JP2011069963A - 画像表示装置、画像表示観察システム及び画像表示方法 - Google Patents

画像表示装置、画像表示観察システム及び画像表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】輝度の低下を抑えるとともに、画像の色合いを最適に調整すること。
【解決手段】画像信号の入力を受け、右目用画像及び左目用画像を交互に表示するための信号へ変換する映像信号制御部120と、映像信号制御部120において変換された信号が入力され、右目用画像と左目用画像を交互に表示する液晶表示パネル134と、液晶表示パネル134を背面から照射するバックライト136と、鑑賞用眼鏡200に対して、右目用及び左目用の液晶シャッター200a,200bのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、バックライト136の発光タイミングに対して液晶シャッターのオープン期間を相対的に変化させるシャッター制御部122と、右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、液晶シャッターのオープン期間よりも短い期間でバックライト136を発光させるバックライト制御部128と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像表示装置、画像表示観察システム及び画像表示方法に関する。
従来、例えば下記の特許文献に記載されているように、視差を有する左目用画像及び右目用画像を所定周期で交互にディスプレイに供給し、この画像を所定周期に同期して駆動される液晶シャッターを備える眼鏡で観察する方法が知られている。
特開平9−138384号公報 特開2000−36969号公報 特開2003−45343号公報
一般的な2Dのテレビ受像機は、表示モードやユーザ設定によって画像の色合い(色温度)を変更できる機能を備えており、3Dの画像表示装置においても当然に同様の機能が必要である。しかしながら、表示ディスプレイ側で色温度を補正する場合、該当する所望の色温度以外の色については、輝度を抑えることで色温度を調整する必要がある。この場合、色温度の調整に応じて画像の輝度が低下してしまい、高輝度の鮮明な映像をユーザが視認できなくなる問題が発生する。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、輝度の低下を抑えるとともに、画像の色合いを最適に調整することが可能な、新規かつ改良された画像表示装置、画像表示観察システム及び画像表示方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、画像信号の入力を受け、右目用画像及び左目用画像を交互に表示するための信号へ変換する信号制御部と、前記信号制御部において変換された信号が入力され、右目用画像と左目用画像を交互に表示する表示パネルと、前記表示パネルを背面から照射する面光源と、右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記右目用及び左目用のシャッターのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるシャッター制御部と、前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させる面光源制御部と、を備える、画像表示装置が提供される。
また、画像の色合いを調整するための情報が入力される入力部を備え、前記シャッター制御部は、前記入力部に入力された情報に基づいて、前記シャッターのオープン期間を変化させるものであってもよい。
また、前記タイミング制御部は、前記入力部に画像の色温度を高くする旨の情報が入力された場合は、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間のタイミングを相対的に遅くするものであってもよいので。
また、前記シャッター制御部は、前記入力部に画像の色温度を低くする旨の情報が入力された場合は、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間のタイミングを相対的に早めるものであってもよい。
また、前記シャッターはSTNタイプ、TNタイプ、VAタイプ、またはOCBタイプの液晶からなるものであってもよい。
また、前記信号制御部は、前記右目用映像信号及び前記左目用映像信号のそれぞれを、少なくとも2回連続して表示するための信号に変換するものであってもよい。
また、前記面光源制御部は、前記右目用画像及び前記左目用画像の2回目の表示期間の少なくとも一部において前記面光源を発光させるものであってもよい。
また、前記面光源制御部は、前記右目用画像及び前記左目用画像の1回目の表示期間の少なくとも一部において前記面光源を発光させないものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、画像信号の入力を受け、右目用画像及び左目用画像を交互に表示するための信号へ変換する信号制御部と、前記信号制御部において変換された信号が入力され、右目用画像と左目用画像を交互に表示する表示パネルと、前記表示パネルを背面から照射する面光源と、右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記右目用及び左目用のシャッターのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるシャッター制御部と、前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させる面光源制御部と、を有する画像表示装置と、前記右目用と左目用のシャッターを有し、前記タイミング信号に基づいて、前記右目用と左目用の前記シャッターを交互に開く前記鑑賞用眼鏡と、を備える、画像表示観察システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、画像信号の入力を受け、右目用画像及び左目用画像を交互に表示するための信号へ変換するステップと、前記変換された信号に基づいて右目用画像と左目用画像を交互に表示するステップと、右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記右目用及び左目用のシャッターのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記右目用画像と前記左目用画像を表示する表示パネルの面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるステップと、前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させるステップと、を備える、画像表示方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、画像信号の入力を受け、異なる複数の画像を周期的に表示するための信号へ変換する信号制御部と、前記信号制御部において変換された信号が入力され、前記異なる複数の画像を周期的に表示する表示パネルと、前記表示パネルを背面から照射する面光源と、右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記異なる複数の画像の表示タイミングに応じて前記右目用及び左目用のシャッターが同時に開くためのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるシャッター制御部と、前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させる面光源制御部と、を備える、画像表示装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、画像信号の入力を受け、異なる複数の画像を周期的に表示するための信号へ変換する信号制御部と、前記信号制御部において変換された信号が入力され、前記異なる複数の画像を周期的に表示する表示パネルと、前記表示パネルを背面から照射する面光源と、右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記異なる複数の画像の表示タイミングに応じて前記右目用及び左目用のシャッターが同時に開くためのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるシャッター制御部と、前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させる面光源制御部と、を有する、画像表示装置と、前記右目用と左目用のシャッターを有し、前記タイミング信号に基づいて、前記右目用と左目用の前記シャッターを交互に開く前記鑑賞用眼鏡と、を備える、画像表示観察システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、異なる複数の画像を周期的に表示するための信号を出力するステップと、前記信号に基づいて前記異なる複数の画像を周期的に表示するステップと、右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記異なる複数の画像の表示タイミングに応じて前記右目用及び左目用のシャッターが同時に開くためのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記表示パネルの面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるステップと、前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させるステップと、を備える、画像表示方法が提供される。
本発明によれば、輝度の低下を抑えるとともに、画像の色合いを最適に調整することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る立体画像表示観察システムの構成を示す模式図である。 画像表示装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態による2度書き込みの原理と、液晶シャッターの開閉を示すタイミングチャートである。 液晶の応答特性がR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の各色で異なる様子を示す特性図である。 図3に対して、液晶シャッターの開口期間を可変した例を示す模式図である。 図4と同じ特性を示しており、バックライトの照射タイミングに応じて色温度が変わる様子を示す特性図である。 複数ユーザに対して異なる映像を提供するシステム(Dual View)を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
(1)システム構成例
(2)画像表示装置の構成例
(3)本実施形態による2度書き込みの例
(4)バックライトとシャッター開閉の同期について
(5)液晶における色毎の応答特性の相違を利用した色温度調整について
(6)バックライト消灯期間の制御等について
(7)異なる複数の画像を周期的に表示するシステムへの適用
[(1)システム構成例]
図1は、本発明の一実施形態に係る立体画像表示観察システムの構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステムはLCDから構成される画像表示装置100と、表示画像鑑賞用メガネ200とを備える。
画像表示装置100は、例えば時分割式の立体映像ディスプレイ装置であり、左眼用映像及び右眼用映像を非常に短い周期で画面全体に交互にディスプレイする。また、画像表示装置100は、左眼用映像及び右眼用映像のディスプレイ周期に同期して左眼及び右眼に映像を分離して提供する。画像表示装置100は、例えば、フィールド毎に右目用画像Rと左目用画像Lを交互に表示する。表示画像鑑賞用メガネ200には、レンズに相当する部分に一対の液晶シャッター200a,200bが設けられている。液晶シャッター200a,200bは、画像表示装置100のフィールド毎の画像切り換えに同期して交互に開閉動作を行う。すなわち、画像表示装置100に右目用画像Rが表示されるフィールドでは、左目用の液晶シャッター200bが閉鎖状態となり、右目用の液晶シャッターが開放状態200aとなる。また、左目用画像Lが表示されるフィールドでは、これと逆の動作を行う。このように、画像表示装置100は、左眼用映像L及び右眼用映像Rを非常に短い周期で画面全体に交互にディスプレイすると同時に、左眼用映像L及び右眼用映像Rのディスプレイ周期に同期して左眼及び右眼に映像を分離して提供する。
このような動作により、鑑賞用メガネ200を掛けて画像表示装置100を見るユーザの右目には右目用画像Rのみが、また、左目には左目用画像Lのみが入射される。このため、鑑賞者の目の内部で右目用と左目用の画像が合成され、画像表示装置100に表示される画像が立体的に認識される。また、画像表示装置100は通常の2次元画像を表示することもでき、この場合、右目用画像Rと左目用画像Lの切り換えは行われない。
[(2)画像表示装置の構成例]
次に、画像表示装置100の構成について説明する。図2は、画像表示装置100の構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像表示装置100は、映像信号制御部120、シャッター制御部122、エミッタ124、タイミング制御部126、バックライト制御部128、ゲートドライバ130、データドライバ132、液晶表示パネル134、入力部138を備える。液晶表示パネル134の背後には、バックライト(面光源)136が配置されている。
液晶表示パネル134は、液晶層、液晶層を挟んで対向する透明電極、カラーフィルタ等から構成されている。バックライトを構成する蛍光体の残光特性は、4ms以下に設定されている。また、バックライト136は、残光特性の良好なLED等から構成されている。
映像信号制御部120には、右目用画像R及び左目用画像Lを表示するための左右映像信号が入力される。映像信号制御部120は、液晶表示パネル134に右目用画像Rと左目用画像Lを交互に表示させるため、左右映像信号を交互に出力する。また、映像信号制御部120は、入力された左右映像信号に基づいて、後述する2度書き込みを行うため、右目用映像信号と左目用映像信号のそれぞれについて、同じ信号が2つ連続するように変換を行う。
タイミング制御部126には、映像信号制御部120で変換された右目用映像信号及び左目用映像信号が入力される。タイミング制御部126は、入力された右目用映像信号及び左目用映像信号を液晶表示パネル134へ入力するための信号に変換し、ゲートドライバ130およびデータドライバ132の動作に用いられるパルス信号を生成する。
タイミング制御部126で変換された信号は、ゲートドライバ130とデータドライバ132のそれぞれに入力される。ゲートドライバ130およびデータドライバ132は、タイミング制御部126で生成されたパルス信号を受け、入力された信号に基づいて液晶表示パネル134の各画素を発光させる。これにより、液晶表示パネル134に映像が表示される。
また、映像信号制御部120は、2つ連続するように変換された右目用映像信号及び左目用映像信号の切り換わりのタイミングを示すタイミング信号をシャッター制御部122へ送る。シャッター制御部122は、映像信号制御部120から送られたタイミング信号に基づいて、エミッタ124を発光させる駆動信号をエミッタ124へ送る。ここで、エミッタ124を発光させる駆動信号は、液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングを含む信号であり、シャッター制御部122は、映像信号制御部120から送られたタイミング信号と、後述する入力部138から入力された情報に基づいて、液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングを制御する。エミッタ124は、シャッター制御部122から送られた駆動信号に基づいて、左右の液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングを示す光信号を鑑賞用メガネ200に対して送信する。
表示画像鑑賞用メガネ200は、詳細は省略するが、光信号を受信するセンサを備えている。光信号を受信した鑑賞用メガネ200は、光信号によって指示された液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングに同期して、液晶シャッター200a,200bの開閉動作を交互に行う。
また、シャッター制御部122は、左右の映像の切り換わりのタイミングを示すタイミング信号をバックライト制御部128へ送る。バックライト制御部128は、入力されたタイミング信号に基づいて、バックライト136を点灯させるための制御信号を出力する。バックライト136は、バックライト制御部128から入力された制御信号に基づいて点灯を行う。
入力部138には、画像表示装置100が備える操作ボタン、マウス、キーボード等から、ユーザにより指定された画像の色合い(色温度)に関する情報が入力される。入力部138へ入力された情報は、シャッター制御部122へ送られる。シャッター制御部122は、画像の色合いに関する情報に基づいて、左右の液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングを制御する。そして、上述のように、シャッター制御部122は、色温度情報に基づいて決定した開閉タイミングに基づいて、エミッタ124を発光させる駆動信号をエミッタ124へ送る。なお、入力部138に入力される色温度情報は、ユーザから入力されるものの他、画像を分析して入力されるものであっても良い。
なお、本実施形態では、画像表示装置100のシャッター制御部122において、色温度情報に基づいて液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングを決定することとしているが、表示画像鑑賞用メガネ200側で開閉タイミングを制御しても良い。この場合は、シャッター制御部122は、映像信号制御部120から送られたタイミング信号に基づいて、エミッタ124を発光させる駆動信号をエミッタ124へ送るとともに、入力部138に入力された情報をエミッタ124に送る。エミッタ124は、左右の映像信号の切り換わりのタイミングを示す光信号とともに、入力部138に入力された情報を鑑賞用メガネ200に対して送信する。そして、光信号を受信した鑑賞用メガネ200は、画像表示装置100の右目用映像信号と左目用映像信号の切り換わりのタイミングに同期して、液晶シャッター200a,200bの開閉動作を交互に行い、入力部138に入力された情報に基づいて、バックライト136の発光タイミングに対して液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングを変更する。
[(3)本実施形態による2度書き込みの例]
液晶の応答速度の不足に起因するクロストークの発生、及び輝度不足等を解消するため、本実施形態では、液晶パネルの駆動周波数を高め、左右の画像の1フレームを液晶表示パネル132に2度表示させる(書き込む)という手法を採用している。
図3は、本実施形態による2度書き込みの原理と、液晶シャッター200a,200bの開閉を示すタイミングチャートであって、右目用画像Rと左目用画像Lのそれぞれを240[Hz]の駆動周波数で表示した場合を示している。図3において、1回の書き込みにより右目用画像R又は左目用画像Lが表示される時間は、1/240[Hz]=4.2[ms]である。
図3(A)は、液晶表示パネル132の画面下端(H=0)から上端(H=1)に至る縦方向の各位置において、時間とともに輝度が変化している様子を示している。また、図3(B)は、液晶表示パネル132のバックライト136が発光している様子を示している。また、図3(C)は、液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングを示している。図3(B)及び図3(C)に示すように、本実施形態では、液晶シャッター200a,200bの開閉と同期してバックライト136を点灯する。
図3に示すように、画面上端(H=1)では、時刻t20からt21までの4.2[ms]間に左目用画像Lが書き込まれ、続けて時刻t21からのt22までの4.2[ms]間に再び左目用画像Lが書き込まれる。ここで、時刻t20からt21の間に書き込まれる左目用画像Lと時刻t21からのt22の間に書き込まれる左目用画像Lは、基本的には同一の画像であるが、オーバードライブ処理などの調整に起因して相違するものであってもよい。また、1回目に書き込まれる左目用画像Lと2回目に書き込まれる左目用画像Lとの間に所定のブランク期間を設けても良い。
そして、左目用画像Lを2回書き込んだ後に右目用画像Rが書き込まれる。右目用画像Rについても、画面上端(H=1)では、時刻t22からt23までの4.2[ms]間に右目用画像Rが書き込まれ、続けて時刻t23からのt24までの4.2[ms]間に再び右目用画像Rが書き込まれる。時刻t22からt23の間に書き込まれる右目用画像Rと時刻t23からのt24の間に書き込まれる右目用画像Rは、基本的には同一の画像であるが、オーバードライブ処理などの調整に起因して相違するものであってもよい。また、1回目に書き込まれる右目用画像Rと2回目に書き込まれる右目用画像Rとの間、または左目用画像Lと右目用画像Rの間に所定のブランク期間を設けても良い。
一般に液晶表示装置は、その応答時間が比較的遅いため、書き込み時間が短時間であると、各画素が所望の輝度に達しない。このため、駆動周波数を高くして右目用画像Rと左目用画像Lを交互に書き込むと、1回の書き込み時間(=4.2ms)が短くなり、1回目の書き込み後にしか所望の輝度に到達しないため、画面上端と下端の両方が所望の輝度に達しているタイミングが存在しない。
本実施形態では、右目用画像Rと左目用画像Lをそれぞれ2度に渡って書き込みしているため、2回目の書き込み時には、所望の輝度を保持することができ、従って、画面の上端と下端の両方で所望の輝度に達した状態を実現できる。
そして、図3(A)において、時刻t22の時点では、画面上辺から画面下辺に至る全域において、左目用画像Lの輝度は所望のレベルに到達している。このため、時刻t22を中心とする所定の期間(例えば2.1ms)に左目用画像Lを視認することで、画面上辺から画面下辺に至る全域において、左目用画像Lに右目用画像Rが混ざることがなく、クロストークの発生を確実に抑えることができる。
同様に、右目用画像Rにおいても、図3(A)に示す時刻t24の時点では、画面上辺から画面下辺に至る全域において、右目用画像Rの輝度は所望のレベルに到達している。このため時刻t24を中心とする所定の期間(例えば2.1ms)に右目用画像Rを視認することで、右目用画像Rに左目用画像Lが混ざることがなく、クロストークの発生を確実に抑えることができる。なお、クロストークと輝度はトレードオフの関係にあるので、どちらを優先するかによってバックライト136の照射期間は適宜設定できる。
なお、本実施形態のような2度書きを行わない場合に、液晶が応答する程度の低い周波数で右目用画像Rと左目用画像Lとを交互に表示させた場合は、フリッカ(画面のちらつき)が発生してしまう。フリッカの発生は、例えば右目用画像R又は左目用画像Lの1フレームが表示される駆動周波数を60[Hz]以下とすると発生する。本実施形態では、液晶の駆動周波数を例えば240[Hz]とするため、フリッカの発生を確実に抑えることができる。
[(4)バックライトとシャッター開閉の同期について]
図3(B)及び図3(C)に示すように、本実施形態では、液晶シャッター200a,200bの開閉と同期してバックライト136を点灯する。液晶シャッター200bは時刻t40〜t41間で開かれるが、液晶シャッター200bの開閉と同期して、時刻t30〜t31間でバックライト136を点灯させる。図3(B)及び図3(C)に示すように、液晶シャッター200bが開状態となる時刻t40〜t41の区間は、バックライト136が点灯する時刻t30〜t31の区間よりも十分に長く設定される。
同様に、液晶シャッター200aは時刻t42〜t43間で開かれるが、液晶シャッター200aの開閉と同期して、時刻t32〜t33間でバックライト136を点灯させる。また、液晶シャッター200bは時刻t44〜t45間で開かれるが、液晶シャッター200bの開閉と同期して、時刻t34〜t35間でバックライト136を点灯させる。図3(B)に示すように、液晶シャッター200aが開状態となる時刻t42〜t43の区間は、バックライト136が点灯する時刻t32〜t33の区間よりも十分に長く設定される。同様に、液晶シャッター200bが開状態となる時刻t44〜t45の区間は、バックライト136が点灯する時刻t34〜t35の区間よりも十分に長く設定される。
ここで、液晶シャッター200a,200bのオープン期間が短いと、オープン期間に対して液晶シャッター200a,200bが応答する過渡期間の比率が高くなる。このため、オープン期間で十分な光の透過率を確保できないことが想定される。
本実施形態では、液晶シャッター200a,200bのオープン期間を十分に長くしており、液晶シャッター200a,200bのオープン期間の中でバックライト136を点灯させている。従って、ユーザは、時刻t30〜t31間、時刻t34〜t35間でバックライト136が点灯することにより、左目用画像Lを視認することができ、また、時刻t32〜t33間でバックライト136が点灯することにより、右目用画像Rを視認することができる。
上述のように、液晶の駆動周波数を高めると、1回目の書き込み時には、書き込み終了時に画面下部では所望の輝度に到達しないため、液晶表示パネル132の過渡応答中である1回目の書き込み時の少なくとも一部区間では、バックライト136を消灯することができる。より詳細には、右目用画像R又は左目用画像Lが表示されている約8.4msのうち、少なくとも50%に相当する4.2msの区間では、バックライト136を消灯するものとすることができる。これにより、1回目の書き込みによる過渡応答中の映像がユーザに視認されることを回避できる。
そして、本実施形態では、バックライト136は、時刻t22,t24,t26を中心とする所定時間(例えば2.1ms)の間だけ点灯される。
時刻t24の時点では、画面下辺においては、右目用画像Rの2回目の書き込みが開始されており、画面上辺においては、右目用画像Rの2回目の書き込みが終了する。従って、時刻t24の時点でバックライト136を点灯することによって、1回目の書き込みによる右目用画像Rがユーザの右目に視認されることがなく、画面下辺から上辺に至る全域において、2回目の書き込みによる右目用画像Rがユーザの右目に視認される。
同様に、時刻t22,t26の時点では、画面下辺においては、左目用画像Lの2回目の書き込みが開始されており、画面上辺においては、左目用画像Lの2回目の書き込みが終了する。従って、時刻t22または時刻t26の時点でバックライト136を点灯することによって、1回目の書き込みによる左目用画像Lがユーザの左目に視認されることがない。これにより、画面下辺から上辺に至る全域において、2回目の書き込みによる左目用画像Lがユーザの左目に視認される。
このように、1度目の書き込みで所望の輝度に到達し、2度目の書き込みでその輝度を保持することで、画面全体においてバックライト136は、2度目に書き込まれた右目用画像Rまたは左目用画像Lが表示されている一部の区間のみで点灯される。これにより、2度目の書き込みにより所望の輝度に到達した映像をユーザに視認させることが可能となる。従って、図3(C)に示す時刻t22,t24,t26の時点において、必要最小限の所定時間(例えば2.1ms)のみバックライト136を点灯させることで、クロストークの発生を確実に抑えることが可能となる。
一般に、右目用画像Rと左目用画像Lを交互に表示する画像表示装置と、交互に左右の液晶シャッターの開閉動作を行う表示画像鑑賞用メガネからなるシステムでは、画像表示装置の液晶応答速度不足や液晶シャッターのコントラスト不足などの特性上の要因が発生する。そして、これらの画像表示装置や液晶シャッターの特性上の要因から、右目用画像Rの一部が左目用画像Lに混ざり、左目用画像Lの一部が右目用画像Rに漏れ込むクロストークの問題が発生する。
本実施形態では、上述のように、応答速度が比較的遅い液晶表示パネル134を用いた3D−TVにおいて、左右の画像を続けて複数回表示し、液晶が応答した時点でバックライト136を点灯させるため、クロストークの発生を大幅に低減することができる。また、画像の表示とバックライト136のタイミングを適宜に設定することで、更なるクロストークの低減を達成することも可能である。
[(5)液晶における周波数毎の応答特性の相違を利用した画像表示について]
以上のように、表示画像鑑賞用メガネ200の液晶シャッター200a,200bとして、応答特性の高いものが望ましく、STNやTNタイプの液晶を用いることができる。これらの液晶は波長分散をもつため、周波数(各色)毎の応答特性は、波長に応じて異なる挙動を示す。
図4は、液晶の応答特性がR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の各色で異なる様子を示す特性図であって、横軸は時間を、縦軸は液晶の輝度比(液晶の透過率)を示している。図4の例では、時刻0で液晶シャッター200aまたは200bを開き、シャッターを開いた後、8msを経過した後にシャッターを閉じた場合を示している。
図4に示すように、青色(B)の応答特性は、シャッターを開いた直後の応答の立ち上がりが比較的早く、シャッターを開いてから2[ms]〜4[ms]の範囲で最も輝度比(透過率)が高くなり(100%近傍)、その後、輝度比は低下する。また、緑色(G)の立ち上がりの応答特性は青色と比較すると若干遅く、シャッターを開いてから4[ms]〜6[ms]の範囲で最も輝度比(透過率)が高くなり、その後、輝度比は低下する。一方、赤色(R)の立ち上がりの応答特性は、青色、緑色に対して遅く、シャッターを開いてから6[ms]を経過してから輝度比が最も高くなる。
このように、シャッター開口後の液晶透過率の応答特性はRGBの各色で異なる。このため、本実施形態では、各色について最も輝度比の高い状態で画像を視認できるように、バックライト136の点灯期間に対してシャッターの開口期間を可変するようにしている。
以下に具体的手法について説明する。図3で説明したような複数回の書き込みと、バックライト136による点灯を用いた場合に、例えば図4に示すような特性の波長分散を有する液晶シャッター200a,200b(STNタイプ等)を使用するものとする。この場合、液晶シャッター200a,200bを開いた後、液晶が十分に応答したタイミング(例えば図4中の4ms以降)でバックライト136を2ms程度点灯すると、青色の透過特性が低下したタイミングでバックライト136が点灯することになり、液晶シャッター200a,200bを透過した色は黄色になる。一方、液晶シャッター200a,200bを開いた直後(例えば図4中の2ms以降)にバックライト136を2ms程度点灯すると、青色の透過特性が高いタイミングでバックライト136が点灯することになり、液晶シャッター200a,200bを透過した色は青色になる。従って、バックライト136の点灯タイミングに対して液晶シャッター200a,200bの開口タイミングを相対的に可変することで、画像の色合い(色温度)を変更することができる。
一般的な2Dのテレビ受像機は、表示モードやユーザ設定によって色温度を変更できる機能を備えており、3Dの画像表示装置においても当然に同様の機能が必要である。しかしながら、例えば上述した例において、液晶シャッター200a,200bを透過した画像の色合いが黄色の状態(色温度が中温の状態)の場合に、仮に画像表示装置100側の信号処理により青色の方向(色温度が高温となる方向)へ色温度を調整しようとすると、緑色と赤色の信号を弱くする必要がある。この場合、信号を弱めることで輝度の低下が非常に大きなものとなり、液晶表示パネル134にて表示される画像の光量自体が不足してしまう問題がある。特に、緑色は輝度に与える影響が大きいため、緑色の信号を弱めると輝度の低下が顕著なものとなる。一例として、色温度を低温から高温へ調整した場合は30%程度の輝度の低下が生じ、低温から中温に調整た場合は約20%程度の輝度の低下が生じる。本実施形態では、バックライト136の点灯タイミングに対して液晶シャッター200a,200bの開口タイミングを相対的に可変することで色温度調整を行うため、低温から中温への調整、及び低温から高温への調整の双方において、輝度の低下を10%以下の抑えることが可能である。
このため、本実施形態では、図4のような応答特性を考慮して、バックライト136の点灯タイミングに対する液晶シャッター200a,200bの開口タイミングを調整することで、液晶シャッター200a,200bを透過した画像の色合いを可変するようにしている。以下、図5及び図6に基づいて、液晶シャッター200a,200bの開口タイミングに対してバックライト136の発光タイミングを調整することで、液晶シャッター200a,200bを透過した光の色温度を低温、中温、高温のそれぞれに調整する手法を説明する。図5は、図3に対して、液晶シャッター200a,200bの開口期間を可変した例を示す模式図である。また、図6は、図4と同じ特性を示しており、バックライト136の照射タイミングに応じて色温度が変わる様子を示す特性図である。
ここで、図5(A)、図5(B)は、図3(A)、図3(B)と同じ特性を示している。また、図5(C)は色温度を低温に調整する場合を、図5(D)は色温度を中温に調整する場合を、図5(E)は色温度を高温に調整する場合を、それぞれ示している。
図5(A)に示すように、色温度を低温に調整する場合には、バックライト136の照射期間が液晶シャッター200a,200bの開口期間の後期となるように、液晶シャッター200a,200bの開口タイミングを調整する。図6に示すように、液晶シャッター200a,200bの開口期間の後期(シャッター開口後の6ms〜8ms程度の期間)では、液晶シャッター200a,200bの赤色の透過率が高く、青色、緑色の透過率が低下しているため、このタイミングでバックライト136を照射して画像を液晶シャッター200a,200bに透過させると、ユーザが視認する映像の色温度を低温にすることができる。更に、画像表示装置100側で通常の映像信号による色温度の微調整を行うことで、より精度よく色温度を調整することが可能となる。この場合、色温度の調整を全て画像処理装置側で行う場合と比較すると、画像処理装置100側での信号での調整量が格段に小さくなり、特に緑色の調整量を少なくすることができるため、輝度低下を殆ど生じさせずに調整が可能である。
また、図5(E)に示すように、色温度を高温に調整する場合には、バックライト136の照射期間が液晶シャッター200a,200bの開口期間の前期となるように、液晶シャッター200a,200bの開口タイミングを調整する。図6に示すように、液晶シャッター200a,200bの開口期間の前期(シャッター開口後の1ms〜4ms程度の期間)では、液晶シャッター200a,200bの青色の透過率が高く、赤色、緑色の透過率が低下しているため、このタイミングでバックライト136を照射して画像を液晶シャッター200a,200bに透過させると、ユーザが視認する映像の色温度を高温にすることができる。この場合においても、画像表示装置100側で通常の映像信号による色温度の微調整を行うことで、より精度よく色温度を調整することが可能となる。色温度の調整を全て画像処理装置側で行う場合と比較すると、画像処理装置100側での信号での調整量が格段に小さくなり、特に緑色の調整量を少なくすることができるため、輝度低下を殆ど生じさせずに調整が可能である。
また、図5(D)に示すように、色温度を中温に調整する場合には、バックライト136の照射期間が液晶シャッター200a,200bの開口期間の中期となるように、液晶シャッター200a,200bの開口タイミングを調整する。図6に示すように、液晶シャッター200a,200bの開口期間の中期(シャッター開口後の4ms〜6ms程度の期間)では、液晶シャッター200a,200bの緑色の透過率が高く、青色、赤色の透過率が低下しているため、このタイミングでバックライト136を照射して画像を液晶シャッター200a,200bに透過させると、ユーザが視認する映像の色温度を中温にすることができる。
液晶シャッター200a,200bの開口タイミングの調整は、図2に示すシャッター制御部122が行う。シャッター制御部122は、入力部138から入力された色温度制御信号に基づいて、液晶シャッター200a,200bの開口タイミングを制御し、決定した開口タイミングに基づいてエミッタ124を発光させる駆動信号をエミッタ124へ送る。これにより、鑑賞用メガネ200は、光信号によって指示された液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングに同期して、液晶シャッター200a,200bの開閉動作を交互に行う。
液晶シャッター200a,200bとしては、上述の観点から波長依存性の高いものが望ましい。波長依存性の高い液晶としては、例えば、STN(Super Twisted Nematic liquid crystal)タイプ、TN(Twisted Nematic liquid crystal)タイプ、VA(Vertical Alignment)タイプ、OCB(Optically Compensated Bend;πセル)タイプの液晶が挙げられる。但し、液晶の種類はこれに限定されるものではない。
また、上述した例では、図5(A)、図5(B)に示すように、左右映像の書き込みのタイミングに対するバックライト136の照射タイミングは、図3と同様に不変とし、また、液晶シャッター200a,200bの開口時間についても固定値としている。そして、バックライト136の照射タイミングに対して液晶シャッター200a,200bの開口期間のタイミングを変更することで、色温度の調整を実現する。これにより、図3で説明したように、左右映像の書き込みに対するバックライト136の照射期間が変化しないため、クロストークの発生を確実に抑えることができる。
更に、液晶シャッター200a,200bの開口タイミングの調整と同時に、画像表示装置100側でパネル信号を調整して色温度を調整することで、より正確に目的の色温度を表現することが可能である。
[(6)バックライト消灯期間の制御等について]
図3において、時刻t30〜t31間、時刻t32〜t33間、及び時刻t34〜t35間以外の区間では、バックライト136は消灯されるか、又はグレー等の暗色で発光される。図5の場合についても同様である。液晶の応答性は温度に依存するため、例えば使用温度において十分な応答性を有さない液晶を用いる場合には、パックライト136の点灯期間以外においても、バックライト136を完全に消灯させることなく、グレー等の暗色で点灯させておくことが望ましい。これにより、点灯期間以外にバックライト136及び液晶表示パネル134の温度が低下してしまうことを抑止でき、液晶の応答性の低下を確実に抑えることができる。
このように、本実施形態では、液晶シャッター200a,200bが開くタイミングに合わせてバックライト136を点灯させ、それ以外の区間でバックライト136の輝度を低下させている。従って、液晶シャッター200a,200bの開状態と閉状態において、液晶表示パネル136のコントラストをより高めることが可能となり、ユーザはバックライト136が点灯している区間でのみ右目用画像R又は左目用画像Lを視認することができる。
特に、本実施形態に係る表示画像鑑賞用メガネ200のように、液晶シャッター200a,200bを用いた構成の場合、シャッター開状態での光の透過率は、液晶の透過率によって若干低下してしまう。また、シャッター閉状態においても、漏れ光が液晶シャッターを透過する。このため、液晶シャッターの開状態と閉状態のコントラストを十分に高くすることができない場合がある。この場合、シャッター開状態において映像の輝度が低下するとともに、シャッターの閉状態での漏れ光によるクロストークの発生が懸念される。
図3に示す本実施形態の例では、時刻t30〜t31、時刻t32〜t33、時刻t34〜t35以外の区間では、バックライト136の輝度を低下させている。このため、液晶シャッター200a又は液晶シャッター200bのいずれかが閉じられた状態において、液晶シャッター200a,200bに光が透過してしまうことを確実に抑えることができる。従って、液晶シャッター200a,200bが閉じた状態で、漏れ光による映像をユーザが視認することを抑えることができ、クロストークの発生を確実に抑えることが可能となる。
また、図3及び図5の例では、液晶シャッター200a,200bの開閉と同期して、所定区間のみでバックライト136の輝度を高くしている。このため、2次元画像表示の際にバックライト136を常時点灯させる場合と比較すると、点灯時の輝度をより高くすることができる。換言すれば、所定区間のみでバックライト136の輝度を高くしているため、発光時の輝度をより高くしたとしても、常時点灯させる場合と同等の寿命(耐用年数)を確保することができる。従って、本実施形態の構成によれば、バックライト136を常時点灯させる場合よりも点灯時の輝度を高くすることができ、液晶シャッター200a,200bの開状態と閉状態における液晶表示パネル134のコントラストをより高めることが可能となる。
以上のように、本実施形態によれば、液晶シャッター200a,200bのコントラストの不足分を、バックライト136のコントラストで補償することができる。従って、ユーザは、シャッター開状態においては、バックライト136の発光による輝度の高い所望の映像を視認することができ、シャッター閉状態においては、バックライト136の輝度を低下させたことによるクロストークのない映像を視認することができる。なお、本実施形態では、2度書き込みと、バックライト136とシャッター開閉の同期を併用しているが、2度書き込みを行わずに、バックライト136とシャッター開閉の同期のみを行った場合も、クロストークの発生を抑えることができ、所望の輝度を達成できる。
[(7)異なる複数の画像を周期的に表示するシステムへの適用]
上述の例では、立体画像表示観察システムを例示したが、複数ユーザに対して異なる映像を提供するシステムへの適用も可能である。図7は、複数ユーザに対して異なる映像を提供するシステム(Dual View)を示す模式図である。このシステムでは、表示画像鑑賞用メガネ200の液晶シャッター200a,200bは同じタイミングで開閉動作を行う。画像表示装置100は、例えば時分割式のディスプレイ装置であり、ユーザAに対する映像とユーザBに対する映像を非常に短い周期で画面全体に交互にディスプレイする。
液晶シャッター200a,200bは、画像表示装置100のフィールド毎の画像切り換えに同期して同時に開閉動作を行う。すなわち、画像表示装置100にユーザAに対する画像Aが表示されるフィールドでは、ユーザAが装着する表示画像鑑賞用メガネ200の液晶シャッター200a,200bが開放状態となる。一方、ユーザBが装着する表示画像鑑賞用メガネ200の液晶シャッター200a,200bは閉鎖状態となる。
また、画像表示装置100にユーザBに対する画像Bが表示されるフィールドでは、ユーザBが装着する表示画像鑑賞用メガネ200の液晶シャッター200a,200bが開放状態となる。一方、ユーザAが装着する表示画像鑑賞用メガネ200の液晶シャッター200a,200bは閉鎖状態となる。
このように、画像表示装置100は、ユーザAに対する画像A及びユーザBに対する画像Bを非常に短い周期で画面全体に交互にディスプレイし、個々のユーザの液晶シャッター200a,200bを画像A及び画像Bの表示タイミングに同期して開閉する。これにより、ユーザAとユーザBに対して異なる映像を提供することができる。なお、図7では、ユーザが2名の場合を例示しているが、ユーザがより多い場合であっても同様に構成することが可能である。
図7のシステムにおける画像表示装置100の基本的な構成は図2と同様である。映像信号制御部120は、複数のユーザに対する映像信号を制御するように機能し、信号制御部120には画像A及び画像Bを表示するための映像信号が入力される。映像信号制御部120は、液晶表示パネル134に画像Aと画像Bを交互に表示させるため、画像Aと画像Bについての映像信号を交互に出力する。また、映像信号制御部120は、入力された映像信号に基づいて、上記と同様の2度書き込みを行うため、画像Aの映像信号と画像Bの映像信号のそれぞれについて、同じ信号が2つ連続するように変換を行う。
タイミング制御部126には、映像信号制御部120で変換された画像Aの映像信号及び画像Bの映像信号が入力される。タイミング制御部126は、入力された映像信号を液晶表示パネル134へ入力するための信号に変換し、ゲートドライバ130およびデータドライバ132の動作に用いられるパルス信号を生成する。
また、映像信号制御部120は、2つ連続するように変換された画像Aの映像信号及び画像Bの映像信号の切り換わりのタイミングを示すタイミング信号をシャッター制御部122へ送る。シャッター制御部122は、映像信号制御部120から送られたタイミング信号に基づいて、エミッタ124を発光させる駆動信号をエミッタ124へ送る。ここで、エミッタ124を発光させる駆動信号は、個々のユーザに対応する液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングを含む信号である。シャッター制御部122は、映像信号制御部120から送られたタイミング信号と、入力部138から入力された情報に基づいて、液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングを制御する。エミッタ124は、シャッター制御部122から送られた駆動信号に基づいて、左右の液晶シャッター200a,200bの開閉タイミングを示す光信号を鑑賞用メガネ200に対して送信する。また、シャッター制御部122は、画像Aと画像Bの切り換わりのタイミングを示すタイミング信号をバックライト制御部128へ送る。
図7のシステムにおいても、上述した立体画像表示観察システムと同様に液晶の各色毎の応答特性に応じて、バックライト136の点灯期間に対して液晶シャッター200a,200bの開口タイミングを可変する。これにより、画像の輝度を低下させることなく、目的とする色合いの画像を実現することが可能となる。
以上説明したように本実施形態によれば、液晶の各色毎の応答特性に応じて、バックライト136の点灯期間に対して液晶シャッター200a,200bの開口タイミングを可変するようにした。これにより、画像の輝度を低下させることなく、目的とする色合いの画像を実現することが可能となる。そして、表示パネル側で画像の色合いを調整する場合と比較すると、輝度の低下を大幅に抑えることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 画像表示装置
120 映像制御部
122 シャッター制御部
128 バックライト制御部
134 液晶表示パネル
136 バックライト
200 鑑賞用メガネ
200a,200b 液晶シャッター

Claims (13)

  1. 画像信号の入力を受け、右目用画像及び左目用画像を交互に表示するための信号へ変換する信号制御部と、
    前記信号制御部において変換された信号が入力され、右目用画像と左目用画像を交互に表示する表示パネルと、
    前記表示パネルを背面から照射する面光源と、
    右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記右目用及び左目用のシャッターのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるシャッター制御部と、
    前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させる面光源制御部と、
    を備える、画像表示装置。
  2. 画像の色合いを調整するための情報が入力される入力部を備え、
    前記シャッター制御部は、前記入力部に入力された情報に基づいて、前記シャッターのオープン期間を変化させる、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記タイミング制御部は、前記入力部に画像の色温度を高くする旨の情報が入力された場合は、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間のタイミングを相対的に遅くする、請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記シャッター制御部は、前記入力部に画像の色温度を低くする旨の情報が入力された場合は、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間のタイミングを相対的に早める、請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記シャッターはSTNタイプ、TNタイプ、VAタイプ、またはOCBタイプの液晶からなる、請求項1に記載の画像表示装置。
  6. 前記信号制御部は、前記右目用映像信号及び前記左目用映像信号のそれぞれを、少なくとも2回連続して表示するための信号に変換する、請求項1に記載の画像表示装置。
  7. 前記面光源制御部は、前記右目用画像及び前記左目用画像の2回目の表示期間の少なくとも一部において前記面光源を発光させる、請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記面光源制御部は、前記右目用画像及び前記左目用画像の1回目の表示期間の少なくとも一部において前記面光源を発光させない、請求項6に記載の画像表示装置。
  9. 画像信号の入力を受け、右目用画像及び左目用画像を交互に表示するための信号へ変換する信号制御部と、前記信号制御部において変換された信号が入力され、右目用画像と左目用画像を交互に表示する表示パネルと、前記表示パネルを背面から照射する面光源と、右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記右目用及び左目用のシャッターのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるシャッター制御部と、前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させる面光源制御部と、を有する画像表示装置と、
    前記右目用と左目用のシャッターを有し、前記タイミング信号に基づいて、前記右目用と左目用の前記シャッターを交互に開く前記鑑賞用眼鏡と、
    を備える、画像表示観察システム。
  10. 画像信号の入力を受け、右目用画像及び左目用画像を交互に表示するための信号へ変換するステップと、
    前記変換された信号に基づいて右目用画像と左目用画像を交互に表示するステップと、
    右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記右目用及び左目用のシャッターのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記右目用画像と前記左目用画像を表示する表示パネルの面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるステップと、
    前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させるステップと、
    を備える、画像表示方法。
  11. 画像信号の入力を受け、異なる複数の画像を周期的に表示するための信号へ変換する信号制御部と、
    前記信号制御部において変換された信号が入力され、前記異なる複数の画像を周期的に表示する表示パネルと、
    前記表示パネルを背面から照射する面光源と、
    右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記異なる複数の画像の表示タイミングに応じて前記右目用及び左目用のシャッターが同時に開くためのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるシャッター制御部と、
    前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させる面光源制御部と、
    を備える、画像表示装置。
  12. 画像信号の入力を受け、異なる複数の画像を周期的に表示するための信号へ変換する信号制御部と、前記信号制御部において変換された信号が入力され、前記異なる複数の画像を周期的に表示する表示パネルと、前記表示パネルを背面から照射する面光源と、右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記異なる複数の画像の表示タイミングに応じて前記右目用及び左目用のシャッターが同時に開くためのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるシャッター制御部と、前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させる面光源制御部と、を有する、画像表示装置と、
    前記右目用と左目用のシャッターを有し、前記タイミング信号に基づいて、前記右目用と左目用の前記シャッターを交互に開く前記鑑賞用眼鏡と、
    を備える、画像表示観察システム。
  13. 異なる複数の画像を周期的に表示するための信号を出力するステップと、
    前記信号に基づいて前記異なる複数の画像を周期的に表示するステップと、
    右目用と左目用のシャッターを備える鑑賞用眼鏡に対して、前記異なる複数の画像の表示タイミングに応じて前記右目用及び左目用のシャッターが同時に開くためのオープン期間を示すタイミング信号を発生させ、前記表示パネルの面光源の発光タイミングに対して前記シャッターのオープン期間を相対的に変化させるステップと、
    前記右目用画像と左目用画像の切り換えに応じて、前記シャッターのオープン期間よりも短い期間で前記面光源を発光させるステップと、
    を備える、画像表示方法。
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