JP2011094865A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタ清掃装置でフィルタを効果的に清掃可能な空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機1は、クロスフローファン120とキャビネット100とフィルタ103とフィルタ清掃装置140と制御部160とフィルタ清掃ボタン210とを備える。制御部160は、使用者によってフィルタ清掃ボタン210を通して自動清掃行程を行なうことが選択されている場合には、クロスフローファン120が駆動停止された後にフィルタ清掃装置140がフィルタ103を清掃する自動清掃行程を行なうようにフィルタ清掃装置140を制御し、使用者によってフィルタ清掃ボタン210を通して自動清掃行程を行なうことが選択されていない場合には、クロスフローファン120の駆動停止の回数が10回になった後、フィルタ清掃装置140がフィルタ103を清掃する強制清掃行程を行なうようにフィルタ清掃装置140を制御する。
【選択図】図6

Description

この発明は、一般的には空気調和機に関し、特定的には、フィルタを清掃するフィルタ清掃装置を備える空気調和機に関する。
従来、空気調和機のフィルタを清掃するためのフィルタ清掃装置を備える空気調和機がある。フィルタ清掃装置を備える空気調和機には、フィルタ清掃装置が自動的にフィルタの清掃を行なうように構成されているものがある。
例えば、特開2007−192449号公報(特許文献1)には、複数のタイミングの各々に応じて異なる複数の運転モードのいずれかでフィルタ清掃装置を運転するように制御する空気調和機が記載されている。この空気調和機では、使用者は、リモートコントローラの「掃除」ボタンを事前に押すことによって、空気調和機の運転を停止するときにフィルタ清掃装置の運転が行なわれるように予め設定することができる。リモートコントローラの「掃除」ボタンが事前に押されていない場合には、フィルタ清掃装置によるフィルタの掃除は行なわれずに、そのまま空気調和機の運転が停止される。
特開2007−192449号公報
しかしながら、特開2007−192449号公報(特許文献1)に記載の空気調和機では、使用者がリモートコントローラを誤って操作して、フィルタ清掃装置によるフィルタの掃除を行なうという設定を解除してしまうことがある。フィルタの掃除を行なうという設定を誤って解除してしまったことに使用者が気付かないでいると、空気調和機のフィルタは長時間、清掃されないままになることがある。フィルタが清掃されないまま空気調和機の運転が続けられると、フィルタに埃が溜まり、空気調和機の空気調和の性能を低下させることがある。
空気調和機のフィルタに埃が溜まり続けて、ある程度以上の埃がフィルタ上に堆積すると、その後、フィルタ清掃装置によってフィルタの清掃を行なおうとしても、フィルタ清掃装置による清掃ではフィルタから埃を十分に取り除くことができなくなる場合がある。フィルタ上に埃が堆積して、フィルタ清掃装置でフィルタの清掃が十分にできなくなると、使用者が空気調和機からフィルタを外して、フィルタの清掃を行なう必要がある。
そこで、この発明の目的は、フィルタ清掃装置によってフィルタを効果的に清掃することが可能な空気調和機を提供することである。
この発明に従った空気調和機は、ファンと、筐体と、フィルタと、フィルタ清掃装置と、制御部と、選択部とを備える。
筐体は、ファンを収容し、空気を吸い込むための吸込口を有するものである。フィルタは、筐体の内部において吸込口に対向するように配置される。フィルタ清掃装置は、フィルタを清掃するものである。制御部は、ファンとフィルタ清掃装置の駆動を制御する。選択部は、ファンが駆動停止された後にフィルタ清掃装置がフィルタを清掃する自動清掃行程を行なうことを使用者が選択するためのものである。
制御部は、使用者によって選択部を通して自動清掃行程を行なうことが選択されている場合には、ファンが駆動停止された後にフィルタ清掃装置がフィルタを清掃する自動清掃行程を行なうようにフィルタ清掃装置を制御するように構成されている。また制御部は、使用者によって選択部を通して自動清掃行程を行なうことが選択されていない場合には、ファンの駆動と駆動停止との切替の回数が予め定められた回数になった後、フィルタ清掃装置がフィルタを清掃する強制清掃行程を行なうようにフィルタ清掃装置を制御するように構成されている。
空気調和機の使用者は、選択部を通して、ファンが駆動停止された後にフィルタ清掃装置がフィルタを清掃する自動清掃行程を行なうことを選択することができる。使用者が、自動清掃行程を行なうことを選択しない場合には、自動清掃行程は行なわれない。
使用者が自動清掃行程を行なうことを選択しない場合、すなわち、使用者が自動清掃行程を行なうことを選択し忘れている場合や、使用者が気付かないうちに自動清掃行程を行なう選択が解除されている場合には、強制清掃行程を行なうように、制御部がフィルタ清掃装置を制御する。強制清掃行程では、ファンの駆動と駆動停止との切替の回数が予め定められた回数になった後、フィルタ清掃装置がフィルタを清掃する。
このようにして、自動清掃行程を行なうことが使用者によって選択されていない場合であっても、フィルタを清掃することができる。使用者が誤って自動清掃行程を選択しない場合にも、強制清掃行程によってフィルタの清掃が行なわれるので、フィルタにある程度以上の埃が堆積することを防ぐことができる。
このようにすることにより、フィルタ清掃装置によってフィルタを効果的に清掃することが可能な空気調和機を提供することができる。
この発明に従った空気調和機は、使用者が空気調和機の運転の停止を指示するための停止指示部を備えることが好ましい。
制御部は、停止指示部を通して当該空気調和機の運転の停止が指示された場合であって、使用者によって選択部を通して自動清掃行程を行なうことが選択されている場合には、停止指示部を通して当該空気調和機の運転の停止が指示されてファンが駆動停止された後、フィルタ清掃装置がフィルタを清掃する自動清掃行程を行なうようにフィルタ清掃装置を制御することが好ましい。
また、制御部は、停止指示部を通して当該空気調和機の運転の停止が指示された場合であって、使用者によって選択部を通して自動清掃行程を行なうことが選択されていない場合には、停止指示部を通して空気調和機の運転の停止が指示されることによってファンの駆動と駆動停止との切替の回数が予め定められた回数になった後、フィルタ清掃装置がフィルタを清掃する強制清掃行程を行なうようにフィルタ清掃装置を制御することが好ましい。
また、制御部は、停止指示部を通して当該空気調和機の運転の停止が指示されていない場合には、ファンが駆動停止されても自動清掃行程と強制清掃行程のいずれも行わないように構成されていることが好ましい。
空気調和機のファンは、空気調和機の運転の停止、すなわち、暖房運転や冷房運転、除湿運転などの終了時だけでなく、例えば冷暖房運転中に空気調和対象室内の温度が設定温度になったとき(空気調和対象室内の温度と設定温度とは必ずしも一致する必要はなく、空気調和対象室内の温度が設定温度の近傍になったときも含む)にも駆動停止される。空気調和対象室内の温度が設定温度の近傍になったときのファンの駆動停止は比較的短時間であり、ファンはすぐに再駆動されることが多い。
そのため、冷暖房運転中にファンが一旦駆動停止したときにフィルタの清掃が行なわれると、次にファンが再駆動するときに、フィルタの清掃の終了を待つ必要がある。このように、冷暖房運転中にフィルタの清掃の終了を待ってからファンが再駆動されると、フィルタの清掃の終了を待っている間に空気調和対象室内の温度が設定温度から大きく離れてしまい、再び設定温度に近付くまでに時間がかかり、使用者が不快に感じることがある。
そこで、空気調和機は空気調和機の運転の停止を指示するための停止指示部を備え、停止指示部を通して空気調和機の運転の停止が指示されることによってファンの駆動が停止された時にのみ、自動清掃行程または強制清掃行程が行われることが好ましい。
このようにすることにより、冷暖房運転など空気調和機の運転中に自動清掃行程や強制清掃行程が行われて使用者に不快感を与えることを防ぐことができる。
この発明に従った空気調和機においては、停止指示部は、使用者が操作して空気調和機の運転の停止を指示することが可能であるように構成されていることが好ましい。
このようにすることにより、使用者が空気調和機の運転の停止を指示した時に、自動清掃行程または強制清掃行程が行われるようにすることができる。
この発明に従った空気調和機においては、停止指示部は、使用者が操作して予め設定された時刻に、または、使用者が停止指示部を操作してから所定時間経過後に、空気調和機の運転の停止を指示することが可能であるように構成されていることが好ましい。
このようにすることにより、予め設定された時刻に、または、使用者が停止指示部を操作してから所定時間経過後に、空気調和機の運転の停止が指示された時に、自動清掃行程または強制清掃行程が行われるようにすることができる。
この発明に従った空気調和機においては、制御部は、第1の強制清掃行程を行なった後、第2の強制清掃行程を行なう場合には、少なくとも一定時間の間隔をあけて第2の強制清掃行程を行なうように構成されていることが好ましい。
ファンの駆動と駆動停止との切替が予め定められた回数以上行なわれても、前回の強制清掃行程から一定時間経過していない場合には、フィルタを清掃する必要がない場合がある。そこで、制御部は、第1の強制清掃行程を行なった後、第2の強制清掃行程を行なう場合には、少なくとも一定時間の間隔をあけて第2の強制清掃行程を行なうように構成されていることによって、不必要にフィルタ清掃装置を駆動することがなくなる。
以上のように、この発明によれば、フィルタ清掃装置によってフィルタを効果的に清掃することが可能な空気調和機を提供することができる。
本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機の全体を示す斜視図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機を図1に示すII−II線の方向から見た中央縦断面図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機のフィルタ清掃装置の全体を示す斜視図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機のリモートコントローラの全体を示す図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機のリモートコントローラの蓋を開いた状態を示す図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機の制御関連の構成を示すブロック図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機が暖房運転または送風運転されているときの状態を示す斜視図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機を図7に示すVIII−VIII線の方向から見た中央縦断面図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機が冷房運転されているときの状態を示す斜視図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機を図9に示すX−X線の方向から見た中央縦断面図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機がフィルタ清掃運転されているときの状態を示す図である。 本発明の一つの実施の形態に係る空気調和機の制御処理を順に示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この発明の一つの実施の形態の空気調和機1は、全体が筐体としてキャビネット100で覆われている。キャビネット100の内部には熱交換器やファンが収容されている。キャビネット100の正面には吹出口が形成され、空気調和機1の運転が停止されているときには、吹出口はルーバ110で覆われる。
図2に示すように、空気調和機1のキャビネット100には、吸込口101と吹出口102とが形成されている。吸込口101は、キャビネット100の最上部に形成されている。吹出口102は、キャビネット100の下部において正面側に形成されている。
吸込口101の内側には、フィルタ103が配置されている。吹出口102には、ルーバ110が配置されている。図1と図2においては、ルーバ110は閉状態にされている。
キャビネット100の内部には、主に、ファンとしてクロスフローファン120と、熱交換器130と、フィルタ103と、フィルタ清掃装置140と、イオン発生器150とが収容されている。クロスフローファン120は、キャビネット100の内部において、上下方向のほぼ中央に配置されている。熱交換器130は、クロスフローファン120の上方と正面側に、クロスフローファン120との間に間隔をあけて、逆V字状に配置されている。フィルタ103は、吸込口101に対向するように配置されている。フィルタ清掃装置140は、熱交換器130の正面側と上面側において、熱交換器130とキャビネット100との間に配置されている。
フィルタ清掃装置140は、フィルタガイド141と、ダクト142と、ダクト142の内部に配置されるブラシ143と、フィルタ103を移動させるフィルタ駆動装置144と、ブラシモータとから構成されている。
フィルタ清掃装置140のブラシ143は、フィルタ103に接触することが可能であるように、ダクト142内に配置されている。ダクト142は、空気調和機1の排気手段(図示しない)に接続されている。フィルタ駆動装置144は、フィルタ103をフィルタガイド141に沿って移動させる。
クロスフローファン120と吹出口102との間には、イオン発生器150が配置されている。
イオン発生器150は正負のイオンを発生させる。イオン発生器150は、正負のイオンとして除菌効果を有するイオンを発生させることが好ましく、例えば、正イオンとしてH(HO)(mは任意の整数)と負イオンとしてO (HO)(nは任意の整数)を発生させることが好ましい。このような正イオンと負イオンとを発生させることにより、イオンによる除菌の効果を高めることができる。
図3に示すように、フィルタ清掃装置140は、フィルタガイド141と、ダクト142と、ダクト142の内部に配置されるブラシ143(図2)とブラシモータと、フィルタ駆動装置144と、排気ファン146と、排気管接続部147とから構成される。
フィルタガイド141は、フィルタ103(図2)の左右の端部と中央部を挟んで支持する。フィルタガイド141には縦横に多数のリブが形成されており、左右の端部と中央部を挟まれたフィルタ103はこれらのリブによっても支持される。ダクト142は、フィルタガイド141の形状に沿って配置されたフィルタ103に接触するように構成されている。ダクト142は排気ファン146に接続され、排気ファン146の下流側には、排気管接続部147が形成されている。排気ファン146は、ダクト142内において空気を送出するためのものである。排気管接続部147は、ダクト142を空気調和機1(図1、図2)の排気手段に接続するためのものである。ダクト142内に配置されるブラシ143(図2)は、ブラシモータによって駆動される。
図4に示すように、空気調和機1(図1、図2)のリモートコントローラ200には、少なくとも選択部としてフィルタ清掃ボタン211と、停止ボタン212とが配置されている。リモートコントローラ200にはまた、空気調和機1の運転状況や設定内容を表示する表示部220が配置されている。使用者は、フィルタ清掃ボタン211を押して、クロスフローファン120(図2)の駆動停止後に自動清掃行程を行なうことを選択することができる。自動清掃行程は、冷房運転や暖房運転や除湿運転の後、所定時間経過後にフィルタ清掃装置140がフィルタ103の清掃を行う行程である。また使用者は、停止ボタン212を押して、空気調和機1の運転の停止を指示することができる。
自動清掃行程を行なうことが選択されると、表示部220のフィルタ掃除表示221が表示され、フィルタ清掃ボタン211が点灯する。また、使用者は、自動清掃行程が行なわれることが選択されている場合に、フィルタ清掃ボタン211を押すことによって、自動清掃行程を行なう選択を解除して、自動清掃行程を行なわないようにすることができる。自動清掃行程を行なうことが選択されていない場合には、フィルタ清掃ボタン211は消灯し、表示部220のフィルタ掃除表示221は表示されない。なお、この実施の形態ではフィルタ清掃ボタン211の裏面に設けられたLED(発光ダイオード)を点灯、消灯するようにしてフィルタ清掃ボタン211を点灯、消灯させているが、LEDを設けず、フィルタ清掃ボタン211を点灯させないようにしてもよい。
図5に示すように、リモートコントローラ200の蓋を開けると、リモートコントローラ200の内部に配置されているボタンを操作することができる。リモートコントローラ200の内部には、風量や風向を変更するためのボタンや、タイマーを設定するためのボタンが配置されている。リモートコントローラ200の内部には、少なくとも、切タイマーボタン213が配置されている。切タイマーボタン213は、使用者が操作して予め設定された時刻としてタイマー時刻に空気調和機1の運転の停止を指示するためのものである。切タイマーボタン213は、使用者が操作してから所定時間経過後として、例えば、使用者が切タイマーボタン213を操作してから1時間経過後に空気調和機1の運転の停止を指示するためのものであってもよい。また、空気調和機1(図1)の運転を予約するためのボタンや、様々な設定をリセットするためのボタンも配置されている。例えば、使用者がフィルタ清掃ボタン211(図4)を押して自動清掃行程を行なうことを選択した後にリセットボタンを押すと、自動清掃行程を行なうという選択が解除される。
リモートコントローラ200の停止ボタン212と切タイマーボタン213とは、停止指示部を構成する。
図6に示すように、空気調和機1は、制御関連の構成として、フィルタ清掃ボタン211と停止ボタン212と切タイマーボタン213とを含むリモートコントローラ200と、制御部160と、ルーバモータ111と、ファンモータ121と、冷凍サイクル131と、フィルタ清掃装置140のフィルタ駆動装置144と、ブラシモータ145と、イオン発生器150とを備える。ルーバモータ111は、ルーバ110(図1、図2)を駆動させる。ファンモータ121は、クロスフローファン120(図2)を駆動させる。冷凍サイクル131は、熱交換器130(図2)の温度を調節する。
使用者がリモートコントローラ200を操作すると、制御部160に信号が送信される。リモートコントローラ200から送信された信号を受信した制御部160は、リモートコントローラ200から送信された信号の内容に基づいて、ルーバモータ111と、ファンモータ121と、冷凍サイクル131と、フィルタ駆動装置144と、ブラシモータ145と、イオン発生器150とに制御信号を送信し、以下に説明するように、これらの部材を制御する。
以上のように構成された空気調和機1の動作について説明する。空気調和機1は、暖房運転、冷房運転、通常送風運転、除湿運転、部屋清浄運転の複数の運転モードを有する。
まず、図1から図8を用いて、暖房運転について説明する。
空気調和機1の暖房運転を行うように、使用者がリモートコントローラ200を操作した場合には、制御部160は、冷凍サイクル131に制御信号を送信して、冷凍サイクル131を駆動し、熱交換器130の温度を上昇させるように制御する。制御部160は同時に、ルーバモータ111に制御信号を送信して、ルーバ110の下端とキャビネット100との間において吹出口102が開放されるように制御する。また、制御部160は、ファンモータ121に制御信号を送信して、クロスフローファン120の回転によって空気が送出されるように制御する。
このようにすることにより、熱交換器130で加熱された暖かい空気がクロスフローファン120によって吹出口102から吹き出される。ルーバ110は、下端において吹出口102を開放しているので、暖かい空気は下方向に送出される。
空気調和機1の通常送風運転を行うように、使用者がリモートコントローラ200を操作した場合にも、暖房運転と同様に、ルーバモータ111とファンモータ121とが駆動される。しかし、通常送風運転においては、冷凍サイクル131は駆動されず、吸込口101からキャビネット100内に吸い込まれた空気は、そのまま加熱されずに吹出口102から送出される。
部屋清浄運転においても、上述の通常送風運転が行なわれる。部屋清浄運転においては、通常送風運転が行なわれながら、イオン発生器150が駆動されて、吹出口102から送出される空気にイオンが含まれる。
次に、図1から図6と図9から図10とを用いて、冷房運転と除湿運転について説明する。冷房運転と除湿運転は、略同様の運転であるので、冷房運転について説明する。空気調和機1の冷房運転を行うように、使用者がリモートコントローラ200を操作した場合には、制御部160は、冷凍サイクル131に制御信号を送信して、冷凍サイクル131を駆動し、熱交換器130の温度を低下させるように制御する。制御部160は同時に、ルーバモータ111に制御信号を送信して、ルーバ110の上端とキャビネット100との間において吹出口102が開放されるように制御する。また、制御部160は、ファンモータ121に制御信号を送信して、クロスフローファン120の回転によって空気が送出されるように制御する。また制御部160はファンモータ121に制御信号を送信して、クロスフローファン120の回転によって空気が送出されるように制御する。
このようにすることにより、熱交換器130で冷却された冷たい空気がクロスフローファン120によって吹出口102から吹き出される。ルーバ110は、上端において吹出口102を開放しているので、冷たい空気は上方向に、空気調和対象室の天井に向かって送出される。
次に、図1から図6と図11を用いて、フィルタ清掃装置140によるフィルタ103の清掃について説明する。
空気調和機1の運転中に、使用者がリモートコントローラ200のフィルタ清掃ボタン211を一度、押すと、空気調和機1は自動清掃行程を行なうように設定される。リモートコントローラ200の表示部220においては、フィルタ掃除表示221が点灯する。自動清掃行程を行なうように設定されると、フィルタ清掃ボタン211が点灯する。
制御部160は、クロスフローファン120の駆動停止後に時間を計測し、クロスフローファン120の駆動停止後に所定の時間が経過したときにフィルタ清掃装置140を駆動させる。クロスフローファン120の駆動停止後の所定の時間は、0分であってもよい。所定の時間が0分である場合には、クロスフローファン120の駆動停止直後にフィルタ清掃装置140が駆動される。
自動清掃行程においては、制御部160はまず、イオン発生器150に制御信号を送信して、イオンを発生させながら、ショートサーキット運転を5分間、行わせる。ショートサーキット運転では、ルーバ110の上端とキャビネット100との間において吹出口102が開放されるように制御し、クロスフローファン120を回転させることによって、吹出口102から吹き出される空気がキャビネット100の外表面に沿って流れて吸込口101に流入する。このようにすることにより、吸込口101の近傍のフィルタ103や熱交換器130がイオンによって清浄にされる。同時に、フィルタ103に付着している塵埃が除電される。
次に、制御部160は、ルーバモータ111に制御信号を送信してルーバ110を閉じ、ファンモータ121に制御信号を送信してクロスフローファン120の駆動を停止させる。次に、制御部160はフィルタ駆動装置144に制御信号を送信して、フィルタ103を移動させ、ブラシモータ145に制御信号を送信してブラシ143を回転させるように制御する。
フィルタ駆動装置144によってフィルタ103がフィルタガイド141に沿って、図2に示す位置から図11に示す位置に移動される。図2に示す位置から図11に示す位置まで移動されたフィルタ103は、図11に示す位置からさらに、図11に矢印で示す方向に移動される。フィルタ103が移動されると同時に、ブラシ143が回転される。ブラシ143が回転されると、移動するフィルタ103の表面をブラシ143がこすり、フィルタ103から塵埃が取り除かれてフィルタ103が清掃される。フィルタ103から取り除かれた塵埃は、ダクト142内に集められる。ダクト142は排気ファン146に接続されており、排気ファン146によって発生する空気流によって、排気管接続部147から空気調和対象室の外に排出される。
フィルタ103の前端部から後端部まで清掃されたら、フィルタ駆動装置144を逆転させて、図2に示す元の位置にフィルタ103を戻す。自動清掃行程は、合計約4分30秒間で行なわれる。
空気調和機1の運転停止時に、使用者がリモートコントローラ200のフィルタ清掃ボタン211を押した場合にも、自動清掃行程と同様に、フィルタ清掃装置140が駆動されてフィルタ103の清掃が行なわれる。
次に、図12を用いて、強制清掃行程が行なわれるときの空気調和機1の動作を説明する。
空気調和機1の運転中に使用者がリモートコントローラ200の停止ボタン212を押すと、空気調和機1の暖房運転、冷房運転、除湿運転などの運転が停止される。また、使用者がリモートコントローラ200の切タイマーボタン213を操作してタイマー時刻を設定すると、設定された時刻に空気調和機1の運転が停止される。使用者が停止ボタン212を押したり、使用者が切タイマーボタン213を操作して設定されたタイマー時刻になったりすることによって、空気調和機1の暖房運転、冷房運転、除湿運転などの空気調和運転が終了すると、クロスフローファン120の駆動が停止される。
なお、この実施の形態では、空気調和機1は、使用者が切タイマーボタン213を操作することで設定された時刻に空気調和機1の運転が停止されるように構成されているが、使用者が切タイマーボタン213を操作した時点から所定時間経過後、例えば、1時間経過後や3時間経過後などに、空気調和機1の運転が停止されるように構成されていてもよい。
図12に示すように、空気調和機1の暖房運転、冷房運転、除湿運転などの空気調和運転が終了し、クロスフローファン120の駆動が停止されると、ステップS001では、制御部160が、自動清掃行程を行なうように設定されていないかどうかを判断する。自動清掃行程を行なうように設定されていない場合には、ステップS002に進む。自動清掃行程を行なうように設定されている場合には、ステップS008に進み、上述の自動清掃行程を開始する。自動清掃行程の終了後、ステップS007に進む。
ステップS002では、制御部160は、クロスフローファン120の駆動が停止された回数を積算する。
なお、制御部160が積算するクロスフローファン120の駆動停止の回数は、使用者が停止ボタン212を押して空気調和機1の駆動停止が指示されたときにクロスフローファン120が駆動停止された回数と、使用者が切タイマーボタン213を押して設定したタイマー時刻になって空気調和機1の駆動停止が指示されたときや使用者が切タイマーボタン213を押してから所定時間経過後にクロスフローファン120が駆動停止された回数とを積算したものである。制御部160は、例えば暖房運転や冷房運転中に、熱交換器130の温度が設定温度に近付いたときにもクロスフローファン120の駆動を停止させることがあるが、このようなクロスフローファン120の停止の回数は、この実施の形態においてはクロスフローファン120の駆動停止の回数としては積算されない。
ステップS003では、制御部160は、クロスフローファン120が10回以上駆動停止されたかどうかを判断する。クロスフローファン120が10回以上駆動停止された場合には、ステップS004に進む。クロスフローファン120が10回以上駆動停止されていない場合には、ステップS007に進む。
ステップS004では、制御部160は、前回のフィルタ清掃から24時間以上経過しているかどうかを確認する。前回のフィルタ清掃から24時間以上経過していれば、ステップS005に進む。前回のフィルタ清掃から24時間以上経過していなければ、ステップS007に進む。
ステップS005では、制御部160は、積算した駆動停止回数をリセットする。ステップS006では、制御部160はフィルタ清掃装置140を駆動して強制清掃行程を開始する。
このように、空気調和機1では、予め定められたクロスフローファン120の駆動と駆動停止との切替の回数として、クロスフローファン120の駆動が停止された回数が10回になった後に、強制清掃行程を行なう。クロスフローファン120の駆動と駆動停止との切替の回数は、使用者がリモートコントローラ200を操作してクロスフローファン120の駆動と駆動停止とを切り替えた場合の切替の回数と、タイマー設定されている場合に自動的にクロスフローファン120の駆動と駆動停止とが切り替えられた場合の切替の回数とを含む。
強制清掃行程においても、自動清掃行程と同様に、制御部160はまず、イオン発生器150に制御信号を送信して、イオンを発生させながら、上述のショートサーキット運転を5分間、行わせる。
次に、制御部160は、ルーバモータ111に制御信号を送信してルーバ110を閉じ、ファンモータ121に制御信号を送信してクロスフローファン120の駆動を停止させる。次に、制御部160はフィルタ駆動装置144に制御信号を送信して、フィルタ103を移動させ、ブラシモータ145に制御信号を送信してブラシ143を回転させるように制御する。
フィルタ駆動装置144によってフィルタ103がフィルタガイド141に沿って、図2に示す位置から図11に示す位置に移動される。フィルタ103は、図11に示す位置からさらに、図11に矢印で示す方向に移動される。フィルタ103が移動されると同時に、ブラシ143が回転される。ブラシ143が回転されると、ブラシ143がフィルタ103の表面をこすり、フィルタ103から塵埃が取り除かれる。フィルタ103から取り除かれた塵埃は、ダクト142内に集められる。ダクト142は排気ファン(図示しない)に接続されており、排気ファンによって発生する空気流によって空気調和対象室の外に排出される。
フィルタ103の前端部から後端部まで清掃されたら、フィルタ駆動装置144を逆転させて、図2に示す元の位置にフィルタ103を戻す。強制清掃行程は、合計約4分30秒間で行なわれる。
ステップS007では、制御部160は空気調和機1の運転を停止させる。
以上のように、空気調和機1は、クロスフローファン120と、キャビネット100と、フィルタ103と、フィルタ清掃装置140と、制御部160と、フィルタ清掃ボタン211とを備える。
キャビネット100は、クロスフローファン120を収容し、空気を吸い込むための吸込口101を有するものである。フィルタ103は、キャビネット100の内部において吸込口101に対向するように配置される。フィルタ清掃装置140は、フィルタ103を清掃するものである。制御部160は、クロスフローファン120とフィルタ清掃装置140の駆動を制御する。フィルタ清掃ボタン211は、クロスフローファン120が駆動停止された後にフィルタ清掃装置140がフィルタ103を清掃する自動清掃行程を行なうことを使用者が選択するためのものである。
制御部160は、使用者によってフィルタ清掃ボタン211を通して自動清掃行程を行なうことが選択されている場合には、クロスフローファン120が駆動停止された後にフィルタ清掃装置140がフィルタ103を清掃する自動清掃行程を行なうようにフィルタ清掃装置140を制御するように構成されている。また制御部160は、使用者によってフィルタ清掃ボタン211を通して自動清掃行程を行なうことが選択されていない場合には、クロスフローファン120の駆動と駆動停止との切替の回数として、クロスフローファン120の駆動停止の回数が10回になった後、フィルタ清掃装置140がフィルタ103を清掃する強制清掃行程を行なうようにフィルタ清掃装置140を制御するように構成されている。
空気調和機1の使用者は、フィルタ清掃ボタン211を通して、クロスフローファン120が駆動停止された後にフィルタ清掃装置140がフィルタ103を清掃する自動清掃行程を行なうことを選択することができる。使用者が、自動清掃行程を行なうことを選択しない場合には、自動清掃行程は行なわれない。
使用者が自動清掃行程を行なうことを選択しない場合、すなわち、使用者が自動清掃行程を行なうことを選択し忘れている場合や、使用者が気付かないうちに自動清掃行程を行なう選択が解除されている場合には、強制清掃行程を行なうように、制御部160がフィルタ清掃装置140を制御する。強制清掃行程では、クロスフローファン120の駆動と駆動停止との切替の回数として、クロスフローファン120の駆動停止の回数が10回になった後、フィルタ清掃装置140がフィルタ103を清掃する。
このようにして、自動清掃行程を行なうことが使用者によって選択されていない場合であっても、フィルタ103を清掃することができる。使用者が誤って自動清掃行程を選択しない場合にも、強制清掃行程によってフィルタ103の清掃が行なわれるので、フィルタ103にある程度以上の埃が堆積することを防ぐことができる。
このようにすることにより、フィルタ清掃装置140によってフィルタ103を効果的に清掃することが可能な空気調和機1を提供することができる。
また、空気調和機1は、使用者が空気調和機1の運転の停止を指示するための停止指示部を備える。停止指示部は、停止ボタン212と切タイマーボタン213とによって構成されている。
制御部160は、停止指示部を通して空気調和機1の運転の停止が指示された場合であって、使用者によってフィルタ清掃ボタン211を通して自動清掃行程を行なうことが選択されている場合には、停止指示部を通して空気調和機1の運転の停止が指示されてクロスフローファン120が駆動停止された後、フィルタ清掃装置140がフィルタ103を清掃する自動清掃行程を行なうようにフィルタ清掃装置140を制御する。
また、制御部160は、停止指示部を通して空気調和機1の運転の停止が指示された場合であって、使用者によってフィルタ清掃ボタン211を通して自動清掃行程を行なうことが選択されていない場合には、停止指示部を通して空気調和機1の運転の停止が指示されることによってクロスフローファン120の駆動と駆動停止との切替の回数が予め定められた回数になった後、フィルタ清掃装置140がフィルタ103を清掃する強制清掃行程を行なうようにフィルタ清掃装置140を制御する。
また、制御部160は、停止指示部を通して空気調和機1の運転の停止が指示されていない場合には、クロスフローファン120が駆動停止されても自動清掃行程と強制清掃行程のいずれも行わないように構成されている。
空気調和機1のクロスフローファン120は、空気調和機1の運転の停止、すなわち、暖房運転や冷房運転、除湿運転などの終了時だけでなく、例えば冷暖房運転中に空気調和対象室内の温度が設定温度になったとき(空気調和対象室内の温度と設定温度とは必ずしも一致する必要はなく、空気調和対象室内の温度が設定温度の近傍になったときも含む)にも駆動停止される。空気調和対象室内の温度が設定温度の近傍になったときのクロスフローファン120の駆動停止は比較的短時間であり、クロスフローファン120はすぐに再駆動されることが多い。
そのため、冷暖房運転中にクロスフローファン120が一旦駆動停止したときにフィルタ103の清掃が行なわれると、次にクロスフローファン120が再駆動するときに、フィルタ103の清掃の終了を待つ必要がある。このように、冷暖房運転中にフィルタ103の清掃の終了を待ってからクロスフローファン120が再駆動されると、フィルタ103の清掃の終了を待っている間に空気調和対象室内の温度が設定温度から大きく離れてしまい、再び設定温度に近付くまでに時間がかかり、使用者が不快に感じることがある。
そこで、空気調和機1は空気調和機1の運転の停止を指示するための停止指示部を備え、停止指示部を通して空気調和機1の運転の停止が指示されることによってクロスフローファン120の駆動が停止された時にのみ、自動清掃行程または強制清掃行程が行われる。
このようにすることにより、冷暖房運転など空気調和機1の運転中に自動清掃行程や強制清掃行程が行われて使用者に不快感を与えることを防ぐことができる。
また、空気調和機1においては、停止指示部の停止ボタン212は、使用者が操作して空気調和機1の運転の停止を指示することが可能であるように構成されている。
このようにすることにより、使用者が空気調和機1の運転の停止を指示した時に、自動清掃行程または強制清掃行程が行われるようにすることができる。
また、空気調和機1においては、停止指示部の切タイマーボタン213は、使用者が操作して予め設定された時刻に、または、使用者が切タイマーボタン213を操作してから所定時間経過後に、空気調和機1の運転の停止を指示することが可能であるように構成されている。
このようにすることにより、予め設定された時刻に、または、使用者が切タイマーボタン213を操作してから所定時間経過後に、空気調和機1の運転の停止が指示された時に、自動清掃行程または強制清掃行程が行われるようにすることができる。
また、空気調和機1においては、制御部160は、一度、強制清掃行程を行なった後、次の強制清掃行程を行なう場合には、少なくとも一定時間(この実施の形態では24時間)の間隔をあけて次の強制清掃行程を行なうように構成されている。
クロスフローファン120の駆動と駆動停止との切替が予め定められた回数以上行なわれても、前回の強制清掃行程から一定時間経過していない場合には、フィルタ103を清掃する必要がない場合がある。そこで、制御部160は、一度、強制清掃行程を行なった後、次の強制清掃行程を行なう場合には、少なくとも一定時間の間隔をあけて次の強制清掃行程を行なうように構成されていることによって、不必要にフィルタ清掃装置140を駆動することがなくなる。
なお、この実施の形態においては、フィルタ清掃装置140がキャビネット100に固定され、フィルタ103を移動させてフィルタ清掃を行っているが、フィルタ103を移動させずに、フィルタ清掃装置140を移動させるように構成されている空気調和機にも適用することができる。
また、この実施の形態においては、強制清掃行程は一定時間間隔として少なくとも24時間の間隔をあけて複数回、行なわれているが、一定時間の間隔は、他の時間間隔であってもよい。この一定の時間間隔は、フィルタ103の汚れの程度に応じて適宜決定されてもよい。例えば、フィルタ103に汚れが溜まりにくい場合には、24時間よりも長い間隔をあけて強制清掃行程が複数回、行なわれてもよい。また、フィルタ103に汚れが溜まりやすい場合には、24時間以内に強制清掃行程が複数回、行なわれてもよい。また、空気調和機1は、使用者がリモートコントローラ200を操作することによって、この一定の時間間隔を自由に設定できるように構成されていてもよい。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正と変形を含むものである。
1:空気調和機、100:キャビネット、101:吸込口、103:フィルタ、120:クロスフローファン、140:フィルタ清掃装置、160:制御部、211:フィルタ清掃ボタン、212:停止ボタン、213:切タイマーボタン。

Claims (5)

  1. ファンと、
    前記ファンを収容し、空気を吸い込むための吸込口を有する筐体と、
    前記筐体の内部において前記吸込口に対向するように配置されるフィルタと、
    前記フィルタを清掃するフィルタ清掃装置と、
    前記ファンと前記フィルタ清掃装置の駆動を制御する制御部と、
    前記ファンが駆動停止された後に前記フィルタ清掃装置が前記フィルタを清掃する自動清掃行程を行なうことを使用者が選択するための選択部とを備え、
    前記制御部は、
    使用者によって前記選択部を通して前記自動清掃行程を行なうことが選択されている場合には、前記ファンが駆動停止された後、前記フィルタ清掃装置が前記フィルタを清掃する自動清掃行程を行なうように前記フィルタ清掃装置を制御し、
    使用者によって前記選択部を通して前記自動清掃行程を行なうことが選択されていない場合には、前記ファンの駆動と駆動停止との切替の回数が予め定められた回数になった後、前記フィルタ清掃装置が前記フィルタを清掃する強制清掃行程を行なうように前記フィルタ清掃装置を制御するように構成されている、空気調和機。
  2. 使用者が空気調和機の運転の停止を指示するための停止指示部を備え、
    前記制御部は、
    前記停止指示部を通して当該空気調和機の運転の停止が指示された場合であって、使用者によって前記選択部を通して前記自動清掃行程を行なうことが選択されている場合には、前記停止指示部を通して当該空気調和機の運転の停止が指示されて前記ファンが駆動停止された後、前記フィルタ清掃装置が前記フィルタを清掃する自動清掃行程を行なうように前記フィルタ清掃装置を制御し、
    前記停止指示部を通して当該空気調和機の運転の停止が指示された場合であって、使用者によって前記選択部を通して前記自動清掃行程を行なうことが選択されていない場合には、前記停止指示部を通して空気調和機の運転の停止が指示されることによって前記ファンの駆動と駆動停止との切替の回数が予め定められた回数になった後、前記フィルタ清掃装置が前記フィルタを清掃する強制清掃行程を行なうように前記フィルタ清掃装置を制御し、
    前記停止指示部を通して当該空気調和機の運転の停止が指示されていない場合には、前記ファンが駆動停止されても前記自動清掃行程と前記強制清掃行程のいずれも行わないように構成されている、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記停止指示部は、使用者が操作して空気調和機の運転の停止を指示することが可能であるように構成されている、請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記停止指示部は、使用者が操作して予め設定された時刻に、または、使用者が前記停止指示部を操作してから所定時間経過後に、空気調和機の運転の停止を指示することが可能であるように構成されている、請求項2または請求項3に記載の空気調和機。
  5. 前記制御部は、第1の前記強制清掃行程を行なった後、第2の前記強制清掃行程を行なう場合には、少なくとも一定時間の間隔をあけて前記第2の強制清掃行程を行なうように構成されている、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の空気調和機。
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