JP2011076140A - コミュニケーション端末、コミュニケーション情報提供サーバ、コミュニケーションシステム、携帯電話端末、コミュニケーション情報生成方法、コミュニケーション情報生成プログラム、コミュニケーション補助方法、及び、コミュニケーション補助プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザが端末を介してコミュニケーションを行っている時のユーザ作業の簡素化と、ユーザが知らない情報等を加味した広がりがあり且つ多様なコミュニケーションとを実現可能とする。
【解決手段】
携帯電話端末1A等のコミュニケーション端末は、テキスト情報を用いたコミュニケーションの際に、そのテキスト情報とセンサ等にて検出した環境把握情報とをコミュニケーションサーバ4へ送信する。サーバ4は、それら受け取った情報を基に連想されて、端末がコミュニケーションに使用可能なレコメンド情報を生成し、その情報を端末へ送信する。端末は、サーバ4からのレコメンド情報を画面等に表示してユーザへ提示する。それら提示されたレコメンド情報がユーザにて選択された時、端末はそのレコメンド情報をコミュニケーションに使用する。
【選択図】 図1
【解決手段】
携帯電話端末1A等のコミュニケーション端末は、テキスト情報を用いたコミュニケーションの際に、そのテキスト情報とセンサ等にて検出した環境把握情報とをコミュニケーションサーバ4へ送信する。サーバ4は、それら受け取った情報を基に連想されて、端末がコミュニケーションに使用可能なレコメンド情報を生成し、その情報を端末へ送信する。端末は、サーバ4からのレコメンド情報を画面等に表示してユーザへ提示する。それら提示されたレコメンド情報がユーザにて選択された時、端末はそのレコメンド情報をコミュニケーションに使用する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、他端末との間で例えばテキスト情報などを用いてコミュニケーションを行うコミュニケーション端末、コミュニケーションに用いられるテキスト情報などをコミュニケーション端末へ提供するコミュニケーション情報提供サーバ、テキスト情報などを用いて端末間でコミュニケーションを行うコミュニケーションシステム、コミュニケーション端末のディスプレイ画面上に表示するテキストなどのコミュニケーション情報を生成するコミュニケーション情報生成方法、コミュニケーション情報生成プログラム、コミュニケーション端末間で行われているコミュニケーションを補助するためのコミュニケーション補助方法、及び、コミュニケーション補助プログラムに関する。
従来より、例えば携帯電話端末のような情報端末を用いたユーザ間コミュニケーション例として、テキスト情報を相互に通信することによるコミュニケーションが知られている。当該テキスト情報通信によるコミュニケーションの場合、ユーザは、情報端末に設けられているキー等の入力デバイスを操作してテキスト情報を入力することになる。
また例えば、特開2007−102800号の公開特許公報(特許文献1)には、電気通信回線を通じて接続された第一,第二端末のユーザ同士が会話によりコミュニケーションを行っている時に、同じく電気通信回路に接続されたサーバが、それらユーザ間の会話の内容を解析し、当該解析した会話内容とユーザ属性情報とに基づいて、広告データベースから広告情報を取得してその広告情報をユーザの端末へ配信するようなシステムが開示されている。この特許文献1に記載のシステムによれば、ユーザ間で会話によるコミュニケーションが行われている時に、その会話内容に基づいた最適な広告情報を、それら各ユーザへ配信可能となっている。
ところで、ユーザによるテキスト情報の入力作業を簡素化するための技術として、従来より、入力途中の文字や単語,入力済みの文字や文章,過去の入力文字などの情報を基に、幾つかの入力候補となる文字や単語を予測してディスプレイ画面上に表示し、それら表示された入力候補の中からユーザに所望の文字や単語を選択させるような文字入力予測変換技術も知られている。
前記文字入力予測変換技術による文字入力がなされている場合、ディスプレイ画面上に表示される各入力候補は、入力途中の文字や単語,入力済みの文字や文章,過去の入力文字などの情報を基に予測されたものとなっている。そして、ユーザは、それらディスプレイ画面に表示されている複数の入力候補の中から所望の候補を選択し、また必要に応じて自ら文字等を入力することにより、所望の文章を作成する。すなわち当該文字入力予測変換技術によれば、ユーザは、複数の入力候補の中から所望の候補を選択するという簡単で少ない作業により所望の文章を作成することができる。
しかしながら、この場合、その文章自体はユーザが自ら考え出すものであり、そのため、最終的に得られる文章等はいつも代わり映えのしないものとなり易い。言い換えると、ユーザ自身が知らない情報や思いつかない情報などを含んだ文章等を作成することはできない。このため例えば、テキスト情報通信により他者とコミュニケーションを行っているような場合においても、それら両者が知らない情報や思いつかない情報などが話題に登ることもなく、それら両者間におけるコミュニケーションの広がりなども得難い。
もちろん、このようにユーザ自身が知らない情報や思いつかない情報をコミュニケーション時に話題にすることができない問題は、前述のようなテキスト情報を使用したコミュニケーションだけに限らず、例えば音声会話によるコミュニケーションの場合や映像を使用したコミュニケーションの場合にも同様に起こり得る。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、ユーザが端末を介してコミュニケーションを行っている時に、ユーザに対して要求される作業の簡素化を図るとともに、例えばユーザが知らない情報や思いつかない情報をも加味した広がりがあり且つ多様なコミュニケーションを実現可能とする、コミュニケーション端末、コミュニケーション情報提供サーバ、コミュニケーションシステム、携帯電話端末、コミュニケーション情報生成方法、コミュニケーション情報生成プログラム、コミュニケーション補助方法、及び、コミュニケーション補助プログラムを提供することを目的とする。
本発明のコミュニケーション端末は、コミュニケーション情報取得部と、環境把握部と、レコメンド情報生成部と、情報提示部とを有している。コミュニケーション情報取得部は、コミュニケーションの際に使用されるコミュニケーション情報を取得し、環境把握部は、周囲環境の状況を把握してその環境把握情報を取得する。また、レコメンド情報生成部は、コミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想されてコミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成し、情報提示部は、そのレコメンド情報をユーザへ提示する。そして、本発明のコミュニケーション端末は、情報提示部により提示されたレコメンド情報がユーザにより選択された時、そのレコメンド情報をコミュニケーションに使用する。これにより、本発明は前述した課題を解決する。
また、本発明のコミュニケーション情報提供サーバは、通信部と、コミュニケーション情報取得部と、環境把握情報取得部と、レコメンド情報生成部とを有している。通信部は、コミュニケーション端末と通信し、コミュニケーション情報取得部は、コミュニケーション端末がコミュニケーションのために使用したコミュニケーション情報を取得し、環境把握情報取得部は、そのコミュニケーション端末の周囲環境の状況を表す環境把握情報を取得する。レコメンド情報生成部は、コミュニケーション端末から送信されてきたコミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想されてそのコミュニケーション端末がコミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成する。そして、本発明のコミュニケーション情報提供サーバは、生成したレコメンド情報を通信部を介してコミュニケーション端末へ送信する。これにより、本発明は前述した課題を解決する。
また、本発明のコミュニケーションシステムは、少なくとも一つのコミュニケーション端末と、コミュニケーション情報提供サーバとを有して構成されている。コミュニケーション端末は、コミュニケーションの際に使用されるコミュニケーション情報と周囲環境の状況を表す環境把握情報とをコミュニケーション情報提供サーバへ送信し、それらコミュニケーション情報と環境把握情報の送信後に当該コミュニケーション情報提供サーバから提供されたレコメンド情報を受信してユーザへ提示し、その提示されたレコメンド情報がユーザにより選択された時に、当該レコメンド情報をコミュニケーションに使用する。コミュニケーション情報提供サーバは、コミュニケーション端末から送信されたコミュニケーション情報と環境把握情報を取得し、それらコミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想されてそのコミュニケーション端末がコミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成して、当該コミュニケーション端末へ送信する。これにより、本発明は前述した課題を解決する。
また、本発明の携帯電話端末は、コミュニケーション情報取得部と、環境把握部と、レコメンド情報生成部と、情報提示部とを有している。コミュニケーション情報取得部は、コミュニケーションの際に使用されるコミュニケーション情報を取得し、環境把握部は、周囲環境の状況を把握してその環境把握情報を取得する。また、レコメンド情報生成部は、コミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想され、コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成し、情報提示部は、そのレコメンド情報をユーザへ提示する。そして、本発明の携帯電話端末は、情報提示部により提示されたレコメンド情報がユーザにより選択された時、そのレコメンド情報をコミュニケーションに使用する。これにより、本発明は前述した課題を解決する。
また、本発明のコミュニケーション情報生成方法は、コミュニケーションの際に使用されるコミュニケーション情報を取得するステップと、周囲環境の状況を把握してその環境把握情報を取得するステップと、コミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想され、コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成するステップと、レコメンド情報をユーザへ提示するステップとを有する。そして、当該提示されたレコメンド情報がユーザにより選択された時、そのレコメンド情報を前記コミュニケーションに使用する。これにより、本発明は前述した課題を解決する。
また、本発明のコミュニケーション情報生成プログラムは、コミュニケーション端末に対して、コミュニケーション情報取得部と、環境把握部と、レコメンド情報生成部と、情報提示部の各機能を実行させる。コミュニケーション情報取得部は、コミュニケーションの際に使用されるコミュニケーション情報を取得する。環境把握部は、周囲環境の状況を把握してその環境把握情報を取得する。レコメンド情報生成部は、コミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想され、コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成する。情報提示部では、レコメンド情報をユーザへ提示する。そして、情報提示部により提示したレコメンド情報がユーザにより選択された時、当該コミュニケーション端末に対し、そのレコメンド情報をコミュニケーションに使用させる。これにより、本発明は前述した課題を解決する。
また、本発明のコミュニケーション補助方法は、コミュニケーション端末と通信するステップと、コミュニケーション端末がコミュニケーションのために使用したコミュニケーション情報を取得するステップと、コミュニケーション端末の周囲環境の状況を表す環境把握情報を取得するステップと、コミュニケーション端末から送信されてきたコミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想され、そのコミュニケーション端末がコミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成するステップと、その生成したレコメンド情報を、コミュニケーション端末へ送信するステップとを有する。これにより、本発明は前述した課題を解決する。
また、本発明のコミュニケーション補助プログラムは、コミュニケーション情報提供サーバに対して、コミュニケーション情報取得部と、環境把握情報取得部と、レコメンド情報生成部の各機能を実行させる。コミュニケーション情報取得部は、コミュニケーション端末がコミュニケーションのために使用したコミュニケーション情報を取得し、環境把握情報取得部は、コミュニケーション端末の周囲環境の状況を表す環境把握情報を取得する。レコメンド情報生成部は、コミュニケーション端末から送信されてきたコミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想され、そのコミュニケーション端末がコミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成する。そして、本発明のコミュニケーション補助プログラムは、生成したレコメンド情報を通信部を介してコミュニケーション端末へ送信させる。これにより、本発明は前述した課題を解決する。
すなわち本発明によれば、ミュニケーション端末がコミュニケーションの際に使用するコミュニケーション情報と、そのコミュニケーション端末の周囲環境の状況を表す環境把握情報とを基に連想され、コミュニケーション端末が行うコミュニケーションに使用可能なレコメンド情報を生成している。このレコメンド情報は、当該コミュニケーションを補助するための情報であり、コミュニケーション情報と環境把握情報から連想される内容に応じた情報となっている。
本発明においては、コミュニケーション情報と環境把握情報とを基に、コミュニケーションに使用可能で且つコミュニケーションを補助するためのレコメンド情報を自動生成しており、そのレコメンド情報は、コミュニケーション情報と環境把握情報から連想される内容に応じた情報となされている。このため、コミュニケーション端末のユーザは、コミュニケーションのために煩雑な情報入力作業を行わなくてすみ、また、自身が知らないレコメンド情報や思いつかないレコメンド情報も得られるため、広がりがあり且つ多様なコミュニケーションが可能となる。すなわち、本発明においては、ユーザがコミュニケーション端末を介してコミュニケートしている時に、ユーザに対して要求される作業の簡素化を図ることができ、また例えば、ユーザが知らない情報や思いつかない情報をも加味した広がりがあり且つ多様なコミュニケーションを実現可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、コミュニケーション端末の一例として、携帯電話端末やパーソナルコンピュータ等の情報端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
[システム構成及び概要]
図1には、本発明実施形態のコミュニケーションシステムの概略的な一構成例を示す。
図1には、本発明実施形態のコミュニケーションシステムの概略的な一構成例を示す。
本実施形態のコミュニケーションシステムは、本発明のコミュニケーション端末である例えば二つの携帯電話端末1A,1Bにより構成可能となされており、それら携帯電話端末1A,1Bが携帯電話ネットワーク2を介して接続されている。そして、前記携帯電話端末1Aと携帯電話端末1Bとの間で例えばテキスト情報などをやり取りすることにより、それら携帯電話端末1A,1Bの両ユーザは、当該テキスト情報などを使用したコミュニケーションが可能となる。
また、本実施形態のコミュニケーションシステムにおいて、前記テキスト情報を用いたコミュニケーションは、一つの携帯電話サービスに対応した前記携帯電話ネットワーク2を介したものだけでなく、他の携帯電話サービスに対応した携帯電話ネットワーク5に接続された携帯電話端末1Cとの間で行われてもよい。この例の場合、それぞれ異なる携帯電話サービスに対応した携帯電話端末1A或いは1Bと、携帯電話端末1Cとの間で、前記テキスト情報などを用いたコミュニケーションが可能となる。
さらに、本実施形態のコミュニケーションシステムにおいて、テキスト情報などを用いたコミュニケーションは、例えばパーソナルコンピュータ6等のような他の情報端末と本実施形態の携帯電話端末との間でも可能となされている。この例の場合、パーソナルコンピュータ6等の情報端末は、例えばインターネット3等に接続され、さらに当該インターネット3に接続された例えば携帯電話ネットワーク2等を介することにより、前記携帯電話端末との間で、テキスト情報などを用いたコミュニケーションが可能となる。
なお、前記コミュニケーションの際に用いられる前記テキスト情報とは、一例として、電子メール(いわゆるウェブメールも含む)や、SNS(Social Networking Service),SMS(Short Message Service)/MMS(Multimedia Messaging Service),IM(instant messaging)などのテキスト情報を挙げることができる。また、本実施形態において、テキスト情報は、他者端末間でやり取りされるものだけでなく、例えば日記のような自己端末内で完結するようなものも含まれる。
以下の説明では、本発明実施形態の携帯電話端末1A,1B,1C、パーソナルコンピュータ6等を纏めてコミュニケーション端末と呼ぶことにする。
[レコメンド情報の生成,表示,選択と付帯情報]
本実施形態のコミュニケーションシステムにおいては、前記コミュニケーション端末間でコミュニケーションが行われる際に、それらのコミュニケーションを補助するためのレコメンド情報が生成される。
本実施形態のコミュニケーションシステムにおいては、前記コミュニケーション端末間でコミュニケーションが行われる際に、それらのコミュニケーションを補助するためのレコメンド情報が生成される。
当該レコメンド情報は、例えばテキスト情報を用いたコミュニケーションの場合には、前記コミュニケーション端末における入力途中の文字や単語等(以下、これらを未確定文字と表記する。)のテキスト情報、入力済みの文字や単語,文章等(以下、これらを確定文と表記する。)テキスト情報、過去に入力された文字などのテキスト情報、各端末間で送受信されたテキスト情報と、前記コミュニケーション端末に搭載されている後述する環境把握デバイスが取得した環境把握情報とに基づいて生成されるテキスト情報である。なお、本実施形態において、当該レコメンド情報は、携帯電話端末1A,1B,1Cやパーソナルコンピュータ6等のコミュニケーション端末だけでなく、本発明実施形態のコミュニケーションサーバ4でも生成可能となされている。特に、コミュニケーションサーバ4がレコメンド情報を生成する場合、そのレコメンド情報は、本実施形態のコミュニケーション端末へ提供されることになる。
また本実施形態において、前記テキスト情報を用いたコミュニケーションの際に生成されたレコメンド情報は、いわゆる文字入力予測変換技術における入力候補の一つとして、コミュニケーション端末のディスプレイ画面上に表示される。なお、文字入力予測変換技術における前記入力候補には、未確定文字から推測される予測候補と、確定文に続くと推測される繋がり候補とがあり、本実施形態のレコメンド情報は、それら予測候補と繋がり候補の何れにも使用される。
ここで、本実施形態のコミュニケーション端末が自ら生成するレコメンド情報としては、一例として図2に示すような情報を挙げることができる。なお、図2には、本実施形態のコミュニケーション端末において、例えばメールアプリケーションプログラムが実行されると共に後述する本発明実施形態のコミュニケーション情報生成プログラムが実行され、メール本文等の作成がなされている時のディスプレイ画面10の表示例を挙げている。コミュニケーションサーバ4がレコメンド情報を生成する例については後述する。
本実施形態のコミュニケーション端末において、メールアプリケーションプログラム及びコミュニケーション情報生成プログラムの実行によりメール本文の作成が可能な状態となっている場合、ディスプレイ画面10上には、図2に示すように、当該メール本文が表示される文字入力エリア11と、いわゆる文字入力予測変換技術における各入力候補が表示される候補表示エリアとが設けられる。またこの図2の例のように、文字入力エリア11内の文字等の入力が確定している場合、つまり文字入力エリア11内の文字等が確定文12である場合、当該候補表示エリアは、その確定文12に続いてカーソル13の位置から入力されると予測される複数の繋がり候補を表示するための繋がり候補表示エリア14となされる。
ここで、この図2のように、文字入力エリア11内に例えば「外出中です。今」の確定文12が入力された状態となっている場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、前記「外出中です。今」の確定文12を解析し、その確定文12が有する属性を調べる。すなわち、前記「外出中です。」の部分は、ユーザの行動及び場所に関する記述であることを連想させる文であり、また、「今」の部分は現在の時間に関する記述であることを連想させる文であるため、本実施形態のコミュニケーション端末は、当該「外出中です。今」の確定文12が、ユーザの行動及び場所と現在の時間を連想させるような属性を有していると判定する。
またこの時、本実施形態のコミュニケーション端末は、自端末に搭載されている複数の環境把握デバイスのうち、前記文字入力エリア11内の確定文12から求めた属性情報に関連した環境把握情報を検出可能なデバイスを動作させる。すなわち本実施形態の場合、コミュニケーション端末は、前記ユーザの行動及び場所と現在の時間に関連した環境把握情報を検出可能なデバイスを動作させる。ここで、前記環境把握デバイスとして、現在位置を検出するためのGPS(Global Positioning System)センサが備えられていた場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、当該GPSセンサを動作させる。また、本実施形態のコミュニケーション端末は、当該GPSセンサにより検出した現在位置情報を基に、地図上の地名や建物等の情報を取得する。なお、GPSセンサによる現在位置検出は常に行われてもよくし、間欠的に行われてもよい。また、現在位置情報は、いわゆる携帯電話網の基地局情報であってもよく、この場合の位置情報検出用のデバイスは、当該基地局へアクセス可能な、当該コミュニケーション端末(携帯電話端末)の通信部となる。
さらに、本実施形態のコミュニケーション端末は、前記GPSセンサにより得られた現在位置情報を基に、例えば「渋谷駅」や「ハチ公」のような場所名,建物名,建造物名等のような場所に関連したテキスト情報を、レコメンド情報として生成する。
そして、本実施形態のコミュニケーション端末は、それら「渋谷駅」や「ハチ公」の場所名,建物名,建造物名等を表すテキスト情報からなるレコメンド情報を、前記入力候補(繋がり候補)の一つとして繋がり候補表示エリア14内に表示する。
これにより、例えば、前記「外出中です。今」に続いて「渋谷駅にいるよ。」等の文を入力したいような場合、ユーザは、前記繋がり候補表示エリア14内の「渋谷駅」の入力候補を選択することにより、「外出中です。今」に続いて「渋谷駅」の単語を迅速且つ非常に容易に入力することが可能となる。その後、「いるよ。」の文字は、ユーザが直接各文字を入力するか、若しくは、前記「渋谷駅」の文字が確定した後に前記繋がり候補表示エリア14内に表示される各繋がり候補の中にそれらに該当する文字等がある場合には、その繋がり候補の選択により入力される。
なお、前記確定文12と現在位置情報に基づいて生成された「渋谷駅」や「ハチ公」の場所名,建物名,建造物名等のレコメンド情報は、繋がり候補表示エリア14内の先頭位置(図2の例ではエリア内の左上)に表示することが望ましいが、勿論、他の位置に表示されてもよい。また、前記場所名,建物名,建造物名等の情報は、コミュニケーション端末に用意されたデータベースから取得してもよいし、携帯電話サービスにより提供されてもよく、インターネットを通じたウェブ検索などにより取得してもよい。
図3には、本発明実施形態に対する比較例として、既存の文字入力予測変換技術のみを使用した場合の各入力候補の例、つまり、本実施形態のように環境把握デバイスの出力情報(この例ではGPSセンサによる現在位置情報)を用いずに、前記「外出中です。今」の後に続くと予測される各繋がり候補が前記繋がり候補表示エリア14内に表示された例を示している。すなわちこの図3の例では、図2の例のように、前記「渋谷駅」や「ハチ公」等の繋がり候補が表示されることはない。したがって、図3の例の場合、ユーザは、例えば「外出中です。今」に続いて「渋谷駅にいるよ。」等の文を入力したいような場合、「渋谷駅」等の全ての文字を直接入力しなければならなくなり、煩雑な入力作業を要することになる。
また、前述の説明では、文字入力エリア11内の文や文字等から連想される属性情報と、その属性情報を基に動作制御される環境把握デバイスが検出した環境把握情報とに基づいて、「渋谷駅」や「ハチ公」などのようなピンポイントの場所名,建物名,建造物名等を取得できた例を挙げたが、例えばそれらピンポイントの場所名等が取得できなかった場合には、現在位置の周辺の主要な場所名や建物名等を前記レコメンド情報として繋がり候補表示エリア内に列挙等してもよい。
また、前述の説明では、レコメンド情報のみを入力候補として表示する例を挙げたが、当該レコメンド情報に付帯情報が予め用意されているような場合には、例えば図4に示すように、前記レコメンド情報に対応した付帯情報をも取得して、ディスプレイ画面上に表示(例えば繋がり候補表示エリア14内に一覧表示)し、さらに、それらの選択を可能としてもよい。なお、付帯情報は、コミュニケーションサーバ4からコミュニケーション端末等へ提供されてもよく、その例については後述する。
この場合において、前記レコメンド情報が例えば場所名,建造物名等であった場合の付帯情報としては、図4に示すように、「渋谷駅(住所)」や「ハチ公(住所)」のようにその場所名や建造物名等に対応する住所の情報や、「渋谷駅(URL)」や「ハチ公(URL)」のようにそれら場所や建造物等に対応する住所の地図或いはそれらに関する様々な情報を提供及び閲覧可能にするための情報提供サイト上のURL、「渋谷駅(イメージ)」や「ハチ公(イメージ)」のようにそれら場所や建造物等に対応する住所の地図イメージ情報や実際の建物,建造物等のイメージ情報などを挙げることができる。なお、それら住所の情報やURL、イメージ情報などの付帯情報は、コミュニケーション端末内において前記レコメンド情報と対応付けられてデータベース化されて用意されていてもよいし、必要に応じて携帯電話サービスから取得されるものでもよく、また、インターネットを通じて取得されてもよい。また、前記イメージ情報としては、写真画像やイラスト画像など様々なものを挙げることができる。
そして、この図4に挙げた何れかの付帯情報がユーザにより選択された場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、当該選択された付帯情報を電子メールの本文内に追加したり、添付データとして電子メールに付加する。
一例を挙げて説明すると、例えば「渋谷駅(住所)」の付帯情報がユーザにより選択された場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、渋谷駅の実際の住所のテキスト情報を、前記文字入力エリア11のカーソル13の位置に追加する。また例えば、「渋谷駅(URL)」の付帯情報がユーザにより選択された場合、コミュニケーション端末は、そのURLの情報を、前記文字入力エリア11のカーソル13の位置に追加する。また例えば、「ハチ公(イメージ)」の付帯情報がユーザにより選択された場合、コミュニケーション端末は、例えばハチ公の画像イメージの情報を、添付データとして当該電子メールに付加する。なお、付帯情報がイメージ情報であり、当該イメージ情報の保存場所がウェブ上など外部に用意されている場合において、その付帯情報がユーザにより選択された時、コミュニケーション端末は、当該イメージ情報の保存場所を示すアドレス情報(例えばURL等の情報を、前記文字入力エリア11のカーソル13の位置に追加するようにしてもよい。
前述の図4では、前記付帯情報を前記繋がり候補表示エリア14内に表示する例を挙げたが、例えば図5に示すように、繋がり候補の表示エリアと付帯情報の表示エリアとを別々に分けてもよい。
この図5は、繋がり候補表示エリアと付帯情報表示エリアがタブ15,16により分けられているとともに、それらタブ15,16が選択可能となされている例を挙げている。すなわちこの例において、繋がり候補タブ15が選ばれた場合、繋がり候補表示エリア内には、前述の図2に示したのと同様の各繋がり候補、つまり付帯情報を含まないレコメンド情報等の繋がり候補が配列表示される。一方、付帯情報タブ16が選ばれた場合、候補表示エリアは、図5に示すように、付帯情報表示エリア17となされ、そのエリア内には各付帯情報のみが配列表示される。
この図5の例によれば、繋がり候補表示エリアと付帯情報表示エリアが分けられているため、ユーザは、それらを明確に区別することができる。また、この図5の例によれば、それら繋がり候補表示エリアと付帯情報表示エリアがタブ15,16により選択可能となされているため、ユーザは、繋がり候補タブ15を選択することで繋がり候補を選択可能となり、一方、付帯情報タブ16を選択することで付帯情報を選択可能となる。
前述の図2〜図5では、確定文に続く繋がり候補の一つとしてレコメンド情報を生成し、それを繋がり候補表示エリア内に表示する例を挙げたが、本実施形態のコミュニケーション端末は、図6に示すように、未確定状態の文字等12aから推測される予測候補の一つとしてレコメンド情報を生成し、それを予測候補表示エリア19内に表示することも可能となされている。
なお、図6は、前述同様に、コミュニケーション端末において、メールアプリケーションプログラム及びコミュニケーション情報生成プログラムが実行されていてメール本文等の作成がなされており、また、環境把握デバイスの一つとしてGPSセンサを備えているとした場合のディスプレイ表示例を挙げている。
ここで、この図6の例のように、文字入力エリア11内に未確定文字12a等がある場合、前記候補表示エリアは、その未確定文字12aから推測される複数の予測候補を表示するための予測候補表示エリア19となされる。
また、文字入力エリア11内に未確定文字12a等がある場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、前記予測候補表示エリア19の他に、当該未確定文字12aに対応した仮名漢字変換候補を表示するための仮名漢字変換候補表示エリアと、未確定文字12aが入力された時の例えばキー操作子に対応した英数カタカナ候補を表示するための英数カタカナ候補表示エリアと、未確定文字12aに応じたいわゆる顔文字や絵文字,記号等の候補を表示するための絵顔記号候補表示エリアをも用意し、それら各表示エリアを各々に対応したタブにより選択可能とする。図6には、前記予測候補表示エリア19に対応した予測タブ18と、仮名漢字変換候補表示エリアに対応した変換タブと、英数カタカナ候補表示エリアに対応した英数カナタブと、絵顔記号候補表示エリアに対応した絵顔記タブが用意され、予測タブ18に対応した予測候補表示エリア19が表示されている例を挙げている。なお、本実施形態のコミュニケーション端末は、文字入力エリア11に未確定文字が存在する際の初期状態の時には、前記予測タブ18が選択されて予測候補表示エリア19が表示された状態になされる。
この図6の例において、メール本文として例えば「外出中です。」の確定文12に続いて「いま」の未確定文字12aが入力された状態になっている場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、当該「外出中です。」の確定文12とそれに続く「いま」の未確定文字12aとを解析することにより、それら確定文12及び未確定文字12aが有する属性を調べる。すなわち、前記「外出中です。」の確定文12はユーザの行動及び場所に関する記述であることを連想させる文であり、また、「いま」の未確定文字12aは現在の時間に関する記述であることを連想させる文字であるため、本実施形態のコミュニケーション端末は、当該「外出中です。」の確定文12と「いま」の未確定文字12aが、ユーザの行動及び場所と現在の時間を連想させるという属性を有していると判定する。
またこの時も前述同様に、本実施形態のコミュニケーション端末は、自端末に搭載されている複数の環境把握デバイスのうち、前記文字入力エリア11内の確定文12a及び未確定文字12aから求めた属性情報に関連した環境把握情報を検出可能な環境把握デバイスを動作させる。ここで、前記環境把握デバイスとして、現在位置を検出するためのGPSセンサが搭載されている場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、当該GPSセンサを動作させ、さらに、当該GPSセンサにより検出した現在位置情報を基に、地図上の地名や建物等の情報を取得する。
この例の場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、前記GPSセンサにより得られた現在位置情報を基に、例えば「渋谷駅」や「ハチ公前」のような場所名,建物名,建造物名等のテキスト情報を取得し、さらに、それら「渋谷駅」や「ハチ公前」の場所名,建物名,建造物名等を表す文字と、前記未確定文字12aから推測される例えば「今」とが組み合わされた、例えば「今渋谷駅」や「今ハチ公前」などのレコメンド情報を生成する。そして、本実施形態のコミュニケーション端末は、それらレコメンド情報を、入力候補(予測候補)の一つとして、前記予測候補表示エリア19内に表示する。
したがって、前記「外出中です。」の確定文12に続いて例えば「今渋谷駅にいるよ。」等の文を入力したいような場合、ユーザは、前記予測候補表示エリア19内の「今渋谷駅」の入力候補を選択することにより、「外出中です。今渋谷駅」までの文を迅速且つ非常に容易に入力することが可能となる。その後、「いるよ。」の文字は、ユーザが直接各文字を入力するか、若しくは、前記「今渋谷駅」の文字が確定した後に前述したような繋がり候補表示エリア14内に表示される各繋がり候補の中にそれらに該当する文字等がある場合には、それらの選択により入力される。
なお、この場合も前述の繋がり候補の例と同様に、前記現在位置情報と未確定文字12a等とに基づいて生成された「今渋谷駅」や「今ハチ公前」のレコメンド情報は、予測候補表示エリア19内の先頭位置(図6の例ではエリア内の左上側)に表示することが望ましいが、勿論、他の位置に表示されてもよい。また、前記場所名,建物名,建造物名等の情報は、コミュニケーション端末に用意されたデータベースから取得してもよいし、携帯電話サービスにより提供されてもよく、インターネットを通じたウェブ検索などにより取得されてもよい。
図7には、本発明実施形態に対する比較例として、既存の文字入力予測変換技術のみを使用した場合の入力候補の例、つまり、本実施形態のように環境把握デバイスの出力情報(この例ではGPSセンサによる現在位置情報)を用いずに、前記「外出中です。」の確定文12に続く「いま」の未確定文字12aから推測される予測候補が、前記予測候補表示エリア19内に表示された例を示している。すなわちこの図7の例では、図6の例のように、前記「今渋谷駅」や「今ハチ公前」等の予測候補(レコメンド情報)が表示されることはない。したがって、図7の例の場合、ユーザは、例えば「外出中です。」に続いて「今渋谷駅にいるよ。」等の文を入力したいような場合、「今」の文字を直接入力若しくは予測候補表示エリア19内から選択した後、さらに「渋谷駅」等の文字を直接入力等しなければならなくなり、煩雑な入力作業が必要となる。
また、この例においても前述同様に、文字入力エリア11内の文や文字等が有する属性情報と環境把握デバイスが検出した環境把握情報とに基づいてピンポイントな場所名等が取得できなかった場合には、その現在位置の周辺の主要な場所名や建物名等と前記未確定文字12aとから推測される予測候補を、予測候補表示エリア内に列挙等してもよい。
また、前記未確定文字等と環境把握情報に基づいてレコメンド情報を生成する場合において、当該レコメンド情報に付帯情報が用意されているような時には、例えば図8に示すように、その付帯情報をも取得してディスプレイ画面上に表示(例えば予測候補表示エリア19内に一覧表示)し、それらの選択を可能としてもよい。
前述のように、前記未確定文字12a等と前記環境把握情報とに基づいて、例えば「今渋谷駅」や「今ハチ公前」などのレコメンド情報が生成された場合の付帯情報としては、図8に示すように、「今渋谷駅(住所)」や「今ハチ公前(住所)」、「今渋谷駅(URL)」や「今ハチ公前(URL)」、「今渋谷駅(イメージ)」や「今ハチ公前(イメージ)」のように、レコメンド情報にその住所やURL、イメージなどが付加された情報などを挙げることができる。この場合も前述同様に、それら住所の情報やURL、イメージ情報などの付帯情報は、コミュニケーション端末内で前記レコメンド情報と対応付けられてデータベース化されて用意されていてもよいし、必要に応じて、携帯電話サービスやインターネットを通じて取得されるものでもよい。
そして、この図8に挙げた何れかの付帯情報がユーザにより選択された場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、その選択された付帯情報を電子メールの本文内に追加したり、添付データとして電子メールに付加する。
すなわち一例として、「今渋谷駅(住所)」の付帯情報がユーザにより選択された場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、「今渋谷駅」の文字にその渋谷駅の実際の住所が付加されたテキスト情報を、前記文字入力エリア11のカーソル13の位置に追加する。また例えば、「今渋谷駅(URL)」の付帯情報がユーザにより選択された場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、「今渋谷駅」の文字とそれに続くURLの情報を、前記文字入力エリア11のカーソル13の位置に追加する。
また例えば、「今ハチ公前(イメージ)」の付帯情報がユーザにより選択された場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、例えば「今ハチ公前」の文字を前記文字入力エリア11のカーソル13の位置に追加するとともに、ハチ公の画像イメージの情報を添付データとして当該電子メールに付加する。
なお、この場合も前述同様に、付帯情報がイメージ情報であり、当該イメージ情報の保存場所がウェブ上など外部に用意されている場合場合において、その付帯情報がユーザにより選択された時、コミュニケーション端末は、当該イメージ情報の保存場所を示すアドレス情報(例えばURL等の情報を、前記文字入力エリア11のカーソル13の位置に追加するようにしてもよい。
また、図8では、付帯情報を予測候補表示エリア19内に表示する例を挙げたが、例えば図9に示すように、予測候補表示エリアと付帯情報表示エリアを別々に分け、それら予測候補表示エリアと付帯情報表示エリアをタブ18,20により選択可能としてもよい。
この図9の例において、予測タブ18が選ばれた場合、予測候補表示エリア19内には、前述の図6に示したのと同様の各予測候補、つまり付帯情報を含まないレコメンド情報等の予測候補が配列表示される。一方、付帯情報タブ20が選ばれた場合、図9に示すように、付帯情報表示エリア21内には、付帯情報が配列表示される。
この図9の例によれば、予測候補表示エリア19と付帯情報表示エリア21が分けられているため、ユーザは、それらを明確に区別することができる。また、この図9の例によれば、それら予測候補表示エリア19と付帯情報表示エリア21はタブ18,20により選択可能となされているため、ユーザは、予測タブ18を選択することで予測候補を選択可能となり、一方、付帯情報タブ20を選択することで付帯情報を選択可能となる。
[複数種類の環境把握デバイスとレコメンド情報の一例]
前述の説明では、環境把握デバイスとして、現在位置を計測するGPSセンサを挙げたが、本発明実施形態のコミュニケーション端末は、その他の環境把握デバイスとして、例えば、時間を計測する時間センサ(時計)、温度を計測する温度センサ、湿度を計測する湿度センサ、紫外線を計測するUVセンサ、高度を計測する高度センサ、気圧を計測する気圧センサ、風速を計測する風速センサ、水圧を計測する水圧センサ、雨量を計測する雨量センサ、静電気量を計測する静電気センサ、ユーザの体温を計測する体温センサ、ユーザの脈拍を計測する脈拍センサ、ユーザの血圧を計測する血圧センサ、地磁気を計測する地磁気センサ、加速度を計測する加速度センサ、回転運度を計測する回転センサ、ユーザの音声等を認識する音声認識センサ、照度を検出する照度センサ、放射線量を計測する放射線センサなど各種様々なセンサをも備えている。
前述の説明では、環境把握デバイスとして、現在位置を計測するGPSセンサを挙げたが、本発明実施形態のコミュニケーション端末は、その他の環境把握デバイスとして、例えば、時間を計測する時間センサ(時計)、温度を計測する温度センサ、湿度を計測する湿度センサ、紫外線を計測するUVセンサ、高度を計測する高度センサ、気圧を計測する気圧センサ、風速を計測する風速センサ、水圧を計測する水圧センサ、雨量を計測する雨量センサ、静電気量を計測する静電気センサ、ユーザの体温を計測する体温センサ、ユーザの脈拍を計測する脈拍センサ、ユーザの血圧を計測する血圧センサ、地磁気を計測する地磁気センサ、加速度を計測する加速度センサ、回転運度を計測する回転センサ、ユーザの音声等を認識する音声認識センサ、照度を検出する照度センサ、放射線量を計測する放射線センサなど各種様々なセンサをも備えている。
なお、これらセンサはあくまでも一例であり、本発明実施形態のコミュニケーション端末は、その他の多種多様なセンサをも備えている。また、本実施形態においては、例えば、前述した携帯電話通信網の基地局に接続するための通信部や、ディジタルテレビジョン放送を受信するディジタルテレビジョン受信部、ディジタルラジオ放送を受信するディジタルラジオ受信部、画像を撮影するためのデジタルカメラ部、ユーザ等によるタッチ操作等を検出するタッチパネル部、いわゆるRFID(Radio Frequency-Identification:電波方式認識)や非接触型ICカード等で用いられる非接触通信を行うための非接触通信部などについても、環境把握デバイスに含めることができる。
そして、本実施形態のコミュニケーション端末は、前述したように、未確定文字や確定文、過去の入力文字などのテキスト情報、各端末間で送受信された文や文字等が有する属性情報と、それら各種環境把握デバイスが取得した環境把握情報とに基づいて、レコメンド情報を生成可能となされている。
一例として、「会社出たよ。これから」のように、例えばユーザの行動に関する記述を連想させるような属性を有する文の入力が確定している場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、前記複数種類の環境把握デバイスのうち、ユーザの行動に影響を与える情報を検出可能なセンサとして、例えば、GPSセンサ、温度センサ、湿度センサ、時間センサ(時計)等を動作させる。
ここで、前記GPSセンサにより検出される現在位置から例えば「品川駅」の場所情報を得ることができ、温度センサにより「気温32度」のように或る程度高い温度情報が取得され、湿度センサにより「湿度30%」のように或る程度低い湿度情報が取得され、時間センサにより「午後7時」等のような退出時間帯の現在時刻情報が得られたとする。
この例の場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、それら「品川駅」、「気温32度」、「湿度30%」、「午後7時」等の各環境把握情報を基に、例えばデータベース検索やウェブ検索などを行い、一例として、品川駅近辺のビアガーデンの名称(例えば「品川BG」とする。)などの情報を取得し、それを前記レコメンド情報として繋がり候補表示エリアに表示する。なお、当該レコメンド情報について付帯情報が存在する場合には、その付帯情報(例えばビアガーデンの住所やURL、地図など)をも表示する。
そして、当該繋がり候補表示エリアから例えば前記「品川BG」の繋がり候補(レコメンド情報)がユーザにより選択された場合、文字入力エリア11には、前記「会社出たよ。これから」の確定文に続いて当該「品川BG」の文字が入力されることになり、また付帯情報も選択された場合にはその住所やURL等についても前述のように入力されることになる。さらに、例えば「会社出たよ。これから」に続いて前記「品川BG」が確定文となされた後、例えば「にでも行こうか?」のような文がユーザから入力等されたとすると、「会社出たよ。これから品川BGにでも行こうか?」の文が完成することになる。
この例によれば、ユーザの行動に関する記述を連想させるような属性を有する文と、GPSセンサ,温度センサ,湿度センサ,時間センサの各環境把握デバイスのうちユーザの行動に影響を与える情報を検出可能なデバイスから得られた環境把握情報とを基に、「品川BG」のようにユーザの行動を連想させるレコメンド情報をユーザに提示することができるため、当該「品川BG」等のテキスト情報をユーザが直接入力する手間を省くことが可能となる。また、本実施形態によれば、ユーザが当初は文字として入力することを思いつかなかった「品川BG」というビアガーデンの名称を、ユーザに対して提案することができる。
また他の一例として、「湘南海岸にきたよ。眩しいね。」のように、例えば特定の地域の気象に関する記述を連想させるような属性を有する文の入力が確定しているような場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、複数種類の環境把握デバイスのうち、特定地域の気象に関連した情報を検出可能なデバイスとして、温度センサ、湿度センサ、紫外線センサ、時間センサ(時計)、照度センサ等を動作させる。
ここで、温度センサにより「気温35度」のような高い温度情報が取得され、湿度センサにより「湿度80%」のように高い湿度情報が取得され、また時間センサにより「午前11時」等のような昼間の現在時刻情報が得られ、さらに紫外線センサにより「高い紫外線量」の情報が取得され、照度センサにより「強い太陽光に相当する照度」の情報が取得されたとする。
この場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、それら「気温35度」、「湿度80%」、「午前11時」、「高い紫外線量」、「強い太陽光に相当する照度」等の各環境把握情報を基に、例えばデータベース検索やウェブ検索などを行い、一例として、紫外線防護効果を表すレベルであるいわゆるSPF(Sun Protection Factor)やPA(Protection grade of UVA)の値が高い日焼け止めクリームの名称(例えば「UVクリームXXX」とする。)などの情報を生成し、それを前記レコメンド情報として繋がり候補表示エリアに表示する。また、当該レコメンド情報について付帯情報が存在する場合には、当該付帯情報(例えば「UVクリームXXX」の商品情報やその情報提供用のURLなど)をも表示する。
そして、繋がり候補表示エリアから例えば「UVクリームXXX」の繋がり候補がユーザにより選択されたとすると、前記「湘南海岸にきたよ。眩しいね。」の確定文に続いて「UVクリームXXX」の文字が入力されたことになり、さらに、付帯情報が選択された場合にはその商品情報やURLも入力されることになる。また、例えば「湘南海岸にきたよ。眩しいね。」に続いて「UVクリームXXX」が確定文となされた後、例えば「塗らなきゃ」のような文をユーザが入力したとすると、「湘南海岸にきたよ。眩しいね。UVクリームXXX塗らなきゃ」の文が完成することになる。
この例によれば、例えば特定地域の気象に関する記述を連想させるような属性を有する文と、温度センサ,湿度センサ,時間センサ,紫外線センサ,照度センサの各環境把握デバイスから得られた環境把握情報とを基に、「UVクリームXXX」のようなレコメンド情報をユーザに提示することができ、ユーザが「UVクリームXXX」のようなテキスト情報を直接入力する手間を省くことができる。また本実施形態によれば、ユーザが当初は文字として入力することを思いつかなかった「UVクリームXXX」という日焼け止めクリームの名称を、ユーザに対して提案することができる。
また他の一例として、「駅に向かっている途中だよ。」のように、例えばユーザの移動に関する記述を連想させるような属性を有する文の入力が確定しているような場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、複数種類の環境把握デバイスのうち、ユーザの移動に関連した情報を検出可能なデバイスとして、GPSセンサ、加速度センサ、脈拍センサ、体温センサ、血圧センサ、時間センサ等を動作させる。
ここで、GPSセンサにより検出された現在位置に基づいて、ユーザが現在移動しているルートの情報が得られ、さらに、その移動ルートにより「自宅から駅へ向かうルート」の情報が取得されたとする。また、加速度センサの加速度情報から、例えば、ユーザが歩いている状態か、或いは、走っている状態か、自転車に乗っている状態かの何れであるかなどを判断した結果、例えば「歩いている状態の徒歩モード」を示す情報が取得されたとする。また、脈拍センサからの脈拍情報や体温センサからの体温情報、血圧センサからの血圧情報などにより、ユーザがゆっくり歩いている状態か或いは急いで歩いている状態か等の運動強度を判断した結果、例えば「ゆっくり歩いている状態」であることを示す運動強度情報が取得されたとする。また、時間センサ(時計)からの現在時刻として、例えば「現在時刻:午後3時0分」の情報が取得されたとする。
この場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、それら「自宅から駅へ向かうルート」、「歩いている状態の徒歩モード」、「ゆっくり歩いている状態」、「現在時刻:午後3時0分」等の各情報を基に、例えばデータベース上やウェブ上の電車運行情報検索などにより、現在の移動ルートと歩行速度ならば、例えば「3時20分発、東京行き新幹線」に乗車することが可能であると判断でき、その「3時20分発、東京行き新幹線」の情報を生成することができる。これにより、本実施形態のコミュニケーション端末は、前記「3時20分発、東京行き新幹線」の情報を、前記レコメンド情報として繋がり候補表示エリアに表示したり、そのレコメンド情報について付帯情報が存在する場合には当該付帯情報(例えば時刻表のURLなど)を表示することができる。そして、当該繋がり候補表示エリアから例えば「3時20分発、東京行き新幹線」の繋がり候補(レコメンド情報)がユーザにより選択されたとすると、前記「駅に向かっている途中だよ。」の確定文に続いて「3時20分発、東京行き新幹線」の文字が入力されることになり、さらに付帯情報も選択された場合にはその時刻表のURLが入力されることになる。また、例えば「駅に向かっている途中だよ。」に続いて「3時20分発、東京行き新幹線」が確定文となされた後、例えば「で行きます。」のような文をユーザが入力したとすると、「駅に向かっている途中だよ。3時20分発、東京行き新幹線で行きます。」の文が完成することになる。
この例によれば、例えばユーザの移動に関する記述を連想させるような属性を有する文と、GPSセンサ、加速度センサ、脈拍センサ、体温センサ、血圧センサ、時間センサ等の各環境把握デバイスから得られた環境把握情報とを基に、「3時20分発、東京行き新幹線」のようなレコメンド情報をユーザに提示することができ、ユーザが「3時20分発、東京行き新幹線」のようなテキスト情報を直接入力する手間を省くことができる。また本実施形態によれば、ユーザが自ら時刻表等を確認しなくても、「3時20分発、東京行き新幹線」という時刻表情報を、そのユーザに対して提示することができる。
また他の一例として、「昨日のTVドラマPPP面白かったね。」のように、例えばユーザが視聴したテレビジョン番組に関する記述を連想させるような属性を有する文の入力が確定しているような場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、前記複数種類の環境把握デバイスのうち、当該ユーザが視聴した番組に関連した情報を検出可能なデバイスとして、ディジタルテレビジョン受信部、時間センサ、GPSセンサ等を動作させる。
ここで、GPSセンサにより検出される現在位置情報とディジタルテレビジョン受信部による放送受信情報とから、ディジタルテレビジョン放送のチャンネル設定エリアの情報が得られ、そのチャンネル設定エリアとして「東京エリア」の情報が取得されたとする。また、時間センサによる日時情報から現在の日時が「金曜午後6時」であるとする。また、ディジタルテレビジョン受信部により受信された番組情報により、「放送予定の各番組の放送時間や番組内容、出演者」などの情報が取得されたとする。
この場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、それら「東京エリア」、「金曜午後6時」、「放送予定の各番組の放送時間や番組内容、出演者」等の各情報を基に、例えばデータベース検索やウェブ検索等により前記TVドラマPPPの出演者(俳優QQQとする。)が登場する他の番組名(例えば「俳優QQQのTVドラマRRR」とする。」の情報を取得すると、それを前記レコメンド情報として繋がり候補表示エリアに表示することができる。また、当該レコメンド情報について付帯情報が存在する場合には、当該付帯情報(例えば番組情報のURLなど)を表示することができる。そして、繋がり候補表示エリアから例えば「俳優QQQのTVドラマRRR」の繋がり候補がユーザにより選択されたとすると、前記「昨日のTVドラマPPP面白かったね。」の確定文に続いて「俳優QQQのTVドラマRRR」の文字が入力されることになり、また付帯情報も選択された場合にはその番組情報のURLが入力されることになる。さらに、例えば「昨日のTVドラマPPP面白かったね。」に続いて「俳優QQQのTVドラマRRR」が確定文となされた後、例えば「も期待できるね。」のような文をユーザが入力したとすると、「昨日のTVドラマPPP面白かったね。俳優QQQのTVドラマRRRも期待できるね。」の文が完成することになる。
この例によれば、例えばユーザの視聴した番組に関する記述を連想させるような属性を有する文と、ディジタルテレビジョン受信部、時間センサ、GPSセンサ等の各環境把握デバイスから得られた環境把握情報とを基に、「俳優QQQのTVドラマRRR」のようなレコメンド情報をユーザに提示することができ、ユーザが「俳優QQQのTVドラマRRR」のようなテキスト情報を直接入力する手間を省くことができる。また本実施形態によれば、ユーザが自らテレビジョン放送番組表などを詳細に確認しなくても、「俳優QQQのTVドラマRRR」という俳優QQQの出演番組を、そのユーザに対して提示することができる。
なお、本発明実施形態においては、確定済み或いは未確定の文字等のテキスト情報が有する属性情報と各種種環境把握デバイスが検出した環境把握情報との組み合わせを基に、多種多様なレコメンド情報を生成可能であるが、それらを個々に全て例示すると余りにも膨大となるため、ここではそれら全ての例示については省略する。
また、前述の説明では、前記複数種類の環境把握デバイスのうち、前記確定済み或いは未確定の文字等のテキスト情報が有する属性情報に関連した環境把握情報を検出可能なデバイスのみを動作させる例を挙げたが、本実施形態のコミュニケーション端末は、例えば、全ての環境把握デバイスを常時動作状態としておき、それら全環境把握デバイスの出力情報の中から、前記属性情報に関連した環境把握情報のみを選出することも可能である。このように、全ての環境把握デバイスを常時動作状態としておいた場合、環境把握デバイスの起動待ち時間を無くすことができ、その結果として、レコメンド情報を迅速に生成することができることになる。一方、通常は全ての環境把握デバイスを停止或いはアイドル状態としておき、レコメンド情報の生成に必要な環境把握デバイスのみを起動或いはアクティブ状態にさせるようにした場合には、コミュニケーション端末の消費電力を減らすことができることになる。
[コンテクストに基づくレコメンド情報の生成]
前述の実施形態の説明では、レコメンド情報として、例えば一つの単語や二乃至三の単語の組み合わせ、一つの文節などからなる短い語句等が生成される例を挙げたが、本発明実施形態のレコメンド情報は、複数の名詞や助詞、助動詞、動詞などが組み合わされた、それぞれ異なるニュアンスを有した複数の文章であってもよい。
前述の実施形態の説明では、レコメンド情報として、例えば一つの単語や二乃至三の単語の組み合わせ、一つの文節などからなる短い語句等が生成される例を挙げたが、本発明実施形態のレコメンド情報は、複数の名詞や助詞、助動詞、動詞などが組み合わされた、それぞれ異なるニュアンスを有した複数の文章であってもよい。
図10には、一例として、未確定文字12a等から推測される予測候補の一つとして、それぞれがニュアンスの異なる文章からなる幾つかのレコメンド情報を、候補表示エリア内に表示した例を挙げている。また、図11には、それぞれニュアンスの異なる複数のレコメンド情報について付帯情報が用意されているような場合に、それら付帯情報を候補表示エリア内に表示した例を挙げている。すなわちこれら図10,図11の例では、各々ニュアンスが異なる複数のレコメンド情報が表示されるレコメンド情報表示エリア(図10のエリア23)と、それらレコメンド情報に対応した付帯情報が表示される付帯情報表示エリア(図11のエリア24)とが用意されている例を挙げている。
また、図10,図11の例の場合、候補表示エリアには、それらレコメンド情報表示エリア23,付帯情報表示エリア24とともに、前述同様の予測候補表示エリア、仮名漢字変換候補表示エリア、英数カタカナ候補表示エリアも用意されており、それら各エリアがそれぞれタブにより選択可能となされている。図10,図11の例の場合、前記レコメンド情報表示エリア23に対応したタブはレコメンドタブ22となされ、前記付帯情報表示エリア24に対応したタブは付帯情報タブ20となされている。なお、図10,図11の例では、絵顔記号候補表示エリアとそれに対応した絵顔記タブについては図示を省略しているが、もちろんそれらが用意されていてもよい。
図10の例では、文字入力エリア内に、確定文12として例えば「仕事終わったよ。」が表示され、さらに「えいが」の未確定文字12aが入力された状態を示している。
この時、本実施形態のコミュニケーション端末は、確定文12の「仕事終わったよ。」とそれに続く未確定文字12aの「えいが」のテキスト情報を解析することにより、それら確定文12及び未確定文字12aが、例えばユーザの行動に関する記述であることを連想させるという属性を有していると判定する。また、本実施形態のコミュニケーション端末は、前記「えいが」という未確定文字12aについて解析することにより、当該「えいが」という未確定文字12aが「映画」を表すと推定されたとき、当該「映画」に対応した動詞は「観る」である確率が高いと判定する。
また、本実施形態のコミュニケーション端末は、確定文12の「仕事終わったよ。」とそれに続く未確定文字12aの「えいが」のテキスト情報の解析により、場所に関する記述であることを連想させる属性を有していることも判定する。このため、本実施形態のコミュニケーション端末は、自端末に搭載されている複数の環境把握デバイスのうち、特に、前記場所に関連した環境把握情報を検出可能な例えばGPSセンサを動作させ、そのGPSセンサにより現在位置情報を検出する。さらに、本実施形態のコミュニケーション端末は、前記GPSセンサにより検出された現在位置情報と、前記未確定文字12aである「えいが」のテキスト情報とを基に、例えばデータベース検索やウェブ検索などを行い、当該現在位置において「映画」に関連する地図上の地名や建物等の情報を取得する。
ここで、その現在位置において例えば「映画」を上映している映画館等の情報が得られたような場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、さらに例えばデータベース検索やウェブ検索などにより、その映画館で上映される映画のタイトルや上映時間、映画のあらすじや出演者などの様々な映画関連情報を取得する。なお、この例では、現在位置に近い映画館の情報として例えば「KKK座」の情報を取得し、その「KKK座」で上映している映画のタイトルとして例えば「JJJJJ映画」の情報を取得し、当該映画の上映開始時間が例えば午後6時である「18:00〜」の情報を取得したとする。また、それらレコメンド情報について付帯情報が存在する場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、それら付帯情報についても取得する。
そして、本実施形態のコミュニケーション端末は、前記「観る」の動詞と、前記取得した情報である「KKK座」,「JJJJJ映画」,「18:00〜」等の情報とから想定されるコンテクストを判断するとともに、そのコンテクストで使用される助詞や助動詞などを自動生成し、それらを組み合わせることにより、それぞれニュアンスが異なる幾つかのレコメンド情報を生成する。すなわち、本実施形態のコミュニケーション端末は、一例として、「JJJJJ映画をKKK座で18:00〜観るよ」や「JJJJJ映画をKKK座で18:00〜観ない?」、「JJJJJ映画をKKK座で18:00〜観たいな」などのニュアンスが異なる幾つかのレコメンド情報を生成する。
これらレコメンド情報は、図10に示すように、レコメンドタブ22が選択された時の前記レコメンド情報表示エリア23内に一覧表示され、当該レコメンド情報表示エリア23内から何れかのレコメンド情報がユーザにより選択されると、文字入力エリア11には、当該選択されたレコメンド情報が、前記「仕事終わった?」の確定文12に続いて入力されることになる。すなわち例えば、レコメンド情報表示エリア23内から「JJJJJ映画をKKK座で18:00〜観ない?」のレコメンド情報が選択されたような場合には、前記「仕事終わった?」の確定文12に続いて、「JJJJJ映画をKKK座で18:00〜観ない?」の文字が表示されることになる。なお、この時の「JJJJJ映画をKKK座で18:00〜観ない?」の文字は確定文字にしてもよいし、未確定文字のままにしてもよい。
また例えば、前記レコメンド情報について付帯情報が取得されている場合、それら付帯情報は、図11に示すように、レコメンドタブ22が選択された時の前記付帯情報表示エリア24内に一覧表示される。なお、図11の例では、付帯情報表示エリア24内に、例えば「JJJJJ映画(URL)」や「KKK座(URL)」、「KKK座(マップURL)」、「KKK座(マップイメージ)」、「KKK座(住所・電話番号)」、「JJJJJ映画上映館リスト(URL)」、「JJJJJ映画上映館(マップ)」などが表示されている。そして、これら付帯情報の中からユーザが所望の付帯情報を表示すると、本実施形態のコミュニケーション端末は、その選択された付帯情報(URLやマップイメージ等)を前述のように文字入力エリア11へ表示等する。
なお、図10,図11の例では、レコメンド情報や付帯情報をそれぞれタブにて選択可能な別の表示エリア内に表示する例を挙げたが、前述の図6や図8の例のように予測候補表示エリア18内に表示してもよい。
また、図10,図11の例では、それぞれニュアンスが異なるレコメンド情報を、予測候補の一つとして生成した例を挙げたが、前述の図2や図4の例のように繋がり候補の一つとして生成することも可能である。
[非リアルタイム型のレコメンド情報の生成及び保存]
前述の実施形態では、文字入力エリアに入力された文や文字が有する属性と、その属性に応じて環境把握デバイスが取得した環境把握情報とに基づいて、略々リアルタイムにレコメンド情報を生成及び表示等する例を挙げたが、本発明実施形態においては、例えばコミュニケーション相手先との間で既に送受信されたテキスト情報を基に、非リアルタイムにレコメンド情報を生成及び保存しておくことも可能である。
前述の実施形態では、文字入力エリアに入力された文や文字が有する属性と、その属性に応じて環境把握デバイスが取得した環境把握情報とに基づいて、略々リアルタイムにレコメンド情報を生成及び表示等する例を挙げたが、本発明実施形態においては、例えばコミュニケーション相手先との間で既に送受信されたテキスト情報を基に、非リアルタイムにレコメンド情報を生成及び保存しておくことも可能である。
このように、非リアルタイムな状態で生成及び保存されたレコメンド情報は、その後、当該相手先との間でテキスト情報を用いたコミュニケーションが行われる際に、前述した入力候補の一つとして、リアルタイムなレコメンド情報と共に表示されたり、或いは、リアルタイムなレコメンド情報とは別に表示される。
一例として、本文内に「今渋谷にいるよ。映画でも観ない?」と記述された電子メールが既にコミュニケーション相手先へ送信済みであるような場合、本実施形態のコミュニケーション端末は、当該メール本文に含まれる例えば「今」,「渋谷」,「映画」などのテキスト情報と、当該メール本文のテキスト情報の解析及びそれに続く環境把握処理により得られた「現在位置」や「現在時間」の情報とを基に、複数の名詞や助詞、助動詞、動詞などが組み合わされた、前述の図10に例示したような、それぞれ異なるニュアンスを有する複数の文章からなるレコメンド情報を生成し、それを保存しておく。
その後、コミュニケーション相手先から返信があり、その返信に対する応答の電子メールを作成するために、メール本文の作成画面が表示された時、本実施形態のコミュニケーション端末は、例えば前述したようなレコメンドタブにて選択可能なレコメンド情報表示エリア内に、前記先に作成して保存しておいたレコメンド情報を一覧表示する。
この場合、ユーザは、それらレコメンド情報の中から所望のものを選択することにより、自ら文の情報を考えたり、各文字を入力等する作業を行うことなく、当該コミュニケーション相手先との間で過去にやり取りしたコミュニケーション内容等に応じた返信メールを作成して送信することが可能となる。
[コミュニケーションサーバによるレコメンド情報の生成及び提供]
前述の実施形態では、携帯電話端末1A,1B,1Cやパーソナルコンピュータ6等のコミュニケーション端末が自らレコメンド情報を生成する例を主に説明したが、本発明実施形態のコミュニケーションシステムにおいては、コミュニケーションサーバ4がレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報をコミュニケーション端末へ提供することも可能となされている。
前述の実施形態では、携帯電話端末1A,1B,1Cやパーソナルコンピュータ6等のコミュニケーション端末が自らレコメンド情報を生成する例を主に説明したが、本発明実施形態のコミュニケーションシステムにおいては、コミュニケーションサーバ4がレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報をコミュニケーション端末へ提供することも可能となされている。
このようにコミュニケーションサーバがレコメンド情報を生成する場合、コミュニケーション端末は、他の端末との間でテキスト情報を使用したコミュニケーションを行う際に、前述したように文字入力エリア11内の確定文,未確定文字等が有する属性を判定し、その属性情報を基に環境把握デバイスを動作させて環境把握情報を検出する。そして、コミュニケーション端末は、前記文字入力エリア11内の文等のテキスト情報と前記環境把握情報とを、コミュニケーションサーバへ送信する。
この時のコミュニケーションサーバは、前記コミュニケーション端末から受け取ったテキスト情報と環境把握情報とを基にレコメンド情報を生成する。すなわちコミュニケーションサーバは、前記受け取ったテキスト情報の文等を解析し、その解析結果と、前記受け取った環境把握情報とを基に、レコメンド情報を生成する。そして、コミュニケーションサーバは、当該生成したレコメンド情報をコミュニケーション端末へ送信する。
ここで、当該コミュニケーションサーバにおける前記テキスト情報の解析処理は、コミュニケーション端末における前述のような属性判定の処理と同じであってもよいし、当該サーバ独自の解析処理であってもよい。
なお、当該コミュニケーションサーバにおける前記解析処理が、前述のコミュニケーション端末による属性判定処理と同じである場合、当該コミュニケーションサーバで生成されるレコメンド情報は概ね前述同様の情報となる。
一方、当該コミュニケーションサーバにおいて独自の解析が行われる場合、コミュニケーションサーバにて生成されるレコメンド情報は、前述の例とは異なるものとなる。すなわちこの場合、コミュニケーションサーバは、前述の属性判定に基づくレコメンド情報とは異なるレコメンド情報を、コミュニケーション端末へ提供することが可能となる。
前記独自の解析により生成されるレコメンド情報としては、一例として、コミュニケーションサーバ側が、コミュニケーション端末のユーザへ提供することを望む内容を有する情報などを挙げることができる。
このように端末ユーザへの提供を望むレコメンド情報としては、一例として、商品やサービス等を直接紹介するようないわゆる広告内容を記述した情報や、商品やサービス等を間接的に紹介する情報などを挙げることができる。
以下、商品やサービス等を紹介するレコメンド情報について、幾つかの具体例を挙げて説明する。なお、以下の説明はあくまでも一例である。
先ず、コミュニケーション端末のユーザが例えば「渋谷駅」近くに居るとともに、そのユーザにより例えば「仕事終わったよ。」の確定文の後に「えいが」の未確定文字が続いているような場合において、コミュニケーションサーバが、当該渋谷駅近傍の映画館を紹介するレコメンド情報を生成してコミュニケーション端末へ送信する例を挙げる。
なおこの例において、前記コミュニケーションサーバには、一例として、現在上映期間となっている様々な映画に関する情報(映画のタイトルや上映時間、映画のあらすじや出演者などの様々な映画関連情報)と、それら各映画が上映される映画館に関する情報(映画館の名称や住所,電話番号,地図等の情報)などが登録されているとする。
この例の場合、前記コミュニケーション端末からコミュニケーションサーバへは、前記「仕事終わったよ。」の確定文の後に「えいが」の未確定文字が続いたテキスト情報と、渋谷駅近くの現在位置を示す前記環境把握情報とが送信される。
この時のコミュニケーションサーバは、前記「仕事終わったよ。」の確定文の後に「えいが」の未確定文字が続いたテキスト情報を解析することにより、例えば、コミュニケーション端末のユーザが現時点で空き時間になっている確率が高く、また、そのコミュニケーション相手先に対してそれを知らせる意図を有している確率が高く、さらに、ユーザは「映画」に関心を持っていてそれをコミュニケーション相手先との間で話題にしようとしている確率が高いと判定する。
またこの時のコミュニケーションサーバは、コミュニケーション端末から送られてきた環境把握情報により、その端末ユーザが渋谷駅近くに居ることを認識する。
このため、本実施形態のコミュニケーションサーバは、それら解析情報及び環境把握情報と、さらに必要に応じて現在の時刻をも用い、前記登録されている情報の中から、渋谷駅の近傍の映画館に関する情報を参照し、さらにそれら参照した映画館で上映されている映画に関連する情報(映画関連情報)を参照する。
当該参照により、例えば「KKK座」や「MMM館」,「OOO館」などの映画館の名称情報が取得され、また、「KKK座」で上映されている映画のタイトルとして「JJJJJ映画」の情報が取得されると共にその映画の上映開始時間として「18:00〜」の情報が取得され、また同様に、「MMM館」で上映されている映画のタイトルが「LLLLL映画」であると共にその上映開始時間として「19:00〜」の情報が取得され、また同様に、「OOO館」で上映されている映画のタイトルが「NNNNN映画」であると共にその上映開始時間として「16:30〜」の情報が取得されたとする。
この場合、コミュニケーションサーバは、それら映画館の名称と映画タイトル及び上映開始時間の各名詞から想定されるコンテクストを判断し、そのコンテクストで使用される助詞や助動詞、動詞などを自動生成し、それらを組み合わせることにより、幾つかのレコメンド情報を生成する。すなわち一例として、「JJJJJ映画をKKK座で18:00〜観ない?」や、「LLLLL映画をMMM館で19:00〜観ない?」、「NNNNN映画をOOO館で16:30〜観ない?」などのレコメンド情報を生成する。そして、コミュニケーションサーバは、それらのレコメンド情報をコミュニケーション端末へ送信する。
前記コミュニケーションサーバから送られてきたレコメンド情報を受信したコミュニケーション端末は、それらレコメンド情報を、図12に示すように、前記レコメンド情報表示エリア23内に一覧表示する。すなわち、この時のレコメンド情報表示エリア23内には、前記「JJJJJ映画をKKK座で18:00〜観ない?」や、「LLLLL映画をMMM館で19:00〜観ない?」、「NNNNN映画をOOO館で16:30〜観ない?」などのレコメンド情報が一覧表示される。
そして、当該レコメンド情報表示エリア23内から何れかのレコメンド情報がユーザにより選択された場合、コミュニケーション端末は、文字入力エリア11の前記「仕事終わったよ。」の確定文12に続いて、当該選択されたレコメンド情報を表示する。例えば、レコメンド情報表示エリア23内から「LLLLL映画をMMM館で19:00〜観ない?」のレコメンド情報が選択された場合には、前記「仕事終わったよ。」の確定文12に続いて、「LLLLL映画をLLL館で19:00〜観ない?」の文字が表示されることになる。
すなわち、この例によれば、コミュニケーションサーバ側は、コミュニケーション端末のユーザや、当該ユーザとコミュニケーションを行っている他端末のユーザに対して、渋谷駅近辺に存在している映画館とそれら映画館で上映されている映画等を間接的に知らせるとともに、それら両ユーザを何れかの映画館へ導くようなことが可能となる。
次に、他の例として、コミュニケーション端末のユーザが例えば「品川駅」近くに居るとともに、そのユーザにより例えば「会社出たよ。これから」のような文が入力されているような場合に、コミュニケーションサーバが、当該品川駅近傍のレストランやビアガーデンなどの飲食店を紹介するレコメンド情報を生成して、コミュニケーション端末へ送信する例を挙げる。
この例の場合、前記コミュニケーションサーバには、一例として、レストランやビアガーデン等の様々なジャンルの飲食店等に関する情報と、それら各飲食店の名称や住所、電話番号、地図等の情報、各飲食店のお勧め料理の情報などが登録されている。
またこの例の場合、前記コミュニケーション端末からコミュニケーションサーバへは、前記「会社出たよ。これから」の文のテキスト情報と、環境把握情報とが送信される。
ここで、コミュニケーション端末において検出された環境把握情報として、例えば、品川駅近くを示す現在位置情報と、「気温32度」の温度情報、「湿度30%」の湿度情報、「午後7時」の現在時刻情報が得られているとした場合、コミュニケーション端末からコミュニケーションサーバへは、それら品川駅近くを示す現在位置情報と、「32度」の温度情報と、「30%」の湿度情報、「午後7時」の現在時刻情報が送信される。
この時のコミュニケーションサーバは、前記「会社出たよ。これから」の文のテキスト情報を解析することにより、例えば、コミュニケーション端末のユーザが外に居る確率が高く、また、そのコミュニケーション相手先に対してそれを知らせる意図を有している確率が高く、さらに、ユーザは何らかのことをコミュニケーション相手先に伝えようとしている確率が高いと判定する。
またこの時のコミュニケーションサーバは、コミュニケーション端末から送られてきた環境把握情報により、その端末ユーザが品川駅近くに居ること、ユーザの周囲の気温が「32度」のような高い温度であり、湿度は「30%」のように低い湿度となっており、さらに、その時の時刻が「午後7時」等のような夕食時の時間帯であることを認識する。
このため、本実施形態のコミュニケーションサーバは、それら解析情報と環境把握情報とに基づいて、前記登録されている情報の中から、例えば、品川駅近くの飲食店に関する情報を参照するとともに、それら参照された品川駅近くの膨大な数の飲食店に関する情報のうち、前記環境把握情報による「32度」の温度と「30%」の湿度と「午後7時」の時刻から適当であると推測される飲食店の情報を抽出する。
ここで、当該参照と情報抽出により、品川駅近辺のビアガーデンの名称(例えば「品川BG」)やレストランの名称(例えば「品川レストランSR」)、居酒屋の名称(例えば「品川居酒屋SI」)などの情報が取得され、また、「品川BG」のお勧め料理として例えば「大盛り枝豆」の情報、「品川レストランSR」のお勧め料理として「海鮮冷製パスタ」の情報、「品川居酒屋SI」のお勧め料理として「焼き鳥盛り合わせ」の情報などが得られたとする。
この場合、コミュニケーションサーバは、それら各飲食店の名称やお勧め料理の各名詞から想定されるコンテクストを判断し、そのコンテクストで使用される助詞や助動詞、動詞などを自動生成し、それらを組み合わせることにより、幾つかのレコメンド情報を生成する。
すなわち一例として、「品川BGで大盛り枝豆を食べない?」や、「品川レストランSRで海鮮冷製パスタを食べない?」、「品川居酒屋SIで焼き鳥盛り合わせを食べない?」などのレコメンド情報を生成する。そして、コミュニケーションサーバは、それらのレコメンド情報をコミュニケーション端末へ送信する。
前記コミュニケーションサーバから送られてきたレコメンド情報を受信したコミュニケーション端末は、それらレコメンド情報を、前記レコメンド情報表示エリア内に一覧表示する。すなわち、この時のレコメンド情報表示エリア内には、前記「品川BGで大盛り枝豆を食べない?」、「品川レストランSRで海鮮冷製パスタを食べない?」、「品川居酒屋SIで焼き鳥盛り合わせを食べない?」などのレコメンド情報が一覧表示される。
そして、当該レコメンド情報表示エリア内から何れかのレコメンド情報がユーザにより選択された場合、コミュニケーション端末は、文字入力エリアの前記「会社出たよ。これから」の文に続いて、当該選択されたレコメンド情報を表示する。例えば、レコメンド情報表示エリア内から「品川レストランSRで海鮮冷製パスタを食べない?」のレコメンド情報が選択された場合には、前記「会社でたよ。これから」の確定文に続いて、「品川レストランSRで海鮮冷製パスタを食べない?」の文字が表示されることになる。
すなわち、この例によれば、コミュニケーションサーバ側は、コミュニケーション端末のユーザや、当該ユーザとコミュニケーションを行っている他端末のユーザに対して、品川駅近辺に存在している飲食店とそれら飲食店のお勧め料理等を紹介するとともに、それら両ユーザを何れかの飲食店へ導くようなことが可能となる。
また、他の例として、コミュニケーション端末のユーザが例えば湘南海岸に来ているとともに、そのユーザにより例えば「湘南海岸に来たよ。眩しいね。」のような文が入力されているような場合に、コミュニケーションサーバが、例えば日焼け止めクリームやコンビニエンスストア、駐車場、休憩施設などを紹介するレコメンド情報を生成して、コミュニケーション端末へ送信する例を挙げる。
この例の場合、前記コミュニケーションサーバには、一例として、日焼け止めクリームやそのクリームを購入可能なコンビニエンスストア等の店舗、湘南海岸近辺の駐車場、休息施設などに関する情報と、それら店舗や駐車場、休息施設等の名称や住所、電話番号、地図等の情報などが登録されている。
またこの例の場合、前記コミュニケーション端末からコミュニケーションサーバへは、前記「湘南海岸へ来たよ。眩しいね。」の文のテキスト情報と、環境把握情報とが送信される。
ここで、コミュニケーション端末において検出された環境把握情報として、例えば、湘南海岸付近の現在位置と、「気温35度」の温度情報、「湿度80%」の湿度情報、「午前11時」の現在時刻情報、「高い紫外線量」を示す紫外線情報、「強い太陽光に相当する照度」を示す照度情報などが取得され、それらの各情報がコミュニケーション端末からコミュニケーションサーバへ送信されたとする。
この時のコミュニケーションサーバは、前記「湘南海岸へ来たよ。眩しいね。」の文のテキスト情報を解析することにより、例えば、コミュニケーション端末のユーザが海岸等に居る確率が高く、また、そのコミュニケーション相手先に対してそれを知らせる意図を有し、さらに、ユーザは何らかのことをコミュニケーション相手先に伝えようとしている確率が高いと判定する。
またこの時のコミュニケーションサーバは、コミュニケーション端末から送られてきた各環境把握情報により、その端末ユーザが実際に湘南海岸近辺に居ること、ユーザの周囲の気温が「35度」のような高い温度であり、湿度も「80%」のように高い湿度となっており、さらに、その時の時刻が「午前11時」であり、紫外線量が多く非常に明るい環境であることを認識する。
このため、本実施形態のコミュニケーションサーバは、それら解析情報と環境把握情報とに基づいて、前記登録されている情報の中から、現在位置近辺の駐車場に関する情報を参照するとともに、前記「35度」の気温、「80%」の湿度、現在時刻の「午前11時」、「高い紫外線量」、「強い太陽光に相当する照度」などから熱中症等の危険を避けることのできる冷房環境が整った休息施設等に関する情報を参照し、また、日焼け止めクリームとそれを現在位置近辺で販売等している店舗等に関する情報などについても参照して、それら情報を抽出する。
ここで、当該参照と情報抽出により、駐車場の名称や休息施設の名称、日焼け止めクリームの名称等の情報が得られると、コミュニケーションサーバは、それら駐車場や休息施設、日焼け止めクリームの名称などの各名詞から想定されるコンテクストを判断し、そのコンテクストで使用される助詞や助動詞、動詞などを自動生成し、それらを組み合わせることにより、幾つかのレコメンド情報を生成する。すなわち一例として、「EE駐車場に停めます。」や、「FF休息施設で一休みします。」、「UVクリームXXXでGGコンビニで買うよ。」などのレコメンド情報を生成する。そして、コミュニケーションサーバは、それらのレコメンド情報をコミュニケーション端末へ送信する。
前記コミュニケーションサーバから送られてきたレコメンド情報を受信したコミュニケーション端末は、それらレコメンド情報を、前記レコメンド情報表示エリア内に一覧表示する。すなわち、この時のレコメンド情報表示エリア内には、前記「EE駐車場に停めます。」、「FF休息施設で一休みします。」、「UVクリームXXXでGGコンビニで買うよ。」などのレコメンド情報が一覧表示される。
そして、当該レコメンド情報表示エリア内から何れかのレコメンド情報がユーザにより選択された場合、コミュニケーション端末は、文字入力エリアの前記「湘南海岸に来たよ。眩しいね。」の文に続いて、当該選択されたレコメンド情報を表示する。例えば、レコメンド情報表示エリア内から「FF休息施設で一休みします。」のレコメンド情報が選択された場合には、前記「湘南海岸に来たよ。眩しいね。」の確定文に続いて、「FF休息施設で一休みします。」の文字が表示されることになる。
すなわち、この例によれば、コミュニケーションサーバ側は、コミュニケーション端末のユーザや、当該ユーザとコミュニケーションを行っている他端末のユーザに対して、湘南海岸近辺の駐車場や休息施設、紫外線等を防ぐための日焼け止めクリームなどの情報を紹介するとともに、それら両ユーザ間のコミュニケーションを補助するようなことが可能となる。
なお、本発明実施形態のコミュニケーションサーバによれば、コミュニケーション端末からのテキスト情報と各種種環境把握情報との組み合わせを基に多種多様なレコメンド情報を生成可能であるが、それらを個々に全て例示することは省略する。
その他、コミュニケーションサーバは、前述のように生成したレコメンド情報に付帯情報があり、それら付帯情報をコミュニケーション端末から要求された時には、当該付帯情報をコミュニケーション端末へ送信することも行う。
そして、当該付帯情報を受信したコミュニケーション端末は、その受信した付帯情報を前述のように表示する。
また、前述の説明では、コミュニケーションサーバ側のみがレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報がコミュニケーション端末のディスプレイ画面上に表示される例を挙げたが、コミュニケーション端末側でも前述同様に自らレコメンド情報を生成することも可能である。
この場合、コミュニケーション端末は、自らが生成したレコメンド情報と、前記コミュニケーションサーバから取得したレコメンド情報を組み合わせて表示等してもよく、それらレコメンド情報の中から最適と判定される幾つかのレコメンド情報を取り出して表示等してもよい。また、自ら作成したレコメンド情報と、コミュニケーションサーバから取得したレコメンド情報を、それぞれエリア分けし、それらをタブにより選択可能としてもよい。これにより、本実施形態によれば、コミュニケーション端末のディスプレイ画面上に様々なレコメンド情報を表示することが可能となる。
また前述のようにコミュニケーションサーバがレコメンド情報を生成する場合において、当該コミュニケーションサーバ側が前記属性の判定を行うようにしてもよい。
この例の場合、コミュニケーション端末は、前述した属性の判定を行うことなく、先ず、前記テキスト情報のみをコミュニケーションサーバへ送信する。
このテキスト情報を受信したコミュニケーションサーバは、そのテキスト情報からなる文等を、前述同様に解析することにより属性判定を行い、その属性判定の結果をコミュニケーション端末へ返す。
この属性判定の結果を受け取ったコミュニケーション端末は、その属性判定結果に基づいて前述のように環境把握デバイスを動作させるとともに、当該環境把握デバイスにて検出した環境把握情報をコミュニケーションサーバへ送る。
そして、この時のコミュニケーションサーバは、既に受け取っているテキスト情報と、今回受け取った環境把握情報とを基に、前述同様のレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報をコミュニケーション端末へ送る。
また、このようにコミュニケーションサーバ側で属性判定を行う場合において、コミュニケーションサーバは、属性判定の結果をそのままコミュニケーション端末へ返信するのではなく、当該属性判定の結果に応じた環境把握デバイスの動作を要求するリクエスト情報をコミュニケーション端末へ送信してもよい。
この例の場合、コミュニケーションサーバには、例えば、コミュニケーション端末に搭載されている環境把握デバイスに関する情報が予め登録されている。そして、コミュニケーションサーバは、前記属性判定の結果を基に、登録環境把握デバイスの何れを動作させるかを判断し、その環境把握デバイスについての前記リクエスト情報を、前記コミュニケーション端末へ送信する。
なお、コミュニケーション端末の環境把握デバイスに関する情報がコミュニケーションサーバに予め登録されていないような場合、コミュニケーションサーバは、そのコミュニケーション端末に対し、搭載されている環境把握デバイスに関する情報を要求し、その要求に対する応答情報を基に、何れの環境把握デバイスを動作させるか判断する。そして、コミュニケーションサーバは、その環境把握デバイスの動作を要求する前記リクエスト情報をコミュニケーション端末へ送信する。
以上説明したように、コミュニケーションサーバがレコメンド情報を生成するようにした場合、コミュニケーション端末は、レコメンド情報を生成するための処理を行わなくて済むことになるため、コミュニケーション実行時の処理負担を軽減でき、また、大きなデータベースを備えておく必要もなくなる。また、コミュニケーションサーバは、携帯電話端末等のコミュニケーション端末に比べ遥かに処理能力が高く、また膨大なデータベースを備えることも可能であるため、端末間で行われているコミュニケーションの内容に対して、より適切なレコメンド情報を生成することが可能となる。
[コミュニケーションサーバによるレコメンド情報生成テーブル]
図13には、前述のようにコミュニケーションサーバがレコメンド情報を生成する際の元になる情報テーブルの一例を示す。特に図13の例は、商品やサービス等を直接的或いは間接的に紹介するようなレコメンド情報を生成する場合の情報テーブルを示している。
図13には、前述のようにコミュニケーションサーバがレコメンド情報を生成する際の元になる情報テーブルの一例を示す。特に図13の例は、商品やサービス等を直接的或いは間接的に紹介するようなレコメンド情報を生成する場合の情報テーブルを示している。
この図13に例示したように、コミュニケーションサーバに用意されているレコメンド情報生成用の情報テーブルは、例えば商品やサービス等を紹介するようないわゆる広告内容を記述した情報(以下、登録情報と表記する。)を挙げることができる。なお、この図13に挙げた各情報やテーブル項目は、それぞれあくまでも一例であり、本発明のコミュニケーションサーバに用意されている情報テーブルには、商品やサービス以外の様々な情報や例示したもの以外のテーブル項目も含まれている。
図13において、情報テーブルには、テーブル項目の一例として、レコメンド情報内に書き込まれる広告内容に相当する登録情報が記述される項目、登録情報のジャンルが記述される項目、その登録情報をレコメンド情報内に書き込む際の優先度を示す項目、その登録情報が書き込まれたレコメンド情報の配信有効日時が記述される項目、その登録情報をレコメンド情報とするか否か判断する際に用いられる環境把握情報が記述される項目、その登録情報がレコメンド情報となされた時の前記付帯情報が記述される項目、それら登録情報を提供する会社や個人等の情報が記述される項目などが用意されている。
前記登録情報のジャンルとしては、一例として、音楽や映画等のコンテンツを示すジャンル、携帯電話端末を示すジャンル、オーディオ機器や映像機器を示すジャンル、化粧品やサプリメントを示すジャンル、スポーツ用品を示すジャンル、食事や飲料(食品や飲食店等)を示すジャンル、車やカー用品を示すジャンル、衣類やアクセサリーを示すジャンルなどが用意されている。
前記優先度ランクとしては、一例として優先度の高い順に、Aランク、Bランク、Cランク・・・・などが用意されている。これらランクが高い場合、その登録情報が優先的にレコメンド情報内として使用されることになる。
配信有効日時は、その登録情報の使用可能日時或いは使用可能期間を表し、当該配信有効日時として記述された日時或いは期間内でのみ、当該登録情報をレコメンド情報内に記述可能となる。
環境把握情報は、前述したようにコミュニケーション端末から供給される環境把握情報のうち、何れの情報を使用するかを示す情報であり、当該項目内に記述されている環境把握情報がコミュニケーション端末から供給されたとき、コミュニケーションサーバは、当該情報テーブルに記述されている登録情報をレコメンド情報の生成の際に使用する。
登録情報は、レコメンド情報として使用される情報である。例えば、前記音楽や映画等のコンテンツジャンルの登録情報としては、音楽コンテンツにおける楽曲名やアーティスト名、その音楽コンテンツを販売・提供等するショップ名等の情報を挙げることができ、例えば映画コンテンツにおける映画タイトルや映画館名、上映時間等の情報を挙げることができる。前記携帯電話端末ジャンルの登録情報としては、機種名、キャリア名、色、デザイン、機能等の情報を挙げることができる。前記オーディオ機器や映像機器ジャンルの登録情報としては、例えばその機器の製造或いは販売元の会社名、その機器の機種名や機能等の情報を挙げることができる。以下、個別の説明は省略するが、各ジャンルの登録情報は、それらジャンル毎に特徴的で且つ情報提供主がレコメンド情報として記述することを望む情報となされている。
付帯情報は、前述したようにレコメンド情報に対応付けられる情報であり、例えばURLや地図、住所等の情報となされる。
本実施形態の場合、コミュニケーションサーバは、コミュニケーション端末から供給されたコミュニケーション情報及び環境把握情報を基に、辞書・文例データベースとして予め用意されている辞書や文例集を参照するとともに、この図13に例示したような情報テーブル内の記述情報を参照することにより、前述したようなレコメンド情報を生成する。
すなわち例えば、コミュニケーション端末間で音楽コンテンツに関連したコミュニケーション情報が送受信され、また、そのときの環境把握情報として現在位置と現在日時等が判った場合、コミュニケーションサーバは、楽曲名やアーティスト名、その音楽コンテンツを販売しているショップ名などを含むレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報を当該コミュニケーション端末へ送信する。なお、当該レコメンド情報の生成とコミュニケーション端末への送信は、配信有効日時で指定された日時・期間内でのみ行われる。これにより、コミュニケーション端末のユーザに対して、それら楽曲名やアーティスト名、その音楽コンテンツを販売しているショップ名などを紹介することが可能となる。また、付帯情報として、音楽コンテンツを配信するサイトのURLや、音楽コンテンツを販売しているショップの住所や地図等が登録されている時には、それらの付帯情報もコミュニケーション端末へ送信する。
また例えば、コミュニケーション端末間でオーディオ機器に関連するコミュニケーション情報が送受信され、さらに、そのときの環境把握情報として現在位置と現在日時などが判った場合、コミュニケーションサーバは、オーディオ機器の機種名や当該オーディオ機器の製造・販売会社名、その機器の機能紹介などを含むレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報を当該コミュニケーション端末へ送信する。なお、当該レコメンド情報の生成とコミュニケーション端末への送信は、配信有効日時で指定された日時・期間内でのみ行われる。これにより、コミュニケーション端末のユーザに対して、オーディオ機器の機種名や当該オーディオ機器の製造・販売会社名、その機器の機能などを紹介することが可能となる。また、付帯情報として、オーディオ機器についての情報を発信しているサイトのURLなどが登録されている時には、その付帯情報もコミュニケーション端末へ送信する。
また例えば、コミュニケーション端末間でスポーツに関連するコミュニケーション情報が送受信され、さらに、そのときの環境把握情報として場所や時間、温度、湿度、高度、水圧、体温、回転等の情報が得られた場合、コミュニケーションサーバは、スポーツ用品の商品名や会社名、デザイン、色等の内容を含むレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報を当該コミュニケーション端末へ送信する。なお、当該レコメンド情報の生成とコミュニケーション端末への送信は、配信有効日時で指定された日時・期間内でのみ行われる。これにより、コミュニケーション端末のユーザに対して、スポーツ用品の商品名や会社名、デザイン、色等を紹介することが可能となる。また、付帯情報として、スポーツ用品等の情報を発信しているサイトのURLなどが登録されている時には、その付帯情報もコミュニケーション端末へ送信する。
また例えば、コミュニケーション端末間で自動車に関連するコミュニケーション情報が送受信され、さらに、そのときの環境把握情報として場所や時間、加速度等の情報が得られた場合、コミュニケーションサーバは、自動車の車名、車種、販売店等の内容を含むレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報を当該コミュニケーション端末へ送信する。なお、当該レコメンド情報の生成とコミュニケーション端末への送信は、配信有効日時で指定された日時・期間内でのみ行われる。これにより、コミュニケーション端末のユーザに対して、自動車の車名、車種、販売店等を紹介することが可能となる。また、付帯情報として、自動車等の情報を発信しているサイトのURLや販売店の住所などが登録されている時には、その付帯情報もコミュニケーション端末へ送信する。
また例えば、コミュニケーション端末間でファッションに関連するコミュニケーション情報が送受信され、さらに、そのときの環境把握情報として場所や時間、温度、湿度等の情報が得られた場合、コミュニケーションサーバは、衣類やアクセサリーのジャンル、名前、店舗等の内容を含むレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報を当該コミュニケーション端末へ送信する。なお、当該レコメンド情報の生成とコミュニケーション端末への送信は、配信有効日時で指定された日時・期間内でのみ行われる。これにより、コミュニケーション端末のユーザに対して、衣類やアクセサリー等を紹介することが可能となる。また、付帯情報として、衣類やアクセサリー等の情報を発信しているサイトのURLや店舗の住所などが登録されている時には、その付帯情報もコミュニケーション端末へ送信する。
その他の例についても上述同様であり、それらの説明は省略する。
[コミュニケーションシステムにおけるレコメンド情報生成及び送受信のシーケンス]
図14には、本実施形態のコミュニケーションシステムにおいて、前述のように、コミュニケーション端末間で例えばテキスト情報を用いたコミュニケーションが行われている際に、それらテキストのコミュニケーション情報と環境把握情報とを基にコミュニケーションサーバがレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報をコミュニケーション端末へ提供する際の一シーケンス例を示す。なお、図14の例では、コミュニケーション端末として前記携帯電話端末1A,1Bを挙げている。
図14には、本実施形態のコミュニケーションシステムにおいて、前述のように、コミュニケーション端末間で例えばテキスト情報を用いたコミュニケーションが行われている際に、それらテキストのコミュニケーション情報と環境把握情報とを基にコミュニケーションサーバがレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報をコミュニケーション端末へ提供する際の一シーケンス例を示す。なお、図14の例では、コミュニケーション端末として前記携帯電話端末1A,1Bを挙げている。
この図14において、携帯電話端末1Aと携帯電話端末1Bとの間では、ステップS1,S11の処理として、例えば電子メールのようなテキスト情報を用いたコミュニケーション通信(T1)が行われているとする。この時、これら携帯電話端末1A,1B間で送受信されているテキスト情報は、コミュニケーションサーバ4へも送られる。
またこの時、それら携帯電話端末1A,1Bは、ステップS2,S12の処理として、それぞれ環境把握デバイスにより環境把握がなされ、それら取得した環境把握情報をコミュニケーションサーバ4へ送信(T2,T3)する。
コミュニケーションサーバ4は、ステップS21の処理として、携帯電話端末1A,1B間で行われているコミュニケーション通信情報からテキスト情報を抽出し、また、環境把握情報を受信する。さらに、当該コミュニケーションサーバ4は、ステップS22の処理として、それらテキスト情報及び環境把握情報を解析することにより、両端末1A,1B間で行われているコミュニケーションの内容を解析すると共に、前述した情報テーブルの中の何れの登録情報を用いることが望ましいか判定する。そして、コミュニケーションサーバ4は、ステップS23の処理として、その登録情報を基に前述したようなレコメンド情報を生成し、その生成したレコメンド情報を携帯電話端末1Aや携帯電話端末1Bへ送信(T4,T5)する。
コミュニケーションサーバ4から送信されてきたレコメンド情報を受信した携帯電話端末1A,1Bは、ステップS3,S13の処理として、そのレコメンド情報を入力候補(繋がり候補や予測候補)の一つとして前記候補表示エリア内に表示する。
その後、携帯電話端末1Aと携帯電話端末1Bにおいて、ステップS4,S14の処理として、さらにテキスト入力や入力候補の選択等が行われ、それら入力テキストや選択入力候補からなるテキスト情報によるコミュニケーション通信(T6)がなされると、それらのテキスト情報はコミュニケーションサーバ4にも送られる。
以下、前述のステップS2,S12と同様のステップS5,S15の処理として、携帯電話端末1A,1Bでは環境把握情報の取得とコミュニケーションサーバ4への送信(T7,T8)がなされると、コミュニケーションサーバ4では、前述のステップS24〜S23と同様のステップS24〜S26により情報抽出,情報解析,レコメンド情報生成が行われ、それらレコメンド情報が送信(T9,T10)される。これ以後は、携帯電話端末1A,1B間でコミュニケーション通信が終了するまで同様の処理が繰り返される。
[コミュニケーション端末の処理シーケンス]
図15及び図16には、コミュニケーション端末におけるテキストコミュニケーション時の処理シーケンスを示す。なお、図15には、コミュニケーション端末において文字等が入力され、その文字等のテキスト情報が相手方のコミュニケーション端末へ送信されるまでのシーケンスの一例を示し、図16には、相手方のコミュニケーション端末から送られてきた返信を受信した後のシーケンスの一例を示している。
図15及び図16には、コミュニケーション端末におけるテキストコミュニケーション時の処理シーケンスを示す。なお、図15には、コミュニケーション端末において文字等が入力され、その文字等のテキスト情報が相手方のコミュニケーション端末へ送信されるまでのシーケンスの一例を示し、図16には、相手方のコミュニケーション端末から送られてきた返信を受信した後のシーケンスの一例を示している。
先ず、図15において、コミュニケーション端末は、ステップS31にて例えば電子メールのようなテキストを使用するコミュニケーションプログラム及び本実施形態のコミュニケーション情報生成プログラムを起動させ、その後、ステップS32にてユーザによる文字入力が開始されると、その入力文字及びそれ以前の入力文がある場合にはその入力文等を基に、ステップS33にて自端末内データベース検索等を行う。また、ステップS32の時のコミュニケーション端末は、ステップS33のデータベース検索により得られた情報と前記入力文字やそれ以前の入力文等を基に、前述したようなテキスト情報の解析処理を行う。
また、コミュニケーション端末は、当該解析処理の結果を基に、ステップS34の処理として環境把握デバイスを起動させる。この環境把握デバイスにより検出された環境把握情報は、自端末においてレコメンド情報の生成や付帯情報の参照を行う場合には、当該自端末のデータベースの参照用に用いられ、また、コミュニケーションサーバからレコメンド情報や付帯情報を取得する場合には、前記テキスト情報とともに当該コミュニケーションサーバへ送信される。すなわち、自端末にてレコメンド情報の生成や付帯情報の参照を行う場合、コミュニケーション端末は、ステップS36の処理として、前記テキスト情報及びその解析結果と前記環境把握情報を基に、前述したようにレコメンド情報を生成し、また必要に応じて付帯情報を参照する。一方、前記テキスト情報とともに環境把握情報を受け取ったコミュニケーションサーバでは、それら情報を基に前述のようなレコメンド情報の生成や付帯情報の参照がなされ、したがってこの場合のコミュニケーション端末は、ステップS35の処理として、当該コミュニケーションサーバから送られてきたレコメンド情報や付帯情報を取得する。
前記レコメンド情報や付帯情報を得たコミュニケーション端末は、ステップS37の処理として、それら情報を前述のように候補表示エリア等に表示する。
そして、ステップS38にて候補表示エリア内に入力候補の一つとして表示されたレコメンド情報等がユーザにより選択されると、コミュニケーション端末は、その選択されたレコメンド情報等を文字入力エリア上に表示させるとともに、ステップS39の処理として、その時の文字入力エリア内の入力文字等を基に、前述同様に自端末内データベース検索等を行う。またこの時のコミュニケーション端末は、当該データベース検索により得られた情報と前記入力文字等を基に、前述したようなテキスト情報の解析処理を行う。
その後、文等の作成が完了し、ステップS40にて、その文等のテキスト情報の送り先が選択されると、コミュニケーション端末は、ステップS41の処理として、その送り先名と前記選択されたレコメンド情報等とを関連付け、それら送り先名とレコメンド情報等の結びつきをデータベースに記憶させる。すなわちこの時のコミュニケーション端末は、それら送り先名と前記選択されたレコメンド情報との結びつきを学習し、次回のコミュニケーション時における相手先表示の際に、その学習情報を参考にした表示を行うようにする。
次に、図16において、相手先のコミュニケーション端末からテキスト情報が返信され、ステップS51にてそれを受信し、その後、ステップS52にてユーザによる文字入力が開始されると、コミュニケーション端末は、前述同様に当該入力文字及びそれ以前の入力文がある場合にはその入力文等を基に、ステップS53の処理として、自端末内データベース検索等を行う。またこのステップS52の時のコミュニケーション端末は、当該データベース検索により得られた情報と前記入力文字やそれ依然の入力文等を基に、前述したようなテキスト情報の解析処理を行う。
また、コミュニケーション端末は、当該解析処理の結果を基に、ステップS54の処理として環境把握デバイスを起動させる。なお、テキストコミュニケーションが行われていることで既に環境把握デバイスが起動した状態になっている場合には、当該ステップS54の処理はパスされる。
前記環境把握デバイスにより検出された環境把握情報は、図15の場合と同様に、自端末にてレコメンド情報生成や付帯情報参照が行われる場合には、当該自端末のデータベースの参照用に用いられ、一方、コミュニケーションサーバからレコメンド情報や付帯情報を取得する場合には、前記テキスト情報とともに当該コミュニケーションサーバへ送信される。すなわち、自端末にてレコメンド情報の生成や付帯情報の参照を行う場合、コミュニケーション端末は、ステップS56の処理として、前記テキスト情報及びその解析結果と前記環境把握情報を基に、前述したようにレコメンド情報を生成し、必要に応じて付帯情報を参照する。一方、コミュニケーションサーバでは、それら情報を基に前述のようなレコメンド情報の生成や付帯情報の参照がなされ、この時のコミュニケーション端末は、ステップS55の処理として、当該コミュニケーションサーバから送られてきたレコメンド情報や付帯情報を取得する。但し、図16の場合、この時当該コミュニケーションサーバにて生成されるレコメンド情報は、前述のようにコミュニケーション端末間で既に送受信された文等を基に生成されたものとなる。
それらレコメンド情報や付帯情報を得たコミュニケーション端末は、ステップS57の処理として、それら情報を前述のように候補表示エリア等に表示する。
次に、ステップS58にて候補表示エリア内に入力候補の一つとして表示されたレコメンド情報等がユーザにより選択されると、コミュニケーション端末は、その選択されたレコメンド情報等を文字入力エリア上に表示させるとともに、その時の文字入力エリア内の入力文字等を基に、前述同様に自端末内データベース検索等を行う。またこの時のコミュニケーション端末は、当該データベース検索により得られた情報と前記入力文字等を基に、前述したようなテキスト情報の解析処理を行う。
その後、文等の作成が完了し、その文等のテキスト情報が相手先端末へ送信されると、コミュニケーション端末は、ステップS59の処理として、その送り先名と前記選択されたレコメンド情報等との結びつきをデータベースに記憶させる。すなわち、コミュニケーション端末は、それら送り先名と前記選択されたレコメンド情報との結びつきを学習し、次回のコミュニケーション時における相手先表示の際に、その学習情報を参考にした表示を行う。
[コミュニケーション端末(携帯電話端末)の概略的な内部構成例]
図17には、本発明実施形態のコミュニケーション端末の一例である携帯電話端末1の概略的な内部ブロック構成を示す。
図17には、本発明実施形態のコミュニケーション端末の一例である携帯電話端末1の概略的な内部ブロック構成を示す。
図17において、通信アンテナ32は、例えば内蔵アンテナであり、通話や電子メール等のパケット通信のための信号電波の送受信を行う。通信回路31は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。
スピーカ40は、携帯電話端末に設けられている受話用のスピーカや、リンガ(着信音)、アラーム音、各種音声メッセージ等の出力用スピーカであり、制御・演算部30から供給された音声信号を音響波に変換して空気中に出力する。
マイクロホン41は、送話用及び外部音声集音用のマイクロホンであり、音響波を音声信号に変換し、その音声信号を制御・演算部30へ送る。
表示部33は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(ElectroLuminescent)ディスプレイ等の表示デバイスと、そのディスプレイの表示駆動回路とを含み、制御・演算部30から供給された画像信号により、上記ディスプレイ上に例えば電子メール等の各種文字や画像、本発明実施形態にかかる文字入力エリアや候補表示エリアなどを表示する。
操作部34は、本実施形態の携帯電話端末の図示しない筐体上に設けられているテンキーや発話キー、終話/電源キー等の各キーや十字キー,ジョグダイヤル,タッチパネル等の各操作子と、それら操作子が操作された時の操作信号を発生する操作信号発生器とからなる。
環境把握デバイス42は、前述したようなGPSセンサ等の各種センサや、本来の機能の他に本発明実施形態における環境把握センサとしても使用可能なディジタルテレビジョン受信部やデジタルカメラ部などからなり、またそれらを駆動制御するための駆動制御回路、それらセンサ等からの出力を適切に処理する信号処理回路等も含む。
メモリ部35は、当該端末の内部に設けられている内蔵メモリと、いわゆるSIM(Subscriber Identity Module)情報等を格納する着脱可能なカード状メモリとを含む。内蔵メモリは、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とからなる。上記ROMは、NAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)或いはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような書き換え可能なROMからなり、例えば、OS(Operating System)プログラム、制御・演算部30が各部を制御するための制御プログラム、様々なアプリケーションプログラム、各種の初期設定値、辞書データ、着信音やキー操作音等の音データなどが格納されている。また特に、本実施形態の場合、当該メモリ部35には、前述したように、例えばテキスト情報等を利用したコミュニケーションを行うためのコミュニケーションプログラムと、そのコミュニケーション時に使用される前述したレコメンド情報の生成と表示,付帯情報等を表示等するためのコミュニケーション情報生成プログラム、前述した情報テーブルやデータベースのデータも格納されている。その他、ROMには、電子メールデータ、電話帳や電子メールアドレス帳のデータ、スケジュール帳のデータ、通信履歴、インターネット等に接続した際のキャッシュデータ等の様々なデータ、ユーザ辞書データ、静止画や動画データなどの各種のユーザ設定値等をも保存可能となされている。なお、図17の例では、上記内蔵メモリの上記各種データやプログラムの格納領域のうち、特に、上記制御プログラムや本実施形態にかかるコミュニケーションプログラム,コミュニケーション情報生成プログラム等を保持するプログラム格納部36と、前述した情報テーブルやデータベース等のデータ、電子メールのデータ、電話帳やスケジュール帳などの各種データを保持するデータ格納部37のみを図示している。勿論、図示は省略しているが、当該メモリ部35には、辞書データや初期設定値、静止画や動画データ等の格納領域も用意されている。なお、RAMは、制御・演算部30が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。
制御・演算部30は、CPU(中央処理ユニット)からなり、通信回路31における通信の制御、音声処理及びその制御、画像処理及びその制御、その他各種信号処理や各部の制御等を行う。また、制御・演算部30は、メモリ部35に格納されている各種の制御プログラムやアプリケーションプログラムの実行及びそれに付随する各種データ処理等を行う。特に、本実施形態の場合、制御・演算部30は、メモリ部35のプログラム格納部36に格納されているコミュニケーションプログラム及びコミュニケーション情報生成プログラムを実行することにより、前述したような電子メール等の文字作成時におけるレコメンド情報の生成・表示や付帯情報等を表示する。
その他、図17には図示を省略しているが、本実施形態の携帯電話端末は、キー照明や着信ライト用などのLED(発光ダイオード)とその駆動部、各部へ電力を供給するバッテリとその電力をコントロールするパワーマネージメントIC部、外部メモリ用スロット、いわゆるバイブレータ、近距離無線通信部、タイマ(時計部)など、一般的な携帯電話端末に設けられる各構成要素についても備えている。
[コミュニケーションプログラム及びコミュニケーション情報生成プログラム実行時におけるコミュニケーション端末の処理フローチャート]
図18には、本実施形態のコミュニケーション端末において、コミュニケーションプログラム及びコミュニケーション情報生成プログラムが実行されている時の前記制御・演算部30における処理の流れを示す。
図18には、本実施形態のコミュニケーション端末において、コミュニケーションプログラム及びコミュニケーション情報生成プログラムが実行されている時の前記制御・演算部30における処理の流れを示す。
なお、この図18には、コミュニケーション端末が自らレコメンド情報を生成可能であるだけでなく、コミュニケーションサーバからレコメンド情報が提供された時には当該提供されたレコメンド情報をも含めて入力候補として使用可能となされ、さらにはコミュニケーション相手先が存在していない場合であってもレコメンド情報を入力候補として表示可能となされている場合のフローチャートを示している。
この図18において、コミュニケーション端末の制御・演算部30は、本実施形態にかかるコミュニケーションプログラムが起動するとともに本発明実施形態のコミュニケーション情報生成プログラムが起動すると、先ず、ステップS61の処理として、ディスプレイ画面上の所定位置に文字入力エリアを表示する。これにより、文字等の入力が可能となり、例えばユーザから操作部34等を通じて文字等が入力された場合、制御・演算部30は、前記文字入力エリア内に確定文や未確定文字等を表示する。
ここで、制御・演算部30は、ステップS62の処理として、文字入力エリア内に確定文や未確定文字等が表示されているか否か判定し、当該文字入力エリア内に確定文や未確定文字等が表示されていると判定した場合にステップS63へ処理を進める。
ステップS63の処理に進むと、制御・演算部30は、それら確定文や未確定文字について、前述したように解析する。
さらに、制御・演算部30は、ステップS64の処理として、当該解析の結果を基に、何れの環境把握デバイスの環境把握情報を取得する必要があるのかを決定し、その環境把握デバイスから環境把握情報を取得する。なお、このとき、その環境把握情報を取得可能な環境把握デバイスが停止若しくはスタンバイ状態であった場合には、制御・演算部30は、その環境把握デバイスを起動させて環境把握情報を取得させるように制御する。
次に、制御・演算部30は、ステップS65の処理として、通信回路31を動作させ、前述したコミュニケーションサーバへ接続可能か否かチェックし、接続可能である場合にはステップS66へ処理を進め、接続不能である場合にはステップS68へ処理を進める。
ステップS65にてコミュニケーションサーバへ接続可能であると判断してステップS66の処理に進むと、制御・演算部30は、前記文字入力エリア内の確定文や未確定文字等のテキスト情報と、前記環境把握デバイスにて取得した環境把握情報とを、通信回路31を通じて前記コミュニケーションサーバへ送信させる。
前記コミュニケーションサーバへの情報送信の後、制御・演算部30は、当該コミュニケーションサーバから前述したようにレコメンド情報等が送信されてきたか判定し、コミュニケーションサーバからレコメンド情報を取得できた場合にはステップS68へ処理を進める。一方、コミュニケーションサーバからレコメンド情報を取得できなかった場合にも、制御・演算部30はステップS68へ処理を進める。
ステップS68の処理に進むと、制御・演算部30は、前記文字入力エリア内の文字等を解析し、その解析結果と、環境把握デバイスが取得した環境把握情報とを基に、前述したようにレコメンド情報を生成し、次のステップS69へ処理を進める。
ステップS69の処理に進むと、制御・演算部30は、前記レコメンド情報を入力候補の一つとして前記入力候補エリア内に表示する。またこの時、レコメンド情報に対応した前記付帯情報がある場合には、その付帯情報も前述したように表示する。
ここで、前記ステップS65においてコミュニケーションサーバに接続不能であると判断された場合、当該ステップS69において前記入力候補エリアに表示されるレコメンド情報は、前記文字入力エリア内の文字等とその解析結果、及び、環境把握デバイスが取得した環境把握情報を基に生成されたレコメンド情報、つまり自端末内で生成されたレコメンド情報となる。
同じく、前記ステップS67においてコミュニケーションサーバから情報を取得できなかったと判定された場合、当該ステップS69において前記入力候補エリアに表示されるレコメンド情報は、前記文字入力エリア内の文字等とその解析結果、及び、環境把握デバイスが取得した環境把握情報を基に自端末内で生成されたレコメンド情報となる。
一方、ステップS67にてコミュニケーションサーバから情報を取得できたと判定された場合、当該ステップS69において前記入力候補エリアに表示されるレコメンド情報は、自端末にて生成されたレコメンド情報と前記コミュニケーションサーバから送られてきたレコメンド情報となる。なお、ステップS67にてコミュニケーションサーバから情報を取得できたと判定された場合において、前記入力候補エリアに表示されるレコメンド情報は、自端末にて生成されたレコメンド情報のみにしてもよいし、前記コミュニケーションサーバから送られてきたレコメンド情報のみにしてもよい。また、自端末で生成したレコメンド情報とコミュニケーションサーバから取得したレコメンド情報の何れかに例えば重み付け等をすることにより、その重み付けした方のレコメンド情報が他方よりも表示され易くするしてもよい。
次に、制御・演算部30は、ステップS70へ処理を進める。当該ステップS70の処理に進むと、制御・演算部30は、コミュニケーション相手先が存在しているか否か判定し、コミュニケーション相手先が存在している場合にはステップS71へ処理を進める。一方、コミュニケーション相手先が存在していない場合、つまり自端末内で閉じた状態で文字等の入力が行われている場合には、制御・演算部30は、ステップS72へ処理を進める。
コミュニケーション相手先が存在していてステップS71の処理に進むと、制御・演算部30は、文字入力エリア内に表示されている文字等のテキスト情報と、コミュニケーション相手先のアドレス情報等と、前記入力候補エリア内から選択された入力候補の情報とを関連付けして、データベースに登録若しくはデータベース内の情報を更新する。これにより、次回のコミュニケーション時における相手先表示の際に、その学習情報を参考にした表示を行うことができるようになる。このステップS71の後、制御・演算部30はステップS72へ処理を進める。
ステップS72の処理に進むと、制御・演算部30は、文字入力エリア内に新たに文字等が入力されたり、文字入力エリア内の文字等が修正等されたことで、当該文字入力エリア内の情報更新がなされたか否か判断し、情報更新がなされたときにはステップS62へ処理を戻す。これにより、ステップS62以降では、当該更新後の文字入力エリア内の文字等の情報を基にそれ以後の処理が行われる。
一方、ステップS72にて情報更新がなされていない場合、制御・演算部30は、ステップS73へ処理を進め、例えばユーザにより文字入力機能の終了指示等が入力されたか否か判定し、文字入力機能の終了指示が入力されていない時にはステップS72へ処理を戻し、文字入力機能の終了指示が入力された時にはこの図18のフローチャートの処理を終了する。
[コミュニケーションサーバの概略的な内部構成例]
次に、図19には、本発明実施形態のコミュニケーションサーバ4の概略的な内部ブロック構成を示す。
次に、図19には、本発明実施形態のコミュニケーションサーバ4の概略的な内部ブロック構成を示す。
この図19において、本実施形態のコミュニケーションサーバ4は、例えば、ネットワーク通信部51、コミュニケーション情報抽出部52、コミュニケーション情報解析部53、環境把握情報抽出部54、環境把握情報解析部55、ユーザデータベース56、レコメンド情報生成部59、辞書・文例データベース57、情報テーブル格納部58、サーバ制御部50等を有して構成されている。なお、これら各構成要素のうち、例えば、コミュニケーション情報抽出部52、コミュニケーション情報解析部53、環境把握情報抽出部54、環境把握情報解析部55、レコメンド情報生成部59、サーバ制御部50は、本発明にかかるコミュニケーション補助プログラムの実行により形成されるものでもよく、それぞれ若しくは一部がハードウェアにより構成されているものであってもよい。
図19において、ネットワーク通信部51は、前述の図1に挙げたインターネットや携帯電話ネットワークへ接続するための通信ポート及び通信回路からなる。また、例えばユーザデータベース56に予め登録されているコミュニケーション端末が例えば前述のようにテキスト情報を用いたコミュニケーションを行っているような場合、ネットワーク通信部51は、当該ユーザデータベース56に登録されているコミュニケーション端末から送られてきた情報を受信し、その受信情報をコミュニケーション情報抽出部52と環境把握情報抽出部54へ送る。
コミュニケーション情報抽出部52は、前記ネットワーク通信部51が受信した情報の中から、各コミュニケーション端末を特定した上で前記テキスト情報(コミュニケーション情報)を抽出し、その抽出したコミュニケーション情報を、コミュニケーション情報解析部53へ送る。また、コミュニケーション情報抽出部52は、当該抽出したコミュニケーション情報を、その送信元であるコミュニケーション端末と対応付けてユーザデータベース56へ蓄積させる。
コミュニケーション情報解析部53は、前記コミュニケーション情報抽出部52から送られてきたコミュニケーション情報について、前述のように解析し、その解析結果をレコメンド情報生成部59へ送る。また、コミュニケーション情報解析部53は、その解析結果を、当該コミュニケーション情報の送信元であるコミュニケーション端末と対応付けてユーザデータベース56へ蓄積させる。
環境把握情報抽出部54は、前記ネットワーク通信部51が受信した情報の中から、各コミュニケーション端末を特定した上で前記環境把握情報を抽出し、その抽出した環境把握情報を環境把握情報析部55へ送る。また、環境把握情報抽出部54は、当該抽出した環境把握情報を、その送信元であるコミュニケーション端末と対応付けてユーザデータベース56へ蓄積させる。
環境把握情報解析部55は、前記環境把握情報抽出部54から送られてきた環境把握情報について、前述のように解析し、その解析結果をレコメンド情報生成部59へ送る。また、環境把握情報解析部55は、その解析結果を、当該環境把握情報の送信元であるコミュニケーション端末と対応付けてユーザデータベース56へ蓄積させる。
レコメンド情報生成部59は、前記コミュニケーション情報解析部53から供給されたコミュニケーション情報の解析結果と、前記環境把握情報解析部55から供給された環境把握情報の解析結果とに基づき、また、辞書・文例データベース57に予め用意されている辞書や文例集を参照し、さらに、情報テーブル格納部58に格納されている前述した情報テーブルを必要に応じて参照することにより、前述したようなレコメンド情報を生成する。そして、当該レコメンド情報生成部59が生成したレコメンド情報は、ネットワーク通信部51を通じて、前記コミュニケーション端末へ送信されることになる。また、レコメンド情報生成部59は、そのレコメンド情報を、当該コミュニケーション端末と対応付けてユーザデータベース56へ蓄積させる。
サーバ制御部50は、CPU等からなり、本実施形態のコミュニケーションサーバ内の前記ネットワーク通信部51,コミュニケーション情報抽出部52,コミュニケーション情報解析部53,記環境把握情報抽出部54,環境把握情報解析部55,ユーザデータベース56,レコメンド情報生成部59,辞書・文例データベース57,情報テーブル格納部58等を制御し、また、そのために必要な各種データ処理や演算等を行う。
[コミュニケーションサーバにおける処理フローチャート]
図20には、本発明実施形態のコミュニケーションサーバにおいて、コミュニケーション端末から受信したテキスト情報と環境把握情報とを基にレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報をコミュニケーション端末へ送信する時の処理の流れを示す。
図20には、本発明実施形態のコミュニケーションサーバにおいて、コミュニケーション端末から受信したテキスト情報と環境把握情報とを基にレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報をコミュニケーション端末へ送信する時の処理の流れを示す。
この図20において、ネットワーク通信部51がコミュニケーション端末から情報を受信すると、ステップS81の処理として、コミュニケーション情報抽出部52はその受信情報から前記テキスト情報を抽出し、また、環境把握情報抽出部54はその受信情報から前記環境把握情報を抽出する。
次に、コミュニケーション情報解析部53と環境把握情報解析部55は、ステップS82の処理として、前述のように、当該抽出されたテキスト情報と環境把握情報を解析するとともに、それら解析結果を送信元であるコミュニケーション端末と対応付けてユーザデータベース56へ蓄積させる。
次に、レコメンド情報生成部59は、ステップS83の処理として、二つのコミュニケーション端末間でコミュニケーションが行われているか否か判定する。そして、レコメンド情報生成部59は、互いに通信相手先となっている二つのコミュニケーション端末間でコミュニケーションが行われていると判定した場合にはステップS84へ処理を進め、一方、通信相手先が存在していないと判定した場合にはステップS86へ処理を進める。
ステップS86の処理に進むと、レコメンド情報生成部59は、それら両方のコミュニケーション端末から前記テキスト情報と環境把握情報が得られているか否か判定し、相手先からの情報が得られていない時にはステップS84へ処理を進め、両方から情報が得られている時にはステップS87へ処理を進める。
ステップS87の処理に進むと、レコメンド情報生成部59は、それら両方のコミュニケーション端末から得られた前記テキスト情報と環境把握情報を基にレコメンド情報を生成した後、ステップS85へ処理を進める。
また、ステップS84の処理に進んだ場合、レコメンド情報生成部59は、一つのコミュニケーション端末から得られた前記テキスト情報と環境把握情報を基にレコメンド情報を生成した後、ステップS85へ処理を進める。
ステップS85の処理に進むと、レコメンド情報生成部59は、前記生成したレコメンド情報を、ネットワーク通信部51へ送る。これにより、当該生成されたレコメンド情報はコミュニケーション端末へ送信されることになる。
その後、レコメンド情報生成部59は、ステップS88の処理として、それらレコメンド情報をコミュニケーション端末と対応付けてユーザデータベース56へ蓄積させる。
[テキスト以外のコミュニケーション例]
前述の説明では、テキスト情報を使用したコミュニケーション例を挙げたが、本発明は、テキスト以外、例えば音声情報や映像情報を使用したコミュニケーション時、また、インターネット上の様々なサイトとユーザのコミュニケーション端末との間で行われるコミュニケーション時などにも適用可能である。なお、これらの例においても前述同様に、コミュニケーション端末単体でレコメンド情報を生成する場合と、コミュニケーションサーバがレコメンド情報を生成する場合の何れにも適用可能である。
前述の説明では、テキスト情報を使用したコミュニケーション例を挙げたが、本発明は、テキスト以外、例えば音声情報や映像情報を使用したコミュニケーション時、また、インターネット上の様々なサイトとユーザのコミュニケーション端末との間で行われるコミュニケーション時などにも適用可能である。なお、これらの例においても前述同様に、コミュニケーション端末単体でレコメンド情報を生成する場合と、コミュニケーションサーバがレコメンド情報を生成する場合の何れにも適用可能である。
例えば、音声情報を使用したコミュニケーションの場合には、その音声の特徴解析や音声会話の内容解析の結果と、前記環境把握情報とに基づいて、音声のレコメンド情報やテキストのレコメンド情報などを生成する。ここで、前記音声の特徴解析としては、例えば、音声の周波数や音声の抑揚,レベルなどを解析することにより、ユーザやその会話相手先の性別,年齢,感情,体調などを判定するような処理が考えられる。そしてこの場合、それら性別,年齢,感情,体調等と前述した環境把握情報とに基づいて連想されるレコメンド情報を生成する。また、音声会話の内容解析としては、例えばいわゆる音声認識等により会話音声を例えばテキスト情報に変換するような処理が考えられる。この場合、当該解析による音声会話の内容と前記環境把握情報とに基づいて連想されるレコメンド情報を生成する。
また例えば、映像情報を送受信するコミュニケーションやいわゆるテレビ電話等のようなコミュニケーションの場合には、静止画や動画等の映像情報の特徴解析や内容解析の結果と、前記環境把握情報と基づいて、映像のレコメンド情報やテキストのレコメンド情報などを生成する。ここで、前記映像情報の特徴解析としては、例えば静止画が動画等映像の周波数成分,輝度成分,色成分,動画像における動き成分などを解析したり、いわゆる顔認識などの画像解析により、ユーザがコミュニケーション時にその映像をどのように使用する意図を有しているかなどを判定するような処理が考えられる。そしてこの場合、その判定結果と前述の環境把握情報とに基づいて連想されるレコメンド情報を生成する。また、いわゆるテレビ電話のように、ユーザとそのコミュニケーション相手先の顔映像を伝送するようなコミュニケーションの場合、それらユーザ等の顔画像の表情を解析することにより性別,年齢,感情,体調等を判定する処理が考えられる。この場合、それら性別,年齢,感情,体調等と前述した環境把握情報とに基づいて連想されるレコメンド情報を生成する。なお、テレビ電話のように、音声通話を伴う場合には、前述した音声通話に対するレコメンド情報の生成も同時に行うことができる。
また例えば、インターネット上の様々なサイトとユーザのコミュニケーション端末との間で行われるコミュニケーションの場合には、それらサイトとコミュニケーション端末との間で送受信される情報の種別や内容などの解析結果と、前記環境把握情報と基づいて、テキストや音声,映像等のレコメンド情報を生成する。ここで、サイトとコミュニケーション端末間で送受信される情報としては、テキスト情報、音声情報、映像情報等を挙げることができ、テキスト情報については前述のような解析、音声情報,映像情報についても前述した解析が可能である。そしてこの例の場合、それらテキスト,音声,映像情報についてその種別や内容等の解析が行われ、その解析結果と前述の環境把握情報とに基づいて連想されるレコメンド情報が生成される。
[まとめ]
以上説明したように、本発明実施形態によれば、携帯電話端末等のコミュニケーション端末におけるコミュニケーション時に、コミュニケーション情報と環境把握情報から連想されるレコメンド情報が生成されてユーザに提示されるとともに、当該レコメンド情報が選択可能となされ、当該選択されたレコメンド情報を使用したコミュニケーションを可能にすることにより、ユーザが様々な情報を入力等する作業を減らすことができる。
以上説明したように、本発明実施形態によれば、携帯電話端末等のコミュニケーション端末におけるコミュニケーション時に、コミュニケーション情報と環境把握情報から連想されるレコメンド情報が生成されてユーザに提示されるとともに、当該レコメンド情報が選択可能となされ、当該選択されたレコメンド情報を使用したコミュニケーションを可能にすることにより、ユーザが様々な情報を入力等する作業を減らすことができる。
また、本発明実施形態によれば、レコメンド情報は、ユーザにより入力された情報と環境把握情報とから連想され、且つコミュニケーション端末やコミュニケーションサーバにて生成される情報であるため、その時行われているコミュニケーションの内容に概ね沿った情報になる一方で、ユーザが知らない情報や思いつかない情報となる可能性が高い。すなわち、本発明実施形態によれば、例えばユーザが知らない情報や思いつかない情報をユーザへ提供でき、その結果として、広がりがあり且つ多様なコミュニケーションが実現可能となる。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した各実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。例えば、上述の実施形態では、コミュニケーション端末として携帯電話端末やパーソナルコンピュータを挙げているが、その他にも、例えばPDA(Personal Digital Assistant)や携帯ゲーム機などにも本発明は適用可能である。
1A,1B,1C…携帯電話端末、2,5…携帯電話ネットワーク、3…インターネット、4…コミュニケーションサーバ、6…パーソナルコンピュータ等
10…ディスプレイ画面、11…文字入力エリア、12…確定文、12a…未確定文字、13…カーソル、14…繋がり候補表示エリア、15…繋がり候補タブ、16,20…付帯情報タブ、17,21,24…付帯情報表示エリア、18…予測タブ、19…予測候補表示エリア、22…レコメンドタブ、23…レコメンド情報表示エリア
30…制御・演算部、31…通信回路、32…通信用のアンテナ、33…表示部、34…操作部、35…メモリ部、36…プログラム格納部、37…データ格納部、40…スピーカ、41…マイクロホン、42…環境把握デバイス
50…サーバ制御部、51…ネットワーク通信部、52…コミュニケーション情報抽出部、53…コミュニケーション情報解析部、54…環境把握情報抽出部、55…環境把握情報解析部、56…ユーザデータベース、57…辞書・文例データベース、58…情報テーブル格納部、59…レコメンド情報生成部
10…ディスプレイ画面、11…文字入力エリア、12…確定文、12a…未確定文字、13…カーソル、14…繋がり候補表示エリア、15…繋がり候補タブ、16,20…付帯情報タブ、17,21,24…付帯情報表示エリア、18…予測タブ、19…予測候補表示エリア、22…レコメンドタブ、23…レコメンド情報表示エリア
30…制御・演算部、31…通信回路、32…通信用のアンテナ、33…表示部、34…操作部、35…メモリ部、36…プログラム格納部、37…データ格納部、40…スピーカ、41…マイクロホン、42…環境把握デバイス
50…サーバ制御部、51…ネットワーク通信部、52…コミュニケーション情報抽出部、53…コミュニケーション情報解析部、54…環境把握情報抽出部、55…環境把握情報解析部、56…ユーザデータベース、57…辞書・文例データベース、58…情報テーブル格納部、59…レコメンド情報生成部
Claims (21)
- コミュニケーションの際に使用されるコミュニケーション情報を取得するコミュニケーション情報取得部と、
周囲環境の状況を把握してその環境把握情報を取得する環境把握部と、
前記コミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想され、前記コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成するレコメンド情報生成部と、
前記レコメンド情報をユーザへ提示する情報提示部とを有し、
前記情報提示部により提示されたレコメンド情報がユーザにより選択された時、そのレコメンド情報を前記コミュニケーションに使用するコミュニケーション端末。 - 前記コミュニケーション情報取得部は、前記コミュニケーション情報としてテキスト情報を取得し、
前記レコメンド情報生成部は、テキスト情報からなるレコメンド情報を生成し、
前記情報提示部は、前記レコメンド情報をディスプレイ画面上に表示することでユーザへ提示する請求項1記載のコミュニケーション端末。 - 前記コミュニケーション情報取得部は、他のコミュニケーション端末へ送信するためにユーザから入力されたテキスト情報を、前記コミュニケーション情報として取得する請求項2記載のコミュニケーション端末。
- 他のコミュニケーション端末との間でコミュニケーションが行われた時に前記レコメンド情報生成部にて生成されたレコメンド情報と、当該他のコミュニケーション端末とを関連付けて記憶するデータベースを有し、
次回のコミュニケーションが行われる時、前記レコメンド情報生成部は、前記データベースに記憶された前記関連付けの情報を参照して、前記他のコミュニケーション端末をコミュニケーション相手候補とした新たなレコメンド情報を生成する請求項1記載のコミュニケーション端末。 - 前記環境把握部は、前記取得されたコミュニケーション情報から連想される周囲環境の状況を把握し、その環境把握情報を取得する請求項1記載のコミュニケーション端末。
- 前記環境把握部は、それぞれが異なる周囲環境を検出可能な複数の環境把握センサを備え、前記取得されたコミュニケーション情報から連想される周囲環境の状況を検出可能な環境把握センサを動作させ、当該動作させた環境把握センサからの検出情報を前記環境情報として取得する請求項5記載のコミュニケーション端末。
- 前記情報提示部は、所定のコミュニケーション情報提供サーバから提供されたレコメンド情報を、前記レコメンド情報生成部により生成されたレコメンド情報と共に、若しくは、それに代えて、ユーザへ提示する請求項1記載のコミュニケーション端末。
- コミュニケーション端末と通信するための通信部と、
前記コミュニケーション端末がコミュニケーションのために使用したコミュニケーション情報を、前記コミュニケーション端末から前記通信部を介して取得するコミュニケーション情報取得部と、
前記コミュニケーション端末の周囲環境の状況を表す環境把握情報を、前記コミュニケーション端末から前記通信部を介して取得する環境把握情報取得部と、
前記通信部を介して前記コミュニケーション端末から取得した前記コミュニケーション情報と前記環境把握情報とを基に連想され、そのコミュニケーション端末が前記コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成するレコメンド情報生成部とを有し、
前記生成したレコメンド情報を前記通信部を介して前記コミュニケーション端末へ送信するコミュニケーション情報提供サーバ。 - 前記コミュニケーション情報取得部は、前記コミュニケーション情報としてテキスト情報を取得し、
前記レコメンド情報生成部は、テキスト情報からなるレコメンド情報を生成する請求項8記載のコミュニケーション情報提供サーバ。 - 前記レコメンド情報生成部は、前記コミュニケーション情報と前記環境把握情報とを基に、予め登録された広告情報を参照し、その参照により得た広告情報を含むレコメンド情報を生成する請求項8又は請求項9記載のコミュニケーション情報提供サーバ。
- コミュニケーションの際に使用するコミュニケーション情報と周囲環境の状況を表す環境把握情報とをコミュニケーション情報提供サーバへ送信し、それらコミュニケーション情報と環境把握情報の送信後に当該コミュニケーション情報提供サーバから提供されたレコメンド情報を受信してユーザへ提示し、その提示されたレコメンド情報がユーザにより選択された時、当該レコメンド情報を前記コミュニケーションに使用するコミュニケーション端末と、
前記コミュニケーション端末から送信されてきた前記コミュニケーション情報と環境把握情報とを取得し、それらコミュニケーション情報と環境把握情報とを基に連想されて、そのコミュニケーション端末が前記コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成し、そのレコメンド情報を当該コミュニケーション端末へ送信するコミュニケーション情報提供サーバと、
を有するコミュニケーションシステム。 - 前記コミュニケーション端末は、前記コミュニケーションの際に使用されるコミュニケーション情報と前記環境把握情報とを基に連想され、前記コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成し、当該生成したレコメンド情報と前記コミュニケーション情報提供サーバから受信したレコメンド情報とをともに、若しくは、それらの何れかを、前記ユーザへ提示する請求項11記載のコミュニケーションシステム。
- 前記コミュニケーション端末は、前記コミュニケーション情報としてテキスト情報をコミュニケーション情報提供サーバへ送信し、
前記コミュニケーション情報提供サーバは、テキスト情報からなるレコメンド情報を生成して前記コミュニケーション端末へ送信する請求項11記載のコミュニケーションシステム。 - 前記コミュニケーション端末は、前記コミュニケーション情報から連想される周囲環境の状況を把握して得た環境把握情報を、前記コミュニケーション情報提供サーバへ送信する請求項11記載のコミュニケーションシステム。
- 前記コミュニケーション端末は、それぞれが異なる周囲環境を検出可能な複数の環境把握センサを備え、前記コミュニケーション情報から連想される周囲環境の状況を検出可能な環境把握センサを動作させ、当該動作させた環境把握センサからの検出情報を前記環境情報として前記コミュニケーション情報提供サーバへ送信する請求項14記載のコミュニケーションシステム。
- 前記コミュニケーション情報提供サーバは、前記コミュニケーション端末から供給されたコミュニケーション情報と前記環境把握情報とを基に、予め登録された広告情報を参照し、その参照により得た広告情報を含む前記レコメンド情報を生成する請求項11乃至請求項15のうち何れか一項に記載のコミュニケーションシステム。
- コミュニケーションの際に使用されるコミュニケーション情報を取得するコミュニケーション情報取得部と、
周囲環境の状況を把握してその環境把握情報を取得する環境把握部と、
前記コミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想され、前記コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成するレコメンド情報生成部と、
前記レコメンド情報をユーザへ提示する情報提示部とを有し、
前記情報提示部により提示されたレコメンド情報がユーザにより選択された時、そのレコメンド情報を前記コミュニケーションに使用する携帯電話端末。 - コミュニケーションの際に使用されるコミュニケーション情報を、コミュニケーション端末のコミュニケーション情報取得部が取得するステップと、
コミュニケーション端末の環境把握部が、周囲環境の状況を把握してその環境把握情報を取得するステップと、
前記コミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想され、前記コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を、コミュニケーション端末のレコメンド情報生成部が生成するステップと、
コミュニケーション端末の情報提示部が、前記レコメンド情報をユーザへ提示するステップとを有し、
前記情報提示部により提示されたレコメンド情報がユーザにより選択された時、コミュニケーション端末が、そのレコメンド情報を前記コミュニケーションに使用するコミュニケーション情報生成方法。 - コミュニケーションの際に使用されるコミュニケーション情報を取得するコミュニケーション情報取得部と、
周囲環境の状況を把握してその環境把握情報を取得する環境把握部と、
前記コミュニケーション情報と環境把握情報を基に連想され、前記コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成するレコメンド情報生成部と、
前記レコメンド情報をユーザへ提示する情報提示部として、
コミュニケーション端末を動作させ、前記情報提示部により提示したレコメンド情報がユーザにより選択された時、当該コミュニケーション端末に対し、そのレコメンド情報を前記コミュニケーションに使用させるコミュニケーション情報生成プログラム。 - コミュニケーション情報提供サーバの通信部が、コミュニケーション端末と通信するステップと、
前記コミュニケーション端末がコミュニケーションのために使用するコミュニケーション情報を、コミュニケーション情報提供サーバのコミュニケーション情報取得部が取得するステップと、
前記コミュニケーション端末の周囲環境の状況を表す環境把握情報を、コミュニケーション情報提供サーバの環境把握情報取得部が取得するステップと、
前記コミュニケーション端末から送信されてきた前記コミュニケーション情報と前記環境把握情報とを基に連想され、当該コミュニケーション端末が前記コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を、コミュニケーション情報提供サーバのレコメンド情報生成部が生成するステップと、
前記生成したレコメンド情報を、コミュニケーション情報提供サーバの通信部が前記コミュニケーション端末へ送信するステップと、
を有するコミュニケーション補助方法。 - コミュニケーション端末がコミュニケーションのために使用するコミュニケーション情報を、通信部を介して取得させるコミュニケーション情報取得部と、
前記コミュニケーション端末の周囲環境の状況を表す環境把握情報を、通信部を介して取得させる環境把握情報取得部と、
前記コミュニケーション端末から送信されてきた前記コミュニケーション情報と前記環境把握情報とを基に連想され、そのコミュニケーション端末が前記コミュニケーションの際に使用可能なレコメンド情報を生成するレコメンド情報生成部と、
前記生成されたレコメンド情報を、通信部を介して、前記コミュニケーション端末へ送信させる送信制御部として、
コミュニケーション情報提供サーバを機能させるコミュニケーション補助プログラム。
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