JP2011070076A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ビットレートに影響を受けない実効的なレートマッチを行い、受信再生装置側におけるバッファのオーバーフローやアンダーフローを防止する。
【解決手段】エンコードされたトランスポートストリームを受信しコンテンツを再生する情報処理装置であって、受信したトランスポートストリームを構成するオーディオデータ及びビデオデータの再生出力時間を示す第1時間情報を、情報処理装置がコンテンツ再生の管理に用いる第2時間情報と同じデータ形式の第3時間情報に変換する時間情報変換手段と、デコードされたオーディオデータの再生開始時に、該オーディオデータに対応する第3時間情報に合わせて第2時間情報を補正する時間情報補正手段と、デコード直後のオーディオデータに対応する第3時間情報と時間情報補正手段で補正された第2時間情報の差分に基づいて、デコードされたオーディオデータの出力レートを変更するレート変更手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置に関し、特に、デジタル放送受信機能を備えるPCや携帯電話機等の情報処理装置に好ましく適用される技術に関するものである。
近年、デジタル放送受信機能を搭載したPCや携帯電話機等の情報処理装置が急速に普及してきている。これらの情報処理装置では、データの最後までの受信を待たずに再生するストリーミング再生方式を採用しているものも多く、その場合、受信再生装置として受信データを蓄積しておくバッファ(受信バッファ(デコードしようとするAV分離(オーディオ信号とビデオ信号に分離)後のデータを蓄積するバッファ)、再生バッファ(AD変換(デジタルからアナログへの変換)しようとするデコード後のデータを蓄積するバッファ)等)が設けられる。
地上デジタル放送では、符号化送信装置側が、放送コンテンツのオーディオ・ビデオ信号をMPEG2方式でエンコードし、そのオーディオ・ビデオ信号等を含むトランスポートストリーム形式のパケット列データを送信する。受信再生装置側は、受信したトランスストリーム形式のパケット列データをAV分離してそれぞれ受信バッファに蓄積し、蓄積した受信バッファからオーディオ・ビデオ信号を読み出してデコードしてAD変換して出力する。システムによってはデコード後の信号を再生バッファに蓄積しそこからデコード後信号を読み出してAD変換を行う。
通常、符号化送信装置側から受信するデータ入力レートと受信再生装置側で映像・音声として出力するデータ出力レートとは異なるため、再生中に受信バッファや再生バッファのデータ蓄積量がゼロになる場合(アンダーフロー)や、受信したデータ量がバッファの記憶容量をオーバーする場合(オーバーフロー)が起こり得る。アンダーフローでは再生が停止して例えば画像カクツキが発生し、オーバーフローでは蓄積できないデータが破棄されて例えば音切れが起こる。
このようなデータ入出力レートのミスマッチに起因して起こるアンダーフローやオーバーフローを解消するために、レートマッチングという手法が用いられる。一般に、レートマッチングは再生のタイミングの基準となるオーディオデータに対して行われ、このレートマッチングにおいては、デコード前のデータを蓄積する受信バッファのデータ量がなるべく一定になるように、デコーダの出力レート(データ量)を制御する。
例えば特許文献1では、受信バッファの状態を監視し、アンダーフローが生じた場合に受信バッファに必要な最低データ量を増加させ、オーバーフローが生じた場合に最低データ量を減少させる方法が開示されている。また、例えば特許文献2では、音声レンダラの音声バッファ(上記再生バッファに相当)に蓄積される音声データの量の上限閾値と下限閾値を定め、音声バッファ内のデータ量が上限閾値と下限閾値の間になるように、音声レンダラへの音声データの供給を漸次的に調整する方法が開示されている。
特開2002−330136号公報 特開2006−313310号公報
特許文献1や特許文献2によるレートマッチングの方法は、バッファに蓄積されるデータ量に着目したものであり、バッファの使用済み記憶容量や占有率(使用済み容量/未使用容量)を閾値として設定し、実測値と閾値との比較から出力レート(データ量)を制御する。しかし、ビットレートによって受信データ量(バッファに蓄積されていくデータ量)が異なるため、ビットレートに依存して閾値を設定する必要がある。例えばビットレートが高い場合には、バッファに蓄積していくデータ量も多いため、上限閾値を高めに設定する必要が出てくる。このように、ビットレートに応じてその都度閾値を設定し直すのは煩雑である。
そこで、本発明は、ビットレートに影響を受けない実効的なレートマッチを行い、受信再生装置側におけるバッファのオーバーフローやアンダーフローを防止することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、エンコードされたトランスポートストリームを受信してコンテンツを再生する情報処理装置であって、受信したトランスポートストリームを構成するオーディオデータ及びビデオデータの再生出力時間を示す第1時間情報を、情報処理装置がコンテンツ再生の管理に用いる第2時間情報と同じデータ形式の第3時間情報に変換する時間情報変換手段と、デコードされたオーディオデータの再生を開始する際に、該オーディオデータに対応する第3時間情報に合わせて第2時間情報を補正する時間情報補正手段と、デコード直後のオーディオデータに対応する第3時間情報と時間情報補正手段で補正された第2時間情報との差分に基づいて、デコードされたオーディオデータの出力レートを変更するレート変更手段と、を有する。
本発明の情報処理装置は、上記の情報処理装置において、レート変更手段が、第3時間情報と第2時間情報との差分に基づいて、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデータ量を調整するものであってもよい。
本発明の情報処理装置は、上記の情報処理装置において、レート変更手段が、第3時間情報から第2時間情報を差し引いた差分時間が上限閾値以上の場合、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデコード後オーディオデータのデータ量を削減するものであってもよい。
本発明の情報処理装置は、上記の情報処理装置において、レート変更手段が、第3時間情報から第2時間情報を差し引いた差分時間が下限閾値以下の場合、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデコード後オーディオデータのデータ量を増加するものであってもよい。
本発明の情報処理装置は、上記の情報処理装置において、レート変更手段は、第3時間情報から第2時間情報を差し引いた差分時間が、第1上限閾値より大きい第2上限閾値以上となった場合、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデコード後オーディオデータのデータ量を削減し、第2上限閾値以上となった後は第1上限閾値以下となるまでデータ量の削減を継続するものであってもよい。
本発明の情報処理装置は、上記の情報処理装置において、レート変更手段は、第3時間情報から第2時間情報を差し引いた差分時間が、第1下限閾値より小さい第2下限閾値以下となった場合、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデコード後オーディオデータのデータ量を増加し、第2下限閾値以下となった後は第1下限閾値以上となるまでデータ量の増加を継続するものであってもよい。
本発明の情報処理装置は、上記の情報処理装置において、第3時間情報と第2時間情報との差分の変動を平均化する変動平均化手段を有し、レート変更手段が、変動平均化手段による平均化後の差分に基づいて、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデータ量を調整するものであってもよい。
本発明の情報処理装置は、上記の情報処理装置において、レート変更手段が、受信したトランスポートストリームをオーディオデータ及びビデオデータに分離した直後のオーディオデータに対応する第3時間情報と時間情報補正手段で補正された第2時間情報との差分に基づいて、デコード直後のオーディオデータに対応する第3時間情報と第2時間情報との差分に基づいて出力レートの変更を行う第1レート変更と分離直後のオーディオデータに対応する第3時間情報と第2時間情報との差分に基づいて出力レートの変更を行う第2レート変更と切り替えるものであってもよい。
本発明によれば、ビットレートに影響を受けない実効的なレートマッチを行い、受信再生装置側におけるバッファのオーバーフローやアンダーフローを防止することが可能となる。
本発明の実施形態に係るPCの構成図である。 本発明の実施形態に係るPCの機能図である。 本発明の実施形態(第1)におけるレート変更処理のフローチャートである。 本発明の実施形態における時間情報変換及び時間情報補正の説明図である。 本発明の実施形態における本システムの時間と実時間の関係図である。 本発明の実施形態(第2)におけるレート変更処理を説明するための図である。 本発明の実施形態(第3)におけるレート変更処理を説明するための図である。 本発明の実施形態(第4)におけるレート変更処理を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態は、最も基本的な実施形態で、A/V(Audio/Video)分離されたデコード直後のAudioが持つ時間情報と本システムの補正後の時間情報との差分に基づいて、デコードされたAudioのデータ量を調整してレート変更を行うものである。
はじめに構成について説明する。図1は本実施形態のPCの構成図である。本実施形態のPCはデジタル放送受信機能を搭載する。本実施形態のPCは、受信されたMPEG2−TS1を受信してA/V分離するDemux(デマルチプレクサ)10、A/V分離後のAudio及びVideoをデコードするDecoder(デコーダ)20、デコードされたVideoを再生してディスプレイ80に表示させるEnhanced Video Renderer30、デコードされたAudioを再生してスピーカ90から出力させるDirect Sound Renderer40を有する。
Demux10は、受信したMPEG2−TS1をバッファリングするTS受信バッファ11、TS受信バッファ11からMPEG2−TS1を読み出してA/V分離を行うA/V分離12を備える。
Decoder20は、Demux10から入力したデコード前のVideoをバッファリングするVideo受信バッファ21、Video受信バッファ21からVideoを読み出してデコードを行うVideo Decode22、Demux10から入力したデコード前のAudioをバッファリングするAudio受信バッファ23、Audio受信バッファ23からAudioを読み出してデコードを行うAudio Decode24、Audio Decode24によるデコード後のAudioのデータ量を増減させてDirect Sound Renderer40への出力レートを変更するレート変更25を備える。
Enhanced Video Renderer30は、Decoder20から入力したデコード後のVideoをバッファリングするフレームバッファ31を備える。
Direct Sound Renderer40は、Decoder20から入力したデコード後のAudioをバッファリングするDSoundバッファ41を備える。
図2は、本実施形態のPCの機能図である。本実施形態のPCは、CPU(不図示)がメモリ(不図示)に格納された本実施形態特有のプログラムを読み込んで、時間情報の差分に基づいてレート変更を行うための機能部である制御部100を構成する。制御部100は、時間情報変換手段110、時間情報補正手段120、レート変更手段130を論理的に有する。なお、これらの各手段を回路で構成する等してハードウェアで実現することも可能である。
時間情報変換手段110は、Video及びAudioの再生出力時間を示すPTS(Presentation Time Stamp)をPCが映像・音声の再生管理に用いる時間情報に変換する。時間情報補正手段120は、デコードされたAudioの再生を開始する際に、このAudioが持つ時間情報に合わせて再生管理のためのシステム時間を補正する。ここでのシステム時間は、VideoとAudioを同期させるために用いる情報で、PCのクロックで進行する実時間とは異なる。レート変更手段130は、デコード直後のAudioが持つ時間情報と時間情報補正手段120で補正されたシステム時間との差分に基づいて、デコード後のAudioのデータ量を調整してEnhanced Video Renderer30やDirect Sound Renderer40への出力レートを変更する。
次に動作処理について説明する。図4は、本実施形態における時間情報の変換及び補正を説明する図である。PTSは、MPEG2−TSに含まれる時刻管理情報であり、Video及びAudioの再生出力時間を示しており、90KHzのクロックで計測した値を33bitで表した値である。Timeは、システムで管理する時間情報であり、再生開始時に0にリセットされるms単位の時間とする。AACは、MPEG2−TSに含まれるAudioの圧縮データ(拡張符号化方式(Advanced Audio Coding)で圧縮されたもの)を表し、PCMは、Audioの圧縮を解いたデータ(パルス符号変調(Pulse Code Modulation)でデジタル化されたもの)を表し、PCM’は、レート変更後のPCM(圧縮の解かれたAudio)を表す。なお、レート変更は、サンプル単位の間引きあるいは繰り返しによりPCMのデータ量を増減させることで行う。
まず、放送受信したMPEG2−TSは、DEMUX10でVideoとAudioに分離され、Decoder20の受信バッファ(Video受信バッファ21、Audio受信バッファ23)に格納される。この際、Audioが持つPTSは、システムで管理する時間情報Timeに変換される(再生開始時(最初に再生されるAudioのPTS)は0に変換される)。
Audio Decode24は、Audio受信バッファ23内の一番古いデータから処理し、AACの圧縮を解いてPCMに変換する。また、レート変更25では、PCMのデータ量を増加あるいは減少させ、レート変更後のPCM’としてDirect Sound Renderer40に出力する。
Direct Sound Renderer40は、Decoder20から入力したPCM’をDSoundバッファ41に格納し、DSoundバッファ41内の一番古いデータから再生する。
図3は、本実施形態におけるレート変更処理を示したフローチャートである。まず、レート変更手段130は、時間情報補正手段120で補正されたシステムの時間(図1の(1)、図4のTime00)とAudio Decode24によるデコード後の時間(図1の(2)、図4のTime60)の差分を計算する(ステップS1)。
レート変更手段130は、時間の差分が上限閾値以上の場合(ステップS2/YES)、PCMデータ量を所定の割合削減する(ステップS3)。また、下限閾値以下の場合(ステップS4/YES)は、PCMデータ量を所定の割合増加する(ステップS5)。時間の差分が上限閾値以上でもなく下限閾値以下でもない場合(ステップS2/NO、ステップS4/NO)は、PCMデータの増減は行わず、そのままDirect Sound Renderer40に出力する。なお、PCMデータ量を増減する所定の割合は、ノイズ等として人間で感知できない程度が好ましい(一般には、5%程度のデータ量増減を行うと人間は違和感を覚えるといわれる)。
図4の例は、Time=00のPCM’を再生する瞬間を示しており、このときにシステムの時間が00に補正される。この瞬間、Audio Decode24によるデコード後のTimeが60を示しており、システムの時間00との差分60(ms)をDSoundバッファ41にバッファリングされている時間と判定する。
システムの時間の進み方は以下のとおりとなる。まず、(i)のPCM’の再生開始時に、(i)のPCM’が持つTimeの値に合わせてシステムの時間は00に補正され、(i)のPCM’再生中は、PCのクロックで時間が進む。次に、(ii)のPCM’の再生開始時に、(ii)のPCM’が持つTimeの値に合わせてシステムの時間は20msに補正され、(ii)のPCM’再生中は、PCのクロックで時間が進む。
通常、レート変更のない場合は、(i)のPCM’の再生時間は20msであり、PCのクロックの進みとほぼ一致する。レート変更があった場合、本実施形態ではDecoder20から出力するPCM’のデータ量を所定の割合増減させる(図3)ため、例えば(iii)の次のPCM’(Time=60のAudio)の再生時間はもとの時間(Time=60)の所定の割合プラスあるいは所定の割合マイナスとなる。つまり、レート変更によって、システムの時間は、実時間より早くあるいは遅く進むことになる(図5)。
本実施形態では、Audioが持つ時間情報とシステムの時間情報との差分に基づいて、デコード後のAudioのデータ量を調整してレート変更を行うため、ビットレートに影響を受けることなく実効的なレートマッチを行うことができ、バッファのオーバーフローやアンダーフローを防止することが可能となる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態では、DSoundバッファのバッファリング容量に応じて適用するレートを3つ設けておくとともに、レート変更する閾値に幅を持たせることで、頻繁なレート変更を抑制しようとするものである。
図6(a)は第1実施形態によるレート変更の結果を表す。第1実施形態では、上限閾値と下限閾値の2つの閾値を設定し、バッファリング容量(Timeの差分)が上限閾値以上となったときにデータ量を削減し、下限閾値以下となったときにデータ量を増加していた。この方法では、バッファリング容量(Timeの差分)が閾値に近い値で推移するような場合(例えば図6(a)のように上限閾値に近い値で推移する場合)、頻繁にデータ量の削減によるレート変更が行われる。
本実施形態では、バッファリング容量に応じて適用する出力レートを決めておき、頻繁なレート変更を抑えるためにレート変更の閾値に幅を持たせる。ここで、バッファリング容量をTimeの差分に置き換えて考え、例えば図6に示すように、Timeの差分約1秒をバッファリング容量100%とする。当然のことながら、バッファリング容量はこの差分約1秒に限定されるものではない。図6(b)や(c)に示すように、Timeの差分が0秒から約0.33秒の場合に低速レートを適用し、約0.34秒から約0.67秒の場合に中速レートを適用し、約0.68秒から約1秒の場合に高速レートを適用するように設定する。
レートの適用領域を上記のように一応設けておくが、レート変更の閾値はこれらとは別に設定する。例えば、低速レートから中速レートに変更するための閾値を約0.38秒、中速レートから低速レートに変更するための閾値を約0.28秒とする。このように設定することで、Timeの差分が約0.33秒近くを推移する場合でも、レート変更まで0.05秒の余裕があるため、頻繁にレート変更を行わなくても済む。中速レートから高速レート、高速レートから中速レートのレート変更の閾値についても同様である。
本実施形態では、DSoundバッファのバッファリング容量に応じて適用する出力レートを3つ設け、出力レートを変更する閾値に幅を持たせるように構成したため、バッファリング容量が閾値に近い値を推移する場合に起こり得る頻繁なレート変更を抑制することが可能となる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態では、DSoundバッファのバッファリング容量の変動が大きい場合に、一定期間の平均をとって変動を小さくすることで、頻繁なレート変更を抑制しようとするものである。
図7(a)は第2実施形態によるレート変更の結果で、DSoundバッファのバッファリング容量(Timeの差分)の変動が大きい場合の例を表す。この例では、バッファリング容量(Timeの差分)の変動域が低速領域と中速領域を大きくまたがっており、出力レートを変更する閾値に幅を持たせた第2実施形態の方法でも、頻繁なレート変更が行われる。
本実施形態では、例えば過去0.5秒程度の変化の平均をとって、DSoundバッファのバッファリング容量の変動を小さくする(グラフの山や谷を小さくする)。平均化した結果を示したのが図7(b)である。図7(b)を参照すると、中速レートから低速レートに変更するための閾値と低速レートから中速レートに変更するための閾値の間に変動域が推移しており、レート変更の頻度が減少しているのがわかる。
本実施形態では、DSoundバッファのバッファリング容量の変動が大きい場合に、一定期間の平均をとって変動を小さくするように構成したため、出力レートを変更する閾値に幅を持たせても頻繁なレート変更が行われる場合に、レート変更の頻度を抑制することが可能となる。
[第4実施形態]
本発明の第4実施形態では、DSoundバッファを監視してレート変更を行う方式とAudio受信バッファを監視してレート変更を行う方式とを動的に切り替えて、両方式の欠点を補いながら効率的にバッファのオーバーフローやアンダーフローを防止しようとするものである。
本実施形態においても、第1実施形態から第3実施形態のように、DSoundバッファを監視してレート変更を行うのが基本である。これは、Audio受信バッファを監視してレート変更を行う方式のデメリットを避けるためである。すなわち、Audio受信バッファを監視して行う場合、非圧縮のデータを格納するDSoundバッファがフルで使用され、全体の(Audio受信バッファ及びDSoundバッファの)バッファ使用量が増えるため、放送のリアルタイムからの遅れが大きくなる。本実施形態は、DSoundバッファのバッファリング容量の変動が大きい場合の対応として、第3実施形態とは異なる手法である。
Audio受信バッファには、圧縮されたデータが格納されており、非圧縮のデータを格納するDSoundバッファと比較するとデータ変動量が少ない。このため、MPEG2−TSの入力変動が大きくてもAudio受信バッファで吸収可能である。DSoundバッファを監視する方式で不都合が出てくる状況において、Audio受信バッファを監視する方式に切り替えることで、バッファのオーバーフローやアンダーフローの防止を継続することができる。
切り替えの手順としては、再生開始時はDSoundバッファを監視する方式を採用し、再生中にDSoundバッファのバッファリング容量(Timeの差分)の変動量(一定期間のレート変更頻度)をチェックし、その変動量(変更頻度)に応じてAudio受信バッファを監視する方式に切り替えたりする。例えば両監視方式を以下のように構成することができる。DSoundバッファを監視する方式では、DSoundバッファに格納されるの際の時間情報とシステムの時間情報(補正されたシステムの時間)との差分に基づいてレート変更を行い、レート変更頻度が所定の値より大きい場合にAudio受信バッファを監視する方式に切り替える。Audio受信バッファを監視する方式では、Audio受信バッファに格納される際の時間情報とシステムの時間情報との差分に基づいてレート変更を行い、差分が所定の値(DSoundバッファを監視する方式で用いたものとは別の値)より小さい場合にDSoundバッファを監視する方式に切り替える。
本実施形態では、DSoundバッファを監視する方式とAudio受信バッファを監視する方式とを動的に切り替えてレート変更を行う構成としているため、効率的にバッファのオーバーフローやアンダーフローを防止することが可能となる。
なお、上述する実施形態は、本発明の好適な実施形態であり、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、本発明は、情報処理装置として、PCのほか、携帯電話機、PDA、携帯音楽プレーヤー等の機器にも適用することが可能である。
また、本実施形態におけるPCで実行されるプログラムは、先に述べた各手段(時間情報変換手段110、時間情報補正手段120、レート変更手段130)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアを用いて具体的手段を実現する。すなわち、コンピュータ(CPU)が所定の記録媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各手段が主記憶装置上にロードされて生成される。
本実施形態におけるPCで実行されるプログラムは、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納され、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供されるように構成してもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供あるいは配布するように構成してもよい。
また、上記プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD、不揮発性のメモリカード等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されるように構成してもよい。また、上記プログラムは、ROM等にあらかじめ組み込んで提供するように構成してもよい。
この場合、上記記録媒体から読み出された又は通信回線を通じてロードし実行されたプログラムコード自体が前述の実施形態の機能を実現することになる。そして、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成する。
1 MPEG2−TS
2 Video
3 Audio
4 PTS
5 時間情報
6 PCM
10 Demux
11 TS受信バッファ
12 A/V分離
20 Decoder
21 Video受信バッファ
22 Video Decode
23 Audio受信バッファ
24 Audio Decode
25 レート変更
30 Enhanced Video Renderer
31 フレームバッファ
40 Direct Sound Renderer
41 DSoundバッファ
80 ディスプレイ
90 スピーカ
100 制御部
110 時間情報変換手段
120 時間情報補正手段
130 レート変更手段

Claims (8)

  1. エンコードされたトランスポートストリームを受信してコンテンツを再生する情報処理装置であって、
    受信したトランスポートストリームを構成するオーディオデータ及びビデオデータの再生出力時間を示す第1時間情報を、前記情報処理装置がコンテンツ再生の管理に用いる第2時間情報と同じデータ形式の第3時間情報に変換する時間情報変換手段と、
    デコードされたオーディオデータの再生を開始する際に、前記オーディオデータに対応する第3時間情報に合わせて第2時間情報を補正する時間情報補正手段と、
    デコード直後のオーディオデータに対応する第3時間情報と前記時間情報補正手段で補正された第2時間情報との差分に基づいて、デコードされたオーディオデータの出力レートを変更するレート変更手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記レート変更手段は、前記第3時間情報と前記第2時間情報との差分に基づいて、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデータ量を調整することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記レート変更手段は、前記第3時間情報から前記第2時間情報を差し引いた差分時間が上限閾値以上の場合、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデコード後オーディオデータのデータ量を削減することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記レート変更手段は、前記第3時間情報から前記第2時間情報を差し引いた差分時間が下限閾値以下の場合、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデコード後オーディオデータのデータ量を増加することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記レート変更手段は、前記第3時間情報から前記第2時間情報を差し引いた差分時間が、第1上限閾値より大きい第2上限閾値以上となった場合、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデコード後オーディオデータのデータ量を削減し、前記第2上限閾値以上となった後は前記第1上限閾値以下となるまで前記データ量の削減を継続することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記レート変更手段は、前記第3時間情報から前記第2時間情報を差し引いた差分時間が、第1下限閾値より小さい第2下限閾値以下となった場合、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデコード後オーディオデータのデータ量を増加し、前記第2下限閾値以下となった後は前記第1下限閾値以上となるまで前記データ量の増加を継続することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第3時間情報と前記第2時間情報との差分の変動を平均化する変動平均化手段を有し、
    前記レート変更手段は、前記変動平均化手段による平均化後の差分に基づいて、デコードされたオーディオデータを再生する再生手段に送出するデータ量を調整することを特徴とする請求項1から4のいずれか6項に記載の情報処理装置。
  8. 前記レート変更手段は、受信したトランスポートストリームをオーディオデータ及びビデオデータに分離した直後のオーディオデータに対応する第3時間情報と前記時間情報補正手段で補正された第2時間情報との差分に基づいて、デコード直後のオーディオデータに対応する第3時間情報と前記第2時間情報との差分に基づいて出力レートの変更を行う第1レート変更と前記分離直後のオーディオデータに対応する第3時間情報と前記第2時間情報との差分に基づいて出力レートの変更を行う第2レート変更と切り替えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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