JP2011066528A - 無線基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】LTE方式の移動通信システムにおいて、BBカード#Aにおける故障が発生した場合であっても、BBカード#Aによって通信処理が行われているセクタ内に位置する移動局UEに対して移動通信サービスの提供を継続する。
【解決手段】本発明に係る無線基地局eNBの制御部11は、BBカード#Aにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#Cが、セクタA乃至A及びセクタC乃至Cにおける通信処理を行うことができるように、BBカード#Cによって行われる通信処理に対して1つ又は複数の制限を加えるように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、無線基地局に関する。
W-CDMA(Wideband-CDMA)方式の移動通信システムでは、無線基地局NodeBは、複数の移動局UEとの間で、複数キャリア(例えば、5MHz帯域の4キャリア)内の個別チャネルを用いて通信を行うように構成されている。
一方、LTE(Long Term Evolution)方式の移動通信システムでは、無線基地局eNBは、複数の移動局UEとの間で、1キャリア(例えば、20MHz帯域の1キャリア)内の共有チャネルを用いて通信を行うように構成されていてもよい。
また、無線基地局NodeB及び無線基地局eNBは、複数のセクタ(或いは、セル)に対して、移動通信サービスを提供することができるように構成されている。
ここで、無線基地局NodeB及び無線基地局eNBは、1つ又は複数のBB(Baseband)カードを具備しており、各BBカードによって、1つ又は複数のセクタにおける通信処理を行うことができるように構成されている。
3GPP TS36.211 V8.7.0、「Physical Cahennel and Modulation」、2009年6月 3GPP TS36.213 V8.7.0、「Physical Layer Procedure」、2008年6月
しかしながら、BBカード#1において故障が発生した場合には、BBカード#1によって通信処理が行われていたセクタ#1において移動通信サービスを提供することができなくなるといった問題が生じる。
ここで、W-CDMA方式の移動通信システムでは、複数キャリアによって移動通信サービスが提供されているため、セクタ#1内に位置する移動局UEを、BBカード#1以外のBBカードによって通信処理が行われている別のキャリアのセクタ#2にハンドオーバさせることによって移動通信サービスの提供を継続することができるが、LTE方式の移動通信システムでは、1キャリアによって移動通信サービスが提供されているため、W-CDMA方式の移動通信システムのように、セクタ#1内に位置する移動局UEに対して移動通信サービスの提供を継続することができないという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、LTE方式の移動通信システムのように1キャリアによって移動通信サービスが提供されている移動通信システムにおいて、BBカードにおける故障が発生した場合であっても、かかるBBカードによって通信処理が行われているセクタ内に位置する移動局に対して移動通信サービスの提供を継続することができる無線基地局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、複数の移動局との間で、所定周波数帯域の1キャリア内の共有チャネルを用いて通信を行うように構成されている無線基地局であって、第1エリアにおける通信処理を行うように構成されている第1通信カードと、第2エリアにおける通信処理を行うように構成されている第2通信カードと、前記第1通信カード及び前記第2通信カードを制御するように構成されている制御部とを具備しており、前記制御部は、前記第1通信カードにおける故障の発生を検出した場合に、前記第2通信カードが、前記第1エリア及び前記第2エリアにおける通信処理を行うことができるように、該第2通信カードによって行われる通信処理に対して1つ又は複数の制限を加えるように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、LTE方式の移動通信システムのように1キャリアによって移動通信サービスが提供されている移動通信システムにおいて、BBカードにおける故障が発生した場合であっても、かかるBBカードによって通信処理が行われているセクタ内に位置する移動局に対して移動通信サービスの提供を継続することができる無線基地局を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局に含まれるBBカードの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の動作を示すフローチャートである。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成)
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。
本実施形態に係る移動通信システムは、LTE方式の移動通信システムである。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNBは、セクタ群Agroupに属するセクタA乃至A(第1エリア)及びセクタ群Cgroupに属するセクタC乃至C(第2エリア)内に位置する移動局UEとの間で通信を行うように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、無線基地局eNBは、複数の移動局UEとの間で、所定システム周波数帯域の1キャリア内の共有チャネル、具体的には、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)やPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)やPUCCH(Physical Uplink Control Channel)やPDCCH(Physical Downlink Control Channel)やPRACH(Physical Random Access Channel)等を用いて通信を行うように構成されている。
図2に示すように、無線基地局eNBは、制御部11と、上位ノードインターフェイス12と、複数のBBカード#A、#C…とを具備している。
制御部11は、複数のBBカード#A、#C…を制御するように構成されている。
上位ノードインターフェイス12は、交換局MMEやサービングゲートウェイ装置S-GW等の上位ノードとの間のインターフェイスとして機能するように構成されている。
各BBノードは、所定エリア(具体的には、1つ又は複数のセクタ又はセル)における通信処理を行うように構成されている。ここで、かかる通信処理には、符号化処理や、変調処理や、復調処理や、復号処理や、スケジューリング処理等が含まれる。
なお、本実施形態では、BBカード#A(第1通信カード)は、セクタ群Agroupに属するセクタA乃至Aにおける通信処理を行うように構成されており、BBカード#C(第2通信カード)は、セクタ群Cgroupに属するセクタC乃至Cにおける通信処理を行うように構成されている。
図3に示すように、BBカード#A及びBBカード#Cは、制御部インターフェイス21と、符号化処理部22と、変調処理部23と、送信部24と、受信部25と、復調処理部26と、復号処理部27と、故障検出部28と、スケジューリング部29とを具備している。
制御部インターフェイス21は、制御部11との間のインターフェイスとして機能するように構成されている。
符号化処理部22は、制御部インターフェイス21からの出力信号に対して符号化処理を行うように構成されている。
変調処理部23は、符号化処理部22からの出力信号に対して変調処理を行うように構成されている。
送信部24は、変調処理部23からの出力信号を、送信アンテナを介して、セクタ群Agroupに属するセクタA乃至Aやセクタ群Cgroupに属するセクタC乃至C等の所定エリアに対して送信するように構成されている。
受信部25は、受信アンテナを介して、セクタ群Agroupに属するセクタA乃至Aやセクタ群Cgroupに属するセクタC乃至C等の所定エリア内に位置する移動局UEからの信号を受信するように構成されている。
復調処理部26は、受信部25からの出力信号に対して復調処理を行うように構成されている。
復号処理部27は、復調処理部26からの出力信号に対して復号処理を行うように構成されている。ここで、復号処理部27からの出力信号は、制御部インターフェイス21を介して制御部11に送信されるように構成されている。
故障検出部28は、BBカード#A及びBBカード#Cにおける故障の発生を検出するように構成されている。ここで、故障検出部28は、BBカード#A及びBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合、その旨を、制御部インターフェイス21を介して制御部11に通知するように構成されている。
スケジューリング部29は、セクタ群Agroupに属するセクタA乃至Aやセクタ群Cgroupに属するセクタC乃至C等の所定エリア内に位置する移動局UEに対するスケジューリング処理を行うように構成されている。
ここで、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aが、セクタA乃至A及びセクタC乃至Cにおける通信処理を行うことができるように、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理に対して1つ又は複数の制限を加えるように構成されている。
例えば、後述する図4に示すように、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aが、セクタA乃至A及びセクタC乃至Cにおける通信処理を行うことができるようになるまで、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理に対して加える制限を増やしていくように構成されていてもよい。
例えば、上述の制限としては、以下のものが想定される。
第1の制限は、1サブフレーム内で割り当て可能なリソースブロックの数に対する制限である。
LTE方式では、1無線フレーム(Radio Frame)が、20スロットによって構成されており、1無線フレームの時間長は、10msであり(すなわち、1スロットの時間長は、0.5msであり)、1サブフレーム(Subframe)は、2スロットによって構成されており、1サブフレームの時間長は、1msであり、1スロットは、7OFDMシンボルによって構成されている。
また、リソースブロックは、時間方向及び周波数方向の二次元平面で定義されるデータチャネル(PDSCHやPUSCH)用リソースの最小割り当て単位であり、時間方向の7OFDMシンボルと周波数方向の12サブキャリアによって構成されている。
例えば、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理において、1サブフレーム内で割り当て可能なリソースブロックの数を「100」から「50」に制限するように構成されていてもよい。
ここで、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理において、1サブフレーム内で割り当て可能なリソースブロックの数を制限することによって、ユーザ単位或いはセル単位の最大スループットを制限するように構成されていてもよい。
例えば、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理において、ユーザ単位或いはセル単位の最大スループットを「50Mbps」から「25Mbps」に制限するように構成されていてもよい。
第2の制限は、1サブフレーム内で多重可能な移動局UEの数に対する制限、すなわち、1サブフレーム内でリソースを割り当て可能な移動局UEの数に対する制限である。
例えば、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理において、1サブフレーム内で多重可能な移動局UEの数を「4」から「2」に制限するように構成されていてもよい。
第3の制限は、移動局UEを多重可能なサブフレームに対する制限である。
例えば、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理において、ある特定のサブフレーム(例えば、奇数番目のサブフレーム)には移動局UEを多重しないように制限するように構成されていてもよい。
第4の制限は、1サブフレーム又は1リソースブロック内で割り当て可能なPUCCH用リソースの数に対する制限である。
ここで、PUCCH用リソースとしては、PUCCHの本数や、PUCCHのCS(Cyclic Sequence)の多重数であってもよい。CSは、コード方向のリソースであり、「Cyclic Shift」の関係にあり互いに直交する複数の系列である。
例えば、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理において、1サブフレーム又は1リソースブロック内で割り当て可能なPUCCHの本数を「4」から「2」に制限したり、1サブフレーム又は1リソースブロック内で割り当て可能なPUCCHのCSの多重数を「6」から「3」に制限したりするように構成されている。
第5の制限は、1無線フレーム内のPRACHサブフレーム数(PRACHスロット数)に対する制限、すなわち、1無線フレーム内でPRACH用リソースを割り当て可能なサブフレーム数に対する制限である。
例えば、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理において、1無線フレーム内のPRACHサブフレーム数を「2」から「1」に制限するように構成されていてもよい。
第6の制限は、使用するRAルートシーケンス(RA root sequence)の数に対する制限である。
ここで、RAルートシーケンスは、当該セクタで用いられるRAプリアンブルの元になる系列である。
具体的には、移動局UEは、無線基地局eNBから通知された1つ又は複数のRAルートシーケンスから64個のRAプリアンブルを生成し、そのいずれか1個のRAプリアンブルを選択して送信するように構成されている。
例えば、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理において、使用するRAルートシーケンスの数を「2」から「1」に制限するように構成されている。
ここで、使用するRAルートシーケンス数は、無線基地局eNBから移動局UEに通知するRAルートシーケンスの数であってもよいし、無線基地局eNBが検出を試みるRAプリアンブルを生成するためのRAルートシーケンスの数であってもよい。
また、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理において、同時に接続可能な移動局UEの数を制限するように構成されていてもよい。
例えば、制御部11は、BBカード#A又はBBカード#Cにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#C又はBBカード#Aによって行われる通信処理において、同時に接続可能な移動局UEの数を「400」から「200」制限するように構成されていてもよい。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作)
図4を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの動作について、具体的には、本発明の第1の実施形態に係る無線基地局eNBの動作について説明する。
図4に示すように、無線基地局eNBは、ステップS101において、BBカード#Aにおける故障の発生を検出すると、ステップS102において、BBカード#Aに収容されている、すなわち、BBカード#Aによって通信処理が行われている全てのセクタA乃至Aをセクタ群Agroupに属するものとし、BBカード#Cに収容されている、すなわち、BBカード#Cによって通信処理が行われている全てのセクタC乃至Cをセクタ群Cgroupに属するものとする。
ステップS103において、無線基地局eNBは、セクタ群Agroupに属するセクタの収容先のBBカード#AからBBカード#Cへの変更を開始する。
ステップS104において、無線基地局eNBは、現時点で採用されている通信処理に対する制限状態で、BBカード#Cにおけるセクタ群Agroupに属するセクタの収容が可能であるか否かについて判定する。
BBカード#Cにおけるセクタ群Agroupに属するセクタの収容が可能であると判定された場合、本動作は、ステップS105に進み、BBカード#Cにおけるセクタ群Agroupに属するセクタの収容が可能でないと判定された場合、本動作は、ステップS106に進む。
ステップS105において、無線基地局eNBは、現時点で採用されている通信処理に対する制限状態を実現した上で、BBカード#Cに、セクタ群Agroupに属するセクタを収容させる、すなわち、BBカード#Cによって、セクタ群Agroupに属するセクタにおける通信処理を行わせる。
ステップS106において、無線基地局eNBは、BBカード#Cにおいて行われるセクタ群Agroupに属するセクタ又はセクタ群Cgroupに属するセクタの少なくとも一方の通信処理に対して所定の制限を加えることができるか否かについて判定する。
ここで、無線基地局eNBは、予め決められている順序で、上述の第1の制限乃至第6の制限の各々を、上述の通信処理に対して加えていくように構成されていてもよい。
上述の制限を加えることができると判定された場合、本動作は、ステップS107に進み、上述の制限を加えることができると判定された場合、本動作は、ステップS108に進む。
ステップS107において、無線基地局eNBは、上述の第1の制限乃至第6の制限の中から選択した1つ又は複数の制限を、BBカード#Cにおいて行われるセクタ群Agroupに属するセクタ又はセクタ群Cgroupに属するセクタの少なくとも一方の通信処理に対して加えることによって、現時点で採用されている通信処理に対する制限状態を更新し、本動作は、ステップS104に戻る。
一方、ステップS108において、無線基地局eNBは、セクタ群Agroupに属するセクタの中から任意のセクタを除外し、現時点で採用されている通信処理に対する制限状態を初期化し、本動作は、ステップS103に戻る。
なお、ステップS108において、セクタ群Agroupに属するセクタの中から除外することができるセクタが存在しなくなった場合、本動作は、終了する。
ここで、無線基地局eNBは、BBカード#Cにおいて行われるセクタ群Agroupに属するセクタの通信処理に対して加える制限と、セクタ群Cgroupに属するセクタの通信処理に対して加える制限を、同じものとしてもよいし、異なるものとしてもよい。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの作用・効果)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、LTE方式の移動通信システムのように、1キャリアによって移動通信サービスを提供する移動通信システムであっても、故障が発生したBBカードに収容されていたセクタにおいて移動通信サービスを提供することができないという事態を回避することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、LTE方式の移動通信システムのように、共有チャネルを用いて移動通信サービスを提供する移動通信システムにおいて、同時に接続可能な移動局UEの数を制限することなく、故障が発生したBBカードに収容されていたセクタにおいて移動通信サービスを提供することができないという事態を回避することができる。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、複数の移動局UEとの間で、20MHz帯域(所定周波数帯域)の1キャリア内の共有チャネルを用いて通信を行うように構成されている無線基地局eNBであって、セクタ群Agroupに属するセクタA乃至A(第1エリア)における通信処理を行うように構成されているBBカード#A(第1通信カード)と、セクタ群Cgroupに属するセクタC乃至C(第2エリア)における通信処理を行うように構成されているBBカード#C(第2通信カード)と、BBカード#A及びBBカード#Cを制御するように構成されている制御部11とを具備しており、制御部11は、BBカード#Aにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#Cが、セクタA乃至A及びセクタC乃至Cにおける通信処理を行うことができるように、BBカード#Cによって行われる通信処理に対して1つ又は複数の制限を加えるように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第1の特徴において、制御部11は、BBカード#Aにおける故障の発生を検出した場合に、BBカード#Cが、セクタA乃至A及びセクタC乃至Cにおける通信処理を行うことができるようになるまで、BBカード#Cによって行われる通信処理に対して加える制限を増やしていくように構成されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴において、上述の制限は、1サブフレーム内で割り当て可能なリソースブロックの数に対する制限、1サブフレーム内で多重可能な移動局の数に対する制限、移動局を多重可能なサブフレームに対する制限、1サブフレーム又は1リソースブロック内で割り当て可能なPUCCH用リソースの数に対する制限、1無線フレーム内のPRACHサブフレーム数(PRACHスロット数)に対する制限、又は、使用するRAルートシーケンスの数に対する制限のいずれかであってもよい。
なお、上述の無線基地局eNB及び移動局UE1の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、無線基地局eNB及び移動局UE1内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして無線基地局eNB及び移動局UE1内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
eNB…無線基地局
11…制御部
12…上位ノードインターフェイス
21…制御部インターフェイス
22…符号化処理部
23…変調処理部
24…送信部
25…受信部
26…復調処理部
27…復号処理部
28…故障検出部
29…スケジューリング部

Claims (3)

  1. 複数の移動局との間で、所定周波数帯域の1キャリア内の共有チャネルを用いて通信を行うように構成されている無線基地局であって、
    第1エリアにおける通信処理を行うように構成されている第1通信カードと、
    第2エリアにおける通信処理を行うように構成されている第2通信カードと、
    前記第1通信カード及び前記第2通信カードを制御するように構成されている制御部とを具備しており、
    前記制御部は、前記第1通信カードにおける故障の発生を検出した場合に、前記第2通信カードが、前記第1エリア及び前記第2エリアにおける通信処理を行うことができるように、該第2通信カードによって行われる通信処理に対して1つ又は複数の制限を加えるように構成されていることを特徴とする無線基地局。
  2. 前記制御部は、前記第1通信カードにおける故障の発生を検出した場合に、前記第2通信カードが、前記第1エリア及び前記第2エリアにおける通信処理を行うことができるようになるまで、該第2通信カードによって行われる通信処理に対して加える前記制限を増やしていくように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記制限は、1サブフレーム内で割り当て可能なリソースブロックの数に対する制限、1サブフレーム内で多重可能な移動局の数に対する制限、移動局を多重可能なサブフレームに対する制限、1サブフレーム又は1リソースブロック内で割り当て可能なPUCCH用リソースの数に対する制限、1無線フレーム内のPRACHスロット数に対する制限、又は、使用するRAルートシーケンスの数に対する制限のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線基地局。
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