JP2011074791A - 航空機用ガスタービン・エンジン - Google Patents

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Abstract

【目的】低圧タービンの出口温度に基づいて高圧タービンの入口温度を精度良く推定するようにした航空機用ガスタービン・エンジンを提供する。
【解決手段】エンジンの燃焼器から噴射される高圧ガスによって回転させられる高圧タービンと、高圧タービンの下流位置に配置されて高圧タービンを通過した低圧ガスによって回転させられる低圧タービンとを備える航空機用ガスタービン・エンジンにおいて、高圧タービンの回転数N2と低圧タービンの回転数N1と低圧タービンの出口温度EGTを検出し、低圧タービンの出口温度EGTと低圧タービンの回転数N1に基づいて高圧タービンの入口温度(TIT基本項TIT_Base)を推定し、推定された高圧タービンの入口温度を高圧タービンの回転数N2に基づいて算出されるTIT補正項ΔTITで減算補正するように構成する。
【選択図】図2

Description

この発明は航空機用ガスタービン・エンジンに関する。
エンジンの燃焼器から噴射される高圧ガスによって回転させられる高圧タービンと、その下流位置に配置されて高圧タービンを通過した低圧ガスによって回転させられる低圧タービンとを備える航空機用ガスタービン・エンジンにおいては、エンジンの過温度を防止するために高圧タービンの入口温度を検出することが望ましい。しかしながら、極めて高温であることからそれを直接検出することは不可能である。そこで、それよりも下流位置の低圧タービンの入口温度を検出し、その検出温度に基づいて高圧タービンの入口温度を推定するようにしている。
しかしながら、小型化が要求される航空機用ガスタービン・エンジンにあっては、低圧タービンの入口付近に温度センサを配置するためのスペースを確保することができず、低圧タービンの入口温度に基づいて高圧タービンの入口温度を推定することができなかった。
そこで、下記の特許文献1記載の航空機用ガスタービン・エンジンにあっては、低圧タービンの出口付近に温度センサを配置し、低圧タービンの出口温度に基づいて高圧タービンの入口温度を推定するようにしている。
特開2002−106364号公報
しかしながら、特許文献1記載の航空機用ガスタービン・エンジンにあっては、低圧タービンの出口温度に基づいて高圧タービンの入口温度を推定するに際し、低圧タービンの回転数を考慮する限りであり、推定精度において改善の余地を残していた。また、このガスタービン・エンジンが搭載される航空機から機体側の情報(例えば電力負荷や抽気負荷)を授受し、その情報から高圧タービンの入口温度の推定精度を向上させることも可能であるが、エンジン側の制御を機体側の情報に依存させることは航空関連法規上認められない。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、低圧タービンの出口温度に基づいて高圧タービンの入口温度を精度良く推定するようにした航空機用ガスタービン・エンジンを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1にあっては、エンジンの燃焼器から噴射される高圧ガスによって回転させられる高圧タービンと、前記高圧タービンの下流位置に配置されて前記高圧タービンを通過した低圧ガスによって回転させられる低圧タービンとを備える航空機用ガスタービン・エンジンにおいて、前記高圧タービンの回転数を検出する高圧タービン回転数センサと、前記低圧タービンの回転数を検出する低圧タービン回転数センサと、前記低圧タービンの出口温度を検出する温度センサと、前記検出された低圧タービンの出口温度と低圧タービンの回転数に基づいて前記高圧タービンの入口温度を推定する推定手段と、前記推定された高圧タービンの入口温度を前記検出された高圧タービンの回転数に基づいて補正する補正手段とを備える如く構成した。
また、請求項2に係る航空機用ガスタービン・エンジンにあっては、前記補正手段は、前記検出された高圧タービンの回転数に基づいて前記高圧タービンの第2の入口温度を推定する第2の推定手段と、前記推定された入口温度と第2の入口温度に基づいて前記エンジンの負荷および劣化の度合いを示すパラメータを算出するパラメータ算出手段とを備えると共に、前記推定手段によって推定された高圧タービンの入口温度を前記算出されたパラメータに基づいて補正する如く構成した。
また、請求項3に係る航空機用ガスタービン・エンジンにあっては、前記補正手段は、前記航空機の高度を検出する高度検出手段と、前記航空機の速度を検出する速度検出手段と、前記航空機の外気温を検出する外気温検出手段とを備えると共に、前記推定手段によって推定された高圧タービンの入口温度を前記検出された高度と速度と外気温に基づいて補正する如く構成した。
請求項1に係る航空機用ガスタービン・エンジンにあっては、検出された低圧タービンの出口温度と低圧タービンの回転数に基づいて高圧タービンの入口温度を推定すると共に、推定された高圧タービンの入口温度を高圧タービンの回転数に基づいて補正する如く構成、換言すれば、低圧タービンの出口温度に基づいて高圧タービンの入口温度を推定するに際し、低圧タービンの回転数のみならず高圧タービンの回転数をも考慮する如く構成したので、低圧タービンの出口温度に基づく高圧タービンの入口温度の推定精度を向上させることができる。また、このガスタービン・エンジンが搭載される航空機から機体側の情報を授受することなく、ガスタービン・エンジン側で検出される情報のみに基づいて高圧タービンの入口温度を精度良く推定することができ、航空関連法規を遵守することが可能となる。
請求項2に係る航空機用ガスタービン・エンジンにあっては、高圧タービンの回転数から高圧タービンの第2の入口温度を推定し、低圧タービンの出口温度と低圧タービンの回転数から推定された高圧タービンの入口温度と高圧タービンの回転数から推定された高圧タービンの第2の入口温度に基づいてエンジンの負荷および劣化の度合いを示すパラメータを算出し、低圧タービンの出口温度と低圧タービンの回転数から推定された高圧タービンの入口温度をそのパラメータに基づいて補正する如く構成、即ち、前記エンジンの負荷および劣化の度合いを考慮しつつ高圧タービンの入口温度を推定する如く構成したので、高圧タービンの入口温度の推定精度を一層向上させることができる。
請求項3に係る航空機用ガスタービン・エンジンにあっては、航空機の高度と速度と外気温を検出し、低圧タービンの出口温度と低圧タービンの回転数から推定された高圧タービンの入口温度をそれら検出値に基づいて補正する如く構成したので、高圧タービンの入口温度の推定精度をより一層向上させることができる。
この発明の実施例に係る航空機用ガスタービン・エンジンを全体的に示す概略図である。 図1のECUによる高圧タービンの入口温度の算出を説明するブロック図である。 図2のTIT基本項算出ブロックとTIT補正項算出ブロックの一部の構成を詳説するブロック図である。 図3に示すパラメータdTIT_Detの特性を説明するグラフである。 図2のTIT補正項算出ブロックの残部の構成を詳説するブロック図である。
以下、添付図面に即してこの発明に係る航空機用ガスタービン・エンジンを実施するための形態について説明する。
図1は、その航空機用ガスタービン・エンジンを全体的に示す概略図である。
航空機用ガスタービン・エンジンとしては、ターボジェット・エンジン、ターボファン・エンジン、ターボプロップ・エンジンおよびターボシャフト・エンジンの4種が知られているが、以下、2軸のターボファン・エンジンについて説明する。
図1において、符号10はターボファン・エンジン(ガスタービン・エンジン。以下「エンジン」という)を示し、符号10aはエンジン本体を示す。エンジン10は航空機(機体。図示せず)の適宜位置にマウントされる。
エンジン10はファン(ファン動翼)12を備え、ファン12は高速で回転しつつ外気から空気を吸引する。ファン12にはロータ12aが一体的に形成され、ロータ12aは対向して配置されたステータ14と共に低圧圧縮機(コンプレッサ)16を構成し、そこで吸引した空気を圧縮しつつ後方に圧送する。
尚、ファン12の付近にはセパレータ20によってダクト(バイパス)22が形成され、吸引された空気の大部分は後段(コア側)で燃焼させられることなく、ダクト22を通ってエンジン後方に噴出させられる。ファン排気は、その反作用としてエンジン10が搭載される機体(図示せず)に推力(スラスト)を生じさせる。推力の大部分は、このファン排気によって生じる。
低圧圧縮機16で圧縮された空気は後段の高圧圧縮機24に送られ、そこでロータ24aおよびステータ24bによってさらに圧縮された後、後段の燃焼器26に送られる。
燃焼器26には燃料ノズル28が備えられ、燃料ノズル28にはFCU(Fuel Control Unit 。燃料制御ユニットあるいは燃料制御部)30で調量された燃料が圧送される。即ち、FCU30は燃料調整弁(FMV(Fuel Metering Valve))32を備え、燃料ポンプ(ギヤポンプ)34によって機体の適宜位置に配置された燃料タンク36から汲み上げられた燃料は、燃料調整弁32で調量された後、燃料供給路38を通って燃料ノズル28に供給される。
燃料調整弁32は、具体的には、それに接続されるトルクモータ32aによって開閉させられると共に、トルクモータ32aは後述するECU(Electronic Control Unit 。電子制御ユニット)から発せられる指令に基づいて燃料調整弁32を開閉駆動する。ECUはパイロットによって操作されるスラストレバー(図示なし)の位置に応じた指令を発する。また、燃料調整弁32の付近にはその開度を検出する開度センサ32bが設置される。
また、燃料供給路38には、燃料遮断弁(SOV(Shut Off Valve))38aが介挿される。燃料遮断弁38aはそれに接続される電磁ソレノイド38bによって開閉させられると共に、電磁ソレノイド38bは後述するECUから発せられる指令に基づいて燃料遮断弁38aを動作させる。具体的には、遮断指令が発せられると、燃料ノズル28への燃料供給を遮断するように燃料遮断弁38aを閉弁させる。また、燃料遮断弁38aの付近には、その弁位置を検出する位置センサ38cが設置される。
燃料ノズル28には高圧圧縮機24から圧縮空気が圧送され、燃料供給路38から供給される燃料はその圧縮空気で霧化される。
燃料ノズル28から噴霧された燃料は、圧縮空気と混合し、エンジン始動時にエキサイタおよび点火プラグからなるイグニッション装置(図示せず)によって点火されて燃焼する。混合気は一度着火されて燃焼を開始すると、かかる圧縮空気と燃料からなる混合気を連続的に供給されて燃焼を継続する。
燃焼によって生じた高温高圧ガスは高圧タービン40に噴射され、高圧タービン40を高速回転させる。高圧タービン40は前記した高圧圧縮機のロータ24aに高圧タービン軸40aを介して接続され、前記ロータ24aを回転させる。
高温高圧ガスは、高圧タービン40を回転駆動した後、低圧タービン42に送られ(高圧タービン40を通過したガスは燃焼器から噴射されるガスに比して低圧となる)、低圧タービン42を比較的低速で回転させる。低圧タービン42は前記した低圧圧縮機16のロータ12aに低圧タービン軸42a(軸40aと同心二軸構造)を介して接続されており、前記ロータ12aおよびファン12を回転させる。
低圧タービン42を通過した排ガス(タービン排気)は、ダクト22を通ってそのまま排出されるファン排気と混合させられてジェットノズル44からエンジン後方に噴出される。
エンジン本体10aの外部下面の前側寄りには、アクセサリ・ドライブ・ギアボックス(以下「ギアボックス」という)50がステー50aを介して取り付けられると共に、ギアボックス50の前端には一体的に構成されたスタータおよびジェネレータ(以下「スタータ」と総称する)52が取り付けられる。尚、ギアボックス50の後端には前記したFCU30が配置される。
エンジン10の始動時、スタータ52によって軸56が回転させられると、その回転は駆動軸58(および図示しないベベルギアなどのギア機構)を介して高圧タービン軸40aに伝えられ、圧縮空気が生成される。生成された圧縮空気は、前記したように燃料ノズル28に圧送される。
他方、軸56の回転はPMA(パーマネントマグネット・オルタネータ)60と高圧(燃料)ポンプ34に伝えられて高圧(燃料)ポンプ34を駆動し、前記したように調量された燃料は燃料ノズル28に供給され、霧化される。よって生じた混合気は、点火されて燃焼を開始する。
エンジン10が自立運転回転数に達すると、高圧タービン軸40aの回転が逆に駆動軸58(および図示しないベベルギアなどのギア機構)を介して軸56に伝えられ、燃料ポンプ34を駆動すると共に、PMA60とスタータ52を駆動する。それによって、PMA60は発電すると共に、スタータ52も発電して機体に電力を供給する。従って、特に機体側の電力負荷が増大すると、スタータ52による発電量が増大し、高圧タービン軸の回転負荷が増大することになり、後述する高圧タービン回転数に影響を与えることになる。
エンジン10において、低圧タービン軸42aの付近にはN1センサ(回転数センサ)62が配置され、低圧タービン回転数(低圧タービン軸42aの回転数)N1に比例する信号を出力すると共に、軸56の付近にはN2センサ(回転数センサ)64が配置され、高圧タービン回転数(高圧タービン軸40aの回転数)N2に比例する信号を出力する。
またエンジン本体10aの前面の空気取り入れ口66の付近にはT1センサ(温度センサ)68およびP1センサ(圧力センサ)70が配置され、流入空気の温度(航空機の外気温)T1および圧力P1に比例する信号を出力すると共に、後述するECUの内部にはP0センサ(圧力センサ)72が設けられ、大気圧P0に比例する信号を出力する。また、ECUの内部には温度センサ(図示せず)も設けられてECUの温度に比例する信号を出力する。大気圧P0と圧力P1の比から、航空機の飛行速度を示すマッハ数Mnが算出される。また、大気圧P0から航空機が飛行する高度ALTが算出される。
またロータ24aの下流にはP3センサ(圧力センサ)74が配置されて高圧圧縮機24の出力圧P3に比例する信号を出力すると共に、低圧タービン42の下流の適宜位置にはEGTセンサ(温度センサ)76が配置され、排ガス温度EGT(低圧タービン出口温度)に比例する信号を出力する。
上記したセンサ種の内のいくつかは、安全性向上のため、その電気系統が2系統用意され、冗長化される。
エンジン本体10aの上端位置には前記したECU(符号80で示す)が収納される。上記したエンジン10の運転状態を示すセンサ群の出力は、ECU80に送られる。
ECU80は、センサ群の出力やそれから算出される航空機の基本情報、具体的には、低圧タービン出口温度EGT、低圧タービン回転数N1、高圧タービン回転数N2、航空機の高度ALT、速度Mnおよび外気温T1に基づいてTIT(Turbine Inlet Temperature。高圧タービン入口温度(図1のA点で示す部分におけるガス温度))を算出する。以下、それについて具体的に説明する。
図2は、ECU80によるTITの算出を全体的に説明するブロック図である。
以下概説すると、図示のように、検出された低圧タービン回転数N1と低圧タービン出口温度EGTはTIT基本項算出ブロック100に入力され、TIT基本項TIT_Baseが算出(推定)される。一方、高圧タービン回転数N2と外気温T1と高度ALTと速度MnとEGTとTIT_BaseはTIT補正項算出ブロック200に入力され、TIT補正項ΔTITが算出される。そして、TIT基本項TIT_BaseからTIT補正項ΔTITを減算補正し、TITを算出する。
TIT基本項TIT_Baseのみでも±20〜30℃程度の精度でTITを推定することができるが、ここでは推定精度を向上させるべく、TIT基本項TIT_BaseをTIT補正項ΔTITによって補正するように構成した。
尚、TITはECU80によって所定時間、例えば100msecごとに算出される。TIT補正項ΔTITが前回値に比して大幅に変化(BOV−Open/Close等のSwitch入力による変化)した場合、その変化量を制限するためのTIT変化量制限ブロック(図示せず)が設けられ、制限内におけるTITが最終的なTITとして決定される。決定されたTITは航空機のコクピットのディスプレイに表示されると共に、エンジン制御などの種々の制御に用いられる。
図3は、TIT基本項算出ブロック100とTIT補正項算出ブロック200の一部の構成について詳説するブロック図である。
低圧タービン回転数N1と低圧タービン出口温度EGTはTIT基本項算出ブロック100のITT算出ブロック102に入力され、ITT_Baseが算出される。ITT(Intermediate Turbine Temperature。タービン間温度)とは、高圧タービンと低圧タービンの間の位置(図1においてB点で示す位置)におけるガス温度を意味し、前記した低圧タービン入口温度と同義のものである。ITT_Baseとは、その補正前の値を意味する。
ITT_Baseは、まずITTとEGTとの温度差ΔEGTを算出し、それをEGTに加算することによって算出される。温度差ΔEGTは、低圧タービン回転数N1に基づいて予め設定されたマップ(図中のマップ)を用いて算出される。
算出されたITT_BaseはITT→TIT変換ブロック104に送られる。そこでは、予め設定されたマップ(図中のマップ)を用いてITTをTITに変換し、前記したTIT基本項TIT_Baseを算出する。
一方、高圧タービン回転数N2はTIT補正項算出ブロック200のTIT算出ブロック202に入力され、高圧タービン回転数N2に基づいて予め設定されたマップ(図中のマップ)を用いてTIT_N2pが算出される。TIT_N2pとは、高圧タービン回転数N2に基づいて推定された仮の高圧タービン入口温度を意味する。
尚、TIT算出ブロック202のマップは、航空機のフライトエンベロープ内の速度Mnと高度ALTに応じて複数用意される。
算出されたTIT_N2pはTIT→ITT変換ブロック204に送られる。そこでは、予め設定されたマップ(図中のマップ)を用いてTITをITTに変換し、ITT_N2を算出する。ITT_N2とは、高圧タービン回転数N2に基づいて推定されたタービン間温度を意味する。
次いで、ITT算出ブロック102で算出されたITT_BaseとTIT→ITT変換ブロック204で算出されたITT_N2との温度差ΔITTを算出し、温度差ΔITTにTIT→ITT変換ブロック204のマップの係数α(1.0<α<2.0)を乗算し、乗算して得た値にTIT算出ブロック202で算出されたTIT_N2pを加算することにより、TIT_N2を算出する。TIT_N2とは、高圧タービン回転数N2に基づいて推定された高圧タービン入口温度を意味する。
次いで、TIT基本項算出ブロック100で算出されたTIT基本項TIT_BaseからTIT_N2を減算し、dTIT_Detを算出する。
以上のようにして算出されたdTIT_Detは、エンジン10の負荷および劣化を示すパラメータとなる。即ち、TIT_Baseは実際の温度検出値である低圧タービン出口温度EGTを基礎として推定された実際温度基準のTITである一方、TIT_N2は高圧タービン回転数N2から推定されたTITであり、これはエンジン10に負荷および劣化がない理想モデルから推定されたTITに他ならないため、両者の差であるdTIT_Detはエンジン10の負荷および劣化の度合いを示すパラメータとなる。
また、パラメータdTIT_Detについて別の捉え方をすれば、高圧タービン回転数N2はエンジン負荷(特に機体側の電力負荷や抽気負荷)の増減によって変動するものであるから、dTIT_Detは電力負荷や抽気負荷を示すパラメータとも言える。
図4は、パラメータdTIT_Detの特性を説明するグラフである。
図示のように、dTIT_Detが0℃である場合、エンジン10には負荷も劣化も無く、名目上、無負荷・新規の状態にあることを意味し、逆にdTIT_Detが20℃(仮)に至る場合、負荷および劣化が最大の状態にあることを意味する。
また、外気温T1はTIT補正項算出ブロック200のdN2算出ブロック206に入力され、外気温T1に基づいて予め設定されたマップ(図中のマップ)を用いてdN2が算出される。dN2とは、外気温T1から推定される、高圧タービン回転数N2と低圧タービン回転数N1の偏差を意味する。
また、低圧タービン出口温度EGTとTIT基本項TIT_Baseは、TIT補正項算出ブロック200のN1’算出ブロック208に入力され、EGTをTIT_Baseで除した値に基づいて予め設定されたマップ(図中のマップ)を用いてN1’が算出される。N1’とは、EGTとTIT_Baseから推定される低圧タービン回転数を意味する。
次いで算出されたdN2とN1’を加算してN2’を算出する。N2’とは、T1とEGTとTIT_Baseから推定される高圧タービン回転数を意味する。
図5は、TIT補正項算出ブロック200の残部の構成について詳説するブロック図である。図5(a)は高度ALTが30kフィート(9000m)未満である場合のものを、図5(b)は高度ALTが30kフィート以上である場合のものを示す。
高度ALTが30kフィート未満である場合、図5(a)に示すように、ΔTIT算出ブロック210aには、dTIT_Detと推定高圧タービン回転数N2’と高度ALTが入力される。ΔTIT算出ブロック210aでは、推定高圧タービン回転数N2’とdTIT_Detとに基づいて予め設定されたマップ(図中のマップ)を用いて前記したTIT補正項ΔTITが算出される。マップ中においては、dTIT_Detについて無負荷・新規を示すラインと全負荷・全劣化を示すラインの2ラインのみが示されるが、それらの中間値のdTIT_Detに対しては両ラインに関して補間計算し、TIT補正項ΔTITを算出する。
また、ΔTIT算出ブロック210aのマップは、高度ALTに応じて複数用意される。具体的には、高度ALTに関して2種のマップが用意される。
このように、高度ALTが30kフィート未満である場合、TIT補正項ΔTITはdTIT_Detと推定高圧タービン回転数N2’と高度ALTに基づいて算出される。
高度ALTが30kフィート以上である場合、図5(b)に示すように、ΔTIT算出ブロック210bには、dTIT_Detと推定高圧タービン回転数N2’と高度ALTに加え、速度MnとdISA(delta International Standard Atmospheres)が入力される。dISAとは、ISA(International Standard Atmospheres)で規定される標準大気温度と静止外気温T0との温度差を意味する。尚、静止外気温T0は外気温T1と高度ALTとマッハ数Mnから算出される。
ΔTIT算出ブロック210bでは、推定高圧タービン回転数N2’とdTIT_Detとに基づいて予め設定されたマップ(図中のマップ)を用いて前記したTIT補正項ΔTITが算出される。マップ中においてはdTIT_Detについて無負荷・新規を示すラインと全負荷・全劣化を示すラインの2ラインのみが示されるが、それらの中間値のdTIT_Detに対しては両ラインに関して補間計算し、TIT補正項ΔTITを算出する。
また、ΔTIT算出ブロック210bのマップは、高度ALTと速度MnとdISAに応じて複数用意される。具体的には、高度ALTに関して2種のマップが用意されると共に、速度Mnに関して7種のマップが用意される。また、dISAに関しては、dISAの正負に応じた2種のマップが用意される。
このように、高度ALTが30kフィート以上である場合、TIT補正項ΔTITはdTIT_Detと推定高圧タービン回転数N2’と高度ALTと速度MnとdISAに基づいて算出される。
ΔTIT算出ブロック210aあるいはΔTIT算出ブロック210bで算出されたTIT補正項ΔTITは、上述したようにTIT基本項TIT_Baseに対する減算補正に用いられ、TITが算出される。
上記した如く、この実施例にあっては、エンジン(10)の燃焼器(26)から噴射される高圧ガスによって回転させられる高圧タービン(40)と、前記高圧タービンの下流位置に配置されて前記高圧タービンを通過した低圧ガスによって回転させられる低圧タービン(42)とを備える航空機用ガスタービン・エンジンにおいて、前記高圧タービンの回転数(N2)を検出する高圧タービン回転数センサ(N2センサ64)と、前記低圧タービンの回転数(N1)を検出する低圧タービン回転数センサ(N1センサ62)と、前記低圧タービンの出口温度(排ガス温度EGT)を検出する温度センサ(EGTセンサ76)と、前記検出された低圧タービンの出口温度と低圧タービンの回転数に基づいて前記高圧タービンの入口温度(TIT基本項TIT_Base)を推定する推定手段(TIT基本項算出ブロック100)と、前記推定された高圧タービンの入口温度を前記検出された高圧タービンの回転数に基づいて補正する補正手段(TIT補正項算出ブロック200)とを備える如く構成した。
換言すれば、低圧タービンの出口温度に基づいて高圧タービンの入口温度を推定するに際し、低圧タービンの回転数のみならず高圧タービンの回転数をも考慮する如く構成したので、低圧タービンの出口温度に基づく高圧タービンの入口温度の推定精度を向上させることができる。また、このガスタービン・エンジンが搭載される航空機から機体側の情報を授受することなく、ガスタービン・エンジン側で検出される情報のみに基づいて高圧タービンの入口温度を精度良く推定することができるため、航空関連法規を遵守することが可能となる。
また、前記補正手段は、前記検出された高圧タービンの回転数に基づいて前記高圧タービンの第2の入口温度(TIT_N2p、TIT_N2)を推定する第2の推定手段(TIT算出ブロック202など)と、前記推定された入口温度と第2の入口温度に基づいて前記エンジンの負荷および劣化の度合いを示すパラメータ(dTIT_Det)を算出するパラメータ算出手段(TIT基本項TIT_BaseからTIT_N2を減算する構成)とを備えると共に、前記推定手段によって推定された高圧タービンの入口温度を前記算出されたパラメータに基づいて補正する(ΔTIT算出ブロック210a、210b)如く構成した。
即ち、前記エンジンの負荷および劣化の度合いを考慮しつつ高圧タービンの入口温度を推定する如く構成したので、高圧タービンの入口温度の推定精度を一層向上させることができる。
また、前記補正手段は、前記航空機の高度(ALT)を検出する高度検出手段(P0センサ72)と、前記航空機の速度(Mn)を検出する速度検出手段(P1センサ70、P0センサ72)と、前記航空機の外気温(T1)を検出する外気温検出手段(T1センサ68)とを備えると共に、前記推定手段によって推定された高圧タービンの入口温度を前記検出された高度と速度と外気温に基づいて補正する(dN2算出ブロック206、ΔTIT算出ブロック210a、210b)如く構成した。
それにより、高圧タービンの入口温度の推定精度をより一層向上させることができる。
尚、上記において、航空機の高度ALT、速度Mn、外気温T1をエンジン側のセンサ群を用いて算出したが、センサ系の冗長化を防ぐべく、機体側から高度ALT、速度Mn、外気温T1を取得するようにしても良い。
10 エンジン、26 燃焼器、40 高圧タービン、42 低圧タービン、62 N1センサ(低圧タービン回転数センサ)、64 N2センサ(高圧タービン回転数センサ)、68 T1センサ、76 EGTセンサ(温度センサ)、70 P1センサ、72 P0センサ、80 ECU

Claims (3)

  1. エンジンの燃焼器から噴射される高圧ガスによって回転させられる高圧タービンと、前記高圧タービンの下流位置に配置されて前記高圧タービンを通過した低圧ガスによって回転させられる低圧タービンとを備える航空機用ガスタービン・エンジンにおいて、前記高圧タービンの回転数を検出する高圧タービン回転数センサと、前記低圧タービンの回転数を検出する低圧タービン回転数センサと、前記低圧タービンの出口温度を検出する温度センサと、前記検出された低圧タービンの出口温度と低圧タービンの回転数に基づいて前記高圧タービンの入口温度を推定する推定手段と、前記推定された高圧タービンの入口温度を前記検出された高圧タービンの回転数に基づいて補正する補正手段とを備えたことを特徴とする航空機用ガスタービン・エンジン。
  2. 前記補正手段は、前記検出された高圧タービンの回転数に基づいて前記高圧タービンの第2の入口温度を推定する第2の推定手段と、前記推定された入口温度と第2の入口温度に基づいて前記エンジンの負荷および劣化の度合いを示すパラメータを算出するパラメータ算出手段とを備えると共に、前記推定手段によって推定された高圧タービンの入口温度を前記算出されたパラメータに基づいて補正することを特徴とする請求項1記載の航空機用ガスタービン・エンジン。
  3. 前記補正手段は、前記航空機の高度を検出する高度検出手段と、前記航空機の速度を検出する速度検出手段と、前記航空機の外気温を検出する外気温検出手段とを備えると共に、前記推定手段によって推定された高圧タービンの入口温度を前記検出された高度と速度と外気温に基づいて補正することを特徴とする請求項1または2記載の航空機用ガスタービン・エンジン。
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