JP2011086202A - 照合装置、照合方法および照合プログラム - Google Patents

照合装置、照合方法および照合プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力データの品質が劣る場合であっても、また、類似度の高い登録データが複数登録されている場合であっても、照合結果の精度を向上することができる。
【解決手段】照合スコア算出部が、入力データを受け付けた場合に、受け付けた入力データと登録情報とを比較し、比較した結果に基づいて類似度をあらわす照合スコアを算出し、補正パラメータ算出部が、正規分布に抽出スコアをあてはめることによって論理的に補正パラメータを算出し、補正処理部が、照合スコアを補正パラメータに基づいて補正し、照合判定部が、補正処理部によって補正された補正スコアと閾値情報とに基づいて照合判定を行うように照合装置を構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、入力された情報を示す入力情報と、予め登録されている情報を示す登録情報とを照合する照合装置、照合方法および照合プログラムに関するものである。
従来から、照合対象となる入力データと予め登録された登録データとを照合した照合結果に基づいて入力データと登録データとが同一であるか否かを判定する照合装置が知られている。
たとえば、特許文献1には、カメラで撮像された顔画像、指紋または声紋等の生体データを用いて人物を照合する照合装置が開示されている。具体的には、特許文献1に開示されている照合装置は、入力顔画像データと登録顔画像データとの特徴点等を比較し、比較した結果に基づいて類似度をあらわす照合スコアを算出する。
そして、複数の登録顔画像データに対してそれぞれ算出された照合スコアのうち、所定の閾値以上で、かつ、最も高い照合スコアが得られた登録顔画像データの人物が、照合対象の人物(以下、「本人」と記載する)であると判定する。
また、特許文献1に開示されている照合手法とは異なる照合手法も提案されている。たとえば、複数の照合スコアのうち、最も高い照合スコアと2番目に高い照合スコアとの差に基づいて本人であるか否かを判定する照合手法が提案されている。かかる照合手法では、最も高い照合スコアと2番目に高い照合スコアとの差が所定の閾値以上の場合に、最も高い照合スコアの登録顔画像データの人物が本人であると判定する。
特開2008−40874号公報
しかしながら、従来の照合手法では、撮像された入力顔画像データの品質の違いや登録されている登録顔画像データによっては、最も高い照合スコアが本人であったとしても、本人ではないと判定されるという問題点があった。
具体的には、入力顔画像データを撮像する際の光の変化によって、顔画像の濃淡や影の方向が登録顔画像データとは大きく異なることがある。また、カメラの位置の変化によって、入力顔画像データと登録顔画像データとの顔の向きが異なることもある。
このような場合には、本人の登録顔画像データを照合したにもかかわらず、類似度をあらわす照合スコアが所定の閾値以上にならないため、本人ではないと判定されることとなる。
また、照合スコアの差に基づく照合手法においても、本人によく似た他人が登録顔画像データに登録されている場合には、本人の照合スコアと、よく似た他人の照合スコアとの差が小さい傾向にある。すなわち、1番目と2番目の照合スコアの差が閾値以上にならないことから、本人ではないと判定されることとなる。
このように、入力データの品質の違いのみならず、登録データ同士で比較した際、類似度の高い2つの登録データによっても照合結果が左右されてしまうという問題があった。さらに、かかる問題は、本人の登録顔画像データが複数登録されている場合にも、生じる問題である。
これらのことから、入力データの品質が劣る場合であっても、また、類似度の高い登録データが複数登録されている場合であっても、照合結果の精度を向上することができる照合装置、照合方法および照合プログラムをいかにして実現するかが大きな課題となっている。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、入力データの品質が劣る場合であっても、また、類似度の高い登録データが複数登録されている場合であっても、照合結果の精度を向上することができる照合装置、照合方法および照合プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入力された情報を示す入力情報と、予め登録されている情報を示す登録情報とを照合する照合装置であって、前記入力情報と前記登録情報とをそれぞれ照合した結果を照合スコアとして算出する照合スコア算出手段と、前記照合スコアの分布を正規分布に従うように置換することで、前記照合スコアから論理データの集合である補正パラメータを算出する補正パラメータ算出手段と、前記補正パラメータに基づいて前記照合スコアを補正することで前記照合スコアから補正スコアを算出する補正スコア算出手段と、前記補正スコアに基づいて前記入力情報と前記登録情報とが同一であるか否かを判定する判定手段とを備えたことを特徴とする。このように、実スコアから論理データに置換した補正パラメータによって補正スコアを算出し、算出した補正スコアによって照合判定をすることとしたので、入力データの品質が劣る場合であっても、また、類似度の高い登録データが複数登録されている場合であっても、照合結果の精度を向上することができるという効果を奏する。
また、本発明は、前記補正パラメータ算出手段は、前記照合スコアの平均値および標準偏差に基づいて補正パラメータを算出することを特徴とする。このように、照合スコアの平均値および標準偏差に基づいて補正パラメータを算出することとしたので、算出された照合スコアの分布状況を反映した論理データの変換を簡便に処理することができるという効果を奏する。
また、本発明は、前記照合スコア算出手段によって算出された複数の前記照合スコアのうち、所定数の前記照合スコアを抽出スコアとして抽出する抽出手段をさらに備え、前記補正パラメータ算出手段は、前記抽出手段によって抽出された前記抽出スコアの平均値および標準偏差に基づいて補正パラメータを取得することを特徴とする。このように、照合スコアから抽出した抽出スコアに基づいて補正パラメータを取得することとしたので、照合スコアの数が大きくなっても、補正パラメータを取得する際の処理速度の低下を防ぐことができるという効果を奏する。
また、本発明は、前記抽出手段は、前記補正パラメータを算出するために前記登録情報とは別の補正用登録情報と前記入力情報とをそれぞれ照合した結果を補正用照合スコアとして算出し、算出された複数の前記補正用照合スコアのうち、所定数の前記補正用照合スコアを抽出スコアとして抽出することとしたので、登録データのデータ数が少ない場合であっても、照合結果の精度を向上することができるという効果を奏する。
また、本発明は、前記補正スコア算出手段は、前記補正パラメータのうち、最も高いスコアである第一のスコアと次に高いスコアである第二のスコアとに基づいて前記照合スコアを補正することを特徴とする。このように、論理データによって照合スコアを補正することによって、各照合スコアの結果に依存することなく補正および照合を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明は、前記判定手段は、前記補正スコアが所定の閾値以上であった場合に、前記入力情報と前記登録情報とが同一であると判定することを特徴とする。このように、
論理的なスコアに基づいて照合判定を行うことによって、入力データと同一である登録データが複数存在する場合であっても、同一となるすべての登録データに対して高精度に判定を行うことができるという効果を奏する。また、登録データに入力データと同一であるデータが含まれていない場合であっても、高精度に判定を行うことができるという効果を奏する。
本発明によれば、入力データの品質が劣る場合であっても、また、類似度の高い登録データが複数登録されている場合であっても、照合結果の精度を向上することができるという効果を奏する。
図1は、従来の照合手法の概要を示す図である。 図2は、本発明に係る照合手法の概要を示す図である。 図3は、本実施例に係る照合装置の構成を示すブロック図である。 図4は、本実施例に係る照合装置が実行する抽出処理を説明するための図である。 図5は、本実施例に係る照合装置が実行する補正パラメータの算出処理を説明するための図である。 図6は、本実施例に係る照合装置が実行する閾値決定手法を説明するための図である。 図7は、本実施例に係る照合装置が実行する照合処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る照合手法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、従来の照合方法について図1を、本発明にかかる照合手法の概要について図2を、それぞれ用いて説明した後に、本発明にかかる照合手法を適用した照合装置、照合方法および照合プログラムについての実施例を図3〜図7を用いて説明することとする。
まず、概要の説明に先立って、従来の照合手法について図1を用いて説明する。図1は、従来の照合手法の概要を示す図である。ここで、従来の照合方法について簡単に説明する。従来から、カメラで撮像された顔画像、指紋または声紋等の生体データを用いて人物を照合する照合手法が知られている。
かかる照合手法では、入力データと予め登録されている登録データとを照合して同一人物であるか否かを判定する。具体的には、入力データと登録データとの特徴点等を比較し、比較した結果に基づいて類似度をあらわす照合スコアを算出する。
そして、最も高い照合スコアが所定の閾値以上、かつ、最も高い照合スコアと2番目に高い照合スコアとの差が所定の閾値以上の場合に、最も高い照合スコアの登録顔画像データの人物が、照合対象の人物(以下、「本人」と記載する)であると判定する。
ここで、図1に示したように、すべての登録データに対して入力データと比較して算出された照合スコアを実スコア分布図に示して説明する。図1の(A)、(B)および(C)は照合スコアの実スコア分布図である。ここで、各実スコア分布図の横軸は算出された照合スコアを表し、縦軸は照合スコア別に該当する登録データの件数を累計した値を表すこととする。
図1の(A)に示すように、最も高い照合スコアが「S1」で、2番目に高い照合スコアが「S2」であったとする。なお、以下では、照合スコアS1およびS2のように登録データに基づいて算出されたスコア(以下、「実スコア」と記載する)を三角印で表すこととする。
そして、S1は所定の閾値以上、たとえば、閾値A以上であり、かつ、S1とS2の差が所定の閾値以上、たとえば、閾値B以上であるものとする。この場合、従来の照合手法では、算出された照合スコアがS1である登録データを本人であると判定することとなる。
また、撮像環境の違い等によって入力データの品質が劣ってしまう場合には、たとえS1の登録データが本人のものであったとしても、図1の(B)に示すように、照合スコアS1が閾値Aよりも低くなってしまう。この場合、S1とS2の差が閾値B以上であっても、従来の照合手法ではS1の登録データは他人であると判定することとなる。
さらに、本人によく似た他人が登録データに登録されている場合、図1の(C)に示すように、本人の照合スコアS1と、よく似た他人の照合スコアS2との差が小さい傾向にある。したがって、照合スコアS1が閾値A以上であっても、S1とS2の差が閾値Bより小さいことから、従来の照合手法ではS1の登録データは他人であると判定することとなる。
以上のように、従来の照合手法は、登録データのうち1番高い照合スコアである人物を、2番目に高い照合スコアとの比較によって1番高い照合スコアである人物が本人であるか否かを判定していた。
しかしながら、上述した手法によると、照合判定の結果が、登録データのうち2番目に高い照合スコアである登録データに依存してしまうこととなる。
そこで、入力データの品質が劣る場合であっても、また、類似度の高い登録データが複数登録されている場合であっても、精度良く照合判定を行うことができる照合手法を提供することとした。以下では、本発明に係る照合手法の概要について図2を用いて説明する。
図2は、本発明に係る照合手法の概要を示す図である。本発明に係る照合手法では、実スコアに基づいて補正パラメータを取得することで得られた論理スコアのうち、最も高い論理スコアと次に高い論理スコアとに基づいて照合判定を行う点に主たる特徴がある。
具体的には、本発明に係る照合手法では、入力データと登録データとの特徴点等をそれぞれ比較し、比較結果に基づいて類似度をあらわす照合スコアを算出する。ここで、図2の(A)に示したように、算出された照合スコアを実スコア分布図に示して説明する。図2の(A)は照合スコアの実スコア分布図である。
ここで、実スコア分布図の横軸は算出された照合スコアを表し、縦軸は照合スコア別に該当する登録データの件数を累計した値を表すこととする。また、N個の登録データについてそれぞれ算出されたN個の照合スコアの実スコア分布は、図2の(A)に示したように、破線で表すこととする。なお、N個の照合スコアの高い方から順位を付与することとし、n位の照合スコアをSnと記載することとする。
つづいて、本発明に係る照合手法では、N個の照合スコアからランダムにNx個の照合スコアを抽出し(図2の(1)参照)、抽出されたNx個の照合スコアの平均μxおよび標準偏差σxを求める。ここで、Nx個抽出された照合スコアの実スコア分布は、図2の(A)に示したように、実線で表すこととする。登録データ数が十分に大きいとき、実スコア分布は図2の(A)に示したように、正規分布に従う。
ここで、本発明に係る照合手法では、平均が0で標準偏差が1である正規分布(以下、「標準正規分布」と記載する)を用いる。この正規分布は、Nx個の論理データから構成されている。かかる正規分布の分布図を、図2の(B)に示す。図2の(B)はNx個分の標準正規分布図である。
図2の(B)に示すように、Nx個分の標準正規分布で表されるグラフのスコアのうち、最も高いスコアx1と次に高いスコアx2とは一般的な分布関数に基づいて求めることができる。なお、以下では、x1およびx2のように論理的に求められるスコアを丸印で表すこととする。
そして、図2の(A)に示した実スコア分布で表わされるNx個の照合スコアと図2の(B)に示した標準正規分布とに基づいて補正パラメータの算出を行う(図2の(2)、(3)参照)。なお、補正パラメータ算出の詳細な処理については後述することとする。
このようにすることで、図2の(C)に示したように、x1およびx2に対応する実スコア予想として、最も高いスコアx1’と次に高いスコアx2’を求めることができる。これらx1’とx2’が補正パラメータである。なお、図2の(C)は正規分布と実スコア分布とに基づいて求められたNx個の実スコア予想である。
そして、Snで示される所定の順位(n位)の照合スコアとx2’とを比較する(図2の(4)参照)。さらに、x1’および x2’に基づいて補正処理を行い、補正後のスコアに基づいて入力データと照合スコアSnである登録データとが同一であるか否かを判定する。なお、補正処理の詳細な処理については後述することとする。
このように、本発明に係る照合手法では、論理的に求められたスコアに基づいて照合判定を行うこととしたので、入力データの品質が劣る場合であっても、また、類似度の高い登録データが複数登録されている場合であっても、精度良く照合判定を行うことができる。以下では、図2を用いて説明した照合手法を適用した照合装置、照合方法および照合プログラムについての実施例を詳細に説明する。
図3は、本実施例に係る照合装置10の構成を示すブロック図である。なお、同図には、照合装置10の特徴を説明するために必要な構成要素のみを示しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
ここで、照合装置10は、様々な分野で幅広い用途での利用が可能である。たとえば、犯人捜査の目的では、防犯カメラ等で撮像された多数の登録顔画像データから捜査対象の人物の入力顔画像データと同一人物であるか否かを判定する用途で使用することができる(以下、「顔検索用途」と記載する)。この場合、本人によく似た他人であっても、照合装置10では、判定基準を低くすることによって本人である可能性があると判定する。その後、捜査員によって本人である可能性があると判定された人物に関する捜査を行うといった利用方法もある。
また、照合装置10を、建物や建物内の出入口付近に設置されセキュリティチェックを行う入退室管理装置や、金融機関の入出金装置に併設し、本人であるか否かを判定する用途で使用することもできる(以下、「本人認証用途」と記載する)。以下では、照合装置10が「顔検索用途」で利用される場合について説明する。
図3に示すように、照合装置10は、入力部11と、結果出力部12と、記憶部13と、制御部14とを備えている。また、記憶部13は、登録情報13aと、照合スコア13bと、抽出スコア13cと、補正パラメータ13dと、補正スコア13eと、閾値情報13fとを記憶し、制御部14は、照合スコア算出部14aと、抽出処理部14bと、補正パラメータ算出部14cと、補正処理部14dと、照合判定部14eとをさらに備えている。
入力部11は、照合対象となる入力顔画像データを入力する入力装置であり、たとえば、人物の顔画像データを撮像するカメラおよび照明等で構成されている。
結果出力部12は、照合判定部14eで判定した照合結果を出力する出力装置であり、たとえば、液晶ディスプレイやスピーカー等で構成されている。なお、ここでは、照合結果を結果出力部12へ出力することとした。しかし、「本人認証用途」に適用する場合には、照合判定部14eで判定した照合結果を、照合装置10内の図示しない処理部へ渡すこととしてもよい。
具体的には、照合装置10が入退室管理装置である場合は、出入口の解錠または施錠を行う処理部へ渡すこととしてもよいし、入出金装置に併設される照合装置10では、照合結果によって出金処理を行う処理部へ指示することとしてもよい。
記憶部13は、不揮発性メモリやハードディスクドライブといった記憶デバイスであり、登録情報13a、照合スコア13b、抽出スコア13c、補正パラメータ13d、補正スコア13eおよび閾値情報13fを記憶する。
登録情報13aは、複数の人物の顔画像データおよび人物の属性を含んだ情報である。たとえば、顔画像データに関連付けて、かかる顔画像データの人物の氏名、性別および年齢等の個人に関する情報が含まれる。
なお、ここでは、登録情報13aは顔画像データに関連付けて人物の情報を含むこととしたが、複数の顔画像データだけを含んだ情報であってもよい。また、登録情報13aは同一人物の顔画像データが複数含まれていてもよいし、共通した強い特徴をもつ顔画像データ(たとえば、メガネをかけた人物の顔画像データ)が複数含まれていてもよい。
照合スコア13bは、入力部11から入力された入力顔画像データと登録情報13aに含まれるすべての登録顔画像データとを比較した結果を含んだ情報である。たとえば、入力顔画像データとすべての登録顔画像データに対して比較を行い、それぞれの登録顔画像データに対する類似度をあらわすスコアが、この照合スコア13bには含まれる。
抽出スコア13cは、抽出処理部14bによって抽出された所定人数分の照合スコア13bである。また、補正パラメータ13dは、補正パラメータ算出部14cによって抽出スコア13cから求められたスコアである。なお、補正パラメータ算出の詳細な処理については後述することとする。
補正スコア13eは、照合スコア13bが補正処理部14dによって補正パラメータ13dに基づいて補正されたスコアである。なお、補正処理の詳細な処理については後述することとする。閾値情報13fは、照合判定部14eによって同一人物か否かを判定する際に使用される閾値を含む情報である。
制御部14は、入力部11から入力顔画像データを受け取るとともに、登録情報13aに記憶される登録顔画像データと比較することによって同一人物か否かを判定する処理を行う処理部である。
照合スコア算出部14aは、入力顔画像データと登録情報13aに含まれるすべての登録顔画像データとの特徴点等をそれぞれ比較し、比較した結果に基づいて類似度をあらわすスコアを算出する処理を行う処理部である。また、照合スコア算出部14aは、算出したスコアを照合スコア13bに登録する処理を併せて行う。
抽出処理部14bは、照合スコア13bから所定人数分の照合スコア13bをランダムに抽出し、抽出した情報を抽出スコア13cに登録する処理を行う処理部である。ここで、抽出処理の詳細について図4を用いて説明しておく。
図4は、本実施例に係る照合装置10が実行する抽出処理を説明するための図である。図4の(A)に示したように、たとえばN個の登録顔画像データについてそれぞれ算出されたN個の照合スコア13bを実スコア分布として表すこととする。
ここで、実スコア分布図の横軸は照合スコア算出部14aによって算出された照合スコア13bを表し、縦軸は照合スコア13b別に該当する登録顔画像データの個数を累計した値を表すこととする。
なお、N個の照合スコア13bの高い方から順位を付与した場合、n位の照合スコア13bをSnと記載することとする。たとえば、同図に示すように、最も高い照合スコア13bはS1、次に高い照合スコア13bはS2と記載する。
ここで、抽出処理部14bは、N個の照合スコア13bからランダムにNx個を抽出し、抽出されたNx個の照合スコア13bすなわち抽出スコア13cの平均μxおよび標準偏差σxを求める。ここで、抽出処理部14bによって抽出された抽出スコア13cは、図4の(B)に示したような実スコア分布図で表される。なお、図4の(B)には、参考のため、図4の(A)に示した実スコア分布を破線で示している。このように、抽出処理部14bは、N個の照合スコア13bからNx個を抽出し、抽出された抽出スコア13cの平均μxおよび標準偏差σxを求める処理を行う。
図3の説明に戻り、補正パラメータ算出部14cについて説明する。補正パラメータ算出部14cは、抽出スコア13cの平均μxおよび標準偏差σxに基づいて補正パラメータを算出し、最も高いスコアおよび次に高いスコアを論理的に算出する処理を行う処理部である。また、補正パラメータ算出部14cは、算出したスコアを補正パラメータ13dに登録する処理を併せて行う。ここで、補正パラメータ算出の詳細について図5を用いて説明しておく。
図5は、本実施例に係る照合装置10が実行する補正パラメータの算出処理を説明するための図である。補正パラメータ算出部14cは、図5の(A)に示すように、平均が0で標準偏差が1である標準正規分布に従うNx個の論理データを用意する。そして、補正パラメータ算出部14cでは、Nx個分の標準正規分布で表されるグラフのスコアのうち、最も高いスコアx1と次に高いスコアx2を一般的な分布関数に基づいて求める。
つづいて、補正パラメータ算出部14cは、図5の(A)に示した標準正規分布に、抽出処理部14bによって算出された抽出スコア13cの平均μxおよび標準偏差σxをあてはめて補正パラメータの算出を行う。
具体的には、Nx個分の標準正規分布で表されるグラフのスコアについて、σxを乗じるとともに、X軸の正方向にμxだけ平行移動させる。このようにして、x1およびx2についてそれぞれ補正パラメータの算出を行い、論理的なスコアx1’およびx2’を算出すると、式(1)および式(2)のようになる。
Figure 2011086202
Figure 2011086202
このように、正規分布に抽出スコア13cをあてはめることによって論理的に求められたNx個抽出時の補正パラメータ13dは、図5の(B)のように表されることとなる。なお、図4の(B)に示したような実スコア分布が、正規分布とは大きく異なる場合は、かかる抽出スコア13cを補正パラメータ算出の対象外とすることとしてもよい。
たとえば、図4の(B)に示したような抽出スコア13cの実スコア分布が台形型に分布しているような場合は、誤った照合結果が得られることが予想される。このような場合には、抽出処理部14bは抽出スコア13cを再度抽出し、補正パラメータ算出を行うこととしてもよい。
また、照合スコア算出部14aによってN個の登録顔画像データからN個の照合スコア13bを算出し、抽出処理部14bは、算出された照合スコア13bに基づいて抽出スコア13cを抽出することとした。しかし、登録顔画像データとは別に、補正パラメータ算出用に用意された顔画像データに基づいて補正用照合スコアを算出し、算出された補正用照合スコアから抽出スコア13cを抽出することとしてもよい。
なお、補正パラメータ算出部14cは、抽出スコア13cに基づいて補正パラメータ13dを算出することとしたが、すべての照合スコア13bに基づいて補正パラメータ13dを算出することとしてもよい。
図3の説明に戻り、補正処理部14dについて説明する。補正処理部14dは、照合スコア13b(Sn)を補正パラメータ13d(x1’およびx2’)に基づいて補正し、補正したスコアを補正スコア13eに登録する処理を行う処理部である。
具体的には、式(3)に示すように、照合スコア13b(Sn)、論理的なスコアx1’およびx2’に基づいて補正スコア13e(Sn’)を算出する。
Figure 2011086202
つづいて、式(3)に示す補正スコア13e(Sn’)に、式(1)および式(2)で示したx1’およびx2’を代入すると、式(4−1)のようになる。また、x1およびx2は分布関数に基づいて既に求められているので、定数αおよび定数Cで置き換えると、補正スコア13e(Sn’)は、式(4−2)のようになる。
Figure 2011086202
このようにして、補正処理部14dは照合スコア13b(Sn)を補正し、補正スコア13e(Sn’)を算出する。
つづいて、照合判定部14eは、補正スコア13e(Sn’)と予め記憶されている閾値情報13fとを比較し、入力顔画像データと登録顔画像データとが同一人物であるか否かを判定する処理を行う。
具体的には、照合判定部14eは、補正スコア13e(Sn’)が閾値情報13f以上であった場合には、照合スコア13bがSnである登録情報13aを入力顔画像データの本人であると判定する。また、照合判定部14eは、判定結果を結果出力部12へ渡す処理を併せて行う。
次に、閾値情報13fを決定する手法について図6を用いて説明する。図6は、本実施例に係る照合装置10が実行する閾値決定手法の概要を説明するための図である。同図に示したように、FRR(False Rejection Rate)およびFAR(False Acceptance Rate)をグラフ化した図を用いて閾値を決定する手法について説明することとする。
ここで、FRR(False Rejection Rate)とは、本人拒否率のことであり、登録データに登録してある本人を誤って棄却してしまう割合のことである。また、FAR(False Acceptance Rate)とは、他人受入率のことであり、登録データに登録されている他人を誤って本人と判定する割合のことである。
閾値を変化させて、照合装置10によって照合判定処理を行った場合に、FRRおよびFARの割合も変化する。そこで、閾値を少しずつ変化させて、FRRやFARが最適になるように閾値を決定することとする。
ここで、照合装置10の用途やセキュリティレベルによって最適なFRRおよびFARの値は異なる。たとえば、「顔検索用途」に適用する場合には、判定基準を下げて使用されるため、FRRが低くなるように、たとえば、1と閾値を設定することとする。
また、「本人認証用途」に適用する等、高いセキュリティが必要とされる場合には、FARが低くなるように閾値を決定する必要があるため、たとえば、閾値を10と設定することによって、FARを低くすることができる。
ここで、抽出処理部14bが照合スコア13bから抽出スコア13cを抽出する個数の違いによるFRRおよびFARの割合の変化について同図(図6)を用いて説明する。ここでは、照合装置10に、登録顔画像データが所定枚登録されており、所定人数の人物を対象に照合判定を行った評価結果に基づいて説明する。
図6に示すように、抽出処理部14bが所定枚の照合スコア13bから、Y枚の抽出スコア13cを抽出した場合の、FRRおよびFARを実線で記載した。また、抽出処理部14bが所定枚の照合スコア13bから、Y枚より少ないX枚の抽出スコア13cを抽出した場合の、FRRおよびFARを破線で記載した。なお、FRRおよびFARの交点をEER(Equal Error Rate)とする。
ここで、EER(Equal Error Rate)とは、等価エラー率のことであり、照合精度の性能を評価する基準となる割合のことである。EERの値が低いほど照合精度が高いと評価されることとなる。
図6に示すように、本実施例に係る照合手法を適用して照合判定を行った評価結果では、抽出スコア13cをX枚抽出した場合と、Y枚抽出した場合とでは、両方ともEERは2.4%程度となった。
ここで、従来の照合手法を適用して照合判定を行った場合のEERは5.4%程度である。このため、本実施例に係る照合手法を適用した場合のEERは、従来と比較して半分以下となり、非常に照合精度が高いと評価することができる。
また、図示しないが、抽出スコア13cから抽出する枚数を変化させて、数通りの照合判定を行った場合であっても、EERは2.4%程度となり、いずれの場合について、EERの差は殆ど見られなかった。
したがって、本実施例に係る照合装置10は、抽出処理部14bが一定数以上の抽出スコア13cを抽出するなら、抽出する抽出スコア13cの個数に依存しないで照合判定を行うことができるとともに、精度良く照合判定を行うことができる。
次に、本実施例に係る照合装置10が実行する照合処理手順について図7を用いて説明する。図7は、本実施例に係る照合装置10が実行する照合処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、入力部11では照合対象となる人物の顔を撮像することによって、入力顔画像データを入力する(ステップS101)。
つづいて、照合スコア算出部14aでは、入力顔画像データと登録情報13aとを比較することによって照合スコア13bを算出し(ステップS102)、照合スコア13bとして登録する。そして、抽出処理部14bでは、算出された照合スコア13bから所定人数分の照合スコア13bを抽出して(ステップS103)、抽出スコア13cとして登録する。
その後、補正パラメータ算出部14cでは、正規分布に、抽出処理部14bによって抽出された抽出スコア13cの平均μxおよび標準偏差σxをあてはめて補正パラメータ13dの取得を行い(ステップS104)、補正パラメータ13dとして登録する。
つづいて、補正処理部14dでは、照合スコア13bを、ステップS104で取得された補正パラメータ13dに基づいて補正スコア13eを算出し(ステップS105)、照合判定部14eでは、補正スコア13eが予め記憶されている閾値情報13f以上であるか否かを判定する(ステップS106)。
ここで、照合判定部14eでは、補正スコア13eが予め記憶されている閾値情報13f以上であった場合(ステップS106,Yes)、入力顔画像データの人物と補正スコア13eに対応する登録顔画像データの人物とが同一人物であると判定する(ステップS107)。
一方、照合判定部14eでは、補正スコア13eが閾値情報13fより小さかった場合(ステップS106,No)、入力顔画像データの人物と補正スコア13eに対応する登録顔画像データの人物とが同一人物でないと判定する(ステップS108)。そして、結果出力部12では、照合判定部14eで判定された照合結果を出力し(ステップS109)、処理を終了する。
上述してきたように、本実施例では、照合スコア算出部が、入力データを受け付けた場合に、受け付けた入力データと登録情報とを比較し、比較した結果に基づいて類似度をあらわす照合スコアを算出し、補正パラメータ算出部が、正規分布に抽出スコアをあてはめることによって論理的に補正パラメータを算出し、補正処理部が、照合スコアを補正パラメータに基づいて補正し、照合判定部が、補正処理部によって補正された補正スコアと閾値情報とに基づいて照合判定を行うこととしたので、入力データの品質が劣る場合であっても、また、類似度の高い登録データが複数登録されている場合であっても、照合結果の精度を向上することができる。
また、上述してきたように、本実施例では、補正処理部14dは補正パラメータ13dに基づいて、補正スコア13e(Sn’)を算出することとしたので、従来の照合手法のように、登録データのうち2番目に高い照合スコアである登録データに依存することなく補正スコア13e(Sn’)を算出することができる。また、任意の順位の照合スコア13b、たとえばn位であればSnに対する補正スコア13e(Sn’)を求めることができる。
なお、上述した実施例では、照合装置10が、照合対象の人物の顔を撮像して、顔画像データを比較し、照合するよう説明したが、本発明はこれに限られるものではない。顔、指紋および虹彩等の生体データに基づいて人物を照合するだけでなく、動物や物等を照合する装置に本発明を適用することとしてもよい。たとえば、道路上を通過する車を撮像して入力データとして、入力データと車種別に予め登録された登録データとを比較し、照合することとするようにしてもよい。
以上のように、本発明に係る照合装置、照合方法および照合プログラムは、精度良く照合判定を行いたい場合に有用であり、特に、入力データの品質が劣る場合であっても、また、類似度の高い登録データが複数登録されている場合であっても、照合結果の精度を向上したい場合に適している。
10 照合装置
11 入力部
12 結果出力部
13 記憶部
13a 登録情報
13b 照合スコア
13c 抽出スコア
13d 補正パラメータ
13e 補正スコア
13f 閾値情報
14 制御部
14a 照合スコア算出部
14b 抽出処理部
14c 補正パラメータ算出部
14d 補正処理部
14e 照合判定部

Claims (8)

  1. 入力された情報を示す入力情報と、予め登録されている情報を示す登録情報とを照合する照合装置であって、
    前記入力情報と前記登録情報とをそれぞれ照合した結果を照合スコアとして算出する照合スコア算出手段と、
    前記照合スコアの分布を正規分布に従うように置換することで、前記照合スコアから論理データの集合である補正パラメータを算出する補正パラメータ算出手段と、
    前記補正パラメータに基づいて前記照合スコアを補正することで前記照合スコアから補正スコアを算出する補正スコア算出手段と、
    前記補正スコアに基づいて前記入力情報と前記登録情報とが同一であるか否かを判定する判定手段と
    を備えたことを特徴とする照合装置。
  2. 前記補正パラメータ算出手段は、
    前記照合スコアの平均値および標準偏差に基づいて補正パラメータを算出することを特徴とする請求項1に記載の照合装置。
  3. 前記照合スコア算出手段によって算出された複数の前記照合スコアのうち、所定数の前記照合スコアを抽出スコアとして抽出する抽出手段
    をさらに備え、
    前記補正パラメータ算出手段は、
    前記抽出手段によって抽出された前記抽出スコアの平均値および標準偏差に基づいて補正パラメータを算出することを特徴とする請求項1に記載の照合装置。
  4. 前記補正パラメータを算出するための補正用登録情報と前記入力情報とをそれぞれ照合した結果を補正用照合スコアとして算出し、算出された複数の前記補正用照合スコアのうち、所定数の前記補正用照合スコアを抽出スコアとして抽出する抽出手段
    をさらに備え、
    前記補正パラメータ算出手段は、
    前記抽出手段によって抽出された前記抽出スコアの平均値および標準偏差に基づいて補正パラメータを算出することを特徴とする請求項1に記載の照合装置。
  5. 前記補正スコア算出手段は、
    前記補正パラメータのうち、最も高いスコアである第一のスコアと次に高いスコアである第二のスコアとに基づいて前記照合スコアを補正することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の照合装置。
  6. 前記判定手段は、
    前記補正スコアが所定の閾値以上であった場合に、前記入力情報と前記登録情報とが同一であると判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の照合装置。
  7. 入力された情報を示す入力情報と、予め登録されている情報を示す登録情報とを照合する照合装置に適用される照合方法であって、
    前記入力情報と前記登録情報とをそれぞれ照合した結果を照合スコアとして照合装置が算出する照合スコア算出工程と、
    前記照合スコアの分布を正規分布に従うように置換することで、前記照合スコアから論理データの集合である補正パラメータを照合装置が算出する補正パラメータ算出工程と、
    前記補正パラメータに基づいて前記照合スコアを補正することで前記照合スコアから補正スコアを照合装置が算出する補正スコア算出工程と、
    前記補正スコアに基づいて前記入力情報と前記登録情報とが同一であるか否かを照合装置が判定する判定工程と
    を含んだことを特徴とする照合方法。
  8. 入力された情報を示す入力情報と、予め登録されている情報を示す登録情報とを照合する照合装置に搭載される照合プログラムであって、
    前記入力情報と前記登録情報とをそれぞれ照合した結果を照合スコアとして算出する照合スコア算出手順と、
    前記照合スコアの分布を正規分布に従うように置換することで、前記照合スコアから論理データの集合である補正パラメータを算出する補正パラメータ算出手順と、
    前記補正パラメータに基づいて前記照合スコアを補正することで前記照合スコアから補正スコアを算出する補正スコア算出手順と、
    前記補正スコアに基づいて前記入力情報と前記登録情報とが同一であるか否かを判定する判定手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする照合プログラム。
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