JP2011069935A - 表示素子および表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画素領域対向部の付着力と画素領域非対向部の付着力とが異ならない構成と比して、表示画像の端部における鮮明度の向上が図られた表示素子および表示装置を提供する。
【解決手段】 複数の画素電極が表示面に沿う方向に二次元的に配列するように設けられた第1の基板;第1の基板と対向してなり、透明な共通電極が表示面に沿う方向に設けられてなり、該第1の基板からみて画素電極が設けられた領域と対向した画素電極対向領域の付着力と、該第1の基板からみて該画素電極が設けられていない領域と対向した画素電極非対向領域の付着力とが異なる透明な第2の基板;および、第1の基板と第2の基板との間に挟まれてなり、着色された帯電粒子と分散媒とを有する表示層;を備えた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、表示素子および表示装置に関する。
従来より、絶縁性着色液体中に分散された着色粒子を電気泳動させて画像を表示する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−259102号公報
本発明は、画素領域対向部の付着力と画素領域非対向部の付着力とが異ならない構成と比して、表示画像の端部における鮮明度の向上が図られた表示素子および表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る表示素子は、
複数の画素電極が表示面に沿う方向に二次元的に配列するように設けられた第1の基板;
上記第1の基板と対向してなり、透明な共通電極が表示面に沿う方向に設けられてなり、この第1の基板からみて上記画素電極が設けられた領域と対向した画素電極対向領域の付着力と、この第1の基板からみてこの画素電極が設けられていない領域と対向した画素電極非対向領域の付着力とが異なる透明な第2の基板;および
上記第1の基板と上記第2の基板との間に挟まれてなり、着色された帯電粒子と分散媒とを有する表示層;を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る表示素子は、
上記画素電極対向領域の付着力が、上記画素電極非対向領域の付着力よりも高いことを特徴とする。
請求項3に係る表示素子は、
上記画素電極対向領域の付着力が、上記画素電極非対向領域の付着力よりも低いことを特徴とする。
請求項4に係る表示素子は、
上記画素電極対向領域の、より画素電極非対向領域から遠い領域の付着力が、上記画素電極対向領域の、より画素電極非対向領域から近い領域の付着力よりも高いことを特徴とする。
請求項5に係る表示装置は、
複数の画素電極が表示面に沿う方向に二次元的に配列するように設けられた第1の基板;
上記第1の基板と対向してなり、透明な共通電極が表示面に沿う方向に設けられてなり、この第1の基板からみて上記画素電極が設けられた領域と対向した画素電極対向領域の付着力と、この第1の基板からみてこの画素電極が設けられていない領域と対向した画素電極非対向領域の付着力とが異なる透明な第2の基板;
上記第1の基板と上記第2の基板との間に挟まれてなり、着色された帯電粒子と分散媒とを有する表示層;および
上記複数の画素電極それぞれと上記共通電極との間に、上記帯電粒子を移動させる電界を発生させる電圧を印加する電圧印加部を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る表示素子によれば、画素領域対向部の付着力と画素領域非対向部の付着力とが異ならない構成と比して、表示画像の端部について鮮明度が向上する。
請求項2に係る表示素子によれば、画素電極対向領域の付着力が前記画素電極非対向領域の付着力よりも低い構成と比して、粒子による色を表示しない領域を増加させることができる。
請求項3に係る表示素子によれば、画素電極対向領域の付着力が前記画素電極非対向領域の付着力よりも高い構成と比して、粒子による色を表示する領域を増加させることができる。
請求項4に係る表示素子によれば、画素電極対向領域の付着力が均一な構成と比して、電圧印加されたときの画素電極対向領域の付着力を均一化させることができる。
請求項5に係る表示装置によれば、画素領域対向部の付着力と画素領域非対向部の付着力とが異ならない構成と比して、表示画像の端部について鮮明度が向上する。
電子ペーパーと画像書換装置の断面図である。 電子ペーパーの一部の分解図である。 電子ペーパーの配線構成図である。 第2保護板における黒色粒子の付着のしやすさを示す図である。 比較例の電子ペーパーの表示基板と背面基板との間に発生した電界による黒色粒子の移動の様子を示す図である。 第1実施形態の電子ペーパーの表示基板と背面基板との間に発生した電界による黒色粒子の移動の様子を示す図である。 第2実施形態の電子ペーパーの表示基板と背面基板との間に発生した電界による黒色粒子の移動の様子を示す図である。 第3実施形態の電子ペーパーの基板構成を示す図である。 第4実施形態の電子ペーパーの基板構成を示す図である。 第5実施形態の電子ペーパーの基板構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、電子ペーパーと画像書換装置の断面図である。
図1に示される画像書換装置100は、電子ペーパー1が差し込まれるペーパー差込部100aと、オペレータにより操作される操作部と、このペーパー差込部100aに突き出た端子101とを有している。操作部には、電子ペーパー1に表示されている画像を消去するために操作されるリセットボタンと、電子ペーパー1に画像を表示させる際に操作される画像書込ボタンとが設けられている。尚、リセットボタン、画像書込ボタンとは、ボタン状のものに限らない。
図1に示される電子ペーパー1は、この電子ペーパー1がペーパー差込部100aに差し込まれた際に、画像書換装置100の端子101と接触する媒体側端子1aを有している。この電子ペーパー1が、本発明の表示装置の第1実施形態である。
この画像書換装置100では、ペーパー差込部100aに電子ペーパー1が差し込まれ、操作部の画像書込ボタンに対するオペレータによる操作を受けると、ペーパー差込部100aに差し込まれた電子ペーパー1に対し、この電子ペーパー1で表示される画像の元となる画像データの送信を行うと共に、電子ペーパー1における、この画像データが表す画像を表示するための電力を供給する。
図2は、電子ペーパーの一部の分解図である。
図2に一部が示される電子ペーパー1は、図2の上方に示された、透明な共通電極21を挟み込んだ表示基板2、図2の下方に示された、表面に二次元的に画素電極31が配列された背面基板3を備えている。また、電子ペーパー1は、二次元的に配列された画素電極31それぞれと共通電極21との間に、入力された画像データに応じた電界を発生させる電圧印加部4(図3参照)を有している。
図2の下方に示された背面基板3は、母材30と、この母材30の表面に縦横に作り込まれた画素電極31と、この画素電極31への電圧の印加を制御する薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、この薄膜トランジスタをTFTと略記する。)スイッチ32と、同じ行(カラム)に属するTFTスイッチ32のソースに共通に接続されたソースバスライン33と、同じ列(ロウ)に属するTFTスイッチ32のゲートに共通に接続されたゲートバスライン34とを有している。
図2の上方に示される表示基板2は、透明な共通電極21と、この共通電極21を挟み込む、電子ペーパー1の表示画面である透明な第1保護板20と、背面基板3と対向する透明な第2保護板22とを有している。画素電極31が、本発明にいう画素電極の一例に相当し、共通電極21が、本発明にいう共通電極の一例に相当する。また、表示基板2が、本発明にいう第2の基板の一例に相当し、背面基板3が、本発明にいう第1の基板の一例に相当する。
図3は、電子ペーパーの配線構成図である。
図3には、左右方向に延びる、上段から順に1番目、2番目、および3番目のソース(S)バスライン33と、上下方向に延びる、左側から順に1番目、2番目、および3番目のゲート(G)バスライン34と、画素電極31と、TFTスイッチ32と、共通電極21との相互間の配線構成が示されている。
また、図3に示されるTFTスイッチ32は、ゲートバスライン34に繋げられたゲート321と、ソースバスライン33に繋げられたソース322と、画素電極31に繋げられたドレイン323とを有している。尚、図3には、複数のTFTスイッチ32の各ドレイン323に繋げられている各画素電極31に対向して、共通電極21が1つずつ示されているが、これらは、説明の便宜のためであり、実際には1つの電子ペーパー1に板状の共通電極21が1枚あるだけである。また、この共通電極21は、電子ペーパー2が画像書換装置100のペーパー差込部100aに差し込まれている間は図3に示されるようにアースされる。
さらに、図3には、ソースバスライン33およびゲートバスライン34が接続されている電圧印加部4が示されている。この電圧印加部4には、図1にも示される媒体側端子1aが備えられており、画像書換装置100の端子100aとこの媒体側端子1aとが接触状態にあると、画像書換装置100からの画像データの送信が可能となる。
また、この電圧印加部4には、公知の技術であるので図示は省略するが、送信されてきた画像データを、複数のゲートバスライン34に対するライン単位のオンオフ信号に変換するロウデコーダと、複数のソースバスライン33に対するライン単位のオンオフ信号に変換するカラムデコーダとが備えられている。カラムデコーダからオン信号が入力されたソースバスライン33にソース322が繋がっているTFTスイッチ32のうち、ロウデコーダからオン信号が入力されたゲートバスライン34にゲート321が繋がっているTFTスイッチ32のドレイン323に繋がれている画像電極31には電圧が印加される。
また、この電子ペーパー1は、表示基板2と背面基板3との間に白色のシリコーンオイルと、プラスに帯電された黒色粒子(図5参照)とからなる表示層を有している。この電子ペーパー1の構成要素のうち、表示基板2と、背面基板3と、表示層5(図6参照)とを併せたものが、本発明の表示素子の第1実施形態である。また、この表示層5が本発明にいう表示層の一例であり、このシリコーンオイルが本発明にいう分散媒の一例に相当する。また、黒色粒子が、本発明にいう帯電粒子の一例に相当する。白色のシリコーンオイルとは、酸化チタンやビスメラミン等の白色顔料や、高屈折率樹脂(例えばビニルナフタレンなど)の微粒子をシリコーンオイルに分散したものである。尚、これら白色顔料や微粒子は、無帯電あるいは極低帯電であって、画像形成電界下でほとんど動かないものが望ましい。また、本発明にいう分散媒は、このようなシリコーンオイルなどであっても、あるいは空気であってもよい。
この様な構造の電子ペーパー1における画像の表示は、詳しくは後述するが、電圧印加部4が画像書換装置100から送信された画像データに基づいて、その画像データに応じた画素電極31にマイナス電圧を印加させる。そして、そのマイナス電圧が印加された画素電極31と共通電極21との間に共通電極側から画素電極側へ向いた電界を発生させることにより、プラスに帯電された黒色粒子を画素電極側に移動させて行われる。以下、電子ペーパー1における画像表示について詳細に説明する。
まず、既に表示されている画像を消去するために、オペレータが、画像書換装置100の操作部のリセットボタンを操作すると、電子ペーパー1の全ての画素電極31にプラス電圧を印加させるデータが送信される。これにより、画素電極31と共通電極21との間には画素電極側から共通電極側へ向かう電界が発生し、プラスに帯電されている黒色粒子を全て、表示基板2の第2保護板側に移動する。このリセット操作により、電子ペーパー1の画面表示は真っ黒となり、前回の表示画像は消去される。その後、オペレータが、画像書換装置100の操作部の画像書込ボタンを操作すると、その画像データに応じた画素電極31にマイナス電圧が印加され、その画素電極31と共通電極21との間に共通電極21からマイナス電圧が印加されている画素電極31に向かう電界が発生する。このため、プラスに帯電されている黒色粒子は画素電極側に向かうこととなる。その結果、黒色粒子が移動した箇所は白色となり、黒色粒子が残った箇所は黒色のままとなる。この電子ペーパー1では、送信されたきた画像データがロウデコーダおよびカラムデコーダそれぞれで変換されて生成されたオン信号の組み合わせにより白黒画像の表示が可能となっている。
次に、表示基板2と背面基板3との間に発生した電界による黒色粒子の移動について詳細に説明する。
ここで、前述したリセット操作による、画素電極側から共通電極側へ向かう電界により黒色粒子は第2保護板22に押し付けられることとなる。この第2保護板22では、理由については後述するが、この黒色粒子の付着のしやすさが領域によって異なっている。
図4は、第2保護板における黒色粒子の付着のしやすさを示す図である。
図4に示された第2保護板22のうち‘白抜き’で表されたセンター部223に対する黒色粒子の付着力よりも、‘砂状’で表された内側帯状部222に対する黒色粒子の付着力は弱い。また、このセンター部223に対する黒色粒子の付着力よりも、‘斜線’で表された外側帯状部221に対する黒色粒子の付着力の方が強い。これらセンター部223と内側帯状部222とを併せた大きさと、1つの画素電極31の大きさとは一致している。これらセンター部223と内側帯状部222とを併せた領域が、本発明にいう画素電極対向領域の一例に相当し、外側帯状部221が、本発明にいう画素電極非対向領域の一例に相当する。
この第2保護板22において黒色粒子の付着のしやすさが領域によって異なっている理由を説明する前に、比較例として一般的な表示基板と背面基板との間に発生した電界による黒色粒子の移動についてまず説明する。
図5は、比較例の電子ペーパーの表示基板と背面基板との間に発生した電界による黒色粒子の移動の様子を示す図である。
比較例として挙げられているこの電子ペーパーは、透明な共通電極202を挟み込んだ表示基板200と、表面に二次元的に画素電極302が配列された背面基板300と、黒色粒子を含む表示層500とを備えた、第2保護板203の表面への黒色粒子の付着力について領域間で差がない点を除いて本実施形態の電子ペーパー1と同じ構成の電子ペーパーである。
図5(a)には、比較例の電子ペーパーにおいてリセット操作が行われた後の状態が示されている。
図5(b)には、地絡されている共通電極202と、複数の画素電極302のうちマイナス電圧が印加されたことが斜線で表されている画素電極302との間に、共通電極202から画素電極302へ向かう電界が発生している様子が示されている。
ところで、共通電極202の、マイナス電圧が印加された画素電極302と対向する領域のうち、図4に示されるセンター部223に対向する領域とその画素電極302との間に発生する電界は強いものの、図4に示されるれる内側帯状部222に対向する領域とその画素電極302との間に発生する電界は、センター部223に対向する領域との間に発生する電界よりもやや弱くなる。また、その画素電極302と対向する領域から外れるほどその外れた領域とその画素電極302との間に発生する電界はさらに弱くなる。図5(b)には、その様な電界の様子が、強電界領域ほど電気力線の経路長が短く直線的に描かれ、また、弱電界領域ほど電気力線の経路長が長い湾曲線で描かれている。
図5(c)には、図4に示されるセンター部223に対向する領域に付着していた黒色粒子は全て画素電極側に移動しているものの、図4に示される内側帯状部222に対向する領域に付着していた黒色粒子は、画素電極側に移動するものと共通電極側に残るものとが混在している様子が示されている。また、この傾向は、図4に示される外側帯状部221に対向する領域や、さらにその外側の領域においても見られる。したがって、図5(d)に示されるように、この電子ペーパーでは、黒色と白色の境目が曖昧な画像が表示されることとなる。
そこで、本実施形態の電子ペーパー1の表示基板2の第2保護板22には、図4に示されるように、センター部223を取り囲む、表面粗さ(凸凹の平均間隔Sm)がセンター部223の表面粗さよりも大きい内側帯状部222と、この内側帯状部222を取り囲む、表面粗さがセンター部223の表面粗さよりも小さい外側帯状部221とが設けられている。これにより、センター部223、内側帯状部222、および外側帯状部221それぞれに対する黒色粒子の付着力は、外側帯状部221に対する付着力が最も強く、内側帯状部222に対する付着力が最も小さい。また、センター部223への黒色粒子の付着力は、これら外側帯状部221と内側帯状部222とのそれぞれに対する強さの間の強さとなっている。この様な構成により、本実施形態の電子ペーパー1では、以下に説明するメカニズムによって画像上の黒色と白色の境目が際だつこととなる。
図6は、第1実施形態の電子ペーパーの表示基板と背面基板との間に発生した電界による黒色粒子の移動の様子を示す図である。
図6(a)には、表示基板2の第2保護板22に対する黒色粒子の付着のしやすさが第2保護板22の表面付近の線密度で表されており、密度の高い所ほど黒色粒子の付着力が強く、低い所ほど黒色粒子の付着力が弱い。
ここで、上述の付着力の測定については、測定したい、第2保護板22となる表面層材料を共通電極上にコートし、間隙(約50μm)をもって背面基板3と対向させ、その間隙に実際に使用する白色の泳動液と黒色粒子を注入したテストピースを使用して行われる。尚、これら基板間の間隙は、厚みが50μmのシートを周囲に挟んで確保されてもよい。
そして、背面基板3のセル電極に0.01Hz、±30Vの三角波電圧を印加し、第2保護板22に付着した粒子が剥離移動を開始する電圧Vthを測定することで付着力が評価される。Vthが高ければ付着力が強く、Vthが低ければ付着力が弱いということになる。このVthは、黒色粒子が帯電しているため、黒色粒子が移動する際に流れる電流を測定することで、または、光学拡大観察によって確認することができる。
また、図6(a)には、本実施形態の電子ペーパー1において表示画面のリセット操作が行われた後の状態が示されている。
その後、地絡されている共通電極21と、マイナス電圧が印加されたことが斜線で示されている画素電極31との間には、共通電極21からその画素電極31へ向かう電界が発生する。
図6(b)には、これら共通電極21と、マイナス電圧が印加された画素電極31との間に発生した電界強さの分布に応じたクーロン力が曲線で示され、センター部223、内側帯状部222、および外側帯状部221それぞれに対する黒色粒子の付着力が棒グラフで示されている。図6(b)に示される曲線は、センター部223とマイナス電圧が印加されている画素電極31との間におけるクーロン力が一番大きく、センター部223から周囲に離れるに従いクーロン力が弱くなる様子を表している。また、図6(b)に示される棒グラフは、センター部223に対する黒色粒子の付着力よりも内側帯状部222に対する黒色粒子の付着力は弱く、センター部223に対する黒色粒子の付着力よりも外側帯状部221に対する黒色粒子の付着力が強いことを表している。また、図6(b)には、マイナス電圧が印加されている画素電極31と対向する、内側帯状部222およびセンター部223では、第2保護板22への黒色粒子の付着力よりも黒色粒子を画素電極側に引きつけるクーロン力の方が勝り、外側帯状部221およびマイナス電圧が印加されている画素電極31の隣の画素電極と対向する内側帯状部222では、第2保護板22への黒色粒子の付着力よりも黒色粒子を画素電極側に引きつけるクーロン力の方が劣っている様子が示されている。
この様な力関係により、図6(c)には、黒色粒子の移動が、マイナス電圧が印加されている画素電極31と対向する内側帯状部222と外側帯状部221との境目で食い止められている様子が示され、図6(d)には、黒色と白色の境目が際だっている様子が示されている。
本実施形態の電子ペーパー1では、共通電極21と画素電極31との間に発生させる電界強さの分布と、第2保護板22の表面の表面粗さが異なる3つの領域とを組み合わせることにより、表示画像の端部の鮮明度の向上が図られている。尚、表面粗さを異ならせる方法としては、ナノインプリント法、エンボス法、化学エッチング法、プラズマ処理法などが挙げられるが、粗さの制御のしやすさからナノインプリント法が最も好ましい。
次に、本発明の表示素子の第2実施形態を含む、本発明の表示装置の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の電子ペーパー6と第1実施形態の電子ペーパー1との間の相違点は、第1実施形態の電子ペーパー1では内側帯状部222の方が外側帯状部221よりも表面粗さ(Sm)が大きいのに対し、第2実施形態の電子ペーパー5ではこれが逆になっている点にある。以下、この相違点について説明する。
図7は、第2実施形態の電子ペーパーの表示基板と背面基板との間に発生した電界による黒色粒子の移動の様子を示す図である。尚、図7では、図6に示される部材と同じ種類の部材については、図6に付されている符号と同じ符号が付されている。
図7(a)の下方に示される背面基板3は、母材30と、この母材30の表面に縦横にに作り込まれた画素電極31とからなり、上方に示される表示基板60は、透明な共通電極21と、この共通電極21を挟み込む、透明な最上面の第1保護板20と、背面基板3と対向する透明な第2保護板62とからなる。
図7に示される電子ペーパー6では、第1実施形態の表示基板2の第2保護板22の内側帯状部222に相当する、表示基板60の第2保護板62の内側帯状部622の表面粗さ(Sm)がセンター部623の表面粗さよりも小さく、第1実施形態の表示基板2の第2保護板22の外側帯状部221に相当する、表示基板60の第2保護板62の外側帯状部621の表面粗さ(Sm)がセンター部623の表面粗さよりも大きくされている。また、図7(a)には、電子ペーパー6において表示画面のリセットがされた状態が示されている。その後、地絡されている共通電極21と、マイナス電圧が印加されたことが斜線で示されている画素電極31との間には、共通電極21からその画素電極31へ向かう電界が発生する。
図7(b)には、これら共通電極21と、マイナス電圧が印加された画素電極31との間に発生した電界強さの分布に応じたクーロン力が曲線で示され、センター部623、内側帯状部622、および外側帯状部621それぞれに対する黒色粒子の付着力が棒グラフで示されている。図7(b)に示される曲線は、センター部623とマイナス電圧が印加されている画素電極31との間におけるクーロン力が一番大きく、センター部623から周囲に離れるに従いクーロン力が弱くなるクーロン力の分布を表している。また、図7(b)に示される棒グラフは、センター部623に対する黒色粒子の付着力よりも内側帯状部622に対する黒色粒子の付着力は強く、センター部223に対する黒色粒子の付着力よりも外側帯状部621に対する黒色粒子の付着力が弱いことを表している。また、図7(b)には、センター部623、マイナス電圧が印加されている画素電極31と対向する内側帯状部622、および、外側帯状部621では、第2保護板62への黒色粒子の付着力よりも黒色粒子を画素電極側に引きつけるクーロン力の方が勝り、マイナス電圧が印加されている画素電極31の隣の画素電極と対向する内側帯状部622では、第2保護板62への黒色粒子の付着力よりも黒色粒子を画素電極側に引きつけるクーロン力の方が劣っている様子が示されている。
この様な力関係により、図7(c)には、黒色粒子の移動が、外側帯状部621と、マイナス電圧が印加されている画素電極31の隣の画素電極と対向する内側帯状部622との境目で食い止められている様子が示され、図7(d)には、黒色と白色の境目が際だっている様子が示されている。
本実施形態の電子ペーパー6でも、共通電極21と画素電極31との間に発生させる電界強さの分布と、第2保護板62の表面の表面粗さが異なる3つの領域とを組み合わせることにより、表示画像の端部の鮮明度の向上が図られている。
次に、本発明の表示素子の第3実施形態を含む、本発明の表示装置の第3実施形態について説明する。
第3実施形態の電子ペーパーと第1実施形態の電子ペーパー1との間の相違点は、第1実施形態の電子ペーパー1では、黒色粒子の第2保護板22への付着力の差が第2保護板22の表面粗さの違いによるものであるところ、第3実施形態の電子ペーパーでは、黒色粒子の第2保護板への付着力の差が第2保護板表面の水の接触角の違いにある点である。
第3実施形態の電子ペーパーでは、第1実施形態の電子ペーパー1において表面粗さの小さい領域、すなわち、黒色粒子の付着力の大きい領域については水の接触角が小さくされ、第1実施形態の電子ペーパー1において表面粗さの大きい領域、すなわち、黒色粒子の付着力の小さい領域の水の接触角が大きくされている。
図8は、第3実施形態の電子ペーパーの基板構成を示す図である。尚、図8では、図6に示される部材と同じ種類の部材には、図6で付されている符号と同じ符号が付されている。
図8に示される電子ペーパー7は、上方に示された、透明な共通電極21を挟み込んだ表示基板70、下方に示された、表面に二次元的に画素電極31が配列された背面基板3を備えている。
図8の上方に示される表示基板70は、透明な共通電極21と、この共通電極21を挟み込む、透明な第1保護板20と、背面基板3と対向する第2保護板72とを有している。
図8に示される第2保護板72では、水の接触角が大きい、すなわち黒色粒子の付着力が最も弱い内側帯状部722は‘点線’で示されており、水の接触角が小さい、すなわち黒色粒子の付着力が最も強い外側帯状部721は‘黒塗り’で示されている。また、水の接触角がこれら内側帯状部722と外側帯状部721との間であるセンター部723は‘白抜き’で示されている。本実施形態の電子ペーパー7の第2保護板72は、水の接触角が異なる材料が貼り合わされて形成されている。
最後に、本発明の表示素子の第4実施形態を含む、本発明の表示装置の第4実施形態について説明する。
第4実施形態の電子ペーパーでは、シリコーンオイル内で黒色粒子が凝集せずに泳動できるように、シリコンオイルと相溶なシリコーングラフト鎖(反応性シリコーン)が表面に形成された黒色粒子が封入されている。この様にすると、粒子間に浸透圧斥力を発生するため、粒子同士がシリコングラフト鎖層厚以下にまで近づくことができず、黒色粒子の凝集は妨げられることとなる。粒子間の浸透圧斥力は、シリコーングラフト鎖厚、密度、およびシリコーングラフト鎖に付与される官能基により制御が可能である。シリコーングラフト鎖が長い(鎖厚が厚い)、あるいは密度が高い方が浸透圧斥力が大きくなり、付着力が弱くなる。官能基は種類や量によって吸着力か斥力を選択および制御できる。
第4実施形態の電子ペーパーと第1実施形態の電子ペーパー1との間の相違点は、第1実施形態の電子ペーパー1では、黒色粒子の第2保護板22への付着力の差が第2保護板22の表面粗さの違いによるものであるところ、第4実施形態の電子ペーパーでは、第2保護板と黒色粒子との間に発生する上述の浸透圧斥力の差による点にある。
第4実施形態の電子ペーパー9では、第1実施形態の電子ペーパー1において表面粗さの小さい領域、すなわち、黒色粒子の付着力の大きい領域についてはシリコーングラフト鎖の密度を低くすることで黒色粒子との間の浸透圧斥力が小さくされ、第1実施形態の電子ペーパー1において表面粗さの大きい領域、すなわち、黒色粒子の付着力の小さい領域についてはシリコーングラフト鎖の密度を高くすることで黒色粒子との間の浸透圧斥力が大きくされている。
図9は、第4実施形態の電子ペーパーの基板構成を示す図である。尚、図9では、図6に示される部材と同じ種類の部材には、図6で付されている符号と同じ符号が付されている。
図9に示される電子ペーパー8は、上方に示された、透明な共通電極21を挟み込んだ表示基板80、下方に示された、表面に二次元的に画素電極31が配列された背面基板3を備えている。
図9の上方に示される表示基板80は、透明な共通電極21と、この共通電極21を挟み込む、電子ペーパー1の表示画面である透明な第1保護板20と、背面基板3と対向する第2保護板82とを有している。
図9には、表示基板80の第2保護板82に対する黒色粒子の付着のしやすさが、第2保護板82の表面に付着している‘ひげ’の密度で表されており、‘ひげ’の密度の最も低い外側帯状部821で黒色粒子の付着力が最も強く、‘ひげ’の密度の最も高い内側帯状部822で黒色粒子の付着力が最も弱い。ここでは、シリコーングラフト鎖の密度を調整して浸透圧斥力を異ならせているが、シリコーングラフト鎖の厚みや、シリコーングラフト鎖に付与する官能基を調整することでも浸透圧斥力の調整は可能である。
次に、本発明の表示素子の第5実施形態を含む、本発明の表示装置の第5実施形態について説明する。
第5実施形態の電子ペーパーと第1実施形態の電子ペーパー1との間の相違点は、第1実施形態の電子ペーパー1では、黒色粒子の付着力が3段階に分かれている第2保護板22が使用されているところ、第5実施形態の電子ペーパーでは、黒色粒子の付着力が2段階に分かれている第2保護板が使用されている点である。
図10は、第5実施形態の電子ペーパーの基板構成を示す図である。
図10には、表示基板90の第2保護板92に対する黒色粒子の付着のしやすさが第2保護板92の表面付近の線密度で表されており、密度の高い画素電極非対向領域921では黒色粒子の付着力が強く、密度の低い画素電極対向領域923では黒色粒子の付着力が弱い。この様にしても、黒色粒子の移動が、マイナス電圧が印加されている画素電極31と対向する画素電極対向領域923と、画素電極非対向領域921との境目で食い止められ、黒色と白色の境目が際だつこととなる。
尚、以上の実施形態では、電気泳動型電子ペーパにを例に挙げて説明したが、本発明は、トナーディスプレイ型電子ペーパにも適用してもよい。
1、7、8、9 電子ペーパー
2、70、80、90 表示基板
20 第1保護板
21 共通電極
22、72、82、92 第2保護板
221、721、821 外側帯状部
222、722、822 内側帯状部
223、723、823 センター部
3 背面基板
30 母材
31 画素電極
32 TFTスイッチ
33 ソースバスライン
34 ゲートバスライン
921 画素電極非対向領域
923 画素電極対向領域

Claims (5)

  1. 複数の画素電極が表示面に沿う方向に二次元的に配列するように設けられた第1の基板;
    前記第1の基板と対向してなり、透明な共通電極が表示面に沿う方向に設けられてなり、該第1の基板からみて前記画素電極が設けられた領域と対向した画素電極対向領域の付着力と、該第1の基板からみて該画素電極が設けられていない領域と対向した画素電極非対向領域の付着力とが異なる透明な第2の基板;および
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に挟まれてなり、着色された帯電粒子と分散媒とを有する表示層;を備えたことを特徴とする表示素子。
  2. 前記画素電極対向領域の付着力が、前記画素電極非対向領域の付着力よりも高いことを特徴とする請求項1記載の表示素子。
  3. 前記画素電極対向領域の付着力が、前記画素電極非対向領域の付着力よりも低いことを特徴とする請求項1記載の表示素子。
  4. 前記画素電極対向領域の、より画素電極非対向領域から遠い領域の付着力が、前記画素電極対向領域の、より画素電極非対向領域から近い領域の付着力よりも高いことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項記載の表示素子。
  5. 複数の画素電極が表示面に沿う方向に二次元的に配列するように設けられた第1の基板;
    前記第1の基板と対向してなり、透明な共通電極が表示面に沿う方向に設けられてなり、該第1の基板からみて前記画素電極が設けられた領域と対向した画素電極対向領域の付着力と、該第1の基板からみて該画素電極が設けられていない領域と対向した画素電極非対向領域の付着力とが異なる透明な第2の基板;
    前記第1の基板と前記第2の基板との間に挟まれてなり、着色された帯電粒子と分散媒とを有する表示層;および
    前記複数の画素電極それぞれと前記共通電極との間に、前記帯電粒子を移動させる電界を発生させる電圧を印加する電圧印加部を備えたことを特徴とする表示装置。
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