JP2011065435A - 表示器及び表示システム - Google Patents

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Kenji Obata
健二 小畑
Sadamitsu Koike
定充 小池
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Abstract

【課題】使用状況、表示内容又は操作対象の画像部品の特性に応じて出力音量を適切に判定する表示器及び表示システムを提供すること。
【解決手段】表示器は、表示画面上の画面領域の属性情報及び出力音量が関連付けられた音量判定情報を記憶する音量判定情報記憶部と、前記音量判定情報記憶部に記憶される音量判定情報に応じて、前記画面領域の属性情報に対応する出力音量を判定する音量判定部と、前記音量判定部で判定された音量を出力する音量出力部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御システム等において人間と機械の通信インターフェースであるHMI(Human Machine Interface)と機能する表示器、及び当該表示器を含む表示システムに関する。
タッチパネルを搭載した表示器の代表例として、例えば生産現場等で使用される制御システムにおいて、ユーザと生産設備等である機械との間を通信可能とするインターフェース(HMI)として機能するプログラマブル表示器がある。プログラマブル表示器は、単に表示器と言われることもあり、以下の説明では表示器と記す。この表示器は、PLC(Programmable Logic Controller)等を経由して接続された、又はPLCを介さず当該表示器と直接的に接続された外部機器の動作状況を表示し、更に、当該外部機器の動作を制御するための指示情報を入力する。ユーザは、この表示器の表示画面に表示されている画面部品(例えば、メニューボタン又は表示メッセージ)を、直接、指でタッチして操作することができる。近年、表示器は、工作機械又は産業機械のHMIとしてニーズが非常に高く、その用途が拡大している。
また、特許文献1には、外部から入力した音声データを、予め作成した文字・画像データと任意に関連付けし、外部の表示装置と音声出力装置に出力することが可能な設定表示器が開示されている。このような設定表示器が用いられる生産現場では、音声によるアナウンスが必要となる場面が少なくないため、表示器による音声出力は重要な役割を持っていると言える。
一般的に、従来の表示器は、様々な場面で音声を出力することができる。例えば、ユーザが表示画面をタッチしたときのタッチ操作音、ユーザに対して警告メッセージを出力するときの警告音、又はユーザに所定の内容を通知するときの音声案内メッセージ音等である。
特開2000−56943号公報
ところが、これらのタッチ操作音、警告音及び音声案内メッセージ音には個々にそれぞれの重要度が異なる。すなわち、これらのタッチ操作音、警告音及び音声案内メッセージ音が全て同じ音量で出力される場合、表示器の使用状況によっては不都合な場合がある。例えば、表示器が緊急的な意味を持つ警告音を出力する場合、通常の音量を出力すると、生産現場では当該音量が聞き取れないことがある。また、ただ単にユーザがタッチ操作している音を表示器が出力する場合に、通常の音量で出力すると騒がしいことがある。
警告音は、ユーザに緊急の連絡を要するために、より大きな音量で出力されることが当該警告音の目的に鑑みても望まれる。また、タッチ操作音は、使用状況によっては、連続的に大きな音量で出力されるのは好ましくない。この場合には、より小さな音量で出力されることが望ましい。すなわち、従来の表示器には、ユーザの使用状況、又は表示画面内に表示されているボタン若しくは警告メッセージ等の画面部品が設けられた目的に応じて、適切な音量で出力することができないという課題が生じていた。
そこで、本発明は、使用状況、表示内容又は操作対象の画像部品の特性に応じて出力音量を適切に設定する表示器及び表示システムを提供することを目的とする。
本発明の表示器は、表示画面に対する接触操作を検出する操作入力部と、前記操作入力部により操作された前記表示画面上の画面領域の属性情報、及び当該画面領域が接触操作されたときの出力音量が関連付けられた音量判定情報を記憶する音量判定情報記憶部と、前記音量判定情報記憶部に記憶される音量判定情報に応じて、前記操作入力部により接触操作された画面領域の属性情報に対応する出力音量を判定する音量判定部と、前記音量判定部で判定された音量で出力する音声出力部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の表示器は、当該表示器と接続されている外部機器より、当該表示器を制御するための所定の制御情報を取得する制御情報取得部を更に備え、前記音量判定部は、前記制御情報取得部に取得された制御情報に対応する画面領域の属性情報、及び前記音量判定情報記憶部に記憶されている音量判定情報に応じて、当該画面領域の属性情報に対応した出力音量を判定することを特徴とする。
また、本発明の表示器は、前記画面領域の属性情報は、当該画面領域を構成するスイッチ部品の重要度を含み、前記音量判定部は、前記操作入力部により操作されたスイッチ部品の重要度に応じて、当該スイッチ部品の重要度に対応した出力音量を判定することを特徴とする。
また、本発明の表示器は、前記画面領域の属性情報は、当該画面領域が表示されている表示色を含み、前記音量判定部は、前記操作入力部により操作された画面領域の表示色に応じて、当該画面領域の表示色に対応した出力音量を判定することを特徴とする。
また、本発明の表示器は、前記画面領域の属性情報は、当該画面領域が表示されている部品の大きさを含み、前記音量判定部は、前記操作入力部により操作された画面領域の大きさに応じて、当該画面領域の大きさに対応した出力音量を判定することを特徴とする。
また、本発明の表示器は、前記画面領域の属性情報は、当該画面領域が押下された押下回数を含み、前記操作入力部により前記表示画面上の画面領域が押下される度、当該画面部品に対応した前記押下回数を記憶する押下回数記憶部を更に備え、前記音量判定部は、前記押下回数記憶部に記憶されている前記押下回数、及び前記音量判定情報記憶部に記憶されている音量判定情報に基づいて、前記画面領域の押下回数に対応した出力音声を判定することを特徴とする。
また、本発明の表示器は、前記画面領域の属性情報は、当該画面領域に対する警告情報の表示回数を含み、前記操作入力部により前記表示画面上の画面領域に対する警告情報が表示される度、当該画面領域に対応して当該警告情報が表示された警告情報表示回数を記憶する警告情報表示回数記憶部を更に備え、前記音量判定部は、前記警告情報表示回数記憶部に記憶されている前記警告表示回数、及び前記音量判定情報記憶部に記憶されている音量判定情報に基づいて、前記画面領域に対する警告情報表示回数に対応した出力音声を判定することを特徴とする。
また、本発明の表示器は、前記画面領域の属性情報は、当該画面領域が操作された操作時間を含み、前記操作入力部により前記表示画面上の画面領域が操作された操作時間を取得するタイマー部を更に備え、前記音量判定部は、前記タイマー部より取得した前記画面領域の操作時間、及び前記音量判定情報記憶部に記憶されている音量判定情報に基づいて、前記画面領域の操作時間に対応した出力音声を判定することを特徴とする。
さらに、本発明の表示システムは、表示画面を有する表示器、及び当該表示器に対して所定の情報を通知する制御端末とで構成される表示システムであって、前記表示器は、表示画面に対する接触操作を検出する操作入力部と、前記操作入力部により操作された前記表示画面上の画面領域の属性情報、及び前記画面領域が接触操作されたときの出力音量が関連付けられた音量判定情報を記憶する音量判定情報記憶部と、当該表示器を制御するための所定の制御情報を前記制御端末から取得する制御情報取得部と、前記音量判定情報記憶部に記憶される音量判定情報に応じて、前記操作入力部により操作された画面領域の属性情報に対応する出力音量を判定する音量判定部と、前記音量判定部で判定された音量を出力する音量出力部と、を備え、前記制御端末は、前記表示器を制御するための所定の制御情報を当該表示器に送出する制御情報送出部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る表示器及び表示システムによれば、使用状況、表示内容又は操作対象の画像部品の特性に応じて出力音量を適切に設定することができる。
第1の実施形態の表示器の内部構成を示すブロック図。 画面/部品データ記憶部に記憶されているデータの構造例を示す図。 画面/部品関連情報の具体例を示した図。 第1の実施形態の表示器の表示部で表示される画面の一例を示す図。 音量判定情報記憶部に記憶される音量判定情報の具体例を示した図。 音量判定情報記憶部に記憶される音量判定情報の別の具体例を示した図。 第1の実施形態の表示器の表示部で表示される表示画面への画面領域のタッチに応じて出力音量を制御する処理を説明するフローチャート。 第1の実施形態の表示器で出力音量を判定する処理の詳細を説明したフローチャート。 第2の実施形態の表示器とPLCとから構成される表示システムの構成を示すシステム構成図。 第2の実施形態の表示器の内部構成を示すブロック図。 第2の実施形態の表示器の表示部で表示される表示画面への画面部品の操作に応じて出力音量を制御する処理を説明するフローチャート。 第2の実施形態の表示器がPLCから取得した制御情報を解析する処理を説明したフローチャート。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、表示器は、表示器の表示部に設けられたタッチパネル部上でユーザにより指で直接タッチされた又はスタイラスペン等のポインティングデバイスを介してタッチされた画面領域に対応する出力音声を判定する。画面領域の定義は後述する。この判定に際し、表示器は、画面領域の属性情報と、当該画面領域をタッチしたときの出力音量とを関連付けた音量判定情報を参照し、タッチされた画面領域の属性情報に対応した出力音量で音を出力する。
「画面領域」とは、タッチパネル部上でタッチされる表示画面内の領域であり、且つ、当該画面内の画面部品又は当該画面部品以外の領域を表す。「画面部品」とは、或る画面に対応し当該画面を構成する部品を表す。具体的には、画面部品は、対応する画面内に表示されているメニューボタン、メニュー表示エリア、メッセージ表示エリア、スイッチボタン、テンキー、又はグラフ等を含む。「画面部品以外の領域」とは、画面領域内において画面部品が配置されていない領域を表す。
(第1の実施形態の表示器の内部構成)
図1は、第1の実施形態の表示器100の内部構成を示すブロック図である。表示器100は、図1に示すように、制御部101と、表示部102と、タッチパネル部103と、タイマー部104と、画面/部品データ記憶部105と、履歴情報記憶部106と、音量判定情報記憶部107と、音量設定部108と、音声出力部109を備える。
制御部101は、表示器100内の各部102〜108を制御する。制御部100は、タッチパネル部103又はタイマー部104からの入力信号に基づいて、各部へ当該各部をそれぞれ制御するための制御信号を送出する。各部102〜108は、制御部101から送出された制御信号に基づいて動作する。
表示部102は、ユーザが表示器100を操作するときのメニュー画面、当該表示器と接続される外部機器(不図示)の動作状態を表示する。表示部102は、制御部101から所定の表示内容に関する制御信号に基づいて、この制御信号に含まれる制御情報に対応した内容を表示する。表示部102は、液晶ディスプレイ等で構成される。
タッチパネル部103は、表示部102上が物理的にタッチされたことを検出する。タッチパネル部103は、例えば平板状のコンデンサに対して、ユーザの指又はスタイラスペンなどのポインティングデバイスを介して当該コンデンサ上が接触されたときの当該コンデンサにおける静電容量の微弱変化によって当該接触場所を検出する。タッチパネル部103は、表示部102上が物理的にタッチされた位置の座標値情報を取得し、この取得した座標値情報を制御部101に送出する。
タイマー部104は、表示器100内の時刻情報を計測し、この計測した時刻情報を制御部101に送出する。また、タイマー部104は、表示部102に表示されている操作画面内の所定の画面領域がタッチされたときの時刻情報を制御部101に送出する。
画面/部品データ記憶部105は、表示部102に表示される画面の画像データ、当該画面内に表示される画面部品の画像データ、及び画面/部品関連付け情報を記憶する。図2は、画面/部品データ記憶部105内に記憶されるデータの構造例を示した図面である。画面/部品関連付け情報とは、図2に示すように、或る画面の識別番号である「画面ID」に対して、使用される画面部品の「部品ID」、画面又は画面部品の「表示色」及び「表示範囲(大きさ)」、画面部品の「配置座標」又は「重要度」等を関連付けた情報である。また、画面部品が「ボタン」ではなく「メッセージ」である場合には、画面/部品関連付け情報は、当該画面部品(メッセージ)の「文字の大きさ」も含むようにしても構わない。図3は、画面/部品関連付け情報の具体例を示したものである。
ユーザがタッチパネル部103で画面表示をリクエストする旨のボタンをタッチすると、タッチパネル部103は、表示部102への画面表示のリクエスト情報を制御部101に送出する。このリクエスト情報には、当該画面を識別する画面IDが含まれる。ユーザから当該リクエスト情報が入力されると、制御部101は、当該リクエスト情報に含まれる画面IDに対応する画面を画面/部品データ記憶部105から読み出して表示部102に表示する。表示部102には、画面IDに対応した画面の画像、当該画面IDに対応した画面部品の画像、及び画面/部品関連付け情報の全ての内容が反映された画面が表示されている。例えば、図3に示す画面/部品関連付け情報である場合には、表示部102に表示される画面の表示色は「黒」であり、その表示画面には部品ID01の「赤」の画面部品、部品ID02の「緑」の画面部品等が表示されている。なお、部品ID01及び部品ID02の表示範囲は、画面/部品関連付け情報に示された座標にて示されている。また、部品ID01の画面部品は高い重要度を有する画面部品であり、部品ID02の画面部品は普通の重要度を有する画面部品である。
図4は、表示部102への画面表示のリクエスト情報に対する画面の一例を示したものである。図4に示すように、表示部102に表示される画面は、画面ID表示エリア50a、時刻表示エリア50b、運転切替表示エリア50c、モード選択エリア50d、及びメッセージ表示エリア50eが表示されている。これらの各エリア50a〜50eは画面部品である。また、図4に示す画面のうち、上記の各表示エリアに属さない画面部品以外のエリア50fは、上記した「画面部品以外の領域」である。
また、表示器100は、タッチパネル部103又は当該表示器100と接続されている外部機器等(不図示)から取得した制御信号等に基づき、表示部102上に表示されている画面の表示色を例えば「緑」から「赤」に変更する。この場合、制御部101は、当該画面IDに対応する画面/部品関連付け情報の「画面の表示色」の内容を「赤」に変更した画面/部品関連付け情報に更新し、この更新した画面/部品関連付け情報を画面/部品情報記憶部105に記憶する。
履歴情報記憶部106は、部品押下回数、部品外押下回数及び警告表示回数を記憶する。「部品押下回数」とは、表示部102に表示されている画面内の画面部品が押下された回数の累計値である。「部品外押下回数」とは、当該画面内の画面部品を除く画面部品以外の領域が押下された回数の累計値である。「警告表示回数」とは、当該画面内のいずれかの画面部品がユーザにタッチされたこと等で表示された警告メッセージの表示回数の累計値である。これらの部品押下回数、部品外押下回数及び警告表示回数は、画面IDに対応して記憶される。
音量判定情報記憶部107は、表示部102に表示される画面内の画面領域の属性情報と、当該属性情報の内容に応じて画面領域に対するタッチがなされたときの出力音量とが関連付けられた音量判定情報を記憶する。「属性情報」とは、画面領域がタッチされた場合の出力音量を判定するための項目を表す。具体的には、属性情報は、画面部品の重要度、画面部品の押下回数、画面部品以外の領域の押下回数、画面部品の表示色、画面部品の表示メッセージの大きさ、警告メッセージの表示回数、時刻情報等を含み、これらに限定されない。
図5及び図6は、音量判定情報の一例を示したものである。例えば、「緊急停止スイッチ部品」であるスイッチ部品Aがタッチパネル部103上でタッチされた場合、制御部101は、音量判定情報の属性情報「スイッチ部品Aの重要度」の内容が「緊急停止スイッチ部品」に対応する出力音量を「3」と判定する。他に、「緑」の画面部品であるスイッチ部品Bがタッチパネル部103上でタッチされた場合、制御部101は、音量判定情報の属性情報「表示色」の内容が「緑」に対応する出力音量を音量「1」と判定する。図6に示す音量判定情報は、図5に示した音量判定情報に、属性情報「画面部品外の画面領域の押下回数」、「時刻情報」及び当該各々の属性情報の内容を付加したものである。
図6に示した音量判定情報の各属性情報と出力音量との関係を簡単に説明する。図6に示した属性情報には、「スイッチ部品Aの重要度」、「スイッチ部品Bの押下回数」、「スイッチ部品Bの表示色」、「表示メッセージの文字の大きさ」、「警告表示回数」、「画面部品外の画面領域の押下回数」及び「時刻情報」がある。「スイッチ部品Aの重要度」が高いものほど、出力音量は大きく設定されている。「スイッチ部品Bの押下回数」が多いものほど、出力音量は大きく設定されている。「スイッチ部品Bの表示色」が「緑」、「黄」、「赤」の順番に出力音量が大きく設定されている。「表示メッセージの文字の大きさ」が大きいほど、出力音量は大きく設定されている。「警告表示回数」が多いものほど、出力音量は大きく設定されている。「画面部品外の画面領域の押下回数」が多いものほど、出力音量は大きく設定されている。「時刻情報」が「休憩時間(12〜13時)」、「深夜時間(22〜6時)」、「通常時間(6〜12、13〜22時)」の順番に出力音量が大きく設定されている。
音量設定部108は、表示器100のタッチパネル部103上でタッチされた画面領域に対し、制御部101で判定された出力音量に関する情報を取得する。音量設定部108は、この取得した出力音量に関する制御信号を音声出力部109に対して送出する。音量設定部108は、アンプ等の音量増幅器等で構成される。
音声出力部109は、音量設定部108で判定された出力音量に関する制御信号を取得し、この取得した制御信号に対応する出力音量で音を出力する。音声出力部109は、スピーカ等の音声出力部材等で構成される。
(第1の実施形態の表示器の処理説明)
次に、図7を参照し、タッチパネル部103上でタッチされた画面領域の属性情報に応じて、当該画面領域がタッチされたときの出力音量を判定する処理について説明する。図7は、音量判定情報を参照して画面領域の属性情報の内容に応じた出力音量を判定する処理を説明したフローチャートである。
ユーザがタッチパネル部103をタッチして表示部102への画面表示のリクエスト情報が入力されると、制御部101は、画面/部品データ記憶部105から当該リクエスト情報に含まれる画面IDに基づいて、画面/部品データ記憶部105内の画面/部品関連付け情報の画面IDに対応する画面を表示部102に表示する(S101)。また、表示器100は、当該表示器100と接続されている外部機器から送出された信号に基づいて、ユーザのタッチによる操作等の影響を受けず自律的に画面を表示するようにしても構わない。
制御部101は、表示部102に表示された画面に対するユーザからの入力指示を待つ(S102)。表示部102に表示された画面上で、ユーザが所定の画面領域をタッチして入力指示がなされた場合(S102のYES)、制御部101は、当該タッチされた画面領域の座標を取得する。制御部101は、画面/部品データ記憶部105内の画面/部品関連付け情報を参照し、タッチされた画面領域の座標に画面部品があるか否かを判定する(S103)。この判定では、図3に示した画面/部品関連付け情報に含まれる画面部品の配置座標及び表示範囲と、タッチされた画面領域の座標とが比較され、この比較結果によって画面部品の有無が判定される。
制御部101は、S103の判定結果に対し、音量判定情報記憶部107内の音量判定情報を参照し、ユーザにタッチされた画面領域に対応する出力音量を判定する(S104)。この出力音量を判定する処理の詳細については後述する。
制御部101は、S104での出力音量の判定結果に基づき、ユーザにタッチされた画面領域に対応する音の出力要否を判断する(S105)。音を出力する必要がないと判断された場合には(S105のNO)、ユーザが次にタッチした画面領域があるか否かが判断される(S108)。音を出力する必要があると判断された場合には(S105のYES)、制御部101は、ユーザにタッチされた画面領域に対する出力音量を設定するための制御信号を音量設定部108に送出する(S106)。
音量設定部108は、制御部101から取得した制御信号に基づき、ユーザにタッチされた画面領域に対する出力音量を音声出力部109に設定するための制御信号を音声出力部に送出する(S106)。音声出力部109は、音量設定部108から取得した制御信号に基づき、当該制御信号に対応して設定された音量で音を出力する(S107)。次に、ユーザが新たにタッチした画面領域がある場合には(S108のYES)、当該画面領域に画面部品があるか否かが判定される(S103)。ユーザが新たにタッチした画面領域がない場合には(S108のNO)、画面領域の属性情報に応じて音量を制御する処理は終了する。
(第1の実施形態の表示器の出力音量を判定する処理説明)
次に、ユーザにタッチされた画面領域に対応する出力音量を判定する処理の詳細について図8を参照して説明する。図8は、音量判定情報記憶部107に記憶されている音量判定情報を参照し、ユーザにタッチされた画面領域に対応する出力音量を判定する処理を説明したフローチャートである。
S103でユーザにタッチされた画面領域に画面部品があるか否かが判断された後に、制御部101は、音量判定情報記憶部107内の音量判定情報を読み出す(S104a)。制御部101は、ユーザにタッチされた画面領域に対し、S104aで読み出された音量判定情報の画面領域の属性情報に該当するものがあるか否かを判断する(S104b)。この判断の結果、画面領域の属性情報に該当するものがない場合には(S104bのNO)、制御部101は、ユーザにタッチされた画面領域に対して音を出力する必要がないと判断し、出力音量を判定する処理は終了する。
画面領域の属性情報に該当するものがある場合には(S104bのYES)、制御部101は、当該該当する属性情報が複数あるか否かを判断する(S104c)。この判断の結果、該当する属性情報が1つである場合には(S104cのNO)、制御部101は、音量判定情報を参照し、当該該当した属性情報の内容に応じた出力音量を判定する(S104e)。この判定の後は、出力音量を判定する処理は終了する。
例えば、ユーザが表示画面の画面領域「スイッチ部品A」をタッチした場合、制御部101は、図5に示す音量判定情報を参照し、タッチした画面領域「スイッチ部品A」の属性情報「スイッチ部品Aの重要度」を判断する。この「スイッチ部品Aの重要度」は、画面/部品データ記憶部105内の画面/部品関連付け情報に基づいて判断される。仮に、「スイッチ部品Aの重要度」が「緊急停止スイッチ部品」である場合には、制御部101は、画面領域「スイッチ部品A」がタッチされたことに対する出力音声を音量「3」と判定する。
画面領域の属性情報が複数ある場合には(S104cのYES)、制御部101は、当該該当する属性情報の個数を判断する(S104d)。制御部101は、パラメータnを設定してパラメータnをインクリメントし(S104f、S104g)、当該インクリメント後の(n+1)番目の属性情報の内容に対応した出力音量を判定する(S104h)。パラメータnは、S104dで判断された該当する属性情報の数である。このn番目における出力音量の判定は、S104eにおける出力音量の判定の処理と同様である。
S104dで判断したパラメータnが最後でない場合には(S104iのNO)、nをインクリメントし(S104g)、制御部101はインクリメント後の(n+1)番目の属性情報の内容に対応した出力音声を判定する(S104h)。
S104dで判断したパラメータnが最後である場合には(S104iのYES)、制御部101は、S104hで判定した出力音量の中で最も大きい音量を出力音量と判定し(S104j)、ユーザにタッチされた画面領域に対応する出力音量を判定する処理は終了する。
例えば、ユーザが表示画面の画面領域「スイッチ部品B」をタッチした場合、制御部101は、図5に示す音量判定情報を参照し、タッチした画面領域「スイッチ部品B」の属性情報「スイッチ部品Bの押下回数」及び「スイッチ部品Bの表示色」を判断する。制御部101は、これら2つの属性情報に対してそれぞれ出力音量を判定する。この場合、S104fで設定されるパラメータnはn=1,2の場合があり、n=1のとき「スイッチ部品Bの押下回数」に対応する出力音量を判定し、n=2のとき「スイッチ部品Bの表示色」に対応する出力音量を判定する。
具体的にn=1のとき、「スイッチ部品Bの押下回数」は、履歴情報記憶部106内に記憶されている部品押下回数に基づいて判断される。仮に、「スイッチ部品Bの押下回数」が「7回」である場合には、制御部101は、画面領域「スイッチ部品B」がタッチされたことに対する出力音量を「2」と判定する。
次にn=2のとき、「スイッチ部品Bの表示色」は、画面/部品データ記憶部105内に記憶されている画面/部品関連付け情報に基づいて判断される。仮に、「スイッチ部品Bの表示色」が「緑」である場合には、制御部101は、画面領域「スイッチ部品B」がタッチされたことに対する出力音量を「1」と判定する。
制御部101は、n=1のときの出力音量「1」とn=2のときの出力音量「2」とを比較し、この比較の結果最も大きい音量を出力音量と判定する。したがって、画面領域「スイッチ部品B」がタッチされたことに対する出力音量は「2」と判定される。
また、画面領域「スイッチ部品B」がタッチされたとき、表示器100のタイマー部104は、当該タッチされたときの時刻情報を制御部101に送出している。図6に示す音量判定情報の場合には、制御部101は、タイマー部104から取得した時刻情報が図6に示す音量判定情報の属性情報に含まれていることを判断する(S104c)。
以上のように、第1の実施形態の表示器100では、表示部102に設けられたタッチパネル部103上でユーザによりタッチされた画面領域に対応する出力音声を判定する。表示器100は、画面領域の属性情報と、当該画面領域をタッチしたときの出力音量とを関連付けた音量判定情報を参照し、タッチされた画面領域の属性情報に対応した出力音量を設定して音を出力する。
したがって、表示器100は、表示内容、表示時間又は操作対象の画面領域の特性に応じて出力音量を適切に設定することができる。言い換えると、表示器100は、同一の表示画面において、画面部品の特性上の違い又は表示内容の重要度を出力音量の差で具体的に表現することができる。さらに、表示器100は、表示器100の使用時間に応じて出力音声を細かく分けることができる。また、該当する属性情報が複数ある場合に、それぞれの属性情報に応じた出力音量のうち最大の出力音量を設定することができ、使用状況に応じた最適な出力音量を設定することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、第1の実施形態とは異なり、表示器は、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)と外部接続され、表示システムを構成している。第1の実施形態では、表示器は、タッチパネル部上でタッチされた画面領域に関する属性情報の内容に対応する出力音量を判定した。第2の実施形態では、表示器は、PLCから表示器の表示部に所定の内容を表示させるためのパラメータを取得し、この取得したパラメータに含まれる画面領域の属性情報の内容に応じた出力音量を判定する。
(第2の実施形態の表示システムのシステム構成)
図9は、第2の実施形態の表示システムを示したシステム構成図である。表示器100bは、PLC200と有線又は無線を介して接続されている。ただ、PLC200及び表示器100b間の通信状態の安定性のため、PLC200及び表示器100b間は有線接続されることが好ましい。PLC200は、工場等の生産現場に配置されるベルトコンベアー、センサー、又は画像処理機等の自動制御機器(不図示)を制御する制御装置である。PLC200は、自動制御機器(不図示)に関する制御信号を取得し、この取得した制御信号に対応する制御情報を表示器100bに送出する。この制御情報には、例えば、自動制御機器(不図示)の動作状態を表示するため、『画像領域「スイッチ部品A」を押下する命令』等が含まれる。
(第2の実施形態の表示器の内部構成)
図10は、第2の実施形態の表示器100bの内部構成を示すブロック図である。表示器100bが第1の実施形態の表示器100bと構成において異なる点は、PLC200からの制御情報を取得して制御部101に当該制御情報を送出する通信部110を備えた点である。この点以外は第1の実施形態の表示器100と同様であり、図10において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。なお、通信部110がPLC200から制御情報を取得した旨の情報をタイマー部104に通知する。このため、タイマー部104は、通信部110がPLC200からの制御情報を取得した時間を制御部101に送出する。
(第2の実施形態の表示システムの処理説明)
次に、PLC200から送出された制御情報に対応する制御内容について、当該制御内容に対応する画面領域の出力音量を判定する処理の詳細について図11を参照して説明する。図11は、音量判定情報記憶部107に記憶されている音量判定情報を参照し、PLC200から取得した制御情報に対応する画面領域の出力音量を判定する処理を説明したフローチャートである。図7と異なる処理の内容について説明し、図7と同一の処理に関する説明は省略する。
表示器100bの表示部102には、或る画面IDに対応する画面が表示されている(S101)。PLC200は、PLC200自身が制御している自動制御機器(不図示)に関する制御信号を取得し、この取得した制御信号に対応する制御情報を表示器100bに送出する。表示器100bは、PLC200から制御情報が送出されるまで待機する(S202)。この制御情報には、例えば、自動制御機器(不図示)の動作状態を表示するため、『画面ID(ID:001)の画面領域「スイッチ部品A」を押下する』等の命令情報が含まれる。
表示器100bの通信部110がPLC200から制御信号を取得した場合には(S202のYES)、通信部110は当該制御信号を制御部101に送出する。制御部101は、通信部110から取得した制御信号を解析する(S203)。この制御信号を解析した以降の処理は、第1の実施形態の表示器100と同一であるため省略する。
次に、制御部101がPLC200から取得した制御信号を解析する処理について図12を参照して説明する。図12は、表示器100bがPLC200から取得した制御情報を解析する処理を説明するフローチャートである。例えば、この制御情報は、『画面ID(ID:001)の画面領域「スイッチ部品A」を押下する』旨の命令情報とする。
制御部101は、通信部110を介して、PLC200が送出した制御情報を取得する(S203a)。制御部101は、S101で表示部102に表示された画面の画面IDと当該制御情報に含まれる画面IDとが一致するか否かを判断する(S203b)。表示部102に表示されている画面の画面IDと制御情報に含まれる画面IDとが一致する場合(S203bのYES)、制御部101が制御情報を解析する処理は終了する。
表示部102に表示されている画面の画面IDと制御情報に含まれる画面IDとが一致しない場合(S203bのNO)、制御部101は、制御情報に含まれる画面IDに対応する画面があるか否かを判断する(S203c)。具体的には、制御部101は、表示器100bの画面/部品データ記憶部105の画面/部品関連付け情報を参照し、制御情報に含まれる画面IDに対応する画面が当該画面/部品関連付け情報にあるか否かを判断する。
制御情報に含まれる画面IDに対応する画面がないと判断された場合には(S203cのNO)、表示器100bはPLC200からの制御情報に対して応答することができず、制御情報に対応する画面領域の出力音量を判定する処理は終了する。
制御情報に含まれる画面IDに対応する画面があると判断された場合には(S203cのYES)、表示器100bは制御情報に含まれる画面IDに対応する画面を、画面/部品データ記憶部105から読み出して表示部102に表示する(S203d)。制御情報に対応する画面が表示された後、制御情報を解析する処理は終了する。
制御情報を解析した処理以降の処理において、S107までの処理は第1の実施形態の表示器100と同一のため、当該処理の説明は省略する。S107で音が出力された後、PLC200等からの制御情報の入力があった場合には(S204のYES)、制御部101は、新たな制御情報に対して図12に示す解析を行う(S203)。S107で音が出力された後、PLC200等からの制御情報の入力がない場合には(S204のNO)、画面部品の属性情報に応じて音量を制御する処理は終了する。
以上のように、第2の実施形態の表示システムでは、表示器100bがPLC200から送出された制御情報を取得し、この取得した制御情報に対応した画面領域における出力音量を判定する。
したがって、表示器100bは、表示器100b自身に直接ユーザがタッチした場合に限らず、当該表示器100bに接続されている外部機器(PLC等)から取得した制御情報に基づいて、当該制御情報に含まれる命令内容、命令時間又は命令操作対象の画面領域の特性に応じて出力音量を適切に設定することができる。言い換えると、表示器100は、同一の表示画面において、画面部品の特性上の違い又は表示内容の重要度を出力音量の差で具体的に表現することができる。さらに、表示器100は、表示器100の使用時間に応じて出力音声を細かく分けることができる。また、第1の実施形態の表示器100と同様、該当する属性情報が複数ある場合に、それぞれの属性情報に応じた出力音量のうち最大の出力音量を設定することができ、使用状況に応じた最適な出力音量を設定することができる。
以上、添付図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明の入力装置はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
音量判定情報記憶部107に記憶されている音量判定情報は、表示部102に表示される画面部品の属性情報と、当該属性情報に応じて画面部品に対する操作がなされたときの出力音量とが関連付けされている。しかし、属性情報は画面部品に限定されない。画面自身の属性情報と、当該画面に対して操作がなされたときの出力音量を関連付けしても構わない。画面自身の属性情報には、例えば画面の表示色等が含まれる。
音量判定情報記憶部107に記憶されている音量判定情報は、表示器100を使用するユーザ自身が予め編集してユーザ自身の嗜好又は使用状況等の種々の観点に応じて自由にカスタマイズすることができる。このカスタマイズした音量判定情報は、表示器100の音量判定情報記憶部107に記憶される。例えば、音量判定情報に関連付けられる出力音量には、上記した音の大きさを表す音圧レベルに限定されない。出力音量には、周波数軸上におけるスペクトル又は倍音構成による音域を含めても良く、例えば、「低域音」、「中域音」及び「高域音」を含めても構わない。さらに、出力音量には、時間軸上における連続音及び間欠音(パルス幅の間隔)で示されるリズムを含めても良く、例えば、「短いパルス幅の間欠音」、「少し長い間欠音」及び「長い連続音」を含めても構わない。
上記したように、第1及び第2の実施形態の表示器100,100bは、表示部102に表示された画面内の画面部品以外の領域がタッチされた場合、当該画面の画面IDに対応して履歴情報記憶部106に記憶されている部品外押下回数を更新する。図6に示す音量判定情報が参照される場合、制御部101は、この更新された部品外押下回数の累計値に対応する出力音量を判定し、この判定された音量で音を出力するようにしても構わない。
100 表示器
100b 表示器
101 制御部
102 表示部
103 タッチパネル部
104 タイマー部
105 画面/部品データ記憶部
106 履歴情報記憶部
107 音量判定情報記憶部
108 音量設定部
109 音声出力部
110 通信部

Claims (10)

  1. 表示画面上の画面領域の属性情報及び出力音量が関連付けられた音量判定情報を記憶する音量判定情報記憶部と、
    前記音量判定情報記憶部に記憶される音量判定情報に応じて、前記画面領域の属性情報に対応する出力音量を判定する音量判定部と、
    前記音量判定部で判定された音量で出力する音声出力部と、
    を備えることを特徴とする表示器。
  2. 請求項1に記載の表示器であって、
    前記表示画面に対する接触操作を検出する操作入力部を更に備え、
    前記音量判定部は、前記音量判定情報記憶部に記憶される音量判定情報に応じて、前記操作入力部により接触操作された画面領域の属性情報に対応する出力音量を判定する音量判定部と、
    を備えることを特徴とする表示器。
  3. 請求項1に記載の表示器であって、
    当該表示器と接続されている外部機器より、当該表示器を制御するための所定の制御情報を取得する制御情報取得部を更に備え、
    前記音量判定部は、前記制御情報取得部に取得された制御情報に対応する画面領域の属性情報、及び前記音量判定情報記憶部に記憶されている音量判定情報に応じて、当該画面領域の属性情報に対応した出力音量を判定することを特徴とする表示器。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示器であって、
    前記画面領域の属性情報は、当該画面領域を構成するスイッチ部品の重要度を含み、
    前記音量判定部は、前記スイッチ部品の重要度に応じて、当該スイッチ部品の重要度に対応した出力音量を判定することを特徴とする表示器。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示器であって、
    前記画面領域の属性情報は、当該画面領域が表示されている表示色を含み、
    前記音量判定部は、前記画面領域の表示色に応じて、当該画面領域の表示色に対応した出力音量を判定することを特徴とする表示器。
  6. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示器であって、
    前記画面領域の属性情報は、当該画面領域が表示されている部品の大きさを含み、
    前記音量判定部は、前記画面領域の大きさに応じて、当該画面領域の大きさに対応した出力音量を判定することを特徴とする表示器。
  7. 請求項1又は2に記載の表示器であって、
    前記画面領域の属性情報は、当該画面領域が押下された押下回数を含み、
    前記表示画面上の画面領域が押下される度、当該画面部品に対応した前記押下回数を記憶する押下回数記憶部を更に備え、
    前記音量判定部は、前記押下回数記憶部に記憶されている前記押下回数、及び前記音量判定情報記憶部に記憶されている音量判定情報に基づいて、前記画面領域の押下回数に対応した出力音声を判定することを特徴とする表示器。
  8. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示器であって、
    前記画面領域の属性情報は、当該画面領域に対する警告情報の表示回数を含み、
    前記前記表示画面上の画面領域に対する警告情報が表示される度、当該画面領域に対応して当該警告情報が表示された警告情報表示回数を記憶する警告情報表示回数記憶部を更に備え、
    前記音量判定部は、前記警告情報表示回数記憶部に記憶されている前記警告表示回数、及び前記音量判定情報記憶部に記憶されている音量判定情報に基づいて、前記画面領域に対する警告情報表示回数に対応した出力音声を判定することを特徴とする表示器。
  9. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示器であって、
    前記画面領域の属性情報は、当該画面領域が操作された操作時間を含み、
    前記表示画面の画面領域に対する操作情報が入力された操作時間を取得するタイマー部を更に備え、
    前記音量判定部は、前記タイマー部より取得した前記画面領域の操作時間、及び前記音量判定情報記憶部に記憶されている音量判定情報に基づいて、前記画面領域の操作時間に対応した出力音声を判定することを特徴とする表示器。
  10. 表示画面を有する表示器、及び当該表示器に対して所定の情報を通知する制御端末とで構成される表示システムであって、
    前記表示器は、
    前記表示画面上の画面領域の属性情報及び出力音量が関連付けられた音量判定情報を記憶する音量判定情報記憶部と、
    当該表示器を制御するための所定の制御情報を前記制御端末から取得する制御情報取得部と、
    前記音量判定情報記憶部に記憶される音量判定情報に応じて、前記画面領域の属性情報に対応する出力音量を判定する音量判定部と、
    前記音量判定部で判定された音量を出力する音量出力部と、を備え、
    前記制御端末は、
    前記表示器を制御するための所定の制御情報を当該表示器に送出する制御情報送出部と、
    を備えることを特徴とする表示システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016031615A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 株式会社Nttファシリティーズ 設備稼働支援システム、設備稼働支援方法及びプログラム

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