JP2011078273A - 配電盤の作業台車および配電盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】配電盤の二次側端子に接地線などをつないで接地をすると、一次側端子が充電部であるので、接地線をつなぎに行く際に一次側端子への接近を充分に防止出来ないという課題がある。
【解決手段】配電盤に収納されている引出形機器を配電盤から引き出した後に前記配電盤内にできる空間に挿入される作業台車であって、配電盤の固定側端子と接続される可動接触子を備えた枠体と、枠体の前部に設けられた正面カバー体と、可動接触子がつながる可動導体を短絡する短絡導体と、短絡導体と枠体のフレームに固定されている接地シューとの間をつないで接地する接地線体と、枠体に取り付けられ、配電盤の固定側端子間に挿入される仕切り板とを設けたものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば引出形遮断器のような引出形機器を収納してある配電盤の内部の主回路部(外線ケーブル部)点検や改修などの作業を実施するときに、それにつながる主回路導体を確実に接地することができ、点検用具や作業用具などが充電部への接近を防止して配電盤内での作業を実施することができる配電盤の作業台車に関するものである。
例えば引出形遮断器のような引出形機器が収納された配電盤において、点検や改修を行うときには主回路が充電させていないことを確認する検電作業が行われる。充電されていないことが確認されるとその部位を確実に接地し、点検や改修などの作業を行う。
ところで、配電盤内に仕切りがないJEM1425(日本電機工業会規格の「金属閉鎖形スイッチギヤ及びコントロールギヤ」)の級別であるCW級(キュービクル形スイッチギヤ及びコントロールギヤ)の充電部において、金属閉鎖箱に主回路が収納されているが、遮断器コンパーメント(遮断器を収納する領域)や母線コンパーメント(母線を収納する領域)などのコンパーメントに対して、仕切り板が要求されていないものがある。
図7ないし図9は、従来の配電盤に引出形遮断器が収納されている構成を示す正面図(正面扉を開いた状態)、正面内部構成図及び側面断面図を示している。
これら各図において、31は配電盤であり、1面に対して1回路、つまり引出形機器である引出形遮断器50が1台搭載されており、外線ケーブル38が引き込まれている。配電盤31の上部にある母線32は支持碍子33に支えられており、配電盤31の幅方向に配置され、配電盤31に隣接する盤内の母線32と接続される。分岐導体34の片側は母線32に接続され、もう片側は引出形遮断器50が挿入される固定枠40の一次側固定端子41Aに接続されている。一次側固定端子41A及び二次側固定端子41Bは固定枠40の絶縁物42に固定されている。固定枠40の二次側固定端子41Bに接続する主回路導体35は計器用変流器43を通り、外線ケーブル接続部36までつながっている。
引出形遮断器50は、引出形遮断器50の内部接点に接続された一対の可動接触子51A、51Bを備えている。運転位置の状態では、可動接触子51A、51Bは固定枠40の一次側固定端子41A及び二次側固定端子41Bと接触し、母線32から外線ケーブル38まで通電状態となる。なお、接地導体44は配電盤31の例えば外線ケーブル接続部36での点検や作業を実施する際に、その部分を確実に接地するためのものである。
このような配電盤31において、例えば、外線ケーブル接続部36のボルトの増し締め、あるいは外線ケーブル38の接続や張替え作業を行う際、本来であれば配列された配電盤全体を停電して作業を行わなければならないが、重要な負荷が接続されているなどでどうしても他の配電盤まで停電をとることができない場合がある。図7ないし図9に示す通り、1面に1回路収納することにより隣接する配電盤とは仕切り板を設けることで仕切ることができる。ただし、配電盤31内はそうではない。
点検や作業の必要な配電盤31の引出形遮断器50の内部接点を「切」とし、盤外へ引き出すことにより、外線ケーブル接続部36は充電部から確実に切り離されている。ただし、盤内に仕切り板を要求されていないCW級については、充電部に接近あるいは接触する可能性が発生する。
また、通常、金属閉鎖形スイッチギヤは、主回路の母線、接続導体、接続部に絶縁被覆が施されているため、主回路では接地することができなく、遮断器を引き出し、断路部を接地している。
図10は特開平7−23915号公報に示された構成であり、接地に際して、スイッチギヤから遮断器を引き出し、接地装置を挿入し、上下動機構23のハンドル24を操作し、取付台21を上方に移動させて上部のストッパ30に当接し、上部位置、即ち上部固定断路部4の位置に可動断路部29を停止させ、上部固定断路部4に可動断路部29を接触するとともに、接地体に接地片15を接触させ、上部固定断路部4を接地線16,7を介して接地する。
特開平7−23915号公報
上述したような配電盤31の例えば外線ケーブル接続部36での点検や作業を実施する際に、その部分が確実に接地されている必要がある。外線ケーブル接続部36において、接地線(図示せず)などをつないで接地をすると、接地線があることで点検や作業がし難く、その接地線が作業中に外れてしまう可能性もある。また、固定枠40の二次側固定端子41Bに接地線などをつないで接地をすると、一次側固定端子41Aが充電部であるので、接地線をつなぎに行く際に一次側固定端子41Aへの接近を充分に防止出来ていないという課題が有った。また、通常クリップなどをつないで接地をとっていると作業中にクリップが外れ、接地されていない状態になる可能性もあるという課題も有った。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、信頼性の高い配電盤の作業台車および配電盤を提供することを目的とする。
この発明に係わる配電盤の作業台車は、配電盤に収納されている引出機器を配電盤から引き出した後に配電盤内にできる空間に挿入される作業台車であって、配電盤の固定端子と接続される可動接触子を備えた枠体と、枠体の前部に設けられた正面カバー体と、可動接触子がつながる可動導体を短絡する短絡導体と、短絡導体と枠体のフレームに固定されている接地シューとの間をつないで接地する接地線体と、枠体に取り付けられ、配電盤の固定側端子間に挿入される仕切り板とを設けたものである。
また、この発明に係わる配電盤の作業台車は、配電盤に収納されている引出機器を配電盤から引き出した後に配電盤内にできる空間に挿入される作業台車であって、配電盤の固定端子と接続される可動接触子を備えた枠体と、前記枠体の前部に設けられた正面カバー体と、前記可動接触子がつながる可動導体を短絡する短絡導体と、前記枠体に取り付けられ、前記配電盤の固定側端子間に挿入される仕切り板と、一方側が前記短絡導体に接続され、他方側端部が前記正面カバー体の前面側に突出して配置された接地線体とを設けたものである。
この発明に係わる配電盤の作業台車および配電盤は、点検や改修などの作業を確実にかつ点検用具や作業用具が充電部への接近を防止して実施することができる配電盤の作業台車および配電盤を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わる配電盤の作業台車を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わる配電盤の作業台車を断面で示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係わる配電盤の作業台車の第1移動位置に挿入された状態を断面で示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係わる配電盤の作業台車の第2移動位置に挿入された状態を断面で示す側面図である。 この発明の実施の形態2に係わる配電盤の作業台車を示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係わる配電盤の作業台車を断面で示す側面図である。
従来の引出形機器が収納されている配電盤を示す正面図である。 従来の引出形機器が収納されている配電盤の内部を示す正面図である。 従来の引出形機器が収納されている配電盤を断面で示す側面図である。 従来の配電盤の接地装置を示す側面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1ないし図4に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤の作業台車を示す正面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤の作業台車を断面で示す側面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤の作業台車の第1移動位置に挿入された状態を断面で示す側面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わる配電盤の作業台車の第2移動位置に挿入された状態を断面で示す側面図である。
これら各図において、60は配電盤31に収納されている引出機器である引出形遮断器50を配電盤31から引き出した後に配電盤31内にできる空間に挿入される作業台車であり、次のように構成されている。配電盤31の固定端子の例えば二次側固定端子103Bと接続される可動接触子62を備えた枠体61と、枠体61の前部に設けられた正面カバー体63と、可動接触子62がつながる可動導体64を短絡する短絡導体65と、短絡導体65と枠体61のフレーム66に固定されている接地シュー67との間をつないで接地する例えば電線または導体から構成される接地線体68と、枠体61に取り付けられ、配電盤31の一次側固定端子103Aと二次側固定端子103Bと間に挿入される仕切り板69とにより基本的に構成されている。可動接触子62がつながる可動導体64は碍子70により支持されている。
なお、枠体61のフレーム66に固定されている接地シュー67が配電盤31の固定枠10の床板14に面に接触することで、フレーム66と短絡導体65の両方を接地がとれる構造になっている。また、枠体61に取り付けられた仕切り板69は、可動接触子62の上側に配置されており、配電盤31の固定枠10両側側に干渉しない範囲で水平方向に伸長しており、この作業台車60を接続位置に接続すると固定枠10の一次側固定端子103A(充電部側)と二次側固定端子103B(接地側)との間に挿入配置され、両者間を仕切り構成となっている。
この作業台車60は、引出形遮断器50と同様に配電盤31の固定枠10内に出し入れする必要があるため、枠体61のフレーム66の両側には車輪71が設けられている。また、第1移動位置である引き出し位置、いわゆる引出形遮断器50の断路位置、および、第2移動位置である接続位置、いわゆる引出形遮断器50の接続位置においてそれぞれ固定するために引出形遮断器50と同様なインターロックピン72を有しており、インターロックピン72を操作するピン操作レバー72aが正面カバー体63の前面に配置されている。なお、100は配電盤31のフレーム、101はそのフレーム100に形成された穴、102は絶縁物を示す。
次に動作について説明する。図3はこの発明の実施の形態1による作業台車60が配電盤31の固定枠10内の第1移動位置である引き出し位置、いわゆる引出形遮断器50の断路位置に挿入された状態を示し、図4はこの発明の実施の形態1による作業台車60が配電盤31の固定枠10内の第2移動位置である接続位置、いわゆる引出形遮断器50の接続位置に挿入された状態を示している。
作業台車60を配電盤31の固定枠10内に挿入すると、インターロックピン72が押し上げられて正面カバー体63の前面に配置されたピン操作レバー72aが上方向に移動し、第1移動位置である引き出し位置に到達すると、インターロックピン72が床板14に設けられた穴(図示せず)に落ちてピン操作レバー72aが下方向に移動し、第1移動位置である引き出し位置に到達したことが目視で確認することができる。この状態で、作業台車60を押しても、引いても動かない状態となっている。
そして、第1移動位置である引き出し位置において、ピン操作レバー72aを上方向に移動させてインターロックピン72を持ち上げ、作業台車60の正面カバー体63に取り付けている取手73を持って作業台車60を押し込むと作業台車60はさらに奥に移動する。第2移動位置である接続位置までの移動中は、インターロックピン72は上に押し上げられた状態であるとともに、ピン操作レバー72aも上方向に移動している状態であり、第2移動位置である接続位置に到達していないことが目視で確認することができる。
さらに、作業台車60を車輪ストッパ(図示せず)に車輪39が当たるまで押し込むと、インターロックピン72が床板14に設けられた穴(図示せず)に落ちてピン操作レバー72aが下方向に移動し、第2移動位置である接続位置に到達したことが目視で確認することができる。このように作業台車60を第2移動位置である接続位置に移動したことにより、可動接触子62が配電盤31の固定端子の例えば二次側固定端子103Bと接続される。
以上のように、作業台車60を配電盤31の固定枠10に挿入させることにより、例えば二次側固定端子103Bと接続された可動接触子62、可動導体64を短絡導体65で短絡させ、この短絡導体65は接地線体68により接地シュー67に接続され、この接地シュー67が配電盤31の固定枠10の床板14に接触することにより接地することができる。したがって、上述した従来構成のように、クリップなどをつないで接地をとっている場合には作業中にクリップが外れ、接地されていない状態が発生する可能性があるものに対し、この実施の形態1においてはクリップを使用した接地構成ではなく上述した従来構成のような接地されていない状態が発生することは全くなく、信頼性の高い作業台車60を得ることができる。
また、作業台車60の枠体61に設けた仕切り板69によって、作業台車60を第2接続位置である接続位置に接続すると、仕切り板69は固定枠10の一次側固定端子103A(充電部側)と二次側固定端子103B(接地側)との間に挿入配置され、両者間を仕切切ることができ、点検用具や作業用具などが充電部である一次側固定端子103Aへの接近を充分に防止することができ、信頼性の高い作業台車60を得ることができる。
ところで、点検や改修などの作業が終了し、作業台車60を配電盤31の固定枠10内から引き出す場合は、ピン操作レバー72aを上方向に移動させることにより、インターロックピン72が上に押し上げ、取手73を持って作業台車60を引き出す。第2移動位置である接続位置から第1移動位置である引き出し位置に引き出されると、インターロックピン72が床板14に設けられた穴(図示せず)に落ちてピン操作レバー72aが下方向に移動し、第1移動位置である引き出し位置に到達したことが目視で確認することができる。
さらに、ピン操作レバー72aを上方向に移動させることにより、インターロックピン72が上に押し上げ、取手73を持って作業台車60を第1移動位置である引き出し位置から配電盤31の前面側に引き出した後、作業台車60を配電盤31から引き出すことになる。作業台車60を配電盤31から引き出した後は、引出形遮断器50が配電盤31内に挿入されることになる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図5および図6に基づいて説明する。図5はこの発明の実施の形態2に係わる配電盤の作業台車を示す正面図である。図6はこの発明の実施の形態2に係わる配電盤の作業台車を断面で示す側面図である。
これら各図において、60は作業台車、61は枠体、62は可動接触子、63は正面カバー体、64は可動導体、65は短絡導体、66はフレーム、67は接地シュー、69は仕切り板、70は碍子、71は車輪、72はインターロックピン、72aはピン操作レバー、73は取手であり、上述した実施の形態1と同様の構成である。
74は一方側が短絡導体65に接続され、例えば他方側が枠体61のフレーム66に固定されている接地シュー67との間をつないで接地する例えば電線または導体から構成される接地線体であり、この実施の形態2においては、接地線体74の他方側端部74aが正面カバー体63の前面側に突出して配置している。
次に動作について説明する。この実施の形態2においても、上述した実施の形態1と同様に、作業台車60を配電盤31の固定枠10内に挿入すると、インターロックピン72が押し上げられて正面カバー体63の前面に配置されたピン操作レバー72aが上方向に移動し、第1移動位置である引き出し位置に到達すると、インターロックピン72が床板14に設けられた穴(図示せず)に落ちてピン操作レバー72aが下方向に移動し、第1移動位置である引き出し位置に到達したことが目視で確認することができる。この状態で、作業台車60を押しても、引いても動かない状態となる。
そして、第1移動位置である引き出し位置において、ピン操作レバー72aを上方向に移動させてインターロックピン72を持ち上げ、作業台車60の正面カバー体63に取り付けている取手73を持って作業台車60を押し込むと作業台車60はさらに奥に移動する。第2移動位置である接続位置までの移動中は、インターロックピン72は上に押し上げられた状態であるとともに、ピン操作レバー72aも上方向に移動している状態であり、第2移動位置である接続位置に到達していないことが目視で確認することができる。
さらに、作業台車60を車輪ストッパ(図示せず)に車輪39が当たるまで押し込むと、インターロックピン72が床板14に設けられた穴(図示せず)に落ちてピン操作レバー72aが下方向に移動し、第2移動位置である接続位置に到達したことが目視で確認することができる。このように作業台車60を第2移動位置である接続位置に移動したことにより、可動接触子62が配電盤31の固定端子の例えば二次側固定端子103Bと接続される。
以上のように、作業台車60を配電盤31の固定枠10に挿入させることにより、例えば二次側固定端子103Bと接続された可動接触子62、可動導体64を短絡導体65で短絡させ、この短絡導体65は接地線体74により接地シュー67に接続され、この接地シュー67が配電盤31の固定枠10の床板14に接触することにより接地することができる。
さらに、接地線体74の他方側端部74aは、正面カバー体63の前面側に突出して配置しており、この突出した接地線体74の他方側端部74aを図示しない接地線の一方側を接続するとともにその接地線の他方側を例えば図9に示す配電盤31の接地導体44に接続することにより接地することができる。
このように、正面カバー体63の前面側に突出して配置した接地線体74の他方側端部74aを利用して、図示しない接地線により接地線体74の他方側端部74aと配電盤31の接地導体44とを接続して接地することにより、確実に接地されていることを目視により確認することができる。また、接地シュー67と床板14との接触不十分な状態が発生したとしても、図示しない接地線により接地線体74の他方側端部74aと配電盤31の接地導体44とを接続して接地しており、確実な接地状態を維持することができ、上述した実施の形態1よりもさらに信頼性の高い作業台車60を得ることができる。
上述した実施の形態2においては、接地シュー67を設けた場合について述べたが、接地シュー67は必ず設ける必要はない。
また、作業台車60の枠体61に設けた仕切り板69によって、作業台車60を第2接続位置である接続位置に接続すると、仕切り板69は固定枠10の一次側固定端子103A(充電部側)と二次側固定端子103B(接地側)との間に挿入配置され、両者間を仕切切ることができ、点検用具や作業用具などが充電部である一次側固定端子103Aへの接近を充分に防止することができ、信頼性の高い作業台車60を得ることができる。
ところで、点検や改修などの作業が終了し、作業台車60を配電盤31の固定枠10内から引き出す場合は、ピン操作レバー72aを上方向に移動させることにより、インターロックピン72が上に押し上げ、取手73を持って作業台車60を引き出す。第2移動位置である接続位置から第1移動位置である引き出し位置に引き出されると、インターロックピン72が床板14に設けられた穴(図示せず)に落ちてピン操作レバー72aが下方向に移動し、第1移動位置である引き出し位置に到達したことが目視で確認することができる。
さらに、ピン操作レバー72aを上方向に移動させることにより、インターロックピン72が上に押し上げ、取手73を持って作業台車60を第1移動位置である引き出し位置から配電盤31の前面側に引き出した後、作業台車60を配電盤31から引き出すことになる。作業台車60を配電盤31から引き出した後は、引出形遮断器50が配電盤31内に挿入されることになる。
ところで、上述した各実施の形態における作業台車と引出形遮断器を入れ替えることができる配電盤が得られることは勿論のことである。
この発明は、例えば引出形遮断器のような引出形機器を収納してある配電盤の内部の主回路部(外線ケーブル部)点検や改修などの作業を実施するときに、それにつながる主回路導体を確実に接地することができ、点検用具や作業用具などが充電部への接近を防止して配電盤内での作業を実施することができる配電盤の作業台車の実現に好適である。
31 配電盤 60 作業台車
61 枠体 62 可動接触子
63 正面カバー体 64 可動導体
65 短絡導体 66 フレーム
67 接地シュー 68 接地線体
69 仕切り板 74 接地線体

Claims (4)

  1. 配電盤に収納されている引出形機器を前記配電盤から引き出した後に前記配電盤内にできる空間に挿入される作業台車であって、前記配電盤の固定端子と接続される可動接触子を備えた枠体と、前記可動接触子がつながる可動導体を短絡する短絡導体と、前記短絡導体と前記枠体のフレームに固定されている接地シューとの間をつないで接地する接地線体と、前記枠体に取り付けられ、前記配電盤の固定側端子間に挿入される仕切り板とを備えたことを特徴とする配電盤の作業台車。
  2. 配電盤に収納されている引出形機器を前記配電盤から引き出した後に前記配電盤内にできる空間に挿入される作業台車であって、前記配電盤の固定端子と接続される可動接触子を備えた枠体と、前記枠体の前部に設けられた正面カバー体と、前記可動接触子がつながる可動導体を短絡する短絡導体と、前記枠体に取り付けられ、前記配電盤の固定側端子間に挿入される仕切り板と、一方側が前記短絡導体に接続され、他方側端部が前記正面カバー体の前面側に突出して配置された接地線体とを備えたことを特徴とする配電盤の作業台車。
  3. 前記接地線体は、電線または導体により構成されたことを特徴とする請求項1または2記載の配電盤の作業台車。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項における前記作業台車と前記引出形遮断器とを入れ替えることができることを特徴とする配電盤。
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