮合の方法を用いることができる。原料モノマーの種類によっても異なるが、一般的には150℃ 〜300℃程度の温度下で行う。また、雰囲気ガスとして不活性ガスを用いたり、各種の溶媒を使用したり、反応容器内圧力を常圧又は減圧にする等、任意の条件で行うことができる。また、反応促進のためにエステル化触媒を用いてもよい。エステル化触媒としては、テトラブチルジルコネート、ジルコニウムナフテネート、テトラブチルチタネート、テトラオクチルチタネート、3/1しゅう酸第1スズ/酢酸ナトリウムのような金属有機化合物等を使用できるが、生成物であるエステルを着色しないものが好ましい。
ポリエステル樹脂の分子量を調整するためには、反応時間を調整する方法を用いることができる。ポリエステルの重縮合反応は、低分子量物質が次第に分子量を増大させていく逐次反応であるため、時間とともに分子量が増大する。反応時間と分子量の関係はモノマー原料の種類、重合条件、ロットスケール等により異なるが、例えば、ヘキサンジオールとセバシン酸のポリエステル化反応の場合、温度200℃で、窒素気流中、1〜2時間反応させると分子量約1000の生成物が得られ、4〜5時間反応させると分子量約2000の生成物が得られ、7〜8時間反応させると分子量約3000の生成物が得られる。また、高分子量の樹脂を得たい場合は、多価アルコールと多価塩基酸との混合モル比をほぼ等量にすることにより、重合度を高くすることができる。さらに、反応温度をやや低くして長時間反応させると、より効率良く高分子量の生成物を得ることができる。
(着色剤)
着色剤には、公知の染料や顔料を用いることができるが、コスト、耐光性、着色性等の点から顔料が好ましい。特に限定されるものではないが、以下の顔料を用いることができる。
ブラック用着色剤としては、カーボンブラック、チタンブラック、C.I.Pigment Black1等の黒色顔料を用いることができる。ブラック以外のカラー用着色剤としては、イエロー顔料、マゼンタ顔料、シアン顔料を用いることができる。カラー画像形成は、これら顔料色を基本とする減法混色で行う。
シアン顔料としては、C.I.Pigment Blue15:1,15:3等の銅フタロシアニンブルー顔料、C.I.Pigment Blue25等のジスアゾ系顔料、C.I.Pigment Green7,36等のフタロシアニングリーン顔料、C.I.Pigment Blue18等のスカイブルー顔料等を挙げることができる。
本発明においては、シアン顔料の主成分としてフタロシアニンブルー顔料を含むことが必要である。フタロシアニンブルー顔料を単独で用いても良く、あるいはフタロシアニンブルー顔料以外に、1種以上のシアン顔料を含むこともできる。ここで、主成分とは、その成分のみを含有する場合にはその成分、あるいはシアン顔料全体に対して50重量%を超える含有率を有する成分をいう。
マゼンタ顔料としては、C.I.Pigment Red122,262,207,209等のキナクリドン顔料、C.I.Pigment Red1,4,6等のナフトール顔料、C.I.Pigment Red57.1(カーミン6B)、C.I.Pigment Red114(カーミンBS)、C.I.Pigment Red5(カーミンFB)、C.I.Pigment Red150(カーミンHR)、C.I.Pigment Red146(カーミンFBB)、C.I.Pigment Red185(カーミンHF4C)等のカーミン顔料、C.I.Pigment Violet36,38等のチオインジゴ系顔料等を挙げることができる。
本発明においては、マゼンタ顔料の主成分として、キナクリドン顔料、カーミン顔料およびナフトール顔料からなる群から選択された1種を含むことが必要である。キナクリドン顔料、カーミン顔料およびナフトール顔料の3種から選択された主成分1種を単独で用いても良く、あるいはその主成分以外に、残りの2種および他のマゼンタ顔料から選択された顔料を1種以上含むこともできる。ここで、主成分とは、その成分のみを含有する場合にはその成分、あるいはマゼンタ顔料全体に対して50重量%を超える含有率を有する成分をいう。
イエロー顔料としては、ジスアゾ系イエロー顔料、例えば、カラーインデックス(C.I.)Pigment Yellow12、13、14、17、55、81、83、180等を挙げることができる。
バインダー樹脂に対する着色剤の添加量は、樹脂100重量部に対して5〜30重量部が好ましい。
(キャリア液)
キャリア液は、静電潜像を乱さない程度の電気抵抗値(1011〜1016Ω・cm程度)を有する電気絶縁性液体であれば良い。さらに、臭気、毒性が無い溶媒が好ましい。一般的に、脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素、ハロゲン化炭化水素、ポリシロキサン等が挙げられる。特に、臭気、無害性、コストの点から、ノルマルパラフィン系溶媒、イソパラフィン系溶媒が好ましい。これらのノルマルパラフィン系溶媒またはイソパラフィン系溶媒は、モレスコホワイト(松村石油研究所社製)、アイソパー(エクソン化学社製)、シェルゾール71(シェル石油化学社製)、IPソルベント1620、IPソルベント2028(いずれも、出光石油化学社製)として入手することができる。
(分散剤)
分散剤はトナー粒子を安定に分散させるものであれば、種類は特に限定されない。ポリエステル樹脂の酸価が比較的高い場合は、塩基性の高分子分散剤を用いるのが好ましい。その中でも長期に渡り保管安定性を満足するものとしては、N−ビニルピロリドン基を有する塩基性高分子分散剤を挙げることができる。
N−ビニルピロリドン基を有する塩基性高分子分散剤としては、N−ビニル−2−ピロリドンとメタクリル酸エステルとのランダム共重合体もしくはグラフト共重合体等を挙げることができる。メタクリル酸エステルに代えてアクリル酸エステルやアルキレン化合物を用いることもできる。メタクリル酸エステルおよびアクリル酸エステルのアルキル基の炭素数は10〜20が好ましい。また、上記アルキレン化合物のアルキル基の炭素数は10〜30が好ましい。N−ビニルピロリドン基を有する塩基性高分子分散剤は、「Antaron V−216」や「Antaron V−220」(いずれもGAF/ISP Chemicals社製)として入手できる。
(液体現像剤の製造方法)
バインダー樹脂と着色剤等からなる着色剤混練物をカッターミル、ジェットミル等を用いて粗粉砕し、この粗粉砕トナーに対し、さらにキャリア液中で湿式粉砕を施し、トナー粒子の体積平均粒径が0.1〜10μm程度、好ましくは0.5〜4μm程度になるまで微粉砕して濃厚液体現像剤を得る。このようにして得られた濃厚液体現像剤を、分散剤、および必要に応じて荷電制御剤等の添加剤を含むキャリア液で適当な濃度になるまで希釈・分散処理をして湿式現像剤を得る。なお、製造方法は粉砕法に限定されず、液中での重合法、溶解蒸発法等の造粒法を用いることもできる。
(画像形成装置)
本発明の画像形成装置は、少なくとも、画像情報に応じて静電潜像を形成する1以上の像担持体と、本発明の液体現像剤セットを収容し、該像担持体上の静電潜像を液体現像剤で現像する1以上の現像装置と、該現像装置により形成したトナー像を被転写体に転写する転写装置とを有することを特徴とするである。
図1は、本発明の画像形成装置の構成の一例を示す模式図である。本装置は、2個のドラム状の像担持体1,2を備え、その像担持体1,2の周囲にはそれぞれ、帯電器(15,16)、レーザ光による露光装置(17,18)、クリーニングブレード(19,20)、像担持体1,2にそれぞれ対応するように配置された現像装置P,Q、および像担持体1,2に共通の中間転写体5が配設されている。
現像装置Pは、液体現像剤を貯留する現像剤槽7と、その下部が液体現像剤9に浸漬された現像ローラ3とを備えている。さらに現像ローラ3の周囲には帯電器13、現像液規制ブレード11a、およびクリーニングブレード11bが配設されている。同様に、現像装置Qは、現像剤槽8と現像ローラ4を備え、さらに現像ローラ4の周囲には帯電器14、現像液規制ブレード12a、およびクリーニングブレード12bが配設されている。中間転写体5は、各像担持体に共通であり、その周囲には、像担持体1,2、二次転写ローラ6が順次配設されている。帯電器13,14は、トナーを帯電させるために設けられている。
図1は、シアン及びマゼンタの2色の液体現像剤を液体現像装置P,Qにセットして用いる場合を示しており、現像剤槽9にはシアン液体現像剤、そして現像剤槽10にはマゼンタ液体現像剤を貯留して用いる。また、イエローおよびブラックの液体現像剤を加えて4色の液体現像剤を用いる場合には、さらに2つの像担持体(不図示)を中間転写体5の周囲に配設する。その場合、中間転写体5の周囲にシアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの順で像担持体を配置する。
(画像形成方法)
本発明の画像形成方法は、本発明の液体現像剤セットを用いて像担持体上の静電潜像を現像し、形成されたトナー像を被転写体に転写することを特徴とするものである。
以下、図1を用いて、本発明の画像形成方法の一例を説明する。
画像形成を行う際、各像担持体1,2は図中の矢印方向に回転し、その表面は帯電器(15,16)により所定の電位に一様に帯電される。そして、画像情報に基づいて露光装置(17,18)から像担持体1,2に向けてレーザ光が照射され像担持体1,2の表面に静電潜像が形成される。
液体現像装置の現像ローラ3,4は、像担持体と同じ線速度となるよう回され、その回転により液体現像剤9,10を汲み上げる。汲み上げられた液体現像剤9,10は、現像部に至るまでの途中で現像剤規制ブレード11a,12aにより所定厚さの薄層とされ、像担持体1,2に形成された静電潜像の現像に供され、トナー像が形成される。その後、現像ローラ3,4に過剰に付着した現像剤はクリーニングブレード11b、12bにより除去され、現像剤槽7,8に戻され現像剤槽内の液体現像剤と混合攪拌され再利用される。
この後、像担持体上のトナー像は、中間転写体5と対向する位置まで回転され、中間転写体5の表面に順次重ねて転写される。像担持体1,2から中間転写体5に転写を行う順序は1,2の順である。
中間転写体5の表面に順次転写され重ね合わされた多色トナー像は中間転写体5とともに図中の矢印方向に回転され、予備加熱装置(不図示)により加熱されて半溶融状態となり、二次転写ローラ6との対向位置まで回転され、そこで供給装置(不図示)から供給された記録媒体22に転写される。さらに、記録媒体22はヒートローラ等の定着装置(不図示)に送られ、そこで多色トナー像は加熱定着される。中間転写体上の残トナーはクリーニングブレード21により除去される。
なお、図1では、トナー像を被転写体に転写する転写装置が、中間転写体と二次転写ローラとから構成される例を示したが、中間転写体を省略し二次転写ローラのみを用いることもできる。
また、図1では、各現像装置に対応して像担持体を設けた例を示したが、各現像装置に共通の1つの像担持体を用いることもできる。この場合、像担持体上に各色の静電潜像を
形成して1色ずつ現像を行い、形成された単色のトナー像を中間転写体に転写する。これを色毎に繰り返して中間転写体上に単色のトナー像を重ね合わせて多色のトナー像を形成する。
本発明を実施例を用いて具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限られるものではない。なお、以下の実施例中「部」とあるのは特に断らない限り「重量部」を表し、「Mw」とあるのは「重量平均分子量」を表し、「Tg」とあるのはガラス転移温度、「Tm」とあるのは「軟化温度」を表す。
以下の実施例において、Mwは、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により以下の条件で測定した。被検試料の分子量は標準ポリスチレン換算Mwとして求めた。なお、被検試料はバインダー樹脂0.05gを20mlのテトラヒドロフラン(THF)に溶解させたものを用いた。
検出器:RI
カラム:ShodexKF−404HQ+KF−402HQ
溶媒:テトラヒドロフラン
流速:0.3ml/min
較正曲線:標準ポリスチレン
ポリエステル樹脂のガラス転移温度(Tg)は、示差走査熱量計 DSC−20(セイコー電子工業(株)製)を用い、試料量35mg、昇温速度10℃/minの条件で測定した。トナー粒子の軟化温度(Tm)の測定は、フローテスター CFT−500D(島津製作所製)を用い、昇温速度5℃/minで行った。また、ポリエステル樹脂の酸価は、JIS K5400法の条件で測定した。
(ポリエステル樹脂の合成)
かきまぜ棒、パーシャルコンデンサー、窒素ガス導入管、温度計を備えた四つ口フラスコ中にモノマーとして、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物を750部(多価アルコール)、テレフタル酸を300部(多価塩基酸)、トリメリット酸を160部(多価塩基酸)入れ、攪拌しながら窒素ガスを導入し、約170℃の温度で重縮合を行った。Mwが約55000になったところで温度を100℃程度に下げ、重合禁止剤としてヒドロキノンを0.012部添加して重縮合を停止させた。これにより得られたものをポリエステル樹脂1とした。重縮合終了後に、得られたポリエステル樹脂1のMwを測定したところ、58000、酸価は42.4mgKOH/gであった。
さらに、上記の方法において、樹脂の組成および反応時間を変えることで、ポリエステル樹脂2〜10を得た。得られたポリエステル樹脂の組成を表1に示す。
(トナーの製造)
ポリエステル樹脂1を100部、フタロシアニンブルー顔料「Fastgen Blue GNPT」(DIC社製)25部をヘンシェルミキサーで十分混合した後、ロール内加熱温度100℃の同方向回転二軸押出し機を用い溶融混練を行い、得られた混合物を冷却、粗粉砕して粗粉砕トナーAを得た。
さらに、ポリエステル樹脂2〜10を用い、顔料の種類を変えて、粗粉砕トナーAの場合と同様の方法で粗粉砕トナーB〜Mを得た。得られた粗粉砕トナーの組成と用いたポリエステル樹脂の物性値を表2に示す。
実施例1.
本実施例では、液体シアン現像剤と液体マゼンタ現像剤を製造した。
液体シアン現像剤は以下の方法により製造した。
IPソルベント2028(出光石油化学社製)70部、粗粉砕トナーAを30部、N-ビニルピロリドン/アルキレン共重合体「Antaron V−216」(GAF/ISP Chemicals社製)1部を混合し、サンドミルにより湿式粉砕した。トナー粒径が約2.5μmになったところで湿式粉砕を止めて、実施例1で用いた液体シアン現像剤を得た。
また、液体マゼンタ現像剤は、粗粉砕トナーAに代えて粗粉砕トナーBを用いた以外は、上記と同様の方法により製造した。
実施例2〜6および比較例1〜3.
表2に記載した粗粉砕トナー各種を用い、表3に示す液体現像剤の組合せに用いる液体現像剤を、実施例1と同様の方法により製造した。
製造した液体現像剤を用い、図1に示した湿式画像形成装置を用いて実写試験を行うことにより、光沢ムラ、耐オフセット性および定着性の評価を行った。
画像形成装置の作動条件は以下の通りである。
システム速度:40cm/sec
感光体:負帯電OPC
帯電電位:−700V
現像電圧(現像ローラ印加電圧):−450V
1次転写電圧(転写体印加電圧):+600
現像前コロナ帯電 :針印加電圧-3〜5kV
(光沢度の評価)
図1の画像形成装置を用い、実施例および比較例の液体現像剤の単色ソリッド(ベタ)パターン(10cm×10cm、付着量2.2mg/m)を上質紙/コート紙上に形成した。引き続き、ヒートローラで定着した。
実施例1、3、4、6および比較例1から3は、180℃×ニップ時間50msecである。
実施例2は、200℃×ニップ時間50msecである。
実施例5は、160℃×ニップ時間50msecである。
光沢度の測定は、光沢計(VG2000、日本電色工業社製)を用いた。上記定着画像のシアン部、マゼンタ部の光沢度をそれぞれ測定し、光沢度の差の絶対値を用いて以下の3段階のランク評価を行った。光沢度の差の絶対値が大きい程、光沢ムラが大きくなる。
◎:光沢度差が10未満。
○:光沢度が10以上、20未満。
×:光沢度が20以上。
(オフセット試験)
図1の画像形成装置を用い、実施例および比較例の液体現像剤の単色ソリッド(ベタ)パターン(10cm×10cm、付着量2.2mg/m)を上質紙/コート紙上に形成した。引き続き、ヒートローラで定着した。
実施例1、3、4、6および比較例1から3は、180℃×ニップ時間50msecである。
実施例2は、200℃×ニップ時間50msecである。
実施例5は、160℃×ニップ時間50msecである。
未定着画像を定着する際に、被定着画像の通紙直後に白色無地の上質紙を定着器に通し、加熱ローラ表面に付着・転移したトナーが上質紙に再転移して定着された量で耐オフセット性を評価した。評価ランクは次のように設定した。
◎…トナー付着なし。
○…ごくわずかな量のトナーが付着。
×…トナーの付着量大。
(定着強度試験)
図1の画像形成装置を用い、実施例および比較例の液体現像剤の単色ソリッド(ベタ)パターン(10cm×10cm、付着量2.2mg/m)を上質紙/コート紙上に形成した。引き続き、ヒートローラで定着した。
実施例1、3、4、6および比較例1から3は、180℃×ニップ時間50msecである。
実施例2は、200℃×ニップ時間50msecである。
実施例5は、160℃×ニップ時間50msecである。
その後、上記定着画像のシアン部、マゼンタ部それぞれのオフセットがない部位を消しゴム(ライオン事務器社製、砂消し「LION26111」)を押圧荷重1kgfで2回擦り、画像濃度の残存率をX−Rite社製「X−Rite model 404」により測定し、以下の3段階のランク評価を行った。
◎:画像濃度残存率が80%以上。
○:画像濃度残存率が70%以上80%未満。
×:画像濃度残存率が70%未満。
シアン部、およびマゼンタ部の画像濃度残存率のうち残存率の低い方の値でランクを評価した。
(結果)
評価結果を表3に示す。シアン現像剤の含有するポリエステル樹脂の重量平均分子量を、マゼンタ現像剤の含有するポリエステル樹脂の重量平均分子量の0.3倍から0.85倍とすることにより、光沢ムラの発生が抑制され、耐オフセット性と定着性のばらつきのない液体現像剤セット液が得られた。
1,2 像担持体、3,4 現像ローラ、5 中間転写体、6 二次転写体、7,8 現像剤槽、9,10 液体現像剤、11a,12a 現像剤規制ブレード、11b,12b クリーニングブレード、13,14,15,16 帯電器、17,18 露光装置、19,20,21 クリーニングブレード、22 記録媒体、P,Q 現像装置。

Claims (4)

  1. 少なくとも着色剤とバインダー樹脂とを含むトナー粒子を電気絶縁性液体に分散してなる複数の液体現像剤からなる電子写真用の液体現像剤セットであって、
    該液体現像剤セットは、フタロシアンブルー顔料を主成分とするシアン系着色剤を含むシアン現像剤と、キナクリドン顔料、カーミン顔料およびナフトール顔料からなる群から選択された1種を主成分とするマゼンタ系着色剤を含むマゼンタ現像剤とを少なくとも含み、
    該シアン現像剤と該マゼンタ現像剤は、それぞれ該バインダー樹脂として重量平均分子量Mwが1万≦Mw<20万であるポリエステル樹脂を含有し、
    該マゼンタ現像剤の含有するポリエステル樹脂の重量平均分子量が、該シアン現像剤の含有するポリエステル樹脂の重量平均分子量の0.3倍から0.85倍である液体現像剤セット。
  2. 上記ポリエステル樹脂の酸価は、20mgKOH/g以上である請求項1記載の液体現像剤セット。
  3. 少なくとも、画像情報に応じて静電潜像を形成する1以上の像担持体と、請求項1記載の液体現像剤セットを収容し、該像担持体上の静電潜像を液体現像剤で現像する1以上の現像装置と、該現像装置により形成したトナー像を被転写体に転写する転写装置とを有する画像形成装置。
  4. 請求項1記載の液体現像剤セットを用いて像担持体上の静電潜像を現像し、形成されたトナー像を被転写体に転写する画像形成方法。
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