JP2011082745A - マイクロコンピュータ - Google Patents

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Abstract

【課題】リモコン信号を受信する受光素子の消費電力を削減すると共に、受光素子を制御するマイクロコンピュータの消費電力を削減する。
【解決手段】マイクロコンピュータ10は、駆動回路11、サンプリング/検出回路12、タイマー13、システムクロック発生回路14、CPU15、ROM16、RAM17を含んで構成される。CPU15は、駆動回路11により、Pチャネル型MOSトランジスタ22をオフさせることにより、受光素子21への電源供給を停止すると共に、マイクロコンピュータ10を所定時間だけスタンバイ状態に設定する。そして、マイクロコンピュータ10のスタンバイ状態が解除された時に、駆動回路11によりPチャネル型MOSトランジスタ22をオンさせることにより受光素子21への電源供給を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモコン送信機からのリモコン信号を受信する受光素子を制御するマイクロコンピュータに関する。
テレビ、ホームステレオ、エアコン等のリモコン操作が可能な電子機器においては、電子機器内に、リモコン信号の受信回路が設けられている。リモコン信号の受信を行う場合、一般に、受光素子によりリモコン信号を受信し、受信されたリモコン信号の波形を整形し、整形されたリモコン信号をデコードすることにより、リモコン信号の判別を行っていた。
特開2003−87195号公報
従来のリモコン信号の受信回路は、一定の周期で受光素子からのリモコン信号のサンプリングを行うが、特に、受光素子は常時動作しており、受光素子の消費電力が大きいことが問題となっていた。
そこで、本発明は、受光素子の消費電力を削減すること、また、受光素子を制御するマイクロコンピュータの消費電力を削減することを目的としている。
本発明は、プログラムが格納されたROMと、前記ROMに格納されたプログラムを実行するCPUと、リモコン信号を受信する受光素子に電源を供給するスイッチング素子を駆動するための駆動回路と、を備えたマイクロコンピュータであって、前記CPUは、前記駆動回路により前記スイッチング素子をオフさせることにより前記受光素子への電源供給を停止すると共に、マイクロコンピュータを所定時間だけスタンバイ状態に設定し、マイクロコンピュータのスタンバイ状態が解除された時に、前記駆動回路により前記スイッチング素子をオンさせることにより前記受光素子への電源供給を開始することを特徴とする。
また、本発明は、プログラムが格納されたROMと、前記ROMに格納されたプログラムを実行するCPUと、リモコン信号を受信する受光素子に電源を供給するスイッチング素子を駆動するための駆動回路と、を備えたマイクロコンピュータであって、前記リモコン信号は、リモコン送信機から最初に送信されるガイドパルスと、このガイドパルスに続いて送信されるデータパルス列と、を含み、前記CPUは、マイクロコンピュータを低速動作状態に設定すると共に、前記駆動回路により前記スイッチング素子をオフさせることにより、前記受光素子への電源供給を停止し、所定時間が経過した時に、前記駆動回路により前記スイッチング素子をオンさせることにより、前記受光素子への電源供給を開始し、電源供給が行われている前記受光素子から入力されたリモコン信号の中に前記ガイドパルスが検出された場合に、マイクロコンピュータを低速動作状態から高速動作状態に切り換え、前記ROMに格納されたプログラムに従って前記データパルス列のデコード処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、受光素子の消費電力を削減すると共に、受光素子を制御するマイクロコンピュータの消費電力を削減することができる。
本発明の第1の実施形態によるマイクロコンピュータの構成を説明する図である。 本発明の第1の実施形態によるマイクロコンピュータの構成を説明する図である。 本発明の第1の実施形態によるマイクロコンピュータの動作例を説明するタイミング図である。 本発明の第1の実施形態によるマイクロコンピュータの動作例を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態によるマイクロコンピュータの構成を説明する図である。 本発明の第2の実施形態によるマイクロコンピュータの動作例を説明するタイミング図である。 本発明の第2の実施形態によるマイクロコンピュータの動作例を説明するフローチャートである。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態によるマイクロコンピュータ10の構成を説明する図である。
マイクロコンピュータ10は、駆動回路11、サンプリング/検出回路12、タイマー13、システムクロック発生回路14、CPU15、ROM16、RAM17を含んで構成される。
マイクロコンピュータ10の外部には、受光素子21と、駆動回路11からの駆動信号に応じてスイッチングし、受光素子21への電源供給を制御するPチャネル型MOSトランジスタ22(「スイッチング素子」の一例)が設けられている。また、Pチャネル型MOSトランジスタ22の代わりに他のタイプのスイッチング素子、例えば、バイポーラトランジスタを設けてもよい。
受光素子21は、リモコン送信機から送信されるリモコン信号を受信し、受信されたリモコン信号の波形を整形する。この場合、リモコン送信機から送信されるリモコン信号は、所定のキャリア周波数から構成されるバースト信号を含む。受光素子21は当該バースト信号を受信し、その信号波形を整形する。(フィルタリングを含む処理)
そして、受光素子21は、整形されたリモコン信号を出力信号として出力端子OUTから出力する。リモコン信号が赤外線信号である場合は、受光素子21は赤外線受光素子である。また、リモコン信号が電波である場合は、受光素子21は、電波受信素子である。
マイクロコンピュータ10の構成について説明すると、駆動回路11は、端子P1に駆動信号を出力する回路であり、駆動信号は端子P1を介して、Pチャネル型MOSトランジスタ22のゲートに印加される。Pチャネル型MOSトランジスタ22のソースには、マイクロコンピュータ10と共通の電源電位VDD(例えば、+5V)が印加され、そのドレインは受光素子21の電源端子に接続されている。
これにより、駆動信号がローレベル(Low)の時、Pチャネル型MOSトランジスタ22はオン状態であり、Pチャネル型MOSトランジスタ22を介して、受光素子21に電源電位VDDの供給が行われ、受光素子21は動作状態になる。
一方、駆動信号がハイレベル(High)の時、Pチャネル型MOSトランジスタ22はオフ状態であり、受光素子21への電源電位VDDの供給は停止され、受光素子21は動作を停止する。即ち、駆動信号がローレベルとハイレベルを繰り返す場合、受光素子21は、駆動信号に応じて間欠動作する。これにより、受光素子21の消費電力を削減することができる。
サンプリング/検出回路12は、受光素子21の出力端子OUTから出力される出力信号(整形されたリモコン信号)をサンプリング信号に応じてサンプリングし、サンプリングされた受光素子21の出力信号を検出する。
タイマー13は、端子P3から入力される低周波数(例えば、32KHz)のクロックに基づいて、時間をカウントする。この低周波のクロックは例えば水晶振動子を用いて作成することができる。
システムクロック発生回路14は、端子P4から入力される高周波数(たとえば、10MHz)のクロックに基づいて、システムクロックを作成する。システムクロックは、駆動回路11、サンプリング/検出回路12、CPU15、ROM16、RAM17等の主要回路を動作させるために、これらの回路へ供給される。この高周波数のクロックは、マイクロコンピュータ10の内部に発振回路を設けて発生させてもよい。
CPU15は、ROM16に格納されたプログラムに従って、駆動回路11、サンプリング/検出回路12、タイマー13、システムクロック発生回路14、ROM16、RAM17等のシステム全体の動作を制御する。特に、CPU15は、マイクロコンピュータ10の低消費電力化のために、マイクロコンピュータ10をスタンバイ状態に設定する。
この場合、スタンバイ状態とは、タイマー13以外の回路の動作が停止し、タイマー13だけが動作している状態である。すなわち、スタンバイ状態においては、システムクロック発生回路14の動作を停止させることにより、システムクロックの供給が停止される。
そして、システムクロックの供給が停止された回路においては、その回路を構成する論理ゲート(AND回路、NOR回路、インバータ回路等)の入出力の論理状態が「1」または「0」に固定される。これにより、スタンバイ状態において、システムクロックの供給が停止された回路では、リーク電流だけが流れることになり、消費電力が削減される。これらの回路はCMOSで構成されることが多い。このスタンバイ状態は、タイマー13によって設定された所定時間だけ継続される。
そして、タイマー13が所定時間をカウントした時、それを知らせるタイマー信号に応じて、システムクロック発生回路14は動作を開始する。これにより、システムクロックの供給が再開され、マイクロコンピュータ10のスタンバイ状態は解除されるように構成されている。
なお、Pチャネル型MOSトランジスタ22は、図2に示すように、マイクロコンピュータ10の内部に設けられてもよい。この場合、駆動回路11の駆動信号は、Pチャネル型MOSトランジスタ22に直接印加され、Pチャネル型MOSトランジスタ22のドレインは、端子P1を介して、受光素子21の電源端子に接続される。
次に、本実施形態のマイクロコンピュータ10の動作例を図3及び図4に基づいて説明する。この場合、CPU15は、ROM16に格納されたプログラムに従って、マイクロコンピュータ10の動作を制御する。また、リモコン送信機から最初に送信されるリモコン信号は、ガイドパルス(スタートパルスの一種)と、このガイドパルスに続いて送信される所定ビット数(例えば、8ビット)のデータパルス列と、を含むものとする。ガイドパルスはデータパルス列が到来することを知らせるための一種のスタート信号であり、一方、データパルス列は、電子機器の操作コマンドを含んでいる。
先ず、リモコン信号待ち状態において、受光素子21は、動作状態と停止状態を繰り返す、間欠動作を行う。これに同期して、マイクロコンピュータ10は、動作状態とスタンバイ状態を繰り返す。これにより、受光素子21とマイクロコンピュータ10とを含むシステム全体の消費電力が削減される。間欠動作の周期は、例えば500μ秒である。
即ち、図4のステップS1において、駆動回路11の駆動信号により端子P1はハイレベルに設定される。すると、Pチャネル型MOSトランジスタ22がオフするので、受光素子21への電源電位VDDの供給は停止され、受光素子21は停止状態になる。次のステップS2において、マイクロコンピュータ10は、低消費電力化のために上述のスタンバイ状態に設定される。次のステップS3において、タイマー13は所定時間をカウントする。タイマー13が所定時間をカウントすると、スタンバイ状態は解除される。(ステップS4)
そして、次のステップS5において、駆動回路11の駆動信号により端子P1はローレベルに設定される。すると、Pチャネル型MOSトランジスタ22がオンするので、受光素子21への電源電位VDDの供給が開始される。これにより、受光素子21はリモコン信号を受信可能な状態になる。そして、受光素子21からのリモコン信号がマイクロコンピュータ10の端子P2に入力可能になる。(ステップS6)
次に、ステップS7において、サンプリング/検出回路12は、受光素子21の動作中に発生するサンプリング信号に応じて、受光素子21の出力端子OUTから出力される、リモコン信号中のガイドパルスの有無を検出する。この場合、ガイドパルスは、受光素子21から出力される、ハイレベルからローレベルに変化する負極性のパルスのことである。ただし、ガイドパルスは、論理を反転させれば、ローレベルからハイレベルに変化する正極性のパルスにもなり得る。この結果、ガイドパルスが検出されなければ、ステップS1に戻る。つまり、ガイドパルスが検出されない限り、ステップS1〜S6が繰り返される。
そして、ステップS7において、ガイドパルスが検出されると、次のステップS8に進む。ステップS8においては、受光素子21及びマイクロコンピュータ10は動作状態である。このステップS8においては、ガイドパルスに続いて送信されるデータパルス列が受光素子21から出力され、当該データパルス列はサンプリング/検出回路12により連続的に検出される。
そして、CPU15は、ROM16に格納されたプログラムに従って、データパルス列のデコード処理、即ち、リモコン信号の解読処理を行う。
次のステップS9において、CPU15は、リモコン処理、つまりデコード処理結果に基づいて、電子機器の操作処理(例えば、テレビの電源オン、チャネル切り替え、音量の切り替え)を実行する。ステップS9のリモコン処理が完了すると、再び、ステップS1に戻り、次のリモコン信号の待ち状態となる。
前記ステップS7において、ガイドパルスの有無の検出、つまり、ガイドパルスのローレベルの検出は、複数の回数(例えば、5〜6回)繰り返すことが誤動作を防止する上で好ましい。ガイドパルスは通常は1つのパルスであるため、1回の検出では、ノイズパルスをガイドパルスと間違って検出するおそれがあるからである。
この場合、図3に示すように、受光素子21とマイクロコンピュータ10の間欠動作は複数回繰り返される。図4のフローチャートを参照すると、ステップS7において最初にガイドパルスが検出されてから、複数回、ステップS1〜S7が繰り返されることになる。
その複数回の検出動作において、ガイドパルスが常に検出された場合に、CPU15は本当にガイドパルスが到来したと判断し、ステップS7からステップS8に進むようにする。
また、前記ステップS5において、受光素子21への電源電位VDDの供給が開始されてから、受光素子21がリモコン信号を受信可能になるまでには、受光素子21の特性により所定の時間が必要である。そのため、前記ステップS7において発生される発生されるサンプリング信号の発生時期が、受光素子21がリモコン信号を受信可能になる時期よりも早い場合には、サンプリング/検出回路12はリモコン信号中のガイドパルスを検出できないことになる。
そこで、ガイドパルスの検出を可能にするために、サンプリング信号の発生時期が、受光素子21がリモコン信号を受信可能になる時期よりも遅くなるように、サンプリング信号の発生時期はCPU15により、調整可能に構成されていることが好ましい。
また、前記ステップS8では、複数のデータパルスを連続的に検出するため、サンプリング信号の周波数を上記間欠動作時に比して高くすることが好ましい。
このように、本実施形態によれば、受光素子21の消費電力を削減すると共に、受光素子21を制御するマイクロコンピュータ10の消費電力を削減することができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図5は、本発明の実施形態によるマイクロコンピュータ10Aの構成を説明する図である。第1の実施形態では、リモコン信号待ち状態において、受光素子21及びマイクロコンピュータ10Aは間欠動作させている。
これに対して、本実施形態では、CPU15は、受光素子21のみを間欠動作させる。つまり、マイクロコンピュータ10Aはスタンバイ状態と動作状態を繰り返すのではなく、常に低速動作状態に設定される。そして、ガイドパルスの検出後は、マイクロコンピュータ10Aは高速動作状態に設定される。
受光素子21の消費電流は2〜3mAであることが多く、低速動作状態(例えば、システムクロックの周波数32KHz)のマイクロコンピュータ10Aの消費電流は50μA程度であり、受光素子21の消費電流に比して無視できるほど小さいからである。
ガイドパルス検出後は、データパルスの検出、リモコン処理を高速に行うために、マイクロコンピュータ10Aは高速動作状態(例えば、システムクロックの周波数10MKHz)に設定される。この時のマイクロコンピュータ10Aの消費電流は5mA程度である。
したがって、マイクロコンピュータ10Aをスタンバイ状態に設定しなくても、受光素子21とマイクロコンピュータ10Aを含めたシステム全体では、消費電力を十分に削減することができる。
このような動作を可能にするために、マイクロコンピュータ10Aは、第1の実施形態のマイクロコンピュータ10の構成に加えて、クロック切り換え回路18を持っている。このクロック切り換え回路18は、CPU15により制御され、リモコン信号待ち状態(低速動作状態)においては、端子P3から入力される低周波数(例えば32KHz)のクロックをシステムクロック発生回路14に供給する。
そして、クロック切り換え回路18は、ガイドパルスの検出後(高速動作状態)は、端子P4から入力される高周波数(例えば、10MHz)のクロックをシステムクロック発生回路14に供給する。タイマー13には、第1の実施形態と同様に、低周波数のクロックが入力される。
なお、本実施形態においても、Pチャネル型MOSトランジスタ22は、マイクロコンピュータ10の内部に設けられてもよい。
次に、本実施形態のマイクロコンピュータ10Aの動作例を図6及び図7に基づいて説明する。この場合、この場合、CPU15は、ROM16に格納されたプログラムに従って、マイクロコンピュータ10の動作を制御する。また、リモコン送信機から最初に送信されるリモコン信号は、ガイドパルス(スタートパルスの一種)と、このガイドパルスに続いて送信される所定ビット数(例えば、8ビット)のデータパルス列と、を含むものとする。
先ず、リモコン信号待ち状態において、マイクロコンピュータ10Aは、低速動作状態に設定される。(ステップS1)
次のステップS2において、駆動回路11の駆動信号により端子P1はハイレベルに設定される。すると、Pチャネル型MOSトランジスタ22がオフするので、受光素子21への電源電位VDDの供給は停止され、受光素子21は停止状態になる。
次のステップS3において、タイマー13は所定時間をカウントする。タイマー13が所定時間をカウントすると、駆動回路11の駆動信号により端子P1はローレベルに設定される。すると、Pチャネル型MOSトランジスタ22がオンするので、受光素子21への電源電位VDDの供給が開始され、受光素子21は動作状態になる。これにより、受光素子21からのリモコン信号が端子P2に入力可能な状態になる。(ステップS5)
次に、ステップS6において、サンプリング/検出回路12は、受光素子21の動作中に発生するサンプリング信号に応じて、受光素子21の出力端子OUTから出力されるガイドパルスの有無を検出する。この結果、ガイドパルスが検出されなければ、ステップS1に戻る。つまり、ガイドパルスが検出されない限り、ステップS1〜S6が繰り返される。
そして、ステップS6において、ガイドパルスが検出されると、次のステップS7に進む。ステップS7において、マイクロコンピュータ10Aは、高速動作状態に切り換えられる。
次のステップS8においては、ガイドパルスに続いて送信される複数のデータパルスが受光素子21から出力され、これらのデータパルスはサンプリング/検出回路12により連続的に検出される。そして、CPU15は、ROM16に格納されたプログラムに従って、データパルス列のデコード処理、即ち、リモコン信号の解読処理を行う。
次のステップS9において、CPU15は、リモコン処理、つまりデコード処理結果に基づいて、電子機器の操作処理(例えば、テレビの電源オン、チャネル切り替え、音量の切り替え)を実行する。ステップS9のリモコン処理が完了すると、再び、ステップS1に戻り、次のリモコン信号の待ち状態となる。
前記ステップS6においては、第1の実施形態と同様に、ガイドパルスの有無の検出は複数回繰り返すことが誤動作を防止する上で好ましい。即ち、ガイドパルスは通常は1つのパルスであるため、1回の検出ではノイズパルスをガイドパルスと間違って検出するおそれがあるからである。
この場合、図6に示すように、受光素子21とマイクロコンピュータ10の間欠動作は複数回繰り返される。図7のフローチャートを参照すると、ステップS7において最初にガイドパルスが検出(つまり、ローレベルの検出)されてから、複数回、ステップS1〜S6が複数回繰り返される。その複数回の検出動作において、ガイドパルスが常に検出された場合に、ステップS6からステップS7に進むようにする。
また、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、前記ステップS6においてガイドパルスの検出を可能にするために、サンプリング信号の発生時期が、受光素子21がリモコン信号を受信可能になる時期よりも遅くなるように、サンプリング信号の発生時期はCPU15により、調整可能に構成されていることが好ましい。
10、10A マイクロコンピュータ 11 駆動回路
12 サンプリング/検出回路 13 タイマー
14 システムクロック発生回路 15 CPU
16 ROM 17 RAM
18 クロック切り換え回路 21 受光素子
22 Pチャネル型MOSトランジスタ

Claims (6)

  1. プログラムが格納されたROMと、
    前記ROMに格納されたプログラムを実行するCPUと、
    リモコン信号を受信する受光素子に電源を供給するスイッチング素子を駆動するための駆動回路と、を備えたマイクロコンピュータであって、
    前記CPUは、前記駆動回路により前記スイッチング素子をオフさせることにより前記受光素子への電源供給を停止すると共に、マイクロコンピュータを所定時間だけスタンバイ状態に設定し、
    マイクロコンピュータのスタンバイ状態が解除された時に、前記駆動回路により前記スイッチング素子をオンさせることにより前記受光素子への電源供給を開始することを特徴とするマイクロコンピュータ。
  2. 前記リモコン信号は、リモコン送信機から最初に送信されるガイドパルスと、このガイドパルスに続いて送信されるデータパルス列と、を含み、
    前記CPUは、前記受光素子への電源供給が開始された後に、前記受光素子から入力されたリモコン信号の中に前記ガイドパルスが検出された場合に、前記ROMに格納されたプログラムに従って、前記データパルス列のデコード処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュータ。
  3. 前記CPUは、前記受光素子への電源供給が開始された後に、前記受光素子から入力された前記リモコン信号の中に前記ガイドパルスが検出されない場合には、再び、前記駆動回路により前記スイッチング素子をオフさせることにより、前記受光素子への電源供給を停止すると共に、マイクロコンピュータをスタンバイ状態に設定することを特徴とする請求項2に記載のマイクロコンピュータ。
  4. 前記スイッチング素子がマイクロコンピュータの内部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のマイクロコンピュータ。
  5. プログラムが格納されたROMと、
    前記ROMに格納されたプログラムを実行するCPUと、
    リモコン信号を受信する受光素子に電源を供給するスイッチング素子を駆動するための駆動回路と、を備えたマイクロコンピュータであって、
    前記リモコン信号は、リモコン送信機から最初に送信されるガイドパルスと、このガイドパルスに続いて送信されるデータパルス列と、を含み、
    前記CPUは、マイクロコンピュータを低速動作状態に設定すると共に、前記駆動回路により前記スイッチング素子をオフさせることにより、前記受光素子への電源供給を停止し、
    所定時間が経過した時に、前記駆動回路により前記スイッチング素子をオンさせることにより、前記受光素子への電源供給を開始し、
    電源供給が行われている前記受光素子から入力された前記リモコン信号の中に前記ガイドパルスが検出された場合に、マイクロコンピュータを低速動作状態から高速動作状態に切り換え、前記ROMに格納されたプログラムに従って前記データパルス列のデコード処理を行うことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  6. 前記CPUは、前記受光素子から入力されたリモコン信号の中に前記ガイドパルスが検出されない場合には、再び、前記駆動回路により前記スイッチング素子をオフさせることにより、前記受光素子への電源供給を停止することを特徴とする請求項5に記載のマイクロコンピュータ。
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