JP2011087320A - 移動通信方法、移動局及び無線基地局 - Google Patents

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幹生 岩村
Anil Umesh
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Abstract

【課題】リソースを無駄に使用することなくCSGセルへのハンドオーバを実現する。
【解決手段】本発明に係る移動局UEは、現在通信中のセル#Aの周波数f1と異なる周波数f2を用いるCSGセル#2を測定したいと判定した場合で、かつ、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成を保持していない場合に、無線基地局eNB#Aに対して測定構成要求を送信することによって、無線基地局eNB#AからCSGセル#2の周波数f2用の測定構成を取得する測定構成取得部12と、受信したCSGセル#2の周波数f2用の測定構成に応じて、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信する測定報告送信部13とを具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、移動通信方法、移動局及び無線基地局に関する。
3GPPで規定されている移動通信システム、例えば、LTE(Long Term Evolution)方式の移動通信システムでは、「CSG(Closed Subscriber Group)」に属する特定の移動局UEしか待ち受けやアクセスを行うことができない「CSGセル」が規定されている。
かかるCSGセルでは、CSGの属する特定の移動局UEに対して、料金やサービスやQoS(Quality of Service)等の点で、付加価値が提供されることが想定されている。
CSGセルは、「CSG-ID」を報知し、移動局UEは、アクセス権のあるCSGのリスト「Allowed CSG List」を保持する。移動局UEは、セルサーチを行って検知したセルについて、報知情報を受信し、報知情報に含まれる「CSG-ID」が「Allowed CSG List」に含まれるか否かによって、当該セルに待ち受け、アクセスできるかを判断することができる。
また、LTE方式の移動通信システムでは、接続中の移動局UEが、周辺セルの測定を行い、周辺セルに関する「測定報告(Measurement Report)」を無線基地局eNBに対して送信し、移動局UEが接続する無線基地局eNBが、かかる測定報告に基づいて、ハンドオーバの是非を判定して、ハンドオーバ制御することが想定されている。
3GPP TS36.331 v8.6.0、2009年6月18日 3GPP TS36.304 v8.6.0、2009年6月18日
しかしながら、かかる移動通信システムにおいて、無線アクセスネットワークが、特定のCSGセルに係るCSGに属さない移動局UEから受信した「測定報告(Measurement Report)」に基づいて、かかる移動局UEの当該CSGセルへのハンドオーバ処理を開始しても、かかる移動局UEが、かかるCSGセルにアクセスすることができないため、かかるハンドオーバは失敗してしまい、リソースを無駄に使用してしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、リソースを無駄に使用することなくCSGセルへのハンドオーバを実現することを可能とする移動通信方法、移動局及び無線基地局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動通信方法であって、移動局が、現在通信中の第1セルの周波数と異なる周波数を用いる第2セルを測定したいと判定した場合で、かつ、該第2セルの周波数用の測定構成を保持していない場合に、該第1セルを管理する無線基地局に対して測定構成要求を送信することによって、該第1セルを管理する無線基地局から該第2セルの周波数用の測定構成を取得する工程Aと、前記移動局が、取得した前記第2セルの周波数用の測定構成に応じて、前記第1セルを管理する無線基地局に対して、該第2セルにおける受信品質を含む測定報告を送信する工程Bと、前記第1セルを管理する無線基地局
が、前記第2セルに対して前記移動局がアクセス可能である場合で、かつ、該第2セルにおける受信品質が所定条件を満たす場合、該第2セルに対する該移動局のハンドオーバ処理を開始する工程Cとを有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動通信方法であって、移動局が、現在通信中の第1セルを管理する無線基地局に対して測定構成要求を送信することによって、該第1セルを管理する無線基地局から、該第1セルと同一の周波数を用いる周辺セルである第2セル用の測定構成を取得する工程Aと、前記移動局が、前記第2セルにおける受信品質が該第2セル用の測定構成に含まれる報告条件を満たす場合で、かつ、該第2セル用の測定構成に含まれる測定ギャップで該第2セルのCGIの取得に成功した場合、前記第1セルを管理する無線基地局に対して、該第2セルのCGIを用いて該第2セルにおける受信品質を含む測定報
告を送信する工程Bと、前記第1セルを管理する無線基地局が、前記第2セルに対して前記移動局がアクセス可能である場合で、かつ、該第2セルにおける受信品質が所定条件を満たす場合、該第2セルに対する該移動局のハンドオーバ処理を開始する工程Cとを有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動局であって、現在通信中の第1セルの周波数と異なる周波数を用いる第2セルを測定したいと判定した場合で、かつ、該第2セルの周波数用の測定構成を保持していない場合に、該第1セルを管理する無線基地局に対して測定構成要求を送信することによって、該第1セルを管理する無線基地局から該第2セルの周波数用の測定構成を取得するように構成されている測定構成取得部と、受信した前記第2セルの周波数用の測定構成に応じて、前記第1セルを管理する無線基地局に対して、該第2セルにおける受信品質を含む測定報告を送信するように構成されている測定報告送信部とを具備することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、移動局であって、現在通信中の第1セルを管理する無線基地局に対して測定構成要求を送信することによって、該第1セルを管理する無線基地局から、該第1セルと同一の周波数を用いる周辺セルである第2セル用の測定構成を取得するように構成されている測定構成取得部と、前記第2セルにおける受信品質が該第2セル用の測定構成に含まれる報告条件を満たす場合で、かつ、該第2セル用の測定構成に含まれる測定ギャップで該第2セルのCGIの取得に成功した場合、前記第1セルを管理する無線基地局に対して、該第2セルのCGIを用いて該第2セルにおける受信品質を含む測定報告を送信するように構成されている測定報告送信部とを具備することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、第1セルを管理する無線基地局であって、移動局が、現在通信中の前記第1セルの周波数と異なる周波数を用いる第2セルを測定したいと判定した場合で、かつ、該第2セルの周波数用の測定構成を保持していない場合に、前記無線基地局に対して測定構成要求を送信した際に、該移動局に対して、該第2セルの周波数用の測定構成を送信するように構成されている測定構成送信部と、前記第2セルに対して前記移動局がアクセス可能である場合で、かつ、該移動局から受信した測定報告に含まれる該第2セルにおける受信品質が所定条件を満たす場合、該第2セルに対する該移動局のハンドオーバ処理を開始するように構成されているハンドオーバ処理部とを具備することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、第1セルを管理する無線基地局であって、移動局が、現在通信中の前記第1セルを管理する前記無線基地局に対して測定構成要求を送信した場合に、前記第1セルと同一の周波数を用いる周辺セルである第2セル用の測定構成を取得する送信するように構成されている測定構成送信部と、前記第2セルに対して前記移動局がアクセス可能である場合で、かつ、前記移動局から受信した測定報告に含まれる該第2セルにおける受信品質が所定条件を満たす場合、該第2セルに対する該移動局のハンドオーバ処理を開始するように構成されているハンドオーバ処理部とを具備することを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、リソースを無駄に使用することなくCSGセルへのハンドオーバを実現することを可能とする移動通信方法、移動局及び無線基地局を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の変更例1に係る移動通信システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の変更例2に係る移動通信システムの動作を示すフローチャートである。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、LTE方式の移動通信システムであって、セル#Aを管理する無線基地局eNB#Aや、CSGセル#1を管理する無線基地局HeNB#1や、CSGセル#2を管理する無線基地局HeNB#2等を具備している。
CSGセル#1のカバーエリアは、セル#Aのカバーエリアと少なくとも一部で重なっており、CSGセル#1で用いられる周波数f1は、セル#Aで用いられる周波数f1と同一である。
また、CSGセル#2のカバーエリアは、セル#Aのカバーエリアと少なくとも一部で重なっており、CSGセル#2で用いられる周波数f2は、セル#Aで用いられる周波数f1と異なる。
ここで、セル#Aは、「CSGセル」であってもよいし、「Openセル」であってもよいし、「Hybridセル」であってもよい。
「Openセル」は、本実施形態に係る移動通信システム内の全ての移動局UEが待ち受けやアクセスを行うことができるセルである。
また、「Hybridセル」は、CSGに属する移動局UEが「CSGセル」と見なし、CSGに属さない移動局UEが「Openセル」と見なすセルである。「Hybridセル」では、CSGに属する移動局UEに対して、料金やサービスやQoS(Quality of Service)等の点で、付加価値が提供されることが想定されている。
なお、CSGセルでは、かかるCSGセルにおける報知情報であるSIB(System Infomation Block)1において、「csg-Indicator」=「TRUE」に設定され、「CSG-ID(csg-Identity)」が設定されている。
また、Hybridセルでは、SIB1において、「csg-Indicator」=「FALSE」に設定され、「CSG-ID」が設定されている。
ここで、3GPPのRelese-8に対応している移動局UEは、Hybridセルを、Openセルであると認識する。
また、CSGセル#1及びCSGセル#2の代わりに、Hybridセル又はOpenセルであるセル1及びセル#2が用いられていてもよい。
図2に示すように、移動局UEは、PCI取得部11と、測定構成取得部12と、測定報告送信部13と、CGI取得部14とを具備している。
PCI取得部11は、セルサーチによって、周辺セルのPCI(Physical Cell Identity)を取得するように構成されている。
測定構成取得部12は、各セル用の「測定構成(Measurement Configuration)」を取得するように構成されている。
ここで、「測定構成」には、「測定対象(Measurement Object)」や、「報告条件(Reporting Configuration)」や、「測定対象」と「報告条件」とを対応付ける「測定ID(Measurement ID)」や、異周波数セルや異RAT(Radio Access Technology)セルにおける測定を行うための「測定ギャップ(Measurement Gap)」や、測定指標(例えば、RSRPやRSRQ)や、L3フィルタリングを指定する「Quantity Configuration」等が含まれ得る。
「測定対象(Measurement Object)」には、移動局UEが測定すべき周波数やRATや、特定のセル(PCI)に対するオフセットや、測定対象外とすべき特定のセルのリスト等の情報が含まれる。
また、「報告条件(Reporting Configuration)」には、移動局UEが無線基地局eNBに対して「測定報告(Measurement Report)」を送信すべき契機を指定するパラメータ、例えば、イベントタイプや受信品質に対する閾値や報告周期等の情報が含まれる。
例えば、PCI取得部11が、移動局UEが現在通信中のセル#A(第1セル)の周波数f1と異なる周波数f2を用いるCSGセル#2(第2セル)を測定したいと判定した場合で、かつ、測定構成取得部12が、CSGセル#2の周波数f2用の「測定構成」を保持していない場合に、測定構成取得部12は、セル#Aを管理する無線基地局eNB#Aに対して「測定構成要求(Measurement Configuration Request)」を送信することによって、無線基地局eNB#AからCSGセル#2の周波数f2用の測定構成を取得するように構成されている。
前記CSGセル#2の周波数f2用の「測定構成」には、周波数f2に関する「測定対象」や「報告条件」や「測定ID」や「測定ギャップ」等が含まれる。
ここで、移動局UEは、例えば、アクセス可能なCSGセルの周辺環境(例えば、周辺セルのPCIや受信品質や位置情報等)を記憶しておき、これに基づき、アクセス可能なCSGセルの近隣に居るか否かを判断し、かかるCSGセルを測定したいか否かを判定することができる。
或いは、移動局UEは、例えば、アクセス可能なCSGセルのPLMNや周波数を記憶しておき、これに基づき、かかるCSGセルを測定したいか否かを判定することができる。
測定報告送信部13は、測定構成取得部12によって取得された測定構成に応じて、かかる測定構成に含まれる測定対象のセルにおける受信品質(測定指標に対応する受信品質)及び「PCI」を含む「測定報告(Measurement Report)」を送信するように構成されている。
例えば、測定報告送信部13は、測定構成取得部12によって取得されたCSGセル#2の周波数f2用の測定構成に応じて、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#2における受信品質及び「PCI」を含む測定報告を送信するように構成されている。
CGI取得部14は、測定構成に含まれる測定ギャップで、SIB1に含まれている各セルの「CGI(Cell Global Identity)」を取得するように構成されている。なお、CGI取得部14は、SIB1に含まれている各セルの「CSG-ID」を同時に取得してもよい。
ここで、「CGI」は、本実施形態に係る移動通信システム内で、一意にセルを特定することができる識別情報であるのに対して、「PCI(Physical Cell Identity)」は、WCDMA方式の移動通信システムにおけるスクランブルコードに相当するものであり、複数のセルで繰り返し使用されるものである。すなわち、本実施形態に係る移動通システム内では、「PCI」のみによって、一意にセルを特定することができない。
本実施形態に係る移動通信システムでは、504通りの「PCI」が存在し得るものとする。
また、移動局UEは、セルサーチの段階で、セルを検知すれば、「PCI」について特定できるが、「CGI」や「CSG-ID」は、報知情報に含まれるため、移動局UEは、報知情報を受信しなければ、「CGI」や「CSG-ID」を取得することができない。移動局UEが通信中に周辺セルの報知情報を受信するためには、通信中のセルとの通信を短い期間(報知情報の受信に十分な期間、例えば、80ms)で、一時的に通信を中断する「所定ギャップ」が必要となる。
また、基本的に、移動局UEが通信中のセルの周波数と異なる周波数のセルをサーチして測定するためには、「測定ギャップ」が必要となる。この「測定ギャップ」は、報知情報の受信に必要な所定ギャップよりも短くてよいが、測定の十分な平均化を行うため周期的な測定ギャップが必要となる(例えば、40ms周期で、5msの測定ギャップ)。
例えば、測定報告送信部13が、CSGセル#2のPCIを用いて、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信した後、測定構成取得部12が、無線基地局eNB#Aから所定ギャップを受信した場合、CGI取得部14は、かかる所定ギャップでCSGセル#2のCGIを取得し、測定報告送信部13は、CSGセル#2のCGIを用いて、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信するように構成されていてもよい。
また、測定報告送信部13は、CSGセル#2のCGIを用いて測定報告を送信する際に、測定報告にCSGセル#2の「CSG-ID」或いは当該CSGに移動局UEが属するか否かを示す情報を含めて送信してもよい。
ここで、かかる所定ギャップは、SIB1の取得を可能とする長さのギャップ(SIB1取得用ギャップ)であることが好ましく、上述の測定ギャップよりも長いものとする。
図3に示すように、無線基地局eNBは、測定構成送信部21と、測定報告受信部22と、判断部23と、ハンドオーバ処理部24とを具備している。
測定構成送信部21は、移動局UEから受信した測定構成要求に応じて、かかる移動局UEに対して、該当する測定構成を送信するように構成されている。
測定報告受信部22は、移動局UEによって測定構成に従って送信された測定報告を受信するように構成されている。
判断部23は、移動局UEから、CSGセルにおける受信品質を含む測定報告を受信した場合に、かかるCSGセルに対する移動局UEのアクセス可否について、及び、かかる測定報告に含まれるCSGセル#2における受信品質が所定条件を満たしているか否かについて判断するように構成されている。
また、判断部23は、かかる場合に、かかる測定報告に含まれるCSGセルのPCIが複数の周辺セルにおいて使用されている可能性(「PCI Confusion」が発生している可能性)があるか否かについて判断するように構成されている。
例えば、判断部23は、PCIを、CSGセル用PCIとHybridセル用PCIとOpenセル用PCIとに分けて管理している場合、かかる測定報告に含まれるCSGセルのPCIがCSGセル用PCIでない場合に、かかる測定報告に含まれるCSGセルのPCIが複数の周辺セルにおいて使用されている可能性があると判断してもよい。
或いは、判断部23は、PCIを、「PCI Confusion」が発生し得るPCIと「PCI Confusion」が発生し得ないPCIとに分けて管理している場合、かかる測定報告に含まれるCSGセルのPCIが「PCI Confusion」が発生し得るPCIである場合に、かかる測定報告に含まれるCSGセルのPCIが複数の周辺セルにおいて使用されている可能性があると判断してもよい。
ハンドオーバ処理部24は、判断部23による判断結果に応じて、該当する移動局UEのハンドオーバ処理を行うように構成されている。
例えば、判断部23が、CSGセル#2に対して移動局UEがアクセス可能である場合で、かつ、移動局UEから受信した測定報告に含まれるCSGセル#2における受信品質が所定条件を満たすと判断した場合に、CSGセル#2に対する移動局UEのハンドオーバ処理を開始するように構成されていてもよい。
また、判断部23が、移動局UEから受信した測定報告に含まれるCSGセル#2のPCIが複数の周辺セルにおいて使用されている可能性があると判断した場合、測定構成送信部21は、移動局UEに対して所定ギャップを通知し、CSGセル#2のCGIを通知するように指示するように構成されていてもよい。
なお、本実施形態では、判断部23を、無線基地局eNBの機能の一部として説明したが、判断部23は、他のネットワークノードに存在してもよい。例えば、判断部23は、上位ノードである交換局MME(Mobility Management Entity)やゲートウェイ装置(HeNB-GW)等に配備されてもよい。
また、判断部23の一部の機能、例えば、CSGセルに対する移動局UEのアクセス権判定の機能のみが、上位ノードに配置されてもよい。この場合、無線基地局eNBは、かかる上位ノードに対してCSGセル#2に対して移動局UEがアクセス可能であるかを問い合わせる。
また、アクセス権判定の機能を、上位ノードに設ける構成は、移動局UEの「Allowed CSG List」を無線基地局eNBで保持する必要がない点で有利である。「Allowed CSG List」を無線基地局eNBで保持した場合、セキュリティのリスクがある。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作)
図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について説明する。
図4に示すように、移動局UEは、現在通信中のセル#Aの周波数f1と異なる周波数f2を用いるCSGセル#2を測定したいと判定した場合に、ステップS101において、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成を保持しているか否かについて判断する。
CSGセル#2の周波数f2用の測定構成を保持していると判断された場合、本動作は、ステップS104に進み、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成を保持していないと判断された場合、本動作は、ステップS102に進む。
ステップS102において、移動局UEは、セル#Aを管理する無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成についての測定構成要求を送信する。かかる測定要求には、移動局UEが測定したい周波数f2や、無線アクセス技術RAT(LTE、UTRA、GERAN等)等の情報が含まれてよい。
ステップS103において、無線基地局eNB#Aが、移動局UEに対して、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成を送信する。かかる測定構成には、「測定対象(RATや周波数)」や、「報告条件」や、「測定対象」と「報告条件」とをリンクする「測定ID」や、「測定ギャップ」等の情報が含まれてよい。また、無線基地局eNB#Aは、移動局UEに対して未設定の測定構成の要素のみを新たに設定するよう、測定構成を送信しても良い。
ステップS104において、移動局UEは、セルサーチによって取得(検知)したCSGセル#2のPCIを用いて、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信する。
ステップS105において、無線基地局eNB#Aは、受信した測定報告に係るCSGセル#2のPCIが複数の周辺セルにおいて使用されている可能性があるか否かについて、すなわち、受信した測定報告に係るCSGセル#2のPCIに関して「PCI Confusion」が発生する可能性があるか否かについて判断する。
「PCI Confusion」が発生する可能性がないと判断された場合、本動作は、ステップS106に進み、「PCI Confusion」が発生する可能性があると判断された場合、本動作は、ステップS107に進む。
ステップS106において、無線基地局eNB#Aは、かかるPCIによって特定されるセル(CSGセル#2)への移動局UEのハンドオーバ処理を開始する。
ステップS107において、無線基地局eNB#Aは、移動局UEに対して、所定ギャップ(SIB1取得用ギャップ)を通知し、CSGセル#2のCGIを通知するように指示する。
ステップS108において、移動局UEは、かかる所定ギャップで、CSGセル#2のCGIを取得し、かかるCSGセル#2のCGIを用いて、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信する。
ステップS109において、無線基地局eNB#Aは、受信した測定報告に係るCSGセル#2のCGIによって特定されるセル(CSGセル#2)に対する移動局UEのアクセス可否について判断する。
なお、この判断は、上位ノードで行われてもよく、その場合、無線基地局eNB#Aは、上位ノードに対してCSGセル#2のCGIによって特定されるセル(CSGセル#2)に対する移動局UEのアクセス可否を問い合わせる。
アクセス可能であると判断された場合、ステップS110において、無線基地局eNB#Aは、かかるCGIによって特定されるセル(CSGセル#2)への移動局UEのハンドオーバ処理を開始する。
一方、アクセス不可であると判断された場合、ステップS111において、無線基地局eNB#Aは、かかるCGIによって特定されるセル(CSGセル#2)への移動局UEのハンドオーバ処理を開始せず、移動局UEは、現在通信中のセル#Aとの通信を継続する。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、CSGセルに対する移動局UEのアクセスが可能である場合のみ、かかるCSGセルへの移動局UEのハンドオーバ処理が開始されるため、リソースの無駄を回避しつつ、CSGセルへのハンドオーバを実現することができる。
(変更例1)
図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの変更例1について説明する。以下、本変更例1に係る移動通信システムについて、上述の本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
本変更例1に係る移動通信システムでは、移動局UEのCGI取得部14が、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成に含まれる測定ギャップでCSGセル#2のCGIを取得できた場合には、測定報告送信部13は、CSGセル#2のPCIではなく、CSGセル#2のCGIを用いて、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信するように構成されていてもよい。
以下、図5を参照して、本変更例1に係る移動通信システムの動作について説明する。
図5に示すように、ステップS101A乃至S103Aは、図4に示すステップS101乃至S103の動作と同一である。
ステップS104Aにおいて、移動局UEが、上述の測定ギャップでCSGセル#2のCGIを取得できたか否かについて判断する。
CSGセル#2のCGIを取得できた場合、本動作は、ステップS108Aに進み、CSGセル#2のCGIを取得できなかった場合、本動作は、ステップS104Bに進む。
以下、ステップS104B乃至S111Aの動作は、図4に示すステップS104乃至S111の動作と同一である。
(変更例2)
図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの変更例2について説明する。以下、本変更例2に係る移動通信システムについて、上述の本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
本変更例2に係る移動通信システムでは、測定構成取得部12は、所定タイミングで、無線基地局eNB#Aに対して測定構成要求を送信することによって、無線基地局eNB#Aから、セル#A(第1セル)と同一の周波数f1を用いる周辺セルであるCSGセル#1(第2セル)用の測定構成(具体的には、測定ギャップ)を取得するように構成されている。
例えば、測定構成取得部12は、CSGセル#1に係る測定報告送信トリガが発生する前に、すなわち、CSGセル#1における受信品質がCSGセル#1用の測定構成に含まれる報告条件を満たす前に、CSGセル#1(第2セル)用の測定構成(具体的には、測定ギャップ)を取得するように構成されている。
以下、図6を参照して、本変更例2に係る移動通信システムの動作について説明する。
図6に示すように、ステップS201において、セル#Aと通信中の移動局UEは、所定タイミングで、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#1に関する測定構成要求を送信し、ステップS202において、無線基地局eNB#Aは、かかるCSGセル#1に関する測定構成要求に応じて、移動局UEに対して、CSGセル#1用の測定構成として、CSGセル#1用の測定ギャップを送信する。
ステップS203において、移動局UEが、CSGセル#1における受信品質がCSGセル#1用の測定構成に含まれる報告条件を満たす前に、かかるCSGセル#1用の測定ギャップで、CSGセル#1のCGIを取得できたか否かについて判断する。
CSGセル#1のCGIを取得できたと判断された場合、本動作は、ステップS208に進み、CSGセル#1のCGIを取得できなかったと判断された場合、本動作は、ステップS204に進む。
以下、CSGセル#1とCSGセル#2との違いを除いて、セルステップS204乃至S210の動作は、図4に示すステップS104乃至S110の動作と同一である。
ステップS211において、無線基地局eNB#Aは、移動局UEとセル#Aとの間の通信が、CSGセル#1において干渉を引き起こす可能性があることを考慮して、かかる干渉に対する対策を施す。
例えば、無線基地局eNB#Aのハンドオーバ処理部24は、他の周波数やRATのセルへの移動局UEのハンドオーバ処理やリダイレクション処理を行ってもよい。
以上、本実施形態では、本発明について、LTE方式の移動通信システムを例示して説明してきたが、本発明は、他の移動通信システム、例えば、WCDMA方式の移動通信システム等にも適用可能である。
例えば、WCDMA方式の移動通信システムでは、上述の無線基地局eNBの少なくとも一部の機能が、無線回線制御局RNCに具備されるように構成されていてもよい。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動通信方法であって、移動局UEが、現在通信中のセル#A(第1セル)の周波数f1と異なる周波数f2を用いるCSGセル#2(第2セル)を測定したいと判定した場合で、かつ、CSGセル#2の周波数f2用の「測定構成(Measurement Configuration)」を保持していない場合に、セル#Aを管理する無線基地局eNB#Aに対して「測定構成要求(Measurement Configuration Request)」を送信することによって、無線基地局eNB#AからCSGセル#2の周波数f2用の測定構成を取得する工程Aと、移動局
UEが、取得したCSGセル#2の周波数f2用の測定構成に応じて、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#2における受信品質(RSRPやRSRQ等)を含む「測定報告(Measurement Report)」を送信する工程Bと、無線基地局eNB#Aが、CSGセル#2に対して移動局UEがアクセス可能である場合で、かつ、CSGセル#2における受信品質が所定条件を満たす場合、CSGセル#2に対する移動局UEのハンドオーバ処理を開始する工程Cとを有することを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、前記工程Aの測定構成要求に、前記第2セルの周波数及びRATの情報が含まれていてもよい。
本実施形態の第1の特徴において、工程Bは、移動局UEが、CSGセル#2のPCIを用いて、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信する工程と、無線基地局eNB#Aが、かかる測定報告に含まれるCSGセル#2のPCIが複数の周辺セルにおいて使用されている可能性があると判断した場合、移動局UEに対して所定ギャップを通知する工程と、移動局UEが、かかる所定ギャップで取得したCSGセル#2のCGIを用いて、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信する工程とを有してもよい。
本実施形態の第1の特徴において、工程Cにおいて、移動局UEは、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成に含まれる測定ギャップでCSGセル#2のCGIを取得できた場合には、CSGセル#2のCGIを用いて、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信してもよい。
本実施形態の第2の特徴は、移動通信方法であって、移動局UEが、無線基地局eNB#Aに対して測定構成要求を送信することによって、無線基地局eNB#Aから、セル#A(第1セル)と同一の周波数f1を用いる周辺セルであるCSGセル#1(第2セル)用の測定構成を取得する工程Aと、移動局UEが、CSGセル#1における受信品質がCSGセル#1用の測定構成に含まれる報告条件を満たす場合で、かつ、CSGセル#1用の測定構成に含まれる測定ギャップでCSGセル#1のCGIの取得に成功した場合、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#1のCGIを用いて、CSGセル#1における受信品質を含む測定報告を送信する工程Bと、無線基地局eNB#Aが、CSGセル#1に対して移動局UEがアクセス可能である場合で、かつ、CSGセル#1における受信品質が所定条件を満たす場合、CSGセル#1に対する移動局UEのハンドオーバ処理を開始する工程Cとを有することを要旨とする。
本実施形態の第2の特徴において、工程Bは、移動局UEが、CSGセル#1における受信品質が報告条件を満たす場合で、かつ、上述の測定ギャップでCSGセル#1のCGIの取得に失敗した場合、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#1のPCIを用いて、CSGセル#1における受信品質を含む測定報告を送信する工程と、無線基地局eNB#Aが、受信した測定報告に含まれるCSGセル#1のPCIが複数の周辺セルにおいて使用されている可能性があると判断した場合、移動局UEに対して所定ギャップを通知する工程と、移動局UEが、かかる所定ギャップで取得したCSGセル#1のCGIを用いて、CSGセル#1における受信品質を含む測定報告を送信する工程とを有してもよい。
本実施形態の第3の特徴は、移動局であって、現在通信中のセル#A(第1セル)の周波数f1と異なる周波数f2を用いるCSGセル#2(第2セル)を測定したいと判定した場合で、かつ、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成を保持していない場合に、無線基地局eNB#Aに対して測定構成要求を送信することによって、無線基地局eNB#AからCSGセル#2の周波数f2用の測定構成を取得するように構成されている測定構成取得部12と、受信したCSGセル#2の周波数f2用の測定構成に応じて、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信するように構成されている測定報告送信部13とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第3の特徴において、各セルのCGIを取得するように構成されているCGI取得部14を具備し、測定報告送信部13が、CSGセル#2のPCIを用いて、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信した後、測定構成取得部12が、無線基地局eNB#Aから所定ギャップを受信した場合、CGI取得部14は、かかる所定ギャップでCSGセル#2のCGIを取得し、測定報告送信部13は、CSGセル#2のCGIを用いて、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信するように構成されていてもよい。
本実施形態の第3の特徴において、各セルのCGIを取得するように構成されているCGI取得部14を具備し、CGI取得部14が、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成に含まれる測定ギャップでCSGセル#2のCGIを取得できた場合には、測定報告送信部13は、CSGセル#2のCGIを用いて、CSGセル#2における受信品質を含む測定報告を送信するように構成されていてもよい。
本実施形態の第4の特徴は、移動局UEであって、無線基地局eNB#Aに対して測定構成要求を送信することによって、無線基地局eNB#Aから、セル#A(第1セル)と同一の周波数f1を用いる周辺セルであるCSGセル#1(第2セル)用の測定構成を取得するように構成されている測定構成取得部12と、CSGセル#1における受信品質がCSGセル#1用の測定構成に含まれる報告条件を満たす場合で、かつ、CSGセル#1用の測定構成に含まれる測定ギャップでCSGセル#1のCGIの取得に成功した場合、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#1のCGIを用いて、CSGセル#1における受信品質を含む測定報告を送信するように構成されている測定報告送信部13とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第4の特徴において、前記測定構成要求に、前記第2セルの周波数及びRATの情報が含まれていてもよい。
本実施形態の第4の特徴において、各セルのCGIを取得するように構成されているCGI取得部14を具備し、測定報告送信部13は、CSGセル#1における受信品質が報告条件を満たす場合で、かつ、上述の測定ギャップでCSGセル#1のCGIの取得に失敗した場合、無線基地局eNB#Aに対して、CSGセル#1のPCIを用いて、CSGセル#1における受信品質を含む測定報告を送信するように構成されており、測定構成取得部12が、無線基地局eNB#Aから所定ギャップを受信した場合に、CGI取得部14は、かかる所定ギャップでCSGセル#1のCGIを取得し、測定報告送信部13は、CSGセル#1のCGIを用いて、CSGセル#1における受信品質を含む測定報告を送信するように構成されていてもよい。
本実施形態の第5の特徴は、セル#A(第1セル)を管理する無線基地局eNB#Aであって、移動局UEが、現在通信中のセル#Aの周波数f1と異なる周波数f2を用いるCSGセル#2(第2セル)を測定したいと判定した場合で、かつ、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成を保持していない場合に、無線基地局eNB#Aに対して測定構成要求を送信した際に、移動局UEに対して、CSGセル#2の周波数f2用の測定構成を送信するように構成されている測定構成送信部21と、CSGセル#2に対して移動局UEがアクセス可能である場合で、かつ、移動局UEから受信した測定報告に含まれるCSGセル#2における受信品質が所定条件を満たす場合、CSGセル#2に対する移動局UEのハンドオーバ処理を開始するように構成されているハンドオーバ処理部24とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第5の特徴において、測定構成送信部21は、測定構成要求に含まれている周波数及びRATの情報に基づいて、送信する測定構成を生成するように構成されていてもよい。
本実施形態の第5の特徴において、測定構成送信部21は、移動局UEから受信した測定報告に含まれるCSGセル#2のPCIが複数の周辺セルにおいて使用されている可能性があると判断された場合、移動局UEに対して所定ギャップを通知し、CSGセル#2のCGIを通知するように指示するように構成されていてもよい。
本実施形態の第6の特徴は、セル#A(第1セル)を管理する無線基地局eNB#Aであって、移動局UEが、現在通信中のセル#Aを管理する無線基地局eNB#Aに対して測定構成要求を送信した場合に、セル#Aと同一の周波数f1を用いる周辺セルであるCSGセル#1(第2セル)用の測定構成を取得する送信するように構成されている測定構成送信部21と、CSGセル#1に対して移動局UEがアクセス可能である場合で、かつ、移動局UEから受信した測定報告に含まれるCSGセル#1における受信品質が所定条件を満たす場合、CSGセル#1に対する移動局UEのハンドオーバ処理を開始するように構成されているハンドオーバ処理部24とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第6の特徴において、測定構成送信部21は、移動局UEから受信した測定報告に含まれるCSGセル#1のPCIが複数の周辺セルにおいて使用されている可能性があると判断した場合、移動局UEに対して所定ギャップを通知し、CSGセル#1のCGIを通知するように指示するように構成されていてもよい。
なお、上述の移動局UEや無線基地局eNB/HeNBの動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや無線基地局eNB/HeNB内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや無線基地局eNB/HeNB内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
UE…移動局
11…PCI取得部
12…測定構成取得部
13…測定報告送信部
14…CGI取得部
eNB…無線基地局
21…測定構成送信部
22…測定報告受信部
23…判断部
24…ハンドオーバ処理部

Claims (1)

  1. 移動局が、現在通信中の第1セルの周波数と異なる周波数を用いる第2セルを測定したいと判定した場合で、かつ、該第2セルの周波数用の測定構成を保持していない場合に、該第1セルを管理する無線基地局に対して測定構成要求を送信することによって、該第1セルを管理する無線基地局から該第2セルの周波数用の測定構成を取得する工程Aと、
    前記移動局が、取得した前記第2セルの周波数用の測定構成に応じて、前記第1セルを管理する無線基地局に対して、該第2セルにおける受信品質を含む測定報告を送信する工程Bと、
    前記第1セルを管理する無線基地局が、前記第2セルに対して前記移動局がアクセス可能である場合で、かつ、該第2セルにおける受信品質が所定条件を満たす場合、該第2セルに対する該移動局のハンドオーバ処理を開始する工程Cとを有することを特徴とする移動通信方法。
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