JP2011090628A - 柔らかさ提示装置 - Google Patents

柔らかさ提示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011090628A
JP2011090628A JP2009245555A JP2009245555A JP2011090628A JP 2011090628 A JP2011090628 A JP 2011090628A JP 2009245555 A JP2009245555 A JP 2009245555A JP 2009245555 A JP2009245555 A JP 2009245555A JP 2011090628 A JP2011090628 A JP 2011090628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
drive shaft
finger
rotation
contact means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009245555A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5201120B2 (ja
Inventor
Akihiro Yamaguchi
晃弘 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2009245555A priority Critical patent/JP5201120B2/ja
Publication of JP2011090628A publication Critical patent/JP2011090628A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5201120B2 publication Critical patent/JP5201120B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成でユーザに柔らかさを提示出来て、タッチパネルやキーボード、マウス等の各種のインターフェースに容易に適用される、新規な構成の柔らかさ提示装置を提供する。
【解決手段】ユーザが指を接触させる平坦な形状の接触面を有する接触手段14は、接触手段14と連結され、接触手段14を接触面の平面方向と平行であり且つ接触手段14を通る軸線の回りに回動させる回動手段36、38と、指が接触面に触れたことを検知する接触検知手段32と、接触検知手段32によって指が接触面に触れたことが検知されると、回動手段36,38によって接触手段14を軸線回りに反復回動させる制御手段16とを備え、柔らかさによるフィードバック機能を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが接触する指を通じてユーザに柔らかさを提示する、柔らかさ提示装置に関する。
近年、コンピュータとそのコンピュータを利用するユーザとの間で情報をやりとりするタッチパネルやキーボード、マウス等の各種のマン―マシン―インターフェース(以下、単に「インターフェース」ともいう)においては、ユーザの利用満足度や利用効率等を向上させる手段の一つとして、ユーザに触覚を提示して、ユーザの心理的又は生理的側面を刺激することが検討されている。
触覚には、例えば、柔らかさや固さ、つるつる感、ざらざら感、ぬめぬめ感など、複数の種類があるが、これら触覚の中でも、特に柔らかさを提示することについては、高い関心が寄せられている。一般に、インターフェースは金属や硬質の樹脂材料等の硬質材を用いて形成される場合が多く、そこで、ユーザに柔らかさを提示すると、インターフェースの材料の硬質感との違いから、大きなインパクトを与えることが出来るからであると考えられる。
このような柔らかさを提示するための柔らかさ提示装置の一種として、例えば、ユーザの指が接触する部分に袋状のゴム膜を配し、ゴム膜の内部にエアコンプレッサで空気を送って、ゴム膜が膨出(拡張)変形することに伴い、指のゴム膜の指に対する接触面積を次第に大きくすることで、ユーザに柔らかさを提示する柔らかさ提示装置が知られている(非特許文献1参照)。
"指先の接触面積と反力の同時制御による柔軟弾性物体の提示,池田義明、藤田欣也共著"、[online]、[平成21年9月15日検索]、インターネット<http://reality.ei.tuat.ac.jp/papers/TVRSJ92.PDF>
しかしながら、非特許文献1に示される柔らかさ提示装置においては、指を接触させたゴム膜が膨らむと、指が押し戻されて、ゴム膜の指に対する接触面積が大きくされ難くなるおそれがあるため、ゴム膜を備えたリング状の部材に指をはめ込んで、ゴム膜による指の押し戻しを防止する必要があった。そのため、タッチパネルやキーボード、マウス等のインターフェースに適用する場合には、リング状部材の配設により、その構成が複雑となることから、容易に適用できない問題があった。
本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、簡単な構成でユーザに柔らかさを提示出来て、タッチパネルやキーボード、マウス等の各種のインターフェースに容易に適用される、新規な構成の柔らかさ提示装置を提供することにある。
上述の課題を解決するために為された本発明に係る請求項1に記載の柔らかさ提示装置では、ユーザの指が接触手段の接触面に接触すると、接触検知手段がその接触を検知する。制御手段は、接触検知手段によって接触が検知されると、回動手段によって、接触手段を、接触面の平面方向と平行であり且つ接触手段を通る軸線の回りに反復回動させる。
ここで、ユーザが接触面の軸線と平行な部分に指を接触させると、接触手段における指との接触部分を挟んだ両側部分が、指において接触手段との接触部分(指が接触手段に初期に接触した指の一部分)から該接触部分を挟んだ両側に交互に広がるように当接する。
これにより、指の接触手段に対する接触面積が次第に大きくなる態様が、接触手段の反復回動によって繰り返し実現される。その結果、接触手段が特別に柔らかい材料を用いて形成されていなくても、ユーザは、柔らかさを感じることが出来る。
要するに、本発明の柔らかさ提示装置によれば、柔らかさが、タッチパネルやキーボード、マウス等の各種のインターフェースにおいて確保され易い平坦な接触面を利用してユーザに提示されることから、単に柔らかさを提示するだけの提示装置に適用可能であるのは勿論のこと、インターフェースにも容易に適用されるのである。
ところで、本発明の柔らかさ提示装置においては、製造コストの低減化や構造の簡略化等を目的として、例えば、請求項2に記載の柔らかさ提示装置が好適に採用される。この柔らかさ提示装置では、回動手段が、接触手段の軸線に沿って接触手段に固設されたストレートな棒状の回動軸と、回動軸を中心軸回りに回動させる回動アクチュエータとを備え、制御手段が、かかる回動アクチュエータによって接触手段を回動軸の中心軸回りに反復回動させる。
つまり、回動軸が接触手段に直接に固定されて、回動軸自身が回動することによって、接触手段が回動されることから、回動手段が少ない部品点数で構成されて、製造コストの低減化や構造の簡略化が図られる。
さらに、本発明の柔らかさ提示装置においては、回動手段が接触手段をより安定して回動させるために、例えば、請求項3に記載の柔らかさ提示装置が好適に採用される。この柔らかさ提示装置では、回動手段が、接触手段の接触面における軸線を挟んだ平面方向の両側部分を、それぞれ軸線よりも上方及び下方に移動可能に支持する一対の支持部材と、各支持部材を軸線よりも上方及び下方に移動させる上下動アクチュエータとを備え、制御手段が、上下動アクチュエータによって一方の支持部材と他方の支持部材とを交互に上下動させて、接触手段を軸線回りに反復回動させる。
これにより、指が接触手段に及ぼす荷重が、一対の支持部材により分散されて、接触手段の応力集中が、軽減されることから、接触手段の指に対する耐荷重性が向上され、延いては接触手段の回動が安定する。
ところで、上述したように、ユーザに対して柔らかさを提示するには、ユーザが指を接触手段の軸線上に位置させることが望ましいのであるが、このような軸線が柔らかさ提示装置に一つだけ設けられていると、ユーザが、指を軸線上に容易に位置させることができない場合があり、その結果、ユーザに対して柔らかさを容易に提示し難い可能性がある。
この問題を解消するために、特に本発明の柔らかさ提示装置においては、請求項4に記載の柔らかさ提示装置が好適に採用される。この柔らかさ提示装置は、接触手段を平面方向に複数配置して、ユーザが指を接触させる接触手段の接触面の位置に応じて、制御手段が、各接触手段の移動を制御することを特徴とする。
具体的には、回動アクチュエータ及び上下動アクチュエータによって回動又は上下動する駆動軸が、接触手段に固設されており、かかる接触手段が、接触面の平面方向に複数配置されている。
また、ユーザが指を接触手段に接触させると、接触検知手段は、接触面における指の位置を検知して、位置判定手段は、接触検知手段によって検知された指の位置が、その接触面を有する第一の接触手段に設けられた第一の駆動軸側と、第一の接触手段と該第一の接触手段と隣り合う第二の接触手段の境界側との何れに近いかを判定する。
さらに、制御手段は、位置検知手段によって検知された接触面における指の位置が、位置判定手段によって第一の接触手段と第二の接触手段との境界側よりも第一の駆動軸側に近い位置にあると判定された場合に、回動アクチュエータによって第一の接触手段を該第一の駆動軸の中心軸回りに反復回動させる。
一方、制御手段は、位置検知手段によって検知された接触面における指の位置が、位置判定手段によって第一の駆動軸側よりも第一の接触手段と第二の接触手段との境界側に近い位置にあると判定された場合に、上下動アクチュエータによって第一の駆動軸と第二の接触手段に設けられた前記駆動軸としての第二の駆動軸とを交互に上下動させると共に、回動アクチュエータによって第一の駆動軸と第二の駆動軸とを同期して同一の回動方向及び回動量で反復回動させる。
すなわち、請求項4に記載の柔らかさ提示装置によれば、複数の接触手段において、ユーザが指を接触させる接触面の接触位置又はそれに近い位置で、一又は複数の接触手段が当該位置回りに反復回動される。それ故、接触手段を、指における接触手段との接触部分を挟んだ両側部分に対して、効率良く交互に接触させて、ユーザに柔らかさを提示することが出来るのである。
また、本発明の柔らかさ提示装置によれば、例えば、請求項5にも示されるように、制御手段は、圧力検知手段によって検知された指の接触面に接触する圧力に応じて、接触手段を反復回動させる回動手段の回動量と回動速度との少なくとも一つを制御する構成が採用されても良い。このような本発明によれば、指の接触圧力に応じて、提示する柔らかさを変化させることが可能となり、それによって、目的とする柔らかさをより確実に伝えることも可能となる。
本発明の一実施形態としてのコントローラの全体構成を示すブロック図。 コントローラが車内に設置されている状態を示す説明図。 コントローラの外観を示す斜視図。 コントローラの一要部であるタッチパネルを拡大して概略的に示す平面図。 (a)は上記タッチパネルを拡大して概略的に示す縦断面図であって、図4のA−A断面に相当する図であり、(b)はコントローラの別の要部である電動モータ及び駆動軸を拡大して概略的に示す斜視図である。 コントローラを用いてユーザに柔らかさを提示するための処理を示すフローチャート。 コントローラの一使用状態を示す図面であって、(a)はその平面図であり、(b)はその正面図である。 コントローラにおいて図7と異なる一使用状態を示す図面であって、(a)はその平面図であり、(b)はその正面図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1には、本発明の一実施形態としてのコントローラ10の全体構成が示されている。コントローラ10は、ハウジング本体12やタッチ入力装置14、制御装置(以下、ECUとも言う)16を含んで構成されている。このコントローラ10は、図2,3にも示されるように、自動車に設置されて、例えば、カーナビゲーション装置やオーディオ機器、空調装置などの各種の車載機器を運転手等の手元で操作するための入力装置、いわゆるインターフェースとされている。
なお、以下の説明において、特に断りのない限り、前後方向、左右方向及び上下方向は、それぞれ車両の前後方向、左右方向及び上下方向をいう。
詳細には、コントローラ10のハウジング本体12は、全体として略矩形箱状を呈し、自動車のセンターコンソール20の下方(運転席の座部と助手席の座部との間)に設けられている。また、ハウジング本体12の上部は、例えば、手や腕等の置き易さや意匠性等を考慮して、流線状の板形状を呈している。
タッチ入力装置14は、図4,5にも示されるように、それぞれ駆動板24と駆動軸26と一対の駆動モータ28,28とからなる駆動ユニット30の複数やタッチパネル32、表示パネル34を含んで構成されている。
駆動板24は長手状の略矩形板状を呈していると共に、駆動軸26は細長のストレートな棒状を呈している。駆動軸26は、駆動板24の長手方向と平行であり且つ短手方向の略中央部分を通る中心線上に沿って、駆動板24の一方の表面に固設されており、駆動軸26の両端部分が、駆動板24の長手方向の各端部から、それぞれ外方に突出している。この駆動軸26の各端部は、駆動モータ28に固定されている。
各駆動モータ28は、回動モータ36及び上下動モータ38を含んで構成されている。回動モータ36は、駆動軸26の端部に固定されて、駆動軸26を中心軸回りに回動させるステッピングモータからなる。また、上下動モータ38は、固定子と磁界の作用により該固定子に対して直線的に動く可動子とを備えたリニアモータからなり、可動子がハウジング本体12の上下方向(車両上下方向)に動くようにして、固定子がハウジング本体12に固設されている。また、回動モータ36が各可動子に固定されている。これにより、上下動モータ38は、回動モータ36を介して駆動軸26を上下方向に移動させる。これら回動モータ36及び上下動モータ38の各ドライバ回路は、ECU16に内蔵されている。
このような駆動板24と駆動軸26と一対の駆動モータ28,28とからなる駆動ユニット30の複数は、各駆動軸26の軸方向がハウジング本体12の前後方向(車両前後方向)と平行になる形態で、ハウジング本体12の左右方向(車両左右方向)に並列的に配置されている。また、複数の駆動板24は、駆動モータ28によって動かされない初期の状態において、互いに略面一とされることにより、一つの平板形状を呈する。
各駆動板24において駆動軸26が固設された面と反対側の面には、複数の液晶(有機液晶や無機液晶等を含む)40が設けられ、それら複数の液晶40が協働して薄板状の表示パネル34を構成している。液晶40の電極(図示せず)は、ECU16と電気的に接続されている。
また、表示パネル34には、タッチパネル32が被着されている。タッチパネル32は、感圧素子がパネルの平面方向に所定の間隔で配置されると共に、全体として光透過性を有する板状部材からなり、指33の接触を検知して(図7,8参照)、接触した位置の検知信号をECU16に出力する、いわゆる感圧式のタッチパネルとされている。
特に、本タッチパネル32が駆動板24毎に被着されていることから、指33が複数の駆動板24におけるどの駆動板24のどの位置に接触したかを検知することが出来る。また、複数の駆動板24同士がタッチパネル32や表示パネル34を介して互いに連結されないことから、各駆動板24は、タッチパネル32及び表示パネル34によって阻害されることなく、それぞれ独立して移動可能とされている。
複数の駆動ユニット30は、左右方向に並列的に配置されている。タッチ入力装置14は、ハウジング本体12の前方において、タッチパネル32および表示パネル34が外部に露出する状態で、配置されている。
なお、ハウジング本体12や駆動ユニット30、タッチパネル32等は、硬質の合成樹脂材料を用いて形成されていることによって、弾性変形し難い硬質材とされている。
ECU16は、CPUやROM、RAM等を含むマイクロコンピュータからなり、タッチパネル32の感圧素子によって指33がタッチパネル32に触れた位置の信号を受けて、かかる位置信号に基づいて、回動モータ36及び又は上下動モータ38に駆動制御信号を出力して、駆動板24の反復回動を制御する。
また、センターコンソール20には、図示しない車載コンピュータと電気的に接続された表示画面部42が設けられている。表示画面部42は、車載コンピュータから送られた画像情報に基づいて、例えば、カーナビゲーション装置やオーディオ機器、空調装置などの各種の車載機器の操作画面を表示する。
ECU16は、上記車載コンピュータと電気的に接続されており、タッチパネル32によって検知された指33の位置信号を受けて、かかる位置信号を車載コンピュータに出力する。車載コンピュータは、かかる位置信号に基づき、操作画面に表示したカーソルの移動を制御する。
さらに、カーソルが所定の車載機器の操作を示す画像情報の枠内に収まっている状態で、ユーザの指33がコントローラ10のタッチパネル32に接触して、所定の大きさの圧力を検知すると、その検知信号がECU16を介して車載コンピュータに出力される。それによって、車載コンピュータは、車載機器を制御すると共に、カーソルで所定の画像情報を選択した画像情報を表示画面部42に表示する。
また、自動車のヘッドライトが点灯されると、車載コンピュータを介して点灯信号がECU16に出力され、ECU16は、タッチパネル32に重ね合わされた液晶40を点灯表示させる表示制御信号を出力する。
このようなコントローラ10を用いて車載機器を操作する際に、ユーザ(運転手その他の乗員)に柔らかさを提示する処理の手順について、図6を参照しつつ説明する。図6に記載の「S」は「ステップ」の簡略表記である。
なお、ECU16は、自動車のイグニッションスイッチのオン時に電源供給を受けて、図6に示される処理を実行し、イグニッションスイッチのオフ時に、電源供給が遮断されて当該処理を終了する。
先ず、S100においてECU16は、ユーザの指33がタッチ入力装置14のタッチパネル32に接触した信号が検出されたか否かを判定する。信号が検出されなければ(S100,NO(以下、Nと簡略表記する))、ECU16は、処理をS100の前処理(即ち、スタート)に移行する。信号が検出されると(S100,YES(以下、Yと簡略表記する))、S102においてECU16は、当該信号に基づいて、指33の接触位置がタッチ入力装置14における複数のタッチパネル32のうちのどのタッチパネル32のどの位置にあるかを読み込む。
S104において、ECU16は、指33の位置が、接触したタッチパネル32(以下、第一のタッチパネル32aともいう)に設けられた駆動軸26(以下、第一の駆動軸26aともいう)側と、第一のタッチパネル32aと該第一のタッチパネル32aと隣り合うタッチパネル32(以下、第二のタッチパネル32bともいう)との境界側の何れに近いかを判定する。
図7に示されるように、例えば、指33が第一の駆動軸26a上に位置している場合には、指33の位置が、第一のタッチパネル32aと第二のタッチパネル32bとの境界側よりも第一の駆動軸26側に近い位置にあることから(S104,Y)、S106において、ECU16は、第一の駆動軸26aに固定された一対の駆動モータ28,28の回動モータ36,36に制御信号を出力し、第一の駆動軸26aを中心軸回りに反復回動させる。これにより、タッチパネル32において第一の駆動軸26aを挟んで左右方向に位置する左側の板状部分と右側の板状部分とが、指33におけるタッチパネル32との接触部分(本実施形態では指33の腹のほぼ中央部分)を挟んで左右方向に位置する左側の指部と右側の指部に対して交互に当接されて、指33とタッチパネル32との接触面積が初期の接触部分から両側に向かって次第に大きくなる。その結果、タッチ入力装置14を備えたコントローラ10は、指33を通じてユーザに柔らかさを提示することが出来る。
一方、図8に示されるように、例えば、指33が第一のタッチパネル32aと第二のタッチパネル32bとの境界部分に位置している場合には、指33の位置が第一の駆動軸26側よりも第一のタッチパネル32aと第二のタッチパネル32bとの境界側に近い位置にあることから(S104,N)、ECU16は処理をS108に移行する。
S108において、ECU16は、第一の駆動軸26aと第二のタッチパネル32bに設けられた駆動軸26(以下、第二の駆動軸26bともいう)とにそれぞれ固定された各駆動モータ28,28に制御信号を出力し、以下(a)、(b)の駆動モータ28,28の制御を所定の周期で交互に行う。
(a) 第一の駆動軸26aを上下動モータ38によって上方向に移動させると共に、第二の駆動軸26bを上下動モータ38によって下方向に移動に移動させて、更にこれら上下動モータ38,38の移動と共に、第一の駆動軸26aと第二の駆動軸26bとを回動モータ36,36によって何れも右回りに同じ回動量(角度)だけ回動させることによって、第一のタッチパネル32aと第二のタッチパネル32bとを互いに面一となる状態で、第二のタッチパネル32bから第一のタッチパネル32aに向かって次第に立ち上がるように傾斜させる。
(b) 第一の駆動軸26aを上下動モータ38によって下方向に移動させると共に、第二の駆動軸26bを上下動モータ38によって上方向に移動に移動させて、更にこれら上下動モータ38,38の移動と共に、第一の駆動軸26aと第二の駆動軸26bとを回動モータ36,36によって何れも左回りに同じ回動量(角度)だけ回動させることによって、第一のタッチパネル32aと第二のタッチパネル32bとを互いに面一となる状態で、第一のタッチパネル32aから第二のタッチパネル32bに向かって次第に立ち上がるように傾斜させる。
要するに、ECU16は、各駆動モータ28の上下動モータ38によって第一の駆動軸26aと第二の駆動軸26bとを交互に上下動させると共に、各駆動モータ28の回動モータ36によって第一の駆動軸26aと第二の駆動軸26bとを同期して同一の回動方向及び回動量で反復回動させることによって、第一のタッチパネル32aと第二のタッチパネル32bとをそれらパネル32a,32bの境界部分の回りに反復回動させる。
(図8(b)参照)。
これにより、第一のタッチパネル32aと第二のタッチパネル32bとが、指33におけるタッチパネル32との接触部分(即ち、前記境界部分)を挟んだ両側部分に対して交互に当接されて、指33と第一及び第二のタッチパネル32a,32bとの接触面積が初期の接触部分から両側に向かって次第に大きくなる。その結果、タッチ入力装置14を備えたコントローラ10は、指33を通じてユーザに柔らかさを提示することが出来る。
特に本実施形態では、ECU16は、S106又はS108において指33が感圧式のタッチパネル32を強く押圧することに伴い、タッチパネル32の感圧素子によって指33の圧力が大きくなることを検知すると、回動モータ36の回動量および回動速度や上下動モータ38の上下方向の移動量および移動速度を大きくする。これにより、指33がタッチパネル32を強く押圧することに伴い、タッチパネル32に対して深く埋没した状態においても、タッチパネル32を指33に効率良く交互に当接させて、柔らかさを確実に提示することが出来る。
また、ECU16は、タッチパネル32によって指33の接触信号が送られないことを検知すると、S110において接触信号が送られない時間、即ち指33がタッチパネル32から離隔した時間:t1を測定し、かかる時間:t1が所定の設定時間:t2よりも小さければ(S110,N)、処理をS102に移行する。一方、かかる時間:t1が所定の設定時間:t2よりも大きければ(S110,Y)、S112において駆動軸26に停止信号を出力して、処理を終了する。
なお、駆動軸26を停止する際に、各駆動板24が初期位置の状態となるようにプログラミングされていることにより、駆動軸26が停止した状態では、各駆動板24が互いに略面一とされて、タッチパネル32が全体として一つの略平板形状の形態を有する。
以上説明したように、本実施形態のコントローラ10によれば、タッチパネル32の平坦な面を利用して、簡単な構成で、柔らかさを確実に提示することが出来るのである。
特に本実施形態では、複数の駆動板24を設けて、ユーザが指33を接触させるタッチパネル32の接触位置に応じて、ECU16が、各駆動板24の駆動を制御するようにしたことから、タッチパネル32を、指33におけるタッチパネル32との接触部分を挟んだ両側部分に対して、効率良く交互に接触させることが可能となる。
なお、タッチ入力装置14において平板形状を呈する駆動板24およびタッチパネル32は、本発明の接触手段に相当し、タッチパネル32の表面は、本発明の接触面に相当する。また、各駆動板24に固設される駆動軸26、該駆動軸26に固定される一対の駆動モータ28,28は、本発明の回動手段に相当する。更に、各駆動板24において駆動軸26が設けられた位置にある(駆動軸26の中心線と同一線上にある)長手方向の中心線と、第一の駆動軸26aの中心線及び第二の駆動軸26bの中心線の中間部分に位置し且つ両駆動軸26a,26bの中心線に平行な軸線とは、本発明の軸線に相当する。更にまた、制御装置(ECU)16は、本発明の制御手段に相当する。また、駆動軸26は、本発明の駆動軸に加え、回動軸または支持部材にも相当する。更に、回動モータ36は、本発明の回動アクチュエータに相当する。更にまた、上下動モータ38は、本発明の上下動アクチュエータに相当する。また、S104の処理は、本発明の位置判定手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものでなく、実施態様が本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様で実施可能である。
具体的に、前記実施形態では、長手状の略矩形平板形状を有する駆動板24およびタッチパネル32が並列的に複数配置されていたが、例えば、駆動板24およびタッチパネル32を各1つずつ設けた駆動ユニット30一つによってタッチ入力装置を構成し、ECU16は、駆動ユニット30の回動モータ36によって駆動板24およびタッチパネル32を駆動ユニット30の駆動軸26の中心軸回りに反復回動させる形態も実施可能である。なお、この形態の駆動ユニット30の駆動軸26は、本発明の請求項2に記載の回動軸に相当し、駆動ユニット30の回動モータ36は、本発明の請求項2に記載の回動アクチュエータに相当する。
また、例えば、互いに隣り合う一対の駆動ユニット30,30によってタッチ入力装置を構成し、ECU16は、各駆動ユニット30の上下動モータ38によって一方の駆動ユニット30の駆動軸26と他方の駆動ユニット30の駆動軸26とを交互に上下動させて、
各一対の駆動板24及びタッチパネル32を、一対の駆動ユニット30,30の境界部分において駆動軸26と平行な軸線回りに反復回動させる形態も実施可能である。なお、この形態の一対の駆動軸26,26は、本発明の請求項3に記載の一対の支持部材に相当し、一対の上下動モータ38,38は、本発明の請求項3に記載の上下動アクチュエータに相当する。
また、タッチパネル32は、指を接触する平坦な接触面を少なくとも一部に備えていて、回動手段により回動可能な形態を呈していれば、全体として湾曲したり屈曲したりする板形状とされても良い。
また、タッチパネル32は必須の構成要件でなく、例えば、ユーザの指33が駆動板24に接触したことを検知する接触検知手段として、赤外線センサを駆動板24の周囲に設け、ユーザが指33を駆動板24に直接に接触させると、赤外線センサがかかる接触を検知して、ECU16が駆動板24を反復回動させても良い。
また、前記実施形態では、ヘッドライトを点灯させると、ECU16が表示パネル34を点灯させるようになっていたが、例えば、タッチパネル32によって指33の接触が検知されると、表示パネル34の一部又は全体を点灯させるようにしても良い。
なお、この表示パネル34は、必須の構成要件でなく、タッチパネル32が駆動板24に直接に被着させるようにしても良い。
また、前記実施形態では、回動アクチュエータや上下動アクチュエータとして、ステッピングモータやリニアモータ等の電動式のアクチュエータが採用されていたが、例えば、油圧式や空気圧式等のアクチュエータを採用することも可能である。
加えて、前記実施形態では、本発明の柔らかさ提示装置が、表示画面部42のカーソル等を操作するコントローラ10のタッチ入力装置14に適用される具体例が示されていたが、例えば、表示画面部42に設けられたタッチ入力装置や、或いは、表示画面部42のカーソル等を操作するジョイスティック、その他、人の指が接触する各種のマン―マシン―インターフェースに対して、本発明を適用することも勿論可能である。特に表示画面部42にタッチ入力装置を設ける場合には、表示画面部42自体が柔らかさ提示装置として構成されることとなり、また、タッチ入力装置に設けられた液晶によって画像情報を表示することができる。
10…コントローラ、12…ハウジング本体、14…タッチ入力装置、16…制御装置(ECU)、20…センターコンソール、22…位置センサ、24…駆動板、26…駆動軸、28…駆動モータ、30…駆動ユニット、32…タッチパネル、33…指、34…表示パネル、36…回動モータ、38…上下動モータ、40…液晶、42…表示画面部

Claims (5)

  1. ユーザの指が接触すると、該指を通じて該ユーザに柔らかさを提示する柔らかさ提示装置であって、
    前記ユーザが指を接触させる平坦な形状の接触面を有する接触手段と、
    前記接触手段と連結されて、該接触手段を、前記接触面の平面方向と平行であり且つ該接触手段を通る軸線の回りに回動させる回動手段と、
    前記指が前記接触面に触れたことを検知する接触検知手段と、
    前記接触検知手段によって前記指が前記接触面に触れたことが検知されると、前記回動手段によって前記接触手段を前記軸線回りに反復回動させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする柔らかさ提示装置。
  2. 前記回動手段は、
    ストレートな棒状を呈し、前記接触手段の前記軸線に沿って該接触手段に固設された回動軸と、
    前記回動軸に固定されて該回動軸を中心軸回りに回動させる回動アクチュエータとを備え、
    前記制御手段は、前記回動アクチュエータによって前記接触手段を該回動軸の中心軸回りに反復回動させることを特徴とする請求項1に記載の柔らかさ提示装置。
  3. 前記回動手段は、
    前記接触手段の前記接触面における前記軸線を挟んだ平面方向の両側部分を、それぞれ該軸線よりも上方及び下方に移動可能に支持する一対の支持部材と、
    前記一対の支持部材を、それぞれ前記軸線よりも上方及び下方に移動させる上下動アクチュエータとを備え、
    前記制御手段は、前記上下動アクチュエータによって前記一方の支持部材と前記他方の支持部材とを交互に上下動させて、前記接触手段を前記軸線回りに反復回動させることを特徴とする請求項1に記載の柔らかさ提示装置。
  4. 前記回動手段は、
    ストレートな棒状を呈し、前記軸線に沿って前記接触手段に固設されると共に、該接触手段を上下方向に移動可能に支持する駆動軸と、
    前記駆動軸に固定されて該駆動軸を中心軸回りに回動させる回動アクチュエータと、
    前記駆動軸を上下方向に移動させる上下動アクチュエータとを備え、
    前記接触手段は、前記駆動軸が互いに平行な形態で、前記接触面の平面方向に並列的に複数配置されており、
    前記接触検知手段は、前記指が前記接触面に触れたことを検知するだけでなく、該指が該接触面に触れた位置を検知することも可能とされて、
    前記接触検知手段によって検知された前記接触面における前記指の位置が、該接触面を有する前記接触手段としての第一の接触手段に設けられた前記駆動軸としての第一の駆動軸側と、該第一の接触手段と該第一の接触手段と隣り合う前記接触手段としての第二の接触手段との境界側の何れに近いかを判定する位置判定手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記位置検知手段によって検知された前記接触面における前記指の位置が、前記位置判定手段によって前記第一の接触手段と前記第二の接触手段との境界側よりも前記第一の駆動軸側に近い位置にあると判定された場合に、前記回動アクチュエータによって該第一の接触手段を該第一の駆動軸の中心軸回りに反復回動させる一方、
    前記位置検知手段によって検知された前記接触面における前記指の位置が、前記位置判定手段によって前記第一の駆動軸側よりも前記第一の接触手段と前記第二の接触手段との境界側に近い位置にあると判定された場合に、前記上下動アクチュエータによって前記第一の駆動軸と前記第二の接触手段に設けられた前記駆動軸としての第二の駆動軸とを交互に上下動させると共に、前記回動アクチュエータによって該第一の駆動軸と該第二の駆動軸とを同期して同一の回動方向及び回動量で反復回動させることを特徴とする請求項1に記載の柔らかさ提示装置。
  5. 前記指が前記接触面に接触する圧力を検知する圧力検知手段を備えており、
    前記制御手段は、前記圧力検知手段によって検知された圧力に応じて、前記接触手段を反復回動させる前記回動手段の回動量と回動速度との少なくとも一つを制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の柔らかさ提示装置。
JP2009245555A 2009-10-26 2009-10-26 柔らかさ提示装置 Expired - Fee Related JP5201120B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009245555A JP5201120B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 柔らかさ提示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009245555A JP5201120B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 柔らかさ提示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011090628A true JP2011090628A (ja) 2011-05-06
JP5201120B2 JP5201120B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=44108800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009245555A Expired - Fee Related JP5201120B2 (ja) 2009-10-26 2009-10-26 柔らかさ提示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5201120B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150269715A1 (en) * 2014-03-19 2015-09-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device and method for processing an image
JP2016126785A (ja) * 2014-12-31 2016-07-11 ハーマン インターナショナル インダストリーズ インコーポレイテッド 剛性の変更によるフィードバック
WO2021193083A1 (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 ソニーグループ株式会社 触感提示装置及び把持装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006351012A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Samsung Electronics Co Ltd 触覚情報を効率的に提供するための方法及び装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006351012A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Samsung Electronics Co Ltd 触覚情報を効率的に提供するための方法及び装置

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNG200401318014; 藤田 欣也(外1名): '指先接触力検出と接触面積制御による物体柔らかさの提示' ヒューマンインタフェース学会研究報告集 第2巻第2号, 20000613, P.81-84, ヒューマンインタフェース学会 *
JPN6013000637; 藤田 欣也(外1名): '指先接触力検出と接触面積制御による物体柔らかさの提示' ヒューマンインタフェース学会研究報告集 第2巻第2号, 20000613, P.81-84, ヒューマンインタフェース学会 *

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150269715A1 (en) * 2014-03-19 2015-09-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device and method for processing an image
US9727984B2 (en) * 2014-03-19 2017-08-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device and method for processing an image
JP2016126785A (ja) * 2014-12-31 2016-07-11 ハーマン インターナショナル インダストリーズ インコーポレイテッド 剛性の変更によるフィードバック
WO2021193083A1 (ja) * 2020-03-25 2021-09-30 ソニーグループ株式会社 触感提示装置及び把持装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5201120B2 (ja) 2013-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5352619B2 (ja) 操作入力装置
US8614683B2 (en) Touch sensitive input device having first and second display layers
US9983672B2 (en) Electrostatic haptic actuator and user interface with an electrostatic haptic actuator
US9684392B2 (en) In-car operation display device
JP2008197934A (ja) 操作者判別方法
WO2007043229A1 (ja) データ処理装置
US11385717B2 (en) Vehicle input device with uniform tactile feedback
US10558310B2 (en) Onboard operation apparatus
JP2011143885A (ja) 車両用シート調整装置
JP5201120B2 (ja) 柔らかさ提示装置
US10168779B2 (en) Vehicle operating device
CN109564469B (zh) 显示操作装置
JP2005332325A (ja) 力覚付与型入力装置
JP5946806B2 (ja) タッチスイッチモジュール
WO2015186520A1 (ja) 触覚呈示装置
US20230341938A1 (en) Operating device
JP2008269208A (ja) 操作検知システム
JP6809868B2 (ja) 移動誘導装置、パネル装置、制御装置及び移動誘導方法
JP2015214334A (ja) 車載用操作表示装置
JP2009248735A (ja) 車両用シートの制御装置
JP2013073426A (ja) 表示入力装置
JP2014052787A (ja) 振動呈示装置
JP6941798B2 (ja) 入力装置
JP2012201120A (ja) 遠隔操作装置
JP6648735B2 (ja) 操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130128

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5201120

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees