JP2011069105A - 同時掘進シールド掘進機 - Google Patents
同時掘進シールド掘進機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011069105A JP2011069105A JP2009220804A JP2009220804A JP2011069105A JP 2011069105 A JP2011069105 A JP 2011069105A JP 2009220804 A JP2009220804 A JP 2009220804A JP 2009220804 A JP2009220804 A JP 2009220804A JP 2011069105 A JP2011069105 A JP 2011069105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield
- segment
- jack
- shield jack
- jacks
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
【解決手段】複数のシールドジャッキ8で既設セグメントSから反力を取りながらシールド掘進機1を掘進させ、掘進と同時にセグメントSを組み立てていく同時掘進シールド掘進機1において、複数のシールドジャッキ8のストロークをセグメント幅wの一倍以上で且つ二倍未満にすると共に、複数のシールドジャッキ8をシールド本体10の上部に取り付けられる上部シールドジャッキと下部に取り付けられる下部シールドジャッキとに2分割し、上部シールドジャッキを下部シールドジャッキに対して抗口側にずらして取り付けた。
【選択図】図1
Description
先ず、図2に示すようにシールド本体10の下部120°の範囲のセグメントS1が組み立てられる。この場合、各シールドジャッキ8を所定長さ伸長させた後(下部シールドジャッキ8bは略フルストローク伸長)、組み立てられるべきセグメントS1に対応する盛替えシールドジャッキ8bのロッド82を縮退して最縮退位置とし、盛替えシールドジャッキ8bと既設セグメントSの前端面との間の組立スペース15が組み立てられるべきセグメントS1の幅w以上のスペースを確保するようにする。図2はセグメントS1の組立時を示しており、セグメントS1に対応する盛替えシールドジャッキ8bのロッド82が縮退されている。縮退により生じた組立スペース15にエレクタ9でセグメントS1の組み立てを行う。同時に、盛替えシールドジャッキ8b以外の他の全てのシールドジャッキ8のロッド82を伸長し、回転駆動装置4を駆動してカッタ2を回動し、掘削を継続する。
そして、図3に示すようにシールド本体10の下部120°の範囲のセグメントS(図2のセグメントS1)を組み立てた後に、この新たに組み立てられたセグメントSに対応する下部シールドジャッキ8bのロッド82を伸ばして、このセグメントSに当接させて掘進反力を受けるようにする。シールド本体10の下部120°の範囲から図3(b)に示すように切羽側から見て左側部60°の範囲のセグメントS1を組み立てるために、これに対応する盛替えシールドジャッキ8bのロッド82を縮退して最縮退位置とする。これによって盛替えシールドジャッキ8bと既設セグメントSの前端面との間のスペースが組み立てられるべきセグメントS1の幅w以上の組立スペース15が確保される。確保された組立スペース15にエレクタ9でセグメントS1の組み立てを行う。同時に、盛替えシールドジャッキ8b以外の他の全てのシールドジャッキ8のロッド82を伸長し、既設セグメントSより掘進反力を受け、回転駆動装置4を駆動してカッタ2を回動し、掘削を継続する。
シールド本体10の下部120°の範囲から図4(b)に示すように切羽側から見て右側部60°の範囲のセグメントS1を組み立てるために、これに対応する盛替えシールドジャッキ8bのロッド82を縮退して最縮退位置とする。これによって盛替えシールドジャッキ8bと既設セグメントSの前端面との間のスペースが組み立てられるべきセグメントS1の幅w以上の組立スペース15が確保される。確保された組立スペース15にエレクタ9でセグメントS1の組み立てを行う。同時に、盛替えシールドジャッキ8b以外の他の全てのシールドジャッキ8のロッド82を伸長し、既設セグメントSより掘進反力を受け、回転駆動装置4を駆動してカッタ2を回動し、掘削を継続する。
次に、図5に示すようにシールド本体10の上部120°の範囲のセグメントS1を組み立てる。この場合、組み立てられるべきセグメントS1に対応する上部シールドジャッキ(盛替えシールドジャッキ)8aのロッド82を縮退して最縮退位置とする。これによって盛替えシールドジャッキ8aと既設セグメントSの前端面との間のスペースが組み立てられるべきセグメントS1の幅w以上の組立スペース15が確保される。これまでと同様に確保された組立スペース15にエレクタ9でセグメントS1の組み立てを行う。同時に、盛替えシールドジャッキ8a以外の他の全てのシールドジャッキ8のロッド82を伸長し、既設セグメントSより掘進反力を受け、回転駆動装置4を駆動してカッタ2を回動し、掘削を継続する。
そして、図6に示すように上部120°の範囲のセグメントS(図5のセグメントS1)を組み立てた後に、この新たに組み立てられたセグメントSに対応する上部シールドジャッキ8aのロッド82を伸ばして、このセグメントSに当接させて掘進反力を受けるようにして、1リング分のセグメントSの組立が完了する。図2及び図6に示すように、1リング分のセグメントの組立が完了すると、シールド掘進機1は、セグメントSの組立開始時の位置より組立スペース15の長さ分だけ掘進したこととなる。つまり、本実施の形態においては、シールドジャッキ8が組立スペース15の長さ分のストロークになるまでに1リング分のセグメントSの組立を完了させるようにしている。
3 カッタ
4 回転駆動装置
5 攪拌翼
6 アジテータ
7 スクリューコンベア
8 シールドジャッキ
8a 上部シールドジャッキ
8b 下部シールドジャッキ
9 エレクタ
10 シールド本体
11 隔壁
12 チャンバ
13 中折れジャッキ
14 テールシール
15 組立スペース
81 シリンダ
82 ロッド
S 既設セグメント
S1 組立中セグメント
S2 組立予定セグメント
Claims (2)
- シールド本体の内周面に周方向に間隔を隔てて複数設置されたシールドジャッキで、該シールドジャッキの後方にてエレクタによりリング状に組み立てられた既設セグメントから反力を取りながらシールド掘進機を掘進させ、その掘進と同時にセグメントを組み立てていく同時掘進シールド掘進機において、
前記複数のシールドジャッキのストロークをセグメント幅の一倍以上で且つ二倍未満にすると共に、該複数のシールドジャッキを前記シールド本体の上部に取り付けられる上部シールドジャッキと下部に取り付けられる下部シールドジャッキとに2分割し、
前記上部シールドジャッキの設置位置を前記下部シールドジャッキに対して抗口側にずらし、
前記エレクタにより前記下部シールドジャッキに対応するセグメントから順次組み立てを行うようにしてセグメントの組立作業とシールド掘進機の掘削作業を同時併行に施工するようにしたことを特徴とする同時掘進シールド掘進機。 - 前記上部シールドジャッキは前記シールド本体の上部120°の範囲に取り付け、前記下部シールドジャッキは前記シールド本体の下部240°の範囲に取り付けた請求項1記載の同時掘進シールド掘進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009220804A JP2011069105A (ja) | 2009-09-25 | 2009-09-25 | 同時掘進シールド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009220804A JP2011069105A (ja) | 2009-09-25 | 2009-09-25 | 同時掘進シールド掘進機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011069105A true JP2011069105A (ja) | 2011-04-07 |
Family
ID=44014619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009220804A Pending JP2011069105A (ja) | 2009-09-25 | 2009-09-25 | 同時掘進シールド掘進機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011069105A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153500A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-08 | 川崎重工業株式会社 | シ−ルド掘進機 |
JPH09217585A (ja) * | 1996-02-08 | 1997-08-19 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 連続掘進型シールド掘進機及び管渠連続構築工法 |
JP2005350853A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 同時掘進シールド工法及び同時掘進対応シールド掘進機 |
-
2009
- 2009-09-25 JP JP2009220804A patent/JP2011069105A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62153500A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-08 | 川崎重工業株式会社 | シ−ルド掘進機 |
JPH09217585A (ja) * | 1996-02-08 | 1997-08-19 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | 連続掘進型シールド掘進機及び管渠連続構築工法 |
JP2005350853A (ja) * | 2004-06-08 | 2005-12-22 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 同時掘進シールド工法及び同時掘進対応シールド掘進機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5854869B2 (ja) | シールド掘進組立同時施工法 | |
TWI698575B (zh) | 大剖面地下空間的施工方法及外殼護罩推進基地 | |
JP2001342794A (ja) | トンネル掘削機及び掘削方法 | |
JP6246615B2 (ja) | シールド掘進セグメント組立同時施工法 | |
JP6325820B2 (ja) | シールド掘進セグメント組立同時施工法 | |
JP6600478B2 (ja) | トンネル掘削機 | |
JP2011069105A (ja) | 同時掘進シールド掘進機 | |
JP4360979B2 (ja) | 同時掘進シールド工法及び同時掘進対応シールド掘進機 | |
JP5934598B2 (ja) | シールド掘進機 | |
JP4222961B2 (ja) | トンネルの掘削方法及びそれに用いる親子シールド掘進機 | |
JP5859817B2 (ja) | 急曲線施工用シールド掘進機 | |
JP5244060B2 (ja) | 同時掘進シールド掘進機 | |
JP2020079481A (ja) | 円周シールド掘削機 | |
JPH0323720B2 (ja) | ||
JP7333138B2 (ja) | シールド掘削機のローリング修正方法、シールド掘削機のローリング修正装置およびそれを用いたシールド掘削方法 | |
JP7112316B2 (ja) | トンネル掘進機及びトンネル掘進方法 | |
JP7397737B2 (ja) | シールド掘進工法 | |
JP2006089997A (ja) | シールド掘進機 | |
JP2007262743A (ja) | シールド掘進機 | |
JP4366278B2 (ja) | シールド掘進機 | |
JP2002332793A (ja) | 同時掘進シールド機 | |
JP6124283B2 (ja) | トンネル掘削機 | |
JPH0229159B2 (ja) | Shiirudokutsushinki | |
JP2007205072A (ja) | トンネル掘削機 | |
JP2015025283A (ja) | シールド掘進機、及びシールド工法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120522 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20121109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20130402 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130827 |