JP2011079016A - レーザ加工装置およびレーザ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 倣い制御を用いた加工ヘッドの下降移動を減らして移動時間の短縮を図り、また厚みの異なるワークに対しても同加工プログラムで加工ができるレーザ加工装置を提供する。
【解決手段】 前工程であるピアッシング加工時に、加工ノズルのピアッシング加工開始位置における倣い高さのZ軸座標値を記憶し、後工程である切断加工時に、加工ヘッドを切断加工開始位置に移動させる際に、記憶しておいたピアッシング加工開始位置までは早送り速度で加工ヘッドを移動させる。
【選択図】 図6

Description

この発明は、レーザ光を用いワークとレーザ光を照射する加工ヘッドとの相対位置を変化させ切断加工を行うレーザ加工装置に関する。
レーザ光による切断加工においては、ピアッシング加工を切断加工よりも先に一括して行う方法が実施される場合がある(例えば、特許文献1参照)。このレーザ加工方法の特徴は、例えば、ピアッシング加工時にアシストガスとして酸化性ガスを使用し、切断加工時には非酸化性ガスを使用することによって、厚いワークでも短時間での切断が可能となり、また切断面の酸化の影響が非常に少なくなるため、切断面に光沢のある高品質な切断状態が得られるというものである。
通常、上記加工方法は、Z軸退避移動指令、X、Y軸移動指令、倣い制御実行指令などのレーザ加工装置に既存の指令を用いて加工プログラムを作成することで実現されている。ここで、Z軸は鉛直方向、X、Y軸は水平方向の各直行する軸を示している。この場合、ピアッシング加工時および切断加工時いずれの場合も、次の加工開始位置へアプローチするために、Z軸退避移動を行った後、加工位置までX、Y軸を移動し、その後、倣い制御を実行することで加工開始位置へ移動する。
ピアッシング加工開始位置及び切断加工開始位置へアプローチする類似の技術としては、次の方法もある。切断加工条件にピアッシング加工開始位置と切断加工開始位置との間の距離を示す距離データを含ませるとともに、ピアッシング加工開始位置または切断加工開始位置のどちらか一方の開始位置に至るまでの移動経路を教示することによって、各開始位置への移動を可能にするというものである(例えば、特許文献2参照)。
特開平2−63693号公報 特開平7−88656号公報
しかしながら、ピアッシング加工時および切断加工時いずれの場合も、倣い制御で次の加工開始位置へアプローチする場合、倣い制御を実行した際の移動速度は早送り速度に比べて非常に遅いため、Z軸の退避量(距離)が増すと加工開始位置までの移動時間に大きく影響してしまう。また、さらには、1枚のワークに対して多数の加工形状をレーザ加工する際には、上記の移動時間のロスが非常に大きくなってしまう。
一方、特許文献3に記載の教示を用いた方法では、厚みの異なる複数のワークを同じ加工プログラムを用いてレーザ加工することができないという問題がある。例えば、薄いワークに対してピアッシング加工開始位置までの加工経路を加工ヘッドに教示した場合、薄いワークに対しては、教示通り加工ヘッドを移動させ加工を行うことができる。しかし、厚いワークに対しては、ピアッシング加工開始位置へ加工ヘッドをアプローチさせる際に、薄いワークのピアッシング加工開始位置へ移動するため、そのまま加工を開始すると最良の加工ができない。さらには、教示した位置によっては、厚いワークに加工ノズルを衝突させてしまう恐れがある。そのため、薄いワークに対して教示した加工経路をそのまま厚いワークに対して使用することができず、再び厚いワークに対しても加工経路を教示しなければならない。
本発明の目的は、上記従来技術の有する問題を解消するため、倣い制御を用いた下降移動を極力減らして移動時間の短縮を図り、また厚みの異なるワークに対しても同加工プログラムで加工ができるレーザ加工装置を提供することである。
この発明に係るレーザ加工装置においては、前工程であるピアッシング加工時に、加工ノズルのピアッシング加工開始位置における倣い高さのZ軸座標値を記憶することで、後工程である切断加工時に、加工ヘッドを切断加工開始位置に移動させる際に、記憶しておいたピアッシング加工開始位置までは早送り速度で加工ヘッドを移動させるものである。
この発明は、ピアッシング加工時に加工開始位置の倣い高さを記憶し、切断加工時に記憶した値を使用して加工ヘッドを下降させることにより、退避高さからピアッシング加工開始位置までの加工ヘッドの下降を、倣い速度ではなく早送り速度で実施できる。このため、切断加工時において、加工ヘッドを退避高さから切断加工開始位置まで下降させる時間を短縮することができる。
この発明の実施の形態1を示すレーザ加工装置の構成図である。 この発明の実施の形態1を示すレーザ加工装置の構成を示すブロック図である。 ピアッシング加工時と切断加工時の加工ヘッドの倣い高さの関係を示した図である。 この発明の実施の形態1であるレーザ加工装置のピアッシング加工時の制御フローを示したフローチャートである。 この発明の実施の形態1であるレーザ加工装置のピアッシング加工時の加工ヘッドの移動を示した図である。 この発明の実施の形態1であるレーザ加工装置の切断加工時の制御フローを示したフローチャートである。 この発明の実施の形態1であるレーザ加工装置の切断加工時の加工ヘッドの移動を示した図である。 この発明の実施の形態2であるレーザ加工装置の切断加工時の制御フローを示したフローチャートである。 この発明の実施の形態2であるレーザ加工装置の切断加工時の加工ヘッドの移動を示した図である。 この発明の実施の形態3であるレーザ加工装置の切断加工時の加工ヘッドの移動を示した図である。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1におけるレーザ加工装置の全体構成を示す図である。図1において、レーザ加工装置は、レーザビームをワーク101へ照射する加工ヘッド6、ハイトセンサ11の機能を有し加工ヘッド6の先端に取り付けられている加工ノズル5、加工ヘッド6をZ軸方向に移動するZ軸駆動部7、Z軸駆動部7をY軸方向に移動するY軸駆動部8、そしてワーク101を支える加工テーブル13をX軸方向に移動するX軸駆動部9、から成る加工機本体1と、レーザビームを出射するレーザ発振器2と、加工機本体1およびレーザ発振器2を制御するとともに記憶部12を備えたNC制御部3と、オペレータからの入力を受け付ける操作部4と、を備えている。
なお、図1においては、加工ヘッド6がY軸方向に移動し、加工テーブルがX軸に移動するレーザ加工装置を例に説明したが、加工ヘッドはZ軸のみ移動し、加工テーブルがXY方向に移動する光走査型のレーザ加工装置でもよく、加工ヘッドと加工テーブルが相対的にXYZ方向に移動すればよい。
次に、図2に示した、本実施の形態におけるレーザ加工装置の機能ブロック図を用いて、本実施の形態のレーザ加工における動作について説明する。
図2に示したように、オペレータはタッチパネルやキーボードなどの入力手段を備えた操作部4を通して、レーザ出力、加工速度、倣い制御実行時のワーク上面から加工ノズル5先端までの高さ(=倣い高さ)などレーザ加工に必要なパラメータである加工条件や、各軸の移動指令、レーザビームのON/OFF指令、倣い制御の実行指令などを含んだ加工プログラムを、NC制御部3に入力する。NC制御部3にこれらの加工条件や加工プログラムが入力されると、NC制御部3はそれらを記憶部12に記憶し、蓄積する。レーザ加工を行う際には、オペレータはこれらの蓄積された加工条件や加工プログラムの中からワーク101の材質や厚み、加工形状に適したものを選択し、レーザ加工を開始する。レーザ加工が開始されると、NC制御部3はその加工プログラムの内容を判断し、各軸駆動部(7、8、9等)やレーザ発振器2などへ対応する指令を出力する。例えば、X軸の移動指令が入力された場合には、NC制御部3はX軸駆動部9へ移動命令を出力する。このようにX軸方向にX軸駆動部9にて加工テーブル13を移動し、Y軸方向にY軸駆動部9にて加工ヘッド6を移動することによって、ワーク101上の所望の2次元位置へ加工ヘッド6を位置決めすることができる。
またレーザビームのON指令が入力された場合には、NC制御部3はレーザ発振器2へレーザビームの照射指令を出力する。ひとたびレーザ発振器2からレーザ光Aが出射されると、そのレーザ光Aは図示省略した光学機器等によって加工ヘッド6内まで導かれ、加工ヘッド6の先端に設けられた加工ノズル5からレーザビームとして照射する。このレーザビームがワーク101に照射されることによりレーザ加工が行われる。
図2に示される倣い制御部10は、加工ノズル5の近傍に配設された非接触式の静電容量方式や渦電流方式などを利用したハイトセンサ11を用いて、加工ノズル5先端とワーク101との間の距離が所望の値になるように倣い制御するものである。ハイトセンサ11は、加工ノズル5先端とワーク101との間の距離を静電容量などの変位量として検出し、倣い制御部10に入力する。倣い制御部10は入力された変位量とNC制御部3に記憶され、選択されている加工条件の倣い高さパラメータの設定値との差を演算し、この差が小さくなるようにNC制御部3を通して速度指令値をZ軸駆動部7(Z軸サーボモータ等)に出力する。このフィードバック制御によって変位量と設定値が一致するように加工ノズル5先端の高さが倣い制御される。
図3に、ピアッシング加工時と切断加工時の倣い高さの関係を示す。図3において、(a)はピアッシング加工時における加工ノズル5先端の倣い高さを表しており、(b)は切断加工時における加工ノズル5先端の倣い高さを表している。
これらの倣い高さの関係は焦点距離に関係しており、焦点距離は、切断溝、切断面粗さ、ドロスの付着状態、切断速度などほぼすべての加工性能に影響する。一般的に、ピアッシング加工時と切断加工時における最適な焦点距離は異なり、多くの場合、ピアッシング加工時よりも切断加工時の方が数ミリ程度低く設定される。焦点距離をワーク上面に近づけた方が、切断幅が狭く周囲への熱影響も少なく精度の良い加工ができるので、切断加工に適している。一方、ピアッシング可能の場合、穴開け時間短縮のため加工穴径を広げてレーザ出力を一気に上げて加工するため、焦点距離を切断加工時より上方に設定する。これらの倣い高さは、加工条件としてそれぞれNC記憶部12に設定される。これら加工ノズル5の先端位置を、それぞれピアッシング加工開始位置、切断加工開始位置と呼ぶことにする。
次に、本実施の形態における制御フローについて、前工程であるピアッシング加工時と、後工程である切断加工時とに分けて説明する。
まず、前工程であるピアッシング加工時のフローを、図4、図5を用いて説明する。図4は、前工程の制御フローのフローチャートであり、図5は、複数の加工形状111から114をレーザ加工する加工プログラムを用い、図4のフローを実施した場合の加工ヘッド6の移動の様子を示した図である。
図5において、Sは加工ヘッド6のレーザ加工開始位置を表しており、P1からP4は各加工形状111〜114のピアッシング加工位置を表している。このとき、ピアッシング加工位置Pの添え字1〜4は加工の順番を表しており、P1から順にP4まで加工を行う。また、P1からP4の各ピアッシング加工位置におけるピアッシング加工開始位置を、それぞれP1’からP4’とする。また、図5において加工ヘッドの移動軌跡を矢印で示したが、破線は早送り速度での移動を示し、一点鎖線は倣い速度での移動を示している。また、以下の各ステップ番号S01からS06は、図4のステップ番号に対応している。
ステップS01:レーザ加工が開始されると、レーザ加工開始位置Sから最初のピアッシング加工開始位置であるP1’へ移動するため、NC制御部3はZ軸駆動部7に移動指令を出し、加工ヘッド6を早送り速度(以下、位置決め速度とも呼ぶ)でワーク101から離れる方向(+Z軸方向)へ、所定の退避量だけ移動させ、加工ヘッドを退避高さに移動させる。
なお、このときの加工ヘッドの移動は、図5における、S→Sxへの移動となり、早送り速度での移動となるので、破線矢印で示してある。
ステップS02:加工ヘッド6がZ軸退避高さまで到達すると、次にNC制御部3はX軸駆動部9およびY軸駆動部8に移動指令を出し、加工ヘッド6を早送り速度でX軸、Y軸方向に、退避高さのままピアッシング加工位置P1上の点P1xまで移動させる。
なお、このときの加工ヘッドの移動は、図5における、Sx→P1xへの移動となり、早送り速度での移動となるので、破線矢印で示してある。
ステップS03:加工ヘッド6がピアッシング加工位置P1上の点P1xまで到達すると、NC制御部3は加工ノズル5がワーク101に衝突しないように、ピアッシング加工開始位置P1’まで移動するため、倣い制御部10およびZ軸駆動部7に指令を出し、ワーク101に近づく方向(−Z軸方向)へ、倣い制御を行いながら倣い速度で加工ヘッド6を、NC記憶部12に設定されているピアッシング加工開始位置の倣い高さまで下降させる。
なお、このときの加工ヘッドの移動は、図5における、P1x→P1’への移動となり、倣い速度での移動となるので、一点鎖線矢印で示してある。
ステップS04:加工ヘッド6が、所定の倣い高さに到達すると、NC制御部3は加工ノズル5先端のZ軸座標値を記憶部12に記憶する。このZ軸座標値とは、NC制御部3から移動指令が可能な座標値で記述されているもので、主な例としてレーザ加工装置の機械原点を基準とした座標系で記述されたものなどである。
ステップS05:ピアッシング加工開始位置P1’となる倣い高さのZ軸座標値を記憶すると、次にNC制御部3はレーザ発振器2へレーザビームのON指令を出し、ピアッシング加工位置P1のピアッシング加工を開始する。
ステップS06:P1のピアッシング加工が完了すると、次のピアッシング加工位置P2のピアッシング加工開始位置であるP2’へ移動するため、P1’の時と同様、ステップS01からS05を行う。すなわち、P1上の退避高さP1xまで加工ヘッド6を上昇させ、ピアッシング加工位置P2上の点P2xまで加工ヘッド6を水平移動させ、P2xからP2’まで加工ヘッド6を倣い制御して下降させる。そして、P2’においても、倣い高さのZ軸座標値を記憶し、ピアッシング加工を実施する。
このようにピアッシング加工位置P1からP4までのすべての加工形状に対してこの処理を繰り返し、P1’、P2’、P3’、P4’の各倣い高さのZ軸座標値を記憶する。ピアッシング加工が全て終了した場合、前工程は完了となる。
次に、後工程となる切断加工時のフローを、図6、図7をもとに説明する。図6は、後工程の制御フローのフローチャートであり、図7は、複数の加工形状をレーザ加工する加工プログラムを用い、図6のフローを実施した場合の加工ヘッド6の移動の様子を示した図である。図7(a)は加工形状全体の図であり、図7(b)は切断加工位置P1近傍の拡大図である。
図7において、P1からP4の各切断加工位置における切断加工開始位置を、それぞれP1”からP4”とする。また、図7において加工ヘッドの移動軌跡を矢印で示したが、破線は早送り速度での移動を示し、一点鎖線は倣い速度での移動を示している。また、以下の各ステップ番号S11からS16は、図6のステップ番号に対応している。
ステップS11:ピアッシング加工が終了した位置P4’から、最初の切断加工位置P1(=ピアッシング加工位置P1)の切断加工開始位置P1”へ移動するため、NC制御部3はZ軸駆動部7に移動指令を出し、加工ヘッド6を早送り速度でワーク101から離れる方向(+Z軸方向)へ、所定の退避量だけ移動させ、加工ヘッドを退避高さに移動させる。
なお、このときの加工ヘッドの移動は、図7(a)における、P4’→P4xへの移動となり、早送り速度での移動となるので、破線矢印で示してある。
ステップS12:加工ヘッド6がZ軸退避高さまで到達すると、次にNC制御部3はX軸駆動部9およびY軸駆動部8に移動指令を出し、加工ヘッド6を早送り速度でX軸、Y軸方向に、退避高さのまま切断加工位置P1上の点P1xまで移動させる。
なお、このときの加工ヘッドの移動は、図7(a)における、P4x→P1xへの移動となり、早送り速度での移動となるので、破線矢印で示してある。
ステップS13:加工ヘッド6が切断加工位置P1上の点P1xまで到達すると、NC制御部3はZ軸駆動部7に指令を出し、ピアッシング加工時に記憶したZ軸座標値をもとにピアッシング加工開始位置P1’まで、加工ヘッド6を早送り速度で移動させる。ここで、前工程であるピアッシング加工において、何の障害もなくP1’の位置まで加工ヘッドが下降できることはすでに確認済みであるので、倣い制御せずに早送り速度で移動させることができるのである。
なお、このときの加工ヘッドの移動は、図7(a)および(b)における、P1x→P1’への移動となり、早送り速度での移動となるので、破線矢印で示してある。
ステップS14:加工ヘッド6がピアッシング加工開始位置P1’に到達すると、NC制御部3は加工ノズル5がワーク101に衝突しないように、切断加工開始位置P1”まで移動するため、倣い制御部10およびZ軸駆動部7に指令を出し、ワーク101に近づく方向(−Z軸方向)へ、倣い制御を行いながら倣い速度で加工ヘッド6を、NC記憶部12に設定されている切断加工開始位置の倣い高さまで降下させる。ここで、P1”はP1’よりも更にワークに近い位置となり、P1’とP1”間の障害の有無は確認できておらず、前工程であるピアッシング加工において、ワーク上面にドロスやスパッタが付着している可能性もあり、加工ヘッドがこれらの障害に衝突するのを避けるため、倣い制御にて移動させるのである。
なお、このときの加工ヘッドの移動は、図7(a)および(b)における、P1’→P1”への移動となり、倣い速度での移動となるので、一点鎖線矢印で示してある。
ステップS15:NC制御部3はレーザ発振器2へレーザビームのON指令を出し、さらにX軸駆動部9およびY軸駆動部8に移動指令を出し、切断加工位置P1から所定の形状111に切断加工を開始する。
ステップS16:P1の切断加工が完了すると、次の切断加工位置P2の切断加工開始位置であるP2”へ移動するため、P1”の時と同様、ステップS11からS15を行う。すなわち、P1上の退避高さP1xまで加工ヘッド6を上昇させ、ピアッシング加工位置P2上の点P2xまで加工ヘッド6を水平移動させ、P2xからP2’まで加工ヘッド6を下降させ、P2’からP2”まで加工ヘッドを倣い制御して下降させる。そして、切断加工を実施する。
このように切断加工位置P1からP4までのすべての加工形状に対してこの処理を繰り返す。切断加工が全て終了した場合、後工程は完了となる。
本願発明は、上述した構成を備え制御をおこなうことで、前工程であるピアッシング加工時に、倣い制御で加工ヘッドが移動したピアッシング加工開始位置の倣い高さZ軸座標値を記憶し、切断加工時に切断加工開始位置に加工ヘッドを移動させるときに、通常であれば倣い制御により移動させるところを、記憶しておいたピアッシング加工開始位置の倣い高さまで早送り速度で加工ヘッドを移動させ、更に切断加工開始位置まで加工ヘッドを降下させる時のみ倣い制御を行うものである。
これにより、切断加工時において、加工ヘッドを退避高さから切断加工開始位置まで下降させる時間を短縮することができる。特に、退避高さからピアッシング加工開始位置までの下降を、倣い速度から早送り速度に変更した分、短縮することができる。
例えば、一般的な値として、退避高さからピアッシング加工開始高さまでの距離(退避距離とも呼ぶ)は50mm(図6においてP1xとP1’との間の距離)程度である。また、倣い速度は、15m/min程度、早送り速度は、65m/min程度である。この場合、退避距離50mmを倣い速度で加工ヘッドを移動させた場合の時間と、早送り速度で移動させた時間の差は、早送り速度での移動の方が、倣い速度での移動よりも、約0.15sec早く移動できる。すなわち、切断加工開始時1回につき、言い換えればピアッシング1回につき0.15sec加工時間を短縮できると言うことである。ピアッシングは、製品1個につき最低一回は必要であり(製品中に穴等があれば、穴の個数分更に必要となる)、例えば1000個の製品を切断加工した場合には、最低でも150secの時間短縮が可能となり、加工効率の向上につながる。
さらに、ピアッシング加工毎にピアッシング加工開始位置の倣い高さを記憶するようにしたので、厚みの異なる複数のワークを加工する場合も、ワーク毎にピアッシング加工開始位置の倣い高さを記憶するため、ワーク毎に加工プログラムを切り替えることなく、同じ加工プログラムを用いてレーザ加工することができる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、ピアッシング加工時にピアッシング加工開始位置の倣い高さを記憶し、切断加工時に加工ヘッドを記憶しておいた倣い高さまで早送り速度で移動し、切断加工開始位置までを倣い制御で移動させるものであった。
本実施の形態におけるレーザ加工装置の構成は、実施の形態1の図1、図2と同様であるが、制御フローが相違する。前工程となるピアッシング加工時の制御フローは実施の形態1と同様に、ピアッシング加工開始位置の倣い高さ(Z軸座標値)を記憶する。一方、後工程となる切断加工時には、記憶された倣い高さ(Z軸座標値)を用いてZ軸退避位置から切断加工開始位置まで早送り速度で位置決めするものである。
実施の形態1においては、ピアッシング加工時にワーク正面に発生するドロスやスパッタに加工ヘッドが衝突するのを避けるため、ピアッシング加工開始位置から切断加工開始位置までは倣い制御にて加工ヘッドを移動させた。しかし、薄板加工や低出力における加工のように、ピアッシング加工時にワーク上面にドロスやスパッタがほとんど発生しない加工の場合、加工ヘッドがドロスやスパッタに衝突する可能性がほとんど無いので、本実施の形態のように早送り速度にて加工ヘッドを移動させることができ、実施の形態1より更に加工時間の短縮が可能となる。
ここで、本実施の形態における制御フローについて、実施の形態1と異なる後工程のフローについて、図8、図9を用いて説明する。
図8は、後工程の制御フローのフローチャートであり、図9は、複数の加工形状111から114をレーザ加工する加工プログラムを用い、図8のフローを実施した場合の加工ヘッド6の移動の様子を示した図である。図9の記号や矢印は、実施の形態1における図5、図7と同様である。また、以下の各ステップ番号S21からS26は、図8のステップ番号に対応している。
ステップS21およびS22は、実施の形態1のステップS11およびS12と同様である。
ステップS23:加工ヘッド6が切断加工位置P1上の点P1xまで到達すると、NC制御部3にて、NC記憶部12に加工条件として設定されているピアッシング加工時の倣い高さ設定値(N)と切断加工時の倣い高さ設定値(M)、そして前工程となるピアッシング加工時に記憶されたピアッシング加工開始位置の倣い高さZ軸座標値(L)を用いて、以下の式にて切断加工開始位置のZ軸座標を計算する。
目標座標値Z=L+(N−M)
なお、NC制御部3にこの計算処理をさせるタイミングは、ステップS22の後である必要はなく、後工程の加工が開始された際、すなわちステップS21の前に、切断加工位置P1”からP4”すべてに対して計算処理を実行しておいてもよい。
ステップS24:計算が完了すると、NC制御部3はZ軸駆動部7に指令を出し、加工ヘッド6を切断加工開始位置P1”(目標座標値Z)まで早送り速度で移動する。
なお、このときの加工ヘッドの移動は、図7(a)および(b)における、P1x→P1”への移動となり、早送り速度での移動となるので、破線矢印で示してある。
ステップS25およびS26は、実施の形態1のステップS15およびS16と同様である。
本実施の形態におけるレーザ加工装置においては、上記制御フローとすることで、実施の形態1のものに比べ、退避高さからピアッシング加工開始位置までを早送り速度で加工ヘッドを移動する点は同じであるが、ピアッシング加工開始位置から切断加工開始位置まで(例えば、図7においては、P1’とP1”の間)を倣い速度ではなく早送り速度で加工ヘッドを下降することができるので、より加工時間を短縮できる。
実施の形態3.
実施の形態1および2においては、ピアッシング加工開始位置の倣い高さが、切断加工開始位置の倣い高さよりも高い場合にて説明した。上述したように、ピアッシング加工開始位置の方が高いのが一般的だからである。しかし、逆にピアッシング加工開始位置の方が低い場合でも、本願発明を適用することは可能である。
図10は、本願発明を、ピアッシング加工開始位置の倣い高さが、切断加工開始位置の倣い高さよりも低い場合に適用した場合の、切断加工時の加工ヘッドの移動の様子を示したものである。加工ヘッドの移動のさせ方としては、図10(a)から(c)の3通りについて説明する。
図10(a)に示したものは、実施の形態1と同様の制御によるものである。実施の形態1と同様に、切断時に退避高さP1xから記憶しておいたピアッシング加工開始位置倣い高さP1’へ、加工ヘッドを早送りで移動させ(P1xからP1’への破線矢印)、その後、切断開始位置倣い高さまで倣い制御で加工ヘッドを移動させる(P1’からP1”への一点鎖線矢印)。
図10(b)および(c)に示したものは、実施の形態2と同様の制御によるものである。実施の形態2と同様に、ピアッシング加工時の倣い高さ設定値(N)、切断加工時の倣い高さ設定値(M)、およびピアッシング加工時に記憶されたピアッシング加工開始位置の倣い高さZ軸座標値(L)から、L+(N−M)の式にて切断加工開始位置のZ軸座標を計算しこの値を用いる。
図10(b)においては、切断時に退避高さP1xから記憶しておいたピアッシング加工開始位置倣い高さP1’へ、加工ヘッドを早送りで移動させ(P1xからP1’への破線矢印)、その後、上記式にて計算された切断加工開始位置のZ軸座標位置まで早送り速度で加工ヘッドを移動させる(P1’からP1”への破線矢印)。
一方、図10(c)においては、ピアッシング加工開始位置P1’を経由せずに、切断時に退避高さP1xから直接、上記式にて計算された切断加工開始位置のZ軸座標位置まで早送り速度で加工ヘッドを移動させる(P1xからP1”への破線矢印)。本実施の形態の場合、図10(c)に示す最も短時間で加工ヘッドを移動させることができる。
1 加工機本体
2 レーザ発振器
3 NC制御部
4 操作部
5 加工ノズル
6 加工ヘッド
7 Z軸駆動部
8 Y軸駆動部
9 X軸駆動部
10 倣い制御部
11 ハイトセンサ
12 NC記憶部
13 加工テーブル
101 ワーク
111〜112 加工形状

Claims (8)

  1. レーザ光を出力するレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器から出力されるレーザ光をワークに照射する加工ヘッドと、
    前記加工ヘッドとワークとのXYZ3軸方向の相対位置を変化するXYZ各軸駆動部と、
    前記加工ヘッドの先端に設けられワークと加工ヘッドとの距離を測定するセンサと、
    前記センサの測定値に基づき前記加工ヘッドとワークとのZ軸方向の相対位置を所望の位置に制御する倣い制御部と、
    前記レーザ発振器、前記XYZ各軸駆動部、および前記倣い制御部の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    ピアッシング加工時に、前記Z軸駆動部により前記加工ヘッドとワークとの相対距離を所定の値に変化させる際に、前記倣い制御部により倣い動作を実施すると共に、前記加工ヘッドが所定の位置に到達したとき前記加工ヘッドの位置を記憶し、
    切断加工時に、前記記憶した加工ヘッドの位置に、前記Z軸駆動部により倣い制御をせずに前記加工ヘッドを移動させるものである、
    レーザ加工装置。
  2. 前記制御部は、
    切断加工時に、前記記憶した位置に前記加工ヘッドを移動させた後、更に前記Z軸駆動部により前記加工ヘッドとワークとの相対距離を所定の値に変化させる際に、前記倣い制御部により倣い動作を実施し前記加工ヘッドとワークとの相対距離を所定の値に変化させるものである、
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記制御部は、
    ピアッシング加工開始位置の倣い高さ設定値をN、切断加工開始位置の倣い高さ設定値をM、前記記憶した加工ヘッドの位置をLとした場合、L+(N−M)を演算し、
    前記切断加工時に、加工ヘッドを前記記憶した高さまで移動させた後、更に前記Z軸駆動部により前記演算した結果得られる高さまで倣い制御をせずに加工ヘッドを移動させるものである、
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  4. レーザ光を出力するレーザ発振器と、
    前記レーザ発振器から出力されるレーザ光をワークに照射する加工ヘッドと、
    前記加工ヘッドとワークとのXYZ3軸方向の相対位置を変化するXYZ各軸駆動部と、
    前記加工ヘッドの先端に設けられワークと加工ヘッドとの距離を測定するセンサと、
    前記センサの測定値に基づき前記加工ヘッドとワークとのZ軸方向の相対位置を所望の位置に制御する倣い制御部と、
    前記レーザ発振器、前記XYZ各軸駆動部、および前記倣い制御部の動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    ピアッシング加工時に、前記Z軸駆動部により前記加工ヘッドとワークとの相対距離を所定の値に変化させる際に、前記倣い制御部により倣い動作を実施すると共に、前記加工ヘッドが所定の位置に到達したとき前記加工ヘッドの位置を記憶し、
    ピアッシング加工開始位置の倣い高さ設定値をN、切断加工開始位置の倣い高さ設定値をM、前記記憶した加工ヘッドの位置をLとした場合、L+(N−M)を演算し、
    切断加工時に、前記Z軸駆動部により前記演算した結果得られる高さまで倣い制御をせずに加工ヘッドを移動させるものである、
    レーザ加工装置。
  5. 複数のピアッシング加工を切断加工よりも先に行うレーザ加工方法において、
    ピアッシング加工時に、
    倣い制御によってピアッシング加工の開始位置へ加工ヘッドを移動する工程と、
    加工ヘッドがピアッシング開始位置に移動完了したときの加工ヘッドの高さを記憶する工程と、
    切断加工時に、
    前記記憶した高さまで加工ヘッドを倣い制御をせずに移動する工程と、
    を備えたレーザ加工方法。
  6. 前記切断加工時において、
    加工ヘッドを前記記憶した高さまで移動させた後、更に倣い制御によって切断加工の開始位置へ加工ヘッドを移動する工程と、
    を備えた請求項5に記載のレーザ加工方法。
  7. ピアッシング加工開始位置の倣い高さ設定値をN、切断加工開始位置の倣い高さ設定値をM、前記記憶した高さをLとした場合、L+(N−M)を演算する工程と、
    前記切断加工時において、
    加工ヘッドを前記記憶した高さまで移動させた後、更に前記演算した結果得られる高さまで倣い制御をせずに加工ヘッドを移動する工程と、
    を備えた請求項6に記載のレーザ加工方法。
  8. 複数のピアッシング加工を切断加工よりも先に行うレーザ加工方法において、
    ピアッシング加工時に、
    倣い制御によってピアッシング加工の開始位置へ加工ヘッドを移動する工程と、
    加工ヘッドがピアッシング開始位置に移動完了したときの加工ヘッドの高さを記憶する工程と、
    ピアッシング加工開始位置の倣い高さ設定値をN、切断加工開始位置の倣い高さ設定値をM、前記記憶した高さをLとした場合、L+(N−M)を演算する工程と、
    切断加工時において、
    前記演算した結果得られる高さまで倣い制御をせずに加工ヘッドを移動する工程と、
    を備えたレーザ加工方法。
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